松岡一輝の遺書全文…徳島の高校やイケメン説・四国電力送配電社員転落事故と原因も紹介

四国電力送配電社員転落事故で亡くなった松岡一輝さんがパワハラを訴える遺書を残していた事が注目されています。

 

この記事では松岡一輝さんの出身の徳島での高校や大学など経歴、イケメンという声、自殺とされる転落の原因と公開された遺書の全文、現在の状況などについてまとめました。

松岡一輝さんは四国電力総配電社員転落死亡事故で死去の19歳新入社員

 

出典:https://fnn.ismcdn.jp/

 

2026年9月9日、徳島県上勝町の送電鉄塔で点検作業にあたっていた四国電力送配電株式会社の新入社員が転落して死亡する痛ましい事件が起きました。

 

亡くなったのは、入社してわずか半年の松岡一輝さん(当時19歳)。当初は不運な「労働災害(転落事故)」として処理されかけましたが、事態は翌日になって急転直下します。

 

松岡一輝さんのカバンの中から、職場の先輩社員による壮絶なパワーハラスメント(パワハラ)を告発し、自らの死が自殺であることをほのめかす「遺書」が発見されたのです。

 

この記事では、四国電力総配電社員転落事件の概要と、松岡一輝さんの出身の徳島県での高校や大学などの経歴、イケメンという声や、四国電力送配電社員転落事件の原因や自殺の可能性、遺書の全文、現在の状況などについて詳しくまとめていきます。

 

 

松岡一輝さんが亡くなった四国電力総配電社員転落死亡事故の概要

 

出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/

 

事件が起きたのは2026年9月9日の午前11時30分頃のことでした。徳島県勝浦郡上勝町正木の山中にある送電鉄塔(高さ93.4メートル)で、落雷の影響を点検する作業を行っていた四国電力送配電徳島支社の社員、松岡一輝さんが、地上から高さ約40メートルの地点から転落しました。

 

松岡一輝さんはすぐに勝浦町内の病院に搬送されましたが、懸命の救命措置もむなしく死亡が確認されました。

 

高所作業において命綱となるべき安全保護具(フルハーネス等)は、発見された際、体から外れた状態だったといいます。

 

同社によると、過去40年間で鉄塔からの転落事故は起きておらず、現場では当初、不運な事故として処理が進められていました。

 

しかし、死亡した翌日の10日、警察から両親に手渡された松岡一輝さんのカバンの中に直筆のノート(遺書)が残されていたことで、これが過って足を踏み外した転落事故ではなく、自ら命を絶った凄惨な「自殺」であった疑いが極めて強くなりました。

 

 

松岡一輝さんの出身地の徳島県と出身高校と大学について



被害者となった松岡一輝さんは、徳島県名西郡石井町高原の出身です。

 

地元徳島県内の高校を卒業後、2026年4月に四国電力グループの中核企業であり、四国全土の電力インフラを支える四国電力送配電株式会社に入社しています。

 

なお、インターネット上で「松岡一輝 大学」と検索すると、中部大学大学院の工学研究科(雷研究室)で風力発電の雷害対策などを研究している同姓同名の大学院生の情報がヒットします。

 

しかし、これは全くの別人です。亡くなった松岡一輝さんは高校卒業後に新卒で四国電力送配電に入社しており、大学へは進学していません。

 

松岡一輝さんの出身高校については公表されていませんが、Threadsでは以下が出身高校と書いている人がいます。

 

彼の出身、徳島県立科学技術高校は、工業系高校では国立大学工学部進学者が全国一、
そして四国電力に入る生徒はそうした進学生徒と肩を並べるほど優秀だと、聞いたことがある

 

引用:暗澹たる気分だ かわいそうで仕方がない 徳島県の山間部に …

 

松岡一輝さんは入社後、数ヶ月間の研修期間を経て、亡くなる直前の2026年8月に徳島支社の現場に配属されたばかりでした。社会人としての第一歩を踏み出し、これから技術を身につけて電力インフラを支える一人前の技術者へと成長していくはずだった矢先の悲劇でした。

 

 

松岡一輝さんに対する「イケメン」という声や家族に対する優しさ

 

出典:https://i.ytimg.com/



報道において、ご遺族から提供された生前の松岡一輝さんの写真が公開されました。

 

あごに手を当てて微笑む赤シャツ姿の松岡一輝さんは、清潔感があり端正な顔立ちをしており、SNSや動画ニュースのコメント欄などでは「かっこいい青年」、「イケメンで将来有望そうなのに本当にもったいない」とその早すぎる死を惜しむ声が多数寄せられています。

 

また、事件当日の朝の様子も報じられています。母親の美紀さん(当時48歳)によれば、松岡一輝さんは普段と全く変わらない様子で車に乗り込み、「きょうも、きのうと一緒ぐらいの時間に帰るけん」と告げて出勤していったといいます。

 

家族のLINEグループも日常のやり取りのまま止まっており、家族に心配をかけまいと、直前まで普段通りに振る舞っていた優しさがうかがえます。

 

その優しさと生真面目さゆえに、職場で受けた凄絶な苦しみを誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまったのだと推測されます。

 

 

松岡一輝さんの自殺の原因…遺書で明らかになったパワハラ

 

出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/

 

入社から約半年、現場配属からわずか1ヶ月あまり。松岡一輝さんを絶望の淵に追いやり、高さ40メートルの鉄塔から飛び降りる決意をさせてしまった直接的な原因は、職場の先輩社員から受けた悪質なパワーハラスメントでした。

 

遺族に開示された遺書やその後の報道により、以下のような常軌を逸した暴言や強要が日常的に行われていたことがわかっています。

 

 

激しい人格否定と暴言



配属されて間もない右も左も分からない新入社員に対し、先輩社員らは「仕事できん」「頭悪い」「死んどけ」といった暴言を浴びせていました。

 

これらは指導や教育の範疇を大きく逸脱しており、厚生労働省が定めるハラスメントの類型である「精神的な攻撃」に明確に該当する悪質なものです。「死んどけ」という言葉は、19歳の若者の心を深くえぐり、命を奪う凶器となりました。

 

 

アレルギー食品の強要と身体的苦痛



さらに信じがたいことに、会社の飲み会や食事の場で、松岡一輝さんが未成年(19歳)でお酒が飲めないことの代わりに、本人がアレルギーを持っている食べ物を強制的に食べさせられるという嫌がらせも行われていました。

 

  1. アレルギー食品の摂取は、最悪の場合アナフィラキシーショックを引き起こし命に関わる危険な行為です。これは単なるパワハラにとどまらず、傷害罪や暴行罪にも問われかねない重大な人権侵害であり、「個の侵害・身体的攻撃」にあたります。

 

 

松岡一輝さんの「遺書」の全文公開と報道が読み解く最期の声

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

松岡一輝さんは「遺書」を残していました。

 

遺書は仕事用のカバンの中に入っていたノートに直筆で綴られていました。これまでメディアで公開・報じられている遺書の文面から、当時の彼の切実な思いと心理状態を読み解いていきます。

 

 

松岡一輝さんの遺書① 会社の隠蔽を見抜いていた冒頭文

 

「会社からは鉄塔からの墜落って言われてるかな。本当は自分から落ちていった自殺の可能性もあるのにね。もし、俺が自殺なら、その原因があるってことだね。実は誰にも話してなかったんだけどけっこうひどいことされてたんだよね」

 

松岡一輝さんは、自分が現場で死んだ場合、会社が「業務上の不慮の事故」として都合よく片付けようとするであろうことを見事に予見していました。

 

この一文には、自らの死が闇に葬られることへの強い危機感と、事実を必ず明らかにしてほしいという執念が込められています。また、会社の事実を隠蔽しようとする対応を見事に予見して先回りしている点からは松岡一輝さんが非常に聡明な方であった事もわかります。

 

 

松岡一輝さんの遺書② パワハラの実態告発

 

「『仕事できん』『頭悪い』『死んどけ』とか言われてた」

「飲み会の時も酒が飲めないかわりに食えって言われて。アレルギーなのにほぼ強制的に食わされたときは吐きそうで心身ともに死にそうだった」

 

具体的な暴言の数々と、肉体的・精神的な限界に達していた状況が赤裸々に綴られています。本来なら仲間として守ってくれるはずの職場の先輩が、彼にとっては「心身を殺す」存在となっていたことがはっきりとわかります。

 

 

松岡一輝さんの遺書③ 遺族への想いと願い

 

「会社からしたら、大事にはしたくなかっただろうと思うけど、俺みたいな人を増やさない為にがんばって欲しい」

 

そして、松岡一輝さんは、「俺みたいな人を増やさないために、頑張ってほしい」など、後に続く後輩たちのために環境を変えてほしいと願う言葉も残していました。

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命を懸けたこの告発には、自身の尊厳を守るだけでなく、社会全体に対する警告の意味が込められていました。

 

「改めて二人の子供に生まれて良かった。俺を生んでくれてありがとう。育ててくれてありがとう。弱かった俺を許してください。ごめんね。」



また、松岡一輝さんは遺書の最後に、両親に対して感謝と謝罪の言葉を残していました。

 

この誠実な文面で綴られた遺書からは松岡一輝さんの優しく志を持った素晴らしい人間性が痛いほど伝わってきます。

 

そういった素晴らしい人間性を一部の先輩社員が妬み生意気な新人だと目をつけて攻撃したのだとするなら極めて強い憤りを感じます。

 

 

松岡一輝さんのご遺族の悲痛な叫びと四国電力送配電側の不誠実な初期対応

 

出典:https://news.ntv.co.jp/

 

遺族の調査要求



遺書の存在を知り、息子が職場でいじめ抜かれていた事実を知らされたご遺族(父・徹さん、母・美紀さん)の悲しみと怒りは計り知れません。両親は2026年9月12日、四国電力送配電に対し、パワハラの有無や転落原因の調査、そして第三者委員会の設置を求める要求書を提出し、9月18日を回答期限として定めました。

 

 

「紙1枚」の回答書に対する落胆



回答期限となった9月18日の午前10時頃、四国電力送配電徳島支社の白井正樹支社長ら幹部が遺族宅を訪問し、中間報告書として回答書を手渡しました。



しかし、その回答書はわずか「紙1枚」の簡単なものでした。そこには「社内調査は進捗中である」「今後、第三者委員会を設置する」といった表面的な方針が事務的に記載されているだけで、誰がどのようなパワハラを行っていたのかという具体的な事実関係については一切明記されていませんでした。

 

この不誠実とも取れる対応に対し、遺族はカメラの前で強い怒りと落胆をあらわにしました。



父親の徹さんは「何も分からないな」、「1週間待ってこの答えは納得いかない」と憤りを隠せませんでした。

 

母親の美紀さんも「これだけ日もあったのに、それがこんな1枚。時間があったのにこれだけっていうのは、納得はいかないですね」、「聞きたいんですよ本当に。どうしてうちの子にそれをした、どうしてそういう暴言を浴びせた。内容を1日でも早く知りたい」と涙ながらに訴えかけました。

 

遺族が切実に求めているのは、形式的な手続きや表面上の謝罪ではなく、「真実の解明」そのものでした。

 

 

会社側の記者会見



同日(9月18日)の午後、四国電力送配電は本社で記者会見を開きました。青井久治常務執行役員や稲田孝一郎総務部長らが登壇し、「事実解明と原因究明に全力で取り組む」と表明しました。



会社側の説明によると、9月16日から落下時に一緒にいた社員らを含む16名への聞き取り調査(社内調査)を開始しているとのことでした。

 

また、日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインに準拠した専門家による「第三者委員会」の設置を正式に発表しました。



しかし、「遺族が一輝さんの転落時に現場にいた社員3人との面会を希望していること」については、現時点では実施できるか答えられないとし、社内調査の結果についても「第三者委員会の調査に影響を与える恐れがあるため、終わるまでは公表を控える」として口を閉ざしました。

 

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松岡一輝さんの転落死に対する四国電力送配電の現在の動き

 

出典:https://news.ntv.co.jp/

 

会社側が「調査中」を理由に具体的な説明を避ける姿勢を崩さない中、遺族側はさらなる行動を起こしました。現在確認できる最新の動向として、2026年9月24日、両親は松岡一輝さんが勤務していた四国電力送配電の徳島支社を直接訪問しました。

 

この日、父親の徹さんは、亡き息子・一輝さんの形見の服を身にまとって支社を訪れました。

 

両親は「会社は調査中を理由に説明を避けている」として、松岡一輝さんの当時の勤務状況など「現時点で確認できる事実関係を速やかに開示すること」や、「第三者委員会による調査の進捗を月1回報告すること」などを求める新たな要望書(要求書)を幹部職員に提出しました。

 

母親の美紀さんは提出後の取材に対し、「もう少しやっぱり事実が知りたかったかな。もっとわかることがあるんじゃないかなって、それは本当に思いました」と、情報開示に後ろ向きな会社の姿勢への強い疑問を呈しています。

 

父親の徹さんも「パワハラがあったのか、アレルギーで無理やり食べさせられたのかどうか、それを知りたい」と、根本的な事実確認を痛切に訴えました。

 

この要望書の提出を受け、四国電力送配電は「本日、ご遺族からいただいたご要望事項等もふまえ、引き続きご遺族に対して誠実に対応するとともに、今後の社内調査と第三者委員会による調査を通じて事実解明と原因究明に全力で取り組みます」とのコメントを発表しています。

 

しかし、世間からはインフラを担う大企業特有の「事なかれ主義」や「隠蔽体質」に対する厳しい批判の目が向けられ続けています。

 

 

まとめ

 

今回は、四国電力送配電社員転落死事件で亡くなった松岡一輝さんと事件についてまとめてみました。

 

19歳という希望にあふれた若者が、社会人としての第一歩を踏み出した会社で理不尽な暴言や嫌がらせを受け、自ら高所の鉄塔から命を絶たなければならなかった本事件。

 

松岡一輝さんの遺書に残された「俺みたいな人を増やさないために」という言葉は、四国電力送配電という一企業の問題にとどまらず、いまだに前時代的なハラスメントや「新人いびり」が根絶されていない日本社会全体に対する、重く痛切な警告です。

 

特に、高所作業など一つ間違えれば命に関わる危険な現場において、「怖い」、「分からない」と素直に声を上げられない心理的安全性の欠如した職場環境は、安全管理の根幹を揺るがす重大な欠陥です。

 

アレルギー食品の強要など、相手の命を軽視するような行為が組織内で黙認されていたとすれば、その企業風土そのものが抜本的な改革を迫られるべき事態と言えます。

 

現在、第三者委員会の設置が進められ、数ヶ月にわたる調査が行われる見込みです。遺族が心から望んでいるのは、責任逃れや保身に走らない「真実の徹底解明」と、嘘偽りのない事実関係の開示、そして二度と同じような悲劇を繰り返さないための確実な再発防止策です。



今後、委員会がどれだけ踏み込んでパワハラの実態を認定し、加害者への厳正な処分や企業体質の改善につなげられるか。私たち社会全体が事件の風化を防ぎ、厳しくその推移を見守り続ける必要があります。

 

松岡一輝さんのご冥福を心よりお祈りするとともに、彼の命を懸けた最期の願いが果たされ、悪質な職場ハラスメントがこの世から無くなることが強く望まれます。

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