あおり運転の危険性を世間に知らしめたのが2019年の常磐道あおり運転事件であり、その犯人が宮崎文夫です。
宮崎文夫の親・家族と生い立ちや学歴や経歴、結婚の有無やガラケー女こと喜本奈津子の関係、常磐道あおり運転事件の概要とトラック煽りなどの余罪や裁判の判決と現在をまとめました。
この記事の目次
宮崎文夫は常磐道あおり運転事件の犯人
宮崎文夫
出身:大阪府大阪市生野区
年齢:43歳(事件当時)
職業:会社経営(事件当時)
宮崎文夫は2019年7月に茨城県守谷市で常磐道あおり運転事件を起こして逮捕された男性です。
宮崎文夫は常磐道の守谷サービスエリア付近であおり運転をして、後方の車を停止させ、運転手を殴りつけて暴行を加えました。
その後、宮崎文夫はその場を離れて逃走しましたが、被害者のドライブレコーダーの映像がテレビのニュースで取り上げられ、宮崎文夫と同乗者の喜本奈津子は大炎上し、警察は指名手配しました。
そして、2019年8月18日に大阪市内で逮捕されています。
宮崎文夫の親・家族

宮崎文夫は4人家族です。
・父親(教員・婿養子)
・母親
・根
・宮崎文夫
母方の祖父は税理士をしていて、7階建てのマンションを建てるなどの経済的に大成功を収め、地元では資産家として知られる存在でした。
宮崎文夫の母親は一人娘で、教員だった父親が婿養子に入る形で結婚しています。
また、姉が1人いることが分かっています。
宮崎文夫の生い立ち

宮崎文夫は母方の祖父が資産家だったこともあり、経済的には何不自由なく育ちました。
子供の頃は地元の公立小学校に通いヤンチャなイメージでしたが、中学生になると、猛烈に勉強するようになりました。
「文夫は地元の公立小学校に通っていました。小学校のときは短気でヤンチャなイメージでしたが、中学に入ったら、突然、猛烈に勉強する子に変わったんです」(実家の近隣住民)
中学生の頃は優等生だったとのことですが、短気だったという部分は大人になっても残っていて、その短気の気性が常磐道あおり運転事件につながったのかもしれません。
宮崎文夫の学歴

宮崎文夫は中学生になると猛勉強をするようになり、高校・大学共に偏差値が高い学校に進学しました。
・高校:大阪府立天王寺高校卒業
・大学:関西学院大学総合政策学部卒業
天王寺高校の偏差値は75で、大阪府内でもトップクラスの名門高校です。関西学院大学総合政策学部は偏差値62前後です。
宮崎文夫は勉強が得意なタイプだったと言えるでしょう。
宮崎文夫の経歴:キーエンス&会社経営

大学卒業後はキーエンスに入社
宮崎文夫は関西学院大学総合政策学部を卒業した後、キーエンスに就職しました。キーエンスは大手センサ企業であり、平均年収日本一として有名な企業です。
ただ、あまり「できる社員」ではなかったようです。
当時、先輩だった男性によると、「仕事もロクにできないくせに口だけは一丁前だった」という。)
入社してすぐに「ガングロ眉細」で出社するようになり、「起業して世界をとりたい」と言いつつも、研修成績は同期40人中ダントツのビリだったとのこと。
職場では浮いた存在になり、研修後は名古屋支社に配属になり、営業職として働くことになりました。しかし、顕微鏡を1台も売ることができず、入社から1年もたたないうちに退職してしまいます。
キーエンス後は職を転々
キーエンスを退職後の宮崎文夫は、職を転々とします。
インテリア商社や会計事務所、学習塾などで働いていました。祖父のコネを使って就職していたこともありました。学習塾では英語の講師をしていたようです。
この職を転々としていた頃に、トラブルを起こしていたという情報があります。
年上の女性社員をストーカーして、上司から注意されると逆切れして、「自分は被害者だから、警察署に行く」と言い、上司は警察署から事情聴取を受けました。結局、宮崎文夫は半年もたたずに退職したとのことです。
自分で会社を経営
職を転々としていた宮崎文夫は「宮崎プロパティマネジメント株式会社」と「株式会社オマス」という会社を設立して、代表取締役に就任します。
宮崎プロパティマネジメント株式会社祖父からマンションを相続し、その不動産管理や賃貸業を行っていたようです。株式会社オマスはそのグループ会社という位置づけで、主にコンサルティング業を行っていました。
宮崎文夫は結婚・離婚歴あり
宮崎文夫は2019年に常磐道あおり運転事件を起こした時には、結婚していませんでした。
しかし、一部報道によると、宮崎文夫には結婚・離婚歴があったようです。
しかも、離婚理由がちょっとヤバいもののようなんです。
週刊文春の報道によると、宮崎文夫は妻にDVをして、妻を失明させたとのこと。
結婚歴もあったが妻に暴力を振るい失明させ離婚した、約10年前に女の子を監禁して逮捕された、と同誌は報じている。
「妻に暴力を振るい失明させて離婚した」というのは、穏やかな話ではありません…。
宮崎文夫は以前から粗暴で、怒りに任せて暴力を振るタイプだったのでしょう。
普通に考えれば、「DV被害で失明」となると、逮捕されそうなものですが、家庭内の問題として処理されたのか、慰謝料を多めに払って示談に持ち込んだ可能性が高いと思います。
宮崎文夫とガラケー女・喜本奈津子の関係

宮崎文夫が常磐道あおり運転事件を起こした時、車には女性が同乗していました。その女性が喜本奈津子です。ネット上では、「ガラケー女」と呼ばれています。
宮崎文夫が常磐道であおり運転事件で車から出て、後方の車に難癖をつけた時、喜本奈津子はガラケーを片手に動画を撮っていました。
粗暴な宮崎文夫と行動を共にしていただけでも炎上しそうなのに、2019年のスマホ全盛時代にガラケーで動画を撮っていたので、ネット上で喜本奈津子を面白がって「ガラケー女」と呼ぶようになったんですね。
宮崎文夫と喜本奈津子の関係
宮崎文夫と喜本奈津子は事件当時、交際していました。事件当時、宮崎文夫は43歳、喜本奈津子は51歳なので、8歳年上になります。
宮崎文夫と喜本奈津子は2019年2月に出会い系アプリで知り合い、交際に発展しました。「喜本は神奈川県出身。この2月に出会い系アプリで宮崎と知り合い、交際に発展。以後、行動を共にしています。
喜本奈津子は神奈川県川崎市に住んでいましたが、宮崎と交際するようになってからは宮崎文夫が所有するマンションの一室で暮らし、さらに宮崎の会社の不動産業を手伝っていました。夫婦のような状態だったのでしょうか?
2月にマッチングアプリで知り合って、7月には大阪で宮崎のマンションに住み仕事も手伝っていたなんて、喜本奈津子は恋愛に溺れやすいタイプだったのかもしれません。
喜本奈津子は逮捕後に罰金で釈放
喜本奈津子は2019年8月18日に、大阪で宮崎文夫と共に逮捕されました。喜本奈津子の容疑は「犯人隠避」です。喜本奈津子自身はあおり運転をしたり、暴力を振るったりしたわけではありません。
でも、あおり運転&暴力の宮崎文夫を自宅に匿いました。
捜査関係者によると大阪市の宮崎容疑者と同じマンションに別の部屋を持っており、そこで宮崎容疑者を匿っていた疑いがあるといい、容疑を認めているという。
ただ、「犯人隠避」はそれほど重い罪ではないので、罰金30万円の略式命令を受けて釈放されました。
宮崎文夫は逮捕歴あり

宮崎文夫は過去に逮捕歴がありました。週刊文春の記事によると、常磐道あおり運転事件の約10年前、宮崎文夫は女性を監禁したとして逮捕されたことがあったようです。
宮崎容疑者は約10年前にも事件を起こしていた。
「朝方に警察官が何人も家の前に着て、私たちの目の前で『○時○分逮捕』と宣告され、連行されていきました。『女性を監禁した』と後で警察官から聞きました。
連行されるとき、宮崎はワーワーとずっと騒いでいて、なかなか警察車両に乗ろうとせず、さらに応援で警察官が何人かやってきて、なんとか後部座席に乗せるような有り様だった。
引用:あなたは、夫の暴力・DVを容認し、暴力のある家庭環境で暮らす子どもの心を守ることを忘れていませんか?:<文春オンライン>“あおり運転殴打”宮崎容疑者(43)過去にも逮捕歴 女性を監禁か
女性を監禁するなんてヤバすぎです…。
しかも、警察に逮捕される時には騒いでパトカーに乗ろうとしないなんて。
逮捕時にワーワー騒ぐなんて、2019年にあおり運転で逮捕された時と同じですね。2019年に逮捕された時も捜査員に囲まれると暴れて騒いで抵抗しました。
捜査員に車に押さえつけられながらも、大声を張り上げ「暴れてない」「自分で出頭する」などと抵抗。捜査員が連れて行こうとしていた東住吉署は「嫌だ」などと主張し、別の生野署に出頭したいと叫んだ。
この逮捕時に騒いで暴れるのは以前からのことだったんですね。また、警察沙汰になったのは女性を監禁した時だけでなく、警察沙汰を繰り返していたとのこと。
何度も何度も警察沙汰を起こすなんて、宮崎文夫はトラブルを起こして警察沙汰になっても、全く反省していないのでしょう。
宮崎文夫は精神疾患があった?

大阪トップクラスの進学校である天王寺高校に進学し、関西学院大学を卒業。さらに、日本一年収が高い有名企業キーエンスに入社した「エリート」の宮崎文夫と、妻にDVを振るい過去には女性を監禁し、常磐道あおり運転事件を起こした「粗暴」な宮崎文夫。
なんだか、イメージが一致いません。大きく乖離しています。
なぜ、こんな2面性を持っているのか?それは宮崎文夫は精神疾患があったことが理由かもしれません。裁判では、宮崎文夫に精神疾患による通院歴があったことが明らかになっています。
この日行われた冒頭陳述や被告人質問では、宮崎被告が精神的な病で10年以上の通院歴があったことに加え、交通違反など複数の前科があったことが明らかになった。
10年以上の通院歴となると、子供の頃や学生時代ではなく、社会人になってから発症したのかもしれません。
また、週刊新潮の記事によると、宮崎文夫は幻聴・幻覚・妄想の症状があった可能性があります。
2018年3月に以前ビジネスをした社長のところに、久しぶりに宮崎文夫から連絡がありました。その時間は深夜午前1時半。しかも、電話はすぐに切られてしまったとのこと。もう一度電話がかかって来てもすぐに切れてしまい、社長がかけ直すと、明らかに様子が変でした。
「“いま(大阪市内の)桜川のロイヤルホストにいます。身の危険を感じているので迎えに来て欲しい”とか“管理会社の営業から狙われているんです。脅されてます”などと支離滅裂なことを言う。咳が止まらず、明らかに様子が変でした」
深夜のファミレスにいて、「身の危険を感じる」「脅されている」と感じるのはあり得ないことではないですが、そういう場合、普通は警察に助けを求めるはずです。それなのに、何年も連絡を取っていなかった仕事相手の社長に電話をして助けを求めるというのは、本当に支離滅裂です。
何らかの精神疾患の症状が出ていて、このような行動をとった可能性があります。もちろん、精神疾患があるからと言って、あおり運転や暴力が許容されるわけではありませんが、ちょっとしたことで怒りが抑えられなくなるのは精神疾患が関係していたのかもしれません。
宮崎文夫が起こした常磐道あおり運転事件の詳細
常磐道あおり運転事件は、2019年8月10日に茨城県守谷市を通る常磐自動車道で発生しました。
宮崎文夫はあおり運転をして、さらに被害者を殴りつけて、暴行を加えました。
この宮崎文夫のあおり運転は、被害者のドライブレコーダーに記録されていて、一部始終がテレビで放映されました。このことで、宮崎文夫の悪行が大炎上しました。
以前から悪質なあおり運転の厳罰化が求められる声が高まっていました。
そして、この常磐道あおり運転事件が発生して世論を後押しする形となり、2020年に「道路交通法の一部を改正する法律案」が国会に提出されて参議院・衆議院共に全会一致で可決されました。
それから、2020年6月30日から改正道路交通法が施行されることになったのです。
法改正の要因にもなった常磐道あおり運転事件はどのような事件だったのかを詳しく見ていきましょう。
代車を乗り回す

出典:youtu.be
常磐道あおり運転事件の時、宮崎文夫はSUVのBMW・X5に乗っていましたが、実はこのBMW・X5は宮崎文夫の車ではありません。
事件前の7月21日、宮崎文夫は自分の車の整備をBMWディーラーに依頼しました。そして、その時に「整備代金が高いなら、買い替えも検討している」と伝え、試乗車のSUV(BMW・X5)を借りたのです。試乗車使用は3日間という契約でした。つまり、7月24日には返却しなければいけなかったんですね。
でも、宮崎文夫はその約束を守ることはなく、試乗車を乗り回した挙句、8月10日に常磐道あおり運転事件を起こしました。しかも、事件を起こすまでに約2000キロも走っていたのです。
販売店によると、試乗車使用は3日間の約束だったが、最終的に返却された8月11日までの約20日間で、走行距離は約2000キロに及んでいたという。
もうこの時点で、宮崎文夫は相当ヤバい人物であることがわかると思います。
あおり運転で暴行を加える

出典:youtu.be
試乗車のBMWのSUVを乗り回していた宮崎文夫はガラケー女こと喜本奈津子を乗せて、常磐自動車道の上り車線を走行していました。
守谷サービスエリアから数キロ手前の地点で追い越し車線を走っていた被害者の車を宮崎文夫は後ろから煽るように突っ込んできました。被害者は左の走行車線によけようとしますが、ちょうど隣には違う車がいたため、すぐに避けることができませんでした。
すると、ここから宮崎文夫の走行妨害が始まります。高速道路上で蛇行・割り込み・急ブレーキなどのロード・レイジを繰り返し行い、被害者の車両走行を妨害しました。
そして、守谷サービスエリアの入口で被害者の車を停車させると、助手席からはガラケーを構えた喜本奈津子が降りてきて、その後に運転席から宮崎文夫が降りてきて、被害者の車に近づき、運転席横までやってます。
宮崎は「お前は俺の邪魔をした。だからぶっ殺してやるから出てこい。今すぐ」と脅すように言い、窓から車内に手を入れて被害者の携帯電話を奪おうとします。
被害者が抵抗してもみ合いになり、被害者は車のブレーキから足を離してしまい、ゆっくりと前進し、前に停車していた宮崎文夫の車(実際は試乗車)にぶつかりました。
すると、宮崎文夫はさらに激昂し、被害者に殴りかかります。被害者は計5発殴られ、唇を切るなどケガを負いました。その後すぐ、被害者は車の窓を閉めたため、宮崎文夫と喜本奈津子は自分たちの車に戻り、走り去ったのです。
大阪市内で逮捕

出典:mainichi.jp
この宮崎文夫と喜本奈津子のあおり運転と暴行の様子は、被害者のドライブレコーダーにすべて録画されていました。
その動画はテレビでも報じられるようになり、あまりの悪質さに大炎上しました。
そして、茨城県警は宮崎文夫を指名手配し、2019年8月18日に大阪市内の自宅マンション前で茨城県警の警察官に逮捕されています。
この時、宮崎文夫は帽子をかぶってマスクとサングラスをしていましたが、張り込んでいた警察官に取り押さえられると、大声を張り上げて抵抗しました。
捜査員に車に押さえつけられながらも、大声を張り上げ「暴れてない」「自分で出頭する」などと抵抗。捜査員が連れて行こうとしていた東住吉署は「嫌だ」などと主張し、別の生野署に出頭したいと叫んだ。
同時に喜本奈津子も逮捕され、逮捕現場は騒然となりました。
宮崎文夫はトラック煽り運転の余罪あり

逮捕された宮崎文夫には余罪があることが判明しました。
<2019年1月>
大阪府内であおり運転を行った。
<2019年6月8日>
静岡県浜松市の新東名高速道路でトラックに対して割り込み、急減速を行い、この後にトラックと宮崎文夫が運転する車の間で追突事故が発生した。
<2019年7月>
愛知県岡崎市の新東名高速道路下り車線で、トラックの前方に割り込んで煽り運転を行った。
この余罪によって、宮崎文夫はあおり運転の常習犯だったことがわかります。ちなみに、2019年7月のあおり運転は、試乗車で行っていました。そのため、7月25日の段階で試乗車を貸し出していたディーラーには愛知県警から「SUVが交通違反をしている」と連絡があったそうです。
タクシー運転手を拘束で逮捕
宮崎文夫は2018年3月にタクシー運転手を拘束して、監禁容疑で逮捕されたことがあります。客として乗ったタクシーで12時間も運転手を監禁したとのこと。
同年3月末には宮崎は『降りたら死ぬぞ(自分が殺される)』と言って、12時間もタクシー運転手を車内に監禁して逮捕されました。
この時は起訴されずに起訴猶予処分になりました。
宮崎文夫の判決

出典:sankei.com
宮崎文夫は常磐道あおり運転事件で逮捕された後、余罪が出てきたため、再逮捕→起訴→再逮捕→起訴を繰り返していたため、なかなか裁判が始まりませんでした。
裁判が始まったのは、事件から約1年後の2020年7月28日です。
裁判では反省した様子を見せていました。
丸刈りにダークスーツ、白いマスクを着用して出廷した宮崎被告は「二度と繰り返さない」「本当に申し訳ない」などと声を震わせた。
判決は10月2日に水戸地裁で行われました。検察は懲役3年8ヶ月の実刑を求刑していましたが、判決は懲役2年6月・保護観察付き執行猶予4年でした。
つまり、宮崎文夫は刑務所に入ることはなかったのです。
宮崎文夫の現在

出典:mainichi.jp
宮崎文夫は現在、執行猶予は明けています。つまり、罪の償いは終わっている状態です。
ちなみに、現在は祖父から相続した7階建てのマンションは差し押さえされて、競売に欠けられて無一文の状態になっているようです。
事件後、宮崎容疑者が大阪市内に所有していた7階建ての自宅マンションは、税務署やカード会社など債権者に差し押さえられており、最終的に競売にかけられたという。
現在はどのように生活しているのは不明ですが、「保護観察付きの執行猶予」になったということは、家族の誰かが面倒を見ている可能性は高いです。
宮崎文夫のまとめ
常磐道あおり運転事件で逮捕された宮崎文夫の親・家族と生い立ちや学歴と経歴、結婚歴、ガラケー女こと喜本奈津子との関係、事件の概要、トラック煽りなどの余罪や裁判の判決と現在をまとめました。
宮崎文夫の現在は不明ですが、ネット上ではあおり運転の事件の度に今でも話題になることがあります。



















