2010年に起こった大阪2児餓死事件の下村早苗は虐待を受けて育ち、性被害にも遭っていました。下村早苗の生い立ちや性被害、経歴・経緯と父親や元夫からの拒絶、子供の死因や胃の中、懲役30年の判決や現在の手記、マンションの大島てるへの掲載や幽霊の噂をまとめました。
この記事の目次
下村早苗は大阪2児餓死事件の犯人
下村早苗は2010年に起こった大阪2児餓死事件で逮捕された犯人であり、被害者となった子供の母親です。事件当時は23歳で、風俗店（ファッションヘルス）に勤務していました。
下村早苗は3歳の桜子ちゃんと1歳の楓君をシングルマザーとして育てていましたが、育児放棄をして2人の子供を餓死させました。
大阪2児餓死事件とは
当時23歳の下村早苗は夫と離婚後に3歳と1歳の子供を引き取って、シングルマザーとして育てることになり、2010年1月から大阪市内のファッションヘルス（風俗店）で働くことになりました。
しかし、3月ごろから下村早苗は交際相手と過ごすなど自宅に帰らないようになり、自宅には子供2人とわずかな食料だけを置いて長期間外泊するようになります。
2010年6月9日に下村早苗は自宅に帰宅すると、2食分の蒸しパンとおにぎり、手巻き寿司、ジュースを開封しておき、2人の子供を室内に残した状態で部屋のドアには粘着テープを貼って、玄関のカギを閉めて外出しました。
下村早苗はそのまま帰宅することはありませんでしたが、室内から異臭がすると近隣住民から苦情が入り、仕方なく7月29日に帰宅すると、子供2人は変わり果てた姿で死亡しているのを発見します。
しかし、下村早苗は上司に次のような内容のメールをしますが、警察に通報することはなく、交際相手の男性と神戸に行ってホテルに宿泊します。
子どもたちほったらかしで地元に帰ったんだ。それから怖くなって帰ってなかったの。今日一か月ぶりに帰ったら、当然の結果だった
上司がマンションに行くと異臭がしたため、警察に通報し、事件が発覚しました。
下村早苗は7月30日に死体遺棄容疑で逮捕されています。
下村早苗の生い立ちが悲惨…ネグレクトだった
出典：detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
実の母親からネグレクトを受ける
下村早苗は三重県四日市市で生まれましたが、5～6歳の頃に母親が浮気をしたことが原因で両親が別居することになります。下村早苗は妹らと共に母親に引き取られましたが、そこでネグレクトを受けて育ちました。
母親は夜間や週末は下村早苗と妹たちを置いて外出していて、満足に食事ができず、お風呂にも入れてもらえなかったそうです。
明るかった早苗は、たった半年で別人のようになった。風呂に入れてもらえず頭は脂ぎっており、服も着替えていなかった。母から500円を渡されて「これで何か食べとき」と妹の世話を任されるなど、長女の早苗は特にストレスがかかっていた。
引用：〈大阪2児餓死事件〉23歳シングルマザー“解離性障害の疑い”は事件の闇に葬られた「死んだ魚のような目になったんです」 | 文春オンライン
下村早苗から連絡を受けて父親が駆けつけると、室内は犬の排せつ物の臭いが充満していて、汚れた服を着ていて、頭は脂ぎっていたとのこと。
まるで、下村早苗が自分の子供たちにした虐待とほぼ同じような虐待を幼少期に受けていたんですね。
継母からも差別を受ける
下村早苗は実の母親からネグレクトを受けて育ちましたが、父親に引き取られたことで、生活環境は改善しました。
しかし、父親は彼女が小学3年生の時に再婚します。この継母も再婚で連れ子がいたのですが、継母は自分の子供と下村早苗たちを差別しました。
自分の子には高級品を買うのに、下村早苗たちには安物。外出は自分の子だけを連れて行く。そのような継母だったので、下村早苗は自分の妹たちの世話をしなければいけませんでした。
父親はこの継母と3年程度で離婚しますが、下村早苗は悲惨な生い立ちを送ったことは間違いないでしょう。
下村早苗は性被害に遭った
父親が継母と離婚した後に、下村早苗は中学生になりますが、中学生になった下村早苗は非行に走るようになります。
小学生の頃は成績もまずまずで運動もできる優等生でしたが、中学生になると、暴走族と遊ぶようになり、毎週のように家出・外泊を繰り返しました。
家出をするためのお金を稼ぐために、中学生の頃から援助交際をしていましたし、14歳の頃には友人の男性たちから集団でレイプされる性被害を受けました。
実は早苗は中学2年生の時、集団レイプに遭っていた。山中で男たちから殴る蹴るの暴行を受けたうえ、代わる代わる性暴力を受けたという。
引用：(2ページ目)〈大阪2児餓死事件〉23歳シングルマザー“解離性障害の疑い”は事件の闇に葬られた「死んだ魚のような目になったんです」 | 文春オンライン
この集団レイプを受けた後、下村早苗は中学校の担任の先生に相談して、妊娠をしていないかを確認しましたが、父親はこの性被害を受けたことを知りませんでした。
――早苗さんが強姦されたことを知っていましたか。
「当時は、知りませんでした」
思春期の女の子が性被害を受けたら、父親には伝えにくいという気持ちはよくわかりますが、学校・警察からも父親には伝えられなかったのでしょうか。
下村早苗は解離性障害の噂あり
中学校時代に集団レイプという性被害を受けた下村早苗は、中学卒業後は東京の高等専修学校に進学しました。家出を繰り返す下村早苗を心配した父親が、東京にいる知人教諭を頼ったことで、東京に行くことが決まったようです。
ただ、この頃には下村早苗は解離性障害の疑いが出てました。
解離性障害とは現実感が消失して、記憶や意識、自己が分断するような精神疾患です。
ストレスや心的外傷を原因として、記憶が飛んだり、急にいなくなったりしてしまい、日常生活に支障をきたすような状態を解離性障害といいます。
家出をする時には、まるで違った人格になったと感じることがあったようです。父親は「違う人格になるように」とインタビューで答えていました。
しまいに『あなたが考えていることは分からん。嫌なことがあるなら言うてみい』と問いただしましたが、嫌なことはないと話していた直後に、突然違う人格になるようにまた家出するんです
引用：(2ページ目)〈大阪2児餓死事件〉23歳シングルマザー“解離性障害の疑い”は事件の闇に葬られた「死んだ魚のような目になったんです」 | 文春オンライン
東京の専修学校時代の恩師によると、下村早苗は「解離性障害の疑いがある」と指摘されたことがありましたが、専門的な治療を受けるまでには至りませんでした。
下村早苗さんに無期懲役の求刑。現実逃避的な性格で、本人の意志によって行った行為なのか、解離性スペクトラムのなかで、きわめて解離性障害に近い状態で認知できていなかったのか。環境が悪くなれば、状態は悪化する。
— 杉山春 (@sigraprimavera) March 12, 2012
幼少期からのネグレクトや生活環境にストレスを感じて、さらに集団レイプの性被害を受けたことで解離性障害が出てしまった可能性が高いでしょう。
下村早苗の家族：父親は有名熱血指導者だが…
下村早苗の家族は両親と妹2人の5人です。
・父親
・母親
・下村早苗
・妹2人
母親は前述のように、浮気をして父親と離婚し、下村早苗と妹2人をネグレクトした女性です。
父親は四日市農芸高校で教員をしていて、ラグビー部の監督をしていました。この父親はラグビー部を熱血指導で四日市農芸高校を花園出場の常連にした熱血教師でした。母親は父親の教え子で、ラグビー部のマネージャーだったそうです。
……3人の娘を抱えるバツ2でシングルファーザーの高校教師が、19年前に不良の巣だったラグビー部を熱血指導で更生させた。全国高校ラグビーの花園出場常連校となり、子育ても頑張った。
シングルファザーでラグビー部を熱血指導している教師というと、「素敵な父親」と思うかもしれませんが、下村早苗にとってはそうではなかったようです。
父親は下村早苗が中学生になった頃には、仕事に注力していました。父親は「部活動の遠征で家を空け、エネルギーの95％を仕事に費やしていた」と話しています。
また、下村早苗の中学校から「もっと早苗さんの話を聞いてほしい」と言われても、中学校のせいにして、きちんと下村早苗と向き合わなかったようです。
いうことをきかんかったら、しっかり指導して、きかすんが教員でしょう。同業者として、あり得ないと思ったので、親として話を聞くところまでいきませんでした
父親は熱血教師としてテレビで取り上げられたこともあるそうですが、父親としては失格だったのかもしれません。
下村早苗は母親にネグレクトされ、妹2人の世話をすることになり、継母からはつらく当たられ、父親は自分のことをきちんと見てくれないし、仕事とラグビー部のことばかり。
下村早苗の犯行を肯定するつもりはありませんが、下村早苗にとって、生まれてから中学卒業までは地獄のような日々だったのでしょう。
こんな父親だから、性被害を受けても父親には知らせることも、助けを求めることもできなかったのでしょう。そして、下村早苗から相談を受けた担任も、その状況を知っていたから、下村早苗の意向を組んで、あえて父親に知らせなかったのかもしれません。
下村早苗の結婚・離婚
出典：readyfor.jp
中学卒業後は東京の高等専修学校に進学した下村早苗は、卒業後に地元の三重県四日市市に戻って、就職しました。そして、就職先の飲食店で知り合った男子大学生とできちゃった婚をします。
2人が結婚したのは2006年12月のこと。そして、2007年5月に長女の桜子ちゃんを出産し、2008年10月には長男の楓君が生まれました。
当初、結婚生活はうまくいっていて、下村早苗は家事育児を頑張っていて、布おむつにこだわっていたそうです。
結婚していた時の早苗さんの家事、育児については「頑張ってよくやっていた」と言う。母乳と布おむつでの子育てだ。布おむつは強い思い入れがなければ使えない。
しかし、生活費が足りなくなり、夫に隠れて消費者金融で借金したりするようになります。そして、2009年5月に離婚しました。
離婚原因は元夫が下村早苗絵の妊娠中に浮気をしたからという噂もありますが、基本的には下村早苗の借金と浮気のようです。
2008年10月に第二子を出産して、2009年5月に離婚。出産後すぐに浮気をしたのでしょうか。
下村早苗の大阪2児餓死事件までの経歴：元夫と父を頼るも断られる
出典：ameblo.jp
離婚後は父親にも元夫にも助けてもらえない
2009年5月に元夫と離婚をした下村早苗は、2人の子供を引き取りました。この離婚時点で子供の年齢は2歳と7ヶ月です。
この2人の子供を引き取ってシングルマザーとして育てることになりますが、一切の援助はなかったそうです。離婚を元夫との会議では、次のような誓約書を書かされています。
・「借金はしっかり返す」
・「家族には甘えません」
・「しっかり働きます」
・「風俗では働かない」
しかも、元夫からの養育費はなく、児童扶養手当も子ども手当も受給しない状態でした。
この状況でのシングルマザー生活をスタートさせた下村早苗は、まず名古屋市内のキャバクラで働くようになります。2009年8月には、きちんと子供を託児所に預けなかったため、近隣住民から「子供が1人で泣いている」と通報され、警察と児童相談所が介入したこともありました。
2009年10月には下村早苗は新型インフルエンザに罹り、子供を感染させないために元夫と父親に子供を預かってほしいとSOSを出しますが、どちらからも断られてしまいます。
2009年10月に早苗さんは新型インフルエンザに罹患する。幼い子どもが命を落とすというニュースが流れていた。元夫と実父にそれぞれ子どもを預かって欲しいと助けを求めたが、どちらからも仕事があると断わられた。
また、同じころには楓君の1歳の誕生日があり、一緒にお祝いするために元夫を動物園に誘いましたが、これも断られます。また、楓君の誕生日には元夫からも父親からも、誰からもお祝いメッセージはありませんでした。
完全なる孤独です。
大阪では性的搾取
下村早苗はそれから2ヶ月後の2010年1月に大阪に引っ越します。そして、老舗風俗店（ファッションヘルス）の面接に行きました。
その風俗店のオーナーが投資用に持っていた単身者向けのマンションを住居として用意してもらいましたが、その日に店のスタッフの男性と性行為をすることになり、そのまま仕事に入りました。
仕事中にレイプされたこともあったようです。
仕事中、レイプされたこともあったようだ。若い女性が次々参入し、風俗嬢同士の競争は厳しい。仕事そのものが激しいストレスだ。
幼い子供を2人育てて、誰からも助けてもらえず孤独な中、性的に搾取される日々。想像しただけで地獄ですよね。
下村早苗は次のように話していました。
「家に帰ると、桜子と楓がいるのが嫌だった。桜子と楓が嫌いなのではなくて、（二人の周囲に）誰もいない。その時の状況全てが嫌だった」
子育てをしたことがある女性なら、この下村早苗の気持ちは少しだけわかるのではないでしょうか。
ホストと交際して家を空けるようになる
風俗店で働きながら子供2人を育ていた下村早苗は、2010年3月ごろに客として来店したホストの男性と交際するようになります。
仕事の後にはこのホストの男性が働くホストクラブに入り浸ったり、男性のマンション宅に連泊するようになって、自宅を空けるようになります。そして、家を空ける時間は少しずつ長くなり、自宅には子供たちに飲食物を与えるために立ち寄るだけになりました。
2010年5月には娘の3歳の誕生日でしたが、その誕生日を祝うこともなく、2010年6月9日に最後に家に立ち寄った後、50日間も自宅に戻らず、子供たちを餓死させたのです。
下村早苗の子供の死因：胃の中はカラッポ
出典：ameblo.jp
下村早苗の2人の子供の死因は「餓死」です。司法解剖の結果、子供たちの胃の中には何も残っておらず、脱水・低栄養状態になって餓死しました。
子供たちは2010年7月30日に発見されましたが、死後1～2ヶ月は経っていて、一部は白骨化していて、ワンルームマンションの中でゴミの中で倒れていました。
室内には菓子パンやスナック菓子、オムツなどのゴミが積み重なり、長女の桜子ちゃんはマヨネーズやそうめんのつゆ、製氷機の氷の結晶まで食べていて、ゴミの残飯を漁っているうちに食中毒を起こして死亡したものと見られています。
弟の楓君は亡くなった桜子ちゃんの排せつ物を口にしていた形跡もありました。ゴミを漁り、排泄物を口にするほど飢えていたんですね。
下村早苗は子供を洗濯機で洗った？
出典：amazon.co.jp
大阪2児餓死事件を題材にした「子宮に沈める」という映画があります。
この映画の中で餓死した赤ちゃんを母親が洗濯機で洗うという衝撃的なシーンがあります。
餓死して顔にウジ虫が湧いた息子を洗濯機に入れて洗うのですが、このシーンは本当に恐ろしいし、この映画自体が「胸糞が悪くなる」ような内容になってます。
なかでも、虫の湧いた長男を母親が洗濯機に入れて回すシーンは悲惨です。
思わず言葉を失ってしまいました。
この「子宮に沈める」を見て、下村早苗も楓君を洗濯機で洗ったのか？と思う人もいるかもしれません。
しかし、下村早苗は2010年7月29日に帰宅した時には短時間で立ち去っていますし、楓君はリビングの床で桜子ちゃんに寄り添うような位置で倒れていたことが確認されていますので、下村早苗は実際は洗濯機で子供を洗っておらず、映画の中での演出と思われます。
下村早苗の判決は懲役30年
出典：hurec.bz
下村早苗は2010年7月30日に死体遺棄容疑で逮捕され、その後殺人容疑でも再逮捕されています。
精神鑑定を受けた結果、刑事責任能力ありと判断され、殺人容疑で起訴されました。死体遺棄容疑は不起訴処分になりました。
裁判では弁護側は保護責任者遺棄致死罪を主張したものの、「冷蔵庫に食事がなく、子供が衰弱していたこと」などから、下村早苗に殺意があったと主張しました。判決では、下村早苗に殺意があったことが認定され、懲役30年の実刑判決を言い渡しています。
本件では，食事を与えないという不作為を含めた被告人の行為について，Ｂらの生命を奪う客観的危険性の程度，その危険性に対する被告人の認識の有無及び程度が問題となる。
当裁判所は，関係各証拠によって認められる以下の事実から，被告人には殺意が認められると判断した。
裁判は最高裁まで争われましたが、2013年3月に懲役30年が確定しました。
下村早苗の現在：手記や養子縁組は？
養子縁組をして中村早苗に
下村早苗は現在、「中村早苗」という名前に変わりました。控訴審の裁判中に大阪市内の夫婦と養子縁組をしているからです。
なぜ、養子縁組をしたのかは不明です。懲役30年なので、出所までにはまだまだ時間がかかりますが、養子縁組をすることで、支援者は下村早苗に「あなたの味方はいる」ということを伝えたかったのかもしれません。
手記はないが父親・母親とは交流あり
下村早苗は手記などは出していませんので、現在の状況は不明ですが、2013年時点では父親・母親と面会しているとのことです。父親は事件発覚当初は怒りが強く、すべてを拒否していましたが、徐々に面会に行くようにいなりましたし、ネグレクトをしていた母親も面会に訪れています。
下村早苗の父親は2021年に週刊文春のインタビューに答えていました。ただ、この時も父親は、下村早苗の孤独をあまり理解してはいないようでした。
それでも、下村早苗は父親をいたわるような手紙を書いているとのことです。
「最近の手紙には、僕が還暦を迎えて定年退職したことを『お疲れ様でした』『お父さんが一生懸命ラグビーなどを頑張ってきたのを間近で見てきたので、私も刑務所の中でできることを頑張っています』というように書いてきてくれていました」
これだけ親を思いやるような優しさを持っていながら、なぜ我が子を餓死させてしまったのか。それだけ下村早苗が追い込まれていたからだと思いますが、やり切れないものを感じます。
下村早苗のマンションは大島てるに掲載され幽霊の噂も
大阪2児餓死事件の現場となったマンションは、現在事故物件のサイトである「大島てる」に掲載されています。マンションの住所は「大阪府大阪市西区南堀江一丁目19-25」。2025年1月に放送されたテレビ東京の「日本怪奇ルポルタージュ」でも取り上げられていました。
このマンションは幽霊が出る心霊スポットとしても有名です。子供の幽霊が出るということなのだと思いますが、現在もこのマンションに住んでいる人はいるので、冷やかし目的でこのマンションに行くのは辞めておきましょう。
下村早苗のまとめ
大阪2児餓死事件で逮捕された下村早苗の生い立ちや性被害、解離性障害の疑いや、事件を起こすまでの経歴、結婚や離婚、元夫や父親からの拒絶、子供を洗濯機で洗ったか、子供の死因や胃の中の状態、懲役30年の判決と現在、事件現場のマンションの大島てるへの掲載や幽霊の噂をまとめました。
下村早苗が行ったことは本当に残酷なことですが、事件に至る前にどこかで家族や行政が救いの手を差し伸べることはできなかったのかと感じてしまいます。
