アステカの祭壇の現在!場所や心霊写真・生贄や心臓の扱いと真相・危険の理由・アンビリバボーや映画も総まとめ

アステカの祭壇は検索してはいけない言葉の1つで、心霊写真が危険と言われています。

 

アステカの祭壇の概要や心霊写真、危険の理由、アステカの祭壇の場所や生贄・心臓の扱い、真相や写真の再現方法、アンビリバボーとの関係と映画・現在をまとめました。

アステカの祭壇とは検索してはいけない言葉

出典:ameblo.jp

 

アステカの祭壇とは検索してはいけない言葉の1つで、「台や壺のような赤い影が写真に写り込んだ心霊写真」を指します。

 

撮影した場所も年代も、撮影した人もすべてバラバラで共通点はないのに、なぜか台や壺の形をした赤い影が写り込むことがあります。この台や壺の形をした赤い影は、アステカ文明の祭具が時を超えて写り込んだものとされているのです。

 

アステカ文明は生贄を捧げる儀式をしていたので、その生贄たちの怨霊が「アステカの祭壇」の心霊写真を作らせていて、このアステカの祭壇の心霊写真はとても危険なものと言われています。

 

 

アステカの祭壇の心霊写真

アステカの祭壇の心霊写真の一例をご紹介していきます。こちらはレビ番組で紹介されたアステカの祭壇の心霊写真です。

 

出典:youtube.com

 

出典:youtube.com

 

出典:youtube.com

 

1枚目と3枚目は確かにアステカの祭壇の「台」のようなものが写っているのがわかりますね。2枚目は壺のような形になっています。これも、アステカの祭壇にある祭具の壺なのかもしれません。赤い影がとても不気味です。

 

こちらの写真もアステカの祭壇の台のようなものが映っています。

 

出典:plaza.rakuten.co.jp

 

出典:ameblo.jp

 

これらはすべて「日本で撮られた写真」という共通点はありますが、年代や場所、人、タイミングなどは全部バラバラです。それなのに、同じような赤い影が写っているんです。これは、偶然では片づけられないことですよね。

 

アステカ帝国の生贄の怨霊がアステカの祭具を写真に映し出していて、影が赤いのは生贄の人たちのの血液だったと考えると、しっくり来るのではないでしょうか?生贄にされた人たちは、時代を超えて、さらに国境・太平洋も超えて、現在の日本に訴えかけてきているのかもしれません。

 

 

アステカの祭壇は危険

出典:vivonet.co.jp

 

アステカの祭壇は「検索してはいけない言葉」と言わているほど危険なものです。なぜ、アステカの祭壇は危険なのか?ただの心霊写真ではないか?と思われるかもしれません。

 

アステカの祭壇は以前にアンビリバボーで特集されたのですが、その時に全国の霊能者から「そんな危険なものをテレビで放送するな!」という苦情が入ったとも言われています。

 

また、アステカの祭壇の心霊写真を見ると呪いにかかる画面越しに見ても、具体が悪くなるなどという噂が出るようになったため、アステカの祭壇は危険と言われるようになったのです。

 

 

アステカの祭壇の場所とアステカ文明について

出典:natureasia.com

 

アステカの祭壇がある場所は、メキシコです。アステカ文明があったのは、首都のメキシコシティの周辺ですね。

 

出典:twitter.com

 

アステカ帝国は1428年~1521年までメキシコ中央部に栄えた国家です。「アステカ」はとても有名ですが、国家としては100年間未満で滅んでしまったため、とても短命な国家だったことがわかります。

 

アステカ帝国はそれまでのメソアメリカの諸文明ので崇められていた神々・信仰を継承しながら、複雑な信仰体系を構築していきました。そのため、多神教にもどついた神権政治が行われていて、アステカの皇帝は世襲制ではなく、選挙で選ばれていたものの、いつも同じ家系から選ばれていました。

 

アステカ帝国の遺跡で有名なピラミッド状のものは「神殿」ですので、あの遺跡で神事・祭事が行われていました。

 

出典:travel.ava-intel.com

 

アステカ帝国の特徴は、次のようなものがあります。

 

・皇帝は政治・神事・軍事の最高権力者
・土木・建築・製陶・工芸に優れていた
・軍国主義で征服戦争を繰り返していた
・階級社会で貴族・平民・捕虜や奴隷など身分は分かれていた
・道路網を整備していたため、軍隊の迅速な移動が可能だった
・道路網の整備で交易に盛んになり、経済も発展した
・天体観測の技術が発達していて、精巧な暦を持っていた

 

アステカ帝国は国家として繁栄しましたが、スペイン人がヨーロッパから上陸してきたことで、スペイン軍

 

アステカ神話の中では、世界の創造と破壊は過去に4回起こっていて、現在の世界は5番目のものであるとされていました。このように、アステカでは世界は創造と破壊を繰り返すと考えられていたので、次で説明する生贄の文化が生まれてきたのです。

 

 

アステカの祭壇…アステカ文明の生贄や心臓の扱いについて

出典:bushoojapan.com

 

アステカ帝国では終末信仰が普及していました。終末信仰とは「太陽は消滅する」というものです。アステカ神話では既に世界は4回滅んでいて、現在の世界は5回目のものとされていました。

 

アステカ帝国では、太陽神は夜の間に姿消しその間に精力を付けなければならず、太陽神の唯一の栄養分は人間の心臓・血液とされていました。そのため、人間の新鮮な心臓を神に捧げれば、太陽の消滅を先延ばしにすることができると信じられていましたし、アステカ帝国では日常的に、神に生贄を捧げる人身御供が行われていました。

 

生贄で心臓を神に捧げる儀式はアステカの祭壇で行われました。生贄から心臓を取り出す儀式は次のような手順で行われています。

 

1.祭壇の石のテーブルに生贄が仰向けに寝かされる
2.神官たちが生贄の手足を押さえつける
3.黒曜石で作られたナイフで生きたまま生贄の胸を切り裂く
4.手づかみで動いている生贄の心臓を取り出す
5.取り出した心臓を太陽神(ウィツィロポチトリ)に捧げる
6.頭を切り落とされ、肉や皮を剥がれる
7.木の杭で数珠繋ぎにされる

 

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生贄は生きたまま胸を切られて、心臓を取り出されるんですね・・・。黒曜石のナイフは切れ味は良いとは思いますが、生きたまま心臓を取り出されるなんて、想像しただけで「ヒエッ!」となってしまいます。

 

また、アステカ帝国では太陽の消滅を先延ばしにするためだけでなく、雨ごいや豊穣の祈願をする時にも生贄を捧げていました。奉納する神によって、生贄の儀式のやり方は違ったようです。

 

穀物の神である「シペ・トテック」に捧げる生贄は、生きたままの状態で神官たちによって生皮をはぎ取られます。そして、それを神官たちは数週間まとって踊り狂うという儀式が行われていました。

 

生きたまま生皮をむく・・・。これもかなりヤバイ生贄の儀式ですよね・・・。ちなみに、穀物の神の「シペ・トテック」という名前は「皮を剝いた我らが主」という意味とのことです。ほかの儀式では、生贄を火の中に放り込むこともありました。

 

アステカ帝国では日常的に生贄を神々に捧げる儀式が行われていましたが、ここで問題となるのは「誰が生贄になるのか?」というものです。

 

儀式によっては、貴人や子どもなどが選ばれることもありましたが、一般的な生贄の儀式では、戦争の捕虜や奴隷の中から、見た目が高潔で健康な者が選ばれていました。

 

生贄を捧げないと、太陽は消滅してしまいます。そのため、アステカ帝国では生贄を確保するために、隣国と戦争をすることもあったようです。

 

太陽の好んだ唯一の栄養分は人間の生き血であるとされていたので、アステカの皇帝は常に人身犠供のための捕虜をえるために戦争を続けなければならなかった。それだけアステカ王国には敵も多かったと言える。

 

引用:アステカ王国

 

現代の感覚で考えると、生贄をすること。生きたまま心臓を取り出すこと。さらに生贄を確保するために戦争することは「あり得ない」と思ってしまいますが、当時のアステカ帝国の人たちにとっては、世界の滅亡・太陽の消滅を防ぐために必須の儀式だったのでしょう。

 

 

アステカの祭壇の真相

出典:guide.mwt.co.jp

 

アステカの祭壇のの心霊写真の真相を探っていきましょう。アステカの祭壇の真相は、完全なデマ・嘘と言えます。あれは、アステカの生贄の怨霊でもないし、心霊写真でもないのです。だから、「アステカの祭壇」は検索してはいけない言葉ではないのです。

 

なぜ、アステカの祭壇は危険な心霊写真ではない。つまり、デマであると言えるのでしょうか?その理由は次の2つがあります。

 

・アステカの生贄は名誉なことだった
・心霊写真は再現できる

 

アステカの祭壇の心霊写真は、アステカ帝国の生贄の怨霊によるものと言われています。つまり、生贄はアステカ帝国に恨みを抱いていたから、このような心霊写真が出来上がったとされているのです。

 

しかし、当時のアステカ帝国では生贄に選ばれることは名誉なことだったのです。

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生贄たちはメソアメリカ各地からテノチティトランに連れて連れてこられ、しばらく暮らした後に人身御供に捧げられたと見られる。また、ほとんどの生贄は生前健康な状態であったという。アステカでは生贄になることは名誉とされており、儀式までは丁重な扱いを受けたとされる

 

引用:数千人分の頭蓋骨で作った古代アステカの生贄祭壇「ツォンパトリ」が発見される! 膨大な“名誉の証”に戦慄! (2018年6月30日) – エキサイトニュース

 

アステカの生贄は見た目が良くて健康な者が選ばれた。そして、生贄に選ばれることは名誉なことであり、儀式まで丁重に扱われた。それならば、生贄の人たちがアステカ帝国に恨みを抱くとは考えにくいです。

 

しかも、約500年もの時を超えて、しかも太平洋も超えて、その恨みを写真に映し出すほどの恨みを持っているはずがありません。

 

そもそも、なぜアステカの祭壇は日本だけに現れるのでしょうか?日本では時代・場所に関係なく、アステカの祭壇とされる心霊写真が確認されていますが、そのような心霊写真は日本でのみ確認されています。ほかの国ではこのような「アステカの祭壇」と呼ばれる心霊写真は報告されていないんです。

 

また、デジカメ撮影による写真ではこのアステカの祭壇は確認されていません。すべて、フィルム撮影による写真のみなんです。

 

 

アステカの祭壇は写真で再現できる

出典:kojima.net

 

アステカの祭壇の写真は、実は再現することができるんです。つまり、故意にアステカの祭壇の心霊写真を作ることができるというわけですね。

 

アステカの祭壇の写真は単なる撮影ミスのものを現像しただけとのことです。

 

祭壇に見える影は、カメラ内のフィルムを押さえつける部品の形です。つまり、その部品の部分だけちゃんと感光してないからああ見える。部品の形はどの機種でも似ているので、時や場所が別々でも同じような写真が撮れてしまうのは当たり前。

 

引用:「アステカの祭壇」ってそんなにヤバいのでしょうか? – 私は昔に動画… – Yahoo!知恵袋

 

周りが赤く見えてしまうのは、赤やオレンジの光は波長が長いから、不完全な状態のフィルムにも入り込みやすいからとのことです。

 

普通は、「アステカの祭壇」のような写真は、カメラ屋さんでは現像しません。撮影ミスとしてわざわざ現像しないのです。でも、うっかり現像することもあります。それが、アステカの祭壇の心霊写真というわけです。

 

 

アステカの祭壇の再現方法

アステカの祭壇の写真は、使い捨てカメラ(レンズ付きフィルム)を使って再現することができます。Yahoo!知恵袋で記載されていたアステカの祭壇の再現方法をご紹介します。

 

1.35mm版の使い捨てカメラを用意する
2.最後まで写真を撮りきる
3.カメラを覆う紙を外して、プラスチックのボディのみにする
4.ボディをずらして、本体に10~20mmの隙間を開けてすぐに閉じる
5.ボディをもとに戻して、光が入りそうならテープできちんととめる
6.フィルムの巻き上げダイアルを無理やり回す(限界を超えて抵抗がなくなるまで)
7.ボディを外して、フィルムだけ取り出して、現像してもらう

 

これだけの手順で、アステカの祭壇の心霊写真が出来上がるとのことです。

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ポイントは、手順4でボディをずらす際に一瞬だけずらしてすぐに元に戻すこと。また現像を依頼する時は、「必ず全部現像してください」とお願いしておくことだそうです。

 

全部現像するようにお願いしないと、写真屋さんの判断で撮影ミスと思われる写真は現像してもらえないことがあるからとのことですよ。

 

 

アステカの祭壇が原因でアンビリバボーの心霊写真特集がなくなった?

出典:fujitv.co.jp

 

アステカの祭壇は、フジテレビのアンビリバボーの心霊写真特集で取り上げられたことで、一気に認知度が高まったと言われています。

 

アステカの祭壇に関する都市伝説では、アステカの祭壇をアンビリバボーで取り上げたら、全国の霊能者が「あんなに危険なものをテレビで放映するなんて!」と苦情が殺到したという噂すらあるのです。

 

そして、あまりに「危険だ」という苦情が殺到したから、アンビリバボーでは心霊写真特集がなくなったと言われています。確かに、アンビリバボーではいつの間にか、心霊写真を扱わなくなりましたよね。

 

つまり、アンビリバボーで心霊写真を扱わなくなったのは、アステカの祭壇が原因と言われているんです。これも、アステカの祭壇の呪いでしょうか。

 

でも、どうやら事実は違うようです。確かに、アンビリバボーで心霊特集を扱わなくなったのは、アステカの祭壇が1つのきっかけです。ただ、その理由が違うのです。

 

アステカの祭壇をアンビリバボーで放送した時は、確かに苦情が多かったです。その苦情の内容とは、「あんなインチキなことを放送するな」、「デタラメを放送するな」というものだったようです。これらの苦情は写真の専門家から寄せられました。写真の専門家が見れば、アステカの祭壇の写真はきちんと感光していない撮影ミスの写真とすぐにわかるんですね。

 

実際は写真の専門家たちによる「それインチキだから」という指摘から、アンビリバボーでは心霊写真特集を扱わなくなったようです。

 

 

アステカの祭壇の映画

出典:movies.yahoo.co.jp

 

アステカの祭壇は「心霊写真」としては映画化はされていませんが、アステカ帝国の生贄を扱った映画はあります。

 

・ドレス(1990年・トビーフーパ―監督)
・アポカリプト(2006年・メルギブソン監督)
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「ドレス」は、古代アステカの棺の呪いをテーマにしたホラー映画です。「アポカリプト」は、メル・ギブソンが監督をしている作品で、マヤ文明の生贄にされそうになる主人公が逃走するようなストーリーになっています。

 

 

アステカの祭壇の現在

出典:tocana.jp

 

アステカの祭壇は現在、新たな展開を迎えています。アステカの祭壇は現在は、「撮影ミスからできた写真」であり再現することも可能であることは、たくさんの人がわかっています。

 

でも、2018年にはアステカの遺跡で、直径6mの頭蓋骨の塔が発見されました。この頭蓋骨は生贄に捧げられた人たちの頭蓋骨と見られています。

 

その人数は数千人にも及ぶのだとか・・・。

 

メキシコの首都メキシコシティ、かつてのアステカ文明の中心地であったテノチティトランの上に建てられた都市で、またもや衝撃的な発見があった。巨大神殿テンプロ・マヨールの近くで数千人の人間の頭蓋骨を並べて作った巨大構造物が見つかったのだ。

 

引用:数千人分の頭蓋骨で作った古代アステカの生贄祭壇「ツォンパトリ」が発見される! 膨大な“名誉の証”に戦慄! (2018年6月30日) – エキサイトニュース

 

数千人の人間の頭蓋骨で作られた巨大な構造物・・・。これ、アステカの祭壇の心霊写真よりも全然怖いですよね。アステカの祭壇は心霊写真などの都市伝説よりも、リアルの方が怖かった・・・。都市伝説をリアルが超えてくる珍しい事例かもしれません。

 

 

アステカの祭壇のまとめ

アステカの祭壇の概要や心霊写真、危険の噂、アステカの祭壇の場所・生贄や心臓の扱い、写真の再現やアンビリバボーとの関係、映画や現在をまとめました。

 

アステカの祭壇はほぼデマであることは確定していますが、アステカ帝国の生贄は想像以上にヤバかったので、そちらの方が心霊写真よりも怖いですね。

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