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淡嶋神社の怖い話!場所と歴史や人形供養・宮司死亡の噂と真相・心霊スポットとして知られる現在まとめ

和歌山県にある淡嶋神社は、人形供養で知られる淡嶋神社の総本社です。

 

この記事では歴史ある場所、古刹でありながら、ネットで検索すると「宮司・死亡」「怖い話」といった単語が並び、現在は心霊スポットとしても知られる淡嶋神社についてまとめました。

淡嶋神社とはどのような場所なのか?歴史について解説

 

淡嶋神社

出典:https://www.wakayama-kanko.or.jp/

 

淡嶋神社は、和歌山県和歌山市加太にある神社で日本国内に1,000以上ある淡嶋神社系統の神社の総本山です。

 

祀られているのは医薬の神である少彦名命、因幡の白兎の神話で知られる大己貴命(別名・大国主命)、武神で子育大願のご利益もある息長足姫命(別名・神功皇后)。現在では主に病気平癒や子宝祈願、安産のお参りに訪れる人が多いとされます。

 

 

最寄り駅は加太線の加太駅で、海岸近くに位置します。もともとは紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島に社があったとされていますが、現在の住所地は和歌山市加太118です。

 

 

淡嶋神社の歴史・成り立ち

 

淡嶋神社の歴史は古く、2〜3世紀頃に建立されたとも言われています。社伝によると、以下のような成り立ち・由緒があるとのことです。

 

神功皇后が三韓征伐(朝鮮半島の新羅・高句麗・百済への出兵)から戻る際、瀬戸で大きな嵐に襲われ乗っていた船が沈みそうになりました。

 

神功皇后が神に祈ると「船の苫(屋根のようなもの)を投げ、浮かんだ方向に船を進めなさい」というお告げがありました。

 

そのお告げに従って神功皇后は友ヶ島にたどり着きました。友ヶ島には少彦名命と大己貴命を祀る社があり、神功皇后は感謝の気持ちを込めて三韓征伐で入手した宝物を捧げました。

 

その後、仁徳天皇(神功皇后の孫)が淡路島に狩猟に訪れた際、友ヶ島では参拝に手間がかかるという理由で、社を加太に移し、現在の社殿を構えたとされます。

 

 

仁徳天皇が埋葬されたのは4世紀末頃と宮内庁が発表しているため、この社伝が正しければ現在の場所に淡嶋神社が移ったのは4世紀以前となります。

 

しかし、きちんとした社殿を構えて神を祀るようになったのは7世紀以降と考えられていることから、この社伝はフィクションである、もしくはもっと簡素な祭祀をおこなう神籬(ひもろぎ)があった場所が、のちに神社になった可能性があるとも指摘されています。

 

なお、もともと社があったとされる友ヶ島は映画『天空の城ラピュタ』のラピュタのモデルになったとも言われている幻想的な島で、現在は無人島です。

 

 

 

淡嶋神社の人形供養

 

人形供養

出典:https://www.photo-ac.com/

 

淡嶋神社は歴史ある古刹としてだけではなく、人形供養をお願いできる神社としても有名です。

 

事前の申込みや予約は不要で、本殿の右手にある「授預所」という場所に人形を持ち込めば供養してもらえます。ただし郵送での申込みはできないため、淡嶋神社に足を運ぶ必要があります。

 

なお、供養の際には焼却委託料の支払いと御祈願用紙への住所、名前、願い事の記入と提出が必要です。焼却委託料については決まりはなく、「お気持ちで」という案内があります。

 

基本的に供養をお願いする人形の大きさや個数が多いほど、つまり容積が大きいほど焼却にかかる費用は高額になります。そのため、たとえば45リットルのゴミ袋いっぱいに人形やぬいぐるみを詰めて供養をお願いする、という場合などは少し多めに(1,500〜2,000円程度)の焼却委託料を渡すとよいでしょう。

 

 

淡嶋神社で人形供養を頼む場合の注意事項

 

人形供養

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

淡嶋神社の参拝は21時まで受け付けていますが、人形供養の受付時間は午前9時から16時までです。また人形供養といっても、以下のようなものは受付不可となっています。

 

  • ガラス製の人形
  • マネキンなどの商業用人形
  • 剥製
  • 人形に付属している箱やガラスケース

 

供養をお願いする人形は、授預所にある長方形のポリエチレンケースに入れるですが、この段階で受付ができないものは返却となります。付属品(人形の台座や針金など)を外せば供養を頼めるケースもあるので、不安な場合は持ち込んで相談することをおすすめします。遠方であれば、事前に電話で確認をするのもよいでしょう。

 

また、2月20~3月2日の雛流しの準備期間、3月3日の雛流し当日、仏滅、12月20日~1月3日の間は人形供養をおこなっていないため、注意が必要です。

 

 

人形供養と雛流し

 

淡嶋神社はひな祭り発祥の地としても知られ、雛人形のお内裏様は少彦名命、お雛様は神功皇后の御神像が元になったとされています。

 

もともとひな祭りは中国の厄払いの行事が日本に伝わったことから始まり、紙の雛形を水に流すことで穢や罪を落とすという意味がありました。

 

現在のように雛飾りを出して女児の健康を祈るお祭りの形になったのは平安末期頃からで、中国地方や近畿地方の一部の地域では、今も昔ながらの人形を水に流す「雛流し」が3月3日におこなわれています。

 

 

淡嶋神社でも昭和37年から雛流しをおこなっており、人形供養で持ち込まれた雛人形は毎年3月3日に白木の舟に乗せられて海へと流されます。

 

 

淡嶋神社ではパンツの供養もしている

 

 

人形のほか淡嶋神社では女性の下着の供養もおこなっており、女性参拝客が婦人病の平癒や子宝祈願でパンツを納めていくといいます。

 

パンツを奉納する末社には子宝祈願や浮気防止祈願のための男根の彫像も置かれており、混沌とした印象です。

 

なお、社務所では女性用の下着が売られています。神社まで身につけてきたものを奉納する人がいるのでしょうか。意外な需要です。

 

 

淡嶋神社は現在では心霊スポットとして人気?

 

人形供養

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

供養に持ち込まれた2万体あまりの人形が神社の敷地内に所狭しと並べられているせいか、淡嶋神社は和歌山県内屈指の心霊スポットとしても知られています。

 

とくに境内に並べられた雛人形は、みな参拝客の方を向いて整列しているため、見られているような奇妙な気配を感じる人も少なくないようです。

 

また市松人形や雛人形のような人の形を模してつくった人形には「厄を引き受ける」「持ち主の身代わり」といった意味合いもあり、淡嶋神社にある古い人形にこもった念のようなものを感じる人や、人形に近づくと頭痛や倦怠感が生じると訴える人もいるといいます。

 

さらに人気のホラードキュメンタリー『北野誠のおまえら行くな。』のスピンオフ番組で北野誠さんが訪れたことや、『初出し世界の恐怖映像 超絶叫200%最強版!』などのTV特番で取り上げられたことも、淡嶋神社が心霊スポットとして知名度を上げる原因になったと考えられるでしょう。

 

 

淡嶋神社の怖い話① 地下室の人形

 

淡嶋神社の境内や敷地内に並んでいる人形は、すべて魂を抜く供養を終えた後のものです。宮司さんによると、毎日早朝にお祓いをしているそうです。

 

また参拝客に見えるような場所に人形を並べているのも、人に見てもらうことで人形の役目を終えさせるためであり、供養の一環だといいます。

 

そのため神社内で人目につく場所にある人形は、不気味な印象を与えることがあっても人を呪うことも悪い影響を与えることもありません。

 

しかし、淡嶋神社に持ち込まれた人形のなかには、お祓いや供養をしても怪現象が収まらない人形もあるといいます。そして、それらいわくつきの人形が隔離されているのが宝物庫の地下室なのです。

 

淡嶋神社の宝物庫の地下には一般公開されない、主に文化的価値の高い人形が保管されているのですが、地下室の一角、部屋の片隅に焼却処分のできないいわくつきの人形だけが集められたエリアが存在します。

 

 

このなかでとくに有名なのが、数体あるという髪の毛が伸びる人形です。上の動画の後半で髪が伸びる人形の紹介があるため、どのような人形なのか興味がある方は視聴してみてください。

 

淡嶋神社の公式HPでも髪の毛が伸びる人形の話は公表されていますが、これらの人形も人に危害を加えようとしているわけではなく、見てもらいたい、注目してほしいという思いから、人目に触れる箇所の髪の毛だけを伸ばす傾向がある、という説明がされています。

 

なお、この髪の毛が伸びる人形とは違い、明らかな邪念がこもった人形は供養に持ち込まれたその日のうちに、すぐにお祓いをして焼却処分をするそうです。

 

淡嶋神社の宮司さんの話では、そのような危険な人形は年に1体持ち込まれるかどうか、という割合だといいます。

 

 

淡嶋神社の怖い話② 子どものような何かに袖をひかれる

 

人形供養

出典:http://photozou.jp/

 

淡嶋神社の周辺では、怖いというよりも不思議な体験をする人が少なくないようです。以下のような体験話がネットにもアップされていました。

 

・神社の参道を歩いていたら、後ろから袖を引かれたような感覚がありました。「どこかの子どもが親と間違えたのかな?」と思って振り向くと、後ろには子どもどころか誰もいません。

 

気のせいかと思ったのですが、その後も神社を出るまで何度も袖を引っ張られました。おそらく「子どものような背丈の何か」がいたのではないかと思うんです。

 

・ドライブで淡嶋神社の近くを通った時のことです。堤防の向こうに男性がぼんやりと立っているのが目に入りました。

 

堤防にはテトラポットも見えたため、私は「海釣りでもしているのかな。でも、なんで道路側を見ているんだろう」と思いました。

 

気になったので、一緒にいた友人に「あのおじさん、何してるんだろうね」と話を振ってみたのですが、友人からは「え、おじさんってどこ?」「何言ってるの?」と言われてしまいました。

 

その時は私の見間違いだったのかな?と思ったのですが、後日、同じ場所を訪れてみると堤防にはテトラポットもなかったのです。私はあの日、何を見ていたのでしょうか。

 

ほかにも、神社の参道を歩いていたら耳元で女の人の声が聞こえた、人形の後ろに走り去る黒い影が見えたなどの経験をした人がいるようです。

 

 

淡嶋神社の怖い話③ 稲川淳二の怪談

 

稲川淳二

出典:http://www.civic.jp/

 

怪談師としてカリスマ的な人気を誇る稲川淳二さんも、淡嶋神社での怖い話を披露しています。

 

ある時、稲川さんは撮影のために淡嶋神社から人形を30体借りたそうです。しかし実際に映像作品を撮ってから見返してみると、人形は31体映っていました。

 

「30体しか借りていないはずだが、数え間違いだろうか…?」と不思議に思っていると、宮司さんから「地下にお祓いをする施設ができたので、見に来ませんか?」と誘われたといいます。

 

案内された地下(おそらく宝物庫の地下)に行って人形を眺めていると、ふと宮司さんが用事で外に行ってしまい、稲川さんは1人で取り残されてしまいました。

 

すると突然電気が消えて地下室内が真っ暗になり、どこからともなく笑い声が聞こえてきたそうです。笑い声の発生源を稲川さんが探っていると、電気がついて宮司さんが戻ってきました。

 

そして、たぶんここだろうと稲川さんが目星をつけた場所の人形をどかしていくと、奥から丸刈りの男の子の人形が現れました。

 

その人形はニッカリと笑い、口元から歯が覗いていました。その人形を見た稲川さんは「笑っていたのはこの人形か」と、すぐに悟ったといいます。

 

 

淡嶋神社の怖い話④ 宮司が死亡した?

 

 

ネットで淡嶋神社の名前を検索すると、サジェストに「宮司・死亡」というワードが出てきます。

 

しかし近年、淡嶋神社の宮司さんが亡くなったという事実はありません。調べてみると、このワードはどうやら2016年9月にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが公開した「祟(TATARI)~生き人形の呪い~」というアトラクションに関係があるようです。

 

「祟」は日本人形を用いてジャパニーズホラーの世界観を表現したホラーアトラクションなのですが、使われた日本人形500体は淡嶋神社に供養で持ち込まれたものでした。

 

USJ側も淡嶋神社から人形を借りていることをHPなどで公表し、「(淡嶋神社から借りたものだから)この呪いは、本物」と宣伝していました。

 

「怖そう」「これは期待できそう」と話題になった一方、不快感を示したのが、淡嶋神社に供養をお願いした人形の元の持ち主の方達です。

 

淡嶋神社に日本人形の供養をお願いしたという50代の女性は、TVやフライデーなどの週刊誌の取材を受けて「TVでアトラクションの宣伝を見て、自分が供養を頼んだ人形が使われているのを知りました。子どもの成長を願って大切にしていた人形なんです。それを“呪いの人形”扱いするなんて…」と、ショックを隠せない様子でした。

 

出典:http://netgeek.biz/

 

女性は供養のために5,000円を神社に渡していたといいます。上述した焼却委託料の目安と比較しても、この女性がどれだけ人形を大切にしていたかがうかがえるでしょう。

 

この報道がされると、ネット上でも「淡嶋神社もUSJも不謹慎ではないか?」「どうして元の持ち主に許可を取ってからUSJに提供しなかったのか」と、淡嶋神社とUSJを批判する声があがりました。

 

 

また一般社団法人日本人形協会からも、「日本人形を恐怖の装置として使わないで欲しい。マイナスのイメージを植え付けるのは営業妨害だ」として、USJと淡嶋神社に抗議文が送られたといいます。

 

人形の元の持ち主や日本人形協会からの抗議を受けて、淡嶋神社の前田光穂宮司は「人形は見てもらうこと、遊んでもらうことで供養になるため、USJに貸し出したことに問題はない」という認識を示しました。

 

淡嶋神社はもともと前田光穂宮司が話したように「見てもらうことが人形の供養になる」という考えを持っており、それが境内や敷地内に人形を並べる理由にもなっています。USJへの人形の貸出も供養の一環だという言い分には、神社の立場から考えれば矛盾はありません。

 

しかし、それでも「で、いくらUSJから貰ったの?タダで貸したんじゃないでしょう?」「元の持ち主さんの立場で考えると、見世物にするのと見てもらうとでは話が違うと思う」といった声が相次ぎ、批判は収まりませんでした。

 

 

この炎上が原因で、「淡嶋神社の宮司は(神職としては社会的に)死亡した」とネット上で囁かれたことがあり、それが現在でも「淡嶋神社・宮司・死亡」というサジェストとして残っているようです。

 

 

淡嶋神社のまとめ

 

この記事では淡嶋神社の歴史や怖い話について紹介しました。

 

数多の人形が敷地内に整列しているうえ、参拝客と目が合いやすいように配置されていることから、淡嶋神社には異世界のような不思議な空気が流れています。そのため、心霊スポットとして肝試し感覚で訪れる人も少なくないようです。

 

しかし、淡嶋神社に並んでいる人形は元の持ち主にとって思いれの深いものであり、人形も持ち主を不幸にした呪いの人形などではありません。淡嶋神社を訪れる際には、誰かが大切にしていたものが奉納されている場所ということを忘れないでください。

 

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