夢の国であるディズニーリゾート。安全に配慮されていて、みんなが楽しめるような工夫がたくさん施されています。東日本大震災の時のディズニーの対応は称賛されました。
でも、過去にはディズニーリゾートで事件や事故が起こっているんです。ディズニーの事件・事故を日本・海外に分けてまとめました。
この記事の目次
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(日本編):21位~16位
第21位:ディズニーバスの相次ぐ事故
ディズニーバスの相次ぐ事故
発生日時:2019年7月29日
場所:東京ディズニーリゾート近くの路上
被害:11人軽傷
2019年7月29日、千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾート近くで、ディズニーと周辺のホテルを結ぶ送迎バスと乗用車が接触する事故が2件起きました。
1件目は7月29日午後10時30分ごろ、バスと乗用車が衝突し、乗用車内の5人が病院に搬送されています。バスに乗客はいませんでした。
2件目は午後10時35分ごろ。別のバスと軽乗用車が接触し、バスの乗客3名と軽乗用車の3名が病院に搬送されています。
たった5分の間に2件もディズニー関連のバスが衝突事故を起こすなんて、非常に珍しいことです。
第20位:ビッグサンダーマウンテンでの迷惑行為
ビッグサンダーマウンテンでの迷惑行為
発生日時:2012年?
場所:TDLのビッグサンダーマウンテン
被害:緊急停止
2012年4月21日の東京在住の都立高校に通っていた男子生徒が、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンに乗った時の突然立ち上がり、席を離れて、先頭部分にまたがったところをブログにアップしました。自分でそのブログをアップし、迷惑行為を自慢していました。
ディズニーランド側はビッグサンダーマウンテンを緊急停止させています。
このブログがアップされた2012年4月には、この事件はニュースになっていませんでしたが、2013年に2ちゃんねるに「ディズニーランドでもDQNによる迷惑行為発覚 拡散しなさい」というスレッドが立って、一気に拡散されて炎上し、ネットニュースにもなっています。
第19位:ハンガーステージ照明割れ事故
ハンガーステージ照明割れ事故
発生日時:2005年8月22日
場所:TDSのハンガーステージ
被害:20代女性が左腕に軽いやけど
2005年8月22日、東京ディズニーシーのハンガーステージでのショーの公演中に照明の電球が割れて落下する事故がありました。
この電球は直径2cm、長さ5cmの大きさで、高さ8.5mの場所につけられていました。ショーが始まって約10分後に電球が割れて落下し、その破片が観客の女性の腕に当たって、女性は軽いやけどを負っています。
ショーは中止になり、1000人いた観客は屋外に避難することになりました。
第18位:ドリームオンパレードフロート破損事故
出典:youtube.com
ドリームオンパレードフロート破損事故
発生日時:2008年1月8日
場所:TDLのパレード沿いの場所
被害:けが人はなし
東京ディズニーランドで行われていたディズニー・ドリームス・オン・パレード”ムービン・オン”。
このパレードは、2006年3月31日から2008年4月1日まで行われていましたが、2008年1月8日14時20分ごろ、トゥモローランドのフロートの鉄製の支柱が公演中に折れて、その支柱についていた装飾物(重さ約300kg)が高さ3メートルから地面に落下しました。
観客のすぐ近くに落下しましたが、幸いにも観客には当たらず、ケガはありませんでした。
この事故の原因は、2007年12月に行われたフロートの定期点検で、検査を行う資格がない専門業者の従業員が行ったため、適正に点検が行われず、金属疲労を見過ごしたためと見られています。この事故により、ディズニーランドのパレードで用いるフロート(合計46台)は緊急点検をするため、1月11日までの公演を中止することになりました。
第17位:パレード乱入事件
出典:tdrhack.com
パレード乱入事件
発生日時:2022年12月13日
場所:ディズニーランド内のパレード
被害:被害はなし
2022年12月13日15時45分ごろ、ディズニーランド内のパレードに男が乱入する事件がありました。この男は、キャストに瞬時に取り押さえられ、観客等に被害はありませんでしたが、パレードは約6分間停止することになりました。
この時の様子は観客によって動画撮影されていて、Twitter等にアップされ、一気に拡散されることになりました。パレード乱入男は、威力業務妨害の疑いで、千葉県警に逮捕されています。
第16位:女性警官万引き事件
女性警官万引き事件
発生日時:2017年1月31日
場所:東京ディズニーランド内の店舗
被害:1万2000円相当のグッズ10点
2017年1月31日に東京ディズニーランドの内の店舗で、キャラクターグッズなど10点(合計1万2000円)相当を警視庁立川署の女性巡査(当時26歳)が万引きしました。
この女性警察官が万引きするところを、ディズニーランドの従業員が目撃したことで事件が発覚しました。この女性警察官は友人たちとディズニーランドを訪れていて、その時に万引きしたようです。この警察官は窃盗の疑いで書類送検され、依願退職することになっています。
ディズニー事故・事件の衝撃度ランキング(日本編):15位~11位
第15位:ホテルミラコスタでの火事
ホテルミラコスタでの火事
発生日時:2001年11月11日
場所:TDSのホテルミラコスタ
被害:人的被害なし
2001年11月11日、東京ディズニーシーにあるホテルミラコスタのテラス部分に取り付けられていたクリスマス用の電飾から火が出る事件が起こりました。
すぐに火は消し止められましたが、一時はTDS内のゲストに避難指示が出る騒ぎになりました。
東京ディズニーシーはこの火災の約2ヶ月前の2001年9月にオープンしたばかりだったこともあってか、この火事の報道は後日になってからだったようです。
第14位:乳児の死体遺棄事件
乳児の死体遺棄事件
発生日時:2017年3月16日
場所:TDL併設の下水処理施設
被害:乳児の遺体遺棄
2017年3月16日午後1時50分ごろ、東京ディズニーランドに併設された下水処理施設で生まれたばかりの乳児の遺体が見つかりました。この乳児は身長15~20cm程度で、性別は不明、衣服は身につけていませんでした。前日の点検時には異常はなかったとのことです。
新生児の身長は平均50cmですから、流産した胎児だった可能性が高いです。
警察の調べによると、ディズニーランドか事務所から流れてきた可能性があるそうです。この赤ちゃんはみもとふめいのため、行旅死亡人として、遺体を火葬して、浦安市で遺骨を保管しているそうです。
第13位:集団万引き事件
集団万引き事件
発生日時:2007年5月
場所:TDL内のショップ
被害:人的被害はなし
2007年5月、大阪府高石市の中学3年生が東京ディズニーランドに修学旅行で訪れていました。その中の15人が万引きしていたことがわかりました。
まず2名が万引きしているところを警備員に発見され、学校側に報告がありました。その日の夜に、宿舎で教頭が「ほかにやった者はいないか」と尋ねたところ、数人の生徒が名乗り出てきました。
この集団万引きは、「修学旅行生」ということで警察には通報せずに学校側の指導に任せたとのことで、ディズニーランド側は被害届は出さずに、学校側は集団万引きをした生徒たちの両親に連絡して迎えに来させて大阪に強制送還した後、反省文を提出させるなどの指導を行っています。
第12位:スイスファミリー・ツリーハウス火災
出典:tdrnavi.jp
スイスファミリー・ツリーハウス火災
発生日時:2008年1月3日
場所:TDLのスイスファミリー・ツリーハウス
被害:人的被害なし
2008年1月3日14時30分ごろ、東京ディズニーランド内のアドベンチャーランドにある「スイスファミリー・ツリーハウス」の3階から出火しました。周辺にいたゲスト約100人は避難したため、けが人はなく、17平方メートルを焼いて消し止められています。
原因は公開されていませんが、電気系統のトラブルではないようです。この火事はパーク運営時間中に発生した初めての火事、この火事騒ぎによって、「スイスファミリー・ツリーハウス」は約2週間クローズされました。
第11位:レイジングスピリッツ事故
出典:ozmall.co.jp
レイジングスピリッツ事故
発生日時:2012年5月28日
場所:TDSのレイジングスピリッツ
被害:男性1名ケガ
2012年5月28日16時05分ごろ、東京ディズニーシーのアトラクション「レイジングスピリッツ」で、安全バーが上がったままコースターが動き出し、降りようとした男性が右足に2週間のケガを負う事故が発生しました。
ケガを負った男性の席だけ安全バーが上がった状態になっていて、自分の席だけ安全バーが上がったままだったことに焦ったのか、男性は立ち上がり乗り場に戻ろうとしました。その時にライドが動いたため、2m引きずられる形になりました。
男性は引きずられながらも乗り場におりましたが、バランスを崩してレールの上に転落してケガを負っています。この事故の原因はアトラクション担当のキャストの操作手順ミスであることがわかっています。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(日本編):10位~6位
第10位:ディズニーランド大規模停電事故
ディズニーランド大規模停電事故
発生日時:2007年12月9日
場所:東京ディズニーランド全域
被害:人的被害なし
東京ディズニーランドでは2007年12月9日午後6時10分ごろに大規模な停電が起こりました。バックステージにある特別高圧変電所の移転作業中に配電システムの接続不備があったためです。
この停電によってシステム障害が発生し、25個のアトラクションが緊急停止しました。4つのアトラクションを除き、順次復旧し、レストランやショップなどは通常通り営業されました。ただ、アトラクションが停止したことから、後日使用できる優待パスポートなどがゲストに配られています。
2016年には落雷で停電して、アトラクションを多数停止していますが、この時にはゲストを安全な屋内に避難誘導し、キャストの神対応に賞賛の声が上がっています。
第9位:ディズニーシー停電事故
ディズニーシー停電事故
発生日時:2004年10月22日
場所:東京ディズニーシー
被害:人的被害なし
2004年10月22日午後3時40分ごろ、東京ディズニーシーで大規模停電が起こりました。この時は停電の原因がわからなかったこと、復旧の見込みがなかったことなどから、予定の午後10時閉園を4時間早めて、午後6時に閉園となりました。
しかも午後6時に閉園するというアナウンスがあったのは、閉園の2分前。つまり午後5時58分だったとのことです。この時にはゲストたちには払い戻しや振り替えパークチケットなどが配られました。
2016年にも東京ディズニーシーで停電が起こりました。停電時は一部アトラクションが緊急停止したものの、すぐに予備電源が作動したため、パーク内は問題なく営業されています。
第8位:スペースマウンテン脱線事故
出典:nini-journey
スペースマウンテン脱線事故
発生日時:2003年12月7日
場所:TDLのスペースマウンテン
被害:人的被害なし
2003年12月8日に東京ディズニーランドの人気アトラクション「スペースマウンテン」で車軸が折れて脱線事故が起こりました。この時の乗客12人にけがはありませんでした。
脱線事故の現任は発注ミスです。設計図の見直し時に車軸の発注ミスが起こり、本来とは違う車軸が使われていて、隙間が生まれてしまったようです。
この事故では幸いにもけが人は出ていませんでしたが、一歩間違えば大けが、もしかしたら死亡事故につながっていたかもしれない恐ろしい事故でした。この事故後、スペースマウンテンは2ヶ月半閉鎖されています。
第7位:スペースマウンテン部品落下事故
スペースマウンテン部品落下事故
発生日時:1986年11月
場所:TDLのスペースマウンテン
被害:ゲスト軽傷1名
1986年11月にTDLのスペースマウンテンで部品が落下する事故が起こりました。その部品によって乗客1人が軽傷を負ったことがわかっています。
この事故の2年前にはスペースマウンテンで死亡事故が起こっていますし、安全性重視のディズニーですから、安全管理は万全な状態で行われていたはずです。それでも、事故は起こってしまうんですね。
第6位:清掃員水路転落事故
清掃員水路転落事故
発生日時:2015年10月27日
場所:TDSのヴェネツィアン・ゴンドラの水路
被害:アルバイト男性死亡
2015年10月27日午前5時ごろ、東京ディズニーシーのアトラクション「ヴェネツィアン・ゴンドラ」の水路で、清掃作業をしていたアルバイトの男性が沈んでいるのを、別の作業員が発見されました。
この水路は幅約2m、水深1.6mで、亡くなった男性作業員は誤って水路に転落した可能性があると見られています。
この男性は午前0~8時までの勤務シフトで、0時から清掃の作業を行っていて、午前3~4時にいったん休憩を取った後、再び水路の清掃作業を行っている時に水路に落ちたと見られています。勤務前の健康チェックでは異常はなかったそうです。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(日本編):5位~1位
第5位:トムソーヤ島の転落事故
トムソーヤ島の転落事故
発生日時:1983年4月
場所:TDLのトムソーヤ島
被害:幼児1名重傷
東京ディズニーランドは1983年4月にオープンしましたが、そのオープンして間もない1983年4月に東京ディズニーランドのトムソーヤ島の岩場から幼児が転落した事故が起こりました。
転落した幼児は頭がい骨骨折の重傷を負っています。その後も、同じような転落事故が起こったため、事故現場となった岩場は改修され、安全性が高くなっています。
第4位:ディズニーランド駐車場死亡事故
ディズニーランド駐車場死亡事故
発生日時:1984年3月18日
場所:TDLの駐車場
被害:3歳児死亡
1984年3月19日、東京ディズニーランドの駐車場で3歳(一部報道では4歳)の幼児が観光バスに頭を轢かれて死亡しました。この時の詳しい状況はわかっていませんが、観光バスの運転手の死角となる場所に幼児がいて、気づかずに発車してしまったのかもしれません。
TDLが開園して約1年、初めての死亡事故となってしまいました。
第3位:一家四人飛び降り自殺事件
出典:mamastar.jp
一家四人飛び降り自殺事件
発生日時:1989年12月2日
場所:舞浜のホテル
被害:4人死亡
1989年12月2日午前1時15分ごろ、浦安市舞浜にあるホテルの中庭に4人が倒れているのが発見されました。この4人は父親(39歳)、母親(35歳)、長男(11歳)、次男(6歳)でホテルのベランダから飛び降りたと見られています。
この4人は岐阜県在住で、10月18日に自宅から姿を消した後、いろいろなところを旅して、11月26日にホテルにチェックインしました。そして、ディズニーランドを楽しんだ後に、一家心中をしたようで、部屋には父・母・長男の遺書が残されていました。遺書によると、母親の心臓病・糖尿病などの病気を理由にしての自殺のようです。
夢の国で楽しんだ後に、一家4人で飛び降り自殺。とても切ない結末でした。
第2位:スペースマウンテン死亡事故(女性)
スペースマウンテン死亡事故(女性)
発生日時:1984年10月
場所:TDLのスペースマウンテン
被害:女性1名死亡
1984年10月にTDLのスペースマウンテンに乗車した女性が、ライド終了後に意識不明となり病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。死因は急性心不全だったとのことです。
現在、スペースマウンテンは「スペースマウンテンは暗闇をハイスピードで急旋回(せんかい)・急上昇・急降下・急停止する、スリリングでゆれの激しい、ジェットコースタータイプのアトラクションです。妊娠中の方、心臓が弱い方、気分の優れない方はご搭乗になれません。」という注意喚起がありますが、この注意喚起が行われた理由は、女性の死亡事故でした。
第1位:スペースマウンテン死亡事故(男性)
出典:ozmall.co.jp
スペースマウンテン死亡事故(男性)
発生日時:1987年6月
場所:TDLのスペースマウンテン
被害:1名死亡
1987年6月に東京ディズニーランドの人気アトラクションのスペースマウンテンの最前列に座った男性が、ライド終了後にも立ち上がりませんでした。担架が運び込まれて、病院に搬送されましたが、脳出血でほぼ即死状態だったことが判明しています。
実はこの男性は当時の人気アイドルだった岩井小百合さんの恋人だったことがわかっています。
この男性はプロサーファーを目指していて健康そのものだったとのことです。18歳の岩井さんと同窓生だった男性とのことですから、同い年です。そんな健康そのものもの10代男性が、スペースマウンテン乗車中に亡くなるなんて。しかも、アイドルとデート中の男性だったなんて、まさかの巡りあわせと言えるでしょう。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(海外編):21位~16位
第21位:ビッグサンダー・マウンテン足切断事故
ビッグサンダー・マウンテン足切断事故
発生日時:1988年3月10日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:脚の切断
カリフォルニアのディズニーランドで1988年3月10日に5歳の少年が、ローラーコースターの踏み板と乗降口の足に足を挟まれ、大けがを負いました。左の足の指を全部切断することになり、義足生活をすることになったそうです。
第20位:イッツ・ア・スモールワールドのボート転落死事故
出典:twitter.com
イッツ・ア・スモールワールドのボート転落死事故
発生日時:2010年
場所:パリのディズニーランド
被害:キャストの男性死亡
2010年にパリのディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドで、清掃員のキャストがボートから転落して死亡しました。ほかのキャストがその清掃員がボートに乗って清掃していることを知らずに、ボートを動かしてしまったことが原因とのことです。
第19位:ファントムマナー感電死亡事故
出典:toondays.jp
ファントムマナー感電死亡事故
発生日時:2016年4月
場所:パリのディズニーランド
被害:1名死亡
2016年4月にパリのディズニーランドのアトラクション「ファントムマナー」で、技術職の従業員が死亡しているのが発見されました。死因は感電死で、メンテナンス中の事故ではないかと見られています。
第18位:モノレール衝突事故
出典:gigazine.net
モノレール衝突事故
発生日時:2009年7月4日
場所:フロリダのディズニーワールドのモノレール
被害:男性1名死亡
フロリダのディズニーワールドにあるモノレールで正面衝突の事故が起こりました。通常は22時で閉園するはずでしたが、この日は花火の打ち上げがあり、午前1時まで営業していました。そして、午前2時ごろに衝突事故が起こっています。
この事故で乗客にはけがはありませんでしたが、運転手1名が死亡しています。
第17位:守衛男性転落死事故
守衛男性転落死事故
発生日時:1999年2月14日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:1名死亡
1999年2月14日、65歳の守衛がファンタジー・スカイウェイ・ステーションのホームを清掃している時、ほかの従業員がゴンドラの電源を入れてしまい、清掃中にゴンドラとぶつかりそうになり、ホームから12m下に転落して死亡しました。
第16位:シンデレラ城幼児溺死事故
出典:front-row.jp
シンデレラ城幼児溺死事故
発生日時:1977年8月11日
場所:フロリダのディズニーワールド
被害:男児死亡
1977年8月11日、フロリダのディズニーワールドのシンデレラ城の外堀に4歳の男児が落下して溺死する事故が発生しました。
男の子は家族と一緒に来園していましたが、パレードを見ている最中にはぐれたようです。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(海外編):15位~11位
第15位:閉園後のアメリカ河溺死事故
出典:tdrnavi.jp
閉園後のアメリカ河溺死事故
発生日時:1973年6月
場所:カリフォルニアのディズニーランドのアメリカ河
被害:1名死亡
カリフォルニアのディズニーランドで、18歳と10歳の兄弟がウエスタンランドのアメリカ河に囲まれたトムソーヤ島に閉園後もこっそり隠れていました。
しかし、トムソーヤ島から戻る方法がなく、兄が弟を背負って泳いでトムソーヤ島から戻ろうとしますが、兄は途中で力尽きで溺死しました。弟は、背泳ぎの方法で浮いていたので、救助されました。
第14位:ミュージカル圧死事故
ミュージカル圧死事故
発生日時:1974年7月8日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:女性1名死亡
1974年7月8日、高校を卒業したばかりの18歳のデボラ・ストーンは、ディズニーランドのキャストとして働いていました。
しかし、ミュージカルの最中に普通の壁と回転する壁の間に挟まれてしまい、圧死しました。圧死する時、彼女の断末魔が会場中に響き渡り、観客はショーの一部と考える人もいたようです。
第13位:パレード中フロート車接触死亡事故
パレード中フロート車接触死亡事故
発生日時:2004年2月11日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:1名死亡
2004年2月11日、プルートを演じていたキャストの1人が、美女と野獣のフロート車と接触し、フロート車の下に巻き込まれる形でフロート車の下敷きとなり、亡くなりました。
第12位:ピープルムーバー少年死亡事故
ピープルムーバー少年死亡事故
発生日時:1967年8月
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:17歳の少年1名死亡
カリフォルニアのディズニーランドで、ピープルムーバーに登場していた17歳の少年が別車両に飛び移ろうとしてジャンプしたところ、後ろから来た車両にぶつかって、100m近く引きずられて死亡しています。
この少年はピープルムーバーが動いている間は、座っているようにという安全上の注意を無視していました。
第11位:インディジョーンズ脳出血死亡事故
インディジョーンズ脳出血死亡事故
発生日時:2000年6月
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:女性1名死亡
カリフォルニアのディズニーランドにあるインディ・ジョーンズのアトラクションで、23歳の女性がライド終了後にひどい頭痛を訴えていました。その女性は翌日に入院することになり、脳出血が発見され、9月1日に死亡しています。
被害者女性の家族はアトラクションによる激しい揺れにより脳出血が起こったとして、ディズニーを訴えています。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(海外編):10位~6位
第10位:マッターホルン中年女性死亡事故
出典:tdrnavi.jp
マッターホルン中年女性死亡事故
発生日時:1984年1月11日
場所:マッターホルン・ボブスレー
被害:女性1名死亡
1984年にマッターホルンのアトラクションに乗っていた48歳の女性がシートベルトが外れていたためにシートから投げ出され、後続のボブスレーに衝突して、上半身が車輪の下敷きになり死亡しました。
被害者女性のシートベルトは、自ら外したのか、事故で外れたのかは不明となっています。
第9位:ディズニーワールド・ワニ死亡事故
出典:bbc.com
ディズニーワールド・ワニ死亡事故
発生日時:2016年6月14日
場所:フロリダのディズニーワールド
被害:2歳児死亡
アメリカのフロリダ州にあるディズニーワールド内にあるホテルの池で、2歳の男の子がワニに池の中に引きずり込まれ、遺体で発見されました。
この男の子は父親と一緒に池のほとりで遊んでいたところ、体長1.2~2mのワニに襲われ、父親が助けようとしましたが間に合わず、行方がわからなくなっていました。遺体に大きな損傷はなく、溺死と見られています。
第8位:ハイペリオンシアター落下死亡事故
出典:la-life.info
ハイペリオンシアター落下死亡事故
発生日時:2003年4月22日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:キャストの男性1名死亡
2003年4月22日、カリフォルニアのディズニーランドにあるハイペリオンシアターで、キャストが高さ18mの細いステージから転落して死亡しました。
このキャストは、アラジンのショーに向けて魔法のじゅうたんを準備している最中にバランスをくずして転落したものと見られています。すぐに病院に搬送されて、1ヶ月ほど意識不明の状態が続いた後亡くなっています。
第7位:マッターホーン・ボブスレー死亡事故
マッターホーン・ボブスレー死亡事故
発生日時:1964年5月
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:15歳の少年死亡
1964年にカリフォルニアのディズニーランドにあるマッターホーン・ボブスレーで、15歳の少年がシートベルトを外し、立ち上がろうとしました。その時、少年はバランスを崩して転落し、下の線路に落ちて頭蓋骨を粉砕骨折して死亡しています。
第6位:コロンビア号死亡事故
出典:tdrnavi.jp
コロンビア号死亡事故
発生日時:1998年12月24日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:1名死亡2名重傷
1998年12月24日、カリフォルニアのディズニーランドで帆船コロンビア号をつなぎとめていたロープと金具が外れて、キャスト1名とゲスト2名を襲い、1名が頭部損傷で死亡しました。この時、スナップバックと呼ばれる現象が起こったものと見られています。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキング(海外編):5位~1位
第5位:スペースマウンテン連続乗車病死事故
出典:front-row.jp
スペースマウンテン連続乗車病死事故
発生日時:1979年8月14日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:女性1名死亡
カリフォルニアのディズニーランドにあるスペースマウンテンに乗った31歳がライド終了後に体調不良を訴えました。
キャストはその場に座って待つようにと指示して、搬送手段などを手配していました。しかし、ほかのキャストとの連絡・共有がうまくいっていなかったためか、その女性を乗せたまま出発してしまいます。
つまり、その女性は体調不良の状態で、連続2回のスペースマウンテンを体験することになったのです。その女性は戻ってきた時にはすでに意識がない状態でした。
どうやら、心臓の血栓が脳に飛んだことが体調不良の原因のようで、女性は1週間後に死亡しています。
第4位:ショットガン自殺事件
ショットガン自殺事件
発生日時:1992年9月12日
場所:フロリダのディズニーワールド
被害:1名死亡
1992年9月12日、フロリダのディズニーワールドで閉園後に37歳の男性がショットガンを持って侵入し、警備員を脅して、キャストである元交際相手と会わせるように要求しました。警備員を人質に取り、トイレに立てこもりましたが、警察に囲まれていたために、人質を解放後、拳銃で自殺をしています。
第3位:パイレーツチュートリアルのスタントマン転倒死亡事故
パイレーツチュートリアルのスタントマン転倒死亡事故
発生日時:2009年8月6日
場所:フロリダのディズニーワールド
被害:キャスト1名死亡
パイレーツオブカリビアンのチュートリアルのショーで、ジャックスパロウ役だったキャストが、濡れた地面に足をとられて倒れ、頭を壁に強打しました。この事故で首の骨を骨折し、さらに頭部を55針縫う大けがを負い、頭部外傷によって事故の4日後に死亡しています。
第2位:ビッグサンダー・マウンテン脱線死亡事故
ビッグサンダーマウンテン脱線死亡事故
発生日時:2003年9月5日
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:1名死亡、10人けが
カリフォルニアのディズニーランドにあるビッグサンダーマウンテンで脱線事故が起こりました。
車軸が緩んだために脱線が起こり、乗客の男性1人が頭を強く打って死亡、そのほかの乗客10人はケガをしています。この事故は不適切なメンテナンスが原因であることが判明しています。
第1位:ディズニーランド殺人事件
ディズニー事件殺人事件
発生日時:1981年3月
場所:カリフォルニアのディズニーランド
被害:少年1名死亡
1981年3月にディズニーランドのマッターホルン・ボブスレーの近くで、18歳の少年が女性のお尻を触ったとして、その女性の彼氏(30歳)が激怒し、少年の心臓をナイフで刺しで殺害しました。ナイフを抜く前に2人は数回殴りあったようです。
この被害者の少年はナイフで刺された後に、約20分間そのまま放置されていたとして、遺族はディズニーランドに対して訴訟を起こしています。
アメリカでは、夢の国ディズニーランドで殺人事件も起こっていたのです。
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキングのまとめ
ディズニー事件・事故の衝撃度ランキングを国内・海外に分けてまとめました。夢の国ディズニーでも、いろいろな事件・事故は起こっています。それでも、運営・キャストのおかげで、楽しく楽しめる夢の国であり続けています。
私たちもディズニーに行くときはキャストの指示を守って、安全に楽しみたいですね。