日本の有名な怪談ランキング30選!古典・現代に分けて総まとめ【最新決定版】

あなたは怪談が好きですか?夏はもちろん、季節問わず怪談・怖い話が好きという人は多いと思います。

 

日本の怪談の有名ランキングを古くからある怪談と現代の怪談に分けてまとめました。

この記事の目次

日本の怪談有名ランキング(古典):第18位 子育て幽霊

 

子育て幽霊は古典落語で演じられる怪談の1つで、中国の怪談である「餅を買う女」と内容が似ていることでも知られています。

 

 

子育て幽霊のあらすじ

ある夜、店じまいをした飴屋に若い女が訪ねてきて、一文銭を差し出しました。店の主人は不審に思いましたが、飴を売りました。

 

この女性はその後も毎日訪ねてきて一文銭を出して飴を買っていきましたが、「7日目の晩はもうお金がないから、これで飴を売ってください」と言って、女性の羽織を差し出したです。店の主人は気の毒に思い、羽織と引き換えに飴を渡しました。

 

翌日、その女性から受け取った羽織を店先に干していたら、通りがかったお大尽が店に入ってきて、「この羽織をどうした?この羽織は先日亡くなった私の娘の棺桶に入れたものだ」と言ってきたのです。驚いた店の主人は、この1週間の出来事を話しました。

 

お大尽はその話を聞いて、娘の墓に行きます。すると、墓の中から赤ちゃんの泣き声がしたのです。掘り返してみると、娘の亡骸が生まれたばかりの赤ちゃんを抱いていて、飴を食べていました。また、娘の手に持たせたはずの三途の川の渡し代六文銭はなくなっていたのです。

 

お大尽は赤ちゃんを抱きあげ、「この子はお前の代わりに必ず立派に育てる」と娘の亡骸に話しかけると、娘の亡骸はうなずくように頭をがっくりと落としました。そして、その赤ちゃんはのちに高徳の名僧になったそうです。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第17位 菊江の仏壇

 

菊江の仏壇は1808年に刊行された「浪花みやげ」の中の一遍である「幽霊」が原話となっている上方落語の演目です。5代目笑福亭松鶴、5代目桂文枝や3代目桂米朝などが演じています。

 

 

菊江の仏壇のあらすじ

ある大店の若旦那は遊び人でした。大旦那は若旦那の遊び癖を直すために、器量が良いお花という女性と結婚させました。

 

若旦那は最初はお花を大切にしますが、また再び遊びだし、芸妓の菊江に入れあげるようになり、それを気に病んだお花は病気になって、実家で療養することになりました。

 

お花の状態は悪くなり、お花の実家から危篤の知らせが来ます。若旦那は見舞いに行くこともせず、大旦那だけが見舞いに行くことになりました。その隙に若旦那は、番頭を脅して、菊江を自宅に呼ぶことにします。

 

菊江は髪を洗っているところを突然呼び出されたため、散らし髪に白薩摩の単衣という幽霊のような恰好で若旦那に会いに来ます。自宅でどんちゃん騒ぎををしていたところ、大旦那が帰宅しました。慌てた若旦那は菊江を大きな仏壇に隠します。

 

「お花は息を引き取った」と大旦那は意気消沈し、お通夜に行くために仏壇から『親鸞聖人の掛け軸』を取り出そうとします。

 

大旦那が仏壇を開けると、そこには散らし髪に白薩摩の単衣の女性(菊江)が!大旦那はお花が化けて出たと勘違いし、「ああ。お花か。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。…もう迷うて出たんか。倅の了見はわしが直す、だから迷わず成仏しとくれ!」と言います。

 

それを聞いた菊江は、「へえ。私も消えとうございます」と答えました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第16位 質屋蔵

 

質屋蔵は古典落語の1つで、三代目桂米朝、六代目三遊亭圓生が得意としていました。

 

 

質屋蔵のあらすじ

ある質屋の三番蔵に夜な夜なお化けが出るという噂がありました。質屋の主人は、大切なものを質物にした人の執着心がお化けになったものだろうと考えます。ただ、このままにしておくと、店の信用にかかわるので、お化けの正体を見極めることにしました。

 

店の主人は番頭と店に出入りしている強そうな熊五郎にお化けの正体を突き止めるために、三番蔵を見張るように言いつけました。

 

丑三つ時のこと、蔵の中がピカッと光り、ドカーン!という大きな物音がしました。2人は驚いて腰を抜かしてしまいます。這って蔵の中に行ってみると、質物の帯と羽織が相撲を取っていました。この2つの質物の持ち主は相撲取りだったのです。

 

その光景を見ていると、棚の上にあった掛け軸がひとりでに開きました。その掛け軸は同じ町内の藤原さんが質物として預けた菅原道真公の掛け軸でした。そして、掛け軸は番頭に向かって次のように言いました。

 

「藤原方に参り、急いで利上げをせよと申し伝えよ。麿もどうやら、また流されそうだ」

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第15位 乳房榎

 

怪談乳房榎は三遊亭圓朝によって創作された怪談です。新聞に連載された後に、1888年に出版されています。

 

 

怪談乳房榎のあらすじ

評判が良い絵師の菱川重信は、絶世の美女と評判の妻のおせきと息子の真与太郎の3人で暮らしていました。ある日、おせきを狙っていた磯貝浪江がおせきに近づくために弟子入りしてきます。

 

ある日、重信は寺の天井画を依頼され、じいやの正介と長期間泊まり込みで絵の制作をすることになりました。その隙を狙って浪江はおせきに「息子を殺すぞ」と脅して、無理やり関係を結びます。そして、それを二度三度繰り返すうちに、おせきも浪江に好意を持ち、自分から誘うようになっていました。

 

重信が帰ってこなければよいと考えた浪江は、正介を脅して協力させ、重信を殺害してしまいます。正介は重信殺害に協力した後に寺に戻り、「先生が狼藉者に・・」と寺の人に報告しますが、誰も信じません。重信は普段通りに絵を描いているというのです。

正介が覗いてみると、確かに重信は最後の雌龍の片腕を描き上げ落款を押しているところでした。

 

「正介、なにをのぞく !」という声に驚いて倒れると、明かりが消えました。明かりをつけてみると、重信は消えていました。しかし、落款はまだべったりと濡れていたのです。

 

その後、おせきと浪江は再婚し、浪江の子が誕生します。真与太郎が邪魔になった浪江は正介に真与太郎を殺すように依頼し、正介は真与太郎を滝の中に投げ込みました。

 

すると、滝つぼから真与太郎を抱いた重信の幽霊が出てきて、正介をにらみながら、「この真与太郎を育てろ。そして、無念を晴らせ」と告げます。正介は改心し、真与太郎を抱いて逃げ、赤塚村は松月院の門番となりました。

 

松月院の境内には、乳房の形をしたコブのある榎があり、霊験あらたかなものとして評判で、そのコブから出る甘い雫は真与太郎の乳代わりとして育てました。

 

そのころ、おせきは母乳が出なくなり、生まれたばかりの子供は死んでしまいます。また、おせきは重信の祟りで、狂い死にしてしまうのです。浪江は正介と真与太郎が生きていることを知り、殺そうとしますが、重信の亡霊が返り討ちにし、重信は無念を晴らすことができました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第14位 鍋島藩の化け猫騒動

 

鍋島化け猫騒動は、肥前佐賀藩で起こったお家騒動である鍋島騒動がもとになって作られた怪談です。

 

 

鍋島化け猫騒動のあらすじ

肥前佐賀藩の2代藩主鍋島光茂は、碁の名人である龍造寺又七郎を城に招いて囲碁をしていました。龍造寺家は本来なら鍋島家の主家にあたりますが、没落していて、現在は臣従しているという関係性です。

 

鍋島光茂は囲碁で又七郎に連敗し、激高して又七郎を惨殺してしまいます。それを知った又七郎の母親は飼い猫に悲しみ・恨みをはなして、自殺してしまいました。

 

その猫はその母親の血液を全部舐めて飲んだ後、姿を消してし、やがて城の中に現れるのです。まずは、鍋島光茂の妾を食い殺します。それから、その妾に化けて、鍋島光茂を苦しめました。

しかし、光茂の忠臣に妾の幽霊=化け猫と見破られて、化け猫は退治されてしまいました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第13位 もう半分

 

「もう半分」は三遊亭圓朝が作った怪談で、5代目古今亭今輔、5代目古今亭志ん生などが演じています。

 

 

もう半分のあらすじ

夫婦で経営している小さな注ぎ酒屋に老人が毎晩やってきました。その老人は毎日1合の酒を飲むのですが、一度に1合を頼まず、まずは半分の5勺を頼み、5勺を飲み干してからまた5勺を頼むという飲み方をしていました。

 

ある日、その老人はお店に風呂敷包みを忘れていきます。店主夫婦は「また明日も来るだろう」と思って、お店に保管しておこうと思いますが、やたら重いので、中を覗いてみると、50両もの大金が入っていました。

 

店主夫婦はそれを猫ババしようと考え、老人が忘れ物を取りに来ても、「そんなものはない」としらばっくれます。老人は「あのお金は娘が吉原に身を売って作ってくれた大切なお金なのに」と涙を流し、川に身を投げて自殺してしまいました。

 

その後、店主夫婦はそのお金を元手に大きな店を持ち、さらに子供が生まれました。しかし、その子供はあの老人とそっくりだったのです。妻はショックのあまり死んでしまいます。

 

店主はそれでもその子を育てようと乳母を雇いますが、なぜか乳母は次々と辞めてしまいます。

店主はなぜ乳母が辞めてしまうのかを突き止めるために、夜の赤ちゃんの様子を覗いて観察していると、丑三つ時に赤ちゃんは突然起き上がり、枕もとの油を茶碗に次いで飲み干したのです。

 

そして、店主のほうを睨みながら茶碗を差し出し、「もう半分」。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第12位 むじな

 

むじなは小泉八雲が創作した怪談です。

 

 

むじなのあらすじ

東京の紀伊国坂には夜になると、「むじな」が出るという噂がありました。

 

ある日の夜遅く、紀伊国坂を商人が上がっていくと、しゃがんで泣いている女がいました。商人が心配して声をかけると、女は泣きやみ、顔を上げます。なんと、その顔は目も鼻も口もないのっぺらぼうでした。

 

驚いた商人は慌てて逃げ出し、走って蕎麦屋の屋台に逃げ込みます。商人が蕎麦屋の主人に事の顛末を話すと、屋台の主人は「それは怖ろしゅうございましたな、ところで、おまえさんが見たというのはこんな顔かい?」と言い、自分の顔をひと撫ですると、その主人の顔はのっぺらぼうになったのです。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第11位 稲生物怪録

 

稲生物怪録は江戸時代中期の寛永2年(1749年)に稲生正令(稲生武太夫、幼名・平太郎)が16歳の時に体験した妖怪にまつわる怪談です。

 

 

稲生物怪録のあらすじ

1749年5月、稲生平太郎は隣に住む相撲取りの権八と肝試しを競うことになり、比熊山に登り、祟りがあると言われる場所に行きます。

その2ヶ月後の7月1日の深夜、平太郎は怪物姿の魔王が現れ、それから1ヶ月間、平太郎は妖怪・物の怪に悩まされることになりました。しかし、7月の最終日、魔王が武士となってあらら我、大勢の物の怪を率いて去っていき、それからは物の怪の被害はなくなりました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第10位 おいてけ堀

 

おいてけ堀は本所七不思議の1つで、落語にも多用されている怪談です。「おいてけぼり」の語源と言われています。

 

また、日本昔ばなしでは、この置いてけ堀の怪談にのっぺらぼうをミックスした話が放送されたことがあります。

 

 

おいてけ堀のあらすじ

江戸時代のこと。錦糸町あたりの堀で、魚が良く釣れました。ある日、その堀から「おいていけ」という恐ろしい声が聞こえます。驚いた釣り人は急いで逃げ帰りました。

家に帰ってから魚籠を見ると、魚が一匹も入っていませんでした。

 

この話には、「魚を返さない釣り人は殺されてしまう」や「魚を返さないと金縛りにあう」などの派生バージョンもあります。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第9位 累ヶ淵

 

累ヶ淵は元禄3年(1690年)に出版された仮名草子本『死霊解脱物語聞書』に書かれていた怪談で、累物と呼ばれる歌舞伎作品が作られるきっかけになったほか、三遊亭円朝の怪談噺『真景累ヶ淵』のもとになった話です。

 

 

累ヶ淵のあらすじ

下総の国に与右衛門とお杉という百姓の夫婦がいました。お杉は再婚で連れ子がいましたが、顔が見にくく足に障害があったため、与右衛門は娘をかわいがらず、川に投げ捨てて殺してしまいます。

 

その後、与右衛門とお杉には子供が生まれ累と名付けますが、殺してしまった連れ子の生き写しで、村人は祟りと噂をしました。

 

与右衛門とお杉は相次いで亡くなります。1人になった累は流れ者の男性を看病したことがきっかけで、その男性と結婚することになりました。しかし、その男性は累が醜いことから、次第に累を疎ましく思い、累を殺してしまいます。

 

その男性は何度も再婚しますが、すぐに妻は死んでしまいます。6回目の再婚で、ようやく子供が生まれますが、妻に累の怨霊がとりつき、妻を苦しめました。近くに滞在していた祐天上人が累の怨霊を取り払いますが、すぐに違う怨霊がとりつきます。その怨霊は最初のお杉の連れ子でした。祐天上人は累と連れ子の怨霊を供養し、解脱させることができました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第8位 浅茅が宿

 

浅茅が宿は、江戸時代後期に上田秋成が記した読本「雨月物語」の中の一遍です。雨月物語は9編からなる怪談本ですが、浅茅が宿が最も有名とされています。

 

 

浅茅が宿のあらすじ

下総の国に勝四郎と妻の宮木という夫婦がいました。もともとは裕福でしたが、勝四郎が怠け者だったために、どんどん貧乏になっていきます。

 

心を入れ替えた勝四郎は家の財産を絹に変えて、京都に出て商売をすることを決意します。勝四郎は秋になったら戻ると妻に言い残して京に旅立ちました。

 

勝四郎は京で大成功しますが、そのころ妻の宮木が待つ下総の国では享徳の乱が起こり、勝四郎は帰るに帰れない状態となり、そのまま七年の月日が過ぎてしまいます。

 

勝四郎は「もう妻は死んだだろう」と思っていましたが、家に帰ると、やつれた妻が待っていました。2人は七年間のことを語り合い、一緒に眠ります。

 

しかし、翌朝、妻の姿は消えていて、家も荒れ果てた廃屋に変わっていました。近所の人から、妻の宮木は勝四郎が出発した後、勝四郎の帰りを待ち続けていましたが、翌年には亡くなったことを聞かされたのでした。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第7位 牡丹灯籠

 

牡丹灯籠は三遊亭圓朝が作った落語の怪談です。落語だけでなく、歌舞伎や演劇、映画などにも用いられている怪談で、日本三大怪談の1つとされています。

 

 

牡丹灯籠のあらすじ

浪人の萩原新三郎は旗本の娘であるお露と知り合い、恋仲になります。毎晩のように、お露は牡丹灯籠を下げて、新三郎に会いに行き、逢瀬を重ねました。しかし、お露の正体は怨霊だったのです。

 

新三郎は日ごとにやつれていきましたが、寺の和尚がマントラのお札を新三郎に授け、家の戸にこれを貼って、期日まで絶対に出てはいけないと告げます。アドバイス通り、新三郎はお札を貼って家の中に閉じこもりますが、毎晩のようにお露は家の前に現れ、恨めし気に新三郎を呼びます。

 

しかし、期日の前の日、新三郎はお露に朝になったとだまされて、お札をはがして外に出てしまうのです。(お露への恋心からという説もあり)

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第6位 死神

 

死神は三遊亭圓朝が海外文学作品を翻案して作った怪談で、たくさんの落語家がこの死神を演じています。

 

 

死神のあらすじ

すべてがうまくいかずに自殺しようとしている男は、老人に声をかけられます。老人は「死神だ」と言い、「お前はまだ死ぬ運命ではない。助けてやる」と言いました。死神は「死神が足元に座っていたら寿命ではない。枕もとに座っていたら死んでしまう。足元の死神は呪文で消える」と教え、男に医者を始めるように助言しました。

 

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男は半信半疑で医者を始めます。すると、死神が言った通りになり、男は名医となり、大成功をおさめました。しかし、そのうち男が診る患者はみんな枕元に死神が座っていて、助けることができなかったため、「ヤブ医者」と言われるようになり、また貧乏暮らしに戻ってしまいます。

 

そんな時、大金持ちから患者を診てほしいと依頼が入ります。患者を診ると、枕元に死神が座っていたため、諦めるように家族に伝えます。しかし、家族は「1ヶ月でも延命させてくれたら、大金を支払う」と懇願してきたため、男は患者が寝ている布団ごと180度回転させ、足元と枕元の位置を入れ替えました。そして、その瞬間に呪文を唱え、死神を消したのです。

 

大金を得た男に死神が声を掛けます。死神は男を責め、ろうそくがたくさんある洞窟に連れていきました。そして、これらのろうそくは人間の寿命であり、先ほどの患者の寿命を無理やり変えたので、お前の寿命はもうすぐ消えると今にも消えそうなろうそくを指さしながら男に告げます。

 

驚いた男は死神に懇願しますが、死神は新しい蝋燭を出し、ろうそくの火を消すことなく継ぐことができたら、お前の命は助かると言いました。男は必死に新しい蝋燭に火を移そうとしますが、焦りから手が震えてうまくいかず、「あぁ、消える…」。

 

これで演目は終わります。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第5位 ろくろ首

 

ろくろ首は小泉八雲の怪談です。もともとはろくろ首という妖怪がいましたが、それを怪談にしています。

 

 

ろくろ首のあらすじ

主君を亡くしたことで出家した回竜という僧侶が旅をしていました。そんな時、回竜に「この辺りは危ないからうちに泊まりなさい」と声をかけた親切な男がいて、回竜はその男と家族が住む家に泊まることになりました。

 

その日の晩、回竜が深夜に水を飲もうと起きたところ、家の人たちはみんな首がない状態で転がっていました。この男の家族はろくろ首だったのです。ろくろ首は旅人を食い殺す妖怪で、回竜にも襲い掛かってきました。回竜は何とか撃退しますが、1つの首だけが回竜の裾にかみついて離れませんでした。

 

回竜はそのまま旅を続けることになりましたが、途中で追いはぎに遭い、そのろくろ首を譲ることになります。しかし、追いはぎたちは、そのろくろ首を気味悪がり、首塚を作って埋葬されました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第4位 雪女

 

雪女は雪の妖怪で、日本では古来から伝承されていて、白装束を身にまとい、冷たい息を吹きかけて投資させたり、男を殺すなど恐れられていました。

 

怪談としては、小泉八雲が雪女伝説を紹介したことで有名になっています。

 

 

雪女のあらすじ

武蔵の国に年老いた木こりの茂作と見習い巳之吉が住んでいました。ある日、吹雪で帰れなくなった2人は近くの小屋に避難して寝ることにしました。その夜、巳之吉がふと目を覚ますと、白装束を着た長い髪の美女がいました。その美女が茂吉に息を吹きかけると、茂吉は凍って死んでしまいました。

 

美女は巳之吉にも息を吹きかけようとしますが、「お前はまだ若く美しいから助けてやる。ただ、誰かにこのことを言ったら命はない」と言い残し、去っていきました。

 

それから数年後、巳之吉はお雪という美女に出会い、恋に落ちて結婚します。2人には子供が10人生まれましたが、お雪は母親になっても若く美しいままでした。

 

ある夜、お雪に巳之吉は「お前は、18歳のころに出会ったあの不思議な美女にそっくりだ。あれは夢なのか、雪女なのか」と言いました。

 

それを聞いたお雪は突然立ち上がり、「お前が見た雪女はこの私だ。そのことを誰かに言ったら殺すといったが、子供たちのことを思ったら、殺すことも出来ない。せめて、子供たちは立派に育ててくれ。もし、子供たちを悲しませたら、その時は私がお前を殺しに来る」と言い、お雪の体は解けて白い霧となり、消えてしまいました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第3位 耳無し芳一

 

 耳なし芳一は小泉八雲の怪談で取り上げられたことで有名になった怪談です。小泉八雲は、1782年の、一夕散人著『臥遊奇談』第二巻「琵琶秘曲泣幽霊」をを参考にしたと言われています。

 

 

耳なし芳一のあらすじ

阿弥陀寺に芳一という名前の盲目の琵琶法師がいました。芳一は平家物語が得意でした。

 

ある日、和尚が留守の時に、突然現れた武士から「高貴な方」の屋敷で琵琶を弾くようにお願いされ、そこに出向いた芳一は平家物語を弾くと、そこで聞いている人たちは激しく感動しているようでした。そして、芳一は7日7晩弾きに来るようにお願いされます。

 

盲目の芳一が毎晩出かけていくことを不審に思った和尚が、寺の男たちに芳一のあとをつけさせると、芳一は誰もいない墓地の前で、無数の鬼火に囲まれて琵琶を弾いていたのです。

 

寺の男たちは芳一を強引に寺に連れて帰り、和尚が芳一に事情を聴くと、「高貴な方」は平家一門の邪道な怨霊であることが判明しました。このままでは芳一が怨霊たちに殺されると思った和尚は、怨霊から芳一を隠すために、芳一の全身に般若心経を写し、芳一には怨霊が何をしても決して反応してはならず、無視しなければいけないと言い聞かせます。

 

しかし、この時和尚は耳にお経を書くことを忘れてしまったのです。

 

その日の夜、芳一を武士(怨霊)が迎えに来ましたが、芳一の体には般若心経が書かれているため、怨霊からは見えませんでした。しかし、探し回っていると、耳だけを発見します。そして、耳だけをもぎ取って怨霊は去っていきました。

 

その後、怨霊が現れることはなく、芳一は「耳なし芳一」と呼ばれ、琵琶の名手として名声を高めていきました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第2位 番町皿屋敷

 

室町末期ごろからこの皿屋敷の怪談はありました。皿屋敷には似たような話が全国各地にあり、播州姫路が舞台の「播州皿屋敷」や江戸が舞台の「番町皿屋敷」などがあります。ここでは、番町皿屋敷のあらすじをご紹介します。

 

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番町皿屋敷のあらすじ

火付盗賊改・青山播磨守主膳の屋敷で菊という下女が宝庫言うしていましたが、1653年に主膳が大切にしていた10枚の皿のうち1枚を割ってしまいます。怒った主膳は菊の中指を切り落として、部屋に監禁してしまいます。

 

菊は部屋を抜け出して、裏の古井戸に身を投げて死んでしまいました。

 

その後、夜になると井戸の底から「一つ、二つ」と皿を数える女の声が屋敷中に響き渡るようになります。また、主膳の子供が生まれますが、その子は中指がありませんでした。この事件が公儀の耳にも入り、主膳は所領を没収されてしまいます。

 

その後も井戸から皿を数える声が聞こえるので、公儀が小石川伝通院の了誉上人に鎮魂の読経を依頼し、上人が読経していると、皿を数える声が聞こえて来たので、「八つ、九つ」と来たところで、「十」と上人が言うと、菊の亡霊は「あらうれしや」と言って成仏することができました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第1位 四谷怪談

 

四谷怪談が日本で一番有名な怪談でしょう。四谷怪談は元禄時代に起きたとされる事件を基に創作された怪談で、いろいろなバージョンがあります。「お岩さん」の怪談です。

 

 

四谷怪談のあらすじ

1338年、四谷左門の娘・岩と伊右衛門は夫婦でしたが、伊右衛門の行いが悪いため、岩は親に実家に連れ戻されていました。伊右衛門は岩と復縁を迫りましたが、四谷左門はそれを拒否。怒った伊右衛門は左門を殺害し、「仇を取ってやる」と嘘をついて、伊右衛門は岩と復縁しました。

 

しかし、伊右衛門は岩が病気がちになり、さらに自分に良い縁談が持ち上がったことで、岩と離婚しようと画策します。夫の悪だくみを知った岩はもだえ苦しみ、刀が首に刺さって死んでしまいました。

 

伊右衛門は再婚することになりますが、婚礼の日に幽霊を見て錯乱し、再婚相手とその家の主を殺害して逃亡します。その後も、伊右衛門は岩の幽霊に苦しめられ、真相を知った人に討たれて亡くなりました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第12位 テケテケ

 

テケテケは下半身が欠損している幽霊・妖怪です。足がないので、空中を浮いて移動するか、肘を使って移動します。肘を使って移動する時の音から「テケテケ」と呼ばれるようになりました。

 

テケテケのあらすじ

北国で女性が線路に落下し、電車に轢かれて上半身と下半身に切断されましたが、寒さのために切断部分が凍って止血され、苦しみながら周りの人に助けを求めてました。しかし、駅員の判断によって、救出されることなく、ブルーシートがかけられ、その後しばらくして亡くなっています。

 

この女性は自分を見捨てた人間を恨み、テケテケとなって、人間たちに復讐しています。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第11位 くねくね

 

くねくねは2ちゃんねる発の怪談です。田んぼや川の向こうに見える白(または黒)のくねくねと動く存在で、くねくねの正体を知ると、精神に異常をきたし、発狂してしまうと言われています。

 

くねくねのあらすじ

ある夏休み、お盆休みに祖母の家に帰省した僕は兄と一緒に外に遊びに行きました。すると、兄が遠くに「くねくね」を発見します。兄と僕はくねくねの正体が気になり、兄は家に戻って双眼鏡を持ってきました。そして、兄は双眼鏡でくねくねを見ると、兄は真っ青になって冷や汗を流し始めます。

 

僕は兄にくねくねの正体を聞きましたが、兄は「わからないほうがいい」と言って、家に戻ってしまいました。その後、僕も双眼鏡でくねくねを見ようとしましたが、祖父が急いでやってきて、「あれを見てはいけない!」と焦った様子で僕を止めました。

 

それから祖父と一緒に家に戻ると、兄だけ狂ったように笑っていて、くねくねと踊っていたのです。

 

お盆が終わり、家に帰るになっても兄は元に戻らず、祖母の実家に残ることになりました。僕は両親と車で家に戻ることになりましたが、兄との思い出を回想しながら、双眼鏡で景色を見ていました。その時、「見てはいけない」とわかるものが、突然視界に飛び込んできたのです。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第10位 杉沢村伝説

 

杉沢村伝説とは、青森県にあったとされる杉沢村にまつわる怪談・都市伝説です。杉沢村を調査しようとするオカルトマニアなどが続出し、テレビの「奇跡体験!アンビリバボー」でも取り上げられました。

 

 

杉沢村伝説のあらすじ

杉沢村はかつて青森県の奥地にあった村です。ここに住んでいた村人の1人が突然発狂し、村人全員を殺害して、自らも命を絶ったという事件が起こりました。村には誰もいなくなり、廃村となりました。杉沢村は地図上からも、青森県の公式文書からも消去されて、歴史からも消されてしまったのです。

 

この杉沢村に向かう道路には「ここから先へ立ち入る者 命の保証はない」と書かれた看板があり、村の入り口には鳥居があるとされています。そして、現在は杉沢村は悪霊が住み着く村となっていて、足を踏み入れた者は帰ってこれないと言われています。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第9位 きさらぎ駅

 

きさらぎ駅とは2ちゃんねる発の怪談・都市伝説です。2004年に実況形式で話が進んでいき、人気となりました。2010年代になると、似たような体験をした人が2ちゃんねるやツイッターに報告し、さらに広まっていき、きさらぎ駅を題材とした漫画やゲームなども登場しています。

 

 

きさらぎ駅のあらすじ

2004年1月8日、2ちゃんねるのオカルト超常現象板に「はすみ」が書き込みます。はすみは新浜松駅から帰宅するためにいつもの電車に乗ったものの、気が付いたらいつもと違う感じになっていて、なかなか目的地に着かないことを相談し始めます。

 

そして、試しにその電車が停まった「きさらぎ駅」で降りてみました。きさらぎ駅は無人駅で、親に電話して迎えに来てもらうようにお願いしますが、親はきさらぎ駅がどこにあるのかわからず、途方に暮れます。110番通報しても、いたずら電話と思われて相手にされないため、はすみは線路沿いを歩いて戻ることにしました。

 

途中で会った人が車で近くの駅まで送ってくれることになり、その人の車に乗り込みますが、それから消息は途絶えてしまいます・・・。それから、はすみがどうなったのかは誰にもわかりません。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第8位 コトリバコ

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コトリバコとは2ちゃんねる発の怪談です。インターネット発の怪談の中でも、特に怖いと言われている怪談の1つです。

 

 

コトリバコのあらすじ

島根県のある場所で、偶然見つけた奇妙な箱であるコトリバコ。このコトリバコは「子取り箱」で、呪いの箱だったのです。

 

島根県のある地域には差別・迫害を受けている部落がありました。その部落に1868年の隠岐の反乱で逃れてきた1人の男が落ち延びて来たのです。その男はかくまってもらう代わりに、呪いの箱であるコトリバコの作り方をその部落の人たちに教えました。

 

このコトリバコは、送った家の女性と子供は苦しみながら死んでしまうという呪いの力を持っていました。

 

コトリバコのおかげで、差別・迫害を受けなくなりましたが、作りすぎたコトリバコは呪いが強すぎて、払うことができないため、部落の各住民が持ち回りで保管し、呪いを薄めることにしました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(古典):第7位 赤いクレヨン

 

この赤いクレヨンは伊集院光さんが、テレビ番組での怖い話の企画の中で発表して有名になった現代怪談です。

 

 

赤いクレヨンのあらすじ

ある夫婦が中古物件を購入しました。新築同然なのに格安の値段でした。

 

ある日、家の廊下に赤いクレヨンが落ちていました。その夫婦には子供はいないし、誰かが侵入した形跡もありません。その時はそれほど気にしなかったのですが、それから怪奇現象が起こるようになり、夫婦が家の中を調べてみると、隠された部屋があることが発覚します。

 

その部屋に入ってみると、壁には「おかあさん ごめんなさい だして」という赤い文字がぎっしりと書かれていました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第6位 犬鳴村伝説

 

犬鳴村伝説とは九州に存在する地図上にはない村の事です。犬鳴村には日本の法律は適用されず、そこに立ち入った者は生きて帰れないとされています。

 

 

犬鳴村伝説のあらすじ

犬鳴村は旧犬鳴トンネル近くにあり、日本の行政記録からは完全に抹消されています。江戸時代以前から激しい差別を受けてきたため、周りの村とは交流がなく、自給自足の生活をしていて、近親交配を繰り返してきました。

 

トンネルの前には「白のセダンは迂回してください」という看板が立てられ、村の入り口には「この先、日本国憲法は適用しません」という看板が立てられています。入り口から進むと、骸が山積みになっていて、柵を乗り越えると紐のトラップが仕掛けられています。紐に引っかかると大きな音が鳴り、すごいスピードで斧を持った村人がやってきて襲われます。

 

犬鳴村は携帯電話や全社圏外で、近くのコンビニエンスストアの公衆電話は警察には通じません。

 

以前に若いカップルが面白半分で犬鳴村に入ったら、惨殺されてしまったと言われています。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第5位 メリーさんの電話

 

メリーさんの電話は、怪談系の都市伝説です。2011年には映画化されています。

 

 

メリーさんの電話のあらすじ

ある少女が引っ越しの時に、古い人形「メリー」を捨てました。

その日の夜、少女に電話がかかってきます。
「わたし、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの」

 

少女は怖くなって電話を切りますが、またすぐに電話がかかってきました。
「わたし、メリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの」
少しずつ、メリーさんの位置がその少女の家の場所に近づいてきます。

 

そして、ついに「わたし、メリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話がかかってきました。

 

少女は驚いて、玄関のドアを開けます。しかし、誰もいませんでした。
少女はホッとしましたが、その時にまた電話がかかってきました。

 

「わたし、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第4位 首なしライダー

 

首なしライダーは頭部がないバイクライダーの幽霊です。怪談や都市伝説として有名で、いろいろな怪談に登場しています。

 

 

首なしライダーのあらすじ

ある道路に、いたずらでピアノ線が張ってありました。それを知らずに猛スピードでバイクが走ってきて、バイクの運転手は首を切断してしまったのです。しかし、首のないライダーを乗せたバイクはそのまま走り続けました。

 

そのライダーは亡霊となり、夜になるとその道路を首がない状態で猛スピードで走る姿が目撃されるようになりました。首なしライダーは自分を殺した犯人を捜しているとも、自分の頭を探しているとも言われています。

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日本の怪談有名ランキング(現代):第3位 生き人形

 

生き人形はタレントで怪談師の稲川淳二が実際に体験した怪談です。稲川淳二さんの代表的な怪談の1つですが、「どこからが怪談でどこからが現実なのかという話になってしまう」と語っています。

 

 

生き人形のあらすじ

1976年、稲川淳二さんは深夜に高速道路で少女のような人影を目撃しました。

 

その後、人形使いの前野博から「人形を使う舞台をやるから、その座長をしてくれ」とオファーされ快諾します。しかし、その人形は高速道路で目撃した少女にそっくりだったため、嫌な予感がしました。その予感は的中し、人形の製作師は行方不明、周囲の人の自宅が全焼、前野さんのいとこが急死などの不幸が続きました。

 

舞台は上々の評判で、テレビ出演もしました。しかし、ある日の講演で稲川淳二さん以外のすべての出演者・スタッフがみんな右手・右足をケガしてしまいます。それからもたくさんの不可解なことが起こり、公演は中止となってしまいました。

 

この舞台の怪奇現象を知ったテレビスタッフが、ワイドショーで取り上げますが、ここでも次々に怪奇現象が起こりました。

 

その後、知人の霊媒師に人形を見てもらうと、「人形が生きている。たくさんの女の怨念がついている」と言われ、寺に納めるように助言されましたが、前野氏が人形を手放すことはありませんでした。

 

1988年に前野氏は煙草の火の不始末が原因で亡くなりましたが、その後もいろいろと因縁が続いていて、現在進行形の怪談です。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第2位 トイレの花子さん

 

トイレの花子さんは学校の怪談の1つで、学校のトイレの住み着いているお化けの話です。学校の怪談の中でも、もっとも有名なお化けで、漫画やアニメ、映画などの題材にもなっています。

 

 

トイレの花子さんのあらすじ

学校の3階にあるトイレで、3番目の扉を3回ノックして、「花子さんいらっしゃいますか?」と聞くと、個室の中から「はい」と返事が返ってきます。その扉を開けると、赤いスカートでおかっぱ頭の女の子がいて、トイレの中に引きずり込まれてしまいます。

 

このトイレの花子さんの怪談にはいろいろな派生バージョンがありますが、1980年代のオカルトブームで有名になり、子供たちを中心に人気となりました。

 

 

日本の怪談有名ランキング(現代):第1位 口裂け女

 

口裂け女は1979年に日本で流行した怪談・都市伝説です。この怪談は中華圏はもちろん、韓国でも有名です。

 

 

口裂け女のあらすじ

大きな白いマスクをした若い女性が、学校帰りの子供たちに「私、きれい?」と尋ねてきます。子供たちが「きれい」と答えると、「これでも?」とマスクを外し、耳元まで大きく裂けた口を見せてきました。

 

もし、最初の質問で「きれいじゃない」と答えると、包丁やハサミで切り殺されると言われています。

 

 

日本の怪談有名ランキングのまとめ

日本の怪談の有名ランキングを古典版・現代版でまとめました。日本の怪談はまだまだたくさんあります。あなたのお気に入りの怪談はどれですか?

 

怪談を楽しむなら、プロの怪談師の語りを聞くのが一番おすすめです!

 

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