ヒッチハイク(2ch怖い話/都市伝説)の元ネタと考察!事件と映画化やあらすじを総まとめ

2chのオカルト板の洒落怖スレッドに投稿された怖い話のヒッチハイクは、2ちゃんねる発の都市伝説の中でも特にトラウマになると言われています。

 

ヒッチハイクのあらすじや元ネタ映画と考察、ヒッチハイク関連の事件と映画化などをまとめました。

ヒッチハイクは2chの怖い話・都市伝説

 

ヒッチハイクは、2chで生まれた怖い話・都市伝説です。

 

ヒッチハイクとは、2chのオカルト板の中の人気有名スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(洒落怖)の中に投稿された怖い話です。

 

ヒッチハイクは2009年12月24日の22時12分17秒から投稿されています。

 

836 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/24(木) 22:12:17 ID:NNdtlw3F0

 

12月24日というクリスマスイブに、ヒッチハイクは投稿されたのです。もしかしたら、クリスマスイブに彼女の振られた切ない男性が、2ちゃんねるのオカルト板住民を怖い世界に道連れにしてやろうと思って投稿したのかもしれません。

 

ヒッチハイクはそのタイトルの通り、ヒッチハイクを題材にした怖い話です。ヒッチハイクの登場人物をご紹介しておきます。

 

・俺:主人公。大学卒業後就職が決まっていない
・カズヤ:大学の友達。悪友で女癖が悪い
・キャンピングカーの家族(60代父親・70代母親・40代双子の息子)
・マモル
・テンガロンハットの大男
・トイレで泣く女の子
・コンビニ店長
・トラックの運転手

 

このヒッチハイクはトラウマになるような怖さがあり、2ちゃんねるの洒落怖で投稿された都市伝説の中でも人気が高い怖い話です。

 

 

 

「洒落怖」とは

洒落怖とは、2ちゃんねるのオカルト板のスレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」のことです。

 

このスレッドは都市伝説や創作、史実、ニュース、実体験などを集める目的で建てられた人気スレでしたが、月日が経つ中で、創作怪談スレに変化していきました。

 

この洒落怖で生まれた都市伝説や怖い話には、ヒッチハイク以外にも次のようなものがあります。

 

・エレベーターで異世界に行く方法
・きさらぎ駅
・くねくね
・コトリバコ
・坂道の女
・師匠シリーズ
・邪視
・巣くうものシリーズ
・人間をついばむカラスはすぐ殺せ
・八尺様
・404号室
・リゾートバイト

 

洒落怖で生まれた怖い話や都市伝説は、2ちゃんねる(5ちゃんねる)の枠を超えて、2ちゃんねる住民以外にも知られるようになっています。

 

洒落怖はまとめサイトも存在しています。一番有名だった洒落怖のまとめサイトは現在はすでに閉鎖されていますが、洒落怖で作られた怖い話や都市伝説のタイトルはこのまとめサイトの管理人がつけたものが多いです。

 

ヒッチハイクも洒落怖のスレッドに投稿された時には、投稿者が「ヒッチハイク」というタイトルをつけたわけではありませんでした。まとめサイトでまとめられた時に「ヒッチハイク」というタイトルをつけたようです。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容①:友人とヒッチハイクに

 

今から7年前のこと。大学を卒業しても就職が決まっていない俺(投稿者)はお気楽にバイトを続けていた。

 

同じ大学の同級生で、入学したばかりの頃に知り合った悪友のカズヤも就職せずにクラブでバイトをしていた。カズヤは女好きで女癖が悪かったが、底抜けに明るくて裏表がなく、男友達が多かった。俺とカズヤは性格が正反対だったが、一番ウマが合った。

 

その年の夏、そんなカズヤと家でダラダラしている時になぜか「ヒッチハイクで日本を縦断しよう」という話になり、その計画を立てることに熱中した。計画と言っても綿密なものではなく、杜撰なもので、飛行機で北海道に飛び、そこからヒッチハイクをして地元の九州に戻ってくるというものだった。

 

女好きのカズヤはヒッチハイク中に各地の女性をナンパして関係を持つという目的もあり、俺もそれを実は期待していた。

 

俺はバイトを辞め、カズヤは長期休暇を申請し、北海道までの航空券や着替えを詰めた巨大リュック、現金などを用意して、計画を立ててから3週間後には北海道に飛んだ。

 

札幌に着いてから、カズヤはナンパに成功したようだった。そして、翌日俺とカズヤはホテルのロビーに集合し、ヒッチハイクを始めることにした。

 

俺もカズヤもヒッチハイクは人生で初めての体験だったが、なかなか車は止まってくれない。ヒッチハイク開始から1時間半後にようやく最初の車が止まってくれた。

 

そこから、長距離トラックのお兄さんにはタバコなど、普通車には飴などのお土産を用意し、ヒッチハイクを続けた。4日目になると、本州に到達し、俺たちもヒッチハイクのコツをつかんで、土地の名物に舌鼓を売ったり、一期一会の出会いを楽しめるようになった。

 

出発から約2週間後、甲信地方の山深い田舎に到達した。しかし、そこで2人とも生涯トラウマになるような恐怖体験をすることになったのだ。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容②:キャンピングカー&変な家族と出会う

 

その日、国道沿いの寂れたコンビニで降ろしてもらったが、そこからなかなか車がつかまらなかった。そのコンビニの店長に事情を話すと、「どうしても立ち往生したら、俺が市内まで送ってやるよ」と言ってくれた。それからも車は止まらず、店長のご厚意に甘えるかと思っていた時、一台のキャンピングカーがコンビニの駐車場に停車した。

 

キャンピングカーから出てきたのは、60代くらいの男性。カウボーイハットにスーツ姿という奇妙なものだった。俺はその男を見て、なんとなく気も悪いものを感じた。カズヤはその男と交渉し、キャンピングカーに乗せてもらうことになった

 

俺はキャンピングカーに乗った瞬間に、「しまった」と感じた。「おかしい」と感じたのだ。「おかしいからおかしい」としか書きようがないが、おかしいのだ。

 

そして、キャンピングカーの中には男の家族がいた。

 

・父 ドライバー およそ60代
・母 助手席に座る。見た目70代
・双子の息子 どう見ても40過ぎ

 

キャンピングカーに乗り込んで最初に目に飛び込んできたのは、双子の中年男性だった。
同じスラックスに同じ靴、同じ髪型(頭頂ハゲ)、同じ姿勢で座る同じ顔の双子の中年オッサンだった。

 

父親に座るように促され、車内に座り、俺たちは家族に挨拶をした。助手席には母親が座っていたが、母親も異様な風貌をしていた。ウェディングドレスのような真っ白のサマーワンピース、メイクはバカ殿のような白粉のベタ塗り。名前は「聖(セント)ジョセフィーヌ」と名乗った。父親は「聖(セント)ジョージ」。双子の名前は「赤」と「青」。

 

俺とカズヤはこの時点は目配せをして、適当なところで早く降ろしてもらおうと決意した。父親と母親はしきりに俺たちに話しかけてきて、双子は同じ姿勢・同じタイミング・同じ姿勢でコーラをラッパ飲みしていた。

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キャンピングカーに乗ってから15分もたたないうちに、カズヤが「ありがとうございます。もうここらで結構ですので」と言い出して車を降りようとしたが、父親と母親は俺たちをしきりに引き止め、降ろしてくれなかった。

 

キャンピングカーが国道から山道に入ろうとしたので、本気で降りようとしたが、それでも降ろしてくれない。俺たちは「いざとなったら逃げるぞ」と小声で話し合った。そして、山道を30分ほど走ると、キャンピングカーは止まった。

 

父親が「着いたぞ」というと、キャンピングカーの後部ドアから子供の笑い声が聞こえた。家族の会話から、その子供は「マモル」という名前のようだったが、姿は見せなかった。

 

俺たちは車を降りると、男が焚火をしていた。この男は2m近くあるごつい男で、父親と同じくテンガロンハットのような帽子をかぶってスーツを着ていた。その男はミッ○ーマ○スのマーチの口笛を吹きながら、大型ナイフで何か動物を解体していた。

 

俺たちはトイレに行くふりをして、逃げようと森に入った。その時、キャンピングカーの後部の窓に、おでこが突出していて両目の位置が低く、両手もパンパンに膨れ上がった容姿をしたものがが顔と両手を貼り付けて「マーマ!!」と叫んだ。

 

俺たちはそれを見て森に逃げ込んだ。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容③:2人で逃げ出しトイレに駆け込む

 

俺とカズヤはがむしゃらに何度も転びながら森を下に向かって走った。1時間ほど激走したが、県道に出ることはなく、町の明かりも見えず、道に迷ってしまった。

 

現金と携帯は持っていたが、服などの荷物は置いてきてしまった。

 

俺たちはその場にへたり込み、これからのことを相談した。暗い中をがむしゃらに進んでも迷うだけなので、とりあえず休憩をすることにした。

 

午前4時、ハッと目が覚めると、あたりはうっすらと明るくなっていた。カズヤは起きていて、何かを警戒していた。耳を澄ますと、かすかに遠くの方で口笛のミッ○ーマ○スのマーチが聞こえてきた。あの大男が探しているんだと感じた俺たちは、猛ダッシュで森を走った。

 

20分くらい走ると、今は使われていないような古びた駐車場に出た。そこには古びたトイレがあり、カズヤはそこで用を足し始めた。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容④:女の子の泣き声が聞こえる

 

そんな時、隣の女子トイレから女の子の泣き声が聞こえてきた。俺は女子トイレに入って、「どうかしましたか?」と声をかけてみた。

 

しかし、返事はなく、泣き声だけが聞こえ、その泣き声は激しくなっていった。

その時、駐車場の上の道から車の音がした。それを聞いた俺は女子トイレを飛び出し、個室に入っていたカズヤに出るように促した。カズヤが個室から出てくるのと同じタイミングで、あのキャンピングカーが駐車場に入ってくるのが見えた。

 

森に逃げ込めば、キャンピングカーから見えてしまうため、死角になっているトイレの裏側に隠れるしかなかった。

 

キャンピングカーのエンジン音が駐車場で止まった。そして、男子トイレに父親が入ってきた。女子トイレには母親が入ったようだったが、女の子の泣き声はまだ続いていた。しかし、キャンピングカーの家族は女の子の存在には気づいていないようだった。

 

大男はいないようだったので、「あの家族を殴って、キャンピングカーを奪って山を下りるか」とカズヤが提案してきたが、このまま隠れて奴らが通り過ぎるのを待つ方が得策だと判断し、そのままトイレの裏に隠れていた。

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そんな時、トイレに向かってくる足音と共に、ミッ○ーマ○スのマーチの口笛が聞こえてきた。男はトイレに入っているようだったが、女子トイレの女の子の泣き声が一層激しくなり、断末魔のような絶叫に変わったと思ったら、フッと消えた。

 

その後、口笛の大男と家族たちは訳の分からないことを言いながら、キャンピングカーに乗って去っていった。俺は女子トイレに入り、女の子を探したが誰もいなかった。

 

カズヤは「女の子なんて最初からいなかった」と言い出した。確かに、あのキャンピングカーの家族が女の子の泣き声に対して反応していなかったことを考えると、泣き声は幻聴だったとも考えられる。でも、あんなに鮮明に聞こえる幻聴はあるのだろうか。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容⑤:無事にコンビニに戻る

 

キャンピングカーがいなくなったので、俺たちは国道に向かって歩き続けた。歩き始めて2時間後、無事に国道に出ることができた。着替えも荷物もない状態だったため、あの親切な店長がいるコンビニに向かうことにした。

 

再びヒッチハイクをするのは度胸が必要だったが、ヒッチハイクをするとトラックが止まってくれて、快く乗せてくれた。約1時間後にあのコンビニに到着した。あの店長に俺たちが体験したことを話したのだが、その途中で店長は怪訝な顔をし始めた。

 

店長はキャンピングカーを見なかったというのだ。

 

「俺は君たちがあの時急に店を出て国道沿いを歩いていくので止めたんだよ。でも、こっちが話しかけても君たちはあんなり無視するもんだから。」と言うのだ。

 

俺たちは確かにキャンピングカーにコンビニが止まって、父親が買い物をしているところを確かに見ている。しかも、父親の買い物を会計したのは店長だ。それなのに。

 

 

ヒッチハイクのあらすじ・内容⑥:朽ち果てたキャンピングカー

 

 

カズヤは俺をトイレに連れ込み、相談したところ、とりあえずこのコンビニを出て、先ほどのトラックに街まで乗せてもらおうと考えた。そこで、トラックの運転手が吸っていたタバコの銘柄のカートンを渡して交渉し、街まで乗せていってもらうことにした。

 

トラックに乗せてもらうと、いつの間にか俺たちは寝てしまっていた。目を覚まして、窓の外を見ていると、俺は思わぬものを見つけて、運転手のお兄さんに「止めてください!」とお願いした。トラックを止めてもらうと、眠っていたカズヤも起きた。

 

カズヤに「あれを見ろ」と指さすと、カズヤは絶句した。

 

朽ち果てたドライブインにあのキャンピングカーが止まっていたのだ。色合いも形もフロントに描かれていた絵柄も、あの家族が乗っていたキャンピングカーと一致していた。

 

しかし、その車体は朽ち果てていた。

 

何十年も経過したかのようにボロボロになっていて、タイヤはパンクしていて、窓ガラスも割れていた。

 

俺たちは「5分だけ待っていてください」とトラックの運転手にお願いして、キャンピングカーへと向かった。キャンピングカーの車内をのぞき込んでみると、俺たちのリュックが置いてあった。なかっみを確認すると、服や雑貨品は朽ち果てていたのだ。

 

とにかく一刻も早くキャンピングカーから離れたかった俺たちは車内から出ようとしたその時、キャンピングカーの後部のドアの奥でガタっと音がした。そして、ドアの向こうから「マーマ!!」という声が聞こえた。

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俺たちは叫びながらトラックに駆け戻り、運転手のお兄さんも顔が青ざめているように見えた。
運転手は無言でトラックを発進させた。

 

運転手のお兄さんは、キャンピングカーにカウボーイハットを被った人影が見えて、ミッ○ーマ○スのマーチの口笛が耳元で聴こえたと言ってきた。

 

市街が近くなってきたところで、俺は運転手のお兄さんに、最初に乗せてもらった国道近くの山で昔、何か事件はなかったか?と聞いてみた。すると、運転手は「だいぶ昔にトイレのところで、若い女が殺された事件があった」と答えたのだ。

 

市街まで送ってもらい、運転手にお礼を言って別れた後、その日はホテルで爆睡し、新幹線を乗り継いで地元に帰った。

 

今でもあの悪夢のような出来事を思い出してしまう。カズヤはあれからキャンピングカーがトラウマになっていて、俺はミッ○ーマ○スのマーチがトラウマになっている。今でもあの大男が夢に出てくることがある。

 

 

ヒッチハイクの元ネタを考察

出典:amazon.co.jp

 

2chの都市伝説・怖い話のヒッチハイクは、元ネタがあると言われています。その元ネタとは、映画の「レストストップ デッドアヘッド」です。

 

・公開日:2006年10月7日
・監督:ジョン・シャイバン
・出演:ジェイミー・アレクサンダー, ジョーイ・メンディシーノ, ジョーイ・ローレンス
・上映時間:1時間25分

 

テキサスを舞台にして、若いカップル(ニコールとジェシー)が駆け落ちするところから始まります。黄色のトラックに嫌がらせを受けるようになり、途中でドライブイン(レストストップ)に立ち寄り、ニコールはトイレに入ります。

 

ニコールがトイレから出ると、車とジェシーはいなくなり、ニコールは置き去りにされました。レストストップには怪しいキャンピングカーが止まっていて、さらにトラックの男との攻防戦が始まり、恐ろしいことが次々に起こっていくというアメリカのホラー映画です。

 

この「レストストップ デッドアヘッド」と2chのヒッチハイクには共通点があります。

 

・キャンピングカーが出てくる
・キャンピングカーには怪しい家族が乗っている
・キャンピングカーの後部から声が聞こえてくる
・トイレに逃げ込む
・トイレで女性が襲われて泣く

 

このような要素が「レストストップ デッドアヘッド」にはあったので、それを参考にしてヒッチハイクは作られたのではないか?と見られています。ヒッチハイクに出てくる口笛の大男は、元ネタ映画「レストストップ デッドアヘッド」のトラックの運転手がモデルと思われます。

 

また、元ネタ映画のラストには月日が経ち、ニコールの行方不明者の張り紙が新しく建て替えられたトイレに貼られていました。また、ニコールが襲われたのは70年代(過去)を想起させる描写があります。この元ネタ映画の「過去」を思わせる描写から、ヒッチハイクの「朽ち果てたキャンピングカーと荷物」のネタを思いついたのではないでしょうか。

 

ただ、ヒッチハイクをより不気味にしている最大の要素である大男の「ミッ○ーマ○スのマーチ」は、「ヒッチハイク」オリジナル要素と言えるでしょう。

 

このミッ○ーマ○スのマーチがなかったら、ヒッチハイクはここまで不気味で怖い話にはならなかったはずです。

 

そういう意味では元ネタはあるけれど、オリジナル性が強い怖い話・都市伝説と言えるのではないでしょうか。

 

 

ヒッチハイク関連の事件

2chの怖い話・都市伝説のヒッチハイクはトラウマものの恐ろしさでしたが、現実でもヒッチハイク関連で怖い事件は起こっています。ヒッチハイク関連の怖い事件の代表例をご紹介します。

 

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勝田清孝事件

出典:twitter.com

 

勝田清孝事件とは、犯人の勝田清孝が1972年~1983年の約10年間に8人を殺害した事件です。
勝田清孝は1982年に警察官を襲い、拳銃を強奪します。その後、逃走のためにヒッチハイクをします。運転手を拳銃で脅し、滋賀県から名古屋方面に向かいますが、途中で運転手を射殺しています。

 

勝田清孝は1983年に逮捕され、2000年に死刑が執行されました。

 

 

高知ヒッチハイク殺人未遂事件

出典:kochinews.co.jp

 

2020年11月29日、高知県南国市で20代女性がヒッチハイクをして、37歳男性が運転する車に乗り込みました。すると、男は車内で刃物を使って女性を脅し、女性が抵抗すると女性の腹部を刺して逃走したのです。

 

犯人の男は車を残して逃走していて、すぐに逮捕状が請求され、事件翌日の夜には男は上司に付き添われて出頭し、逮捕されています。

 

 

50人のヒッチハイク殺人事件

 

カナダのブリティッシュコロンビア州にある16号線は「涙のハイウェイ」と呼ばれています。この区間では1969年以降、50人の女性が死亡・行方不明になっているのです。

 

このエリアは貧困層の住民が多く、車を所有していないことから、移動するのにヒッチハイクを使うことが多いそうです。犯人が逮捕されたこともありますが、その犯人が逮捕された後もそのエリアではヒッチハイクでの同様の事件が起こっていて、犯人は1人ではない可能性が示されています。

 

特定の地域で、約50年で50人の女性がヒッチハイクで死亡・行方不明というのは、あまりにも頻度が高いですね。

 

 

オーストラリア7人殺人事件

 

オーストラリアでは、1992年~1993年にかけて7人のヒッチハイカーを乗せた後に殺害した連続ヒッチハイカー殺人事件が起こりました。危険を察知しして逃げたヒッチハイカーの証言から犯人は逮捕され、7回の終身刑を言い渡されています。そして、2019年にその犯人は刑務所内でがんで死亡しています。

 

しかし、1990年代にはまだ数件の未解決行方不明事件があり、この犯人の犯行ではないか?と疑われていましたが、自白しないまま死亡してしまいました。

 

 

ヒッチハイクが映画化

出典:saga-s.co.jp

 

2chの怖い事件・都市伝説のヒッチハイクは、2023年7月7日公開で映画化されました。

 

・主演:大倉空人
・監督:山田雅史
・脚本:宮本武史

 

監督はホラー映画を多数手がけた山田雅史、さらに脚本は「きさらぎ駅」の宮本武史ですので、かなり怖い仕上がりになっているはずです。

 

主演の大倉空人さんはダンスボーカルユニットの「原因は自分にある。」に所属していて、「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」などに出演しているイケメンです。

 

この映画版のヒッチハイクは、大倉空人さん演じる健が和也とヒッチハイクをするだけではなく、女子大生2人も別行動でヒッチハイクをしてキャンピングカーに出会うという展開のようですので、原作の「ヒッチハイク」とは少し違う展開になるかもしれません。

 

 

ヒッチハイクのまとめ

2chの怖い話・都市伝説のヒッチハイクのあらすじや元ネタの映画と考察、ヒッチハイク関連の事件や映画化などをまとめました。

 

ヒッチハイクの内容は夜に思い出しただけで怖いので、映画化は楽しみですが、夜1人では絶対に見れないですよね。

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