ロズウェル事件の真実!宇宙人や日本人との関係・ケネディ大統領暗殺との関連・エリア51の現在も総まとめ

1947年にアメリカでUFOの残骸と宇宙人の遺体が回収されたとされる「ロズウェル事件」が話題です。

 

この記事では「ロズウェル事件」の経緯、エリア51やケネディ大統領暗殺、日本人や未来人との関係などの真実や真相、 話題になった宇宙人解剖フィルムなどについてまとめました。

ロズウェル事件とは墜落したUFOを米軍が回収したとして話題になった事件

 

出典:https://images.booksense.com/

 

「ロズウェル事件」とは、1947年にアメリカ・ニューメキシコ州の都市、ロズウェル近郊の農場にUFOが墜落し、その残骸と乗員の宇宙人の死体を米軍が極秘に回収していたとされて話題になった事件です。

 

ロズウェル事件は最も有名なUFOフォークロアの1つで、そもそもUFO(未確認飛行物体)という言葉生まれるきっかけになったともされている事件です。1970年代後半以降に世界的に大きな話題となり、その後のUFOブームや宇宙人ブームへとつながっていきました。

 

この記事では「ロズウェル事件」の発生から大きな騒動へと発展していくまでの詳細な経緯や、現在もネット上で囁かれている様々な真実や真相(あくまでも都市伝説)について紹介していきます。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細① 1947年ロズウェル近郊の農場で奇妙な残骸発見

 

奇妙な残骸を発見したマック・ブレイゼル

 

「ロズウェル事件」の発端となったのは、1947年6月17日(この日付については諸説あるが、様々な物証からこの日付が最も信ぴょう性が高いとされている)に、ロズウェルの北約70マイル(約112km)にある「フォスター牧場」で、1平方マイルにわたって散らばるいくつもの奇妙な残骸が発見された事でした。

 

発見者は、オーナーからこの牧場管理を任されていたウィリアム・マック・ブレイゼル(William Ware “Mac” Brazel)という男で、息子のビルと共に「広い範囲にゴム紐、スズ箔、いく分頑丈な紙、棒によって作られた輝く残骸がある」を目撃したと話しています。

 

同年6月24日、ケノス・アーノルドという民間パイロットが、自家用機でワシントン州のカスケード山脈レーニア山付近を飛行中、鎖のようにつながった状態で高速で飛行する9個の奇妙な平たい物体を目撃。6月26日にはマスコミが「空飛ぶ円盤」と名付けて大きく報じました。(ケネス・アーノルド事件)

 

この「空飛ぶ円盤」のニュースを聞いた、マック・ブレイゼルは、自分が見つけた奇妙な物体がその残骸では無いかと思い、同年7月4日に、妻や息子、娘らとこの残骸を拾い集め、7月7日(6日とする記録も)に地元の保安官事務局にそれを報告しています。

 

これを、ジョージ・ウィルコックス保安官(Sheriff George Wilcox)が近郊のロズウェル陸軍飛行場に報告。報告を受けた軍は、情報将校であったジェシー・マーセル少佐(Major Jesse Marcel)と、もう1人「私服の男」を派遣し、発見者のブレイゼルを伴って、まだ農場に残っていた破片を回収し、ブラゼルが既に集めていた残骸と共にロズウェル飛行場へ持ち去りました。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細② 米軍が「空飛ぶ円盤」を回収したと発表

 

 

フォスター農場で発見された残骸がジェシー・マーセル少佐らによって回収された翌日の1947年7月8日の午前、ロズウェル陸軍飛行場の報道官ウォルター・G・ハウト中尉(Lt. Walter G. Haut)は、「第509爆撃航空群の職員がロズウェル付近の農場で、潰れた『空飛ぶ円盤(flying disc)』を回収した」とのプレスリリースを発行。

 

すぐにこの発表を多くのニュースメディアが報道しています。

 

 

軍は「回収したのは空飛ぶ円盤ではなく気象観測用気球だった」と直後に訂正

 

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しかし、最初の発表から数時間後、同飛行場を管轄する第8航空軍の司令官は「ロズウェル陸軍飛行場の職員が回収したものは『空飛ぶ円盤(この時はflyingsaucerと表現)』ではなく、気象観測用気球だった」と、情報を訂正しました。

 

この間に、回収された残骸はテキサス州のフォートワース陸軍飛行場に航空輸送されています。

 

なお、この日(7月8日)、残骸の発見者であるブレイゼルはロズウェル・デイリー・レコード紙とAP通通信の取材を受けて「私は自分が見つけた物が気象観測用気球ではないと確信している」と話しています。

 

この出来事はこの時点ではさして大きな話題には発展せず、そのまま忘れ去られていきました。

 

この事件が「ロズウェル事件」として大きな騒動に発展するのは31年が経過した後の事でした。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細③ 退役軍人が異星人の乗り物を回収したのが真相だと証言

 

回収した残骸を持つジェシー・マーセル中佐(1947年当時)

 

「ロズウェル事件」の発端となった奇妙な残骸が農場で発見された事件から31年が経過した1978年2月、民間のUFO研究家のスタントン・T・フリードマン(Stanton Terry Friedman)は、当時残骸の回収を担当したジェシー・マーセル退役中佐(事件当時は少佐)にインタビューを行いました。

 

フリードマンは、ジェシー・マーセル退役中佐が「回収した残骸は地球外のものであると信じている」と発言した事を発表。

 

さらに1979年11月には、フリードマンはエド・ハント監督と共同で「UFO’s Are Real」というドキュメンタリー映画を制作。この作品では、ジェシー・マーセル退役中佐のインタビューも公開され、「破片は異星人の乗り物で、それを軍が極秘裏に回収した」とする衝撃的な内容が語られました。

 

出典:https://m.media-amazon.com/

 

ジェシー・マーセルは、1980年にはテレビシリーズ「In Search of…」(神秘的な現象をテーマにしていたテレビシリーズ)のインタビューに応じ、自分は軍の発表したように気象観測用の気球だとは思っていなかったが、当時(1947年)は、(現役の軍人として)それを口にする立場にはなかったといった内容を話しています。

 

また、1980年9月には、チャールズ・ベルリッツとウィリアム・ムーアの共著で「Roswell Incident(直訳するとロズウェル事件)」という本が出版されました。

 

出典:https://covers.openlibrary.org/

 

この本にはジェシー・マーセルの証言なども掲載され、「ロズウェル事件」で墜落した物体は、ニューメキシコ州の砂漠上空を飛行しながら、米軍の核兵器実験を監視していた宇宙人のUFOで、それが雷に打たれて墜落したのが真相だとする内容が書かれています。

 

この本はありえない話やデマ情報を数多く含んだいわゆる「トンデモ本」でしたが、当時は現在に比べて、この事件について不確定な情報が多くあったため一定の支持を得て「ロズウェル事件」が世の中に広まるきっかけの1つとなりました。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細④ 宇宙人の解剖を目撃したとの証言も登場

 

宇宙人の解剖について証言したグレン・デニス

 

1989年9月20日、アメリカのテレビ番組「Unsolved Mysteries」で、「ロズウェル事件」が取り上げられ、UFOの墜落によって死亡した宇宙人の遺体がロズウェル陸軍飛行場からテキサス(フォートワース飛行場)へ運ばれるところを見たという情報が紹介されました。

 

この放送を見た、葬儀屋のグレン・デニス(Glenn Dennis)という男が、番組のホットラインに電話をかけて「自分は事件について知っている」と主張しました。

 

グレン・デニスは、当時、ロズウェル陸軍飛行場から、遺体の保存方法の問い合わせや、(宇宙人サイズの)小さな密閉できる棺に関する質問を電話で5〜6回受けたとし、地元の看護師から「宇宙人の解剖」を目撃したと証言しました。

 

この証言が紹介された事で、アメリカ軍(あるいは政府)は、UFOの残骸を回収しただけでなく、宇宙人の遺体も保管して研究しているという噂が広まる事になりました。

 

この宇宙人解剖の証言から派生する形で、1995年には「宇宙人解剖フィルム」という怪しげな映像が世界中で公開され大きな話題となりました。この宇宙人解剖フィルムについてはこの記事の最後に改めて紹介します。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細⑤ 空軍による「ロズウェル・リポート」の発表

 

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こうした証言が相次いだ事を受けて、ロズウェルのあるニューメキシコ州から選出されたスティーヴ・シフ下院議員が、空軍(事件当時は空軍が創設されていなかっため陸軍管轄だったが、この時点では空軍の管轄となっていた)に対して内部調査をするように求めています。

 

これを受け、空軍は「ロズウェル・リポート」と題された2つの報告書を提出。

 

最初に発表された1995年のリポートでは、「回収された物体はモーグル計画(Project Mogul)と呼称される政府による秘密計画に関係する残骸である可能性が高い」という内容が示されました。

 

このモーグル計画とは高高度気球を使ってソ連による核爆弾実験で発せられた音波を探知する事を目的とした1947年〜1948年にかけての極秘計画で、「ロズウェル事件」で回収された正体不明の残骸はこの計画の気球の残骸である可能性が高いと説明されています。

 

1997年に発表された第2の「ロズウェル・リポート」では、宇宙人の遺体回収や解剖についての調査結果がまとめられていました。

 

この報告書によると、宇宙人の遺体や解剖などに関する数々の証言は「1956年6月26日に発生したKC97航空機の墜落事故との記憶混同」、あるいは、「1950年代に行われたハイダイヴ計画(Project High Dive)での記憶が無意識に変質したもの」である可能性が高いとされています。

 

このハイダイヴ計画については、1950年代に米空軍が行っていた極秘計画で、擬人化されたダミーを使用して高高度パラシュートをテストする内容だったと説明されています。

 

また、このリポートでは、一連の証言は全て「UFOマニアが創作した捏造」と強引に結論づけています。

 

ただ、結局のところこの報告書は可能性を示すだけに終始しており、明確な証拠は1つも示されていませんでした。また、リポートにあった極秘計画もまるでこじつけのような内容であったため、軍が真実を隠蔽するためにでっち上げたのではないか?といった声が上がる事になり、「ロズウェル事件」の話題にさらに火をつける結果となっています。

 

 

 

ロズウェル事件の詳細⑥ UFOフォークロア化し書籍や映像化などブームに

 

出典:https://www.rarebookcellar.com/

 

1990年代以降も「ロズウェル事件」に関する様々な書籍やドキュメンタリー映像化などが行われ、新たな証言や新情報などが提示されています。

 

1991年には、ケヴィン・D・ランドルとドナルド・R・シュミットによる「UFO Crash at Roswell」が出版され、1980年の「Roswell Incident」を補強する形で新たな証言や新情報が示されました。

 

この本では、宇宙人の遺体が解剖された後、フォートワース基地からオハイオ州のライト・パターソン空軍基地輸送された事や、残骸が発見された農場(フォスター牧場)には、400〜500フィート(120〜150m)もの、UFOが墜落した時に生じたと推測される溝が残されていた事などの新たな情報が明かされています。

 

また、1992年にはスタントン・フリードマン(最初にジェシー・マーセル中佐にインタビューした民間研究者)による「Crash at Corona」が発表されています。

 

出典:https://www.publishersweekly.com/

 

この本では、「ロズウェル事件」に関して、ロズウェル事件発生当時の軍の最高司令官で後に大統領となるドワイト・アイゼンハワーに宛てられたある極秘文書を証拠として示しつつ、この事件に関して高レベルな隠蔽があったと主張しています。

 

さらにこの本では、事件では8体の宇宙人の遺体が回収され、1人の宇宙人が生きたまま回収された可能性があるとの情報も示唆されています。

 

1994年には、ケヴィン・D・ランドルとドナルド・R・シュミットによる2作目「The Truth about the UFO Crash at Roswell」が出版されています。

 

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この本では、これまでに明らかにされた「ロズウェル事件」についての真実や真相(あくまでも都市伝説)をさらに補強する証言が多数示されました。また、当初発表されていた事実とは違う真実があった事も示されました。

 

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この本では、最初に残骸を発見したのは農場のブレイゼルではなく、ブレイゼルが農場に行った時には既に別の場所で軍による異星人の回収作業が開始されていた事などが明らかにされ、その数日前からこの近辺の上空で複数の正体不明の飛行物体が軍のレーダーによって追跡されていた事なども示されました。

 

そして、ブレイゼルが第一発見者として大々的に報道されたのは、「真の墜落現場」から人々の目を逸らすための軍(あるいは政府)による工作であったとし、ロズウェルのすぐ北の地点で5体の宇宙人の遺体が回収されていたとの衝撃的な内容が示されました。

 

つまり、農場で破片が発見された事は事実だが、主な墜落現場(宇宙人の遺体が発見された地点)は別の場所であり、軍(あるいは政府)は、宇宙人の遺体発見を隠蔽するために、ブレイゼルの発見を人々の目を逸らすために利用したのではないかとするロジックでした。

 

また、同書では、事件当時のニューメキシコ州副知事であるジョゼフ・モントーヤ(Joseph Montoya)が、ロズウェル飛行場内で宇宙人の遺体を目撃したと主張していたとする新たな証言も明らかにされています。

 

こうした衝撃的な新たな真実や真相(だとされる都市伝説)が次々と発表され、「ロズウェル事件」は、世界的なブームとなっていきました。

 

そうしたブームから派生する形で、1990年代半ばからはテレビドラマや映画作品のテーマとして「ロズウェル事件」が扱われるようになりました。

 

1994年にはマーティン・シーンやカイル・マクラクランらが出演したテレビ映画「Roswell」が公開されています。(ゴールデングローブ賞の作品賞にノミネートされ日本でも1995年に公開)

 

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また、1999年から2002年にかけてテレビドラマ「Roswell」が放送されています。この作品も「ロズウェル 星の恋人たち」というタイトルで日本でも配信されました。

 

この作品が放送された当時、日本では海外ドラマブームが起きていたのでレンタルビデオ店などでもかなりの本数が置かれており、視聴した方も多いのではないかと思います。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相① ケネディ大統領は宇宙人の存在を公表しようとして暗殺された

 

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続けて、「ロズウェル事件」の真実や真相だとしてこれまでに話題になった噂をいくつか紹介していきます。

 

1963年11月22日にアメリカ合衆国の35代大統領であるジョン・F・ケネディ大統領はテキサス州ダラスで狙撃され暗殺されました。この暗殺はロズウェル事件や宇宙人に関係しているとする説があります。

 

ケネディ大統領の暗殺はパレード中に暗殺されたのですが、このパレードの後には市民の前で演説をする予定になっていました。

 

そして、この演説でケネディ大統領は全世界に向けて宇宙人の存在を公表しようとしてしたと言われています。その証拠として、ケネディ大統領がジョン・コナリーテキサス州知事(何故か元アリゾナ州知事として広まっているが誤情報)に事前に手渡していたという演説原稿の一部がネット上で公開されています。

 

ケネディ大統領が演説する予定だったとされているその原稿は要約すると以下の内容になります。

 

1947年の「ロズウェル事件」の時に、アメリカ軍は地球外から飛来した航空機の残骸を回収した。

 

この事件をきっかけにして、この物体を製造した存在(生命体)とアメリカ政府はコンタクトを続け連絡を取り合っている。

 

この事実を素晴らしいと思う方も恐ろしいと感じる方もいるかもしれない、しかし、皆さんにお願いしたいのは、このニュースを必要以上に怖がらないで欲しいという事です。

 

私はアメリカ大統領として、彼らが私達に危害を加えない存在である事を約束する。それどころか、彼らは、この星(地球)の専制政治や貧困、病気に戦争といった全人類共通の敵に打ち勝つ事を援助してくれる兄弟達であると約束する。

 

私達は彼らが敵ではなく友人である事を確信している。地球人類と地球外生命は力を合わせて、より良い世界を想像していく事になるのです。

 

皆さんは、これから彼ら訪問者(宇宙人)についてどんどん知る事になるでしょう。何故彼ら(宇宙人達)がここ(地球)にきているのか、何故、皆さんのリーダー達(各国の執政者達)がそれを秘密にしてきたのか…

 

皆さんにお願いしたいことは、不安な気持ちでなく、勇気を持って未来と向き合って欲しいという事です。何故ならば、私たちは今、人類全ての永遠の夢であった世界平和へのビジョンをついに手に入れようとしているからです。

神の祝福をこめて

J・F・ケネディー

 

この説によると、ケネディ大統領は以前から宇宙人の存在を知っており友好的な協力関係を築こうとしており、「アポロ計画」を推し進めたのもその計画の一環だったのだそうです。ケネディ大統領はアメリカ大陸を開拓したように宇宙のフロンティアを再びアメリカ人が開拓するのだという壮大な野望を抱いていたのだそうです。

 

しかし、宇宙人の情報が公表される事をよしとしない勢力も存在しており、ケネディ大統領は宇宙人の存在を明らかにする寸前に暗殺されてしまったのが真相だとされています。

 

ケネディ大統領が宇宙人の存在を知っていた事を裏付ける証拠としては、CIAが公開した資料の中に「間違って核兵器を使用する事を避けるために、UFO問題に関してはソ連と情報を共有すべきだ」という文言がある事なども示されています。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相② マリリン・モンローの変死は宇宙人の存在を知ったため

 

出典:https://moviewalker.jp/

 

また、このケネディ大統領と「ロズウェル事件」の関係には、マリリン・モンローが変死した事件も関連づけられています。

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マリリン・モンローは1962年8月5日に36歳の若さで急死しました。マリリン・モンローの遺体はロサンゼルス郊外ブレントウッドの自宅で全裸の状態で発見されました。

 

死因は睡眠薬の大量摂取による中毒死とされましたが、この死にはいくつかの不可解な点が残されていました。

 

現場には服薬の際に必要だったはずのコップが見つかりませんでした。また、倒れていたマリリン・モンローの手には電話の受話器が握られていたのに、電話局に通話記録が残されていませんでした。さらに、マリリン・モンローが使っていた赤い日記帳がどこかに消えていました。

 

こうした不可解な点から、マリリン・モンローは何者かに暗殺されたとする説は現在も根強く語られています。

 

そして、このマリリン・モンローの死に「ロズウェル事件」や宇宙人が関係しているとする説が存在します。

 

マリリン・モンローが、ジョン・F・ケネディ大統領やその実弟のロバート・ケネディと不倫関係にあった事は公然の秘密として知られていました。そしてこの2人との交際中にマリリン・モンローは「ロズウェル事件」に関する機密情報を知ってしまい、2人に愛人関係を解消された腹いせにそれを暴露しようとして暗殺されたというものです。

 

この説は、1990年代にマリリン・モンローの死について調べていたミロ・スペリグリオというジャーナリストが見つけたある極秘文書と、死の2週間前にマリリン・モンローが友人に電話で「私はUFOの秘密を解き明かす大変な証拠を知っているわ」と話していた事が根拠されています。

 

この極秘文書は新たに公開されたCIAの文書に含まれていたもので、作成されたのはマリリン・モンローの死の直前の1962年8月3日でした。それには「マリリン・モンローは危険な女である。国家を脅かす機密情報を知っている」と書かれていました。

 

そして、このマリリン・モンローが知ってしまった機密情報こそが、「ロズウェル事件」に関わる、宇宙人やUFOの残骸の秘密、そして、ケネディ大統領が宇宙から来た物体を調査する空軍の秘密基地へ訪問している事、さらに、エリア51からつながっているというコードネーム「サイトY」と呼ばれる秘密基地に関する情報だったのではないかとされているのです。

 

マリリン・モンローが、「UFOの秘密を解き明かす大変な証拠を知っている」と話していた友人というのが、実は女性ジャーナリストのドロシー・キルガレンだったと言われています。

 

 

マリリン・モンローとドロシー・キルガレン(親友の関係として知られていた)

 

そして、このドロシー・キルガレンもマリリン・モンローの死から3年後、ケネディ大統領の死から2年後の1965年11月7日に謎の死を遂げており、その死の直前に「ケネディ大統領暗殺事件の謎が解けてきた」と明かしていたとされています。

 

このような経緯から、マリリン・モンロー、ケネディ大統領、ドロシー・キルガレンの一連の不可解な死は全て「ロズウェル事件」の真実や真相に関係しているのではないかと噂されているのです。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相③ エリア51にUFOの残骸と宇宙人の遺体が保管されている

 

出典:https://upload.wikimedia.org/

 

ネバダ州レイチェルに所在するアメリカ空軍のネリス試験訓練場の1区画である「エリア51」は以前からUFOの目撃多発地点として知られていました。

 

 

「エリア51」の存在は長く秘密とされてきましたが、2013年に公式にCIAが存在する事実を認めています。「エリア51」では古くから極秘の新型航空機の実験なども行われていたため、それを目撃した地域住民によってUFOの噂が広まりました。

 

また、機密情報を取り扱うために「エリア51」は存在が認められる以前から一般の立ち入りを禁止され上空からの撮影も不可、それを違反するものは拘束される、場合によっては発砲されるケースもあったため、何か重大な機密が隠されているという噂が広まりました。

 

そして、「エリア51」には、宇宙人のUFO基地がある、グレイタイプの宇宙人がいるといった噂にも派生していきました。

 

「ロズウェル事件」で軍が回収したUFOの残骸と、宇宙人の遺体がこの「エリア51」に運び込まれ現在も保管されているという噂はまことしやかに囁かれ続けています。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相④ 遺体は宇宙人でなく日本人だった説

 

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出典:http://amanakuni.net/

 

「ロズウェル事件」では、宇宙人の遺体も回収されたとの説が存在しますが、その宇宙人の遺伝子の情報などからその正体が日本人だったのではとする説も存在します。

 

この説によると、ロズウェル事件で回収された宇宙人だとされた遺体は実は人間(ホモ・サピエンス)で、しかもモンゴロイドだったという事です。

 

さらに、この遺体の身長は約150cmと小柄で一重瞼、髪型は丸坊主とまるっきり日本人の兵隊の姿だったとされています。

 

また、この遺体の血液型はO型、「YAP因子」を持つ遺伝子を持っている事なども判明。このYAP因子は東アジアでは日本人しか持っていないとされ、日本人の約42パーセントがこの遺伝子を持っているとされています。

 

「ロズウェル事件」が発生したのは、第二次世界大戦で日本が降伏してからわずか2年後の1947年でした。そのため、アメリカ軍は一部の日本人がまだ抵抗を続けており新兵器を開発してアメリカに侵入したのではないかと疑ったようです。

 

しかし、近年になって再び保存されていたこの宇宙人の遺体を調べた結果、特殊な寿命をつかさどる遺伝子を持っており、この宇宙人の遺体は地球人の10倍の1000年にもなる事が判明。やはりこの遺体は地球人のものではない事が判明したと言われています。

 

この噂が発展する形で、日本人のルーツは宇宙人で、「ロズウェル事件」で回収された宇宙人の遺体は日本人のルーツにあたる種族ではないかという説も出ています。

 

この日本人のルーツ宇宙人説に関連する話として、江戸時代(享和3年、西暦1803年)に、常陸国(現在の茨城県)の海岸に、円盤のような形の船が漂着し、中から見慣れぬ服装の美女が箱を抱えて現れたという伝承が残っている話が挙げられています。

 

この女性には言葉が通じず、円盤型の船の中には見知らぬ文字が書かれていたそうです。住民達は恐ろしくなってこの女性を追い返し、この円盤型の船はそのまま海岸を去っていったと伝えられています。

 

この話は、「常陸国うつろ舟奇談」として江戸時代以降に成立した複数の文書で同じ内容が伝えられています。

 

出典:https://imgcp.aacdn.jp/

 

これの真相は異国の船が漂着したのではとの説もありますが、円盤型のUFOで現れた宇宙人だったのではないかとする説も出ています。つまり日本では「ロズウェル事件」よりも150年近くも前に宇宙人が目撃されていた可能性があるという事になります。

 

このエピソードも、日本人と宇宙人には何か関わりがあるのではないかとする説に繋がっているようです。

 

ちなみに、この虚(うつろ)船の伝承ですが、タイムマシンと未来人だったのではないかとする説も存在します。「ロズウェル事件」のUFOや宇宙人もタイムマシンや未来人だったのではとする説もあるので、次の見出しで紹介します。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相⑤ 宇宙人の正体は未来人でUFOはタイムマシン

 

上でも触れましたが、「ロズウェル事件」で回収された宇宙人の正体は実は未来人で墜落した飛行物体はタイムマシンだったのではという説もあります。

 

この説は歴史的に大きな出来事が起きた時と、UFOの目撃情報が多発している時期がちょうど重なっている事が根拠とされています。例として以下の内容が挙げられています。

 

1947年(ロズウェル事件) アメリカが欧州経済の復興をめざす名目でトルコとギリシャを積極的に援助し、共産圏を封じ込めようとする政策「マーシャル・プラン」を提唱。

 

1948年 第1次中東戦争勃発 イスラエル共和国を宣言

 

1954年 ソビエトを中心とした東ヨーロッパ諸国がワルシャワ条約機構を結成


1974年 田中角栄首相の退陣


1989年 冷戦の終結


1989年 ベルリンの壁崩壊


1991年 湾岸戦争


1991年 ソ連崩壊

 

若干こじつけ感がありますが、この説によると未来人は何らかの理由で歴史を変える目的でタイムマシンに乗って現れており、それがUFOとして目撃されているのではないかとされています。

 

 

 

ロズウェル事件の真実や真相⑥ UFOがソ連の新兵器だった事を示す未公開情報の存在

 

出典:https://m.media-amazon.com/

 

「ロズウェル事件」で残骸が回収された飛行物体の正体はソ連の新兵器だったのが真相との説も存在します。

 

ロズウェル事件で回収された破片からロシア語の文字が確認されたようです。これは未公開情報だという事ですが、2012年に発表されたアニー・ジェイコブセンのベストセラー「エリア51」でこの事実が明かされています。(この本はかなり綿密な取材の上に書かれているため、全体の信憑性も高い)

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この事実が明かされた事から、「ロズウェル事件」の真相として、当時、ソ連を最大の脅威と見ていたアメリカ政府が国民の動揺を防ぐために真実を徹底的に隠蔽したため、その結果としてUFO説や宇宙人説が出て広まったのではないかとも言われています。

 

 

 

ロズウェル事件の宇宙人解剖動画はフェイク映像だったとされている

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

「ロズウェル事件」では、軍が宇宙人の遺体を回収しそれを解剖していたとの目撃証言が話題になりました。

 

1995年に、この時の宇宙人解剖の様子を撮影したものとする映像が世界中で公開されました。

 

この宇宙人解剖フィルムはイギリスの映像実業家レイ・サンティリが明らかにしたもので、「ロズウェル事件」当時、墜落現場と宇宙人解剖の様子を撮影したという従軍カメラマンから買い取ったものだという事でした。

 

しかし、2006年に制作者達が、このフィルムはフェイクである事を告白しています。

 

 

宇宙人解剖フィルムの動画

 

この宇宙人解剖のフィルムはYouTubeにも上がっていたので紹介しておきます。

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=iGZT9ZHHEe4]

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、1947年にアメリカ・ニューメキシコ州のロズウェル近郊の農場でUFOの残骸と宇宙人の遺体が軍に回収されたとする「ロズウェル事件」についてまとめてみました。

 

ロズウェル事件はいわゆるUFOフォークロアの大元となった事件で、1980年代から1990年代にかけてのUFOブーム、宇宙人ブームの最初のきっかけとなりました。

 

ロズウェル事件の真実や真相として様々なエピソードが語られており、アメリカ政府は宇宙人と秘密裏に交渉を続けているという話やUFOの残骸や宇宙人の遺体が現在もアメリカ軍の実験場である「エリア51」に保管されているという話、ケネディ大統領暗殺やマリリン・モンローの変死に関連しているのではという話などがよく知られています。

 

また、ロズウェル事件の話から派生して、墜落していた飛行物体に乗っていたのは実は日本人だったという話や、回収された遺体の正体は未来人でUFOと言われているものはタイムマシンだったといった説も生まれています。

 

ロズウェル事件では、回収された宇宙人の遺体が解剖されたのを見たという証言も出ていますが、1995年にはその時の様子を撮影したとされる「宇宙人解剖フィルム」なる映像も出回りました。しかしこの宇宙人解剖フィルムは2006年に製作者が自らフェイク映像である事を告白しています。

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