検索してはいけない言葉「椅子に座り続ける男」が話題になっています。
この記事では椅子に座り続ける男の元ネタとなったシリアで撮影されたオリジナル動画やその内容、モザイクなしの写真や動画の見方、動画を見た人の感想や反応などについてまとめました。
この記事の目次
椅子に座り続ける男とは男性が座ったまま爆弾で頭部を吹き飛ばされる動画
「椅子に座り続ける男」とは、2015年頃に撮影されたと見られている動画で、男性が椅子に座ったまま死亡している姿が捉えられたものです。衝撃的な内容のため日本国内では「検索してはいけない言葉」の1つとして知られています。
「椅子に座り続ける男」の動画は、政府軍と反体制派、イスラム過激派、クルド人勢力などによる泥沼の内戦が続いている中東シリアの首都ダマスカスの路上で撮影されたものです。
動画は、無差別爆撃を受けた直後のシリア・ダマスカスの路上の混乱から始まります。周囲には瓦礫が散乱していて土煙が立ち込めており、人々が慌てふためいた様子で忙しく動き回っています。
そのシーンからカメラが大きく動いて撮影者の後方に向けられると、そこには路上に置かれた椅子に、足を組んで座ったまま、頭部の上半分が吹き飛ばされて死亡している男性の姿が映し出されます。
カメラは少しずつ男性の方へと寄っていき、数秒の間頭部の損傷部分がアップで映し出されます。この時に、男性の頭部の残った部分かろうじて残った下顎の歯や、破裂して胸のあたりまで垂れ下がった頭部の真っ赤な肉片なども確認できます。
男性の頭部は激しく損傷しているのですが、下の身体は平然とした姿で足を組んだ状態で椅子に座り続けた姿勢のままで、おそらくこの男性は自分に破片が命中した事にすら気が付かないまま亡くなったのでは無いかと想像されます。
そして、これだけ壮絶な形で人間が死亡しているにも関わらず、傍のテーブルの上には男性が死の直前まで飲んでいたコーヒーカップや何か軽食が盛られた皿などが整然と並んだままになっていて、そのギャップが日常と戦争が隣り合わせにあるシリアの現状を表現しているようで強い衝撃を受けます。
このように、「椅子に座り続ける男」は、極めて衝撃的な内容の動画なのですが、平和な国で育った日本人にとってはあまりにも非現実的すぎるためか、「シュールすぎてグロくない」、「何らかの芸術作品のように見える」といった感想が多く上がっていました。
オリジナルの動画はあまりにも衝撃的すぎるためにここでは紹介できませんが、元ネタとなった最初に投稿された動画にモザイク処理をしたものがYouTubeに上がっているので雰囲気だけでも伝えるために紹介しておきます。
ちなみに、「椅子に座り続ける男」の動画で男性を死亡させた爆撃が、政府側か反体制派どちらの勢力が行った攻撃かどうかは明らかにされていません。
また、「椅子に座り続ける男」の動画で頭部を吹き飛ばされて亡くなった男性の名前や年齢、政府なのか反体制派のどちらを支持している人物だったのかなどの詳細も明かされておらず不明です。
撮影者が誰なのか、この男性の知人なのか、偶然居合わせた無関係の人なのかどうかも分かりません。
椅子に座り続ける男の元ネタは2015年頃にLiveLeakに投稿された動画
日本では、検索してはいけない言葉「椅子に座り続ける男」として広まった動画の元ネタは、衝撃的な内容の動画や画像を共有できる海外のニュースウェブサイト「LiveLeak」に2015年8月に「Guy has head blown off after explosion hits rebel-held area in Syria」というタイトルで投稿された動画です。
元ネタのタイトルをざっくりと和訳すると「シリアの反政府軍支配地域で起きた爆発によって男性の頭部が吹き飛ばされた」といった意味になります。
この元ネタ動画は紛争地域の悲惨な現実を伝える動画として世界中に拡散され、日本ではいつしか「椅子に座り続ける男」のタイトルで「検索してはいけない言葉」として知られるようになりました。
椅子に座り続ける男の動画の撮影場所は内戦が続くシリア
検索してはいけない言葉「椅子に座り続ける男」の動画が撮影された場所は、内戦が続く中東レバント地方に位置するシリアの首都・ダマスカス市内でした。
撮影場所がシリアのダマスカス市内というのは「椅子に座り続ける男」の元ネタの動画が「LiveLeak」に投稿された際に説明文として書かれていた内容なのでまず間違いないと思われます。
一党独裁状態が長く続くシリアでは、政府軍と反政権派勢力、両勢力を支援する外国勢力、ISILなどのイスラム過激派組織、クルド人勢力などによる三つ巴、四つ巴の泥沼の内戦状態が続いています。この内戦による被害者は一般市民を含めて数十万人にも上ると言われています。
「椅子に座り続ける男」の動画は、そうしたシリア内戦の中で起こった、シリアの人々にとっては日常的に起こっている悲劇の1つが撮影されたものです。
海外メディアなどの報道によれば「椅子に座り続ける男」の動画が撮影されたとされるシリアの首都・ダマスカスも無差別爆撃や砲撃、爆破テロなどにより大勢の一般市民が犠牲になっています。最近では、首都のダマスカス周辺は反政府派の勢力が掃討された事で比較的治安が安定しているようです。
「YNC.com」などの海外の衝撃的なニュースの投稿サイトでは、「椅子に座り続ける男」の動画以外にもシリア内戦の中で撮影された衝撃映像も多数投稿されています。中には「椅子に座り続ける男」の動画以上に衝撃的でグロテスクな内容の動画や写真も存在するため、そういった内容が苦手な方や耐性がない方は不用意に検索したり視聴したりする事は避けた方が良いです。
椅子に座り続ける男の動画や写真の見方
出典:https://ca-times.brightspotcdn.com/
「椅子に座り続ける男」の動画の見方についても紹介していきます。
「椅子に座り続ける男」の元ネタであるLiveLeakに投稿された動画は、同サイトのサービス終了に伴い視聴する事ができなくなっています。また、数年前までは日本のグロ系投稿サイトでも「椅子に座り続ける男」の動画が投稿されており視聴可能でしたが、現在はいずれも削除されています。
ただ、「椅子に座り続ける男」の元ネタの動画や写真はネット上で世界中に拡散されており、見方が全く存在しないというわけではありません。
具体的な「椅子に座り続ける男」の見方の1つとしては、「Guy has head blown off after explosion hits rebel-held area in Syria」のワードで画像検索すると海外のコンテンツ投稿サイトである「9GAG」でシェアされている「椅子に座り続ける男」の写真がヒットします。
その画像のページに飛ぶとモザイク処理がされていない「椅子に座り続ける男」の写真や動画の閲覧が可能です。ただし、動画を視聴するためには同サイトへのメンバー登録をする必要があります。
また、人間の遺体やグロ画像、ポルノ系画像などの過激な内容のコンテンツが多数投稿されている海外のサイト「YNC.com」でも「椅子に座り続ける男」のオリジナルの動画を視聴する事ができます。ただし、こちらは視聴には会員登録が必要で、外部サイトに飛ばされる場合もあるのであまりオススメしません。
他にも「椅子に座り続ける男」の動画や写真の見方はいくつか存在しますが、コンピューターウイルス感染のリスクがあるサイトやフィッシングサイトや別のアダルトコンテンツへと誘導されるような悪質なサイトが多いため注意が必要です。
いずれの見方も相応のリスクがあるため、閲覧は自己責任で行なってください。
椅子に座り続ける男は検索してはいけない言葉として日本国内でも有名
「椅子に座り続ける男」は、シリア内戦の悲惨な状況を伝える動画として世界中に拡散されていますが、日本では「検索してはいけない言葉」として、戦争の悲惨さを伝える動画というよりは、衝撃画像、グロ画像などのような形で有名になっています。
「椅子に座り続ける男」の動画の「検索してはいけない言葉」として設定されている危険度は「5」で、これは「検索したらトラウマが生まれ、痛々しい・汚らしい要素を多く含むコンテンツ」とされています。
検索してはいけない言葉「椅子に座り続ける男」を検索し、動画や写真を見た人の反応や感想をいくつか紹介しておきます。
自分、椅子に座り続ける男を検索して見てた感想と言っては・・んまぁ頭吹っ飛んで手足上半身下半身残してあるのは凄い奇跡的だった
— 🍊🍌🔔🦌🍁☂️ナラゆりりん(鏡音廃)@原神少年軍の中で誰推しなのか迷うよね、勿論全員推し← (@uririn15) April 5, 2019
検索してはいけない言葉「椅子に座り続ける男」の動画をもう一度見ようと思ったらもう削除されて見れなくなってる💢
— 霜月きつねฅ( `ω´)ฅコンコン! 🦊🍃 (@ktn999999999) June 30, 2021
椅子に座り続ける男グッロww
— トマト会長 (@tomatokaityou) January 19, 2022
シリアの椅子に座り続ける男ってのを見たんだけど(もちろんモザイク有り)
あれ、エグいな 人ってあんな簡単に死ぬんだな— 日向池春風 (@Wareharukaze) April 17, 2021
椅子に座り続ける男ってワード、まあまあえぐいゾ
— にぼし・α阝@エクスちゅうどく (@Exlove_Nib) August 22, 2019
椅子に座り続ける男の解説動画
YouTubeには「椅子に座り続ける男」のオリジナルの動画はアップされていませんが、オリジナルの動画を視聴しながらの解説動画がいくつかアップされています。これらの動画ではモザイクをかけられた動画を映しながらどのような内容なのかを解説してくれています。
オリジナルの動画や写真を見る勇気が出ない人はこうした解説動画見るのが良いでしょう。
まとめ
今回は、「検索してはいけない言葉」として話題になっている「椅子に座り続ける男」についてまとめてみました。
「椅子に座り続ける男」とは、内戦が続くシリアの首都のダマスカス市内で撮影された動画です。動画の内容は、路上でコーヒーを飲んでいた男性が、爆撃によって破壊された建物の破片を頭部に受けて死亡しているという衝撃的な姿を捉えたものです。
男性の頭部は上半分が吹き飛んでいますが、頭から下は何事もなかったかのように椅子に足を組んだ状態で座っています。傍のテーブルにはコーヒのカップと軽食の置かれた皿が整然と置かれたままになっており、何が起きたのかわからないままに頭を吹き飛ばされて亡くなったのだと想像されます。
「椅子に座り続ける男」の動画は、日常の中で突然死が訪れる紛争地域の現実を如実に表している動画として世界中で話題になりましたが、日本ではただ単に衝撃的なグロ動画として扱われており「検索してはいけない言葉」として知られるようになりました。
「椅子に座り続ける男」の動画の元ネタは、2015年8月に「LiveLeak」に「Guy has head blown off after explosion hits rebel-held area in Syria」のタイトルで投稿された動画でしたが、「LiveLeak」のサービスが終了したためオリジナルの動画は現在は閲覧できません。
ただ、動画はネット上に拡散されているため、見方が無いわけではなく、「YNC.com」や「9GAG」などの海外サイトで視聴可能です。ただし、海外サイトでは日本語で「椅子に座り続ける男」と検索してもヒットしないので英語で検索する必要があります。
ウイルスやフィッシングサイトなど色々とリスクもあるのでオススメはしませんが、どうしてもモザイクなしのオリジナルの動画が見たいという方は、自己責任の上で、関連するワードを入れて検索してみましょう。