浦仁志は2023年7月2日に発覚した札幌すすきの首切断事件の被害者です。事件の概要や死因、浦仁志の生い立ちや実家、結婚や嫁と子供など家族、経歴や会社、女装の趣味や顔の画像、ともちんの愛称や出禁トラブル、田村瑠奈の事件の動機と月曜から夜ふかしの出演などをまとめました。
この記事の目次
浦仁志は札幌すすきの首切断事件の被害者
浦仁志は札幌すすきの首切断事件の被害者です。事件当時62歳でした。
実行犯の田村瑠奈に殺害され、さらに首を切断された状態で札幌市のすすきのにあるラブホテルの一室で発見されました。
この浦仁志は女装の趣味があったこと、さらにその女装の趣味を悪用して、犯人の田村瑠奈に暴行していた可能性が浮上し、センセーショナルなニュースとして報じられました。
・女装の趣味があった
・恋愛対象は女性
・結婚して子供もいた
・29歳女性にラブホで殺害され首を切断された
浦仁志についてわかっている情報をまとめても、いまいちどのような人物だったのかが見えてきません。浦仁志について、もっと詳しく調査していきます。
浦仁志が被害者となった札幌すすきの首切断事件とは
浦仁志がどんな人物だったのかを説明していく前に、まずは札幌すすきの首切断事件とは、どのような事件だったのかを確認しておきましょう。
首が切断された浦仁志の遺体が見つかる
2023年7月2日午後3時ごろ、札幌の歓楽街すすきのにあるラブホテルの一室で、男性の遺体をホテル従業員が発見して事件が発覚しました。
遺体が発見された部屋のチェックアウト時間は7月2日午前11時。しかし、チェックアウト時間が過ぎても部屋から一向に出てこないため、ホテル従業員が部屋に入ったところ、部屋の浴室内で被害者が死んでいるところを発見しました。
遺体は浴室の洗い場で全裸の状態で土下座をしているような状態でした。
浴室のドアを開けて中に入ったところ、最初に目に飛び込んできたのは被害者の背中。全裸で体を浴槽に向けて、洗い場の床に手をついて土下座をしているように見えたそうです。
この時、従業員は首がないことには気づかずに、すぐに119番通報しています。
遺体には首がなく、さらに被害者の所持品や衣服なども現場になかったことから、身元がわかっていませんでしたが、7月3日に家族が行方不明届を千歳警察署に出していて、身体の特徴や指紋が被害者男性のものと一致していたことから、この首がない遺体は恵庭市在住の会社員・浦仁志(62歳)であることが判明しました。
被害者と犯人
出典:bunshun.jp
被害者の身元が判明した後も、犯人はわかっていませんでした。
ホテルの従業員の証言や防犯カメラなどの情報から、被害者が殺害される前後の様子が判明しています。
・7月1日22時15分ごろ:すすきのの路上で女性と落ち合う
・22時30分ごろ:現場となったラブホテルに2人で入室
・7月2日2時過ぎ:女性1人が先に退室する
・15時ごろ:従業員が被害者の遺体を発見
・7月3日22時ごろ:被害者の家族が行方不明届を出す
・7月5日:被害者の身元判明
被害者と一緒にラブホテルに入った人物は次のような人物ででした。
・20~30代の女性
・スーツケースを押していた
・入室時は上下白っぽい服で黒の帽子をかぶる
・退室時は黒い服
・身長160cm程度
退室する時にはフロントに電話があり、『先に1人で出ます。鍵があかないので開けてください』と告げています。それから退室していました。
この犯人と思われる人物が被害者の頭部や衣服、所持品を持ち去ったと見られています。
田村瑠奈を逮捕
出典:fnn.jp
遺体発見から約3週間後の7月24日、田村瑠奈(29歳)と父の田村修(59歳)が逮捕されました。そして、その翌日には母親の田村浩子(60歳)も逮捕されています。容疑は死体損壊・死体領得・死体遺棄容疑です。
実行犯は田村瑠奈で、父親や母親は田村瑠奈の犯行に協力したものと見られています。
田村瑠奈は小学校の頃から不登校で、何らかの精神疾患を持っていたという情報があります。
首は自宅に持ち帰っていた
出典:aimatome.com
浦仁志は首を切断された状態で発見されましたが、頭部は見つかっていませんでした。田村瑠奈と両親が逮捕され、自宅の家宅捜索によって犯人の自宅浴室から男性の頭部が腐乱した状態で発見されました。
また、浦仁志の所持品も複数発見されています。
さらに、田村瑠奈の父親である田村修は、車で田村瑠奈を現場のホテルまで送迎し、事前に犯行に使ったと思われるノコギリやナイフ、スーツケースなどを一緒に購入していたことも判明しました。
浦仁志の死因は失血死
浦仁志の死因は失血死(出血性ショック)です。司法解剖の結果、身体の一部に刺し傷があり、それが致命傷になったことがわかりました。浦仁志には抵抗した時にできる防御創はありませんでした。
被害男性は北海道恵庭市の会社員浦仁志さん。死因は出血性ショックで、遺体には抵抗した際にできる防御創がなかった。首は刃物のようなもので切断されていた。
引用:札幌の男性遺体切断事件 ホテル入室直後に死亡か、争った形跡なし 犯人らが事前に入念準備も – 社会 : 日刊スポーツ
首は刃物のようなもので死亡後に切断されたと見られています。
浦仁志の遺体には防御創がなく、浴室で全裸の状態で発見され、さらに部屋の中は争った形跡がなく、ベッドも使った痕跡がなく整えられていたことなどから、入室後すぐに浦仁志は入浴し、その隙をついて殺害されたものと思われます。
浦仁志の生い立ちや出身高校
浦仁志は事件当時62歳ですので、1961年前後に生まれたと思われます。実家は北海道の恵庭市周辺でしょう。
母親曰く、浦仁志はとにかくマイペースな子どもだったそうです。また、苫小牧市の工業高校を卒業しています。
浦仁志は苫小牧市の工業高校卒業後、米国の農機具メーカーに就職し、東京や旭川市で勤務していました。
苫小牧市内の工業高校は「北海道苫小牧工業高校」しかありませんので、浦仁志の出身高校は北海道苫小牧工業高校でほぼ決まりでしょう。
浦仁志の経歴
浦仁志は苫小牧市内の工業高校を卒業後に、アメリカの農機具メーカーに就職しています。その会社で東京や旭川で勤務していました。
この頃に結婚して、子どもが2人生まれていますが、家族の看病などで行き詰まり、退職して実家がある恵庭市に戻り、地元企業に転職しました。最初は実家で暮らしていましたが、同じ恵庭市内に家を建てて、家族4人で引っ越しています。
恵庭市に戻ってきたのが事件の約27年前とのことですから、浦仁志が30代後半の頃でしょう。
それからは実直に働いていたそうです。
町内会の仕事も積極的に引き受けていて、約5年前には町内会の区長を務めていました。近所の人の証言では、浦仁志に関する悪い噂はありません。
物静かで温厚、責任感もあって真面目な性格だからか、町内会の仕事も率先してやってくれた。近所でも恨まれたり嫌われる人では絶対ないし、事件の舞台が繁華街の“すすきの”と聞いても、イメージとかけ離れてますね。ご夫婦はとても仲がよさそうでしたし…
無口ながらも真面目で温厚、地元企業に長年勤める会社員。それが浦仁志の表の顔でした。
浦仁志の会社は?
浦仁志が勤務していた会社は北海道吉野石膏株式会社ではないかと言われています。
集英社の報道では、浦仁志は地元企業の工場に勤めていたと報じられました。
仕事も高校卒業してから地元企業の工場で真面目に勤めていたし、悪い噂は聞かないね。
また、NEWSポストセブンでは、室内の建材を製造する仕事としています。
室内の建材を製造する仕事で、勤務態度も問題なく真面目だった。
引用:【ススキノ頭部なし遺体】事件10日前に札幌市内で起こっていた「猫の頭部放置事件」 捜査難航で地元メディアで話題に|NEWSポストセブン
これらの情報に当てはまる企業は、北海道吉野石膏株式会社です。
Twitter(X)でも、そのような情報がありました。
#ミヤネ屋
ススキノ首切断事件
ここまでレイプ魔を隠す意味は何なんだ。
恵庭市の会社員・浦仁志(62)
室内の建材を製造する仕事
タイガーボードでおなじみの吉野石膏の関連会社北海道吉野石膏か
スポンサーなりうる企業はここまで忖度されるのか。ほんと何なん。— 青風空 (@aokazesora) July 31, 2023
北海道吉野石膏株式会社はタイガーボードで有名な吉野石膏の子会社ですから、浦仁志は優秀な会社員だったと言えるでしょう。
浦仁志の両親・結婚や嫁と子供など家族
浦仁志の家族は、両親と結婚した嫁・子供2人になります。
両親は高齢ということもあり、どちらも認知症になっていて、2人とも施設に入所しています。
町に住んでいる仁志君のお母さんは、随分前に認知症になり、お父さんも最近、認知症を発症し、2人とも今は施設に入所しています。
父親は浦仁志と同じ会社に勤めていたそうです。
室内の建材を製造する仕事で、勤務態度も問題なく真面目だった。お父さんも同じ会社に勤めていたから、親子二代で同じ会社。
引用:【ススキノ頭部なし遺体】事件10日前に札幌市内で起こっていた「猫の頭部放置事件」 捜査難航で地元メディアで話題に|NEWSポストセブン
浦仁志がこの会社に転職できたのは、父親のコネ(口利き)があったからかもしれませんね。
また、浦仁志は結婚していて子供が2人います。結婚は現在の会社(北海道吉野石膏株式会社?)に転職する前、アメリカの農機具メーカーに勤めていたころですから、30代前半までに結婚していたと思われます。
子どもは2人いますが、どちらも病気がちで入退院を繰り返していたようです。子どもが病弱だったことで、看病をしていた嫁が体調を崩してしまい、浦仁志も心労が積み重なったことで、農機具メーカーを退職して地元に戻り、実家に住むことになりました。
浦仁志の年齢を考えると、子供2人はすでに独立していると思われます。
浦仁志の夫婦仲は?
浦仁志には約30年連れ添っている妻がいますが、夫婦仲はどうなのでしょうか?
近隣住民の証言によると、夫婦仲は良かったようです。
ご夫婦はとても仲がよさそうでしたし…
確かに、7月1日に外出した浦仁志さんの行方不明届は翌々日の7月3日に出されています。60代男性が2日間家を空けただけで行方不明届が出すのは、普段から夫婦仲が良好だった証拠でしょう。
ただ、それとはまったく違う情報もあります。
そもそも、浦仁志は女装の趣味があり、すすきので週末の夜は遊び歩いていました。それ以外にも、いろいろと行きずりの関係を持ったことが何度もあるようです。
そして、29歳の女性(犯人の田村瑠奈)と一緒にラブホテルに入っています。
また、浦仁志は「家庭内別居の状態」と嘆いていたこともありました。
実際、彼は奥さんと家庭内別居の状態だと嘆いていてね。休みの度に土曜の夜は飲み明かして女性と一夜を過ごし、日曜夜に自宅へ帰る。
引用:(4ページ目)「あんな“危ない夜遊び”では恨みを買う」 札幌・首切り事件、被害者と関係を持った女性が激白 | デイリー新潮
こんな夫と良い夫婦仲を保てる妻はいるのか?そこは疑問ですよね。
ご近所の目があるから表面上は仲良くしていたけれど、実際は家庭内別居だったということでしょうか。
浦仁志の顔写真
浦仁志の顔写真は、女装した時のものが公開されています。この女装した時の写真は加工していることもあり、「盛れている」状態とのことです。
事件後に報道されている最近の写真よりも痩せていてスレンダーでしたが、骨格から一目で男性だとはわかりました。最近出回っている写真は、だいぶ『盛れている』ように思えます
浦仁志が女装した時の顔・メイクやファッションについては、盛れているか盛れていないかで評価は大きく分かれるようです。
こちらの証言では女装のクオリティは高いとしています。
女装のクオリティは高く、お化粧もばっちりで。少し大柄だけど、服装はナチュラルでおしゃれな女性そのものでした。
引用:(3ページ目)「女装はするけど、好きなのは女の子」“札幌ホテル首狩り殺人”被害者の“トモちゃん”(62)「交際相手は30代ハーフ美女」 | 文春オンライン
しかし、こちらは女装に違和感があったと証言しています。
ウィッグがズレてたり、つけまつげのつけ方がおかしかったり、やっぱり私が接してきたニューハーフの方とはどこか違うんですよね。
盛れているかどうか、また明るいところで見たか、暗いクラブで見たかによって、顔の印象は変わるのかもしれませんね。
ただ、浦仁志は別にホルモン治療などを行っていたわけではなく、ただ単に女装が好きというだけですから、骨格や元の外見は完全な男性です。スラっとしていたり、女性のような華奢な感じはなかったようですので、そんな60代男性が女装をしたら、どんなに頑張っても変な違和感はあったと思います。
浦仁志は女装が趣味
女装をしていた
浦仁志は女装が趣味でした。
浦仁志が女装を始めたきっかけはアニメのキャラクターがきっかけでした。アニメのキャラクターの美少女フィギュアを作るのが好きでしたが、フィギュアを作っているうちに自分も美しい格好をしてみたいと思ったことで、女装を始めました。
最初は女装していなかったのですが、“面白いものを見せてあげる”と言って変身し始めた。アニメのキャラクターを模した美少女フィギュアを作るのが趣味で、自分も美しい格好をしてみたいと、女装を始めたそうです。脚は脱毛しスタイルもよく、実年齢より若く見えましたよ
引用:「こんな格好でも普通に男です!」 ススキノ頭部切断事件、被害者が人気者だった「民宿女装パーティー」 | デイリー新潮
行きつけの民宿では、宿泊者に女装・メイクをしてあげていたそうです。身長や体型に合わせた化粧がうまかったとのことですから、メイクの研究はかなりやっていたのでしょう。
浦仁志の女装は家の中で楽しむだけでなく、外に刺激を求めるようになっていきました。事件の8年ほど前からは、夜の街・ススキノに繰り出していました。
Aさんは、ススキノのダンスクラブや趣向の変わったバーなどを飲み歩き、“週末の顔”を堪能していた。
引用:(3ページ目)「女装はするけど、好きなのは女の子」“札幌ホテル首狩り殺人”被害者の“トモちゃん”(62)「交際相手は30代ハーフ美女」 | 文春オンライン
浦仁志は女装をして、週末の夜はススキノに繰り出し、ディスコやクラブ、バーで遊び歩いていました。
事件直前には、札幌市内で行われたディスコイベントに女装した姿で参加しています。上の画像(シルバーのNASAの衣装)は、そのディスコイベントの時のものです。
浦仁志は宇宙人っぽいコスプレをした女装オジサンだったこともあって、このイベントではかなり目立っていたとのことです。
女装は家族も知っていた?
浦仁志は女装が趣味でしたが、結婚していて子供もいます。普通だったら、「趣味は女装」ということは家族には絶対に秘密にしますよね。
でも、浦仁志の家族は女装の趣味を知っていたようです。
奥さんは女装趣味をどう思っているのかAさんに尋ねたら、“小遣いの範囲内ならいいんじゃない”と言ってもらっていたそうです。
引用:(2ページ目)「こんな格好でも普通に男です!」 ススキノ頭部切断事件、被害者が人気者だった「民宿女装パーティー」 | デイリー新潮
浦仁志の奥さんは、女装の趣味を許容していたんですね。理解がある奥さんです。
ただ、浦仁志は土曜日の夜に家を出て飲み明かして、日曜日の夜に自宅に戻るという生活をしていました。しかも、行先を家族に告げずに車で外出していたそうです。
女装が趣味で週末は行き先を言わずに遊び歩いている。そんな旦那を許すものでしょうか。そもそも、週末は遊び歩くだけでも、お金はかかるし、それに女装に必要なメイク道具や服の購入費用を考えると、お小遣いの範囲内で収まらなそうな気がしますが・・・。
浦仁志はともちん・ともちゃんで有名…恋愛対象は女性
出典:twitter.com
女装が趣味の浦仁志ですが、恋愛対象は女性でした。人の嗜好は千差万別なので、女装していても恋愛対象・性的対象は女性というのはおかしくはありません。
被害者の彼は、ゆきずりの男女関係を求めていたようで、夜の店やクラブで会った女性に連絡先を聞いてまわってラブホテルに行く。そうして関係をもった女性が何人もいるとうわさになっていました。
引用:(4ページ目)「あんな“危ない夜遊び”では恨みを買う」 札幌・首切り事件、被害者と関係を持った女性が激白 | デイリー新潮
女装はするけれど、恋愛対象や性的対象は女性。だから結婚しているし、子どももいるということなのでしょう。ただ、結婚した嫁を大切にするわけではなく、60代になっても行きずりの男女関係を求めているような人物でした。
ハプニングバーでは「ともちん」・「ともちゃん」で有名
浦仁志はハプニングバーに出入りしていました。
札幌随一の繁華街・すすきのの特殊な趣味を持つ人が集まる老舗会員制バー「B(仮称)」では「ともちゃん」という名前で知られた存在だったという。
元々は温泉の混浴で覗き見(ワニ)をしていたのですが、覗きだけでは我慢できなくなったようで、知人に会員制の特殊バー(ハプニングバー)に入店できるように紹介してほしいと依頼して、それからハプニングバーに出入りして、「ともちゃん」や「ともちん」と呼ばれるようになりました。
そのハプニングバーは、かなりヤバい感じの性癖を持った人たちが集まるバーで、ともちんこと浦仁志が乱れている姿もあったようです。
そこでは性行為はないものの、性器を触ったり、触らせたり、裸にさせたり、なったりくらいのことはありました。ともちゃんも服を半分はだけさせて、ウィッグがズレていたり…と乱れた様子のときもありました
ともちんは若い女性に声をかけて、胸を触ったりしてきたこともありました。
数年前には彼女もいた?
浦仁志には一時的に彼女がいたという情報もあります。行きずりの身体の関係を求めていた浦仁志ですが、2023年の春ごろには「彼女」がいたそうなんです。彼女と言っても、不倫関係なのですが・・・。
今年の春頃、トモちゃん(Aさん)が『彼女なんです』と、スマホで写真を見せてくれたことがあったんです。見た目は20代から30代、目鼻立ちがハッキリとした、ハーフっぽい美女でした。『クラブで知り合った』と言っていました
引用:(4ページ目)「女装はするけど、好きなのは女の子」“札幌ホテル首狩り殺人”被害者の“トモちゃん”(62)「交際相手は30代ハーフ美女」 | 文春オンライン
この時、浦仁志は60代。それでも20~30代のハーフっぽい美女を彼女にできるなんて、浦仁志はかなりモテたのでしょうか。
女装をしている60代のオジサンが若い美女を彼女にする。なんだか情報量が多すぎて、混乱してしまいます。
浦仁志が出禁になった理由
出典:togetter.com
浦仁志はハプニングバーに出入りしていましたが、複数のお店から出禁を喰らっています。
出禁になった理由はいわゆる「ご法度」を繰り返した、つまりルール違反のことを繰り返したからのようです。
・若い女性にしつこく声をかけて胸を触る
クラブでナンパをしてトイレに逃げ込んだ女性を足早に追いかけて、トイレの中まで侵入してきたこともありました。
これを女装した姿で行うのですから、浦仁志はたちが悪いタイプと言えます。
しかも、1店舗から出禁にされるだけではなく、複数のお店から出禁にされるというのは、本当にたちが悪く、迷惑な客だったのでしょう。
浦仁志の女装は油断させる意味もあった?
浦仁志は女装が趣味でした。女装することを単純に楽しんでいたのかもしれませんが、女装をすることで相手の女性を油断させて、警戒心を解かせて、ホテルに連れ込みやすくするという意味もあったのかもしれません。
『界隈』の人たちはともちゃんが女装しているのは女と知り合ってヤルため、というのを知っていて、私自身も常連の方たちから『あの人には気をつけた方がいいよ』と注意されていました
女装をしていて、女言葉・オネエ言葉で話しかけてきて、油断させて体を触ってきたり、仲良くなってから「終電がなくなったから」とホテルに連れ込むのが、浦仁志の手口だったようです。
やっぱり、オネエ言葉を使う女装した男性には、「自分は恋愛対象に見られていない。性的対象ではないから襲われることはない」と油断してしまいますよね。特に、最近は終電がなくなると、「女子会」として 女同士でラブホに行って、始発を待つということもありますから。
浦仁志はそのような女性心理にうまくつけこむために、女装をしていたのかもしれません。
浦仁志と田村瑠奈は事件の約1ヶ月前に出会う
被害者の浦仁志と犯人の田村瑠奈は、事件の約1ヶ月前に出会いました。2023年5月下旬に、ダンスクラブで知り合っています。それから、飲食店などで複数回2人で会っていました。
しかし、2人が出会って1ヶ月くらいでトラブルが起こり、事件に発展してしまったのです。
浦仁志が田村瑠奈に殺害された動機は性的暴行・トラブル?
田村瑠奈はなぜ浦仁志を殺害したのでしょうか?その動機を探っていくと、浦仁志のゲスな振る舞いが事件の動機となった可能性が見えてきます。
もちろん、どんな動機があったにせよ、殺害は許されることではありませんが・・・。
母や祖父が2人はトラブルがあったと供述!レイプ&ストーカー行為?
田村瑠奈の祖父や逮捕された母の田村浩子の供述によると、田村瑠奈は浦仁志にレイプされた可能性があります。
浩子容疑者は、瑠奈容疑者が被害男性から暴力を受けたとの趣旨も主張している。
引用:札幌・ススキノ首切断事件 田村瑠奈容疑者が男性から「暴力を受けた」と母・浩子容疑者が主張 家族ぐるみの犯行心理(1/2ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト
祖父の話によると、田村瑠奈は男性が嫌いで、恋愛対象は男性ではなかったようです。
そうだよ、瑠奈は襲われてるんだよ。相手が女の格好してたから瑠奈は女だと思ってたの。それで2人でいいところあるから行こうって言われてラブホテルに入って、入った途端に相手は男になったわけさ。
この話が本当であれば、浦仁志と田村瑠奈はダンスクラブで知り合い、田村瑠奈は浦仁志が女装しているから気を許して、一緒にラブホテルに行った。しかし、ホテルに入った途端、浦仁志は男になり、田村瑠奈はレイプされたということでしょう。
これは、あまりにもひどい話です。
田村瑠奈がレイプされたことを知った両親は、浦仁志と話をして、内々に済ませる代わりに二度と田村瑠奈に近づかないように警告しました。しかし、それからも浦仁志は田村瑠奈に接近し、連絡を取ってきています。
事件前には父親の田村修は玄関先でカップラーメンや弁当を食べる姿を目撃されていますが、浦仁志が近づいてこないように見張っていたためという情報もあります。
父親は娘を守るためにあえて娘を実行犯に?
この札幌すすきの首切断事件で不可解なのは、なぜ父親は送迎や犯行に使う凶器の購入は手伝ったのに、実際の犯行には手を貸さなかったのか?という点です。
これは、娘を守るためではないか?と見られています。自分が実際に浦仁志を殺害すると、無期懲役となる可能性があります。
しかし、娘の田村瑠奈が実行犯になれば、誰も刑務所に入らなくて済むかもしれないのです。
娘の田村瑠奈は精神疾患(持病)を抱えていました。
精神疾患を持つ人が犯罪を犯しても、責任能力がないと判断されて、無罪になったり、刑が減刑されたりすることがあります。もし、責任能力なしとなれば、精神病院への措置入院で済むかもしれません。
一方、父親の田村修が殺人罪を犯すと、無期懲役の可能性があります。その場合、精神疾患がある娘を誰が支えるのか?という問題があります。
父親が実行犯となれば、娘の生活を支えていくことが困難になると危惧して、あえて娘を実行犯にする計画を父親が考えたのではないかとみています
引用:【ススキノ頭部切断事件の全真相】凶行に繋がった精神科医一家の「歪んだ家族愛」|NEWSポストセブン – Part 3
だから、父親の田村修が犯行計画を立て、娘が実行したのではないかと見られているのです。実行犯でなければ、執行猶予がつく可能性がありますし、懲役となっても刑期は短くなるはずです。
浦仁志は月曜から夜ふかしに出ていた?
出典:tver.jp
浦仁志は月曜から夜ふかしに出ていたのでは?という噂がありますが、これはデマです。浦仁志は月曜から夜ふかしに出演したことはありません。
「月曜から夜ふかし」はマツコ・デラックスさんと村上信五さんがMCを務めるバラエティ番組で、いろいろな街のユニークな人たちが出演しています。
浦仁志は報じられた女装の写真のインパクトが強かったため、「月曜から夜ふかし」に出演していてもおかしくないと思う人が多かったのかもしれません。
浦仁志が殺害された札幌すすきの首切断事件の現在…裁判が始まる
家族3人が逮捕され注目を集めた札幌すすきの首切断事件ですが、実行犯の田村瑠奈は殺人罪などで起訴、父親の田村修と母親の田村浩子も死体損壊ほう助などの罪で起訴されています。
父親の田村修は、田村瑠奈が浦仁志の頭部を自宅で損壊する様子を動画撮影しており、母親の田村浩子は田村瑠奈から頼まれ、田村修に撮影を依頼したものと見られています。
父親の修被告(60)は瑠奈被告と一緒に凶器のノコギリやキャリーケースを購入し、殺害現場への送迎も担当、瑠奈被告が持ち帰ったAさんの頭部を損壊する様子を動画撮影したとして殺人ほう助・死体損壊ほう助などの罪で起訴された。
浩子被告は瑠奈被告が持ち帰ったAさんの頭部を自宅に隠すのを容認し、瑠奈被告に求められるまま修被告に頭部損壊する様子をビデオカメラで撮影することを依頼したとして死体遺棄ほう助・死体損壊ほう助の罪で起訴されていた。
引用:「サイコパスの娘に支配された家」母親は“奴隷契約書”を書かされ、父親は“ドライバーさん”と呼ばれSMプレイの練習台に…被害男性とは避妊トラブルが発端か〈すすきの首切断事件/母親の初公判
3人のうち、母親の田村浩子から裁判が始まりましたが、2024年6月の初公判で田村浩子は、頭部を隠すことや、動画撮影をすることを容認したことについては「違います」と述べ無罪を主張しました。
初公判では、検察側の冒頭陳述で、浦仁志が避妊をせずに性行為に及んだことで田村瑠奈が怒りを覚え犯行に及んだことなども明らかにされました。
また、裁判の中で、田村瑠奈が両親を奴隷のように扱い生活してきた異様な家庭環境も明らかになっています。
田村瑠奈は過去に躁うつ病と診断されていたようで、田村修と田村浩子は娘の精神が不安定にならないように、娘に逆らうことなく言うことを聞いてきたようです。
▼瑠奈被告は18歳のころから自殺未遂を繰り返すようになり「田村瑠奈は死んだ」「田村瑠奈の体には5~6人の魂が入って、体を借りているだけ」と言い、妄想が出始めた10年以上前から現在まで、自身が「田村瑠奈」である認識はない。
▼浩子被告と修被告も娘を「瑠奈」と名前で呼ぶことを許されなくなり「お嬢さん」などと呼ばなければならなかった。瑠奈被告も、浩子被告を「彼女」、修被告を「ドライバーさん」などと呼ぶようになった。
▼精神科医である修被告は、瑠奈被告の精神が不安定にならないよう、瑠奈被告の妄想に対し、肯定も否定もしないスタンスだった。そのため浩子被告も、瑠奈被告の妄想を否定しないよう細心の注意を払って接していた。
田村浩子の第2回公判では、浦仁志の遺族の供述調書が読み上げられました。
浦仁志の嫁は「長い夢をみているかのようだ。いい父親で仕事が辛くても頑張ってくれていた」とコメントしており、長男も「レイプ犯のようなことをしていないと信じている。」「一家全員の極刑を望んでいます。」と苦しい胸の内を明かしていました。
父は三度殺された。一度目は殺されたとき。二度目は首を切られて皮を剥がされたとき。三度目は『死んで当然な人間』と報じられた時。減刑を求める署名運動まであった。レイプ犯のようなことをしていないと信じている。父は人を喜ばせたり楽しませたりするのが好きで、女装を褒められて嬉しそうにしていた父がこんな殺され方をしたことには納得できない。被疑者は否認していると聞いた。娘は責任能力がないと主張し、両親は知らなかったと言ってすぐに釈放されて一家が揃うシナリオを作ってると思った。許せない。一家全員の極刑を望んでいます
引用:《ススキノ首切り事件》被害者長男「一家全員の極刑を望んでいます」…「外出することもできなかった」瑠奈被告がなぜ殺人を犯せたのか
浦仁志のまとめ
札幌すすきの首切断事件の概要や浦仁志の死因、生い立ちや実家、経歴や会社、家族と顔写真、女装の趣味や出禁トラブルと「ともちん」の呼び名、田村瑠奈の事件の動機や月曜から夜ふかしへの出演の有無などをまとめました。
浦仁志には悪評もあり田村瑠奈ともトラブルがあったようですが、殺人を犯していい理由にはなりません。浦仁志の冥福を祈るとともに事件の全容解明を待ちたいと思います。