カンボジアやミャンマーを拠点とした闇バイト・特殊詐欺が社会問題になっていますが、その闇バイト・特殊詐欺に関わっていて、さらに指名手配されている見立真一の行方を知っている可能性があるのが山口哲哉(冨沢哲也)です。
山口哲哉の出身や生い立ち・家族、昔からの経歴とインスタなどのSNS、結婚の有無、関東連合や見立真一との関係、タイでの逮捕や現在をまとめました。
この記事の目次
山口哲哉は関東連合元メンバーで逮捕された人物

出典:jiji.com
山口哲哉
別名:冨沢哲也
出身:静岡県沼津市
年齢:46歳(2025年4月時点)
容疑:詐欺
山口哲哉(冨沢哲也)は、2025年4月にカンボジアを拠点とした特殊詐欺事件に関わっていた容疑でタイで逮捕された男性です。
山口哲哉は関東連合のメンバーだったことが分かっていて、六本木クラブ襲撃事件の主犯として重要指名手配されている見立真一とも関係性が深く、カンボジアで見立真一と会っていた可能性が高いため、今後見立真一の逮捕につながる情報が出てくるのでは?と期待されています。
山口哲哉の出身

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山口哲哉のは静岡県焼津市出身です。工藤明夫の本の中では沼津市出身になっていますが、FLASHの記事では焼津なので、焼津の可能性が高いと思います。
山口哲哉は焼津市の中でも不良が多い地区の出身で、中学生の時に地元焼津で見立真一に出会い、中学卒業後に地元を離れて上京し、関東連合のメンバーになっています。
山口哲哉の家族や生い立ち

山口哲哉の家族構成はわかっていませんが、中学生の頃から不良で、しかも不良グループのリーダー格だったことがわかっています。
中学の同級生:
やっぱり冨沢(山口容疑者)っていうのがリーダー格で、不良グループの先頭に立って、中心に立っていた記憶は間違いなくあるんで。
引用:【独自】「不良グループの先頭にいた」タイから強制送還された山口哲哉容疑者の中学時代とは…国際手配の見立真一容疑者と同級生で共に「関東連合」メンバーに|FNNプライムオンライン
山口哲哉が不良グループのリーダーをやっていた焼津の中学校に、見立真一が転校してきました。見立真一は東京出身ですが、中学3年の時に家庭裁判所の審判で在宅の試験観察となり、地元の悪い環境から離すために焼津の中学校にやってきました。
見立が来た時は山口哲哉がリーダーで、見立真一は「腕力・暴力タイプ」ではなかったので、見立は山口のパシリのような立ち位置でしたが、徐々にのし上がっていき、転校してきて数ヶ月後には一緒に行動するようになっていました。
しかも、ただの不良というわけではなく、中学生にして暴力団とも関係があったようなので、「相当なワル」だったことは間違いないでしょう。
山口哲哉は昔・若い頃から冨沢哲也を名乗っていた
山口哲哉は「冨沢哲也」という名前を名乗っていました。逮捕時の報道を見る限り、「山口哲哉」が本名であることは間違いありません。
では、冨沢哲也という名前は一体何なのでしょうか?冨沢哲也の「冨沢」は母の旧姓など家庭の事情が関係した苗字の可能性もありますし、通名(在日かどうかの情報はない)の可能性もあります。
一説にはカンボジアで特殊詐欺をする上で、本名がバレないように「冨沢哲也」という偽名を使っていたとも言われていますが、「冨沢」という名前は中学生の頃から使用していたようです。
山口哲哉が逮捕された後に中学の同級生は「冨沢はリーダー格で~」と話していました。ということは、中学生の時は「冨沢哲也」という名前で学校に通っていた可能性が高いです。

また、1998年に出版された「スーパーティーンズ写真集 バッヂレス(勲章なんかいらない)」という写真家の高橋宏幸氏による写真集に、山口哲哉は登場していますが、「トミー」という名前を使っています。

ということは、1998年時点でも「冨沢哲也」と名乗っていた可能性が高いです。
このことから、山口哲哉は元々は「冨沢哲也」という名前であり、親の離婚などの理由で山口哲哉という名前になったと考えられます。
山口哲哉の経歴①:関東連合メンバー

出典:fnn.jp
山口哲哉は中学で見立真一と同級生でしたが、中学卒業と同時に見立真一は東京に戻ってしまいます。東京に戻った見立は永福町ブラックエンペラーになる不良メンバーをまとめ始めます。そこに、見立真一を誘われる形で、山口哲哉は上京し、ブラックエンペラーに加入しました。
その後、ブラックエンペラーは関東連合を名乗るようになります。静岡から上京してきた山口哲哉はブラックエンペラーの中でも頭角を現し、関東連合二十二代目永福町黒唯皇帝を名乗っていました。
その後、山口哲哉がどのくらい関東連合と密接に関わっていたのかは不明ですが、神戸山口組と関わっていたという情報もあります。
富沢哲也(とみざわ てつや、昭和53年生)は神戸山口組・四代目山健組・五代目健竜会・金本組舎弟。
ということは、山口哲哉は関東連合のメンバーでしたが、その後はずっと見立真一と同じくずっと関東連合のメンバーだったわけではなく、ヤクザの道に入ったのかもしれません。
関東連合とは?
関東連合とは2000年代から2010年代にかけて六本木周辺で「半グレ集団」としてアンダーグラウンドで強い影響力を持っていたグループです。
元々は1970年代に暴走族のブラックエンペラーやマッドスペシャルなどが中心になって結成された暴走族グループでしたが、1990年代にチーマーと抗争するようになり、六本木に勢力を伸ばすようになりました。
同時期に六本木でイベントを牛耳ったり、オレオレ詐欺を画策して資金源とするようになり、さらに人脈を広げていき、暴力と恐怖で相手を支配するけれど暴力団ではないという「半グレ集団」として大きな影響力を持つようになります。
<関東連合が関わっていたとされる事件>
・柴田大輔による傷害致死事件(1997年)
・石元太一による傷害致死事件(2000年)
・現役メンバーによる殺人事件(2000年)
・OBグループ関係者の殺害事件(2008年)
・横綱力士・朝青龍による傷害事件(2010年)
・海老蔵事件(2010年)
・OBによる傷害事件(2011年)
・山口組系元幹部らへの襲撃傷害事件(2011年)
・六本木クラブ襲撃事件(2012年)
2012年の六本木クラブ襲撃事件の結果、関東連合は準暴力団と位置付けられ、2013~2014年にはほぼ壊滅状態になっています
山口哲哉の経歴②:見立真一の名代でカンボジアに

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見立真一はフラワー襲撃事件で指名手配の逃亡犯

出典:keishicho.metro.tokyo.lg.jp
関東連合のメンバーであり、その後は暴力団員(神戸山口組・四代目山健組・五代目健竜会・金本組舎弟)になっていたと見られている山口哲哉はカンボジアに行っていたようです。
山口哲哉がカンボジアに行った理由は、見立真一の逃亡の手助けではないかと見られています。
カンボジアでも見立容疑者が山口容疑者を呼び寄せて名代としていたわけです。
引用:関東連合“最後の大物”に迫る捜査 カンボジア特殊詐欺事件、逮捕された“弁当屋”の元同級生・見立真一容疑者の潜伏先とは | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
見立真一は関東連合が起こした六本木クラブ襲撃事件の主犯と見られています。六本木クラブ襲撃事件とは、2012年に関東連合のメンバー約10人が対立グループを襲撃する目的で、六本木のクラブ「フラワー」に乗り込み、人違いで一般男性を撲殺した事件です。
この事件に関係した関東連合のメンバーは逃亡したものの、ほとんどが逮捕されました。しかし、主犯と見られる見立真一だけが逃亡を続けていて、その足取りはわかっていません。
懸賞金600万円をかけ、重要指名手配・国際手配もされていますが、まったく行方は分からない状態です。
既に見立真一は海外逃亡していることはわかっていますが、その逃亡を手伝ったのが山口哲哉ではないかと見られています。国際手配されている見立真一は海外に逃亡しても自由に動くことはできない。しかし、指名手配されていない山口哲哉は海外でも日本でも自由に動ける。
だから、見立真一の逃亡や潜入先での生活を手伝うために、山口哲哉はカンボジアに行っていた可能性があります。
しかし、山口哲哉は見立真一の逃亡後すぐにカンボジアにわたり、そこからずっとカンボジアに長期滞在していたわけではないようです。
2018年頃は大阪のミナミでカジノをやっていたという情報もあります。そのような暴力団員としての「シノギ」をしながら、カンボジアを行ったり来たりしていたと思われます。
カンボジアでの写真が話題に
山口哲哉は本当に見立真一の逃亡やカンボジア生活を手助けしていたのか?これについては、現時点ではきちんとした証拠はありません。
しかし、2020年にカンボジア人女性のFacebookにある写真がアップされ、「山口哲哉と見立真一はカンボジアで会っていた」という説が裏付けられました。その写真がこちらです。

この赤丸で囲んだ右が山口哲哉で左が見立真一ではないかと見られています。

となると…、やはり山口哲哉は見立真一の逃亡生活を手伝っていた、協力していた可能性は十分にあると思われます。
山口哲哉の経歴③:カンボジアで特殊詐欺に加担

出典:fnn.jp
山口哲哉は2022年頃から東南アジア(カンボジアやタイ)に長期滞在していたことが分かっています。
カンボジアのプノンペンでは、「胡蝶」という日本料理屋を経営していました。
ただ、この胡蝶はカンボジア在住の日本人や日本人旅行者向けというわけではなかったようです。
この胡蝶は弁当屋として知られていて、特殊詐欺グループの拠点に弁当を配達していたと言われれています。
一方で、この日本食店からは、2023年に摘発された特殊詐欺拠点に、弁当が毎日配達されていたことがわかっている。当時、拠点からは日本人20人以上が拘束されたが、現地の関係者は、「毎日弁当150個以上が作られ、この拠点のほかにも届けられていた」と指摘する
また、またプノンペン郊外には物件を持っていて、そこに特殊詐欺グループのメンバーを住まわせていたと報じられています。
カンボジアでは中国系コミュニティとつながりがあり、カジノ経営にも携わっていたようです。
2023年にカンボジアの特殊詐欺拠点が摘発された後、山口哲哉が経営していた胡蝶は突然閉店となったことがわかっています。
また、山口哲哉はニューヨークやアムステルダムに法人を設立して、美術品の取引もしていました。この美術品取引で、マネーロンダリングをしていたようです。
タイでは豪遊!
2023年にカンボジアの特殊詐欺拠点が摘発された後は、山口哲哉はタイに移住しました。
タイではかなりの豪遊をしていたようです。
・バンコク中心部(サトーン地区)の家賃80万円の自宅に住む
・電子マネー1億3000万円以上を所持
カラオケクラブや焼肉屋、ムエタイジムなどにも行ったり、ドバイに行ったりと豪華な生活を送っていたことは間違いありません。
タイでは、カンボジアでの特殊詐欺で稼いだお金を元手にして、遊び歩いていたのでしょうか。
山口哲哉と見立真一の関係

山口哲哉の人生・経歴において、見立真一は非常に重要な役割を担っています。
前述のように、山口哲哉と見立真一は中学3年生の時に静岡で出会っています。同級生だったのはわずか1年ほど。
それなのに、山口哲哉は見立真一を追うようにして上京し、関東連合に加入しました。
そして、見立真一が国際指名・重要指名手配されると、その逃亡生活を支援するためにカンボジアに渡りました(支援していたかは不確定だが)。
若い頃に東京に憧れて誘われるがままに関東連合に加入したのは理解できます。
しかし、指名手配されている見立真一をリスクを犯してまで支援するのは理解できません。
山口哲哉と見立真一は中学の時からの友人だから、腐れ縁・深い絆があるとも言えますが、見立真一はカリスマ性を持っていた可能性が高く、山口哲哉は見立のカリスマ性に惹かれていたのかもしれません。
山口哲哉のSNS・インスタがやばい…

出典:gendai.media

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山口哲哉はSNS(インスタグラム)のアカウントを持っていました。そのアカウントは「kenji.tommy」です。残念ながら、現在はすでに閉鎖されています。
このインスタの投稿された写真を見ると、山口哲哉は「真っ当な中年男性」とはかけ離れた存在であることがわかります。
・ドバイで豪遊している様子
・背中のタトゥーを見せびらかしている
・タイのクラブで遊んでいる様子
山口哲哉のインスタを見ると、カンボジアで特殊詐欺をしていて、そこが摘発されたからタイに移住してきたとは思えないような派手な生活をしていることがわかります。
自分は絶対に安全であり、逮捕されないと思っていたのでしょうか。
山口哲哉は結婚している

山口哲哉は2025年4月にタイで逮捕された時には年齢は46歳でしたが、すでに結婚していたようです。
いつ結婚したのかは不明ですが、嫁・子供はカンボジア人です。
2022年6月にインスタに投稿した写真には日本パスポート1つとカンボジアのパスポート3つを持ち、「家族でタイのチェンマイに旅行に行きます」とありました。
また、「子供もプールで遊んだり」とインスタに投稿したこともあります。
このことから山口哲哉は結婚していて子供がいたこと。嫁と子供はカンボジア国籍だったことがわかります。2022年時点ですでに子供が2人いたのですから、結婚したのは2010年代でしょう。おそらく、見立真一の名代でカンボジアに行くようになり、そこで知り合ったのかもしれません。
ただ、法的な結婚はしていない可能性があります。子供のパスポートが日本ではなくカンボジアですから。山口哲哉が方尾的にカンボジア人女性と結婚していれば、子供は日本国籍を自動的に持つことができます。正直に言えば、カンボジア国籍よりも日本国籍の方がいろいろと便利ですし。
それでも、子供がカンボジアパスポートであることを考えると、結婚はしているものの、内縁の関係で、きちんと国際結婚はしていないのかもしれません。
山口哲哉はタイで逮捕

山口哲哉は2025年4月8日に電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されました。
そもそも、タイに住んでいた山口哲哉は在タイ日本大使館からタイ警察に要望が入り、2025年3月14日にタイ警察によって身柄を拘束されました。そして、同年4月8日に日本へ移送する飛行機の中で逮捕状が執行され、日本警察によって逮捕されたのです。
前述のように、山口哲哉はバンコクでは豪遊していました。家賃80万円の豪邸に住み、電子マネーは1億3000万円以上を所持していて、カラオケバーやムエタイジムなどに出没していました。
これは、タイならお金で現地警察を買収して見逃してもらえる。逮捕されることはないとタカを括っていた可能性があります。
カンボジアやタイは昔から犯罪者が潜伏しやすい国と言われていました。
カンボジアもタイも金さえ払えば、警察官や警察関係者らが日本から逃走してきた犯罪者らに情報を渡してくれるという証言もある。
引用:《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言|NEWSポストセブン – Part 2
だから、山口哲哉はカンボジアで特殊詐欺をやり、タイに逃げ込んだのでしょう。
しかし、日本大使館から正式要請を受け、さらに特殊詐欺事件が国際問題になっている中、タイ警察の威信にかけて、山口哲哉を見逃すわけにはいかなかった。なんとしてでも逮捕しなければならなかったのでしょう。
山口哲哉はタイ警察に拘束された後、賄賂を渡して見逃してもらおうとしました。
タイの警察関係者が明かす。
「『カネを用意したので見逃してもらえないか』という打診がありました。
しかし、タイ警察はこの打診に激怒し、「バカにしているのか!」と尻と太ももを警棒で叩いたそうです。だから、山口哲哉は空港で歩きにくそうにしていたし、タイ警察は山口哲哉の扱いが乱暴だったんですね。
見立真一との関係性を否定
日本とは異なり、タイでは移送される山口哲哉にマスコミがインタビューできるようです。タイの警察官に首根っこを捕まれて引きずられるようにして空港内を移送される山口哲哉に対して、マスコミは見立真一との関係を質問しました。
――見立容疑者と連絡取ってたんですか?
山口哲哉容疑者(46):
1回も取ったことねえよ。何なの?知らねえよ!いねえだろうが。
引用:見立真一容疑者に関する捜査が進展の可能性も…関東連合元メンバー冨沢こと山口哲哉容疑者(46)窃盗など容疑で逮捕 “詐欺G”トップか|FNNプライムオンライン
本当に1回も連絡とったことはないのでしょうか?
山口哲哉が逮捕された事件の詳細

出典:youtu.be
山口哲哉が逮捕された容疑は電子計算機使用詐欺罪です。
2022年9月に大阪に住む当時74歳の女性に「医療費の還付金が受け取れる」などの嘘の電話をかけて、約30万円をだまし取った疑いで逮捕されています。
バンコクの空港では日本のマスコミからの質問に、「自分は弁当を出していただけで、特殊詐欺グループの幹部ではない」と答えていました。あくまでも弁当屋ということですね。
しかし、日本に移送されて逮捕された後の報道では山口哲哉は特殊詐欺グループの幹部だった可能性が高いことが分かっています。
・月100万円の報酬を提示して人づてにメンバーを集めていた
・日本から約50人を「かけ子」としてカンボジアに送るように指示した
・海外へかけ子を送りだす時には渡航費用を支給していた
・2022年以降、特殊詐欺で少なくとも30億円を得ていた
・詐欺金の一部を受け取っていた
これは、完全に特殊詐欺グループの幹部ですよね。黒幕は他にいるかもしれませんが、「ただの弁当屋」という言い訳は通用しないように思います。
山口哲哉の現在

山口哲哉は現在、裁判が行われています。
第一審がさいたま地裁で行われていますが、まだ判決は出ていません。
また、見立真一の逮捕につながるような情報も出てきていないようです。特殊詐欺グループの一網打尽にもつながっていないので、山口哲哉は見立真一や特殊詐欺グループの黒幕に切り捨てられたのかもしれません。
山口哲哉のまとめ
山口哲哉の出身地や生い立ちと家族、昔の冨沢哲也の名前、詳細な経歴、関東連合や見立真一との関係、SNS(インスタ)の画像、タイでの逮捕や事件の詳細と現在をまとめました。
山口哲哉の逮捕を突破口にして、見立真一の逮捕と特殊詐欺グループの壊滅・摘発につながってほしいですね。


















