熱唱ミリオンシンガーはやらせ?501点超えた人・おかしい点・口パク疑惑や炎上まとめ

熱唱ミリオンシンガー』は日本テレビ系列で不定期に放送されている、カラオケで歌唱力を競う挑戦型音楽バラエティ番組です。『熱唱ミリオンシンガー』のやらせ疑惑やおかしいと指摘される点、口パク疑惑や炎上、501点超えた人について紹介します。

熱唱ミリオンシンガーとは

 

出典:https://www.youtube.com/

 

熱唱ミリオンシンガー』は2021年9月5日から不定期で放送されている音楽バラエティ番組で、歌唱力に自信がある一般人と芸能人がカラオケに挑戦し、高得点を出すと賞金が獲得できるという内容です。

 

挑戦するカラオケ曲は7つのジャンルから選ばれる高難易度曲で、7曲すべてで合格点が出れば100万円の賞金が獲得可能。しかし、途中で不合格点を出したらそれまで獲得した賞金も没収というルールです。

 

さらに2022年からはこの「7ジャンルシンガー」部門にくわえて、「神声シンガー」部門が開始されました。

 

「神声シンガー」部門では、審査は5人の審査員がそれぞれ100点満点で採点し、本家の歌手を超えたと判断した場合には最高得点100点を超えた101点をつけることができます。

 

5人の審査員の合計得点が501点を超えれば、「神声シンガー」に認定され、これまで501点超えた人は5人(3人と1組)だけ出ています。

 

世帯視聴率10%を超えることもある人気番組ですが、視聴者が「どう考えても100点だ」と感じる人に低い点がつくこともあり、ネットでは「やらせではないのか」「出来レース」といった批判も多く、過去には炎上したこともある番組です。

 

また、「本家の歌手がいないところで勝手に歌を披露して、それを他人が『本人より上!』と評価するのはどうなのだろう?」と、番組のコンセプトそのものが理解できないという指摘もあります。

 

 

 

熱唱ミリオンシンガーが炎上!批判殺到した回

 

これまで、過去7回の放送のなかでもたびた「この人が不合格なのは変。賞金出したくないのかな」「挑戦者によって曲の難易度が違くない?」等の批判があった『熱唱ミリオンシンガー』。

 

2023年7月10日放送回では、SNSや5ちゃんねるで「本人そっくり」と絶賛された挑戦者の点数が低かったことから、やらせを疑う炎上にまで発展してしまいました。

 

視聴者から批判が殺到したのは、ZARDの『負けないで』を歌ったものまねタレントの柴山サリーさん(24歳)の採点結果です。

 

下の動画は、柴山サリーさんが自身のYouTubeチャンネルにアップした『負けないで』なのですが、「坂井泉水さんが生き返ったのかと思った」「終始鳥肌立ちっぱなしで感動」と絶賛のコメントが寄せられています。

 

熱唱ミリオンシンガー』で披露した歌声と変わりないので、番組を観ていない方は一度聴いてみてください。

 

 

「似ているというレベルを超えている」と評価されるのも納得の坂井泉水さんそっくりの声と、高い歌唱力を持つ柴山サリーさん。視聴者からは「これは501点間違いない」と絶賛の嵐でした。

 

しかし、『熱唱ミリオンシンガー』で柴山サリーさんの『負けないで』につけられた点数は、501点どころか497点と低いものだったのです。

 

 

この結果に対してはネット上でも不満の声が多数あがり、「過去イチ似てたのに、500点さえいかないんだ」「サリーちゃんに97点つけてる審査員は何を聴いてたの?」と批判が殺到。

 

毎回採点が厳しめならいざ知れず、これまで500点や100点をとった人がいるうえ、その人たちよりも柴山サリーさんの方が上手いと感じる人が多かったこと、また2022年3月8日の放送回でも柴山サリーさんの点数が低めにつけられていたこともあって、炎上してしまったのです。

 

 

 

熱唱ミリオンシンガーはやらせと言われる理由① 採点基準がおかしい

 

出典:https://www.youtube.com/

 

熱唱ミリオンシンガー』と同じカラオケ挑戦型の音楽バラエティ『THEカラオケバトル』(テレビ東京系列)では、採点にカラオケDAMの「精密採点DX-G」が使われています。

 

精密採点DX-Gは音程、表現力、安定性などの6つの評価基準が厳格に定められており、すべての項目をリアルタイムで分析して点数を出すため、『THEカラオケバトル』では点数の操作ができません。

 

対して『熱唱ミリオンシンガー』は5人の審査員が自分の主観で点数をつけるため、明確な審査基準がなく、「制作サイドの意図に沿ったやらせができる環境なのではないか」と指摘されています。

 

 

もちろん機械ではなく人が審査をするという採点方法にも、心に響く表現であったなど、技術以外の点を評価できるなどメリットは多くあります。

 

しかし、美しさや感動など曖昧な項目を評価するとなると、どうしても好みや個人差が出てしまうため、人によって評価に差が出てしまうものです。

 

炎上してしまった柴山サリーさんの『負けないで』は視聴者、とくにZARDのファンが「泉水さんが蘇ったみたいだ」と感動した一方で、審査員が明確な理由を話さずに100点未満の点数をつけていました。

 

せめて視聴者が、そういう理由で満点ではないのかと納得できる理由つきで採点していれば、やらせ疑惑もでなかったかもしれません。

 

 

 

熱唱ミリオンシンガーはやらせと言われる理由② 口パク疑惑

 

出典:https://www.youtube.com/

 

あまりにも本人に似た声質の挑戦者が多いことから、『熱唱ミリオンシンガー』は口パクでアーティストの音源を流しているのではないか?とも囁かれているようです。

 

 

ただ、口パク疑惑については、本当に口パクをしているのではないかと疑っている人よりも、本人とは違う外見の人が、福山雅治さんや稲葉浩志さんの声で歌っているので脳がバグる、といったように冗談で言っている人の方が多い様子です。

 

 

口パクに見えてしまうほど、ハイレベルな挑戦者が多いということなのでしょう。

 

また、『熱唱ミリオンシンガー』の「神声シンガー」部門は、挑戦者が歌っているステージの脇に審査員がいて、目の前で歌を聴いて採点するという形式ではなく、挑戦者が歌っている映像が巨大モニターに流されるという形式をとっています。

 

そのため会場と挑戦者の映像に微妙なズレやギャップが生まれてしまい、どうしても挑戦者の映像が作り物っぽく見え、作中作のような印象を視聴者に与えてしまうのです。

 

本当に口パクなら早々にバレて番組打ち切りになっているでしょうから、さすがに口パクは疑惑だけだと思われます。

 

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熱唱ミリオンシンガーの詳しい採点基準とは?

 

出典:https://www.youtube.com/

 

おかしい、と言われる『熱唱ミリオンシンガー』の採点基準。詳しくはどのようなものなのでしょうか。

 

「神声シンガー」部門と「7ジャンルシンガー」、それぞれの採点方法や挑戦ルールを見ていきます。

 

 

神声シンガーの採点基準

 

「神声シンガー」部門では、挑戦者は最も自信のある歌1曲をジャンル不問で選ぶことができます。

 

そして、その曲をカラオケで歌っているところを事前にスタジオで収録し、審査員は映像を参考に採点するというルールになっています。

 

審査員は全員で5人で、これまでにフリーアナウンサーの徳光和夫さん、歌手の小林幸子さんなどの著名人が審査を担当してきました。

 

審査員は本家の歌手と同じ程度に上手い、素晴らしいと感じた挑戦者には100点をつけ、本家を超えたと感じる挑戦者には101点をつけることができます。

 

そして5人の合計が501点を超えれば、神声(越え)シンガーに認定され、挑戦者は100万円を獲得できるのです。

 

ただ、上述のように「神声シンガー」部門には明確な評価基準がなく、点数は審査員の主観でつけられます。

 

そのため柴山サリーさんの『負けないで』では、とくにボイストレーナーの今井マサキさんの採点がおかしい、なんで低い点数をつけるのかわからないと炎上してしまったのです。

 

今井という人の採点が初回からおかしい。厳しすぎる。彼がいる限り神声認定は決してされないと思う。出演者はいいのに番組の一部審査員人選がよくない。

 

引用:『熱唱!ミリオンシンガー』採点システムに不満の声が続出「採点やめたほうがいい」「誰がやっても無理」

 

また、この採点方法では審査員が元の歌をどう評価しているか、本家の人の声質や歌い方をどれだけ理解しているのかも点数を左右するため、実力もさることながら高得点を狙うには運も必要とされています。

 

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7ジャンルシンガーの採点基準

 

一方で「7ジャンルシンガー」の出場者は芸能人に限られ、J -POP、演歌、洋楽、アニソン、ロックなどの7ジャンルから各1曲ずつ選曲された歌に挑戦することになります。

 

歌う曲の順番もランダムで決められており、1曲ごとに決まった合格点をクリアすると次のステージに進めるというルールで、7曲すべて合格点が出せれば100万円獲得。

 

逆に途中で不合格の点数を出してしまった場合には、前のステージまでで獲得した賞金は没収となります。

 

「7ジャンルシンガー」の採点方法は人間の審査員ではなく、カラオケバトルアプリ「Music Battle」をもとに作成した番組独自のアプリで行われます。

 

そのため視聴者からも「神声シンガー」部門のように「採点基準が意味不明」「明らかに下手な人の方が良い点数がついている気がする」といった批判がなく、公平な採点がされています。

 

ただ、選曲や曲の順番などの運要素もあるため、歌唱力に定評のある芸能人が途中で敗退するケースも少なくありません。

 

 

熱唱ミリオンシンガーで501点超えた人一覧

 

過去に『熱唱ミリオンシンガー』で501点を超えた人は以下の3名と1組、合計5名です。

 

・小林穂高さん(2023年3月2日放送の第5回に出演)

 

・中村素也さん(2023年10月27日放送の第7回に出演)

 

・永真さん(2023年10月27日放送の第7回に出演)

 

・荒井かおりさんと関真美さん(2023年10月27日放送の第7回に出演)

 

小林穂高さんが歌ったのは、福山雅治さんの『桜坂』。

 

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中村素也さんが歌ったのは、B’zの『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』。

 

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永真(とおま)さんが歌ったのは、矢沢永吉さんの『YES MY LOVE』。

 

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荒井かおりさんと関真美さんの2人が歌ったのは、桑田佳祐&Mr.Childrenの『奇跡の地球』。

 

 

とくに話題になったのが、荒井かおりさんと関真美さんの『奇跡の地球』で、女性が完全に桑田佳祐さんと桜井和寿さんの声を再現できていることに驚きの声が集まりました。

 

また、1人1人の歌唱力と声の安定感だけでも高レベルなのにくわえ「この2人が出会って一緒に『奇跡の地球』を歌おうと思ったこと自体が奇跡すぎる」と絶賛の意見も見られました。

 

さらに2人が抜群に歌が上手いことに感動し、「普通にファンになりました」「モノマネではなく、2人のオリジナルソングも聞いてみたいです」といった感想もあがっています。

 

 

7ジャンルシンガーで100万円獲得した人は?

 

過去に「7ジャンルシンガー」で100万円を獲得したのは、歌手のhitomiさん、バラエティタレントの王林さん、モデルのアンミカさんの3人です。

 

hitomiさんはNiziUの『Make you happy』、石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』などを熱唱。

 

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王林さんは倖田來未さんの『キューティーハニー』、ちあきなおみさんの『喝采』などを熱唱。

 

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アンミカさんはアンルイスさんの『六本木心中』、EXILEの『CHOO CHOO TRAIN』などを熱唱し、高い得点を獲得しました。

 

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熱唱ミリオンシンガーのやらせ疑惑・炎上についてのまとめ

 

今回は日本テレビ系列で2021年から不定期で放送されている音楽バラエティ『熱唱ミリオンシンガー』について、炎上した回とその理由、やらせ、口パクなどの疑惑を中心に紹介しました。

 

2023年7月10日の放送回が炎上し、ネット上でも「腹が立った。もう観ない」という声が少なからず見られた『熱唱ミリオンシンガー』。しかし、10月27日の放送は好評だったようです。

 

人間が審査する以上、どうしても視聴者全員が納得する結果になるのは難しいものですが、これからも番組を楽しんで視聴したいですね。

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