古田順子(女子高生コンクリート事件)は司法解剖で妊娠判明?両親や家族・彼氏や可愛い画像・死因と犯人のその後現在も総まとめ

1988年11月~1989年1月に起こった女子高生コンクリート詰め殺人事件の被害者の古田順子さんの生い立ちや経歴、両親や家族、かわいい画像や彼氏の有無、事件の概要とされたことリスト(ドリルなど)、なぜ逃げなかったか、司法解剖での妊娠判明の噂、死因や犯人のその後と現在をまとめました。

古田順子は女子高生コンクリート詰め殺人事件の被害者

出典:youtube.com

 

古田順子さんは女子高生コンクリート詰め殺人事件の被害者です。

事件当時、高校3年生だった古田順子さんは犯人たちに1ヶ月以上にわたり、拉致監禁され、さらに繰り返し強姦されて、残虐な暴行を受け続けた末に亡くなりました。

 

亡くなった翌日に犯人たちによって古田順子さんの遺体はドラム缶に押し込まれ、そこにコンクリートを流し込まれた状態で、埋め立て地に遺棄されたのです。

 

女子高生コンクリート詰め殺人事件で、被害者の古田順子さんが犯人たちから受けた暴行・強姦は、人間の所業とは思えないほど残虐なものでした。しかも、その犯人はまだ10代の未成年の少年だったこともあり、当時は連日マスコミにセンセーショナルに報じられました。

 

この女子高生コンクリート詰め殺人事件は日本犯罪史に残る凶悪事件とされています。

 

 

古田順子の生い立ちや経歴

 

出典:youtube.com

古田順子

生年月日:1971年1月18日
居住地:埼玉県三郷市
身長:165cm
体重:51kg(事件前)
高校:埼玉県立八潮南高校商業科3年8組

 

 

古田順子さんは埼玉県三郷市に住んでいて、事件当時高校3年生(17歳)でした。運動神経が良く活発なタイプで、中学時代はテニス部に所属していました。

中学卒業後は、埼玉県立八潮南高校商業科に進学します。

 

八潮南高校商業科は偏差値が41ですので、あまり勉強は得意なタイプではなかったのかもしれませんが、時代背景を考えると、女性の大学進学率は現代よりは低く、女の子は商業科で簿記の資格を取って就職して結婚という道を歩く子も多かったので、「勉強が不得意」とは限りません。

 

事件後に八潮南高校の教頭先生が受けたインタビューの中で、古田順子さんの学業について、「成績はどちらかと言えば良い方。トップとまではいかない」と答えていました。また、今までに問題を起こしたこともなく、欠席はほとんどない真面目な子だったそうです。

 

・成績は良い方
・欠席はほとんどなし
・問題を起こしたことがない

 

この教頭先生の古田順子さん談を見るだけで、古田順子さんが真面目な学生だったことがわかります。また、1988年11月25日に事件に巻き込まれた時点で、すでに卒業後の就職も決まっていました。

 

古田順子さんは高校3年生の11月に事件に巻き込まれ、1月に死亡していますが、八潮南高校は特例で古田順子さんに卒業証書を出しています。

 

 

アルバイトをしていた

古田順子さんはアルバイトをしていました。アルバイト先の店長からも「TシャツにGパンというかざらない感じで、真面目な子でした」と評されています。

 

事件当時は卒業旅行に行くお金を稼ぐために、工場でアルバイトをしていて、その帰り道に事件に巻き込まれています。

 

 

古田順子の家族・両親

出典:youtube.com

 

古田順子さんは5人家族だったことが分かっています。

 

・父親
・母親
・兄
・古田順子さん
・弟

 

実家は埼玉県三郷市の一軒家で、古田順子さんの葬儀は三郷市の実家で行われ、テレビのワイドショーでその葬儀の様子が放送された時に喪主を務めていたと思われる父親が映っていました。

 

古田順子さんのご家族に関する情報はほとんどありませんが、父親は上場企業の部長だったと言われています。しかし、古田順子さんが行方不明になってからは、父親は仕事を休んで、順子さんを捜し歩いていたとのことです。

 

母親は古田順子さんが亡くなった経緯を聞いた後に、精神的に不安定な状態になり、精神科に通院するようになったという情報があります。自分の娘が筆舌に尽くしがたい暴行を受けて亡くなったとなれば、精神的に病んでしまうのは当然のことだと思います。

 

 

古田順子の可愛い画像と彼氏の有無

出典:youtube.com

 

古田順子さんの画像を見ると、とてもかわいいことがわかります。目鼻立ちがはっきりしていて、アイドルと言っても過言ではないほどかわいいですよね。

 

古田順子さんは身長は165cmで体重は51kgとモデルのようなすらっとした体型をしていて、事件後の朝日新聞の報道では「アイドルタレントの倉田まり子に似た明るく活発な生徒」と報じられていました。

 

倉田まり子さんはこちらです。

 

出典:mion.tokyo

 

確かに、古田順子さんと倉田まり子さんは似ていますね。しかも古田順子さんはほぼメイクなし(?)でこのレベルですから、本当にかわいくてきれいな女子高生だったんです。

 

本人も芸能界に憧れていて、当時のマスコミの雑誌には次のような発言があったと報じられていました。

 

小泉今日子や中森明菜の歌が好きで、「芸能人になりたいな。でも、ちょっと無理よね。」と語っていた順子さん・・・。

 

これだけかわいかったら、芸能界に憧れるのも当然かもしれません。

 

ただ、アイドル並みにかわいいルックスだったから、犯人たちに目をつけられて、強姦し、わいせつ目的で拉致・監禁し、執拗に強姦したのかもしれません。(もちろん、古田順子さんがかわいいことが悪いという意味ではありません)

 

 

彼氏がいたかどうかの情報はなし

古田順子さんに彼氏がいたかどうかという情報はありません。

 

古田順子さんは高校3年生ですし、これだけかわいかったのですから、彼氏がいてもおかしくはありませんが、そのような情報は見つからなかったので、不明です。

 

 

かわいいけれど、友達から慕われていた

古田順子さんは目を引く美人ですが、女友達も多く、クラスメイトからも慕われていました。美人だからお高く留まっているタイプではありません。

 

友達との卒業旅行を計画していて、そのためのお金を稼ぐために、アルバイトをしていました。また、1989年4月2日には古田順子さんの告別式が行われましたが、参列した多くの女友達(同級生)が号泣していましたし、弔辞を読んだ同級生も涙で声を詰まらせていました。

 

 

古田順子が被害者となった女子高生コンクリート詰め殺人事件とは

出典:youtube.com

 

女子高生コンクリート詰め殺人事件とは、1988年11月25日に発生した事件です。

 

 

4人の犯人

まずは、女子高生コンクリート詰め殺人事件の4人の犯人から見ていきましょう。

 

<犯人A:横山裕史>
事件当時18歳、高校中退。父親は証券会社勤務、母親はピアノ講師で、夫婦仲は悪く、父親は愛人を作っていた

 

<犯人B:神作譲>
事件当時17歳。高校中退。小学3年生の時に両親が離婚し、母子家庭で育つ。

 

<犯人C:湊伸治>
事件当時16歳。父親は病院の事務長(薬剤師という情報もあり)、母親は看護師で共産党員。高校中退。この犯人Cの自宅に古田順子さんは監禁されていて、犯人Cの両親も古田さんの存在を認識していた。

 

<犯人D:渡邊恭史>
事件当時16歳。両親が離婚し、母子家庭で育つ。姉は主犯の犯人Aと同棲していた。

 

この犯人4人はみんな同じ中学の先輩後輩の関係で、事件現場の足立区綾瀬周辺を拠点に非行に走っていました。犯人Aは自分たちの不良グループをヤクザ風に「極青会」と名付けていて、古川順子さんを監禁していた犯人Cの自宅をたまり場にしていたこともわかっています。

 

また、この4人は事件の約1ヶ月前の1988年10月ごろから女性をターゲットにひったくりをしたり、強姦事件を起こしています。

 

女子高生コンクリート詰め殺人事件ではこの4人が実刑判決を受けていますが、古田順子さんの強姦には少なくとも10人以上が参加したことがわかっています。また、古田順子さんが犯人C宅に監禁されていて、強姦・暴行を受けているということは犯人グループの友人を含め100人以上が知っていたとされています。

 

 

事件の発生

1988年11月25日20時過ぎ、アルバイトが終わり帰宅途中の古田順子さんを犯人AとCが目をつけます。AはCに「あの女を蹴ってこい」と指示し、Cは古田順子さんが乗った自転車を蹴って、古田さんを転倒させました。

 

この時点で、Cは古田順子さんと初対面ではなく、古田順子さんが美人でかわいいため気に入っていたという情報もあります。

 

その後、Aが古田さんに「あいつはキチガイだ。危ないから送っていこう」と言葉巧みに近づき、近くの倉庫に連れ込みます。それから豹変して、古田さんに「俺はヤクザだ。俺の言うことを聞けば命だけは助けてやる」と脅し、タクシーでホテルに連れ込んで強姦しました。

 

11月25日23時ごろ、AはCの自宅に溜まっていたBに電話をして、古田さんを強姦したことを伝えると、BがDと共に合流し、犯人4人(ABCD)で共謀して、古田順子さんをCの自宅にわいせつ目的で拉致・監禁すること決めました。

 

 

古田順子さんへの強姦・暴行と殺人

犯人Cの自宅に監禁した後、犯人は4人で交代して監視していましたが、11月28日の深夜にほかの不良仲間たちと古田さんを輪姦し、その際にマッチ棒を陰部に挿入して火をつけるなどの暴行を行います。

 

さらに、12月に入ると古田さんが逃げ出そうとしたことに腹を立て、さらなる暴行を加えるようになりました。

 

古田順子さんへの暴行は日に日にひどいものになっていき、あまりにも暴行がひどいため、古田さんは犯人グループに「もう殺して」と懇願することもあったそうです。

 

事件発生から約1ヶ月後には古田さんは顔面が腫れあがり、手足は火傷が化膿して異臭がするようになり、心身ともに極度の衰弱状態になって、トイレに行くことも難しい状態になっていました。

 

そして、1989年1月4日、麻雀で負けた犯人Aがうっぷんを晴らすために、古田順子さんを暴行することを提案します。午前8時から午前10時まで2時間にわたり、休みなく暴行を続けたことで、古田さんは亡くなりました。

 

 

死体遺棄と事件発覚・逮捕

古田順子さんが亡くなった翌日、犯人たちは自分たちの犯行が知られることを恐れて、古田さんの遺体を遺棄することを決めました。

 

古田さんの遺体を毛布でくるんで、大型の旅行鞄に入れて、ガムテープでぐるぐる巻きにしました。その後、旅行鞄ごとドラム缶に押し込み、さらに練り上げたセメントを流し込み、ブロックやレンガを入れて固定した後、黒いビニール袋をかぶせてガムテープで固定しました。

 

その日のうちに江東区若洲の埋め立て地にドラム缶ごと遺棄しました。

 

古田順子さんの遺体が発見されたのは、遺体遺棄から約3ヶ月後の1989年3月29日です。

 

実はこの時までに犯人AとBは別件の婦女暴行2件とひったくり20件で逮捕されていて、その時に遺体を遺棄したことを供述したのです。それで警察が捜索したところ、ドラム缶から古田順子さんの遺体が発見され、事件が表面化しました。

 

犯人AとBは殺人と死体遺棄で再逮捕され、その後の捜査でCとDも逮捕されています。

 

 

古田順子が犯人からされたことリスト:ドリルやゴキブリも

 

出典:youtube.com

 

約1ヶ月の暴行で、事件前は51kgあった体重が死亡時には35kgになっていました。

 

古田順子さんは身長が165cmありましたので、事件前の体重51kgの時点ですでにスリムなやせ型です。元々瘦せていたのに、さらに満足な食事が与えられず、暴行を受け続けたことで、約1ヶ月で16kgも減ってしまったのです。

 

また、恐怖とストレスのあまり、古田順子さんは司法解剖をした時に脳が萎縮していたとも言われています。

 

古田順子さんが犯人たちから受けた暴行はそれほどにひどいものだったのです。具体的にどのような暴行が行われたのかを見ていきましょう。

 

<裁判で認定された暴行>
・覚醒剤を飲んで半狂乱になったように装い数人で輪姦した
・剃刀で陰毛を剃った
・陰部にマッチを挿入して火をつけた
・火で熱がる様子を見て笑って面白がった
・3人で顔面を何度も殴りつけた
・足首にライターの火を押しあてた
・全裸にしてディスコの曲に合わせて裸踊りさせた
・自慰行為を強要した
・顔にマジックペンでひげを書いた
・陰部に鉄筋を挿入して出し入れした
・肛門にガラス瓶を挿入した
・シンナーを吸引させた
・ウイスキーや焼酎を一気飲みさせた
・寒い中半裸でベランダに出して、水や牛乳を大量に飲ませた
・一度にタバコを2本加えさせた
・失禁した尿を踏んだことを口実に顔を殴りつける
・腫れあがった顔を見て、「でけえ顔になった」と笑う
・太もも、手などに揮発性の油を注ぎライターで点火して火傷を負わせた
・食べ物は少量しか与えない
・殴る蹴るなどの暴行を加える
・顔面に蝋を垂らして、顔一面を蝋で覆いつくす
・蝋で覆いつくされた状態で瞼に火が付いた蠟燭を建てる
・排泄した尿を飲ませる
・顔面を回し蹴りする。倒れても無理やり引き起こしてもう一度暴行する
・鉄球を含む1.74kgのキックボクシング練習器で太ももなどを数十回殴る
・腹部にその練習器を落とす
・太ももに揮発性油を注いで火をつける

 

<その他の暴行(ネット上の噂を含む)>
・ゴキブリを食べさせられる
・肛門や性器内で便を割られる
・小指の生爪をはがされる
・乳首をペンチのようなもので潰される
・乳房に裁縫針を入れられる
・歯茎にはきちんとついている歯は一本もない
・世紀にはオロナミンCの瓶が2本刺さっていた
・性器や肛門はドリルのようなもので破壊されていた

 

これらの暴行があったため、古田順子さんは次のような状態になっていました。

 

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・脳が萎縮していた
・顔面がだれか判別できないほど腫れあがっていた
・体重は35kgまで減っていた
・立って歩けないほど衰弱していて、横たわるしかなかった
・出血した血が固まって鼻がつまり、口呼吸しかできない
・監禁されていた壁には火傷の傷からの血膿が飛び散っていて凄惨な状況だった
・火傷は膿みただれて異臭を放っていた

 

人間の所業とは思えないような凶悪な暴行を受け続けた古田順子さんは、亡くなる前に太ももにジッポオイルをかけられて火をつけられましたが、すでに火を消そうとする気力はなくなって、最後は火をつけても反応を示さなくなっていたとのことです。

 

 

古田順子はなぜ逃げられなかった?

古田順子さんは、なぜ逃げられなかったのでしょうか?実は逃げられたかもしれないというチャンスは、何度かあったんです。

 

しかし、逃げることはできませんでした。なぜ逃げられなかったのでしょう?この「なぜ?」をきちんと解明しておかないと、後述の「セカンドレイプ」と同じような考えを抱いてしまいます。

 

 

古田順子には逃げるチャンスが何度かあった

出典:news-postseven.com

 

女子高生コンクリート詰め殺人事件で、古田順子さんは1ヶ月以上にわたり筆舌に尽くしがたい凶悪な暴行を受けました。

 

古田順子さんは1988年11月25日に強姦され、犯人Cの自宅に拉致監禁された後、犯人グループ以外の人たちと全く接点がなかったというわけではありませんでした。

 

犯人Cの自宅にはCの父親と母親が一緒に住んでいました。

 

11月28日に犯人たちが覚醒剤を飲んでラリッたように装って古田さんを怖がらせて輪姦しようとした時、古田順子さんの悲鳴に父親が気づいて、部屋の前まで来ています。この時点で、おそらく父親は息子(C)の部屋に誰か女性がいることに気づいたはずです。

 

また、11月30日には古田さんが逃げ出そうとしたけれど犯人たちに捕まえられ、部屋に連れ戻された時にCの母親は古田さんを見て、「もう遅いから帰りなさい」と言い、父親も「早く返せ」と言っています。

 

その1週間後にはゴミ箱に生理用品があるのを母親が見つけて、「どうしてここにいるの」と問いかけたけれど、順子さんは何も答えず、ご飯を一緒に食べたということもありました。

 

その翌日には、母親が古田さんに「帰りなさい」と言って玄関から古田さんを外に出したこともありました。でも、外には犯人たちが待っていたため、電柱をよじ登って監禁されていた2階の部屋に戻ったということもあったんです。

 

これだけ古田順子さんと犯人Cの両親は顔を合わせて会話をしているのですから、ごく普通に考えたら、「この時に、助けを求めて警察を呼べば良かったのは?」と思うかもしれません。

 

 

母親と親友に電話したことも

また、古田順子さんは監禁されてから、両親に連絡を取っています。

11月30日に古田さんは母親や親友に「友達の家にいるから捜索願は出さないで」と電話しました。

ただ、この時にはすぐ隣に犯人がいて、犯人の提案で電話させられた状態でした。

 

また、12月上旬には4人が昼寝している隙を見て、順子さんは1階に降りて110番通報しています。しかし、犯人に気づかれて、すぐに電話を切られてしまいました。警察が逆探知で電話をかけなおしてきましたが、犯人が出て「何でもないです」と言ったため、警察が動くことはなかったのです。

 

 

脅されていた&逃げる気力がなくなっていた

出典:youtube.com

 

この事実だけ見ると、古田順子さんは助けを求められたのではないか?と思う人はいると思います。

しかし、レイプされ、暴行され、ヤクザの存在をチラつかせられたら、怖くて逃げだせなかった可能性が高いです。

高校3年生のごく普通の女の子が、いきなりレイプ・拉致・暴行を受けていたら、その時点でまともな思考回路は働かなくなっているでしょう。

 

自分の命を守るために、犯人に従順にするしかなかった可能性も十分にあります。

 

母親や親友に「捜索願は出さないで」と言ったのも、もしかしたら「変なことを言ったら、家族や親友を殺す」と脅されていたのかもしれません。

 

最初の頃は「しばらくしたら帰してやる」と言われていて、それを信じていたという情報もあります。

 

また、古田順子さんは犯人Cの両親を一切信用していなかったのでしょう。

 

おそらく、最初に父親が自分(古田順子さん)の悲鳴に気づいた時、Cに「うるせえな」と言われて、何もしなかったこと。さらに悲鳴を上げたことで暴行を受けたことから、この両親に助けを求めても無駄。絶対に警察に連絡してもらえないと悟ったのではないでしょうか。むしろ、もっとひどい暴行を受けるかもしれないと思った可能性もありますね。

 

古田順子さんは助けを呼べるチャンスはあったかもしれませんが、状況・精神状態などから助けを呼びたくても呼べないし、逃げ出すこともできなかったということでしょう。

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古田順子が司法解剖で妊娠が発覚したのはデマ?

出典:youtube.com

 

古田順子さんは司法解剖の結果、妊娠していたことが発覚したという情報がありますが、これはデマの可能性が高いです。古田順子さんが妊娠していたという確固たる証拠、信頼性が高いソースはありません。

 

そのため、古田順子さんが妊娠していたというのは、古田さんが何度も輪姦されたことから、「妊娠していたのかも?」と思ったり、興味本位で「妊娠していそう」と思った人がいたことから出てきた情報の可能性が高いですね。

 

そもそも時系列で考えても、古田順子さんが妊娠していた可能性は非常に低いです。

 

確かに、古田順子さんは強姦・輪姦されました。おそらく、避妊はなかったでしょう。だから、妊娠の可能性はゼロではありません。

 

ただ、古田さんは犯人Cの自宅に監禁されていた時に生理があったようです。それを見て、母親は古田さんがまだ家にいること(監禁されていること)に気づき、一緒に食事をしています。

 

この生理が来た時が12月上旬。そこから排卵日を考えると、12月下旬になります。12月下旬になると、火傷の傷が化膿して異臭を放ってきたので、犯人グループは古川順子さんに性的興味を失うようになっています。ということは、排卵日ごろにはレイプされなくなっていたのではないでしょうか。

 

そもそも、脳が萎縮するほどのストレスがある状態で排卵がある可能性も低いです。ちょっとしたストレスで、生理周期はズレるのですから、レイプ・暴行を受けている状態で、きちんと排卵があるのか・・・。

 

もし、レイプされて受精したとしても、亡くなるまでに着床していたのかどうか疑問です。

 

着床していたとしても、その時、妊娠4週くらい。それから亡くなってドラム缶でコンクリート詰めにされて遺棄されて、司法解剖されるまで2ヶ月あり、遺体の状態はかなり悪く腐乱していました。そのような状況で、司法解剖で妊娠が分かるのかどうか・・・。

 

これらのことを総合して考えると、古田順子さんが妊娠していた可能性は限りなく低いと思われます。

 

 

古田順子の死因は外傷性ショックと窒息

 

出典:youtube.com

 

古田順子さんの死因は、司法解剖の結果、外傷性ショックか窒息死であることがわかりました。

1月4日の午前8時から午前10時までの2時間にわたり、ひどい暴行を受けた古田順子さんは、同日午後10時ごろまでに死亡したことはわかっていますが、詳しい死亡時刻はわかっていません。

 

あまりにひどい暴行を受けたことで死亡した(外傷性ショック)可能性もありますが、暴行を受けたことで嘔吐し、吐物が喉に詰まって窒息死した可能性もあります。

 

古田順子さんは死亡したのが1月4日。それからドラム缶にコンクリート詰めされて遺棄され、遺体が発見されたのが3月29日。それまでに遺体の腐敗が進み、さらに暴行を受けて顔が腫れあがっていたこと、失踪時の衣服とは違っていたことなどから、家族も遺体が古田順子さんかどうかは判別できませんでした。

 

家族が遺体を確認できなかったということは、ご家族は古田順子さんの遺体と面会したということになります。ご家族のショックはいかほどだったか・・・。

 

指紋と所持品などから発見されたコンクリート詰めの遺体が古田順子さんであると断定したとのことです。

 

 

古田順子と家族は女子高生コンクリート詰め殺人事件の後にセカンドレイプを受けた

出典:youtube.com

古田順子さんは女子高生コンクリート詰め殺人事件で、ひどい暴行を受けて死亡しました。そして、ご家族は娘が暴行を受けて死亡したという想像を絶するショックを受けたのです。

 

ご家族がどれほどショックを受けたのかは、裁判での古田さんの父親の証言でもわかります。

 

同日は「被告人らが逮捕された当時、『自分が犯人に何をするかわからない』『この手で殺してやりたい』といった心境だったが、それは現在も変わらない」という被害者少女の父親の証言の要約が読み上げられた。

 

引用:女子高生コンクリート詰め殺人事件 – Wikipedia

 

しかし、古田順子さんとご家族は「女子高生コンクリート詰め殺人事件」そのものだけではなく、マスコミからセカンドレイプのようなものを受けました。

 

事件後に古田順子さんにも非がある、被害を受けても仕方がないといったような報道があったんです。

 

映画監督の大島渚氏は古田順子さんが非行少女である(犯人たちの仲間のような存在)と断言しました。

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大島渚という映画監督、脚本家?
女子高生コンクリート事件について
「(少女は)決して、少年たちの反対側にいた子ではなかった」と断言したそうです。

 

引用:大島渚という映画監督、脚本家?女子高生コンクリート事件について「(… – Yahoo!知恵袋

 

また、朝日新聞も古田順子さんにも非があるような報道をしました。

 

・「少女は無断外泊もままある非行少女」と書く
・見出しに「女高生殺人事件数々の疑問」「助け求められなかったか」
・「強姦」を「関係を持つ」という言葉に置き換えて、あたかも少女の同意があったかのようにほのめかす

 

女性週刊誌は、古田順子さんのホットパンツ姿や水着姿の写真を掲載しました。

 

これらのことから、「古田さん自身にも非がある」、「家出少女で、自らの意思で犯人Cの家にいた」などと、印象操作を行ったマスコミがいました。

 

ただ、これは確実に間違いであり、古田さん自身には一切非はないし、非行少女でもないし、監禁・レイプに同意もしていません。

 

また、通常の思考回路で考えれば、助けを求められるようなチャンスがあったかもしれませんが、恐怖と絶望で助けを求められるような精神状態ではなかったのはすぐにわかりますよね。

 

むしろ、犯人Cの両親は古田順子さんを見て何もしなかったのがおかしいんです。犯人Cの両親は共産党員だったこともあり、左翼系メディアが犯人たちを庇うような報道をしたのではないか?という噂もあります。

 

ちなみに、当時のフジテレビのワイドショーは、事件後に古田順子さんの自宅に突撃しています。

 

「少年たちが家庭裁判所に送致された2週間後、私たちは古田順子さんの自宅を訪れた。家はひっそりと静まりかえり、玄関はまだ固く閉ざされたままだった」というナレーションがあり、リポーターの女性が玄関のインターホンを何度も鳴らす様子が放送されました。

 

被害者の自宅をいきなり訪問して、インターホンを鳴らす。しかも、モザイクがないので、被害者の自宅の場所が特定できてしまうという状態で放送されています。

 

平成に入ってすぐの頃で時代的な事があるとはいえ、いきなり被害者の自宅を訪問するのは、ある意味「セカンドレイプ」だと思います。

 

 

古田順子が被害者となった女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人のその後と現在

女子高生コンクリート詰め殺人事件では4人が逮捕されて実刑判決を受けています。この4人は事件当時、17~18歳の少年でした。

 

少年法があるため、犯人は少年法に守られていて、実名報道はされず、顔写真も公開されないことになっていたはずですが、週刊文春だけは違いました。

 

 

この週刊文春の報道で、犯人の少年4人は実名が公になりました。

 

 

少年A:横山裕史

出典:youtube.com

 

主犯格のAは懲役20年の実刑判決を受けています。判決後、A(宮野裕史)は川越少年刑務所で一定期間を過ごした後、千葉刑務所に移送されました。

 

そして、2009年に刑務所を出所して、養子縁組を行って苗字を変え、「横山裕史」という名前になっています。

 

ただ、20年間服役しても、養子縁組をして名前を変えても、更生はしなかったようです。

 

Aはキックボクシングのジムに通っていて、よく後輩をバーベキューやキャバクラに連れて行っていた。BMWを乗り回して高級腕時計やブランド品を身に着けていた。“暴力団とつながりがある”と吹聴していて、マルチ商法で儲けていたそうです。

 

引用:綾瀬コンクリ殺人の犯行グループのその後 4人中3人が再犯|NEWSポストセブン

 

この生活を見ると、きちんとした生活はしていないことがわかりますよね。

 

2013年1月に振り込め詐欺の容疑で池袋署に逮捕されました。

 

それから3年半後の2013年1月、振り込め詐欺の容疑で逮捕された。

「無作為に全国の個人宅に電話をかけ、『パチンコ必勝法』の情報料名目で現金を騙し取る詐欺グループの一員とみられましたが、取り調べに黙秘を貫いて不起訴処分で釈放されました。Aは逮捕時に定職についておらず、アルバイト感覚で手を染めた可能性があります」(捜査関係者)

 

引用:綾瀬コンクリ殺人の犯行グループのその後 4人中3人が再犯|NEWSポストセブン

 

不起訴処分になったものの、40代になって定職にもついておらず、振り込め詐欺をするなんて、更生していないですよね。

 

もちろん、過去に女子高生コンクリート詰め殺人事件を犯したから、定職に就きにくいという事情はあると思いますが、それでも更生していたら振り込め詐欺はしません。

 

現在は消息不明になっているとのことです。

 

 

少年B:神作譲

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出典:youtube.com

 

少年Bの小倉譲は、懲役5年以上10年以下の不定期刑となりました。1999年に出所すると、養子縁組をして苗字を変え、神作譲という名前になります。出所後はIT関係の仕事に就きましたが、職場で女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人であることを知られ、退職します。

 

その後は暴力団員になり、2004年には監禁傷害事件を起こして逮捕されました。2004年に足立区や三郷市で一般男性に言いがかりをつけ、「自分は女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人だ」と語り脅して、監禁・負傷させた罪で逮捕されています。

 

神作譲は懲役4年の実刑判決を受け、2009年に出所しました。

 

 

少年C:湊伸治

出典:youtube.com

 

少年Cの湊伸治は懲役5年以上9年以下の不定期刑となりました。出所後は2006年にルーマニア人と結婚して、福利関係の仕事をしていました。

しかし、2018年8月に埼玉県川口市の路上で通行人の男性の首をナイフで刺す、肩を警棒で殴るなど殺害しようとしたとして逮捕されました。

 

8月19日、埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴った上、首をナイフで刺したとして45歳の男が殺人未遂の疑いで緊急逮捕された。逮捕された男は川口市の無職、湊伸治――。

 

引用:綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!(全文) | デイリー新潮

 

目撃証言によると、湊伸治は相当ヤバい奴のようです。

 

夜中の3時でもお構いなく、2階の床をドンドンドンドン踏み鳴らしたり、大声上げたりするんで、うるさくてしょうがない。天井に付いている照明がグラグラしちゃってるの分かります? それで19日の朝も、うるさいから話し合おうと2階に上がってベルを押したんだけど、出てこない。僕が下に降りて部屋に入ると、またドンドンドンドン。その繰り返し……。

 

引用:綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!(2ページ目) | デイリー新潮

 

殺人未遂での逮捕も、マスコミは駐車トラブルと報じていましたが、湊伸治が一方的に因縁をつけていただけという証言もありました。

 

駐車場に軽トラックが入ってきたんですけど、湊は仁王立ちして立ち塞がっていたんですよ。

こういう報道を見ると、人間の更生は非常に難しいことがわかります。

 

引用:綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!(2ページ目) | デイリー新潮

 

この事件で湊伸治は懲役1年6ヶ月保護観察付執行猶予3年の判決を受けていますので、殺人未遂でも執行猶予付き、つまり刑務所には入っていないことになります。

 

 

少年D:渡邊恭史

出典:youtube.com

 

少年Dの渡邊恭史は懲役5年以上7年以下の不定期刑の判決を受け、1996年に出所しました。4人の中で、彼だけは再犯をしておらず、逮捕されていません。

 

 

古田順子のまとめ

女子高生コンクリート詰め殺人事件の被害者の古田順子さんの生い立ちや経歴、家族や両親、かわいい噂や彼氏の有無、女子高生コンクリート詰め殺人事件の概要とされたことリスト、妊娠の有無やなぜ逃げなかったのか、死因や犯人のその後と現在をまとめました。

 

この事件と古田順子さんのことを知れば知るほど、なぜ古田順子さんはこんな事件に巻き込まれてしまったのか。なぜ犯人にあんな酷いことをされなければならなかったのかなど色々考えてしまいます。

 

しかも、犯人は更生していないなんて、古田順子さんとご家族の心情は想像を絶するものがあると思います。

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