「ジブリ映画の中で天空の城ラピュタが一番好き！」という方も多いですよね。天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定、怖い謎の考察や解説などをまとめました。
これを読んでから天空の城ラピュタを見直せば、天空の城ラピュタをもっと楽しめるはずですよ。
この記事の目次
- 天空の城ラピュタはジブリの人気映画
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定①：もう1つのエンディング
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定②：ドーラはシータそっくり
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定③：飛行石はラピスラズリ
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定④：未来少年コナン2のボツから
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑤：ロボット兵はルパン三世にも！
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑥：レプカはムスカの子孫
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑦：ラピュタの元ネタはガリバー
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑧：作品の舞台は19世紀後半
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑨：天空の城ラピュタのモデル地
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑩：ドーラの旦那はフランス王？
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑪：マインクラフトにも影響を？
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑫：ラピュタは放送禁止用語？
- 天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑬：結局パズーは海賊に？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説①：ドーラはシータの母親？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説②：パズーの父はなぜ死んだ？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説③：「バルス」の元の言葉は？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説④：「ANGO」とは？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑤：ナウシカと同じ世界？
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑥：ムスカの運命は名前で決まっていた
- 天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑦：ムスカは本当に落ちた？
- 天空の城ラピュタのまとめ
天空の城ラピュタはジブリの人気映画
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天空の城ラピュタ
監督・脚本・原作：宮崎駿
公開：1986年
製作：高畑勲
音楽：久石譲
制作会社：スタジオジブリ
天空の城ラピュタは、1986年に公開されたスタジオジブリの長編アニメ映画です。
天空の城ラピュタはスタジオジブリとして制作した最初の長編アニメ映画です（風の谷のナウシカはジブリの前身トップクラフト制作）。配給収入は5.8億円とあまり振るいませんでしたが、ビデオ化したところ人気となりました。
天空の城ラピュタは幅広い年代に人気であり、スタジオジブリの古い映画ですが、「ジブリの中で一番好き」という人も多いです。
金曜ロードショーでは2～3年に1回のペースでテレビ放送されていて、毎回高視聴率を記録しています。
さらに、Twitterが日本で普及してからは、パズーとシータが「バルス」と唱えるところで、一緒にツイートを投稿することが恒例となり、サーバーに支障が出ることがニュースになっています。
同じように2ちゃんねる（5ちゃんねる）でも、サーバーダウンするほどの「バルス」が一気に投稿されていて、これらのインターネット上での「バルス」投稿を「バルス祭り」と呼ぶようになりました。
天空の城ラピュタのあらすじ
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亡き母から受け継いだ青い石のペンダント目的で、政府の特務機関に捕らえられ飛行船に乗っていたシータは、同じくペンダントを狙っていた空中海賊ドーラ一家の襲撃を受け、誤って飛行船から落ちてしまいます。
青い石の力でゆっくりと落ちてきたシータを少年パズーが見つけて救助しました。パズーとシータは2人で一緒に逃げますが、その途中で老人ポムにその石はラピュタで作られた飛行石であることを知らされます。
2人は特務機関に捕まり、ムスカ大佐から、ラピュタは高度な科学力で世界を支配した帝国だったけれど、昔に滅んでしまい、今もどこかに浮いていること。さらに、飛行石はラピュタの王族がいつかラピュタに帰るために、代々受け継いできたものだったことを聞かされます。そして、シータが正当なラピュタの王位継承者であると指摘しました。
ムスカ大佐はパズーを人質に取り、シータにラピュタに協力を依頼し、シータややむを得ずそれを受け入れます。そして、何気なく祖母に教わったおまじないを唱えたら、ロボット兵が目覚めて暴れ出し、飛行石は空に光を放って、ラピュタの位置を示しました。
パズーはドーラ一家の協力を得て、ラピュタを目指します。そして、巨大な低気圧の中心「竜の巣」に飲み込まれ、シータとパズーはラピュタにたどり着きました。
ラピュタでシータはムスカ大佐に捕まり、ムスカの本当の狙いはラピュタの力を使って世界を支配することであると知ります。シータはムスカから飛行石を奪い、助けに来たパズーと共に滅びの言葉「バルス」を唱えました。
すると、ラピュタは崩壊していきます。パズーとシータはグライダーで脱出し、ドーラ一家と再会しました。そして、ラピュタを浮遊させていた大きな飛行石は大樹の根に囲まれて、さらに上空へと飛び立っていきました。
パズーとシータはドーラ一家と別れ、帰途についてエンディングとなります。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定①：もう1つのエンディング
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天空の城ラピュタのエンディングは、シータとパズーがドーラ一家と別れて、その後ラピュタが人間の手の届かない場所へと飛んでいく様子と共にエンディングとなり、スタッフロールが流れていきます。
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これで物語は終わりです。シータとパズーはグライダーに乗った状態で映画の中では最後になります。
しかし、実は幻のエンディングがあったという都市伝説があるんです。最後はパズーがシータに会いに行くシーンが流れ、それを見た記憶がある人が複数人いるという都市伝説です。
確かにこのような絵コンテがあります。
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そして、そのようなエンディングを見た人が1人だけではなく、何人もいる。この都市伝説はもしかしたら本当なのかも？と思ってしまいますよね。
でも、この都市伝説をスタジオジブリの公式ははっきりと否定しています。
ちなみに一部で「天空の城ラピュタ」に別のエンディングがあるという噂が流れているようですが、そういうことは一切ありません。
上記の絵コンテは、「スタジオジブリ作品関連資料集I」に掲載されたイラストです。このようなイラストから記憶が混同して、幻のエンディングがあったと思いこんだ人が多いのではないでしょうか？
記憶が混同する原因には、次のようなものがあります。
・小説版では後日談がある
・テレビ放送では簡易版エンディングが作られた
また、1989年に日本テレビで放送した時は、放送時間の関係で、事件のその後を描いている小説版の挿絵を使った簡易エンディングが放送されました。それを見た人たちが「幻のエンディングがある」と思いこみ、そのような都市伝説が生まれたのでしょう。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定②：ドーラはシータそっくり
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天空の城ラピュタの都市伝説の2つ目は、ドーラはシータそっくりだったというものです。ストーリーの中で、シータの行動を聞いたドーラは「アタシの若い頃にそっくりだよ」と発言しました。
ドーラがシータそっくり？？？と思うかもしれませんが、本当に似ていたんです。タイガーモス号のドーラの部屋に飾ってあった若き日のドーラ（と思われる）の肖像画は、本当にシータそっくりの女性だったんです。
その肖像画を見る限り、シータはドーラそっくりであることは否定できません。このドーラのセリフは本当だったのかもしれません。ということは、シータはあと数十年したら、ドーラのようになってしまうのでしょうか。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定③：飛行石はラピスラズリ
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天空の城ラピュタのキーアイテムとなっている飛行石。この飛行石はラピスラズリのようです。スタジオジブリは、この飛行石のペンダントをラピスラズリを使って作り、販売しています。
925シルバーをチェーンに
飛行石には、古くから神の宿る石として世界中で信じられていたラピスラズリの天然石を使用！
引用：天空の城ラピュタ飛行石ペンダントネックレス【ラピスラズリ】 :T-rapisneck:ZOONETYahoo!店 – 通販 – Yahoo!ショッピング
公式がラピスラズリを使っているのですから、飛行石はラピスラズリ（和名：瑠璃）がもとになっていると思って良いでしょう。
また、飛行石は「沙漠の魔王」という長編絵物語から着想を得ているそうです。この「沙漠の魔王」では高木を焚くと香炉から巨大な魔王が出現して、飛行石の力で空を飛んだり、無敵の力を発揮する設定となっています。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定④：未来少年コナン2のボツから
天空の城ラピュタが生まれたのは、未来少年コナン2がボツになったからという都市伝説があります。未来少年コナンは、宮崎駿監督が制作したアニメですね。
宮崎駿監督はNHKに「未来少年コナン2」として「主人公の少年・少女が謎のペンダントをめぐり潜水艦で世界中を旅する。そしてそれを狙う悪役一派がいる」という設定の企画案を出しましたが、NHKはこれをボツにしたんです。
そのため、宮崎駿監督はそのアイディアを天空の城ラピュタに活かしたということですね。
つまり、NHKが宮崎駿監督のアイディアをボツにしてくれたから、名作「天空の城ラピュタ」が生まれたということでしょう。
天空の城ラピュタのファンとしては、「NHK、ボツにしてくれてありがとう！」という気持ちになります。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑤：ロボット兵はルパン三世にも！
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天空の城ラピュタにはロボット兵が出てきます。このロボット兵はシータの保護・外敵の排除をプログラムに組み込まれていて、戦闘用と園芸用の2タイプがいます。
ロボット兵は天空の城ラピュタのオリジナルのキャラクターと思うかもしれませんが、ルパン三世にも出演したことがあります。
ルパン三世のテレビ第2シリーズ第155話は、宮崎駿が照樹務名義で脚本・演出で担当しているのですが、この中にロボット兵が出てきているんです。
このルパン三世のロボット兵は1980年10月6日に放送されていますので、天空の城ラピュタよりもかなり前にすでにアニメの中で登場していたことになります。
ちなみに、ルパン三世のロボット兵は、スーパーマンの第2話に登場した現金強奪ロボットがモデルになっているそうです。
つまり、ロボット兵の歴史としては、スーパーマン→ルパン三世→天空の城ラピュタという順になりますね。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑥：レプカはムスカの子孫
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天空の城ラピュタで悪役として重要なキャラクターであるムスカ大佐は、ラピュタが崩れた時に一緒に海に落下していきましたが、実はこのラピュタに出会う前にはすでに結婚していて、子どもがいたようです。
というのも、「未来少年コナン」の登場人物であるレプカは、ムスカの子孫という設定だったからです。『ジブリ・ロマンアルバム 天空の城ラピュタ』の中ではレプカの先祖はムスカときちんと記載されています。
このようなところでつながりがあると、原作ファンとしては嬉しくなりますが、ムスカは悪役で、その子孫も冷酷非道な悪役だったというのは、なんとも切なくなりますね。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑦：ラピュタの元ネタはガリバー
天空の城ラピュタは、世界的な名作「ガリバー旅行記」からヒントを得ています。ガリバー旅行記には、空を飛ぶ島にある王国「ラピュタ王国」が出てきますが、この「空飛ぶ島の王国」と「ラピュタ」という2つの要素をガリバー旅行記から引っ張ってきたとのことです。
ただ、あくまでヒントを得ただけなので、パクったり、何か関連性があるというわけではありません。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑧：作品の舞台は19世紀後半
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天空の城ラピュタの裏設定の9つ目は、作品の舞台の年代についてです。飛行船はあるけれど、飛行機はありません。また、電話はありますね。現代ほど文明は進んでいないように思えます。
「一体、天空の城ラピュタはいつ頃のお話なのか？」と疑問に思ったことはありませんか？実は天空の城ラピュタは、19世紀後半のお話です。公式設定として、「19世紀後半、産業革命期のヨーロッパ」とあります。1851年～1900年ごろのお話ですね。
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パズーの父親がラピュタの写真を撮ったのは1868年と書いてあります。その後に父親は死んだので、1870～1880年ごろのお話であることが分かります。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑨：天空の城ラピュタのモデル地
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天空の城ラピュタのモデル地はどこでしょうか？シータが落ちてきて、パズーが働いていた場所はイギリスです。実際に、宮崎駿さんは1985年にイギリスのウェールズでロケハンをしています。
では、ラピュタはどこをモデルにしてデザインされたのでしょうか？ラピュタは世界の様々な場所をモデルにして、組み合わせてデザインしたようです。
・イタリアのヴィタ・ディ・バニョレージョ
・カンボジアのアンコールワット（ベンメリア遺跡）
・兵庫県の竹田城
・滋賀県の土倉鉱山跡
・山梨の瑞牆山
・オーストラリアのパロネラ・パーク
・スロバキアのスピシュ城
・フランスのモンサンミッシェル
・フランスのコルド・シュル・シエル
・シリアのクラック・デ・シュヴァリエ
上記のリストの場所は、どれもラピュタの雰囲気を持っていますので、チェックしてみてください。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑩：ドーラの旦那はフランス王？
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天空の城ラピュタの都市伝説の10個目は、ドーラの夫についてです。ドーラには3人の息子がいます。息子の名前は・・・
・ルイ
・アンリ
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑪：マインクラフトにも影響を？
天空の城ラピュタはジブリの超人気映画です。「バルス祭り」でも人気の度合いが分かりますよね。
実は、天空の城ラピュタはあの世界的に人気のゲーム「マインクラフト」にも影響を与えているのです。
ラピュタに着いたシータにロボット兵はお花を差し出すシーンがありますよね。
このシーンはマインクラフトでも再現されています。マインクラフトにはアイアンゴーレムが出てきますが、これは天空の城ラピュタでインスピレーションを得て作ったそうです。これは、ゲーム制作者が公言しています。
しかも、映画と同じようにお花を差し出すこともあるんです。
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マインクラフトにも影響を与える天空の城ラピュタ。すごいですよね。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑫：ラピュタは放送禁止用語？
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天空の城ラピュタは英語版も出ていますが、英語版のタイトルは「Castle in the Sky」です。「Castle in the Sky＝天空の城」ですが、「ラピュタ」は一体どこに行ってしまったのでしょう。
実はアメリカでは「ラピュタ」は不適切な言葉のようなんです。Laputaはスペイン語のLa puta（売春婦）をもじって命名されていて、タイトルにLaputaが入ると、売春婦を連想させるため、タイトルにはふさわしくない。だから、「Laputa」はタイトルに入っていないそうです。
まさか「ラピュタ」が放送禁止用語的な扱いを受けるなんて、言葉の文化の違いってすごいですよね。
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定⑬：結局パズーは海賊に？
天空の城ラピュタの都市伝説の最後はパズーの正体についてです。映画の中でパズーはシータがパズーが海賊になることを心配していたら、「僕は海賊にはならないよ。ドーラだって分かってくれるさ。見かけよりいい人だもの。」と話していました。
パズーが「海賊にならない」と宣言したその14年後、パズーの声の人が「海賊王におれはなる！」と宣言したんです。
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パズーは声優の田中真弓さんが演じていますが、田中真弓さんはONE PIECEのモンキーDルフィーも演じています。「海賊王に俺はなる」はルフィーのセリフです。
違うキャラクターですが、同じ声です。
↓
海賊王におれはなる！
同じ声でこの展開になると、違うキャラクターと分かっていても、ちょっと笑ってしまいますよね。目をつぶって聞いていたら、脳がバグってしまいそうです。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説①：ドーラはシータの母親？
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天空の城ラピュタの謎の1つ目は、ドーラはシータの母親ではないか？というものです。これは裏設定としてこのような設定があったのでは？と言われています。
ただ、こんな裏設定はありません。シータはラピュタの王族ですので、もしドーラがシータの母親だったら、ドーラもラピュタの王族になってしまいます。
では、なぜこんな設定が噂されるようになったのでしょうか？
・構想段階ではシータも海賊の娘だった
・ドーラのモデルは宮崎駿の母親
構想段階ではシータも海賊の娘でしたが、あくまで「海賊の娘」であって、ドーラの娘ではありません。
この3つが組み合わさって、ドーラはシータの母親であるという都市伝説が出てきたのでしょう。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説②：パズーの父はなぜ死んだ？
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天空の城ラピュタの謎の2つ目は、パズーの父の死です。パズーの父親はラピュタの写真を撮影することに成功したものの、みんなにラピュタの存在を信じてもらえず、詐欺師扱いされて死んでいきました。
なぜ、パズーの父親は死んだのでしょうか？ラピュタを見つけたために死んでしまったのでしょうか？
小説版にはパズーの父親は事故死したと書かれています。「新たな飛行船の製作のためのスポンサー探しに出た際に事故死した」と書いてあるんです。つまり、ラピュタとは関係なく、スポンサー探しの時に不慮の事故で亡くなったということでしょう。
ただ、「ラピュタの写真を撮って亡くなった」というのは、なんとなく陰謀めいたものを感じずにはいられません。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説③：「バルス」の元の言葉は？
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天空の城のラピュタでは滅びの呪文「バルス」がカギとなる言葉になっています。このバルス。元の言葉はあるのでしょうか？バルスはラピュタ語で「閉じよ」という意味だそうです。これは、公式設定ですね。
バルスとはトルコ語で「平和」を意味する言葉であり、そこからラピュタの中の滅びの呪文に使われたと言われています。
「バルス」と唱えることで、ラピュタは滅んでいきますが、悪用しようとするムスカ大佐からラピュタを、そして世界を守り、平和をもたらした言葉です。
だから、バルスはトルコ語の「平和」がもとになった呪文であると言われているんですね。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説④：「ANGO」とは？
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天空の城ラピュタの謎の4つ目は、ドーラが持っていた本についてです。ドーラはモールス信号を傍受する時に、暗号のモールス信号を「暗号を変えたって無駄だよ。」と言いながら解読していました。
なぜ、ドーラは暗号を即座に解けたのか？それは、ドーラが「ANGO」と背表紙に書かれた本を持っていたからです。そのシーンは暗くてよく見えないのですが、静止画で画像の明度を上げてみると、確かにドーラの本には「ANGO」と書かれています。
ドーラは政府の特務機関の暗号を即座に解けるほどの暗号解読本を持っていたんですね。なぜ、海賊のドーラが持っていたのかは不明ですが、実はドーラは政府の要職についている人と太いパイプを持っているのかもしれませんね。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑤：ナウシカと同じ世界？
天空の城ラピュタの謎の5つ目は、ラピュタとナウシカは同じ世界の出来事ではないか？というものです。ラピュタもナウシカも、大人気アニメですよね。どちらにも根強いファンがついています。
この2つのファンタジー映画は、同じ世界線で起こっているもののようなんです。なぜなら、テトがラピュタにもいたからです。テトとはナウシカに出てくるキツネリスで、ナウシカのペットです。
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文明的にはナウシカが先で、その後にラピュタの事件が起こる形でしょうか。ナウシカとラピュタがある世界。なんかワクワクしますね。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑥：ムスカの運命は名前で決まっていた
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天空の城ラピュタの怖い謎、次はシータとムスカの名前についてです。シータとムスカはラピュタの王族で、長い名前がついています。
本名：リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ
意味：シータ・真の・王・ラピュタ
＜ムスカ＞
本名：ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ
意味：ムスカ・パロ（分家の名前）・王・ラピュタ
つまり、シータはラピュタの真の王＝正当な後継者であり、ムスカは分家の王ということになるのです。
もう名前の時点で、2人の運命は決まっていた。つまり、ムスカがラピュタの王になることはできないことは決まっていたということになります。たかが名前、されど名前と思うと、この設定は怖いですよね。
天空の城ラピュタの怖い謎の考察・解説⑦：ムスカは本当に落ちた？
出典：twitter.com
ラピュタで「バルス」とシータとパズーが唱えた後、ラピュタはバラバラになって、下の部分は落下していきました。ムスカは飛行石の光線を思いっきり目に浴びて「目が―！目がー！」と叫び、その後海へと落下しています。
さて、ムスカは本当に海に落ちたのでしょうか？アニメだから、実はどこかに引っかかって助かったのでは？と思うかもしれませんが、本当に落ちました。
ラピュタが崩落していく描写の中にムスカ大佐がきちんと描かれています。
崩壊
ラピュタが滅びの言葉によって崩れ落ちるシーン。よく見るとロボットや城のがれきにまじって、ムスカが落ちています。#ムスカ #ラピュタ城崩壊 pic.twitter.com/I2mB2ewV6R— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 15, 2016
この中に確かにムスカがいますので、確認してみてください。「ウィリーを探せ」ではなく「ムスカを探せ」状態になりますが、確かにムスカはいます。あの高度から海に落ちたら、ほぼ確実に死んでしまうでしょう。
天空の城ラピュタのまとめ
天空の城ラピュタの都市伝説や裏設定、怖い謎の解説・考察をまとめました。天空の城ラピュタが最後にテレビで放送されたのは2019年のこと。そろそろまた放送してくれそうですが、またバルス祭りは開かれるのでしょうか？
