SNSのインフルエンサーがいじめの告発をするようになり、全国各地の隠れたいじめがクローズアップされるようになりました。そのインフルエンサーのいじめ告発の1つが栃木県の真岡北稜高校のトイレいじめ事件です。
真岡北稜高校の概要や偏差値・口コミとトイレいじめ事件の概要、加害者の特定状況や逮捕の噂、その後と現在をまとめました。
この記事の目次
真岡北稜高校は栃木県の高校
真岡北稜高校(もおかほくりょうこうこう)
所在地:栃木県真岡市
生徒数:524人
真岡北稜高校は栃木県真岡市にある全日制の男女共学の高校です。「真岡北稜」は「もおかほくうりょう」と読みます。
明治41年開校の歴史ある高校で、もともとは農業高校でしたが、1995年に現在の「真岡北稜高校」に改称して、総合選択制専門高校になりりました。現在は以下の5学科が設置されています。
・生物生産学科
・機械科
・食品科学科
・総合ビジネス科
・介護福祉科
全ての学科で現場での実習があるほか、専門学科と関連する資格を取得できるようにカリキュラムが組まれています。
また、真岡北稜高校は農業・工業・福祉・商業などの専門学科が多いことから、学校内にはそのための施設・設備が備わっているほか、周辺に16万4000㎡の広い敷地に水田・果樹園・温室・豚牛舎等などの設備があり、自然豊かな中で実践的な学習をすることが可能です。
持続可能な開発のための教育(ESD)を評価されていてユネスコスクールの認定校にもなっていることも特徴です。
専門学科の高校のため、卒業後は就職する生徒が7割と非常に多く、約2割が専門学校、残りが大学や短大に進学しています。
生徒数は2021年時点で524人ですが、男子251名・女子273名と男女比はほぼ1:1となっています。
真岡北稜高校の偏差値

真岡北稜高校の偏差値は38~39程度と高くありません。食品科学科が39、生産生物科と総合ビジネス科が38と発表されています。偏差値の数字だけを見ると、真岡北稜高校は偏差値は低いです。
ただ、これは真岡北稜高校が普通科ではなく、総合選択制専門高校だからと言えます。専門学科の高校は就職のための専門スキルを身につけるためのものですから、普通科と比べると、偏差値は低めになっています。
真岡北稜高校の口コミ

真岡北稜高校の口コミをネットで探しました。その中で見つけたものをご紹介します。
・女子が多いのでいざこざがあった
・先生に当たり外れがある。いい先生なら就職しやすい
・自然豊かで専門的に学べるので良い
・校則が厳しい
・部活はライフルが強い
・教室の窓を開けると牛の臭いがする
・学校が広い
・将来に役立つと思う
この口コミを見ると、真岡北稜高校は可もなく不可もなくといった印象です。将来の進路や専門的に学びたいことが決まっていれば、悪い高校ではないと言えるのではないでしょうか?
しかし、そのような中でトイレいじめ事件が発覚しました。このトイレいじめ事件がSNSで告発されて大炎上したことで、今後の口コミは一気に悪化する可能性があります。そもそも、真岡北稜高校は令和8年度はあまり生徒が集まらず、定員割れする可能性が高いです。
昨年度(令和7年・2025年度)の真岡北稜高校の倍率は1.00~1.05(学科によって異なる)でした。つまり、何の事件もなかった昨年の事件でほぼ志望した全員が入学できる状況でした。
令和8年・2026年度の倍率はまだ発表されていませんが、事件前からすでに定員割れしているような状況でした。
もともと第1回県立の倍率はどの科も0.5などで定員割れしているので入る人は少ないと思います
親としては、あんないじめが起こり、学校がきちんと対応せず見過ごされていたような高校には大切なわが子を入学させたくないですよね。
真岡北稜高校はトイレいじめ事件で炎上

出典:zakzak.co.jp
SNSにトイレでのいじめ動画が投稿されるここにテキストを入力
2026年1月4日、SNS「X」の「DEATHDOL NOTE」が真岡北稜高校でのいじめ動画を投稿しました。
その動画の内容はこちらです。
【驚愕】栃木のある高校のトイレで行われた暴力行為のいじめ動画が拡散される
SNSによると、真岡北陵高等学校の生徒が映っている動画で、顔へのパンチや蹴りなどが繰り返されていた模様。
新年早々胸糞なんだが~。
#栃木 #いじめ— 爆サイ.com PLUS (@bakusai_com) January 5, 2026
・複数の男子高校生が男子トイレにいる。
・1人がモップの柄を掲げて試合開始ような合図を送る
・加害者がファイティングポーズをとりながら被害者に近づく
・被害者の顔面を殴る
・被害者の後頭部をハイキックする
・被害者の顔面を殴る(2回目)
2回目に被害者を殴った時には「バチン!」というえげつない音も動画に入っていました。
また、加害生徒が被害者を殴る時には周囲にいる生徒たちの下品な笑い声やはやし立てる・煽るような声が複数入っていて、この動画は非常に衝撃的で胸糞が悪いものだったのです。
このSNSに投稿された動画はインフルエンサーで多数のフォロワーを持つ「DEATHDOL NOTE」が投稿したこと、さらに衝撃的な内容だったことから、Xを中心に瞬く間に拡散されていき、真岡北稜高校は大炎上することになりました。
DEATHDOL NOTEは暴露系インフルエンサー
真岡北稜高校のトイレいじめ事件を告発したのは、DEATHDOL NOTEです。DEATHDOL NOTEは元ジャニーズの磨童まさを氏が運営しているアカウントで、もともとは地下アイドルなどの熱愛や飲酒・喫煙疑惑を暴露するアカウントでした。
2024年頃から活動を始め、2025年にはフォロワー数が増えていき、拡散力を持つようになります。
そして、2026年1月に「学生のいじめ告発も取り扱う」と発表して、真岡北稜高校のいじめ動画を投稿・告発したのです。DEATHDOL NOTEこと磨童まさを氏は、「いじめ撲滅同盟」を組み、いじめ撲滅委員会として活動していくことを宣言しています。
真岡北稜高校のトイレいじめ事件は被害者が動画を提供したのか?
2026年1月4日にDEATHDOL NOTEが投稿したことをきっかけに、真岡北稜高校のトイレいじめ事件は一気に拡散されましたが、そもそもDEATHDOL NOTEはなぜトイレいじめ事件の動画を持っていたのでしょうか?
DEATHDOL NOTEはいじめ事件の動画をどこから入手したのかは明かしていません。しかし、真岡北稜高校のトイレいじめ事件の関係者がDEATHDOL NOTEに提供したことはほぼ間違いないでしょう。
この動画を撮影していたのはいじめグループの1人。おそらく、いじめグループの中で共有されたはずです。さらに、被害者にも悪ふざけで送り付けた可能性も十分にあります。
この動画は見ればわかりますが、加害者の顔がはっきりと映っています。この動画を入手した被害者は何とか加害者たちを告発したい、加害者たちに報いを受けてほしいと思って、DEATHDOL NOTEに動画をDMで送ったのかもしれません。
もちろん被害者ではなく、このいじめをよく思っていなかったグループの一員がDEATHDOL NOTEに共有した可能性もありますが。
真岡北稜高校の加害者(柿岡)が特定された

真岡北稜高校トイレいじめ事件の加害者はすぐに特定されました。
動画に加害者の顔がはっきりと映っていて、しかも真岡北稜高校でのいじめであることがDEATHDOL NOTEが公言していたので、加害者の特定は難しくなかったようです。
加害者の名前は「柿岡茉」という名前であると、SNS上では特定されています。加害者の特定はDEATHDOL NOTEがいじめ告発してから30分後には開始され、恐ろしいスピードで特定されていきました。
こちらでは加害者の名前のみ出しますが、それ以外にも加害者の次のようなものが特定されています。
・真岡北稜高校の学科
・生年月日
・出身の小学校や中学校
・中学時代の部活動や部活での成績
・家族構成や家族の名前
・ご両親の職業
そのほか中学時代の写真や未成年喫煙疑惑の写真なども特定されて、SNSで拡散されていきました。それどころか、加害者の生成AI動画なども作られています。
いじめは絶対に許されるべきものではありませんが、加害者は未成年ですし、家族にまで特定が及んでいて、AI動画なども作られているのはやりすぎです。ネットリンチ、いじめの加害者をいじめているような状態にもなっています。
加害者の特定が早かったのは本人のSNS投稿が原因か?
真岡北稜高校のトイレいじめ事件では、加害者の特定が恐ろしいほどの速さで進みました。これは特定しやすかったことや、いじめ動画の内容が衝撃的だったことも関係していますが、本人の(ものと思われる)SNS投稿も原因かもしれません。
Xでは次のようなアカウントのスクリーンショットが、加害者のアカウントとして拡散されました。


このアカウントが本当に加害者本人のものなら、加害者はいじめが告発されて炎上した後も全く反省していない可能性が高いです。
しかし、この2つのアカウントは加害者本人のものであるという確証はありません。誰かがいたずら目的(炎上を加速させる目的)で作った可能性もあります。
しかし、本人のものかどうかの確認がないまま、「加害者本人のもの」として拡散されていきました。そして、このスクリーンショットを見た人が「加害者は全然反省していない!鉄槌を!」と思って、特定&拡散させていったのかもしれません。
真岡北稜高校の加害者は逮捕?警察の取り調べを受ける

真岡北稜高校のトイレいじめ事件はスゴイ速さで拡散されていきました。それを受けて、栃木県警は1月6日の時点で暴行事件として捜査を進め、加害者に任意で事情聴取を行っています。
県警によると、動画に写っていた加害生徒から既に事情を聴いた。暴行を加えたと認め「大変申し訳ないことをした」と話したとしている。
加害者は暴行の事実を認めて、反省の念を述べているとのこと。加害者は未成年ということもあり、逮捕やそれ以降のことは報じられていませんが、テレビに出演している弁護士によると、暴行事件として立件される可能性が高いようです。その場合、加害者は家庭裁判所で少年審判が行われるようです。
ちなみに、トイレでのいじめの現場にいた傍観者たちも警察から事情聴取を受け、家庭裁判所に送られる可能性があるとのことです。
真岡北稜高校のトイレいじめ事件のその後①:知事が問題視&被害者へ謝罪

真岡北稜高校のトイレいじめ事件は2026年1月4日にDEATHDOL NOTEがXに投稿して大炎上しましたが、この事件は栃木県知事も動かすほどの問題になりました。
Xで拡散された翌日の1月5日、栃木県の福田富一知事は問題の動画を視聴し、その翌日の1月6日に記者会見でいじめ事件について県の教育委員会に情報公表するように指示を出したと語りました。
同県の福田富一知事は6日の記者会見で「動画を視聴し、絶句した。ひきょう者、弱い者いじめはやめろと思った」と述べた。県警は暴行事件として捜査を進めている。
県知事が「ひきょう者、弱い者いじめはやめろと思った」という強い言葉を使って、加害者を非難したことは非常に大きいですよね。
県教育委員会が謝罪
栃木県知事が県教育委員会に情報公表を指示したことで、栃木県教育委員会は1月7日に記者会見を開き、その時点で把握している情報を説明し、謝罪しました。
学校と教育委員会は、1月5日の時点でSNSでいじめ事件の動画が拡散され大炎上していることを把握し、その日のうちに該当生徒から聞き取り調査を始めていると説明しました。そして、県教育委員会も「いじめ」に該当する可能性があることを認め、謝罪しました。
県教委もいじめ防止対策推進法に基づく「いじめ」に該当する可能性があるとして調査していく。
また、真岡北稜高校ではスクールカウンセラーによる被害者やそのほかの心のケアを行うほか、全校生徒対象のアンケートや保護者への説明会も行う予定となっています。
真岡北稜高校のトイレいじめ事件のその後②:迷惑系YouTuberが突撃

真岡北稜高校のトイレいじめ事件はその後、迷惑系YouTuberが突撃する事態になっています。
まず最初に突撃したのは現在は奈良市議会議員として活動しているへずまりゅう氏です。
へずまりゅう氏は1月5日に真岡北稜高校に突撃し、さらに栃木県の教育委員会や県議会に直接抗議しました。へずまりゅう氏はデスドルと連携をとっていじめ撲滅同盟を結成して活動することを公表しています。
その後、「所沢のタイソン」という異名を持つ顔面タトゥーだらけの久保広海氏がアポなしで真岡北稜高校に突撃し、高校の敷地内に侵入しました。
『学校、凸ります。おたくの学校どうなってんだと。あと、○○○○くん(加害者生徒の名前)。住所わかったんで、あなた、あとで行きますから、家に』
引用:いじめ騒動の栃木・県立高をYouTuberが次々ノーアポ訪問し批判殺到“不法侵入”言い渡されあえなく退散(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース
さらに加害者宅にも突撃しています。
ラッパーのSHO氏は真岡北稜高校の前で大音量で音楽を流し、自分の曲『イジメーはやめろ』を歌うという動画をアップしています。
真岡北稜高校は、迷惑系YouTuberのオモチャ状態になってしまったのです。
真岡北稜高校のトイレいじめ事件の現在:生徒への影響も…

出典:youtube.com
真岡北稜高校は現在、新しいいじめ等は起こっていませんが、生徒への影響が懸念されています。被害者はもちろん、いじめ事件には全く関与していなかった生徒にとっては高校名がこれだけ悪い方向に有名になってしまい、さらに訳が分からないYouTuberが突撃する始末。
いくらカウンセラーなどにケアしてもらっても、補いきれない心の傷を負っていると思いますし、「真岡北稜高校卒」という肩書がつくことで将来への不安を感じている人も多いと思います。
また、真岡北稜高校の部活動が大会出場を辞退する動きが出ているとのこと。いじめに関係ない生徒には、この事件がここまで炎上してしまったことは大迷惑だったと言えるでしょう。
真岡北稜高校のまとめ
栃木県の真岡北稜高校の概要や偏差値・口コミと、トイレいじめ事件の炎上や加害者の特定や逮捕、その後と現在をまとめました。
いじめ加害者については適切な処罰を求めますが、それ以外の生徒にはできるだけ影響が出ないようにしてほしいですね。

















