野本結梨香さんは2023年11月に発覚した死体遺棄事件の被害者で、遺体もバラバラの骨しか見つかっていません。野本結梨香さんの死因や犯人で交際相手の渥美遼馬、動機・事件の現在、親や家族、生い立ち、中学・高校、かわいいと噂の顔写真を紹介します。
この記事の目次
- 野本結梨香さんが被害者となった山梨18歳死体遺棄事件の概要
- 野本結梨香さんが殺害された事件の詳細① 事件の発覚が遅れた理由
- 野本結梨香さんが殺害された事件の詳細② 死因・遺体はバラバラにされていた?
- 野本結梨香さんが殺害された事件の詳細③ 渥美遼馬が逮捕された背景
- 野本結梨香さんと交際相手で事件犯人・渥美遼馬の関係
- 野本結梨香さん殺害の動機を考察
- 野本結梨香さんの生い立ち① 家族構成・親
- 野本結梨香さんの生い立ち② 小学校・中学校時代
- 野本結梨香さんの生い立ち③ 高校以降
- 野本結梨香さんの顔写真がかわいい・通っていた中学や高校はどこ?
- 野本結梨香さんを殺害した渥美遼馬の生い立ち
- 野本結梨香さんが被害者となった山梨18歳死体遺棄事件の現在
- 野本結梨香さんと山梨18歳死体遺棄事件についてのまとめ
野本結梨香さんが被害者となった山梨18歳死体遺棄事件の概要
2023年11月27日、東京都江戸川区に住む介護職員の野本結梨香さん(当時18歳)の遺体が、山梨県小菅村の山中で発見されるという事件が起こりました。
野本結梨香さんは同年6月から行方不明になっており、家族が行方不明届を出した矢先に変わり果てた姿で発見されました。見つかった遺体はすでに白骨化していたとのことです。
交友関係などを調査した結果、遺体発見日の翌日の28日には、警察は死体遺棄容疑で千葉県八千代市の会社員・堀俊哉(当時30歳)を逮捕。
その後、12月1日には東京都江東区に住む堀の同級生・渥美遼馬(当時31歳)も、死体遺棄容疑で逮捕されました。
さらに死体遺棄容疑で逮捕された2人が殺害にも関わっているのではないかと見られていたところ、年が明けて2024年の1月26日、野本結梨香さん殺害容疑で渥美遼馬が再逮捕されます。
逮捕から日が浅いため、2024年1月末現在は犯行動機などは判明していません。
ただ野本結梨香さんと渥美遼馬が交際関係にあったこと、DVの噂なども出ていることから、このあたりが動機に絡んでいるのではないかと考えられています。
野本結梨香さんが殺害された事件の詳細① 事件の発覚が遅れた理由
野本結梨香さんが失踪したのは2023年6月7日18時半頃で、同居する家族へ行き先を告げず、誰に会うかも言わずに出かけていったとのことです。そして野本さんの父親が警察に行方不明届を出したのは、11月4日。
彼女が殺害されたのは失踪直後と見られていますが、ここまで事件の発覚や家族による届出が遅れたのには理由がありました。
野本結梨香さんの家族や友人によると、姿を見せなくなった6月7日以降も野本さんに通信アプリでメッセージを送ると、既読になったり「わかった」などの短かい返信が来たのだそうです。
そのため周囲の人達は「心配だが、もう社会人なのだし考えがあってのことだろう」と、しばらく見守るつもりでいたのだといいます。
また、職場にも失踪翌日にメールで「一週間ほど休む」という連絡があったとのことです。
これらの連絡やメッセージ開封などは、野本結梨香さん本人が行っていたわけではありません。
彼女は失踪直後に殺害されており、遺体を遺棄した堀俊哉や殺害を疑われている渥美遼馬が、野本さん生存を偽装するために遺品のスマートフォンを操作していた可能性が高いと見られています。
ところが2023年10月下旬を過ぎると野本結梨香さんにメッセージを送っても未読のままになったといい、そこで家族が心配をして行方不明届を出したとされます。
こうした経緯があったため警察への相談が遅くなり、事件の発覚も失踪から5ヶ月以上が過ぎてからになってしまったのです。
野本結梨香さんが殺害された事件の詳細② 死因・遺体はバラバラにされていた?
発見されている野本結梨香さんの遺体は、一見して人の体とはわからないような状態で、十数個にわかれた骨片の状態で発見されたといいます。
発見された骨が身体のどの部位だったのかなど、詳細は公表されていません。現時点では以下のように報じられており、渥美遼馬らが事件の発覚を防ぐために遺体をバラバラにして遺棄した可能性も疑われます。
「遺体が発見されたエリアには防犯カメラが少なく、防犯カメラを使った捜査は難しいかもしれません。あとは遺体が発見されたといっても、昨日今日の2日かけて十数個の骨片が見つかっただけ。これでは外傷の有無もわからず、捜査を進めるにもまずは人骨の発見からという状況です。スマホなど被害者の所持品も引き続き捜索中です」(前出・捜査関係者)
引用:《18歳女性遺棄事件》遺体は「十数個の骨片しか発見されていない」 交際相手は「好青年とは言えない」「半年前に消えた」証言
1月26日に殺人罪で再逮捕される前に、渥美遼馬は野本結梨香さんの殺害方法について「刃物で刺した」と供述したとのことです。
さらに殺害現場は江戸川区の駐車場に停めたレンタカーの車内で、犯行時刻は6月7日の夜。失踪直後に殺害に及んだことも明らかになりました。
ただ、刃物での刺し傷が致命傷になったのかまでは判明していないため、現段階では野本結梨香さんの死因はまだ不詳とされています。
今後、野本結梨香さんの遺体の発見されていない部位はどこに遺棄したのか、遺体をバラバラにしたのだとしたらどこで解体を行ったのかなども含め、犯行の詳細が明かされるものと思われます。
野本結梨香さんが殺害された事件の詳細③ 渥美遼馬が逮捕された背景
江戸川区内の空き地に駐車された車を発見した近隣住民が、不審に思って警察に通報したことがきっかけだったそうです。
土地所有者に確認したところ違法駐車と判明したため、警察は現場に直行してナンバーをひかえ、すぐに照会にかけました。
そして持ち主の中古車販売店に連絡、引き渡しをしたところ、すぐに中古車販売店から「後部座席に血痕のようなものがある」と報告があったといいます。
その後、警察は血液を採取するとともに中古車販売店から車を貸した相手の情報を入手し、渥美遼馬にたどり着きました。
当初、渥美遼馬は警察の取り調べに対して「車は友人に貸し、別の友人と2人で乗ると聞いていた。血痕は2人が車内で喧嘩になって、殴り合いをした時に少し怪我をしたらしいから、その時の血だと思う」と嘘をついたいたそうです。
この時は警察もまだ野本結梨香さんの行方不明届を受理しておらず、彼女が失踪していることを知らなかったため、渥美遼馬をそのまま返したとされます。
しかし警察はその後、11月21日には渥美遼馬を自動車の横領で逮捕。通常は約束通りに返却されなかったとはいえ、持ち主のもとに車が戻っていればわざわざ警察が横領罪で逮捕することはないそうです。
警察は行方不明届を受理してからかなり早い段階で事件性ありと見て捜査を開始し、野本結梨香さんの交友関係を洗い出していたといいます。
渥美遼馬は、野本結梨香さんの交際相手でした。そのため「何かある」と感じて、中古車販売店に被害届を出すように頼んで、逃げられないようにするために横領罪で逮捕したのではないか?との指摘もあります。
渥美遼馬の身柄を確保した後、警察はさらに調査を進め、渥美と頻繁に連絡を取っている人物がいることを突き止めました。
その男こそ、野本結梨香さんの遺体を遺棄したとして逮捕された堀俊哉です。
堀俊哉と渥美遼馬は高校時代の同級生で、警察の聴取に対して以下のように話したとのことです。
「6月上旬ごろに何か分からない物体を車で運搬した」
そして堀俊哉が車で向かった先だと供述する山梨県小菅村の沢を調べたところ、野本結梨香さんの骨を発見。
堀俊哉にこの「何か分からないもの」の運搬を依頼した人物が、渥美遼馬でした。そして、この時に使われた車は、渥美遼馬が横領で逮捕される原因となった中古車販売店の車です。
さらに遺体運搬に使った車から検出された血液も野本結梨香さんのものだったことが判明し、警察は堀俊哉逮捕の後、翌日には渥美遼馬も死体遺棄容疑で逮捕します。
家宅捜査したところ、渥美遼馬の家からは血液が付着した女性ものの靴も出てきたとのことです。
この靴は野本結梨香さんのものと見られており、付いていた血液も野本さんものと判明。
おそらくこの靴について追求していったところ、2024年1月になって渥美遼馬が野本結梨香さん殺害を認めたのではないかと思われます。
野本結梨香さんと交際相手で事件犯人・渥美遼馬の関係
野本結梨香さんは18歳、渥美遼馬は31歳、随分と歳の差がありますが、2人は過去に交際していたといいます。
2人の出会いは2023年の4月頃で、渥美遼馬の義理の父親によると、渥美が地下鉄都営新宿線の瑞江駅で野本さんをナンパしたことをきっかけに付き合い出したとのことです。
しかし5月には関係が破綻していたそうで、野本結梨香さんは周囲に「別れたい」「彼氏がしつこい」とこぼしていたとされます。
また、渥美遼馬の行きつけの飲み屋からは「明け方近い時間に若い女の子(野本結梨香さんか)を連れて飲みに飲みに来たことがあった。連れの女の子は疲れている様子だった」という証言が出ていました。
渥美遼馬は防水工事の会社を営んでいたとのことですが、野本結梨香さんとは生活のサイクルも異なっていたのかもしれません。
一方、渥美は野本結梨香さんとの関係について、「飲み屋で男に絡まれているところ助けたことがきっかけで、付き合うことになった」と周囲に話していました。
上の義父の口から語られた出会いのきっかけとは異なります。どちらが正しいのかは不明ですが、周囲の証言から渥美遼馬は見栄っ張りで自分を大きく見せたい性格であると窺えるため、駅でナンパしたという義父の話が正しいような印象を受けます。
野本結梨香さんを殺害した後、渥美遼馬は以下のように語っていたといい、野本さん生存を偽装する目的でSNSにツーショット写真などをアップしていたとのことです。
渥美は6月以降、野本さんのことを『元カノ』と呼んでおり、『もう別れたけど向こうがしつこくて一緒にいる』って話していました。
引用:《18歳死体遺棄》「別れたけどしつこい元カノ」事件後にパンチパーマ容疑者が明かした18歳女性との関係「変な男に絡まれていた時に助けた」
周囲には「別れたいけど仕方なく付き合っている」と話していたという渥美遼馬。
しかし、彼のことをよく知るという人物からは「本当は逆なんだろうなと思った」という声が出ているそうです。
信じがたいことに渥美遼馬は野本結梨香さんを殺害した後、7月頃からオンラインゲームの『PUBG』にのめり込み、そこでネットナンパを繰り返していたといいます。
自分では「モテる」「遊びのつもりだった女にストーカーされている」などとゲーム仲間に豪語していたものの、実際には相手の女性に頻繁に連絡していたとのことで、周囲も女好きなのは確かだけど、相手から追われるタイプかというとそうは思えないと感じていた様子です。
『PUBG』では「微笑のだるパパ」というハンドルネームを使い、有料のガチャチケットを大量に貢いだ挙句に16歳の女子高校生と付き合っていたそうですが、リアルでは彼女と会うことはなかったとのこと。
ゲームのアバターの2ショット写真をSNSにアップして、渥美遼馬の方がカップルアピールをしていたという話も出ており、相手に執着しやすいタイプのように見えます。
野本結梨香さん殺害の動機を考察
野本結梨香さん殺害の動機はまだ明らかになっていません。
しかし、2人が交際していたことや野本結梨香さんが別れたがっていたという証言から、別れ話が拗れて事件が起きたのではないかと考えられています。
ここでは現在の時点で考察されている、野本結梨香さん殺害の動機を紹介していきます。
金銭でのトラブル・車のローンが野本結梨香さん名義だった説
野本結梨香さんの遺体を運ぶのに使われた車は、購入予定の中古車が納品されるまでの代車だったそうです。
渥美遼馬は2023年3月まで白のアルファードに乗っていたものの、事故で廃車にしてしまったとのことで、義理の父親からも以下の証言が出ています。
遼馬は当時乗っていたアルファードで物損事故を起こして廃車にしています。まだ寒い時期にガラスが曇って見えなくなって怖くなりハンドルを切ったのが原因です。それで付き合いのある中古車販売業者でまた車を購入しようとして、その間に借りていた代車を返さずに横領で捕まっています。
引用:捕されたパンチパーマ男は妻に執着しつつもDV、腕を骨折させた過去…被害女性との接点と“横領事件”の謎も解明〈18歳女性死体遺棄〉
さて、渥美遼馬は野本結梨香さんを伴って5月に中古車販売店を訪れていたとされ、車をローンで購入したと報じられています。
ここで気になるのが、渥美遼馬はローンを組めるような人間だったのだろうか?という点です。
事件当時、渥美遼馬は仕事で独立して「海馬水道設備」という工事会社を立ち上げていました。しかし仕事の依頼は少なく、経営は厳しい状態だったとされます。
さらに、渥美のゲーム仲間も下のように語っています。
ただ、彼は以前『自分は反社との繋がりがあって、過去に悪さもしたからクレジットカードを作れない』と言っていた。
引用:《18歳死体遺棄》「別れたけどしつこい元カノ」事件後にパンチパーマ容疑者が明かした18歳女性との関係「変な男に絡まれていた時に助けた」
現在進行形で収入がなく、理由は不明ですがクレジットカードを作れるほどの信用もない。そんな人物が、車のローンを組めるのでしょうか?
そもそも仕事の足にも使っていたという車が3月に廃車になっていたのに、買い換えまで2ヶ月もの空白期間があるのも不思議です。
普通なら仕事に差し障りがあるためすぐに買い換えるでしょうし、仕事に使う車を買うのに彼女を連れて販売店を訪れるのも不可解です。
もしかしたら車のローンの名義は、渥美遼馬ではなく野本結梨香さんだったのかもしれません。
もともと介護という堅い仕事に就いていて、実家に住んでいる野本結梨香さんであれば18歳と若くてもローンが通る可能性があります。
さて、もしも車を野本結梨香さん名義でローンを組んだ後、彼女からどうしても別れたいと言われたとしたら、渥美はどう思うでしょう。
まだ事件の全容は明かされていませんし、これは現在出ている情報から考えられる説の1つに過ぎません。
ただ、交際を始めたばかりの頃、まだ18歳の野本結梨香さんから見れば、会社経営者の31歳の男性というのはひどく大人で、お金持ちで、かっこいい存在に感じられたのではないかと予想されます。
しかし、蓋を開けてみたらお金はなく、そのうえもしもクレジットカードや車のローンの審査も通らないような人間だったとしたら、気持ちが一気に冷めて「別れたい」となっても不思議ではありません。
お金のことが最大の理由で別れ話が持ち上がり、このままでは恋人も車もなくなってしまうと焦った渥美遼馬が、激昂して野本結梨香さんを殺害してしまった可能性は十分考えられると思います。
臓器売買説
発見された野本結梨香さんの遺体がバラバラだった、骨もすべて発見されていないという報道から、渥美遼馬は人身売買組織に彼女の臓器を売ったのでないか?という声もネット上では見られました。
渥美遼馬本人が周囲に「反社会団体と繋がりがある」と話していたことも、この説が囁かれる原因かと考えられます。
しかし、返さなければいけない代車の中で犯行に及び、そのうえ人通りのある場所に血痕がついたままの車を放置したことから考えるに、犯行に計画性はなく、衝動的なものだった可能性が高いです。
また、渥美が反社会団体と関係していたという証拠はなく、自分を強く見せるための嘘だったのではないかと指摘されていることからも、臓器販売が犯行動機の可能性は低いのではないでしょうか。
野本結梨香さんの生い立ち① 家族構成・親
野本結梨香さんは東京都江戸川区で育ったと見られ、現在の段階で表に出ているのは父親のみです。
父親もTVなどの取材に応じて心中を語るなどしたわけではなく、行方不明の届出をしたのが父親であったことから、存在が表に出ただけです。
一部報道では「高校3年時に、父親と妹の3人で引っ越した」と伝えられているため、事件が起きた時点では父子家庭だったと思われます。
下で詳しく紹介しますが、犯人の渥美遼馬について親族が表に出て証言をしている一方で、野本結梨香さんの家族についての情報は非常に少なく、現時点で判明しているのは以上のことのみです。
野本結梨香さんの生い立ち② 小学校・中学校時代
同級生の証言によると小学生時代の野本結梨香さんは明るく、優しい少女だったといい、友達に囲まれて楽しく学校生活を送っていたといいます。
「いつも笑顔で元気な子でした。学級委員をつとめるようなリーダータイプではありませんでしたが、仲の良い友達のことを守る、優しい子でもありました。
私は小中と通っていた塾が同じだったのですが、そこでも学校で見せる姿と変わりませんでした。笑顔が絶えず、天真爛漫な子で、仲の良い子たちと楽しそうに遊ぶ姿が印象的でした」
引用:《18歳女性遺棄事件》遺体は「十数個の骨片しか発見されていない」 交際相手は「好青年とは言えない」「半年前に消えた」証言
小学校の卒業アルバムには「好きな科目は家庭科」とあり、字の綺麗さも目をひきます。同級生の話どおりの真面目な少女だったのだろうなという印象です。
中学に入っても、野本結梨香さんの周囲からは不審な交友関係があったなどの悪い話はまったく出てきません。
中学時代の同級生も「友達が大勢いる明るい子だった」「私が学校を休むと、わざわざ宿題やプリントを家まで届けてくれた」と証言しています。
野本結梨香さんの生い立ち③ 高校以降
高校に入ると少し雰囲気が変わった、久しぶりに会った時に中学時代に比べるとオープンな印象を受けたという話も出ており、近隣住民によると夏休みに髪を金色に染めていたこともあったといいます。
しかし、外見や雰囲気が変わっても、根が真面目で優しいという点は変わっていなかった様子です。
高校3年時の担任教師からは、進路相談の際に野本結梨香さんが以下のように話していたという証言が出ています。
「今まで助けてもらってきているので、次は自分が人の役に立ちたい。介護の仕事をやりたいと思っています」
担任教師が、「介護の仕事は辛いぞ?」と覚悟ができているのか確認したところ、野本結梨香さんは「これまで、先生や友達にたくさん助けてもらったので、私も誰かの役に立ちたいんです」と答えたそうです。
就職後についても、友人が「介護は彼女の天職だったと思う」というほど熱心に働いていたとのこと。
友人によると、笑顔を絶やさず、温厚な彼女の存在は「まるで太陽のようだった」といいます。
誕生日の時に、誕生日になった瞬間に、0時0分とかLINEをしてくれるような子だったので、人が喜んでくれることを進んでしたいって思ってる子だったと思います。
引用:【憤り】野本さん親友語る「結梨香に悪いところはない」親族らの取材で浮かび上がる2人関係性とは【18歳女性遺体遺棄】
「パンチパーマの人が好き」と言っていた、カタギの人間には見えない風貌なうえ、10以上も歳の離れた渥美遼馬と交際していたことが報じられると、世間からは「被害者の女の子にも問題があったのではないか?」という声も出ていた様子です。
しかし、野本結梨香さんが介護職を目指した理由や仲の良い友人からの証言を聞くと、若さゆえの好奇心で自分の日常とは接点のない人と付き合ってしまい、最悪な事件に巻き込まれてしまったという印象を受けます。
前出の友人も「年上の人と付き合ったのが悪い、結梨香にも非があると思われるのが嫌だった。だから、そんな子ではない、結梨香に悪いところはないとわかって欲しくて取材に応じました」といった旨をインタビューで話していました。
野本結梨香さんの顔写真がかわいい・通っていた中学や高校はどこ?
事件後にメディアで報じられた写真を見て、ネット上では「被害にあった野本さん、可愛らしい子ですね」「清楚で優しそうな女の子だと感じます。こんな愛らしい人が悲惨な事件に巻き込まれるなんて…」といった声が多く寄せられました。
笑顔が愛らしく、「人の役に立ちたい」という理由で介護の仕事に就いていたことも相まって、将来のある女性がなぜこのような酷い目に、と感じる人が少なくなかったのでしょう。
出身中学はどこ?
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事件の被害者であるため、野本結梨香さんの通っていた中学や高校の情報は明らかにされていません。
しかし、事件発覚当初の報道で「江戸川区南篠崎町在住」と伝えられていたことから、公立中学出身と仮定した場合、通っていた可能性があるのは以下の4校です。
・江戸川区立篠崎中学校
・江戸川区立篠崎第二中学校
・江戸川区立瑞江第二中学校
・江戸川区立瑞江第三中学校
このうち、ネット上では野本結梨香さんの出身中学は瑞江第三中学ではないか?篠崎第二中学校ではないか?とさまざまな予想が飛び交っていますが、特定はできていません。
紺色のスカーフのセーラー服という制服姿の野本結梨香さんの写真が報道で出回っていますが、江戸川区内の公立中学校ではこのタイプの制服を採用している学校が比較的多く見られ、制服から学校を割り出すことも困難です。
出身高校はどこ?
出典:https://www.chibanippo.co.jp/
野本結梨香さんは都内の高校に通っていたと報じられていますが、詳細については不明です。
私立なのか公立なのかも明かされておらず、高校の制服がわかる写真も上の画像1枚のため制服から学校を特定するのも困難です。
爆サイや5ちゃんねるにも、自称同級生や自称知り合いの人さえ見当たりませんでした。
野本結梨香さんを殺害した渥美遼馬の生い立ち
渥美遼馬は1992年に東京都江戸川区で生まれたとされ、家族構成は両親と妹の4人だったとのことです。
小学校時代の同級生の保護者からは「よく家に遊びに来たが、礼儀正しい子という印象だった」との話があり、一見すると問題のない家庭に育った印象を受けます。
しかし、実際は父親のDVが酷く、渥美遼馬の母親は鼻の骨を骨折するほど激しく殴られていたといい、渥美本人も暴力の被害者だったそうです。
また、両親は妹のことを溺愛して習い事をたくさんさせていた一方で、渥美遼馬のことは放置気味だったらしく、周囲に「家に帰っても誰もいない」と漏らしていたという話も出ています。
風貌については事件発覚後に報じられた筋骨隆々、パンチパーマの大男の印象が強いですが、中学時代の同級生によると「昔はマッシュルームカットで、どちらかといえば痩せていた」とのこと。
勉強ができる優等生でもなく、不良でもなく、女子に絡むいわゆる「陽キャ」タイプでもなく、地味でおとなしいイメージだったそうです。
ところが強い者には大きな態度で出られない反面、中学に入ると陰で自分より気の弱い生徒を狙い、陰湿ないじめを続けていたという証言も出ています。
私が覚えているのは、中学3年生の時、渥美君が同級生の男の子の髪の毛を無理やり切った、という話。その子は髪の長さが耳にかかるくらいだったんですが、ある日見たら、1、2センチくらいの丸刈りになっていて。最初は半信半疑だった私も『ああ、これは本当に渥美君にやられたから、髪を短くせざるを得なかったんだな』と
引用:「同級生の男の子を無理やり…」父からの凄惨DV、家に火をつけ…マッシュルームカットの少年が“パンチパーマの暴君”に変貌するまで〈山梨18歳バラバラ死体遺棄〉
さらに中学時代に同級生の家で勝手に火遊びをして火事を起こしてしまい、鑑別所送りにもなっていたといいます。
ここまで問題ばかり起こしていれば学校から親に連絡がいくことも多かったでしょうが、渥美遼馬の両親は「うちの子がそんなことするはずない!」の一点張りで、いじめの事実確認さえしなかったそうです。
今回の事件発覚後、TVの取材に応じていた渥美遼馬の親族も「あの子が人を傷つけるなんてあり得ない。いつもナイフを持っているが優しい子だ」等と、不可思議な発言をしていました。少し変わった考えを持つ家系なのでしょうか。
そうしているうちに両親が相次いで病死。大人になってからも立場の弱い相手への渥美遼馬のは変わらず、タクシーの運転手や後輩にも暴言を吐いていたといいます。
死体遺棄の共犯者である堀俊哉との関係も、友人というより主従関係だったとの話も出ていました。
また、2020年頃には年上の女性と結婚していますが、彼女にも暴力を振るっていたとの話があり、野本結梨香さんと出会った頃には別居状態だったとのこと。
別居中の妻は離婚を望んでいるそうですが、渥美遼馬に未練があって離婚成立していないとも言われているため、やはり女性に執着する質なのだなという印象です。
野本結梨香さんが被害者となった山梨18歳死体遺棄事件の現在
現在の時点では、渥美遼馬は死体遺棄罪でのみ起訴されており、殺人罪ではまだ逮捕されただけの状態です。
これからさらに本人からの供述を得て、起訴、裁判という流れになりますが、残酷な事件ですから裁判にならないと明かされない情報もあるのではないかと思われます。
犯行動機、見つかっていない野本結梨香さんの骨がどこにあるのか、など判明していないことが多く、事件の全容が明かされるのはもう少し時間がかかりそうです。
野本結梨香さんと山梨18歳死体遺棄事件についてのまとめ
今回は2023年11月に発覚した山梨18歳死体遺棄事件と被害者の野本結梨香さんについて、現在わかっている情報を中心に紹介しました。
野本結梨香さんが遺棄された場所は野生動物がよく見られるといい、遺骨が一部しか発見されないのは動物に荒らされたからではないかとも指摘されています。
もしそうなのであれば、一刻も早くすべての骨が見つけてほしいですし、家族のもとに帰してあげてほしいと願わずにはいられません。
そのためには渥美遼馬らが正直に、速やかに事件について真相を話すことが必須となります。前途のある人間の命をおよそ身勝手な理由で奪ったのでしょうから、そのくらいのことはきちんとやって欲しいです。