明石花火大会歩道橋事故や梨泰院群衆事故で注目された圧死。圧死はなぜ起こるのか?その仕組みや原因・死因について、圧死事故の一覧や圧死事故の犠牲者数ランキングを日本と海外に分けてまとめました。
この記事の目次
- 圧死とは
- 圧死の原因・死因は窒息が多い
- 圧死はなぜ起こる?その仕組みとは
- 圧死の事故一覧
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第18位~第16位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第15位~第11位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第10位~第6位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第5位~第1位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第24位~第21位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第20位~第16位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第15位~第10位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第10位~第6位
- 圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第5位~第1位
- 圧死のまとめ
圧死とは
圧死とは、胸部・胸腹部が圧迫されて、呼吸運動が障害されて窒息死することです。
圧死というと、重量物や強力な力で身体全体が押し潰されて、内臓が破裂したり、全身が骨折して、身体がぐちゃぐちゃになって死亡するというイメージがあるかもしれません。
でも、圧死は「呼吸運動が障害されることで起こる死」になります。重いもので潰されて内臓破裂などが直接的な死因になった場合は、圧挫傷と呼ばれます。
広範な作用面を持つ物体で体幹部が狭圧され,剖検により諸臓器に致命的創傷を認める場合は「圧死」とは云わず、「圧挫傷」の範疇に入るべきものである。
阪神大震災では6,432名の方が亡くなっていますが、そのうち77%の方の死亡原因が圧死・窒息でした。
阪神・淡路大震災で亡くなった人の原因は、「圧死」の方が大部分(約3/4)を占めており、「焼死」の方も約1割であった。
阪神大震災では建物の倒壊が非常に多かったですが、倒壊した建物に押しつぶされて、息ができなくなって亡くなるというケースが多かったんですね。
また、圧死は地震による建物の倒壊以外にも、土砂崩れや雪崩、群衆雪崩(将棋倒しの下敷き)などでも起こることがあります。
圧死の原因・死因は窒息が多い
圧死の原因・死因は窒息が多いです。前述のように、圧死は臓器損傷や骨折が直接的な死因になるわけではありません。
外部から体に圧力がかかり、それによって酸素を取り込むことができなくなり、最終的に酸素不足で窒息死することになるのです。
圧死の根本的な原因は外部からの圧力ですが、その圧力が直接的な死因になるわけではなく、直接的な死因は窒息死となります。
肺が膨らまないから窒息
なぜ、外部から強い圧力がかかると窒息するのでしょうか?外部からの強い圧力がかかると、肺が膨らまなくなるのです。膨らめなくなると言ったほうが正しいかもしれません。
私たちは日々呼吸をしていますが、そのためには胸の動きが欠かせません。その動きが外から圧迫されて止められてしまえば、息ができなくなり、窒息という状態に陥るのです
引用:ソウル雑踏事故で多数、「圧死」から命を守れるか | 医療・病院 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
息を吸うと胸(肺)は膨らみ、息を吐くと胸(肺)は萎みます。この動きがあるから、私たちは呼吸をして、酸素を取り込むことができます。
でも、強い圧力で胸と背中を押さえつけられると、胸が動かなくなるので、息を吸うことができなくなり、窒息してしまうということですね。
循環不全が起こる
圧死の死因は、循環不全のこともあります。胸やお腹を強く押さえつけられると、血液が心臓に戻りにくくなります。
そうすると、血圧が下がりますし、心臓の虚血が起こって心停止を起こすこともあります。
「胸が圧迫されると全身を循環している血液が心臓に戻りにくくなります。心臓に必要な酸素と栄養が供給されなくなるため、心停止が起こります」
引用:ソウル雑踏事故で多数、「圧死」から命を守れるか | 医療・病院 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
圧死は循環不全が原因・死因になることもあるのです。
実際の死因はどちらも?
圧死の場合の死因は、「外傷性窒息」と呼ばれることもあります。外傷性窒息は、その名前の通し、外からの何らかの要因で窒息が起こり死亡することです。圧死は外からの圧力で窒息するため、外傷性窒息と呼ばれるんですね。
日本救急医学会理事の日本医科大学付属病院高度救命救急センター長の横堀医師は、次のように話しています。
胸やおなかが強く圧迫されると呼吸しにくくなるほか、胸の中の圧力が高くなって心臓から送り出された血液が戻りにくくなり、全身の血液の循環が悪くなる。『外傷性窒息』と呼ばれているが、呼吸と血液の循環の不全によって低酸素や低血圧になって命を失うケースが多かったのではないか
圧死は呼吸ができなくなる+循環が悪くなることで、低酸素+低血圧が原因で死亡することが多いようです。
圧死はなぜ起こる?その仕組みとは
圧死はなぜ起こるのでしょうか?ここでは、群衆での圧死の仕組みについて解説していきます。たくさんの人が1ヶ所に集まると、圧死が起こります。なぜ、人が集まりすぎると圧死が起こるのでしょう。
圧死の仕組みは、ショックウェーブからの群衆雪崩と言われています。
ショックウェーブとは、狭い道などで群衆が集まると波のように繰り返し揺れ動く現象のことです。
人が隙間なく密集することで一つの塊のようになり、押し合う力が伝わりやすくなる。1平方メートル当たり8人を超えると起きやすいという報告がある。
人が集まりすぎて隙間が全くなくなることで、押し合う力が伝わりやすくなるんですね。梨泰院の事故でも、このショックウェーブが起こっていたようです。
事故発生前に、体がふらつくような2秒間隔の小さな波と、その場にとどまっていられないほど前後左右に大きく揺さぶられる30秒間隔の大きな波が生じていたと分析した。
このショックウェーブが起こると、瞬間的に隙間ができます。そして、そこに誰かが倒れ込んで、群衆雪崩が起こり、人々が将棋倒しのように重なり合って、圧死が起こるという仕組みになります。
群集雪崩とは人が密集したときに1人が倒れることで、周りが雪崩を打つように転倒してしまうことです。
1人が倒れると、そこに一気あらゆる方向から倒れ込むようになります。この群衆雪崩の規模が大きくなれば、実際には倒れ込まなくても、立ったまま圧死することもあるのです。
圧死の事故一覧
圧死の事故一覧をご紹介していきます。ここでの圧死事故は雪崩や土砂崩れなどによる圧死事故は扱わず、群衆雪崩などによって起こった圧死事故に限定して一覧にまとめました。
・1903年:イロコイ劇場火災(事故全体で602名死亡)
・1934年: 京都駅跨線橋転倒事故(77名死亡)
・1946年: バーンデン・パークの惨事(33名死亡)
・1947年:秩父夜祭群衆事故(6名死亡)
・1948年:野球観戦事故(2名死亡)
・1949年:甲子園駅群衆事故(1名死亡)
・1950年:宮城球場将棋倒し事故(3名死亡)
・1950年:二重橋事故(16名死亡)
・1956年:彌彦神社事件(124名死亡)
・1956年:大劇事件(1名死亡)
・1959年:釜山市民球場事故(67名死亡)
・1960年:ソウル駅将棋倒し事故(31名死亡)
・1960年:横浜歌謡ショー将棋倒し事故(12名死亡)
・1961年:松尾鉱山小学校将棋倒し事故(10名死亡)
・1964年:エスタディオ・ナシオナルの悲劇(319名死亡)
・1967年:大阪造幣局本局将棋倒し事故(1名死亡)
・1971年:アイブロックスの惨事(66名死亡)
・1976年:年末ジャンボ宝くじ将棋倒し事故(計2名死亡)
・1978年:レインボーコンサート将棋倒し事故(1名死亡)
・1979年:甲子園将棋倒し事故(2名死亡)
・1982年:ルジニキの惨事(340名以上死亡)
・1985年:ヘイゼルの悲劇(39名死亡)
・1987年:ラフィンノーズ公演雑踏事故(3名死亡)
・1987年:上海陸家嘴フェリー乗り場事故(66名死亡)
・1989年:ヒルズボロの悲劇(96名死亡)
・1990年:大阪ライブハウス圧死事故(1名死亡)
・1990年:メッカ巡礼事故(1,426名死亡)
・1993年:蘭桂坊将棋倒し事故(21名死亡)
・2001年:明石花火大会歩道橋事故(11名死亡)
・2005年:バグダッド将棋倒し事故(965名死亡)
・2005年:韓国常州コンサート群衆事故(11名死亡)
・2005年:JR福知山線脱線事故(事故全体で107名死亡)
・2008年:インドのヒンドゥー教寺院事故(約150名死亡)
・2010年:ラブパレード死傷事故(21名死亡)
・2010年:プノンペン群衆事故(345名以上死亡)
・2014年:上海外灘雑踏事故(36名死亡)
・2015年:メナー群衆事故(2,181名死亡)
・2015年:ナヴラトリでの群衆事故(事故全体で115名死亡)
・2021年:アストロワールドフェスティバル群衆事故(10名死亡)
・2021年:メロン山群衆事故(45名死亡)
・2022年:カンジュルハン・スタジアムの悲劇(135名死亡)
・2022年:梨泰院群衆事故(153名死亡)
現在までの圧死事故の中で、最も死亡者が多いのが2015年にサウジアラビアで起こったメナー群衆事故です。
圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第18位~第16位
圧死事故の犠牲者数ランキング、まずは日本国内で起こった圧死事故をご紹介していきます。
第18位:甲子園駅群衆事故(1名死亡)
出典:4travel.jp
甲子園駅群衆事故
発生日時:1949年4月24日
発生場所:甲子園駅
死者:1名
負傷者:46名
兵庫県西宮市の阪神本線の甲子園駅で、野球観戦のために人が集まり、将棋倒しが起こりました。この事故で、死者1名、重軽傷者46名が出ています。
第17位:大劇事件(1名死亡)
出典:nhk.or.jp
大劇事件
発生日時:1956年1月15日
発生場所:大阪市の大阪劇場
死者:1名
負傷者:9名
1956年1月15日、大阪劇場では美空ひばりのコンサートが行われる予定で、早朝から観客2,000人が集まりました。
切符売り場の窓口は2つしかなく、なかなか列が進まない中、何者かが蛇の死体を列に投げ込み、パニックが起こります。そこで将棋倒しが起こり、1名が死亡、9名が重軽傷を負っています。
第16位:大阪造幣局本局将棋倒し事故(1名死亡)
大阪造幣局本局将棋倒し事故
発生日時:1967年4月22日
発生場所:大阪市北区の大阪造幣局本局
死者:1名
負傷者:27名
大阪市造幣局の桜の通り抜けは桜の名所として有名で、その日は20万人の人出があり、かなり込み合った状態でした。その時、見物客の1人が転倒したことをきっかけに将棋倒しが起こり、1人が死亡、27名が負傷しています。
圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第15位~第11位
第15位:レインボーコンサート将棋倒し事故(1名死亡)
レインボーコンサート将棋倒し事故
発生日時:1978年1月27日
発生場所:札幌市の中島スポーツセンター
死者:1名
負傷者:7名
北海道札幌市中央区にある中島スポーツセンターで、イギリスのバンド・レインボーのライブが行われていました。
開演と同時に興奮した約500人の観客がステージに殺到し、将棋倒しが起こり、1名が死亡、7名が負傷する事故が発生しました。この圧死事故をきっかけにコンサートやライブ、イベントでの警備見直しが行われるようになっています。
第14位:大阪ライブハウス圧死事故(1名死亡)
大阪ライブハウス圧死事故
発生日時:1990年1月7日
発生場所:大阪のライブハウス
死者:1名
大阪のライブハウス「バーボンハウス」でヴィジュアル系ロックバンドのCOLORがライブを行っていました。客が興奮する中、女子中学生が群衆に押される形になり、意識不明の重体となりました。病院に搬送されましたが、翌々日に死亡しています。
第13位:明治神宮野球観戦事故(2名死亡)
明治神宮野球観戦事故
発生日時:1948年11月4日
発生場所:明治神宮野球場
死者:2名
負傷者:29名
1948年11月4日、名神宮野球場で、プロ野球の読売ジャイアンツ創設15周年のオープン戦が行われました。
入場料が無料だったこともあり、多くの観客が詰めかけたため、時間を繰り上げて球場内に入場させたところ、将棋倒しが起こり、2名が死亡・重軽傷者29名が発生する大惨事となっています。
第12位:年末ジャンボ宝くじ将棋倒し事故(計2名死亡)
年末ジャンボ宝くじ将棋倒し事故
発生日時:1976年
発生場所:福岡県福岡市と長野県松本市の宝くじ売り場
死者:2名
負傷者:40名
毎年恒例の年末ジャンボ宝くじですが、1976年には悲劇が起こりました。宝くじを購入しようと客が殺到したため、福岡県福岡市の宝くじ売り場と長野県松本市の宝くじ売り場で将棋倒しが起こり、福岡市・松本市でそれぞれ1名が死亡、全国で40名以上の負傷者を出す惨事となっています。
この事故が起こったため、翌年からは往復はがきによる購入のみとなり、この購入システムは1995年まで続けられました。
第11位:甲子園将棋倒し事故(2名死亡)
甲子園将棋倒し事故
発生日時:1979年3月29日
発生場所:甲子園球場
死者:2名
1979年3月29日、甲子園球場で春の甲子園(第51回選抜大会)の3日目に、内野席入場券場前にチケットを求めてたくさんの人が殺到しました。列の後ろの人がチケットの販売が始まったと勘違いし、我先にと購入希望者が窓口に殺到したため、前列20人が転倒し、小学生2名が圧死しました。
圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第10位~第6位
第10位:宮城球場将棋倒し事故(3名死亡)
宮城球場将棋倒し事故
発生日時:1950年5月5日
発生場所:宮城県仙台市の宮城球場
死者:3名
1950年5月5日に宮城球場で行われたプロ野球の試合に観戦に訪れた観客が予想以上に多く集まりすぎたため、運営側が時間を繰り上げて球場内に入場させましたが、入り口のトンネル部分で将棋倒しが発生し、3人が死亡しました。
第9位:ラフィンノーズ公演雑踏事故(3名死亡)
出典:twitter.com
ラフィンノーズ公演雑踏事故
発生日時:1987年4月19日
発生場所:日比谷野外音楽堂
死者:3名
負傷者:27名
1987年4月19日、東京都千代田区にある日比谷野外音楽堂でロックバンド・ラフィンノーズ(LAUGHIN’ NOSE)のライブが行われました。
ライブが始まると同時に観客3,000人がステージ近くまで殺到し、一部の観客がステージに上がろうとしたことで、将棋倒しが起こりました。この圧死事故で3人が死亡、27人が重軽傷を負っています。
ライブは事故の再発を危惧して、事故から20分後に中止になっています。このライブには警備員は配置されていませんでした。
第8位:秩父夜祭群衆事故(6名死亡)
出典:mainichi.jp
秩父夜祭群衆事故
発生日時:1947年12月3日
発生場所:秩父鉄道御花畑駅近く
死者:6名
負傷者:数十名
1947年12月3日の午後10時50分ごろ、埼玉県秩父郡で行われていた秩父夜祭の花火を3万人が見ていましたが、花火が終わると帰りを急いだ見物客がお花畑駅に向かいました。駅の途中の道で踏切の遮断機が下りて、通行をせき止めたため、将棋倒しが起こりました。
この事故で6名が死亡し、数十名が重軽傷を負っています。
第7位:松尾鉱山小学校将棋倒し事故(10名死亡)
松尾鉱山小学校将棋倒し事故
発生日時:1961年1月1日
発生場所:岩手県岩手郡松尾村の松尾鉱山小学校
死者:10名
負傷者:10名
岩手県岩手郡松尾村にある松尾鉱山は東洋最大の硫黄鉱山でした。その近くにある松尾鉱山小学校で元旦の祝賀会が行われていましたが、祝賀会の後に映画鑑賞会に向かうことになり、昇降口に子供たちが殺到しました。
この時、「ワッショイ!ワッショイ!」と無理に押そうとした子供もいたそうです。ここで将棋倒しが起こり、子供たち10名が圧死、10名が重軽傷を負っています。
第6位:明石花火大会歩道橋事故(11名死亡)
明石花火大会歩道橋事故
発生日時:2001年7月21日
発生場所:兵庫県明石市の朝霧駅近くの歩道橋
死者:11名
負傷者:183名
2001年7月21日、兵庫県明石市の大蔵海岸にて「第32回明石市民夏まつり花火大会が行われていました。
午後8時30分ごろ、朝霧駅から会場に行く客と会場から駅に戻る客が歩道橋上で大混雑となり、群衆雪崩が発生して、11名が死亡、183名が重軽傷を負うという大惨事になりました。この明石花火大会歩道橋事故をきっかけに、日本での雑踏警備が見直されることになっています。
圧死事故の犠牲者数ランキング(日本編):第5位~第1位
第5位:横浜歌謡ショー将棋倒し事故(12名死亡)
横浜歌謡ショー将棋倒し事故
発生日時:1960年3月2日
発生場所:神奈川県横浜市中区の横浜公園体育館
死者:12名
負傷者:14名
1960年3月2日、横浜公園体育館で「歌謡曲ゴールデン・ヒット・ショーの公開録音が行われる予定となっていました。観客を入れる時、入り口に観客が殺到して、将棋倒しが起こり、12名が死亡、14名が重軽傷をおっています。
この公開録音を主催していたラジオ関東は、会場の収容定員を上回る招待券を出していたことが、この圧死事故の原因とされています。
第4位:二重橋事件(16名死亡)
出典:mai-b.co.jp
二重橋事件
発生日時:1954年1月2日
発生場所:皇居の二重橋
死者:16名
負傷者:65名
1954年1月2日の皇居一般参賀ででは、11時ごろから参賀者が急増し、皇宮警察・丸の内警察による群衆の整理が行われていましたが、午後1時50分ごろには大混乱状態になりました。
午後2時15分ごろ、列を整理するためのロープが首にかかってしまう観客がいたため、警察官がやむなくロープを上に押し上げました。すると、ロープがなくなったことで、70~80名が押し出され、前方にいた高齢女性が転倒し、そこで将棋倒しが起こって16名が死亡、65名が重軽傷を負っています。
第3位: 京都駅跨線橋転倒事故(77名死亡)
出典:wikiwand.com
京都駅跨線橋転倒事故
発生日時:1934年1月8日
発生場所:京都市下京区の京都駅構内
死者:77名
負傷者:74名
1934年1月8日、京都駅から広島県呉市に海軍海兵団に入団する新兵と付き添い約1,000人を輸送する臨時列車が運行される予定となっていました。
当日は午後10時22分出発予定でしたが、早い時間から見送りの人が数千人が京都駅にあふれかえり、駅員が制御できない状態になり、まったく身動きが取れなくなりました。その中で、子供が転倒し、それを助け起こそうとして将棋倒しになりました。階段部分での将棋倒しだったため、この将棋倒しの一番下の人には、二百数十人が乗った状態になっていたそうです。
第2位:JR福知山線脱線事故(事故全体で107名死亡)
出典:diamond.jp
JR福知山線脱線事故
発生日時:2005年4月25日
発生場所:兵庫県尼崎市の福知山線
死者:107名(事故全体)
負傷者:562名
2005年4月25日午前9時18分、兵庫県尼崎市を走る福知山線の塚口駅・尼崎駅間で、制限速度70km/hの右カーブを116km/hで侵入し、前5両が脱線する大事故が起こりました。
この事故では亡くなった方の40%の死因は頭部外傷でしたが、先頭車両では乗客が折り重なるようになったことで圧死が多かったと言われています。
第1位:彌彦神社事件(124名死亡)
彌彦神社事件
発生日時:1956年1月1日
発生場所:新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社
死者:124名
負傷者:80名
19056年1月1日午前0時過ぎ、新年を迎えたばかりの彌彦神社は初詣客でごった返していました。この時、拝殿に向かう客と参拝が終わって戻る客がぶつかり合うようになり、そこで人の流れが止まり、滞留が起こりました。
すると、人の重さに耐えかねた玉垣が崩壊し、参拝客が押し出されるように石垣から3メートル下に次々に落下して折り重なるようにして倒れ込みました。
この事故で124名が死亡し、80名が重軽傷を負いましたが、明治以降最悪の圧死事故となっています。
圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第24位~第21位
圧死事故の犠牲者ランキング、続いては海外編です。日本の圧死事故で最も犠牲者が多いのは、彌彦神社事故の124名でした。でも、海外は規模が違うんです。
第24位:アストロワールドフェスティバル群衆事故(10名死亡)
出典:bbc.com
アストロワールドフェスティバル群衆事故
発生日時:2021年11月5日
発生場所:アメリカのヒューストン
死者:10名
負傷者:300名以上
2021年11月5日、アメリカのテキサス州ヒューストンでラッパーのトラヴィス・スコットが開催した音楽フェスが行われました。
トラヴィス・スコットがライブをスタートさせると、50,000人の観客がステージ前に殺到してパニックが起こり、10名が圧死、300名以上が負傷しています。
この音楽フェスではライブ開始前の保安検査から群衆事故が起こってけが人が出ていました。
第23位:韓国常州コンサート群衆事故(11名死亡)
出典:donga.com
韓国常州コンサート群衆事故
発生日時:2005年10月3日
発生場所:韓国の常州市民運動場
死者:11名
負傷者:約70名
常州自転車フェスティバルのイベントの1つとして、コンサートが行われることになりました。このコンサートには有名歌手の出演が予定されていたため、たくさんの観客が集まっていました。ゲートを開門した時に、前方にいた高齢女性が転倒し、そこから将棋倒しが始まり、11名が死亡、約70名が負傷する大事故となりました。
第22位:蘭桂坊将棋倒し事故(21名死亡)
蘭桂坊将棋倒し事故
発生日時:1993年1月1日
発生場所:香港中心部の蘭桂坊
死者:21名
負傷者:62名
1993年1月1日、新年を祝うために香港の中心部の蘭桂坊に1万人を超える人たちが集まりました。1月1日0時を迎えた瞬間、群衆の中で押し合いが起こり、転倒して下敷きになる人が続出し、21名が死亡、62名が負傷する大惨事となっています。この圧死事故では日本人1名も犠牲になっています。
第21位:ラブパレード死傷事故(21名死亡)
ラブパレード死傷事故
発生日時:2010年7月24日
発生場所:ドイツのデュースブルク
死者:21名
負傷者:500名
世界最大規模のレイヴ・ラブパレードが毎年7月にドイツで行われていました。2009年は中止だったため、2010年のラブパレードは例年以上の盛り上がりを見せ、観客が多く集まりました。
入場口には会場に入ろうとする人と、人が多すぎては入れないから帰ろうとする人でごった返し、人の滞留が発生し、群衆事故が起こりました。
この事故で21名が圧死し、500名以上が負傷しています。この圧死事故を受けて、ラブパレードは開催終了となりました。
圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第20位~第16位
第20位:バーンデン・パークの惨事(33名死亡)
バーンデン・パークの惨事
発生日時:1946年3月9日
発生場所:イギリスの北西部ボルトン
死者:33名
負傷者:400名
1946年3月9日、イギリス北西部にあるボルトンで行われたボルトン・ワンダラーズFC対ストーク・シティFC戦のサッカーの試合が行われました。
試合開始時点でスタジアムの収容能力を超える85,000人のサポーターがいて、超満員のためにスタンド最前部の観客が押し出されて煉瓦製の壁が崩壊し、群衆雪崩が起こって、33人が死亡、500名以上が負傷するというイギリススポーツ史上最悪の大惨事となりました。
第19位:上海外灘雑踏事故(36名死亡)
出典:wsj.com
上海外灘雑踏事故
発生日時:2014年12月31日
発生場所:中国の上海市外灘陳毅広場
死者:36名
負傷者:47名
2014年12月31日、中国の上海市外灘陳毅広場に新年のカウントダウンをしようとした市民や観光客が集まりごった返して、階段部分で将棋倒しが起こりました。この事故で36名が死亡、47名が重軽傷を負っています。
この事故が起こった時、事故現場には少なくとも15万人が集まっていたとのことです。
第18位:ヘイゼルの悲劇(39名死亡)
ヘイゼルの悲劇
発生日時:1985年5月29日
発生場所:ベルギーのブリュッセルのヘイゼル・スタジアム
死者:39名
負傷者:400名以上
ベルギーのブリュッセルにあるヘイゼルスタジアムでUEFAチャンピオンズカップの決勝リヴァプールFCとユヴェントスの試合が行われていました。試合前から各サポーター同士が挑発していました。
リヴァプールサポーターがレンガや鉄パイプなどを持ってユヴェントスサポーターのエリアになだれ込むと、ユヴェントスサポーターはパニックになり、コンクリート製の壁に押し寄せる形になりました。壁は人の重さに耐えきれずに崩壊して、群衆雪崩が発生し、39名が死亡・400名以上が重軽傷を負っています。
この事故が発生した後も、両サポーターは小競り合いを続けたり、警官隊に対して透析を行うなどの行為が見られました。
第17位:メロン山群衆事故(45名死亡)
出典:mainichi.jp
メロン山群衆事故
発生日時:2021年4月30日
発生場所:イスラエル北部のメロン山
死者:45名
負傷者:150名以上
2021年4月30日の未明、イスラエルの北部にあるメロン山でラグバオメルという宗教行事が行われていました。この行事で推定10万人のユダヤ教徒がメロン山に巡礼に訪れ、階段付近で1人が滑ってつまずき、そこから群衆雪崩が発生して、45名が死亡、150名以上が負傷しています。
第16位:アイブロックスの惨事(66名死亡)
アイブロックスの惨事
発生日時:1971年1月2日
発生場所:イギリスのスコットランド・グラスゴー
死者:66名
負傷者:200名以上
1971年1月2日、イギリスのスコットランドのグラスゴーのアイブロックス・スタジアムでレンジャーズ対セルティックのサッカーの試合が行われました。この試合には8万人以上の観客が詰めかけました。
試合は無得点のまま時間が経過していきましたが、試合終了間際89分にセルティックが先制し、落胆したレンジャーズサポーターが出口に向かい始めます。
しかし、アディッショナルタイムの残り数秒というところで、レンジャースが同点に追いつくと、サポーターが大興奮になり、その直後、スタンドの13番階段で将棋倒しが発生しました。
この事故で66名が死亡、200名以上がけがをしています。
圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第15位~第10位
第15位:上海陸家嘴フェリー乗り場事故(66名死亡)
出典:sohu.com
上海陸家嘴フェリー乗り場事故
発生日時:1987年12月10日
発生場所:中国の上海陸家嘴フェリー乗り場
死者:66名
負傷者:約30名
上海市のフェリー乗り場(渡し舟乗り場)に自転車に乗った乗客が殺到しました。身動きが取れない状態になり、将棋倒しが発生して、66名が死亡、30人近くがけがを負いました。
この日の朝は濃霧でフェリーが運休していたため、運航が再開すると一気に乗客が押し寄せて事故が発生したようです。
第14位:釜山市民球場圧死事故(67名死亡)
釜山市民球場圧死事故
発生日時:1959年7月17日
発生場所:韓国の釜山市の釜山市民運動場
死者:67名
1959年7月17日に釜山市民球場で野外市民コンサートが行われていましたが、途中で豪雨が降り出し、3万人の観客が屋根のある出口付近に殺到し、群衆雪崩が発生して、67名が圧死しました。圧死した犠牲者の多くは子どもだったとのことです。
第13位:ヒルズボロの悲劇(96名死亡)
出典:bbc.com
ヒルズボロの悲劇
発生日時:1989年4月15日
発生場所:イギリスのイングランドシェフフィールド
死者:96名
負傷者:766名
イギリスにあるヒルズボロ・スタジアムで行われたリヴァプール対ノッティンガム・フォレストのサッカーの試合で、入場ゲートが混雑していたために、出口専用ゲートを開放しました。そのゲート直近の立見席にたくさんの人が殺到し、収容人数以上の人が集まってしまったために、群衆事故が起こり、96名が死亡、重軽傷者766名が発生する大惨事となっています。
この圧死事故はイギリスのスポーツ史上最悪の最悪の事故とされています。
第12位:ナヴラトリでの群衆事故(事故全体で115名死亡)
出典:rediff.com
ナヴラトリでの群衆事故
発生日時:2013年10月13日
発生場所:インドのマディヤ・プラデーシュ州のラタンガル・マタ寺院
死者:115名
負傷者:110名
2013年10月13日、ヒンドゥー教の大きな祭であるナヴラトリの期間中、インド中部にあるマディヤ・プラデーシュ州のヒンドゥー教の寺院に約50万人の巡礼者が訪れました。
事故当時、寺院の橋の上には約25,000人がいて、手すりの一部が壊れました。すると、橋が崩壊しそうだという噂が広まって、巡礼者たちはパニックになり、我先にと橋を渡ろうとして、群衆雪崩が起こっています。この事故では圧死した人だけでなく、川に飛び込んで溺死した人もいました。
第11位:カンジュルハン・スタジアムの悲劇(135名死亡)
出典:bbc.com
カンジュルハン・スタジアムの悲劇
発生日時:2022年10月1日
発生場所:インドネシアの東ジャワ州のカンジュルハン・スタジアム
死者:133名
負傷者:547名
2022年10月1日にインドネシアのカンジュルハン・スタジアムでサッカーの試合が行われましたが、試合後に負けたチームのサポーターがグラウンドに侵入し、サポーター同士の衝突が起こりました。
警官が乱闘を止めるために催涙弾を発射すると、暴動が発生し、パニックを起こした出口に殺到し、133名が死亡し、547名が負傷しました。133名の多くは圧死だったとのことです。
圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第10位~第6位
第10位:インドのヒンドゥー教寺院事故(約150名死亡)
出典:reuters.com
インドのヒンドゥー教寺院事故
発生日時:2008年8月3日
発生場所:インドのヒマーチャル・プラデーシュ州の寺院
死者:146名
負傷者:150名
2008年8月3日はインドのヒマーチャル・プラデーシュ州のヒンドゥー教寺院に3,000名の信者が訪れていました。この時、雨よけが壊れたことをきっかけに群衆がパニックに陥り、群衆雪崩が起こり、146名が死亡し、150名がけがを負っています。犠牲者のうち40名くらいは子どもだったとのことです。
第9位:梨泰院群衆事故(153名死亡)
梨泰院群衆事故
発生日時:2022年10月29日
発生場所:ソウルの梨泰院
死者:158名
負傷者:196名
2022年10月29日の夜、韓国のソウルの繁華街の梨泰院には、ハロウィンの仮装をした若者たちが多く集まっていました。事故当時の梨泰院には約10万人が集まり、複数のパーティーが行われていたことです。
芸能人が来ているという噂が飛び交い、幅3.2メートル、長さ40メートルの狭い坂に多くの人が殺到し、18平方メートルに300人がいるという想像を絶する密度になりました。その結果、群衆雪崩が起こり、158名が圧死するという大惨事となりました。
この圧死事故は、日本でも衝撃的なニュースとして報じられています。
第8位:エスタディオ・ナシオナルの悲劇(319名死亡)
エスタディオ・ナシオナルの悲劇
発生日時:1964年5月24日
発生場所:ペルーの首都リマ
死者:328名
負傷者:500名以上
1964年5月24日、サッカーの東京オリンピックの南米予選がペルーの首都リマでペルー対アルゼンチンが行われていました。
ペルーが負けている状態で、アルゼンチン代表のオウンゴールがあり、同点に追いついたと思いきや、主審がオウンゴールは無効と判定しました。そのことに不満を持ったペルーサポーター2人がピッチに侵入しました。
2人が取り押さえられた直後、試合終了の笛が鳴り、アルゼンチンの勝利が決まった後、ペルーサポーターは興奮状態になり、観客席で暴れ始めます。一部はピッチに乱入しました。
暴徒化した観客はピッチに入ろうとするものと、出口に向かおうとする人が入り交じり、パニック状態となったため、群衆雪崩が起こり、最終的に328名が死亡、500名以上がけがをする事態になりました。
サッカー史上最悪の圧死事故となっています。
第7位:ルジニキの惨事(340名以上死亡)
出典:jp.rbth.com
ルジニキの惨事
発生日時:1982年10月20日
発生場所:モスクワのセントラル・レーニン・スタジアム
死者:340名超(公式66名)
負傷者:61名
1982年10月20日、ソビエトの首都のモスクワで地元クラブのスパルタク・モスクワとオランダのHFCハーレムの試合が行われていました。地元クラブのスパルタクがリードして終盤を迎えると、サポーターたちは「勝った」と思って帰り始めます。その時追加点が入って、スタジアムは大歓声に包まれました。
すると、帰り始めていたサポーターがスタジアムに戻ろうとして、帰ろうとする人とぶつかるようになり、滞留が生まれます。さらに寒波のために階段が滑りやすくなっていて、大規模な将棋倒した発生し、たくさんの死傷者が発生しました。
公式発表の死者は66名でしたが、後に340名以上が圧死したと報じられています。
第6位:プノンペン群衆事故(345名以上死亡)
プノンペン群衆事故
発生日時:2010年11月22日
発生場所:カンボジアのプノンペン
死者:375名
負傷者:755名
カンボジアのプノンペンで水祭が行われ、全国から300万人以上の見物客が集まっていました。
メコン川とトンレサップ川の合流地点近くに架かる橋に見物客が殺到し、橋の上で具合が悪くなった人が発生して倒れたのをきっかけにパニックが起こって、圧死したり、橋から押し出されて川に飛び込んで溺死した人が多数発生しました。
最終的に375名が死亡、755名が重軽傷を負っています。
圧死事故の犠牲者数ランキング(海外編):第5位~第1位
第5位:イロコイ劇場火災(事故全体で602名死亡)
出典:twitter.com
イロコイ劇場火災
発生日時:1903年12月30日
発生場所:アメリカのシカゴのイロコイ劇場
死者:602名
1903年12月3日、イロコイ劇場では人気のミュージカルが上演されていて、全席完売、さらに立見席にも人がたくさん殺到し、出口をふさぐような状態でした。
上演中に電気のショートが起こり、火花がカーテンに付いて点火し、そこから火事が起こりました。
火事自体は30分程度で消し止められましたが、パニックになった観客が非常口に殺到して圧死したり、バルコニーから飛び降りて、合計で602名が死亡しています。
第4位:バグダッド将棋倒し事故(965名死亡)
出典:afpbb.com
バグダッド将棋倒し事故
発生日時:2005年8月31日
発生場所:イラクの首都バグダッド
死者:965名
2005年8月31日、イラクの首都バグダッドにあるイスラム教シーア派のカジミヤ廟で宗教行事が行われる予定があり、数千人の市民が向かっていました。
その時、「迫撃砲攻撃・自爆テロがある」という噂が出たために、数千人の市民が橋の上でパニックになり、将棋倒しが起こって965人が死亡するという大惨事になっています。
第3位:ホドゥインカの大惨事(1,389名死亡)
出典:jp.rbth.com
ホドゥインカの大惨事
発生日時:1896年5月26日
発生場所:ロシアのモスクワ
死者:1,389名
1896年5月26日、ロシアのモスクワでニコライ2世の戴冠式が行われました。そして、即位記念に一般参列者のために、はちみつやビール、ソーセージ、お菓子やクルミ、パンなどの記念品が用意されていました。
一般参賀の人たちはこのプレゼントを目当てに押し寄せることになり、大規模な将棋倒しが起こって、死者が1,389名という大惨事となりました。この事故が起こった後も、祝賀は続けられたとのことです。
第2位:メッカ巡礼事故(1,426名死亡)
メッカ巡礼事故
発生日時:1990年7月2日
発生場所:サウジアラビアのメッカ近郊のミナ
死者:1,426名
1990年7月2日、イスラム教の年に1回の大巡礼ハッジで訪れていた群衆がメッカからミナに通じるトンネルの中で将棋倒しを起こし、1,426名が死亡しました。このトンネルは一度に通行できる人数は1,000人でしたが、事故当時は5,000名がいたとのことです。
第1位:メナー群衆事故(2,181名死亡)
メナー群衆事故
発生日時:2015年9月24日
発生場所:サウジアラビアのメッカの近郊ミナ(メナー)
死者:2,181名以上
2015年9月24日、サウジアラビアのメッカにはハッジ(大巡礼)でたくさんの巡礼者が訪れていました。メナーにかかるジャマラート橋で群衆雪崩が起こりました。この大規模な群衆雪崩で、少なくとも2,181名以上が亡くなっています。
今までにもイスラム教の巡礼で多数の圧死事故が起こっていますが、この2015年の圧死事故が史上最悪のものとなっています。
圧死のまとめ
圧死がなぜ起こるのか?その仕組みと原因・死因、圧死事故一覧と犠牲者数ランキングをまとめました。
圧死事故はパニックが起こることで発生します。危険を感じるほどの群衆には近づかないことが身を守るためには、一番大切なことかもしれませんね。