はじめてのおつかい死亡事故とやらせの真相!海外の反応も総まとめ

日本テレビの人気番組のはじめてのおつかいで、死亡事故が起こったという噂があります。

 

はじめてのおつかいの概要や死亡事故の真相、やらせで嫌いという人の意見や海外の反応・肯定意見・反対意見をまとめました。

はじめてのおつかいは日本テレビの人気番組

出典:ntv.co.jp

 

はじめてのおつかいは1991年から日本テレビで不定期で放送されているテレビ番組です。

 

小さな子供が初めておつかいに行く様子をドキュメンタリータッチで放送しています。

 

・制作・放送:日本テレビ
・放送時期:1991年~
・放送回数:75回
・放送時間:19時00分~21時54分
・出演者:所ジョージ、森口博子
・主題歌:B.B.クイーンズの「ドレミファだいじょーぶ」

 

はじめてのおつかいは未就学児(3~6歳くらい)の小さな子供たちが、はじめてのおつかいに挑戦して泣いたり、必死に奮闘している姿はお茶の間の感動を呼び、人気番組として30年以上にわたり、不定期に放送されています。

 

 

近年は有名人の子供も出演

出典:natalie.mu

 

はじめてのおつかいは、放送当初は基本的に「一般人の子供」が登場していました。しかし、近年は芸能人・有名人の子供がはじめてのおつかいに挑戦し、その様子が放送されることも少なくありません。

 

・2015年:ダイアモンド✡ユカイさんの子供
・2016年:タカアンドトシの年さんの息子
・2017年:大久保義人さんの息子
・2018年:山中慎介さんの長男長女
・2019年:森三中の村上知子さんの娘
・2019年:杉山愛さんの長男
・2020年:田中史朗さんの長男
・2021年:潮田玲子さんの娘と息子
・2022年:中村獅童さんの息子
・2023年:荒川静香さんの長男

 

このように近年ははじめてのおつかいでは、芸能人・有名人の子供の出演が増えています。これは、昨今プライバシーを重視する風潮から、出演希望者が減ってきているからかもしれません。

 

 

亀田和毅もはじめてのおつかいに出演!

プロボクサーで元WBO世界バンダム級王者・元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅さんは亀田三兄弟の三男として注目を集め、メキシコに武者修行に行き、その後にボクシング世界王者となりました。

 

そんな元世界王者の亀田和毅さんははじめてのおつかいに出演したことがあるんです。亀田和毅さんがはじめてのおつかいに出演したのは4歳の頃です。

 

1996年、4歳の時に亀田和毅さんは「工事現場で働く父親にお弁当を届ける」というおつかいを撮影していましたが、この時はお蔵入りになり、放送されることはありませんでした。

 

はじめてのおつかいは毎年10人に1人程度しかオンエアされないという狭き門だったので、亀田和毅さんの「はじめてのおつかい」はお蔵入りになってしまったんです。

 

しかし、その後亀田和毅さんが世界王者になり、はじめてのおつかいのスタッフが「あの時の子供って、あの亀田和毅だったのでは?」と気づき、2014年(亀田和毅さんが22歳)になって、ようやく放送されることになりました。

 

後の世界王者がはじめてのおつかいに出演していたというのも面白いですし、はじめてのおつかいの歴史の長さも感じられるエピソードですよね。

 

 

はじめてのおつかいで死亡事故があった?

出典:tver.jp

 

はじめてのおつかいは、未就学児が1人(または子供だけ)ではじめてのおつかいに挑戦します。そのため、「死亡事故が起こってもおかしくないのでは?」と思う人が多いようです。

 

実際に、「はじめてのおつかい」と検索すると、「はじめてのおつかい 死亡事故」と関連ワードに「死亡事故」というワードが出てきて、ビックリした人も少なくありません。

 

https://twitter.com/69948/status/1285547342460940288

 

ただ、はじめてのおつかいでは死亡事故は起こっていません。そのため、「はじめてのおつかいで死亡事故が起こった」というのはデマです。

 

では、なぜ「はじめてのおつかいで死亡事故が起こった」と思い、「はじめてのおつかい 死亡事故」と検索する人がいたのでしょうか?

 

それは、はじめてのおつかいに出演した人が大人になってから事故で死亡していたと番組内で明かされたからです。

 

 

出演者が後に事故で死亡したケースはある

出典:twitter.com

 

2022年7月16日に放送されたはじめてのおつかいで、21年前に出演していた広島の絵里ちゃん(当時5歳)が事故で死亡していたことが明かされました。

 

絵里ちゃんは由季ちゃんと一緒にお茶のお稽古の師匠から頼まれて、はじめてのおつかいにチャレンジしました。

 

おつかいの内容はお寺でお茶室用のお花をもらって、神社で山から湧いている水を汲みに行くというものでした。年上の絵里ちゃんは泣き出してしまった由季ちゃんを励ましながら、無事におつかいを成功させています。

 

この絵里ちゃんは、2020年に信号無視をした車にはねられて死亡してしまったんです。25歳という若さでした。

 

この絵里ちゃんの死亡事故がはじめてのおつかいで放送されたことで、絵里ちゃんの死亡事故を詳しく知ろうとして、インターネットで「はじめてのおつかい 死亡事故」と検索する人が続出したのでしょう。

 

そして、はじめてのおつかいを検索しようとすると、関連ワードに「死亡事故」と出るようになり、「初めてのおつかいで死亡事故が起こった」と噂されるようになったと思われます。

 

 

黒木エリーとして活動していた

出典:twitter.com

 

はじめてのおつかいに出演したことがあり、25歳の若さで交通事故で死亡した絵里ちゃんは、「黒木エリー」という芸名で芸能活動をしていました。

 

日本舞踊やミュージカルを学び、大阪芸術大学に進学して、ミュージカル女優として活動していました。

 

https://twitter.com/penyol_kero/status/1160473695539752965

 

ミュージカル女優として舞台に立ったり、配信に挑戦したり、「アイドル」のコンセプトカフェでバイトして人気メンバーに選ばれていたりといろいろな活動をして、夢を追いかけていたようです。

 

 

はじめてのおつかいの親が死亡したケースも

出典:youtube.com

 

はじめてのおつかいでは、出演した本人は死亡していませんが、出演直後に親が死亡したケースもありました。

 

2014年の「はじめてのおつかい」に出演した紅葉(くれは)ちゃんは、ガンで入院しているお母さんに会いに、1人で病院に行くというおつかいをしました。

 

長野県伊能市に住む紅葉ちゃん(4歳)のお母さんは、抗がん剤の治療のために入院していました。入院中のお母さんになかなか会うことができないので、お母さんに元気を届けに行くというミッションでした。

 

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紅葉ちゃんの自宅からお母さんが入院している病院まではバスで行くことになります。バスに乗るまでは泣いていた紅葉ちゃんでしたが、病院に着いてからは凛とした姿を見せて、お母さんに対面していました。

 

この紅葉ちゃんの頑張りは感動を呼んでいましたが、実は紅葉ちゃんにはその後、つらい現実が待っていたようなんです。

 

抗がん剤の治療をしていたお母さんは、この放送後すぐに亡くなってしまったようです。

 

実は今日、女の子と同じ町内に住む同級生に、保険の仕事で会ったのです。
(女の子が乗り込んだバス停がヒント)
そして、真偽を確かめてみました。
「そうなの。今年の8月、お盆前に亡くなったのよ」
やっぱり本当だったんだ。

 

引用:絶句 – 気が重いよ…伊那篇

 

この情報が真実であれば、放送から約8ヶ月後に紅葉ちゃんのお母さんは亡くなったようです。お母さんは4歳の紅葉ちゃんを残していくのは、さぞかし無念だったことでしょう。

 

さらに、お父さんも亡くなったという情報があります。

 

くれはちゃんと同じ地元だけど… お母さん亡くなったよ。お父さんも…お父さん去年かな? トラックの運転手だったけど、中央道で単独事故だよ。 私の兄が同じ地区だから。 悲しいよね。

 

引用:日テレ【はじめてのおつかい】 | ママの交流掲示板 | ママスタコミュニティ

 

お父さんはトラックの運転手だったようです。紅葉ちゃんを育てるために、一生懸命働いていて、死亡事故を起こしてしまったのでしょうか・・・。この掲示板の情報によると、紅葉ちゃんは両親が亡くなったその後は、祖父母と生活しているとのことです。

 

 

はじめてのおつかいは誘拐事件を防ぐ工夫がある

出典:about.netflix.com

 

はじめてのおつかいを見ていると、「誘拐されないの?誘拐事件は起こらないの?」と思う人も多いと思いますが、はじめてのおつかいは誘拐事件など子供たちが危険な目に合わないように細心の配慮がされています。

 

 

出演者は公募しない

出演者を公募してオーディション形式にしてしまうと、犯罪者が「はじめてのおつかい」という番組名を使って子どもを誘拐したり、個人情報を得ようとする可能性があるため、はじめてのおつかいでは出演者を公募していません。

 

役所などから紹介された保育所や幼稚園で案内書やアンケートを置いて、そこで募集をしているそうです。

 

 

ロケハンは綿密に

出演する子供が決まったら、スタッフは保護者と打ち合わせをして、おつかいプランやルートを検討します。ある程度ルートが決まったら、スタッフが保護者と一緒に下見をして、近隣の不審者調査や道路の交通量などのチェックをしています。

 

この作業だけで数か月間かかることもあるそうですから、事故や事件が起こらないように安全面にはしっかり配慮されていることがわかります。

 

 

子供にバレないようにスタッフ配置

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どれだけ細心の注意を払っても、幼児は予想外の行動を起こしますし、交通事故や事件などを防ぐのは簡単なことではありません。

 

そのため、撮影スタッフやボディガード役のスタッフを常に子供のそばに配置しておきます。そして、スタッフは子供にバレないように変装して撮影に臨みます。

 

日本テレビの超人気アナウンサーの水卜麻美さんも、新人時代には研修の一環として子供のボディガード役として撮影に参加したことがあるそうです。

 

 

はじめてのおつかいが嫌いという人はやらせが嫌いなタイプ

 

出典:tver.jp

 

はじめてのおつかいは、過去最高視聴率は26.1%、毎回15~20%を取る人気番組です。はじめてのおつかいは必ず見るし、必ず泣いてしまうという人も少なくありません。

 

しかし、「はじめてのおつかいは嫌い!」という意見をを持っている人も実はけっこうたくさんいるんです。「はじめてのおつかいは嫌い派」の人たちは、なぜ嫌いなのか、その意見をご紹介します。

 

 

やらせだから嫌い

はじめてのおつかいは、やらせだから嫌いという人がいます。

 

https://twitter.com/goeniko_sky7/status/1479754624060235780

 

 

確かに、事前にしっかりロケハンをして、スタッフをルートにたくさん配置している時点で、リアルな「はじめてのおつかい」というわけではありません。ルートをしっかり決められて、大人に守られ、完全に安全を確保されたうえでの「はじめてのおつかい」です。

 

この「はじめてのおつかい」をやらせというかどうかは、人それぞれの価値観かもしれません。ドキュメンタリーとして見ている人はやらせと思うでしょうし、子供の奮闘がかわいいと思ってみている人は、やらせとは思わないでしょう。

 

そもそも、初めてのおつかいはVTRの中にスタッフをたくさん映り込ませていて、VTRの中で「スタッフが周りにたくさんいますよ」と言っているようなものなので、いわゆる「やらせ」とは言えないかもしれません。

 

 

親のエゴだから嫌い

はじめてのおつかいを嫌いな理由には、「親のエゴだから嫌い」というものもあります。はじめてのおつかいを申し込むのは、親(保護者)です。子どもが自分でやりたいと言っているわけではありません。

 

それなのに、安全は配慮されているとはいえ、親のエゴで子供が泣いてしまうほどの困難に立ち向かわせ、辛い思いをさせて、それを全国放送するのはいかがなものか?という意見です。

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2020年には3歳の子供に8kmも歩かせてプチ炎上したこともありました。

 

 

時代に合っていないから嫌い

はじめてのおつかいは1991年に放送がスタートし、30年以上が経過しています。この30年間で、治安・子供の安全に関する認識・実情は変化しました。

 

1990年代なら、未就学児を1人でおつかいに行かせるというのがそれほど珍しいことではありませんでしたが、現在はもう1人でおつかいに行かせるのは危ないからやってはいけないという意識を持っている人が多いです。

 

それなのに、まだ「はじめてのおつかい」を放送しているから、はじめてのおつかいは時代に逆行しているから嫌いと思っている人がいるんです。

 

 

やらせとわかっていなくて真似する親がいるから嫌い

はじめてのおつかいは、ある意味やらせです。大人が子供の安全に最大限に配慮して、安全を確保した上で撮影が行われています。だから、良い意味でのやらせなんです。

 

でも、あれをしっかり計画的に安全を確保した撮影ということを理解せず、「うちも個人的に初めてのおつかいをやらせよう!」という親が出てきて、安全を確保しないままやらせようとする親がいるから、それを知ってはじめてのおつかいを嫌いになったという人もいます。

 

 

子供の虐待で視聴率を稼ぐから嫌い

はじめてのおつかいは、親のエゴで子供に辛い思いをさせています。それは虐待という見方もできます。「3歳児に8km歩かせる」というのも虐待と言えます。

はじめてのおつかいは、子供に辛い思いをさせて泣かせて、それを感動的に見えるように編集して放送し、視聴率を獲得しています。冷静な視聴者の中には、それを嫌う人がいるんです。

 

 

はじめてのおつかいは海外でも放送

出典:asahi.com

 

はじめてのおつかいは、海外でも放送されています。

 

イタリアやベトナム、イギリス、中国では現地版の「はじめてのおつかい」が制作・放送されているほか、日本版の「はじめてのおつかい」を言葉を吹き替えたものが次のような国・地域で放送されています。

 

・香港
・台湾
・ベトナム
・タイ
・シンガポール
・マレーシア
・アメリカ合衆国ハワイ州

 

さらに、2022年3月からはNetflixで世界約190ヶ国向けに「はじめてのおつかい」のダイジェスト版の配信が始まっています。

 

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Netflixでのダイジェスト版の配信タイトルは「はじめてのおつかい」ではなく、「Old Enough!」(もう大きいもん!)というタイトルに変更されています。

 

 

はじめてのおつかいの海外の反応

出典:netflix.com

 

はじめてのおつかいの海外の反応は賛否両論です。1つ言えることは、「はじめてのおつかい」は海外の人たちにとっては、かなり衝撃的だったということです。

 

海外では治安が悪いので、就学前の子供を1人でおつかいに行かせるなんて、絶対にありえないという認識を持っている国・地域が多いです。小学校卒業までは、子供を家に一人お留守番させるのもあり得ないし、通学も大人が送り迎えするような国・地域も少なくありません。

 

それなのに、日本では「はじめてのおつかい」をさせているなんて、かなり衝撃的だったようです。

 

<肯定派の意見>
・日本は安全ですごい!
・子供がとてもかわいい
・最後が心温まる展開でエモい

 

<否定派の意見>
・子供に1人でおつかいさせるなんてありえない
・子供に仕事をさせているかのように見える
・幼児性愛者の餌食にされるのでは?
・子供のトラウマにならないか
・搾取しているように見える

 

日本では普通に放送されている「はじめてのおつかい」は海外の人たちには衝撃的だったことは間違いないようです。

 

 

はじめてのおつかいのまとめ

はじめてのおつかいの概要と死亡事故の噂の真相やそのほかの死亡ケース、事件が起こらないための配慮、やらせだから嫌いという意見や海外の反応をまとめました。

 

今後も不定期に放送される初めてのおつかいを楽しみにしたいですね。

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