増山ひとみさんは、「福島県原町市女性失踪事件」で行方不明になった女性です。
ここでは、増山ひとみさんの特徴、福島県原町市女性失踪事件の概要、疑われている婚約者やその実家と噂の田原食堂、真相の考察となんJでの話題、現在も発見されていない状況についてまとめました。
この記事の目次
- 増山ひとみさんは福島県原町市女性失踪事件で行方不明になった女性
- 増山ひとみさんが行方不明となった福島県原町市女性失踪事件の詳細
- 増山ひとみさんの失踪から11ヶ月後にひとみさんを名乗る不審電話
- 増山ひとみさんと元婚約者男性は中学時代の同級生で事件の5ヶ月前に再開したばかりだった
- 増山ひとみさん失踪後の婚約者の冷たい言葉
- 増山ひとみさん失踪後に元婚約者は元カノとヨリを戻し結婚した子供も生まれたとの噂も
- 増山ひとみさんの元婚約者男性の実家は田原食堂という噂も爆サイに書き込まれている
- 増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相の考察① 暴力団関係者に殺害された説
- 増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相の考察② 婚約者が犯人説
- 増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相はなんJでも話題
- 増山ひとみさんは現在も発見されず福島県原町市女性失踪事件は未解決
- まとめ
増山ひとみさんは福島県原町市女性失踪事件で行方不明になった女性
増山ひとみさんは、1992年2月19日に福島県原町市(現在の南相馬市原町区)で発生した「福島県原町市女性失踪事件」で行方不明になった女性です。
増山ひとみさんは当時21歳で、その失踪の当日、歯科助手兼事務職として勤めていた同市内の歯科医院を婚約を理由に退職したところでした。
婚約者との結婚式はこの日から3週間後に予定されていて、職場の同僚から祝福の花束を贈られるなど、幸せな雰囲気の中での退社だったようです。
ところが、会社を後にした後、そのまま増山ひとみさんは行方不明になりました。当日乗っていた自動車は近所のスーパーの駐車場に放置されており、所持品は全て車内に残されたままだったという事です。
こうした状況から、増山ひとみさんは明らかに何らかの犯罪に巻き込まれた可能性が高いように見え、福島県警察原町警察署による捜査が行われましたが、何の進展もないまま2021年12月の現在も未解決となっています。
増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件当時の特徴や服装など
警察や家族により公開されている増山ひとみさんの「福島県原町市女性失踪事件」発生当時の特徴や服装は以下の通りです。
・生年月日:1973年2月5日(失踪時の年齢は21歳)
・身長は158cmで体型は痩せ型
・両頬にエクボ
・右の鼻の下にホクロ
・失踪当時の服装はBENETTONのロゴが入ったグレーのトレーナー、紺色のジーパン、ベージュと黒のリーガルの革靴
・当時の勤務先は原町市内の歯科医院(歯科助手兼事務)
・失踪時に残されていた車は黒色のスズキ・アルトワークス
今回はこの増山ひとみさんが行方不明になった「福島県原町女性失踪事件」についてみていきます。
増山ひとみさんが行方不明となった福島県原町市女性失踪事件の詳細
続けて、増山ひとみさんが行方不明になった「福島県原町市女性失踪事件」の内容をもう少し詳しくみていきます。
1994年2月19日13時10分頃、増山ひとみさんはちょうどその日に退職した原町市内の歯科医院を出た後自宅へ戻らず、そのまま行方不明となりました。
その翌日には、歯科医院から約500メートル離れたコンビニ裏(一部、スーパーの駐車場だという報道もある)の駐車場で増山ひとみさんの車(黒色のスズキ・アルトワークス)が放置されているのが見つかっています。警察の調べによると、増山ひとみさんの車は19日の13時40分頃(増山ひとみさんが歯科医院を出てから30分後)には既に停車していた事がわかっています。
発見された時、車は施錠されており、車内には保険証や印鑑、保険証、財布、婚約指輪を入れたバッグや、職場の同僚から贈られた花束など、当時の所持品が全て残されていました。さらには、寒い季節だったにもかかわらず、車内にはダウンジャケットも残されていました。
こうした不審な状況から、福島県警察原町警察署は事件と家出の両方を視野に捜査を開始しましたが、増山ひとみさんは見つからず、2021年12月の現在も行方不明のままです。
実は、行方不明になる以前から、増山ひとみさんとその家族の周辺に不審な出来事が頻発していました。続けて増山ひとみさんの周囲で起こっていた不審な出来事を順番に見ていきます。
婚約を決めた直後から毎日深夜に無言電話がかかってくるようになった
ここまででも既に触れていますが、増山ひとみさんが職場を退職したのはある男性と婚約をしたのが理由だったのですが、増山ひとみさんの家族によれば、この婚約が決まった直後から、増山ひとみさんの自宅(家族と住む実家)に、毎日深夜に何者かからの無言電話がかかってくるようになったという事です。
そして、この無言電話は増山ひとみさんが行方不明になった日を境にパッタリと止まったのだそうです。
何者かが増山ひとみさんの車に傷や誹謗中傷の落書き
増山ひとみさんの自宅に毎日無言電話がかかってきていたのと同じ頃、増山ひとみさんの車に傷がつけられたり、酷い言葉で誹謗中傷をする内容の落書きがされたりといった、何者かによる悪質な嫌がらせもあったという事です。
行方不明になる約3週間前に増山ひとみさんは婚約者の浮気を疑うメモ
福島県原町市女性失踪事件の発生日から見て約3週間前に当たる1994年1月25日の昼休み、増山ひとみさん宛に「O」を名乗る女性から職場に電話があったようです。これは、行方不明後に警察の捜査によって発見された増山ひとみさんの手帳に以下の内容が書かれていた事から明らかになりました。
後に警察がAさんの所有物を調べた際、手帳から不可解な書き込みが発見された。「お昼休みにBというOLがTEL。彼にはほかに切れていない女がいたらしい。でも割と冷静。勘が当たってた。彼は嫌がらせだという。そんな女は知らないと否定、信じよう」。
上の記事に書かれている「Aさん」が増山ひとみさんの事を指しています。
このメモの内容からは、増山ひとみさんが元婚約者の男性に浮気相手がいる事を疑っていた事がわかります。そして、元婚約者男性が、増山ひとみさんに「そんな女は知らない」と説明し、増山ひとみさんはそれを信じる事にしたという事がわかります。
なお、上で紹介した記事ではメモに書かれていた相手の名前は「B」とされていますが、実際のメモには電話で相手が名乗ったと思われる苗字が記されており、そのイニシャルは「O」であったようです。
失踪当日にも増山ひとみさんは不審な電話を受けている
増山ひとみさんの勤めていた歯科医院の同僚によれば、福島県原町市女性失踪事件が発生した当日(1992年2月19日)にも、若い女性の声で職場に「増山ひとみさんという方はいらっしゃいますか?」と尋ねる電話があり、職場の同僚が増山ひとみさんに取り次いでいます。
様子を目撃した同僚によると、電話に出た増山ひとみさんは時計を見ながら話をしていて、この後にどこかで待ち合わせをしている様子にも見えたそうです。また、この電話時の様子は親しげな様子ではなく、不穏な雰囲気うかがわれたという事でした。
増山ひとみさんの失踪から11ヶ月後にひとみさんを名乗る不審電話
増山ひとみさんが行方不明になった「福島県原町市女性失踪事件」の発生から約11ヶ月後の1995年1月4日に、増山ひとみさんの家族が住む自宅に不審な電話がありました。
この時の不審な電話の内容は以下の通りでした。
増山ひとみさんの妹「はい、増山です」
?「もしもし、お姉ちゃんだよ。」
増山ひとみさんの妹「はい?」
?「お姉ちゃん」
増山ひとみさんの妹「誰ですか?」
?「お姉ちゃんだよ。」
増山ひとみさんの妹「どちら様ですか?」
?「ひとみです。」
増山ひとみさんの妹「は?」
?「・・・・。」(電話を切る)
電話に出た増山ひとみさんの妹さんに対して、電話の主は「お姉ちゃんだよ」と名乗り続けています。しかし、その声は明らかに50歳は過ぎていると思われる声で、とても当時20代前半であった増山ひとみさんの声だとは思えません。
増山ひとみさんの家族も「明らかに増山ひとみさんの声ではない」と断言しています。
警察の調べにより、この電話は増山ひとみさん宅と同じ局内にある公衆電話からかけられたものである事がわかっています。また、この電話の主はこの地域に住む50代の女性によるものがわかっているという情報もあるようですが、「身元の特定には至らなかった」と大手ウェブメディアである「リアルライブ」が伝えているので、こちらの情報が正しいと思われます。
失踪から約1年後の1995年1月4日にAさんを名乗る人物から自宅に電話がかかってきたことがあった。電話を受け取ったのはAさんの妹で、相手は「お姉ちゃんだよ」「Aです」と名乗っていたという。警察の捜査で地元にある公衆電話からかけられたことが判明したが、人物の特定には至らなかった。電話を受け取ったAさんの妹によると、声は女性だったというが、50歳以上の高齢者に聞こえたそうだ。
ただ、電話の内容からして、増山ひとみさんの家族の事情を知る何者かの仕業である事は間違いないと思われます。
増山ひとみさんの家族の住む自宅にかかってきた不審な電話の実際の音声は下の動画の59秒あたりから聴く事ができます。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=N9otSAFHisA]
この電話をかけた主が何者かはわかりませんが、事件の真相を知る何者かだとしても、単なるイタズラだったとしても、突然家族を失って傷ついている人々に対してやって良い事ではないでしょう。実際の音声を聞くと、どこかおちょくっているようにも聞こえてきて、より腹立たしい気持ちになってきます。
増山ひとみさんと元婚約者男性は中学時代の同級生で事件の5ヶ月前に再開したばかりだった
「福島県原町市女性失踪事件」では、増山ひとみさんとその家族の周辺で不審な出来事が相次ぎましたが、この元婚約者男性にも不審な点がいくつか見られるようです。
続けて、福島県原町市女性失踪事件の真相を知っているのではとも疑われているこの増山ひとみさんの元婚約者男性についてもわかっている内容を見ていきます。
まず、当時の新聞報道などによれば、増山ひとみさんとこの元婚約者は中学時代の同級生で、福島県原町市女性失踪事件から見て約5ヶ月前に再開したばかりだったそうです。
この元婚約者の実家は飲食店を営んでおり、そこへ増山ひとみさんが訪れた事で再開したようです。
そしてその後すぐに2人は交際に発展して婚約する運びとなり、福島県原町市女性失踪事件から見て約2週間前の2月5日には結納も済ませており、後は結婚するだけという状況でした。
増山ひとみさん失踪後の婚約者の冷たい言葉
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
婚約まで交わした女性が結婚を目前に突然失踪し、しかも不審な状況から事件性すら疑われているというのに、この増山ひとみさんの婚約者は、事件後に放送された特集番組で「彼女を探す理由はない」、「彼女は自分の意思で失踪したのだと思っている」などと、にわかには信じがたいような冷たい言葉を放っていたという事です。
また、増山ひとみさんの手帳からは、婚約者の浮気を疑うメモや、婚約者に女性関係について問いただしたと思しきメモが残されていましたが、この内容自体をこの婚約者は事実ではないと否定したという事です。
しかし、Aさんの失踪後に多くの関係者が悲しんでいる中、婚約者が残した言葉は「彼女を探す理由はない」「彼女は自分の意思で失踪したのだと思う」。こう当時の特集番組で話していたという。Aさんから女性関係の事は聞かれていないとも答え、手帳の書き込みもなかったと話していたそうだ。
増山ひとみさん失踪後に元婚約者は元カノとヨリを戻し結婚した子供も生まれたとの噂も
これは匿名掲示板などインターネット上の噂になりますが、この増山ひとみさんの元婚約者は、増山ひとみさんの失踪後に元交際相手とヨリを戻し、さらにその後結婚して子供も生まれているという噂も出ています。
加えて、子供は福島県原町市女性失踪事件から見て11ヶ月後に生まれたとの書き込みもあったようです。
これが事実なら、元婚約者は増山ひとみさんが失踪した直後に、元彼女とヨリを戻して子供を作ったという事になります。
増山ひとみさんの元婚約者男性の実家は田原食堂という噂も爆サイに書き込まれている
これも匿名掲示板爆サイなどに書き込まれた情報ですが、増山ひとみさんの元婚約者の実家は「田原食堂」だと言われています。
この田原食堂は現在も同じ場所で経営されているという事ですが、確証のある情報ではなくあくまでも噂です。
なお、増山ひとみさんの婚約者はこの田原食堂で料理人として働いていたという情報もあるようです。
インターネット上では元婚約者と田原食堂に関する噂が多く見つかりますが、風評被害の恐れもあるのでこれ以上詳しい内容を書く事は差し控えます。
増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相の考察① 暴力団関係者に殺害された説
増山ひとみさんが行方不明になった「福島県原町市女性失踪事件」の真相は謎のままですが、インターネット上では明らかになっている情報からの考察が行われています。
インターネットでは、真相を知っているかのような何者かの書き込みも多くあり、それによれば、増山ひとみさんやその家族に無言電話や車への落書きなどの嫌がらせ行為を行なっていたのは、元婚約者の愛人で、しかもこの愛人の父親が暴力団関係者なのだそうです。
そして、この愛人は暴力団関係者の力を借りて増山ひとみさんを拉致した上殺害し、死体を見つからないように処理したのが真相なのだとか。
元婚約者の男性の態度が異常なほど冷たかったのも、暴力団関係者の存在を恐れていたためだという事です。
これは、あくまでも噂ですが、事件が起こるまでの経緯や失踪時の状況から見ても、辻褄は合っているように感じられます。
増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相の考察② 婚約者が犯人説
こちらもよく言われている噂なのですが、婚約者が邪魔になった増山ひとみさんを殺害したのが真相という説も出ています。
婚約者は増山ひとみさんと婚約する事にはなったものの、以前から付き合っていた女性と切れておらず、その女性との間に子供ができてしまったため、増山ひとみさんの存在が邪魔になり、殺害してしまったという説です。
元婚約者であれば、増山ひとみさんがその日に職場を退職することも知っていたはずですし、その後にコンビニ裏の駐車場へと呼び出す事も容易だったと思われます。
増山ひとみさんは、駐車場へ呼び出された後、婚約者の男性に騙されて車で別の場所へと連れ出され、そこで殺害されたのではないかといった考察がされています。
増山ひとみさんの福島県原町市女性失踪事件の真相はなんJでも話題
増山ひとみさん失踪の真相については、5ちゃんねるのなんJ板などの匿名掲示板でもよく話題にされています。
なんJでも今回の記事で書いてきた内容が改めて考察されていますが、「何故増山ひとみさんのメモに記されていた婚約相手の浮気相手と思しき人物を警察は捜査しないのか?」、「明らかに婚約者が怪しいが何故事情聴取などがされなかったのか?」などが疑問としてよく上がっているようです。
なんJでは、明らかに怪しい人物が捜査されていない事などから、「深い闇を感じる事件」といった声も出ています。元婚約者についても「地元の有力者の息子とかなんじゃないの?」といった声も出ているようです。
増山ひとみさんは現在も発見されず福島県原町市女性失踪事件は未解決
増山ひとみさんは2021年12月の現在も発見されておらず、「福島県原町市女性失踪事件」は現在も未解決のままです。
増山ひとみさんは存命であれば、2021年12月の現在は50歳を過ぎているはずです。
増山ひとみさんの家族の現在については情報がありませんが、福島県警察本部は現在も情報提供を求めるウェブページを公開しています。
「福島県原町市女性失踪事件」について何か情報を持っている方は以下の連絡先までという事です。
福島県南相馬警察署:0244-22-2191
メールによる情報提供 メールアドレス:[email protected]
まとめ
今回は、1992年2月19日に、福島県原町市(現在の南相馬市原町区)で発生した「福島県原町市女性失踪事件」で行方不明になった増山ひとみさんについてまとめてみました。
増山ひとみさんは、当時21歳で婚約者がおり、失踪当日は結婚を約3週間後に控えていました。
また、増山ひとみさんは当時、地元の歯科医院に歯科助手兼事務職として勤めていましたが、行方不明になった当日はちょうど、婚約を理由にこの職場を退職した日でした。
そして、行方不明になった当日にこの職場に若い女性の声で増山ひとみさん宛の電話があり、増山ひとみさんは誰かと待ち合わせをしている様子だったという事です。
その後、増山ひとみさんの車が職場から約500メートル離れたコンビニ裏の駐車場に放置されているのが見つかっており、その車内には、財布や印鑑、婚約指輪、保険証、職場でもらった花束、ダウンジャケットなどがそのまま残されていました。
さらに、増山ひとみさんが婚約を決めた直後から増山ひとみさんと家族の周囲で、何者かによる無言電話や車への落書きなどの嫌がらせ行為が頻発していた事も明らかになっています。
こうした状況から、増山ひとみさんは何らかの犯罪に巻き込まれた可能性が高いとみられていますが、真相は現在も謎のままです。
増山ひとみさんの婚約者に愛人がいたという疑いも出ており、この婚約者が何か事情を知っているのでは?とも疑われています。この婚約者の実家は現在も同地にある田原食堂という飲食店だと言われていますが、これはあくまでも噂です。
5ちゃんねるのなんJ板などでもこの福島県原町市女性失踪事件はよく話題にされており、真相の考察などもされていて、やはり元旦那と愛人の犯行ではないか?という見方や、何か深い闇を感じるといった声が出ています。
増山ひとみさんは現在も未だ発見されておらず、「福島県原町市女性失踪事件」は未解決のままです。