広島市佐伯区で発生したバラバラ死体遺棄事件で逮捕された渡部大地容疑者が話題です。
この記事では渡部大地容疑者の生い立ちや実家、父親や母親、祖母、兄弟など家族、姉はモデルのわたなべ麻衣さんだとする噂、事件の動機や現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
渡部大地は広島のバラバラ死体遺棄事件の容疑者として逮捕の男
渡部大地容疑者(逮捕当時31歳)は、2021年10月に広島県広島市佐伯区で発生したバラバラ死体遺棄事件で、死体損壊と死体遺棄の容疑で2023年10月1日に逮捕された男です。
渡部大地容疑者が逮捕された広島バラバラ死体遺棄事件は、植木秀俊さん(事件発生当時70歳)が何らかの理由で死亡し、その後遺体がバラバラに切断され遺棄された事件です。
容疑者の渡部大地容疑者は、事件現場となった広島市佐伯区内の祖母宅に住んでおり、そこに頻繁に出入りしていた祖母の知人(恋人との情報も)の植木秀俊さんと何らかのトラブルになって殺害し、遺体切断し遺棄した疑いが持たれています。
この渡部大地容疑者ですが、姉が有名モデルである事が一部メディアで報じられており、その姉が誰なのかにも関心が集まっています。
ここでは、この渡部大地容疑者の生い立ちや、有名モデルだという姉など家族について現在までにわかっている内容をまとめていきます。
渡部大地の生い立ち① 小学校時代は特別支援学級
渡部大地容疑者の生い立ちについては、いくつかのメディアが明らかにしています。
渡部大地容疑者は1992年の生まれで、地元広島の公立の小・中学校を卒業しているという事です。
渡部は1992年生まれで、地元広島の小中学校を卒業。
引用:《広島バラバラ殺人》両腕を切断された上半身だけの遺体が公園に…姉は有名モデル、美男美女一家で育った容疑者(31)の変貌
渡部大地容疑者の小中学校時代の同級生の証言によれば、小学生時代の渡部大地は特別支援学級にいて、おとなしい印象だったという事です。
小学校高学年で2年間クラスが一緒でした。その頃、大地くんは特別支援学級にいて体育の時間と給食の時間以外、座学の勉強は一般生徒と一緒にいませんでした。家の方向が一緒の子と共に下校する姿は見たのは覚えていますが……。会話はたまにするけど、いつも1人静かに机に座っていた印象です。
引用:《卒アル入手》「モデルの姉や両親に愛情を注がれて…」“広島バラバラ遺体”逮捕の容疑者(31)「感情がねじ曲がった瞬間」
その他、同級生の保護者からも「おとなしくて優しそうな印象」といった証言が出ています。
また、特別支援学級で一緒だったという男性の証言も出ており、当時の渡部大地容疑者は対人関係が苦手でこだわりが強く、普段は優しいものの感情のコントロールができずにイライラした様子を見せる事があったと当時の渡部大地容疑者について明かしています。
「大ちゃんは対人関係を少し苦手としていて、こだわりの強さも相当のものでした。大ちゃんはふだんはおとなしくてとても優しいのですが、感情の起伏をコントロールできていないときもありました」
引用:〈広島・バラバラ殺人で再逮捕〉“猫を愛した男”は鈍器で祖母の知人を殴って殺害し切断、海岸に遺棄…当時の“親友”が証言「大ちゃんはふだんはおとなしくて優しいのですが…」
例えば大ちゃんが何か間違ったことをしたとき、先生や友達が『こうするんだよ』と教えても、それを聞き入れられないのです。暴力を振るったりはしないのですが、ひとりでイライラして頭をずっとボリボリ搔いていたり、机にゴンゴン頭を打ち付けたり叩いたりしていました。
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渡部大地の生い立ち② 中学校時代は友人はほとんどおらず1人だった
渡部大地容疑者の中学時代については、特別支援学級ではなく普通のクラスに所属していたという事でしたが、いじめられていたという事ではないものの、周囲と馴染めずに友達はほとんどいなかったとの証言が当時の同級生から出ています。
また、他にも「とてもおとなしく、基本的に1人でボーッとしていたり、本を読んでいた」と当時の渡部大地容疑者の印象を語っています。
小学生のころから自分からは全然発言しない子で、それでも小学校では友達が話しかけてくれてたようですが、中学になると話しかける人も少なくなり、休み時間も基本的に1人でぼーっとしたり、本を読んだり寝たりしていたと思います。ずっとおとなしくて、誰かとワイワイしてるところは見たことがなかったです
渡部大地の生い立ち③ 高校には進学せずパートタイムの仕事
渡部大地容疑者は中学卒業後は高校へは進学せずに、パートタイムで働いていたという事です。
事件現場となった祖母宅で姿が目撃されるようになったのは3年ほど前(2020年頃か)からとの情報も明かされています。
地元広島の小中学校を卒業してパートタイムで働いていた渡部容疑者の姿が祖母宅で見かけられるようになったのは、3年ほど前からだという。
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また、逮捕から見て1年ほどは、渡部大地容疑者が朝から近所をウロウロし、昼も夜もずっと祖母宅にいる様子が近隣住民に目撃されていました。
この1年は朝8時半ぐらいからウロウロしていて、その後昼も夜も家にずっといる様子でした。
引用:《広島‟バラバラ死体”事件》「レオ~、レオ~!」と大声で…逮捕の無精ひげの男(31)と“老老介護”の被害者(70)を結んだ「引きこもりの家」
逮捕から見て1年ほどは渡部大地容疑者は働いておらず、祖母宅でニートのような生活をしていた可能性が高いようです。
渡部大地の実家の家族① 家族構成は父親と母親、姉、祖母
現在までに明らかにされている渡部大地容疑者の実家の家族は、父親と母親、兄弟は3歳上の姉が1人、事件当時同居していたと見られている祖母です。
逮捕時、渡部大地容疑者の住所は「広島県広島市佐伯区皆賀3丁目」と報じられています。当時渡部大地容疑者は母親と暮らす自宅に住所を置き、実際には祖母宅に住んでいたとみられていますが、逮捕時の報じられた住所は母親と暮らしていた自宅のようです。
したがって、渡部大地容疑者の実家はこの「広島県広島市佐伯区皆賀3丁目」でしょう。ただ、祖母宅も佐伯区内でほど近い場所にあると報じられています。
渡部大地容疑者の実家の家族のうち父親と母親、姉については、整った顔立ちで美男美女の家族だったとの証言が出ています。
両親は外国の方かと思うような顔立ちをしていて、娘さんも含めて、みんなお人形のように美男美女なご一家でした。
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渡部大地容疑者が逮捕された後、父親と母親は警察署に呼ばれて事情聴取を受けたようです。層の様子を目撃した近隣住民によると、母親は大泣きしており、父親は無理をして笑顔を作って母親を気遣っている様子だったようです。
お父さんはお母さんに『大丈夫だから!』と親指をあげて無理したように笑顔をつくっていました。お母さんは階段の踊り場から大泣きしながら、捜査協力のため警察に連れられていくお父さんに手を振っていました」(渡部容疑者宅の近隣住民)
引用:《卒アル入手》「モデルの姉や両親に愛情を注がれて…」“広島バラバラ遺体”逮捕の容疑者(31)「感情がねじ曲がった瞬間」
渡部大地の実家の家族② 兄弟は3歳上の姉が1人で有名なモデル
渡部大地容疑者の兄弟は3歳上の姉が1人いるという事です。
大ちゃんは家族のことを話題にすることはほとんどなくて、お姉さんのことも『3つ年上のお姉ちゃんがいる』と話していたことしか記憶にありません。
引用:〈広島・バラバラ殺人で再逮捕〉“猫を愛した男”は鈍器で祖母の知人を殴って殺害し切断、海岸に遺棄…当時の“親友”が証言「大ちゃんはふだんはおとなしくて優しいのですが…」
この渡部大地容疑者の姉ですが、テレビにも出ている有名モデルとの情報が明らかにされています。
お姉さんは今ではテレビにも出ている有名モデルですが、当時から『顔ちっさ!』『細!』といわれる美少女として地元で目立ちまくってましたね。
引用:《卒アル入手》「モデルの姉や両親に愛情を注がれて…」“広島バラバラ遺体”逮捕の容疑者(31)「感情がねじ曲がった瞬間」
渡部大地容疑者のモデルの姉ですが、ネット上では人気モデルのわたなべ麻衣さんではないかと噂されています。渡部大地容疑者の姉がわたなべ麻衣さんだと噂されている理由や根拠については後述します。
渡部大地の実家の家族③ 祖母と被害者が交際していたとの情報も
渡部大地容疑者は事件当時は母親と2人で住んでいたという事でしたが、頻繁に祖母宅を訪れており、近隣住民からは祖母と同居していると見られていたようです。そして、この祖母宅が事件現場となったと見られています。
この祖母宅に、被害者の植木秀俊さんが頻繁に訪れており、そこで渡部大地容疑者と2人きりになるタイミングがあり、何らかの理由でトラブルになって死亡する事になったと見られています。
また、この祖母と植木秀俊さんが交際していたと見られるとの情報を一部メディアが報じています。
この知人が聞いた名前や特徴から、「彼女」は渡部容疑者の祖母だったと見られる。当時は60代に見えるほど若く、合鍵を持っていて植木さんの家にもよく来ていたようだ。
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渡部大地の姉は人気モデルのわたなべ麻衣だという噂も
渡部大地の姉と噂されるわたなべ麻衣のプロフィール
本名 :グリーンウッド麻衣(JOYと結婚したため)
旧芸名 :渡部麻衣(結婚前の本名)
生年月日:1989年9月23日
出身地 :広島県広島市佐伯区
身長 :160cm
血液型 :O型
渡部大地容疑者の兄弟は3歳上の姉が1人という事ですが、この姉が人気モデルでタレントのJOYさんとの結婚でも話題になったわたなべ麻衣さんではないかとの噂が流れています。
渡部大地容疑者の姉がわたなべ麻衣さんではないかと言われている噂の根拠は以下です。
渡部大地の姉がわたなべ麻衣と噂される根拠① 出身が同じ広島市佐伯区
渡部大地容疑者の出身地は広島県広島市佐伯区である事わかっていますが、姉と噂されるわたなべ麻衣さんも同じく広島市佐伯区(旧五日市町)の出身です。
広島県五日市町出身のわたなべは「観光大使として、広島の竹原市をPRすることができて本当に幸せです」と満面の笑み。
渡部大地の姉がわたなべ麻衣と噂される根拠② 年齢の一致
わたなべ麻衣さんは2017年7月15日に、その日は弟の25歳の誕生日だった事をTwitter(現在のX)に投稿していました。(渡部大地容疑者逮捕後に削除)
それから6年後の2023年10月の逮捕当時、渡部大地容疑者の年齢は31歳と報じられており、年齢が一致します。
また、渡部大地容疑者の姉は3歳上という事がわかっていますが、わたなべ麻衣さんはちょうど渡部大地容疑者の3歳上でそれに当てはまっています。
渡部大地の姉がわたなべ麻衣と噂される根拠③ 苗字の一致
わたなべ麻衣さんは以前は「渡部麻衣」の芸名で活動されていました。つまり、渡部大地容疑者と苗字が一致しています。
わたなべ麻衣さんの旧芸名が本名かまでは明かされていませんが、あえてこの漢字を使っているという事から本名の可能性が高いと思われます。
渡部大地の姉がわたなべ麻衣と噂される根拠④ 家族構成の一致
わたなべ麻衣さんはこれまでのSNSへの投稿やメディア出演時の発言などから、家族構成は父親、母親、祖母、弟である事がわかっており、渡部大地容疑者の家族構成と完全に一致しています。
渡部大地の姉がわたなべ麻衣と噂される根拠⑤ 祖母宅の茶色の猫
わたなべ麻衣さんは2017年11月11日に、Twitter(現在のX)に茶色のしま模様の猫の画像を投稿し「おばあちゃんちのにゃんこ」と投稿していました。
一方、渡部大地容疑者が祖母宅で飼っていた茶色のしましま模様の猫をとても可愛がっていたとの情報が報じられています。
渡部容疑者はよく家の周りを出歩いてましたよ。『レオ』という茶色のしましま模様の猫を放し飼いにしていて、よく近所を『レオ~、レオ~!』と大声で呼びながら、歩き回っていました。
引用:《広島‟バラバラ死体”事件》「レオ~、レオ~!」と大声で…逮捕の無精ひげの男(31)と“老老介護”の被害者(70)を結んだ「引きこもりの家」
渡部大地が広島のバラバラ死体遺棄事件を起こした動機
渡部大地容疑者には、一部で祖母の交際相手だったとも伝えられている植木秀俊さんの遺体を損壊し遺棄した容疑がかけられています。
渡部大地容疑者が植木秀俊さんを殺害したとして、その動機がなんだったのかにも注目が集まっています。
ある近隣住民は、渡部大地容疑者の父親や姉が家を出ており、母親と2人で暮らしていたが最近は祖母宅に入り浸っていた事などを触れた上で、自身に愛情を注いでくれていた家族が離れてしまい、その寂しさから感情がねじ曲がってしまったのが犯行の動機と関係しているのでは、と推測していました。
事件の焦点は猫好きでおとなしそうに見えたという渡部容疑者の動機だ。“バラバラ事件”という凶行に手を染めてしまったのはなぜなのだろうか。
「事件が起きる前、渡部容疑者は母と2人暮らしでした。自分に愛情を注いでくれたほかの家族が周りからいなくなってしまい、寂しい思いを抱えて、どこか感情がねじ曲がってしまったのかもしれません。
引用:《卒アル入手》「モデルの姉や両親に愛情を注がれて…」“広島バラバラ遺体”逮捕の容疑者(31)「感情がねじ曲がった瞬間」
渡部大地容疑者は、事件から見て1年ほど前から祖母宅に同居しているような状態だったと報じられています。一部報道では植木秀俊さんと渡部大地容疑者の祖母は交際しており、植木秀俊さんが渡部大地容疑者の祖母と一緒に暮らす事も考えていたとの情報も出ています。
仮に渡部大地容疑者が祖母宅でニートのような生活をしていたとすれば、植木秀俊さんと祖母が一緒に暮らすようになった場合、渡部大地容疑者の存在が邪魔になるため、それが原因となってトラブルが起こり、それが犯行の動機につながったのではないかと推測するような声もネット上で見られます。
ただ、渡部大地容疑者本人が動機を語ったとする報道は2023年11月現在の時点ではまだ出ていません。
本当の動機は今後明らかにされるとかと思いますが、渡部大地容疑者は特別支援学級に通っていたとの情報も出ており、仮に発達障害や精神障害などがあった場合は報道に規制がかけられる可能性もあり、動機などの真相が明かされない可能性も考えられます。
渡部大地の現在…責任能力の有無を調べるため鑑定留置
渡部大地容疑者は2023年10月1日に植木秀俊さんの死体損壊と遺棄の容疑で逮捕されました。
その後、同年10月22日に広島県警は渡部大地容疑者を殺人の容疑で再逮捕していますが、死体遺棄と損壊の容疑は認めたものの殺人については容疑を否認していると報じられています。
渡部容疑者はおととし10月29日から翌30日までの間、佐伯区にある親族の住宅で、知人で警備員の植木秀俊さん(当時70)を殺意を持って顔などを石のようなもので殴打し、殺害した疑いがもたれています。死因は不詳だということです。調べに対して渡部容疑者は「殴ったことに間違いないが、殺してはいません」と容疑を否認しているということです。
引用:【速報】広島市の遺体損壊・遺棄事件 男(31)を殺人容疑で再逮捕 知人男性(当時70)を石のようなもので殴り殺害したか「殴ったことは間違いないが殺してはいません」と否認
そして、同年11月6日、広島地検が渡部大地容疑者の刑事責任能力を鑑定するための鑑定留置を始めた事が明らかになりました。
広島地検は6日、渡部容疑者の刑事責任能力を判断するため、鑑定留置を始めたと発表しました。 期間は6日から来年2月5日までを予定しています。
現在、渡部大地容疑者は刑事責任能力の有無を判断するための精神鑑定を受けていると思われます。
まとめ
今回は、広島県広島市佐伯区で2021年に発生したバラバラ死体遺棄事件で、2023年10月に逮捕された渡部大地容疑者についてまとめてみました。
渡部大地容疑者の生い立ちについては、1992年の生まれで地元広島の公立の小・中学校を卒業している事、小学校時代は特別支援学級に通っていた事、中学時代は通常のクラスだったものの同級生とほとんどコミュニケーションを取らなかった事などが明らかになっています。
渡部大地容疑者の実家の家族については共に外国人のように整った顔立ちの父親と母親、兄弟は現役の人気モデルである3歳上の姉、そして事件当時同居していたとみられる祖母の存在が明かされています。
渡部大地容疑者の姉は人気モデルのわたなべ麻衣さんではないかとネット上では噂されています。
渡部大地容疑者は死体損壊と遺棄の容疑は認めているものの殺人の容疑は否認しているという事です。犯行の動機についても現在の時点では供述していないようです。
2023年11月6日、渡部大地容疑者の刑事責任能力を測定するための鑑定留置が開始された事が発表されています。現在、渡部大地容疑者は精神鑑定を受けていると思われます。