靖国神社は戊辰戦争・明治維新から太平洋戦争までの内戦や戦争で日本国のために戦って亡くなられた方を祭神として祀る神社です。
この記事では靖国神社を首相が参拝するのがなぜ問題なのかわかりやすく説明し、反発する中国、韓国人による事件、場所やアクセス、現在についてまとめました。
この記事の目次
靖国神社は戦争などで日本国のために戦い亡くなった方(英霊)を祀る神社
「靖国神社」は、東京都千代田区九段北にある神社で、1869年に明治天皇の勅命により東京招魂社として創建され、1879年に現在の名前である「靖国神社」へと改称されました。
靖国神社は、戊辰戦争、明治維新、西南戦争、日清戦争、日露戦争、満州事変、日中戦争(支那事変)、太平洋戦争(大東亜戦争)などをはじめとする、戦前日本が戦った戦争、内戦などで、日本国のために戦い亡くなった方を「英霊」と称し祭神として祀っている神社です。
靖国神社には246万6千余柱(祀られている方の人数)が祭神として祀られています。
靖国神社を首相など政府首脳が参拝するのがなぜ問題かわかりやすく解説
靖国神社を日本国首相(内閣総理大臣)をはじめ、日本政府の閣僚など首脳が参拝すると、日本人のうち極左と呼ばれる思想を持つ人々や、韓国政府や中国政府およびメディア、韓国や中国の人々のうち反日的な思想を持つ人々らが反発して大騒ぎします。
マスコミもそうした事態を大きく報道しますが、そもそも靖国神社を首相などの政府首脳が参拝する事がなぜ問題なのか疑問に思った方も多いようです。
ここでは、靖国神社を首相などの政府首脳が参拝するのがなぜ問題とされるのかをわかりやすく解説します。
靖国神社を首相らが参拝するのがなぜ問題かわかりやすく① A級戦犯の合祀
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靖国神社は、ざっくりわかりやすく言えば、戦前の日本が関わった戦争や内戦において日本国のために戦い亡くなった方に対し、日本国民として尊崇の念や感謝の気持ちを示し、未来永劫その尊い犠牲を忘れないようにするために祭神として祀っている神社ですが、1978年10月17日に「A級戦犯」のうち14名が密かに合祀していた事が1979年4月に明らかになりました。
靖国神社に密かに合祀されたA級戦犯14名は、東京裁判で死刑にされた東條英機(太平洋戦争時の首相)、広田弘毅(近衛内閣時代の外務大臣、この方については同情的な意見が多い)、土肥原賢二(陸軍大将)、板垣征四郎(陸軍大将)、木村兵太郎(陸軍大将)、松井石根(陸軍大将)、武藤章(陸軍中将)ら7名と、終身刑や20年の刑を受けて獄死した5名と、東京裁判中に病死した2名でした。
東京裁判は不当であったという意見もありますが、A級戦犯には太平洋戦争を中心になって主導しただけでなく、無謀な戦略をとったり、政権内での権力闘争にとらわれたりした結果、泥沼化させて犠牲者の数を増やした人物が含まれているのも事実であり、靖国神社に祀られている英霊の遺族の中にもA級戦犯の合祀に反対されている方が数多くいます。
こうした点から、A級戦犯が合祀されている靖国神社を首相や政府首脳が参拝するのはそうした愚かな行為を肯定する事につながり問題があるという意見があります。
靖国神社へのA級戦犯合祀に対しては、当時の昭和天皇(太平洋戦争時の天皇でもある)も不快感を示されていたという事です。
靖国神社を首相らが参拝するのがなぜ問題かわかりやすく② 戦争賛美と見られる
靖国神社には、戦没者の遺書や遺品などだけでなく、太平洋戦争中の兵器などが展示されている資料館があり、売店では日章旗や軍旗なども販売されている事から、靖国神社は戦争を賛美する目的で運営されているのではないかという意見が一部あります。
そのため、首相や政府首脳が靖国神社に参拝するのは、現在の日本国政府が戦争を賛美し、再び軍国主義に走るのではないかという疑いを中国や韓国などの近隣の反日的国家に抱かせ無用な外交問題を生じさせる原因となるため問題であるとする意見があります。
靖国神社を首相らが参拝するのがなぜ問題かわかりやすく③ 中国と韓国の反発
中国や韓国は、戦前日本の戦争行動(日中戦争や太平洋戦争)は侵略戦争であると主張しており、靖国神社を首相や政府首脳が参拝し靖国神社に祀られているA級戦犯を含む当時の日本軍人や軍属に尊崇の念や感謝の意などを示す行為は、日本政府が侵略行為を肯定している、過去を反省していないなどとして反発するため、両国との外交関係が悪化するためこれが問題とされています。
靖国神社を首相らが参拝するのがなぜ問題かわかりやすく④ 政教分離に反する
靖国神社は宗教施設なので、首相や大臣などの政府首脳がこれに公に参拝する事は、「政教分離」の原則に反するという意見もあり、これも問題とされています。
靖国神社を参拝した歴代首相一覧表
靖国神社を首相在任中に公式参拝した歴代首相の一覧表です。
1985年に朝日新聞が靖国神社批判キャンペーンを展開するまでは韓国も中国も特に騒いだりしなかったので、歴代の首相が普通に何度も靖国神社を参拝していましたが、1985年以降は中国や韓国に配慮してか靖国神社に参拝する事を控える首相が多く、2025年1月現在に至るまでわずか4名の首相(中曽根康弘、橋本龍太郎、小泉純一郎、安倍晋三)のみが靖国神社を参拝しています。
首相名 | 代 | 参拝回数 | 靖国神社参拝日 | 首相在任期間 |
東久邇宮稔彦王 | 第43代 | 1回 | 1945年8月18日 | 1945年8月17日 〜1945年10月9日 |
幣原喜重郎 | 第44代 | 2回 | 1945年10月23日、1945年11月20日 | 1945年10月9日 〜1946年5月22日 |
吉田茂 | 第45代、第48〜51代 | 5回 | 1951年10月18日、1952年10月17日、1953年4月23日、1953年10月24日、1954年4月24日 | 1946年5月22日〜1947年5月24日、1948年10月15日〜1954年12月10日 |
岸信介 | 第56〜57代 | 2回 | 1957年4月24日、1958年10月21日 | 1957年2月25日〜1960年7月19日 |
池田勇人 | 第58〜60代 | 5回 | 1960年10月10日、1961年6月18日、1961年11月15日、1962年11月4日、1963年9月22日 | 1960年7月19日〜1964年11月9日 |
佐藤栄作 | 第61〜63代 | 11回 | 1965年4月21日、1966年4月21日、1967年4月22日、1968年4月23日、1969年4月22日、1969年10月18日、1970年4月22日、1970年10月17日、1971年4月22日、1971年10月19日、1972年4月22日 | 1964年11月9日〜1972年7月7日 |
田中角栄 | 第64〜65代 | 5回 | 1972年7月8日、1973年4月23日、1973年10月18日、1974年4月23日、1974年10月19日 | 1972年7月7日〜1974年12月9日 |
三木武夫 | 第66代 | 3回 | 1975年4月22日、1975年8月15日、1976年10月18日 | 1974年12月9日〜1976年12月24日 |
福田赳夫 | 第67代 | 4回 | 1977年4月21日、1978年4月21日、1978年8月15日、1978年10月18日 | 1976年12月24日〜1978年12月7日 |
大平正芳 | 第68〜69代 | 3回 | 1979年4月21日、1979年10月18日、1980年4月21日 | 1978年12月7日〜1980年6月12日 |
鈴木善幸 | 第70代 | 9回 | 1980年8月15日、1980年10月18日、1980年11月21日、1981年4月21日、1981年8月15日、1981年10月17日、1982年4月21日、1982年8月15日、1982年10月18日 | 1980年7月17日〜1982年11月27日 |
中曽根康弘 | 第71〜73代 | 10回 | 1983年4月21日、1983年8月15日、1983年10月18日、1984年1月5日、1984年4月21日、1984年8月15日、1984年10月18日、1985年1月21日、1985年4月22日、1985年8月15日 | 1982年11月27日〜1987年11月6日 |
橋本龍太郎 | 第82〜83代 | 1回 | 1996年7月29日 | 1996年1月11日〜1998年7月30日 |
小泉純一郎 | 第87〜89代 | 6回 | 2001年8月13日、2002年4月21日、2003年1月14日、2004年1月1日、2005年10月17日、2006年8月15日 | 2001年4月26日〜2006年9月26日 |
安倍晋三 | 第90代、第96代〜98代 | 1回 | 2013年12月26日 | 2006年9月26日 – 2007年9月26日、2012年12月26日 -2020年9月16日 |
中曽根康弘首相の靖国神社参拝
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1985年の終戦の日(8月15日)、当時の中曽根康弘首相は、戦後の首相として初めて靖国神社に公式参拝しました。中曽根康弘首相はこれまでに「私人」として9回靖国神社に参拝していましたが、10回目のこの日は公費で代金を支払う公式参拝を実施した事で、中国や韓国からの強い反発を招き、国内のリベラル勢力からも批判されました。
終戦の日の8月15日、中曽根首相が靖国神社に参拝した。これまでの「私人」としてではなく、戦後の首相としては初めて「内閣総理大臣」の公式参拝となった。これまでの首相参拝は、政教分離の立場から「おはらい」や玉ぐし奉呈など儀式はせず、一礼するだけにとどめていたが、今回は政府見解を変更し、生花を本殿に供え、代金は公費で支払った。公式参拝に対して野党各党や中国・韓国などは厳しく反発した。
橋本龍太郎首相の靖国神社参拝
中曽根康弘首相の公式参拝が中国と韓国との外交問題に発展して以降は首相の靖国神社参拝は途絶えていましたが、1996年7月29日に当時の橋本龍太郎首相が電撃的に靖国神社に参拝しました。
橋本龍太郎首相が子供時代に面倒を見てもらった従兄が沖縄で戦死しており、召集された際に「自分が亡くなった時は、靖国へ戻ってくる。」と少年時代の橋本龍太郎さんに言い残していたそうです。
小泉純一郎首相の靖国神社参拝
高い国民人気を誇った小泉純一郎首相は在任中に6度靖国神社に参拝しています。
小泉純一郎首相は終戦の日に靖国神社を参拝する事を自民党総裁選の公約としていましたが、中国や韓国に配慮して5度目までは終戦の日を避けて参拝していたのですが、首相退任を前にした2006年8月15日の終戦の日に靖国神社に参拝し公約を果たしました。
現職首相の終戦の日の靖国神社参拝は1985年の中曽根康弘首相以来21年ぶりでした。
安倍晋三首相の靖国神社参拝
安倍晋三首相(当時)は2013年12月26日に靖国神社に参拝しています。
安倍晋三首相は韓国や中国などが首相や政府要人の靖国神社参拝に反発し抗議してくる事について、「内政干渉である」との見解を示していました。
安倍晋三首相の靖国神社参拝は国民の約半数からは支持されましたが、中国や韓国からの抗議はいつも通りでしたが、この時にはアメリカや台湾、EUまで批判的な反応を示して物議を醸しました。
靖国神社では中国人・韓国人による事件が頻発
靖国神社では、中国人や韓国人による事件が何度も発生しています。
韓国系中国人による靖国神社・日本大使館放火事件(2011年)
2011年12月26日、東日本大震災の被災者支援のボランティアだと偽って入国した韓国系中国人の男・劉強が靖国神社に放火し、その日のうちに出国して韓国に逃亡しました。
さらにこの男は2012年1月8日に韓国ソウルの日本大使館に火炎瓶4本を投げ込むなどして韓国当局に逮捕され懲役10ヶ月の有罪判決を受けて2012年11月まで服役しています。
日本政府は韓国政府にこの男の身柄引渡しを求めましたが、韓国の裁判所はこの男を「政治犯」と認定し身柄引渡し要求は拒否され、男は中国に帰国し琉球歴史研究会なる団体を設立し沖縄独立の働きかけを行っているようです。
韓国人による放火未遂事件(2013年)
2013年には、靖国神社に放火する目的で入国した韓国籍のカン・ヨンミン(事件当時23歳)という男が、靖国神社南門のトイレ裏の茂みに隠れているところを巡回中の警備員に見つかり逃走しました。
男は逃走しながら可燃性液体であるトルエンの入った容器の蓋を開けて中の液体を拝殿の方向に投げつけ、ライターで火をつけようとしたところで警備員と宿直者宿直者5~6人がかりで取り押さえられ警察に引き渡されました。
男は警察の調べに「日本が歴史を歪曲したので腹が立ったので放火しようとした」などと供述し、放火予備罪と建造物侵入の罪で起訴され東京地裁に懲役3年執行猶予4年の有罪判決が言い渡されています。
韓国人によるトイレ爆破事件(2015年)
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2015年11月23日には靖国神社のトイレで爆発があり、現場から発火装置などの爆発物の部品が発見されました。
防犯カメラ映像から韓国籍のチョン・チャンハンという事件当時27歳の男が犯人として浮上しました。この男は事件を起こした当日に韓国に帰国していましたが、同年12月に再来日したところを逮捕され、2016年に東京地裁に建造物侵入、火薬類取締法違反などの罪で懲役4年の実刑判決が言い渡されています。
中国国旗事件(2015年)
2015年12月19日には、靖国神社社殿奥にある「神池庭園」の池のほとりに中国の国旗が刺されているのが見つかりました。この事件の犯人は現在も捕まっていません。
中国人による墨汁散布器物損壊事件(2019年)
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2019年8月19日、作家を名乗る中国籍の胡大平という男(事件当時53歳)が、靖国神社の拝殿に掛かる白い幕に墨汁をかけて、器物損壊の現行犯で逮捕される事件がありました。
東京地裁は同年12月23日に、この男に懲役1年2ヶ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しています。
中国人3名による石柱にスプレー落書き事件(2024年)
2024年5月31日、靖国神社入り口近くにある石柱「社号標」に赤色のスプレーで「Toilet」と落書きされる事件がありました。
その後、落書きをする様子がSNSに投稿されるなどしたため公安部が捜査を開始、3人の中国籍の男(実行役の36歳の男、撮影役の25歳の男、2人と行動を共にしていた29歳の姜卓君という男)が犯人として浮上し、このうち29歳の姜卓君という男が器物損壊と礼拝所不敬の容疑で逮捕されました。この時点で他の2人は既に中国へ出国していました。
その後、この男には東京地裁から懲役8ヶ月の実刑判決が言い渡されています。
14歳の中国人少年による石柱落書き事件(2024年)
2024年8月には、またしても靖国神社の石柱に落書きがされる事件が発生しました。この事件では英語ではなく中国語で「トイレ」を意味する言葉が黒いペンで落書きされていました。
警察は防犯カメラの映像などから中国籍の14歳の少年が浮上し逮捕状がとられています。しかし、この14歳の少年は既に出国しており逮捕はされていません。
靖国神社(東京都千代田区)で8月、石柱に落書きが見つかった事件で、警視庁は21日、器物損壊と礼拝所不敬の疑いで、中国籍の少年(14)の逮捕状を取った。捜査関係者への取材で分かった。少年は既に出国している。
靖国神社の場所やアクセス方法
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靖国神社の場所は「東京都千代田区九段北3丁目1番1号」です。
下は靖国神社の場所と周辺地図です。
靖国神社への公共交通機関を利用したアクセス方法
靖国神社へのJRや地下鉄を利用したアクセスは、JR中央・総武線の各駅停車「飯田橋駅」、「市ケ谷駅」より徒歩でそれぞれ約10分、地下鉄(東京メトロ、都営地下鉄)の「九段下駅」の1番出口より徒歩約5分、「飯田橋駅」のA2出口、A5出口、B2a出口より徒歩約10分、「市ヶ谷駅」のA4出口より徒歩約10分となっています。
また、都営バスを利用したアクセスは、九段下~高田馬場系統の「九段上停留所」より徒歩約1分となっています。
靖国神社への自動車を利用したアクセス方法
靖国神社には駐車場(ただし、70台分なので混雑の恐れがあり公共交通機関利用がおすすめ)があり、自動車でのアクセスも可能です。
靖国神社に自動車でアクセスするには、首都高速「代官町出口」から400メートルほど直進し、「竹橋」の交差点を左折して道なりに進み、「九段下」の交差点を左折して200メートルほどとなっています。高速出口からの所要時間は約5分ほどです。
また、首都高速「西神田出口」からは出口すぐを左折して直進し「飯田橋1丁目」の交差点を左折し、目白通りの「九段下」交差点を左折して200メートルほどとなっています。高速出口からの所要時間は5分ほどです。
また、首都高速「飯田橋出口」からならば、出口を出てすぐ「飯田橋」の五叉路を九段下方面へ直進し、JR飯田橋駅のガード下をくぐって直進し「九段下」交差点を右折して約200メートルほどです。こちらも高速出口からの所要時間は約5分となっています。
靖国神社への遠方からのアクセスは東京駅や羽田空港よりアクセス
靖国神社へ遠方より訪れる場合は、東京駅からJR中央快速を利用して御茶ノ水駅でJR中央・総武線に乗り換え各駅停車に乗り「飯田橋駅」で降車するか、東京駅から地下鉄丸の内線に乗り大手町駅で東京メトロ東西線に乗り換えて「九段下駅」で降車するのが便利です。
また、さらに遠方から靖国神社に訪れる場合は飛行機で羽田空港へ行き、東京モノレールを使って「浜松町駅」へ、そこからJR山手線内回りに乗り換えて「秋葉原駅」へそこからさらにJR総武線に乗り換えて「飯田橋駅」で降車するのが便利です。
靖国神社の現在
靖国神社は現在も、明治天皇の勅命により建立された場所である東京都千代田区九段北に変わらずに鎮座しています。
現在も靖国神社は多くの日本国民からの尊崇を集めていますが、韓国や中国の方の多くからは現在も強い反発があるようです。
太平洋戦争当時、朝鮮半島は日本に植民地支配され、朝鮮出身の方も日本国民として扱われ日本軍として従軍し多くの方が戦死されており、現在も2万1000人の朝鮮出身の方が靖国神社に祭神として祀られています。
この事を不満に思う韓国籍の遺族が日本国に損害賠償を求める裁判を起こしていたのですが、2025年1月17日に最高裁判所は遺族側の訴えを棄却し遺族側の敗訴が確定しました。
まとめ
今回は、戊辰戦争や明治維新から太平洋戦争までの、戦前の日本が関わった戦争・内戦において、日本国のために戦って亡くなられた方を祭神として祀っている「靖国神社」についてまとめてみました。
靖国神社は、日本国のために戦い命を落とした方への尊崇の念や感謝の気持ちを示し、その存在を忘れないために創建された神社ですが、日本政府の首相や政府首脳が参拝すると韓国や中国、国内の極左と呼ばれる勢力から強い反発が起こります。
靖国神社を首相や政府首脳が参拝するのがなぜ問題かをわかりやすくいうと、靖国神社には東京裁判で太平洋戦争を主導した犯罪者と認定されたA級戦犯のうち14名が合祀されている事や、戦争を讃美していると一部から見られている事、中国や韓国が内政干渉して反発してきて外交問題に発展する恐れがある事、政教分離の原則に反する可能性がある事などが挙げられます。
中国や韓国の方の多くは靖国神社を批判的に見ており、中国籍や韓国籍の犯人による嫌がらせや器物損壊事件が靖国神社では頻繁に発生しており大きなテロ事件につながりかねないような事案も発生しています。
靖国神社が鎮座する場所は「東京都千代田区九段北3丁目1番1号」で、バスや電車、地下鉄など公共交通機関や自動車でアクセスが可能です。
現在も靖国神社は多くの日本国民から尊崇の念を集めていますが、韓国や中国からは相変わらずイチャモンをつけられているような状況が続いています。