見世物小屋で頭から蛇を食べる芸でカルト的人気を誇った蛇女・小雪太夫さんの現在が話題です。
この記事では、謎に包まれた蛇女・小雪太夫さんの年齢や生い立ちと経歴、 家族や結婚、素顔、現在は失踪したとの噂の真相などについてまとめました。
この記事の目次
小雪太夫(蛇女)は見世物小屋でヘビを食べる芸を見せていた芸人
小雪太夫とは、「日本最後の見世物小屋一座」として知られる大寅興行社が主催し、アングラ劇団「ゴキブリコンビナート」が手掛ける「見世物小屋」で、2003年から2013年まで看板娘として活躍していた女性芸人です。
小雪太夫さんは、色白の美しい顔立ち、前髪ぱっつんの艶やかな長い黒髪姿で怪しげな赤い襦袢を羽織り、生きた蛇を頭から食べて血を啜るという過激なパフォーマンスでカルト的な人気を誇りました。
小雪太夫さんの芸は、袋から生きた蛇を取り出し、撫で回したり、お客さんに見せたりした後に、頭から口に入れて齧り付きそのままバリバリと食べ、首から滴る血を啜るというもの、さらにその後に蛇を客席に投げ入れ(投げ入れるのは本物ではなくおもちゃ)、客席から悲鳴が上がると、謝るような仕草をしてウインクをして退席するといった内容です。最後の仕草がなんとも言えずチャーミングである事も人気に火をつけました。
小雪太夫さんは現在は消息が不明になっているようで、失踪したなどと噂になっていますが、現在もカルト的な人気があるようで、その行方を追っている方も多いようです。
ここでは、そんな小雪太夫さんについてわかっている内容を紹介していきます。
小雪太夫(蛇女)の年齢は2005年時点で26歳
見世物小屋の蛇女・小雪太夫さんは、2005年の時点で年齢は19歳の設定で見世物小屋に出演していました。
しかし、小雪太夫さんは過去に「セロトニン瘍子(ようこ)」という芸名で劇団員として活躍していた経歴があり、その際公開していたプロフィールでは生年月日は「1979年7月1日」となっていました。そのため、2005年の誕生日時点での年齢は「26歳」だったはずです。見世物小屋のキャラクターである蛇女・小雪太夫としては年齢を5歳若くした設定だったという事です。
したがって小雪太夫さんの2023年3月の現在の実際の年齢は「43歳」で7月1日の誕生日で「44歳」になるはずです。
小雪太夫(蛇女)の生い立ちや経歴
見世物小屋の蛇女・小雪太夫さんの経歴は詳しくは明かされていませんが、上でも触れた「セロトニン瘍子」で活動していた頃のブログなどからある程度判明しています。
まず、「セロトニン瘍子」時代に公開していたプロフィール情報は以下の内容でした。
生年月日:1979年7月1日
出身地 :埼玉県さいたま市
身長 :161cm
血液型 :O型
好きな食べ物はコーヒー、ビール、みかん、チョコレート
タバコは中南海のスーパーライト1mg
趣味は神社参り、インターネット、TV 、読書、音楽鑑賞、散歩、布団でゴロゴロする事
小雪太夫さんのセロトニン瘍子時代のブログは既に削除されていますが、当時のアーカイブを見ると、「プチミット(Petit Mit)」というバンドでボーカルを務めていた経歴もあるようです。
その後、劇団「ゴキブリコンビナート」で、セロトニン瘍子の芸名で劇団員として活動を始めてたとみられます。
小雪太夫さんが蛇女として見世物小屋で活躍するようになった経緯については、先代の蛇女として見世物小屋でスターとして人気のあったという「お峰太夫」という方の芸に憧れ、みずから押しかけて修行したとのエピソードが舞台の司会の人によって公開された事もあります。それによると、元々小雪太夫さんは見世物小屋の客だったとの事ですが、詳しい時系列は不明です。
一方、小雪太夫さんのセロトニン瘍子時代のブログによると、1999年に代々木フジタヴァンテでのゴキブリコンビナートの舞台「粘膜ヒクヒク ゲルディスコ」を観劇して衝撃を受け、「ここだ!」と直感し、翌日にすぐにゴキブリコンビナートに電話をかけて入団する事になったとの経歴が明かされています。
このブログによれば、正確には劇団ゴキブリコンビナートで役者・セロトニン瘍子として活動する傍ら、蛇女・小雪太夫として見世物小屋に出演したり、バンド「プチミット(Petit Mit)」で活動したりしていたようです。
さらに小雪太夫さんは、2009年頃に自主制作オリジナルDVD映画「超甲装ゴウブライザー」という特撮作品にがっつりメイクをした悪役として出演しています。(下の動画最後に「セロトニン瘍子」と紹介されている)
蛇女・小雪太夫のイメージとはかなり違いますが、当時は女優としても幅広く活動していた事がわかります。
以上が小雪太夫さんの経歴についてわかっている事のほとんど全てです。
整理すると、1999年に劇団「ゴキブリコンビナート」に参加して舞台女優として活動をスタートさせ、2003年頃に蛇女「小雪太夫」として見世物小屋に出演するようになり、これが大きな話題を呼びブレイクし2013年まで見世物小屋の看板娘として活躍したというのが小雪太夫さんの経歴となります。
小雪太夫(蛇女)の家族
小雪太夫さんの家族についても興味が集まっているようですが、小雪太夫さんの家族に関する情報はまったく出回っていません。
小雪太夫さんがセロトニン瘍子として公開していたブログでも家族についての記述は1つもありませんでした。
小雪太夫(蛇女)の結婚
小雪太夫さんは現在の年齢が40歳を超えており、結婚していてもおかしくはない年齢ですが、小雪太夫さんが結婚したという情報は見つかりません。
2013年に見世物小屋から姿を消す以前にも、小雪太夫さんが結婚した、あるいは結婚しているといった情報は出ていません。
小雪太夫さんが現在結婚されているのかどうかは不明です。
小雪太夫(蛇女)の素顔の画像
妖艶な白塗りメイクと赤襦袢姿が印象的な蛇女・小雪太夫さんですが素顔が気になるという声も多いようです。
小雪太夫さんの正体は舞台女優のセロトニン瘍子さんですが、現在は削除されてしまったセロトニン瘍子さんのWebページのプロフィールページでは、素顔の状態の小雪太夫さんの写真が掲載されていました。
上の画像が素顔の小雪太夫さん(セロトニン瘍子さん)です。もう少しはっきりと写った素顔の写真も探して見たのですが、残念ながらアーカイブ上に残されているのは上の画像のみでした。
小雪太夫(蛇女)の現在は失踪の噂も
見世物小屋の蛇女として一世を風靡した小雪太夫さんですが、2013年を最後に見世物小屋の舞台から姿を消しました。
この時には、見世物小屋の呼び込みの方が「小雪太夫は失踪した」とアナウンスしていた事から小雪太夫さんが失踪したという噂が広まりました。
この小雪太夫さんの突然の失踪にはショックを受けたファンの方も多かったようです。
しかし、ある時、小雪太夫は失踪してしまう。
真相は、わからないが、
見世物小屋の客呼びが、そうアナウンスしていた。
見世物小屋に小雪太夫がいない・・・。
残念に思うファンも多いようだ。
しかし実際には、小雪太夫さんが消えたのは失踪ではなく劇団(ゴキブリコンビナート)との折り合いがつかなくなったためだったようです。これは、見世物小屋で現在ヤモリ女として活躍されているホリー・ポッターさんという方が明かしています。
ホリー・ポッターさん(以下、ホリー) もともとヘビ女をやっていた小雪太夫と劇団の折り合いがつかなくなり、私が代わりにやることになっていたんですが、私は結局一度もヘビを食べていないんですよね。
折り合いがつかなくなったとの表現がされている事から見ると、小雪太夫さんとゴキブリコンビナートの間に何かトラブルがあったかのような印象を受けますが、その点については特に言及されていません。
ちなみに、現在のゴキブリコンビナートが手掛ける見世物小屋では蛇を食べるパフォーマンスは行われていません。これは動物愛護団体からの抗議があったためだったようです。小雪太夫さんが出演していた見世物小屋ではかつて蛇だけでなく生きた鶏を食べるというかなり残酷な芸も披露されていたため、動物愛護団体が抗議したようです。
警察官が警告をしにくるという事態にもなって、蛇や鶏を食べるパフォーマンスは廃止される事になりました。
その結果として、蛇女・小雪太夫というキャラクターも廃止せざるを得なくなり、それを失踪という設定にして紹介したというのが真相だったと思われます。
ちなみに、小雪太夫ことセロトニン瘍子さんは2013年以降も劇団「コンビナート」と関わっていたようで、同劇団所属の病気マンさんが主催する劇団の舞台に小雪太夫ことセロトニン瘍子さんが出演するとの情報が2017年に告知されています。
病気マン劇団小雪太夫(セロトニン瘍子さん)が出演予定とのことです!今回はハロウィンイベントとのこと。小雪太夫はどんな役なんでしょうか?楽しみですね(^^)お時間ある方は是非\(^o^)/
ただ、その後の小雪太夫さんについては情報が全くなく、本当に失踪状態に近くなっているようです。
まとめ
2003年から2013年にかけて、「日本最後の見世物小屋一座」として知られる大寅興行社が主催し、アングラ劇団「ゴキブリコンビナート」が手掛ける「見世物小屋」で活躍しカルト的な人気を集めた蛇を生きたまま食べる蛇女こと小雪太夫さんについてまとめてみました。
小雪太夫さんは、長く美しい黒髪に白塗りの整った顔、真っ赤な襦袢という怪しげな出たちで舞台に上り、生きた蛇を使ったパフォーマンスや、蛇を生きたまま食べて血を啜るといった過激なパフォーマンスで話題になりました。
小雪太夫さんは見世物小屋デビュー当時は10代後半という設定で登場していましたが、実際の年齢はそれよりも5歳〜6歳ほど上でした。正確には、2005年の誕生日時点での年齢は「26歳」でした。
小雪太夫さんの生い立ちや家族については詳しい事は明らかにされていませんが、経歴については、1999年に劇団「ゴキブリコンビナート」に入って舞台女優として活躍をスタートし、客演や自主映画を含めて様々な作品に出演。その後、2003年頃に舞台女優の活動と並行して見世物小屋への出演をスタートさせて人気を得て、2013年まで蛇女・小雪太夫として活躍後、失踪したという流れです。
ただ、実際には失踪はしておらず、劇団との折り合いがつかなくなったために見世物小屋に出演しなくなったというのが真相だったようです。
小雪太夫さんのその後についてはほとんど情報がありませんが、2017年に舞台に出演する事が告知されており少なくともその頃までは舞台女優としての活動を続けていたようです。
その後については結婚したなどの情報もなく不明です。
また、小雪太夫さんの素顔が気になるという声も多いようですが、これは過去のオフィシャルサイトのアーカイブに1枚だけ画像が残されていました。(上で紹介済み)
現在の小雪太夫さんについては、失踪したという噂もあるように情報がなく、どこで何をしているのかはわかっていません。