大切な人が亡くなった時、最期のお別れは良い思い出にしたいですよね。それをお手伝いしてくれるのが、エンバーマーという仕事です。
エンバーマーのなり方や資格取得の学校や難易度、給料や年収、エンバーマーの仕事の実態、デメリット(失敗や後悔)、エンバーマーの資格を持つ芸能人やエンバーミングした日本・海外の芸能人・有名人をまとめました。
この記事の目次
エンバーマーとは
エンバーマーとはご遺体を長期的に安全かつ衛生的に保存できるように処理する仕事をする人、またはその資格を持つ人のことです。日本語では、エンバーマーは遺体衛生保全士と言います。
人間は亡くなると、臓器の消化酵素や体内中の微生物によって分解が始まり、腐敗していきます。そうすると、数日、環境によっては1~2日で遺体は腐敗が始まり、匂い(腐敗臭)が漂うようになり、さらに遺体は崩れていき、白骨化します。
また、事件に巻き込まれたり、災害や事故に遭った場合、遺体が損壊していることもあります。
エンバーマーは薬液などを用いて、遺体の腐敗変化を遅延させ、遺体を長期保存できるように処理します。また、遺体が損傷している場合は、できる限り生前の状態に修復させて外観を整えます。
日本遺体衛生保存協会(IFSA)では海外移送を除き、火葬・埋葬までの日数は50日以内と定めています。
腐敗して悪臭が漂っている状態だったり、事故に遭って顔の判別がつかないほど損壊がひどい状態の遺体に遺族が対面したら、遺族の精神的なショックは大きく、大切な人との最期のお別れを穏やかな気持ちですることができず、遺族は大きな後悔・ショックを残すことになります。
しかし、エンバーマーの仕事によって、遺族は穏やかな気持ちで大切な人との最期のお別れをして、見送ることができるようになります。
エンバーマーの歴史
エンバーマーやエンバーミングは、日本ではここ数年でようやく認知されるようになった仕事・資格ですが、エンバーマーの仕事はずっと昔から存在していました。
「遺体を長期保存する」と言えば、ミイラですよね。古代エジプトでもエンバーマーは存在し、亡くなったファラオの遺体から主要臓器を摘出し、薬用の植物を身体に入れて腐敗を防いでいました。
現在のエンバーミングの原点となったのは、17世紀~19世紀にかけてのヨーロッパでの防腐剤・ホルマリンを血管に入れる技術の開発です。
さらに、アメリカの南北戦争(1861年)では戦死者を故郷に長距離輸送する必要がありましたので、北米ではエンバーミングやエンバーマーの仕事が広がりました。
また、北米は火葬ではなく土葬の文化ですので、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的でも、エンバーマーの仕事は普及していきました。
エンバーミングをするメリット
エンバーマーがご遺体をエンバーミングすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
エンバーミングをすることで、次のようなメリットがあります。
・遺体の消毒や殺菌
・腐敗の防止
・修復や化粧
エンバーミングをすることで、遺体を消毒・殺菌することができるため、遺体から感染が広がることはなくなりますし、安心して遺体に触れて最期のお別れをすることができます。
また、腐敗を防止することで、遠方にいたり、仕事やそのほかの関係で遺族がすぐにご遺体と対面できない場合でも、遺体を衛生的に保存することができます。
遺体に損傷がある場合はエンバーミングによって修復することができますし、故人が好きだったメイクをしたり、服を着てもらうことで、美しく穏やかな顔にして、尊厳あるお別れをすることが可能です。
エンバーマーのなり方は?難しい?資格取得できる学校とは
エンバーマーという仕事は、誰でもできるわけではありません。エンバーミングは医学的知識、病理解剖学、感染症に関する知識、そしてその知識を実践する技術が必要になる専門職です。
現在の日本ではエンバーマー・エンバーミングに関する法律や国家資格はありませんが、民間資格として一般社団法人 遺体衛生保全協会(IFSA)がエンバーマー(遺体衛生保全士)の資格を認定しています。
日本でエンバーマーになるには、遺体衛生保全協会が認定しているエンバーマー養成校で2年間学び、エンバーマー資格取得の試験に合格する必要があります。
エンバーマー養成校は、現在日本で一校しかありません。その一校とは、日本ヒューマンセレモニー専門学校です。神奈川県平塚市にある日本ヒューマンセレモニー専門学校のエンバーマーコースで2年間学ぶと、エンバーマーの資格取得試験の受験資格が与えられます。
・受験資格:高卒以上
・学費:1年目1,155,000円、2年目1,005,000円、別途計420,000円
入学試験は一般常識と作文、面接があります。
また、日本ヒューマンセレモニー専門学校のエンバーマーコースを卒業してもあくまでエンバーマーの資格取得試験の受験資格を得られるだけで、その試験に合格しないとエンバーマーになることはできません。
エンバーマーの資格取得試験は難しいようです。
しかし、合格率は約50~60%とされており、決して簡単な試験ではありません。しっかりと在学中に勉強しておくことが大切です。
引用:エンバーマーになるには?│仕事内容や必要な資格、オススメ学校をご紹介! | コレ進レポート – コレカラ進路.JP
合格率50~60%という合格率を見ると、やはりエンバーマーになるのは難しいと言えるのではないでしょうか。
また、エンバーマーの資格は4段階あります。
・アソシエイトエンバーマー
・エンバーマー
・アシスタントスーパーバイザー
・スーパーバイザー
IFSAが認定するエンバーマー資格者のうち日本で活動しているエンバーマーは、約190名(2021年4月現在)いる。資格は、下位から「アソシエイトエンバーマー」「エンバーマー」「アシスタントスーパーバイザー」「スーパーバイザー 」と4段階あり、最上位のスーパーバイザーは現在65名だ。
引用:20代で故人と向き合う仕事選んだ彼女のやりがい エステ勤務、中国留学など経てエンバーマーに | ワークスタイル | 東洋経済オンライン
2021年4月の時点でスーパーバイザーは65名いるとのことです。
エンバーマーの給料や年収
エンバーマーは専門職で、専門的な知識・技術が必要な仕事ですが、給料・年収は高くありません。
エンバーマーの求人を見ると、月給は初任給で22~23万円というものが多いです。各種手当やボーナスをあわせても、年収は350~400万円程度です。
国税庁の「令和3年分民間給与実態調査」によると、日本人の平均年収は443万3000円ですので、エンバーマーはそれほど給料・年収は高くありません。
しかし、実務経験を積んでいくと、年収500万円以上も可能になります。
エンバーマーは今後の日本で需要が大きくなっていく職業ですから、もう少し給料・年収は上がっていく可能性は十分にあります。
エンバーマーはきつい?遺体の実物や匂いは?
エンバーマーはきつい仕事です。ご遺体の実物に触れる仕事ですし、エンバーミングをするご遺体がきれいな状態のご遺体とは限りません。
遺体が損傷していることもありますし、事件や事故、災害等のご遺体の場合はすでに腐乱が始まっていて、匂いがきついこともあります。
また、エンバーマーが触れるご遺体は何らかの感染症を持っている可能性があります。亡くなる前に感染症を持っているとわかっている場合もありますが、わからないこともあります。ご遺体の実物から、感染する危険もあるのです。さらに、ホルムアルデヒドなどの化学物質への曝露などの危険もあります。
エンバーマーはご遺体の実物に触れる仕事ですので、嫌な匂いや感染、化学物質への曝露などの危険があるきつい仕事と言えるでしょう。
エンバーミングの流れ
エンバーマーの仕事の具体的な流れを見ていきます。
1.全身の消毒と洗浄を行う。
2.遺体の表情を整え、必要に応じて髭を剃るなどの処置を行う。
3.遺体を小さく切開して動脈から防腐剤を注入すると同時に静脈から血液を排出する。
4.腹部に1cmの穴をあけて、そこから金属製の管を刺し、胸やお腹に残った体液や消化器内の残存物を吸引して除去する。
5.腹部に防腐剤を注入する。
6.切開した部分を縫合し、テープなどで目立たなくする。
7.再度、全身を洗浄する。
8.遺族から依頼があった服を着せ、表情を整え、髪型を整え、化粧をして納棺する。
これを見ると、エンバーマーは医療職者のような技術が必要とされることがわかります。
エンバーマーに依頼するデメリット!失敗や後悔があることも
エンバーマーにエンバーミングを依頼することで、遺体を衛生的に長期保存できるようになり、海外移送も可能になりますし、時間をかけて故人とお別れをすることができます。
しかし、エンバーマーに依頼するデメリットもあります。エンバーマーに依頼してエンバーミングすることで後悔することもあるんです。
エンバーマーに依頼するデメリットにはどのようなことがあるのかを見ていきましょう。
不必要だった
葬儀社や親戚等からエンバーミングすることを勧められて、エンバーミングを依頼したけれど、実際は不必要だったということがあります。
大切な人が亡くなると、家族は動揺します。そんな時に、葬儀社からエンバーミングしたほうが良いと言われると、よくわからないままエンバーミングを依頼してしまいます。
近年はお葬式は家族葬を選択することが多く、葬儀社の利益が少ないので、必要がなくても利益のために流行りのエンバーミングを勧める葬儀社もあるようです。
エンバーミングをしたものの、実際は別に遺体を長期保存する必要もなく、遺体の損傷もなかったとなれば、あとで落ち着いた時に「なんでエンバーミングをしたのか?必要なかったのに」と後悔することになります。
エンバーミングをすると遺体を長期保存することができるというメリットがある一方で、遺体を切開したり、血液を抜いて防腐剤を入れるなどの処置をしなければいけないなど、「遺体を傷つける」処置をしなければいけません。
日本人の死生観として、「不必要に遺体を傷つける」ということに拒否感を示すことは多いので、不必要なエンバーミングは遺族が後悔することになることもあります。
技術やコミュニケーション不足で失敗
遺体が損壊している場合や亡くなった時の表情が険しい場合、闘病生活が長く痩せ細ってしまった場合は、ご遺体の顔・表情の修復が必要になります。
ご遺体の修復は生前の写真や遺族の希望を聞いて行いますが、エンバーマーの技術が不足していたり、エンバーマーと遺族のコミュニケーション不足で、遺族の希望通りにならず、失敗したような状態になってしまうこともあります。
もちろん、そのようなケースは少ないですが、可能性としてはゼロではありません。失敗したら、そこからなかなか修復するのは難しいですし、遺族には心の傷が残ってしまいます。
費用が高い
エンバーミングの費用は15~25万円です。これは一般社団法人日本遺体衛生保全協会が定めている基本料金ですので、葬儀社によって大幅に高い・安いということはありません。
ただ、15~25万円というのは決して安い費用ではありません。エンバーミングだけで15~25万円かかり、さらに葬儀費用もかかります。
エンバーミングを依頼したのはいいものの、最終的な葬儀費用が思ったよりもかかってしまい、エンバーマーに依頼したことを後悔するというケースもあります。
エンバーマーの芸能人・有名人:壇蜜さん
出典:mainichi.jp
壇蜜
生年月日:1980年12月3日
出身:秋田県横手市
身長:158cm
所属:フィット
血液型:O型
活動:タレント、女優
壇蜜さんはエンバーマーの資格を持っている芸能人です。
大学卒業後に就職活動がうまくいかず、調理師免許取得、和菓子工場勤務、さらに銀座でホステスを経験した後、知人の死をきっかけに、エンバーマーの資格を取得できる日本ヒューマンセレモニー専門学校に通ってエンバーマー(遺体衛生保全士)の資格を取得しました。
でもどちらかというと、自分はそういう世界に適性があるだろうとなんとなく分かってました。2年間通ってエンバーマーの資格を取得した後、大学の研究所で解剖助手の仕事をするようになりました。
エンバーマーの資格を取得した後は、大学の研究所で解剖助手の仕事をしていたそうです。壇蜜さんにとってエンバーマーは適性があり、長く続いた仕事だったそうです。
壇蜜 私は遺体に触れても怖いとは感じない。何も感じないんです。ただ「遺体だ」と思うだけ。だから私には向いている仕事だったんでしょうね。いろいろな仕事を試して、結局、続いたのがエンバーミングとホステス。
確かに、エンバーマーは適性の有無ははっきり分かれる仕事だと思います。壇蜜さんはその適性があったということですね。
エンバーミングした芸能人・有名人:松本友里さん
出典:zakzak.co.jp
松本友里
生年月日:1968年3月18日
没年月日:2010年11月15日
出身:東京都
血液型:A型
活動:元女優
松本友里さんは父親が俳優の天野新士、母親が宝塚歌劇団の女優だった和歌鈴子という芸能一家に生まれ、高校の時にアイドル歌手としてデビューします。
その後、舞台を中心に女優として活動し、2004年に松平健さんと知り合い、交際に発展して、2005年に結婚しました。
2010年6月に母親の和歌鈴子さんが亡くなると、松本友里さんは介護疲れや母親との死別などで鬱状態となりました。そして、2010年11月に自宅でロープで首を吊って亡くなっています。
夫の松平健さんは舞台公演中だったために、12月3日の告別式までに遺体保存ができるようにエンバーミング処理をしました。
松平が福岡・博多座で1カ月にわたる座長公演を開催していたため、遺体を「エンバーミング」という方法で保存し、この日執り行ったとみられる。
2010年は現在よりもエンバーマーという仕事やエンバーミングという技術は認知度がなかったものの、エンバーマーという資格はありましたので、エンバーミングをしたものと思われます。
エンバーミングした海外芸能人4人
出典:vogue.co.jp
エンバーマーがエンバーミングをした海外芸能人を見ていきましょう。
・エバ・ペロン(アルゼンチン):女優、元アルゼンチン大統領夫人
・マリリン・モンロー(アメリカ):女優
・マイケル・ジャクソン(アメリカ):ミュージシャン、エンターテイナー
・テレサ・テン(台湾):歌手
エバ・ペロンは女優として活動していましたが、フアン・ペロンという軍人の愛人になり、後にペロンが大統領になったことで、ファーストレディーになります。33歳の若さで亡くなりましたが、遺体はエンバーミングされて、一時期展示されていました。
世界的なファンを持つマリリン・モンローやマイケル・ジャクソンも、エンバーミングされて葬儀が行われました。
日本でも人気が高い歌手のテレサ・テンさんはタイのチェンマイで喘息発作で亡くなりましたが、遺体は台湾に戻り、エンバーミング処理をされて、没後50年はそのままの姿を保った状態で土葬されています。
テレサ・テンさんは台湾での人気が非常に高く、国葬が行われ、エンバーミング処理をされて土葬されましたが、このようなエンバーマーが処理して土葬されるのは台湾の中で蒋介石、蒋経国とテレサ・テンさんの3人だけです。
政治家2人と並んでエンバーミングされるというのは、テレサ・テンさんがいかに台湾の人たちに愛されていたかがわかります。
エンバーミングした海外有名人:永久保存目的のエンバーミング5人
出典:jiji.com
社会主義国家では、その国を作った初代指導者・大きな権力を握った指導者・政治家の遺体を永久保存して展示することがあります。
これは大きなカリスマ性を持った指導者を奉ることで神格化し、その指導者の遺体を展示することで、自分たちが正統な後継者であること、その意思を引き継ぐ存在であることを国民に周知する目的があると思われます。
まずは、永久保存目的でエンバーミングされた海外有名人(政治的指導者)をご紹介します。
・ホー・チ・ミン(ベトナム):ベトナム建国の父、初代国家主席
・毛沢東(中国):中華人民共和国建国の父、最高指導者
・金日成(北朝鮮):北朝鮮建国の父、最高指導者
・金正日(北朝鮮):北朝鮮第二代最高指導者
レーニンはソビエト連邦、ホーチミンはベトナム、毛沢東は中国、金日成は北朝鮮という社会主義国家を樹立した「建国の父」です。建国の父であり、その国の象徴である人物はエンバーマーがエンバーミング処理して、一般国民が見られるように展示したり、廟に遺体を安置したりします。
金正日は金日成の息子であり第二代最高指導者で、さらに第三代最高指導者がその息子の金正恩という世襲制ですので、永久保存目的でエンバーミングされたものと思われます。
エンバーミングした海外有名人:大陸に埋葬目的のエンバーミング2人
エンバーマーがエンバーミングした海外の有名人、次は大陸に埋葬するためにエンバーミングされた政治家です。
・蒋経国:台湾(中華民国)の第3代総統、蒋介石の長男
台湾は中国共産党との争いに敗れて、台湾で建国したという歴史的な経緯がありますので、「いつか故郷の中国大陸に埋葬する」という目的で、蒋介石と蒋経国はエンバーミングされて安置されています。
エンバーミングした海外有名人:政治的理由で改葬された人11人
出典:jiji.com
エンバーミングされている海外有名人、次は改葬された人です。亡くなった当初は、永久保存目的でエンバーミングされて、展示されていたものの、政治的なクーデターがあったり、後継者が権力闘争で負けたりなどの理由で、安置場所から撤去されて、違う墓地に改葬された人も少なくありません。
むしろ、現在でも永久保存されている政治家に比べると、改装された人の方が多いです。
・ムスタファ・ケマル・アタテュルク(トルコ):トルコ建国の父、トルコ初代大統領
・ゲオルギ・ディミトロフ(ブルガリア):ブルガリア共産党初代書記長、第2代首相
・ホルローギーン・チョイバルサン(モンゴル):政治家、「モンゴルのスターリン」
・ヨシフ・スターリン(ソ連):レーニンの後継者、ソ連の最高指導者(独裁者)
・クレメント・ゴットワルト(チェコスロバキア):首相・大統領、独裁者
・ゲオルゲ・ゲオルギュ=デジ(ルーマニア):ルーマニア建国の父、ルーマニア指導者
・フランシスコ・フランコ(スペイン):スペイン初代総統、首相、独裁者
・アゴスティニョ・ネト(アンゴラ):革命家、アンゴラ初代大統領
・フォーブス・バーナム(ガイアナ):ガイアナのの首相、大統領
・フェルディナンド・マルコス(フィリピン):フィリピン第10代大統領、独裁者
トルコのムスタファ・ケマル・アタテュルクに関しては、エンバーミングされた後にアンカラ民俗博物館に安置されていましたが、15年後にはムスタファ・ケマル・アタテュルクのために作られたアタテュルク廟に埋葬されました。現在でも国民の敬愛を集め、トルコの代表的な観光地の1つとなっています。
エンバーミングした海外有名人:その他6人
出典:chuokoron.jp
エンバーミングされた海外の有名人はまだまだいます。
・ニコライ・ピロゴフ(ロシア):外科医、クリミア戦争での野戦医療の先駆者
・ジェレミ・ベンサム(イギリス):功利主義の創始者
・ロザリア・ロンバルド(イタリア):父親の希望でエンバーミングされた少女
・ヨハネ23世:ローマ教皇
・ピウス10世:ローマ教皇
リンカーンは大統領任期中に暗殺されましたが、墓地に埋葬するために列車に乗せて遺体を移送しましたが、暗殺から埋葬まで死後20日経っていました。そのため、エンバーミング処理がされていたと思われます。
リンカーンの遺体は盗難を防ぐために、一度改葬されています。その際、遺体が盗難されていないかを棺を開いて確認しましたが、リンカーンの遺体はほぼ完全な形で保存されていたという証言があります。
エンバーマーのまとめ
エンバーマーのなり方や資格取得は難しいのか、資格を取るための学校、給料や年収、エンバーマーに依頼したデメリット(失敗・後悔)、エンバーマーの資格を持つ芸能人やエンバーミングされた日本の芸能人、海外の芸能人・有名人をまとめました。
今後、日本でもエンバーマーの需要は高まっていくと思いますが、死生観などを考えると、アメリカほどの広がりはないかもしれませんね。