AI関連「株式会社オルツ」の創業者・米倉千貴容疑者が巨額の粉飾決算の疑いで逮捕されました。
この記事では米倉千貴容疑者の韓国の出自や兄弟など家族、米倉涼子さんとの関係、大学や未来少年や株式会社オルツを立ち上げた経歴と資産、逮捕経緯や現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
米倉千貴は「未来少年」やAI関連「オルツ」の創業者で粉飾決算で逮捕

米倉千貴容疑者は、IT関連のスタートアップ「株式会社未来少年」やAI関連「株式会社オルツ」などの創業で知られる実業家でしたが、2025年10月に、粉飾決算の疑いで金融商品取引法違反で東京地方検察庁特別捜査部に逮捕されました。
米倉千貴容疑者が率いた「オルツ」は、パーソナルAI(P.A.I.)という壮大なビジョンを掲げ、AI議事録作成サービス「AI GIJIROKU」にて急成長を遂げ、AI技術の旗手として注目を浴びていました。
しかし、その裏側では、約119億円もの売上高を過大計上するという大規模な粉飾決算が行われていました。2025年10月9日、東京地検特捜部は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で米倉千貴容疑者ら4人を逮捕し、事件は日本のスタートアップ業界に大きな衝撃を与えています。
ここでは、米倉千貴容疑者の経歴や大学などの学歴、韓国にルーツを持つ兄弟などの家族、米倉涼子さんとの親族関係との噂の真偽、そして彼が築き上げた未来少年やオルツという会社の成長と粉飾決算による逮捕という光と影について、現在までに明らかにされている情報を詳しくまとめていきます。
米倉千貴は在日韓国人で本名は姜千貴と報じられた事もネット上で話題に

米倉千貴容疑者が株式会社オルツでの粉飾決算事件で逮捕された事件は、日本のスタートアップ界に激震を走らせると同時に、彼の「韓国」との繋がりにも大きな注目を集める事につながりました。
逮捕報道を通じて、米倉千貴容疑者の本名が「姜千貴(カン・チョンキィ)」であることが公になり、これまであまり語られてこなかった彼の在日韓国人としての出自が白日の下に晒されたためでした。
米倉千貴の本名が「姜千貴(カン・チョンキィ)」との報道
2025年10月9日、東京地検特捜部が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで米倉千貴容疑者を逮捕した際、多くのメディアが彼の本名を「姜 千貴(カン・チョンキィ)」であると報じました。これにより、彼が在日韓国人であり「米倉千貴」という通名を使用していたことが明らかになったのです。
架空の売り上げを計上し、粉飾決算をしていたとして、東京地検特捜部は9日、金融商品取引違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、東証グロースに上場していた人工知能(AI)関連事業を手がける「オルツ」の元社長、米倉千貴こと姜千貴容疑者(48)ら4人を逮捕した。
1977年に愛知県名古屋市で生まれた米倉千貴容疑者は、これまで公の場で自身の出自について積極的に語ることはありませんでした。そのため、在日韓国人であったという事実は多くの人々にとって驚きをもって受け止められ、SNS上で様々な憶測を呼ぶ結果へとつながりました。
在日韓国人としての背景
報道によれば、米倉千貴容疑者は在日韓国人であるとされています。 彼がいつ、どのような経緯で日本国籍ではなく韓国籍を選択(あるいは維持)するに至ったのか、また彼の両親の国籍や日本への渡来の経緯など、家族に関する詳細な情報は現時点ではほとんど報じられていません。
しかし、彼が日本で生まれ育ちながらも、韓国籍を保持し、通名を使用して社会生活を送ってきたことは、日本の在日韓国人社会が抱える複雑な背景を映し出す一例だと言えるでしょう。
米倉千貴容疑者個人と「韓国」との直接的な接点
現時点で報じられている情報からは、米倉千貴容疑者個人が、ビジネスやプライベートにおいて、韓国とどのような直接的な関わりを持っていたのかをうかがい知ることは困難です。
米倉千貴容疑者が創業した株式会社オルツの事業内容や、過去に手掛けた株式会社未来少年でのコンテンツ事業においても、特に韓国市場を強く意識した動きや、韓国企業との密接な連携があったという事実は確認されていません。
米倉千貴容疑者のアイデンティティにおいて、「韓国」という要素がどのような位置を占めていたのか。それは本人の内面に関わる問題であり外部から推測することは困難でしょう。
米倉千貴の家族…兄弟には兄・米倉豪志氏がいるが米倉涼子とは無関係

逮捕報道を通じて、米倉千貴容疑者の本名が姜千貴(カン・チョンキィ)で、韓国籍であることが公になり、その出自や家族にも多くの関心が集まっているようです。
米倉千貴容疑者の家族については、特に兄である米倉豪志(よねくら・ごうし)氏の存在が知られています。
元副社長の米倉豪志氏(49)は朝日新聞のインタビューで、不正は知らなかったとした上で、弟で当時社長の米倉千貴氏(48)の言動にパワハラの恐れがあるとして社内で一時問題化していたと明らかにした。
米倉千貴容疑者の兄・米倉豪志氏はオルツの取締役副社長を務めるなど、兄弟であると共に米倉千貴容疑者のビジネスにおける重要なパートナーであったようです。
米倉千貴容疑者と兄・米倉豪志氏の兄弟は、大学生の時に実家の事業が不振になったことを機に実家を出るなど、若くして自立した経験を持つ事を明かしています。最も身近な家族である両親がビジネスをしていたことも、兄弟が起業家の道を歩む上で大きな影響を与えたと米倉豪志氏は過去に語っています。
なお、一部ネット上にて、女優の米倉涼子さんとの血縁関係を疑うような声も一部で見られますが、これまでに両者に関係があるという事実は確認されていません。
米倉千貴の経歴① 愛知大学に在籍時に株式会社メディアドゥ創業に参画

米倉千貴容疑者は、愛知大学文学哲学科(最新の偏差値は50)に入学するも中退しています。
米倉千貴容疑者は、愛知大学時代は専攻する哲学よりも麻雀に熱中していたとインタビューで語っていますが、この大学生時代の経験が、後のビジネスにおける時流を読む能力を養ったのかもしれません。
また、大学時代の米倉千貴容疑者は美術にも傾倒し、油絵やデッサンに打ち込んだ時期もあったようです。
そして、米倉千貴容疑者は大学在学中からビジネスの世界に足を踏み入れ、株式会社メディアドゥ(東証プライム上場)の創業に参画。23歳という若さで同社の取締役に就任するなど、早くから経営の才能を発揮していました。
ただ、この頃に愛知大学は中退しています。
米倉千貴の経歴② 独立と「株式会社未来少年」の設立

出典:https://www.green-japan.com/
米倉千貴容疑者は2004年に独立してコンテンツプロデューサーとして活動を開始。そして、2006年には「株式会社未来少年」を設立し、漫画やゲーム事業に参入しています。
当時、「クリエイターを大切にする」と公言していた米倉千貴容疑者でしたが、この時期から彼の経営手法には影の部分も見え隠れします。
未来少年は年商15億円規模の企業にまで成長させるなど、事業家としての手腕は確かでした。しかし、その裏で、漫画家やイラストレーターへの報酬未払い問題が複数発生しており、「絵師の使い捨て」と揶揄されることもあったといいます。
株式会社オルツの粉飾決算による不正が発覚した後、株式会社未来少年時代の問題も再び注目されることになりました。
米倉千貴の経歴③ 「株式会社オルツ」の創業とパーソナルAIという挑戦

2014年、米倉千貴容疑者は未来少年の全事業を売却し、同年11月に株式会社オルツを設立しました。
株式会社オルツ設立の背景には、「自分の分身のように動くパーソナルAI(P.A.I.)を開発する」という壮大なビジョンがありました。
経営者として多忙を極める中で、AIによる業務の自動化を構想したことがオルツ創業のきっかけとなったといいます。
株式会社オルツは「デジタルクローン技術」を掲げ、個人の思考や意思を反映したAIエージェントの開発を目指しました。 この革新的なコンセプトは多くの投資家を惹きつけ、オルツはAIスタートアップとして大きな注目を集めることになりました。
米倉千貴の経歴④ 「AI GIJIROKU」のヒットと粉飾決算の手口

出典:https://image.itmedia.co.jp/
株式会社オルツが急成長を遂げるきっかけとなったのが、2020年1月にリリースされた自動議事録作成ツール「AI GIJIROKU」でした。 このサービスは、会議の音声をリアルタイムでテキスト化する画期的な機能が評価され、多くの企業に導入されました。
しかし、この成功の裏で、不正会計の歯車が回り始めていたようです。第三者委員会の調査報告書によれば、オルツは広告代理店などを介した「循環取引」によって売上を不正に水増ししていました。

具体的には、オルツが広告代理店に広告宣伝費として資金を支出し、その資金が販売事業者を経由して「AI GIJIROKU」の購入代金としてオルツに戻ってくるという手口でした。
この循環取引によって、2021年から2024年にかけて、実に約119億円もの売上高が架空に計上されました。実態のない「幽霊アカウント」が多数存在するなど、その手口は悪質なものでした。
米倉千貴の経歴⑤ 上場を果たすも粉飾決算の発覚により逮捕され転落へ

2024年10月11日、株式会社オルツは東京証券取引所グロース市場への上場を果たしました。上場時の時価総額は約190億円に達し、米倉千貴容疑者は実業家として1つの大きな目標を達成したかに見えました。
しかし、その栄光は長くは続きませんでした。2025年4月、売上高の過大計上の可能性が浮上し、第三者委員会が設置されたのです。そして同年7月28日、第三者委員会は調査報告書を公表し、約119億円にのぼる大規模な粉飾決算の事実を指摘しました。この報告を受け、米倉千貴容疑者は株式会社オルツの社長を辞任しています。
不正の発覚後、オルツの株価は暴落。一時は1株5円まで値を下げ、時価総額は上場時の100分の1以下にまで縮小しました。そして2025年8月31日、オルツは上場廃止に追い込まれたのでした。
そして、2025年10月9日、東京地検特捜部は、米倉千貴容疑者、元最高財務責任者(CFO)の日置友輔容疑者ら4人を金融商品取引法違反の容疑で逮捕しました。
AI(人工知能)サービス会社「オルツ」(民事再生手続き中)の元社長・米倉 千貴かずたか 容疑者(48)ら旧経営陣4人を金融商品取引法違反(有価証券報告書などの虚偽記載)容疑で逮捕した。特捜部は同日、東京都港区の同社本社を捜索。旧経営陣が粉飾を主導したとみて、証券取引等監視委員会と連携して全容解明を進める。ほかに逮捕されたのは、最高財務責任者(CFO)だった日置友輔容疑者(34)と、いずれも執行役員を務めていた浅井勝也(46)、有泉隆行(52)の両容疑者。
逮捕された米倉千貴容疑者は、その後の調べに対し、容疑を認めていると報じられています。
東証グロースに上場していた「オルツ」の粉飾決算事件で、金融商品取引法違反容疑で逮捕された元社長の米倉千貴容疑者(48)が東京地検特捜部の調べに容疑を認めていることが11日、関係者への取材で分かった。
こうして、かつてAI業界の寵児ともてはやされた新進気鋭の起業家は、現在は法の裁きを待つ身となりました。米倉千貴容疑者の壮大なビジョンと野心は、不正(粉飾決算)という許されざる手段によって脆くも崩れ去る事となりました。
米倉千貴の資産
米倉千貴容疑者は、自らが築き上げた成功を粉飾決算という不正により崩壊させ、自身の資産にも天国から地獄のような大きな変動をもたらしたと考えられます。
ここでは米倉千貴容疑者の資産がどのように形成され、今回の事件によりいかにしてその価値を失ったのかについて推測します。
全盛期の資産は30億円超〜50億円超
これまでの経歴から見て、米倉千貴容疑者のの資産の核となっていたのは、自身が創業した株式会社オルツの株式であったのは間違いありません。
オルツが2024年10月11日に東証グロース市場へ上場した際の情報によれば、米倉千貴容疑者は発行済株式の21.01パーセントを保有する筆頭株主でした。上場時の公開価格は540円で、この時点での時価総額は約180億円に達していました。
これを基に米倉千貴容疑者の保有株式の資産価値を計算すると、以下のようになります。
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時価総額(公開価格ベース):約180億円
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米倉氏の保有比率:21.01%
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資産価値:約180億円 × 21.01% = 約37億8180万円
さらに、オルツの株価は上場後に上昇し、同年12月には一時823円の高値を付けています。このピーク時の株価で計算すると、彼の株式資産は一時50億円を大きく超えていた可能性もあります。
また、上場後の大量保有報告書に関する情報では、議決権保有率が17.29パーセントであるとの記載も見られますが、いずれにせよ当時の米倉千貴容疑者が数十億円規模の株式資産を保有していたことは間違いありません。
この株式資産に加え、米倉千貴容疑者は2014年にオルツを創業する前に、自身が設立した株式会社未来少年を売却しています。年商15億円規模にまで成長させたこの会社の売却益も、資産形成の基盤の1つであったと考えられますが、具体的な売却額については公表されていません。
粉飾決算事件での資産の崩壊
輝かしい成功を収めたかに見えた米倉千貴容疑者の資産は、粉飾決算の発覚とともに奈落の底へと突き落とされる事になりました。
2025年4月に売上高の過大計上の疑いが浮上すると、オルツの株価は急落。第三者委員会の調査で約119億円(売上の約9割)にものぼる大規模な粉飾が明らかになると、株価の暴落を止める術はもうありませんでした。
そして2025年8月31日、オルツは上場廃止に追い込まれました。上場廃止直前の最終取引日(8月29日)の終値はわずか5円でした。
公開価格540円だった株価は、わずか10ヶ月余りで100分の1以下に暴落しました。この最終株価を基にすると米倉千貴容疑者の株式資産価値は約3000万円程度にまで激減した事になります。
現在の資産状況と今後の見通し
2025年10月9日、米倉千貴容疑者は金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。逮捕された現在、米倉千貴容疑者の個人資産がどのような状況にあるのか、正確に把握することは困難です。
しかし、今後の展開を考えると、米倉千貴容疑者の資産状況はさらに厳しくなることが予想されます。
粉飾決算を信じて株式を購入し、多大な損失を被った株主から、損害賠償を求める集団訴訟などが起こされる可能性は極めて高いと言えます。賠償額は巨額にのぼることも考えられます。
また、刑事事件の被告人として、不正な利益の没収や追徴課税などの対象となる可能性があり、それに伴い資産が凍結されることもあり得ます。
株式会社オルツは民事再生手続きの申し立てを行っており、負債総額は約24億円と報じられています。会社の負債に対して、創業者が個人としてどこまで責任を負うことになるのかも今後の焦点となります。
数十億円の資産を築きながら、その全てを失うどころか、莫大な負債を抱える可能性すらあるのです。米倉千貴容疑者の資産についてみていくと、不正な手段で得た富がいかに脆く、そしてその代償がいかに大きいかを雄弁に示しているように感じられるところです。
米倉千貴の現在
米倉千貴容疑者の現在の状況についてもみてきます。
米倉千貴容疑者は2025年10月9日に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で東京地検特捜部に逮捕され、10月29日の現在も東京拘置所に身柄を拘束されているとみられます。
逮捕から起訴に至るまでの最大23日間、米倉千貴容疑者は東京地検特捜部の検事による厳しい取り調べを受けていると推測されます。
取り調べの焦点は、主に以下の点にあると推測されます。
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粉飾の具体的な手口と主導的役割の解明
約119億円という巨額の粉飾決算が、いつ、誰が発案し、どのようなスキームで実行されたのか。循環取引の全体像や、協力したとされる広告代理店とのやり取りなど、事件の核心に迫る詳細な聴取が行われていると考えられます。米倉千貴容疑者がどの程度主導的な役割を果たしたのかは、将来の裁判における量刑を決定づける上で最も重要な要素となります。
動機の解明
なぜ、これほど大規模な不正に手を染めなければならなかったのか。見栄やプレッシャーからくる「売上至上主義」だったのか、上場による資金調達を焦っていたのか、あるいは個人的な利益追求が目的だったのか。米倉千貴容疑者の動機は、事件の悪質性を判断する上で重視されます。
共犯者の特定と役割分担
今回の事件で逮捕されたのは米倉千貴容疑者を含む4名ですが、他にも不正に関与した人物が社内外にいないか、徹底的な捜査が行われます。米倉千貴容疑者の供述は、事件の全容解明の鍵を握っています。
米倉千貴容疑者の今後
報道によれば、現在、米倉千貴容疑者は容疑を認める趣旨の供述をしているとされています。これは、捜査が大きく進展していることを意味し、本人も罪と向き合う覚悟を決めた、あるいは弁護士との協議の上で捜査に協力的な姿勢を示すことが得策だと判断した可能性があります。
捜査が終結すれば、東京地検特捜部は米倉千貴容疑者を起訴するでしょう。粉飾額が100億円を超える大規模な経済事件であり、社会に与えた影響も甚大であることから、実刑判決となる可能性が極めて高いとみられています。
過去の同様の粉飾決算事件(例えばライブドア事件やオリンパス事件)の判例を鑑みても、執行猶予が付く可能性は低いと考えられます。裁判では、犯行の計画性や悪質性、そして米倉千貴容疑者の反省の度合いなどが争点となり、数年の懲役刑が科されることが予想されます。
まとめ
今回は、AI関連「株式会社オルツ」の創業者で、2025年10月9日に、100億円規模の粉飾決算を行ったとして、2025年10月9日に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で東京地検特捜部に逮捕された米倉千貴容疑者についてまとめてみました。
今回の逮捕で、米倉千貴容疑者の本名が「姜千貴(カン・チョンキィ)」である事が明かされ、在日韓国人だった事がわかり、兄弟など家族にも関心が集まっているようです。一部で、女優の米倉涼子さんと親族関係にあるとするような噂があるようですが、そのような事実は確認できません。
米倉千貴容疑者は、愛知大学文学哲学科在学中に「株式会社メディアドゥ」の創業に参画し、その後独立してIT系スタートアップ「株式会社未来少年」を立ち上げ、その後にAI関連「株式会社オルツ」を創業し、約10年で東京証券取引所グロース市場への上場を果たした経歴を持ちます。
しかしその裏側では、広告代理店などを介した「循環取引」によって売上を不正に水増する手口による大規模な粉飾決算に手を染めていました。
上場してすぐにこの不正が明らかとなり、米倉千貴容疑者は社長を辞任に追い込まれ、株式会社オルツは新規上場から10か月余りで上場廃止となりました。
そして、米倉千貴容疑者は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で逮捕され、2025年10月29日の現在も東京地検特捜部の捜査が続いています。今後は起訴され裁判となる見込みです。

















