辻出紀子(伊勢市女性記者)失踪事件の犯人と真相!上村の黒い噂・両親が頼った霊能者・北朝鮮拉致説もまとめ

1998年、今から24年前に三重県在住の女性記者・辻出紀子さんが突如行方不明となる『伊勢市女性記者失踪事件』が起こりました。

 

事件の詳細や真相・真犯人が錯綜し、霊能者や北朝鮮拉致・元容疑者上村氏を交え情報は錯綜し、未だ解決に至りません。

辻出紀子さんが巻き込まれた『伊勢市女性記者失踪事件』について

 

出典:https://twitter.com/

 

辻出紀子さんが突如としてその姿を消したのは、今から約24年前、1998年11月24日の深夜にまで遡ります。当時彼女は24歳という若さであり、令和の現在は丁度48歳の年齢を迎えています。

 

辻出さんは事件当時、伊勢市内にある出版社「伊勢文化舎」に勤務しており、編集者兼記者という多忙な毎日を送っていました。有能な女性記者である上に編集能力にも長け、共に仕事を行った同僚たちや会社上層部から“将来の有望株”として一身の期待を寄せられていたのです。

 

彼女のプロフィールは1990年4月に三重県立津高等学校に入学、1993年4月には関西の名門大学・立命館大学法学部政治行政コースに入学を果たし、1997年に卒業後、三重県伊勢市内の『伊勢文化舎』(当時の名称は「伊勢志摩編集室」)に入社を果たします。

 

出典:https://www.tsujidenoriko.jp/

 

学生時代は国際問題に紛争する姿もあり、東南アジアを始めタイやミャンマー・バングラデシュ等、発展途上国の国境地帯や難民キャンプなどを度々訪れています。社会人になり多忙な間でも忙しさをかいくぐり、連休時にはタイなどを訪れる非常に意識の高い面そして行動力を持ち合わせています。

 

事件直前も東南アジアに渡航しており、あろうことか1998年11月23日に辻出さんは日本に帰国したばかりだったのです。

 

そういった非常に真面目な性格を持つ反面、辻出紀子さんはかなり奔放で既成概念にとらわれない性格だったようです。立命館大学在学中の1996年秋には読者モデルとして「GON! (ミリオン出版)」内の記事に「小田さくら」という仮名で登場しています。

 

出典:http://taiyohgroup.jp/

 

当時交際していた男性が同誌ライターと友人であり「大阪梅田地下街完全攻略大作戦」という紙上企画で彼氏彼女が必要となり、この男性の勧めで同詩に参加したのが事の運びです。

 

辻出紀子さんは『上品で大人しそう』との第一印象を持たれる事が多かったそうですが、話してみると180°感じは変わり『明るくアグレッシブ・奔放な女性」という非常に快活・活発な女性だったようです。

 

難民キャンプでは政府軍に拘束されたという逸話も持ち、その際に撮影した写真のフィルムを提出するよう求められたのですが、それらを下着の中に隠し持ち国内に持ち帰るという機転の良さ…そして豪胆さも兼ね備えていました。

 

 

 

伊勢市女性記者失踪事件の流れについて

 

出典:https://news.line.me/

 

入社してすぐにエースとし、その期待を一身に集めた辻出紀子さん。

 

そんな彼女が忽然と姿を消したのは、前述のとおり東南アジアから帰国した僅か1日後の出来事でした。

 

事件当日、辻出紀子さんは長期休暇のため滞っていた業務、そして東南アジアで感じた国際問題など自身の体験記事・ルポをまとめるため、社長と2名で深夜遅くまで社内で業務をこなしていました。これは当時の社長が証言しています。

 

旅疲れを気遣う社長が「もう帰宅しなさい」と声を掛けたのが、夜中の11時過ぎ。ところがここから非常に不可解な点が始まります。後に『伊勢市女性記者失踪事件』と呼ばれる一連の事件の始まりでした。

 

季節は11月中盤、冷え込む深夜帯に限らず何故か?辻出さんは出社時に着込んでいた“ダウンジャケット”をそのままにし、会社を後にするのです。一度離席し何かしらの用事をこなしたのちに退社するつもりだったのでしょうか?

 

これが辻出紀子さんが正式に第三者に確認された最後の姿となってしまいます。

 

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辻出紀子さんの身に何かしらの異変が起こった!…それが発覚するのは翌11月25日の午後のことです。

 

普段から多忙を極める辻出さんは社内に泊まり込むことも多く、共に生活をしていたご両親もその時点では「いつものことだろう」と全く気にも留めません。本来11月25日は出勤予定日であり無断欠勤に当たりますが、同僚や社長は深夜まで仕事をしている辻出さんを幾度となく目にしているので、午前半休だろうと解釈してしまいます。

 

この報告の遅れが後に警察との連携不足・捜査の怠慢とまで呼ばれる事態の発端であり、その後の事件捜査に図らずしも大きく響いてしまうのです。

 

 

 

伊勢市女性記者失踪事件の対応

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

この失踪事件で初めて警察が顔を出すのは、当の失踪事件ではありません。実は辻出紀子さんの実家に「娘さんのマーチと思しき車が勝手に保険会社の社員用駐車場に停車しているので、至急この車を移動させてくれませんか」という交通違反を指摘する内容でした。

 

警察からの電話を受けた辻出紀子さんのご両親は、当然ですが娘の単なるうっかりミスだろうと考え、勤め先の伊勢文化舎に電話をします。ところがここで辻出紀子さんの無断欠勤が判明し、伊勢文化舎・ご両親ともに辻出紀子さんが所在不明に陥っていることが判明するのです。彼女の携帯電話に電話をしても、一向に電話は通じません。

 

辻出紀子さんの愛車のマーチは車は伊勢文化舎から約1km近隣の、とある保険会社の社員用駐車場に停めてある。そして泊まり込みの仕事をしていたと思しき辻出紀子さんは、昨晩退社したまま一向に社内には戻りません。彼女は一体どこにいるのか?騒然となります。

 

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現場に残されたマーチの不審点

 

出典:https://www.jprime.jp/

 

この話を聞いた辻出紀子さんの父親は「ただならぬ事態に娘が巻き込まれているのでは?」と考え、すぐにその足で保険会社の駐車場に向かいます。幸いにも車内が荒らされた形跡はなく車体自体も無傷でしたが、娘らしからぬ幾つもの違和感に気付きます。

 

  • 紀子さんの携帯電話・鞄を始め所持品が消え失せていた。
  • 運転席が大幅に下がり明らかに紀子さんの座高と合わない。
  • 非喫煙者に関わらず吸い殻が残されていた。
  • 几帳面な紀子さんらしくなく2カ所の駐車場の白線をまたぐように斜めに駐車されていた。
  • 運転後もカーステレオをONにする癖のある紀子さん。だがこの時だけ電源が落とされOFFになっていた。

 

この様に明らかに異常な状態でしたが、父親は気が動転していたのか合鍵を用い紀子さんのマーチを自宅まですぐ運転し自宅まで戻ってしまいます。気持は分かりますがこの事により、警察の実況見分が事実上不可能になってしまうのです…。

 

何らかの犯罪・拉致・自ら望んだ失踪…あらゆる線が疑われるケースですが、この時点で惜しいことに正確な『証拠』の検出が極めて難しくなってしまいました。失踪から20年経った今でもご両親は紀子さんのマーチを大切に保管しています。

 

出典:https://hanrei.center/

 

 

 

その後の警察の動き

 

出典:https://tackweb.net/

 

その後一連の経緯を不審に思ったご両親は当初、車両放置の通知をよこした『伊勢警察署』にこれらを訴え事件性の有無…そして本格的な調査を依頼します。

 

ところが、伊勢警察署の対応はずさんなものでした。ご両親の訴えを受けた伊勢警察署は事もあろうか真面に取り合おうともしません。娘の失踪を事件に巻き込まれたのでは?と確信し本格的な捜査対応を迫るご両親に対して、署員が放った言葉は「誰でも家出をするということはあるんですから」という信じられない軽んじたものでした。辻出紀子さんの失踪を「単なる家出」と対応し『捜査一課』から『生活安全課』に本件を回してしまったのです。

のらりくらりの警察対応に憤慨した父親の泰晴さんは、知人の伝手を辿り伊勢警察署副署長との面会にまでこぎつけます。この席で再度捜査要求を行いますが、何と副署長はにやにやと笑って父親をなだめるのみでした。

 

出典:https://www.police.pref.mie.jp/

 

その後約一ヶ月を経ても一向に辻出紀子さんの消息は掴めません。ようやく事件性を認めた伊勢警察署は重い腰を上げ、三重県警と協力し本格的な調査を開始します。捜査開始後、伊勢警察署は辻出紀子さんのご両親と同僚に事情聴取を行います。ところが伊勢警察署は同僚からの聴取内容をご両親には決して伝えません。逆も然りです。要は事件化した後も伊勢警察署は彼女の失踪を家出と捉えていたということです。辻出家の家族内の関係悪化に以前疑惑を掛けていた事になります。

 

この時点で依然として警察は行方不明と並行し、家出の線も強く疑っていたのでしょう。

 

本事件が約20年もの間迷宮入りしているのには2点『余りに遅かった警察の初動』そして『誠実さに欠けた対応』が要因とされています。

 

出典:https://www.youtube.com/

 

この様な公開動画も三重県警のアカウントはYoutubeに上げていますが、この動画もつい最近投稿されたばかりで、事件に対する意識の低さが垣間見えるようです。

 

 

 

辻出紀子さんはなぜ行方不明になったのか?当日・翌日の詳細

 

辻出紀子さんがかなり奔放でアグレッシブな性格という事は既に述べました。交友関係も幅広く…当然彼女に惹かれ交際する男性も多かったようです。そのほとんどは真面目で誠実な男性だったはずですが、後に述べるように事件当初の交際相手はかなり問題のある人物だったようです。

 

失踪当日の11月24日、23:00過ぎに社長に促され退社していますが、その後とある男性と落ち合っていたことが判明しています。

 

 

どうやらこの男性は彼女の取材を通じ知り合いになった男性のようで、約束の時間は“23:00”しかも場所は件の“保険会社の駐車場”だったそうです。着の身着のまま会社から姿を消したのも、自動車という移動手段、そして直線距離にして約1km弱という近距離だったためでしょう。

 

地図によると車で10分ほどの距離ですが、時間帯を考慮するとかなり僅かな時間で現場に到着できたのではないのでしょうか?

 

 

 

辻出紀子さん『伊勢市女性記者失踪事件』の真相・犯人は?

 

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失踪の当日以前、辻出紀子さんはとある取材のため“三重県尾鷲市役所”からボランティア活動のリーダーを務めていた男性Uを紹介されています。この男性Aは物腰が柔らかく一見すると紳士的な人物だったようで、周囲に明かしてはいませんが、どうやら取材後も懇意にしていたそうです。

 

しかも彼女が失踪する以前に携帯電話に男性Uから、実に4回もの着信履歴があったこと、同僚の証言から辻出紀子さんが男性Uに好意を寄せていたことも明らかになっています。

 

ただこの男性Uには誰もが想像し得ない裏の顔がありました。

 

容疑者男性Uの前歴

 

出典:https://seiga.nicovideo.jp/

 

捜査線上に容疑者として浮上した男性U。実は彼には前歴があったのです。

 

それは辻出紀子さんが失踪する前年の1998年、既に既婚者の身でありながら男性Uは東京のホテトル嬢と交際をしていたのです。ホテトル嬢はこの男性Uとの関係に嫌気がさし別れ話を持ちかけますが、男性Uは「銭払ってもやらせてくれんのか!どうなんや!!」と激高し、包丁を持ち出して女性を脅し監禁行為を行っていました。

 

出典:https://www.linemo.jp/

 

この男性Uに辻出紀子さんが接触・取材を行ったのは失踪当日から遡ること約3か月前です。

 

その内容は『以前の取材で大きな手違いがあり、辻出さんに直接お会いして謝罪したい…」という旨の物でした。これは男性U本人の証言なのでやや信憑性に欠けます。ただこの男性Uが辻出紀子さんの行為に気付き、それを性欲の捌け口にしようとしていた感は否めません。

 

実際に深夜23:00に人気のない駐車場内に20代の女性一人を呼び出すことが、果たして謝罪に繋がるのでしょうか?

 

 

売春島関係のトラブル?

 

 

失踪当時、辻出紀子さんが在籍していた『伊勢文化舎』から南東に約10km、三重県磯部町渡鹿野に位置する“的天湾”に浮かぶ島が売春島こと『渡鹿野島』です。

 

その昔、公然と売春が行われる島としてタブー視されてきた歴史が残る渡鹿野島ですが、その実情は大きく変遷しています。このイメージはかなり時代遅れの都市伝説的なものであり、令和の今日では渡鹿野島の実情とは大きくかけ離れています。

 

辻出紀子さんがこの島を積極的に取材した過去もなく、現在の産業のほぼ100%が観光依存の島なので、あくまで噂話し程度に挙がるのみ…と捉えた方が良いでしょう。

 

 

 

辻出紀子さん『伊勢市女性記者失踪事件』に大きく関わる男性「上村氏」

 

出典:https://www.ac-illust.com/

 

前記事において最も信憑性が高く、そして警察の面々もマークしていた人物が「上村氏」男性Uと表記されていた人物です。

 

『前年に監禁罪の前歴がある』『失踪当日4度にも渡り辻出紀子さんの携帯に連絡をしていた』『呼び出し理由と時間・場所が余りに不自然』『当の本人も思いを寄せていた人物』ということもあり、本失踪事件に何かしらの関わりを持つ人物として、早々に捜査線上に浮上していました。

 

出典:https://twitter.com/

 

上村氏は事件発生3か月前に取材で辻出さんと知り合った事実については認めています。しかし「辻出さんのことはよく知っているが、最近は電話もしていないし会ってもいない」と終始弁明の姿勢を崩しません。

ところが失踪当日の4回の携帯電話への着信履歴が判明すると、上村氏は辻出紀子さんを電話で呼び出し保険会社の駐車場で会ったことを認めたのです。その目的は自身の性欲のためでした。「辻出さんが僕の車に乗り込んで話をしたところ、ムードが盛り上がったので車内で性行為をした。その後、少し話をして駐車場で別れた。以降は知らない」と当初は証言したのですが、すぐに「駐車場から車を20〜30メートル走らせ、そこで辻出さんを降ろした」とコロコロと供述が変わります。

当時、捜査担当の元刑事は「車内での出来事が本当なら、辻出さんの身には何も起きなかったはずだ」と述懐しており、上村氏の容疑はかなり色濃かったことを匂わせています。

 

それを裏付けるかのように彼には様々な疑惑が浮上するのです。

 

 

元妻の証言

 

出典:http://free-photo.net/

 

以下は上村氏の妻(後に離婚)が夫婦生活を営んでいた際、感じていたという違和感の証言です。

 

「東京に行ってくるといって帰ってくると、体から薬物の匂いがした」

「まったく眠らない日があり、それでも活気に溢れていた」

「自室に包丁を持ち込んで、”死んだる!”と喚き散らしたことがあった」

「すぐに激昂して物を投げつけたり、食卓をひっくり返すなどしていた」

「医学本に載っていた女性器を舐め回すほどに見続けていた」

「大量のコンドームを椅子の下に敷き詰めていた」

「自慰行為を狂ったようにし続けていた」

「こっそり希少動物を輸入して、40万円の罰金刑に処せられたことがある (ワシントン条約違反)」

引用:裁判判例と未解決事件データベース

 

 

自宅にかかった謎の電話

 

出典:https://magazine.aruhi-corp.co.jp/

 

辻出紀子さん失踪後の3日後、彼女の実家に「クロネコヤマト配達員」を名乗る不審な電話がかかっていました。

 

その内容は「クロネコヤマトの宅急便です。○○(紀子さんの妹の名)様のお荷物をお預かりしております。ご本人様に直接お渡ししたいのですが、ご住所がわかりません。妹さんのご住所を教えてください。」というものです。

 

配達の際、住所不明の荷物を取り扱うはずがないと直感した母親は「今ちょっと取りこんでいるので、折り返しお電話したいので、ご連絡先をお教えください。」というと「さようですか。クロネコヤマトの総務部の山口と申します。電話番号は、0××-××××-×××××です。ではご連絡、お待ちしています。」と答えました。

 

営業所に確認したところ当該人物“山口”は在籍しておらず、更には12桁の携帯電話番号はありえません。後に分かったのですが一番不可解な点は上村氏の携帯電話下4桁と、この山口という人物が教えた番号下4桁が全く同一の番号だったことです。

 

4桁全てが合致する確率は10000分の1です。この点でもかなりの疑惑が生じませんか?

 

 

無罪になったらすべてを話すという虚言

 

出典:https://gogen-yurai.jp/

 

辻出紀子さん失踪から約3ヶ月後、ついに警察は前述の監禁疑惑で上村氏の逮捕に踏み切ります。上村氏は徹底的に黙秘権を行使し、警察も嘘発見器を持ち込むほど真相究明は難航します。

 

拘留中、上村氏は辻出家に書簡で連絡を取っていました。そして担当弁護士の署名入りの誓約書を作成し、ご両親に送ります。その内容は…【この逮捕監禁事件で無罪を勝ち取った暁にはすべてを話す】という希望を抱かせるものでした。

 

1999年10月、上村氏の目論みに沿うように監禁罪で無罪を勝ち取ります。しかしその後の対応は誓約書とは全く意趣を違えるものでした。無罪判決後も彼は真実には口を閉ざし、完全にご両親との約束を反故にします。それどころか濡れ衣を着せられた意趣返しで『被害届を出したホテトル嬢と2人の証人に連帯で3000万、更に国と三重県に対して同じく3,000万を求める国家賠償請求訴訟を提起(後に取り下げ)』をしたのです。

 

この様に様々な不審点を持つ上村氏。ですが限りなくクロに近い灰色の人物として無罪放免され、今もなお普通の社会生活を送っているのです。

 

 

 

辻出紀子さんの両親が頼った霊能者

 

 

辻出紀子さんが失踪し、その生死はもちろんのこと真相究明も遅々として進まず、ご両親の焦りは増すばかりでした。

 

その過程でご両親は一縷の望みを託し、アメリカ在住の霊能者「キャサリン・レイ」さんに娘の居場所の透視・霊視を依頼しています。その結果、キャサリン・レイさんが霊視した状況が実際の失踪状況に非常に酷似していました。しかし残念ながら、それ以上の進展はありません。

 

ご両親の気持ちを思えば、藁にもすがりたい気持ちだったのでしょう…

 

 

 

辻出紀子さん『伊勢市女性記者失踪事件』は北朝鮮による拉致?

 

辻出紀子さん失踪事件は北朝鮮による拉致なのではないかと言う説もあります。

 

旅好きな彼女、難民キャンプや紛争地域にも積極的に訪れ当地の実情や難民の方々との積極的な交流も行っています。よもやま話ですが…とある難民青年と恋に落ちたという噂もあるほどです。そして事実は定かではありませんが、実は彼女は北朝鮮に渡航し、旧よど号グループの構成員に接触、インタビューを行ったという情報もあります。

 

出典:https://www.npa.go.jp/

 

まことしやかに信じがたい話ですが…ここまで行動的な辻出紀子さんを見ると、あながち真実味も増してくるものです。そして実際に2008年9月8日付の産経新聞内の記事が「北朝鮮拉致説」を報じています。北朝鮮拉致問題を研究調査している日本の某大学教員が、韓国に逃亡した脱北者の証言で「辻出紀子さんを知っている、平壌で辻出紀子さんによく似た人物を見たという人物がいた」というセンセーショナルなものでした。

 

北、新たな拉致疑惑 10年不明の辻出さん 政府に情報、再捜査へ


今年春ごろに政府関係者が北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から「辻出紀子さんという方が北朝鮮にいるのではないか」との情報が寄せられていた。この際、日本側は「辻出さんの『つ』の字も出さなかったのに、先方から辻出さんの名前をフルネームで言った」(関係者)という。

引用:産経新聞 2008年9月8日付記事抜粋

 

そして更に後年の2014年、週刊誌「フライデー」のスクープにより辻出紀子さんが『特定失踪者リスト入り』していることが明らかになります。

 

今年3月にはある行方不明者について注目すべき動きがあった。

 

三重県で’98年に行方不明になった辻出紀子さんの名前が、密かに警察庁の「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者」リストに加えられたのだ。辻出さんは以前から拉致された疑いが濃厚だったが、これまでは北朝鮮に拉致されたとはみなされなかった。ところが、この3月に三重県警が辻出さん一家を訪ねて、家族に「辻出さんの名前をリストに入れてもいいか」と申し出たという。

引用:フライデー 2014年6月6日号

 

ただ…この北朝鮮拉致説はかなり根拠に乏しいものです。産経新聞が報道した記事も後に『誤報』としてやり玉に上がっており、どうやら辻出紀子さん失踪の事実を一連の北朝鮮拉致事件への政治的利用へ転嫁した感が否めません。ジャーナリスト伊藤孝司氏は実際に北朝鮮に赴き、当時の「よど号事件」グループ首謀格である小西隆裕氏に果敢にインタビューを行っています。

 

出典:http://kodawarijournalist.blog.fc2.com/

 

その結果、当局のみならず「よど号ハイジャックメンバー」にも“辻出紀子さんの名前は初耳でした。地理的にも日本海側とは真逆で太平洋側に位置する三重県。この説は根拠がやや乏しいと一見感じますが、当時の北朝鮮日本人拉致ルートに含まれており、完全にシロとは断定はできません。

 

 

 

まとめ

 

現在の様にストーカー規制法などが確立しておらず、女性の人権に対し意識が希薄な90年代に起こった事件という事もあり、初動捜査の大幅な遅れ…そして伊勢警察・三重県警の対応の後手後手感が否めない事件となってしまいました。

 

未だなお辻出紀子さん発見には至らず、最重要容疑者上村氏もごく普通に日常生活を送っているという、何とも理不尽な結果に着地する形になっています。

 

もちろん「疑わしきは罰せず」であり、上村氏が全く本件に関係がないという可能性もあるのでしょう……。

 

辻出紀子さんが忽然と姿を消してから20年以上の時が経ちます。その安否はもちろんのこと、今後、彼女が無事に発見される事を祈るばかりです。

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