たくさんの名曲を持つ人気バンドのHYは、ボーカルが再婚したとか、メンバー&ボーカルが死亡したなどのいろいろな噂がありますので、それらの真相を探っていきましょう。
HYのメンバーのプロフィールや活動経歴、ボーカルの仲宗根泉さんの結婚や離婚・再婚の噂、メンバーが亡くなった&死亡説の噂などをまとめました。
この記事の目次
HYは名曲たくさんの沖縄出身バンド
出典:skream.jp
HYは2001年にデビューした沖縄出身のバンドです。
デビュー時は男性4人+女性1人のメンバー編成で、メンバー全員が作詞作曲ができる珍しいバンドで、ボーカルが2人いて、曲によってデビュー後も故郷である沖縄を大切にしています。
発売後も長く愛される名曲が多く、代表作には次のような楽曲があります。
・366日
・Song for
・AM 11:00
・NAO
・ホワイトビーチ
・てがみ
・いちばん近くに
2024年にはHYの楽曲「366日」から着想を得て制作されたドラマがフジテレビの月9で放送されたことで、大きな注目を集め、さらにファン層を広げています。
HYのメンバーとプロフィール
HYのバンドメンバーとそれぞれのプロフィールを確認していきましょう。バンドメンバーは2019年からは4人になっていますが、2019年に脱退したメンバーもここではご紹介します。
新里英之
出典:tvu.co.jp
新里英之(しんざと ひでゆき)
生年月日:1983年4月12日
出身:沖縄県うるま市
新里英之さんは、HYのボーカルやギターを担当していますが、楽曲によってはラップや三線の演奏も行う多彩な才能を持っています。
HYのリーダーをしていて、NHKの朝ドラ「純と愛」の主題歌である「いちばん近くに」や「ホワイトビーチ」、「あなたを想う風」などは、新里英之さんが作詞作曲をした楽曲です。
2017年からは「Hide’s Music Story」というソロプロジェクトを行っています。
名嘉俊
出典:natalie.mu
名嘉俊(なか しゅん)
生年月日:1983年5月10日
出身:沖縄県うるま市
名嘉俊さんはHYでドラムを担当しています。
名嘉俊さんは中学時代に音楽に目覚めてからはギターを弾いていましたが、HYを組むことになった時、メンバーの新里さんと宮里さんから「3人でギターを弾くのは面白くないからドラムをやれ」と言われて、ドラムをやったら面白かったから、ドラムを続けることになりました。
名嘉俊さんは作詞作曲をする時には「TUN」という名義を使っていて、「NAO」や「AM11:00」の作詞作曲を担当しています。
また、HYの唯一の女性メンバーである仲宗根泉さんとはいとこの関係になります。
許田信介
許田信介(きょだしんすけ)
生年月日:1983年7月17日
出身:沖縄県うるま市
許田信介さんは、HYではベースを担当しています。個人で作詞作曲を担当した曲は今のところないようですが、「HY」名義での作詞作曲の楽曲には参加しています。
仲宗根泉
仲宗根泉(なかそね いずみ)
生年月日:1983年11月1日
出身:沖縄県うるま市
HYの唯一の女性メンバーである仲宗根泉さんは、キーボードとボーカルを担当しています。優れた歌唱力には定評があり、「366日」や「Song for」は仲宗根泉さんが作詞作曲した楽曲になります。
メンバーの名嘉俊さんとはいとこの関係になります。
宮里悠平
出典:natalie.mu
宮里悠平(みやざと ゆうへい)
生年月日:1984年1月2日
出身:沖縄県うるま市
宮里悠平さんはギター担当のメンバーで、「小さな優しさ」、「Be Happy!!」などの作詞作曲を担当していましたが、2019年9月5日にHYを脱退することが発表されました。
HYの活動経歴
出典:prtimes.jp
HYの結成とデビュー
HYのメンバーは全員沖縄県うるま市出身で、新里さんと宮里さんは幼馴染、さらにこの2人と名嘉さんが中学時代に親しくなり、高校生になってから許田さんと仲宗根さんが3人に出会って、2000年にバンドを組みました。
HYという名前の由来はメンバーの地元である「東屋慶名」(ひがしやけな)から取っています。
高校3年の時に「ホワイトビーチ」を作り、そこからストリートライブを始めます。最初は全く観客はいませんでしたが、口コミでどんどん観客が増えていきました。
そして、高校3年生の9月22日にアルバム「Departure」でデビューしました。このアルバムは沖縄限定の発売でしたが、1万枚がすぐに完売したとのことです。
ブレイクと多忙な日々
高校卒業後は「Departure」を全国発売し、東京の事務所に所属しながら、インディーズで活動を続け、2003年に発売した2枚目のアルバム「Street Story」ではインディーズながら4週連続オリコン1位を獲得し、一気に知名度が上がりました。
全国ツアーを行い、バンドとして順風満帆な活動を行っているはずでしたが、メンバーは多忙で沖縄になかなか帰れないことにストレスを感じ、メンバー同士の軋轢も増えていたとのことです。
アルバム前にツアーで全国を回っていて、沖縄に帰れない日々が続いていたんですよ。それが本当につらすぎて、メンバー同士もコミュニケーションがうまく取れなくなってしまったんです。小さなことでぶつかったりもしましたし
引用:HY「RAINBOW」インタビュー|20周年イヤー 続けることで見えたカラフルな虹 – 音楽ナタリー 特集・インタビュー
しかし、根本的にメンバー同士の仲が良く、楽曲制作への意欲もあったことから、HYとしての活動を続け、全国ツアー・カナダアメリカツアーなども行い、2010年にはNHK紅白歌合戦への出場を果たし、2012年にはNHKの朝ドラ「純と愛」の主題歌も担当しました。
沖縄に拠点を置く
2013年4月になると、所属事務所との契約を解除しファンクラブを解散して、沖縄に拠点を置いて、HYとしての活動を仕切り直します。
レコード会社は大手のユニバーサルミュージックに移籍して、レーベルを立ち上げましたが、レコーディングは沖縄で行うようになりました。
それからもライブ活動は精力的に行い、楽曲発表も行いながら、個人活動も増えていく中、2019年9月には宮里悠平さんが脱退という衝撃的な出来事もありましたが、それ以降は4人でマイペースに活動を続けています。
HYの女性ボーカル仲宗根泉は結婚・離婚を経験
出会いは旦那が中学生の時
HYの女性ボーカルである仲宗根泉さんは2011年に結婚しています。
結婚相手は5歳年下の一般男性である伊波広貴さんという男性です。
2人の出会いは運命的なものでした。仲宗根泉さんが20歳の頃(2003年ごろ)、HYはすでに沖縄では人気バンドだったこともあり、地元の中学校で教育実習をした友人に頼まれて、生徒たちと食事会に参加しました。
その食事会に生徒として参加していたのが伊波広貴さんです。伊波広貴さんを一目見て、仲宗根泉さんは「私、あの子と結婚する気がする」と感じ、その場で伊波さんと連絡先を交換し、連絡を取るようになりました。
そして、連絡し合う中で両想いになったのですが、当時仲宗根泉さんは20歳、伊波広貴さんは15歳。さすがに手を出すわけにはいきません。
そこで、仲宗根泉さんは「好きだけど付き合ない。あなたが20歳になっても好きだったら、その時は付き合おう」と告げて、距離を置くようにしたのです。
だが、ヒロタカさんは当時15歳だったため、仲宗根は「好きだけど今は付き合えない。だからこれ以上会うのはもうやめにしましょう」と別れを告げ、「でもあなたが20歳になったとき、もしまだお互いが好きだったらその時は付き合いましょう」と約束。
この時の辛い思いを歌にしたのが、HYの名曲「Song for」です。
それから5年経って、伊波広貴さんは20歳になり、仲宗根泉さんに連絡をして、「俺が結婚するのは今でもあなただと思っている」とプロポーズします。
この時、仲宗根泉さんには彼氏がいたのですぐには付き合わず、2年後の2010年に沖縄で再会を交際をスタートさせ、翌年に結婚しました。
2020年に離婚
運命的な出会いをして結婚したボーカルの仲宗根泉さんは、2020年に離婚しています。
離婚の原因は明らかにしていませんが、タイミング的に考えると、後述の流産が1つの要因になっているのかもしれません。
ただ、離婚後に全然連絡を取らないというわけではなく、子供の両親として2人で子育てをしていて、3人でご飯に行ったり、クリスマスなどのイベントごとは3人で一緒に過ごしているとのことです。
離婚した直後は、娘さんは元旦那さんの家に週3~4回は行っていたとのことですので、本当に「円満離婚」の状態なのでしょう。
HYの女性ボーカル仲宗根泉の子供は1人
長女が誕生
HYのボーカルの仲宗根泉さんには子供が1人います。2012年11月に長女を出産しました。
11月2日、私の誕生日と1日違いの日に、元気な女の子を出産しました! 母子ともに元気で、今からこの子にたくさんの愛を教え、又、私もこの子からたくさん教えてもらおうと思っています。
2024年の時点で、娘さんは小学6年生になります。娘さんは基本的に顔出ししていませんが、子供の頃の写真を見ると、目鼻立ちがはっきりしていて、めちゃくちゃかわいくて美人さんです。
1人は妊娠中に死亡
出典:entax.news
仲宗根泉さんは2018年2月に第二子が妊娠中に亡くなったことを公表しました。
仲宗根泉です。
みなさんへ大切なお知らせがあります。
昨年末に第2子を授かったことをご報告をしましたが、
その後の経過で、赤ちゃんに先天性の異常が見られ、
色々と尽くしたのですが、お空へ帰って行きました。
第二子を妊娠したこと2017年12月末にを公表した後に、先天性異常で胎児が死亡したようなので、仲宗根泉さんと旦那さんの心の傷は非常に大きかったと思います。
HYの女性ボーカル仲宗根泉は再婚していない
出典:youtube.com
HYのボーカルの仲宗根泉さんは2020年に離婚したことを公表しましたが、2024年時点では再婚していません。ネット上では再婚相手はHYのメンバーではないかという噂もありますが、その噂はデマです。
2023年にくわばたおはらのくわばたりえさんのYouTubeで語っていたところによると、離婚後は全く恋愛をしておらず、女友達と遊んでいた方が楽しいとのことです。また、離婚をする時に娘さんから「彼氏とか新しい家族絶対許さん」と何度もくぎを刺されていました。
さらに、「結婚ですべてを全うした」と語っていましたので、仲宗根泉さんの再婚は当分ないと思われます。
仲宗根泉さんは「お悩み相談・恋愛相談」などにズバッと答えていますし、恋愛ソングのカリスマのような存在ですので、離婚したらすぐに恋愛して再婚しそうなイメージがあるから、「再婚したのでは?」と思う人が多いのかもしれません。
HYのメンバーの脱退の真相!亡くなった?死亡説は本当?
2019年にメンバーの宮里悠平が脱退
HYは高校生の時に結成してデビューして、ずっと同じ5人のメンバーで活動していましたが、結成19年目の2019年9月に、メンバーの宮里悠平さんがHYを脱退することが発表されました。
沖縄県うるま市出身のバンドHY(エイチワイ)でギターを担当する宮里悠平さんが脱退することが5日、HYのオフィシャルウェブサイトで発表された。
HYのメンバーは仲が良いことはファンも知っていたため、メンバーが脱退するというニュースは、ファンに大きな衝撃を与えました。
「体調不良」が理由のために死亡説が流れる
メンバーの宮里悠平さんがHYを脱退する理由は、病気の療養です。2019年5月には体調不良が続いて通院していたため、治療に専念することが発表されました。
また、脱退時の宮里さんのコメントにも、「これからの自分としては、療養をしっかりして、ゆっくり自分の道を歩んでいきたいな。」とありました。
そのため、宮里悠平さんの脱退理由は体調不良です。これは間違いないでしょう。
ただ、その体調不良の詳細は明かされなかったため、「ガンではないか?」などの憶測が飛び交い、宮里悠平さんの死亡説が囁かれるようになったのです。
2024年も元気に活動をしている
元メンバーの宮里悠平さんは死亡していません。亡くなったという噂はデマです。
2024年時点でも沖縄に拠点を置いて、音楽活動を行っています。「悠平」名義でいろいろなアーティストとコラボしたり、沖縄でのイベントに出演したり、コーヒー店を経営したりしています。
Instagramを見ると、筋トレや魚釣りを楽しそうにしていますので、病気は良くなり、元気にしていることがわかります。
脱退の真相はメンタル面か?
脱退後にも元気に音楽活動を続けている宮里悠平さんですが、脱退の真相は何だったのでしょうか?メンバー同士の不仲でないことは、脱退発表時の他の4人のメンバーのコメントを見ても明らかです。
脱退前は体調不良が続いていて、休養が必要な状態だったことや脱退時に名嘉さんが「悠平のステージパフォーマンスに波が出始めてから」と書いていることから、宮里悠平さんの体調不良はメンタル面の病気だった可能性が高いのではないでしょうか。
HYのメンバーでいる限り、スケジュールは自由になりませんが、1人で活動するようになったら、マイペースに音楽活動を続けられるので、ストレス・プレッシャーは少なくなりますから。あくまでも推測ですが、脱退の真相はメンタル面の不調だったのかもしれません。
HYのボーカルが死亡の噂の真相は?
HYのボーカルが亡くなったという噂がありますが、これもデマです。
HYのボーカルは新里英之さんと仲宗根泉さんですが、2人とも死亡していません。
では、なぜこのようなデマが出たのでしょうか?
それは、「人気バンドのボーカル 58歳で急死 HY、サスケら見いだす ダイアモンド☆ユカイとユニットも」という記事が出たからです。
この記事の内容はロックバンド「LORAN」のボーカルで音楽プロデューサーのYASSさん(本名・高田康さん)が膵臓がんで亡くなったという内容です。
しかし、この記事のタイトルが「人気バンドのボーカル 58歳で急死 HY、サスケら見いだす ダイアモンド☆ユカイとユニットも」というものであり、ネットで検索すると、表示文字数の関係で「人気バンドのボーカル 58歳で急死 HY」となるため、「HYのボーカルが死亡した」と勘違いする人が続出したのです。
もう一度繰り返しますが、HYのボーカルは死亡していません。亡くなったのはHYをプロデュースしたこともあるYASSさんです。
HYのまとめ
HYのバンドメンバーのプロフィールやボーカルの結婚・離婚とメンバーの脱退の真相や死亡説、ボーカルが亡くなったという噂の真相をまとめました。
HYは本当に名曲が多いので、これからの活動に期待したいです。