野村美輝は2013年に発生した広島少女LINE殺人事件の主犯格です。この記事では野村美輝の生い立ちや母親などの家族、被害者の黒瀬恵利華さんや、ほかの6人の犯人らとの関係、判決、現在について紹介していきます。
この記事の目次
- 野村美輝と広島少女LINE殺人事件についての概要
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細① 被害者・共犯者との関係
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細② 事件の発端
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細③ 被害者を呼び出す
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細④ 暴行
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑤ 黒瀬恵利華さん死亡
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑥事 件後の動き
- 野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑦ 母親へ相談・逮捕
- 野村美輝らの判決
- 野村美輝の生い立ち・家族
- 野村美輝らの現在
- 野村美輝と広島少女LINE殺人事件についてのまとめ
野村美輝と広島少女LINE殺人事件についての概要
2013年6月28日、SNSサービス「LINE」上でのやり取りがきっかけとなって当時16歳の少女が激しいリンチの末に殺害されるという衝撃的な事件・広島少女LINE殺人事件が発生しました。
事件発生の前日、主犯格である野村美輝(当時16歳)は被害者の黒瀬恵利華さんとLINEを通じて喧嘩をしており、これが発展して野村美輝が黒瀬さんの殺害を計画。
すぐさま当時の交際相手など6人の男女を呼び出して協力を求め、28日の早朝に黒瀬さんを呼び出して拉致したうえ、激しい暴行をくわえたのです。
黒瀬さんは協力者のなかの1人であり、唯一成人していた瀬戸大平(当時21歳)によって殺害され、遺体を広島県呉市の灰ヶ峰に遺棄されました。
事件は事件から13日が経過した7月11日に野村美輝が自分の母親に犯行を告白したことをきっかけとして発覚し、14日中に灰ヶ峰で黒瀬さんの遺体が発見されて野村は逮捕に至りました。
しかし、逮捕前には逃亡を図ろうとして警察に身柄を拘束される、逮捕後には共犯者を庇って嘘の供述を重ねるなど野村美輝には反省が見られず、裁判では未成年であったにもかかわらず懲役13年が言い渡されています。
また、事件が報道されると警察に同行したという点から一見常識人に見えた野村美輝の母親にも問題があったことが明らかに。生い立ちが理由でこのような事件を計画するほど歪んでしまったのではないか?との指摘もされるようになりました。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細① 被害者・共犯者との関係
広島少女LINE殺人事件の主犯格である野村美輝と、被害者の黒瀬恵利華さんは広島舟入商業高等専修学校の同級生でした。
2人は同じ接客業をしており、仕事上の利益の分配をめぐって金銭トラブルがあった、異性関係のトラブルがあったとの噂もありますが、事件前までは大きなトラブルもなく普通に仲が良かったといいます。
報道によれば、黒瀬恵利華さんのブログには事件前に野村美輝に向けて「ありがとねー。大好きよ」「だーい好き」といった言葉も綴られていたとされ、決して関係は悪くなかった様子です。
なお黒瀬さんは事件当時も専修学校に通っていましたが、野村美輝は事件当時にはすでに退学しており、無職の状態でした。
退学後の野村美輝はアルバイトをするでもなく遊び歩いて暮らしていたといい、ネット上で知り合った男と交際をしていました。
この男、成田奶哉(だいすけ・当時16歳)は広島少女LINE殺人事件の共犯者の1人であり、事件当時には同じく共犯者となる福井彩乃(当時16歳)、持田竜也(当時16歳)、加害者の中で唯一成人していた瀬戸大平、そして野村美輝と広島市内のアパートで共同生活を行っていました。
野村美輝と成田奶哉のカップル、福井彩乃と持田竜也のカップルの4人はお互いのことを特別な絆を持った「Fam(ファミリー)」と自称していたそうです。
そして成人していた瀬戸大平は車が運転できることから、4人に体よくつかわれる存在でした。
上の5人にくわえてともに16歳の荒当葉月と河野那奈が事件当日に黒瀬さんを呼び出すという役割で事件に加担しています。
この2人は6月の上旬に野村美輝とネット上で知り合っただけの関係だったといい、野村美輝とも黒瀬恵利華さんとも面識はなく、犯行当日に初めて会ったとのことです。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細② 事件の発端
事件の発端になったのは、野村美輝と黒瀬恵利華さんが共通の友人らとともに作っていたLINE上のグループチャットでの言い争いでした。
6月17日にこのグループチャットで野村美輝は、黒瀬恵利華さんを名指しして「都合のええ奴きらい。絡まん方がええよ」などと友人らに黒瀬さんをハブるように仕向けるメッセージを送ったとされます。
これが原因となって黒瀬さんも野村美輝に対して「死ね」「ブス」とメッセージを送り、2人の間で口論が激化。
激しい言い争いの後に野村美輝が激怒し、「殺してやるけえ」と脅迫をはじめ、実際に黒瀬さんへの暴行を計画したのです。
そして1人で犯行を遂行するのは難しいと考えた野村美輝は、彼氏の成田奶哉や福井彩乃、持田竜也、瀬戸大平らに協力を持ち掛けました。
すると成田らは黒瀬恵利華さんに対して何の恨みもないにもかかわらず、興味本位で犯行にくわわることを即決したといいます。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細③ 被害者を呼び出す
6月28日の未明、黒瀬恵利華さんのもとに荒当葉月と河野那奈から「遊びに行こう」というメッセージが届きました。
このメッセージは黒瀬さんをおびき出すために野村美輝が2人に指示して送らせたものだったのですが、何も知らない黒瀬さんは午前4時10分頃に指定された待ち合わせ場所に向かってしまいます。
待ち合わせ場所に着くと、荒当葉月と河野那奈が瀬戸大平が運転してきたワゴン車に乗って待ち構えていました。
この時、野村美輝と成田奶哉、福井彩乃、持田竜也、瀬戸大平の実行犯5人は付近で身を潜めて、黒瀬さんがワゴン車に乗るまで様子を窺っていたとされます。
そして黒瀬さんが車に乗り込んだことを確認するといっせいに飛び出してきて、一瞬の隙に全員がワゴン車に乗り込み、黒瀬さんの逃げ道を塞ぎました。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細④ 暴行
黒瀬恵利華さんの拉致に成功した野村美輝が、すぐに彼女の胸ぐらをつかんで「言いたいことあるなら、言ってみろや」と凄みました。
黒瀬さんも負けじと「触んなや!」と抵抗を見せたといいますが、狭い車内で暴れても逃げ出すことはできず、瀬戸の運転で車は動き出してしまいました。
野村美輝ら5人は、車が動き出すと海に向かうか、山に行くかと人目につかない場所で黒瀬さんをリンチする計画を立て始めたといいます。
そして移動中にも、後部座席にうつ伏せに転がした黒瀬恵利華さんを殴る、顔や手足などをライターであぶるなどの暴行をくわえました。
しかも共犯者の福井彩乃は、この暴行の様子を面白半分でスマートフォンで撮影していたとのことです。
さらに黒瀬さんの所持していた現金4万2千円とキャッシュカードを奪い、暗証番号を教えるように恫喝。
最初はためらった黒瀬さんでしたが、野村美輝から「番号を教えたら許してやる」と言われて、しぶしぶ暗証番号を教えてしまいます。
しかし、暗証番号を教えても黒瀬さんが解放されることはありませんでした。番号を聞いた野村美輝は無情にも「許すわけないじゃん」と黒瀬さんに言い放ったのです。
エスカレートする暴行
行き先を広島県呉市の灰ヶ峰にした野村美輝らは、途中で料金所に立ち寄りました。すると車が停まった隙をみて、黒瀬さんが「助けて!」と大声で叫んで、周囲に助けを求めたのです。
これに激怒した犯人らは、黒瀬さんの口にタオルを詰めてしゃべれないようにした挙句、こめかみや太ももなどに煙草の火をあてて火傷を負わせました。
この暴行の最中、耳の中に火傷を負った黒瀬さんは痛みのあまり気を失ったといいます。
そして、逃げたことについて実行犯5人1人づつに対して謝罪するように強要。
お金とキャッシュカードを奪った挙句に気を失うほどの暴行をくわえるというのは明らかに犯罪ですし、成人同様に裁かれるほどの重罪です。
ところが実行犯5人のうち誰も黒瀬さんへの暴行を止める者はなく、それどころか暴力は次第にエスカレートしていき、黒瀬さんの扱いが悲惨なものになればなるほど車内は盛り上がりました。
途中、野村美輝らはコンビニでカッターナイフを購入し、これで黒瀬さんを切りつけるなどの行為もしていたとされます。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑤ 黒瀬恵利華さん死亡
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灰ヶ峰に到着すると、成田奶哉が黒瀬さんの口からタオルを取りました。
車内でも成田は黒瀬さんに酷い暴行をくわえていましたから、タオルを外したのは決して優しさからくる行動ではなかったのですが、なぜか野村美輝はこれに激しく嫉妬。
事前に用意していた軍手を死装すると、怒りに任せて黒瀬さんを車から引きずり降ろして何発も殴りつけました。
そしてこの暴行に成田と持田竜也、瀬戸大平の男3人がくわわり、黒瀬さんの顔はまるで「お岩さん」のようにどす黒く腫れあがってしまったといいます。
最終的には成田奶哉が黒瀬さんの首の骨を折って殺害。遺体は成田と瀬戸が崖の斜面から投げ捨てて遺棄し、5人は灰ヶ峰を立ち去りました。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑥事 件後の動き
殺人現場を後にした5人は、帰り道で黒瀬さんから奪った現金4万2千円を「戦利品」として山分けしたとされます。
さらに犯行から3日後の7月1日には、瀬戸が黒瀬さんのキャッシュカードを使ってATMから現金2千円を引き出しています。
一方で黒瀬さんの家族は、娘が帰ってこないことを心配して事件当日の6月28日に警察へ捜索願を提出していました。
警察が黒瀬さんを探しているということを友人から聞いた野村美輝は、急に怖くなって犯行に関与していない友人に事件について打ち明けます。
この時、友人から「なんでそんなことしたの?本当にやったの?」と聞かれた野村美輝は、「(なんでやったのかは)わからん。はらたったけん」「あいつがケンカうってきた」と返していました。
衝撃的な告白を受けたこの友人は、野村に「まだ生きてるかもしれないよ、現場に行っておいで」と助言したといいます。
これに素直に従って野村美輝はもう一度、事件現場に向かいましたが、崖の下に落とされた黒瀬さんの遺体は腐敗し、野生動物に食い荒らされて正視できないような惨い状態になっていました。
野村美輝が起こした広島少女LINE殺人事件の詳細⑦ 母親へ相談・逮捕
1人で黒瀬さんの遺体を見に行ったことにより、やっと人を殺してしまったという自覚が出てきた野村美輝。
耐えきれなくなり、7月11日に母親に犯行を打ち明けました。すべてを聞いた母親は、翌日の12日に娘を連れて広島東警察署に出頭します。
しかし、すぐさま捜査員が灰ヶ峰に向かうも黒瀬さんの遺体が見つからなかったため、いったん野村美輝は母親とともに帰宅することとなります。
その後、広島県警は本格的に灰ヶ峰での遺体捜索を開始しますが、自首をしに行った翌日の13日には逮捕が怖くなり、野村美輝は逃亡を画策していました。
野村美輝は友人に逃亡の協力を頼み、13日の朝に家を抜け出そうとします。しかし、母親に見つかって通報され、警察官に取り押さえられて連行されて行き、同日中に黒瀬さんの遺体が発見されて逮捕となりました。
逮捕後、野村美輝は共犯者を庇い「被害者とタイマンするために2人で山に行き、殺害した」「山へはタクシーで行った」などと供述していたとされます。
しかし、乗車したタクシーが見つからないことなど矛盾点をつかれて、7月17日にLINEの履歴から共犯者が割り出されて逮捕されることに。すると野村も供述を一変させ、犯行について自供を始めました。
こうして事件から1ヶ月も経たないうちに、広島少女LINE殺人事件に関与した7人全員が逮捕されたのです。
野村美輝らの判決
①野村美輝は懲役13年
野村美輝は7月14日に死体遺棄罪で逮捕された後、8月3日に強盗殺人罪および監禁罪で再逮捕されました。
そして8月5日に上記の罪状で広島地検へ送検され、いったんは未成年であったことから鑑別所送致扱いになりましたが、10月17日に逆送されて成人犯罪者と同じく刑事裁判にかけられることとなります。
逆送を決定した理由について、家庭裁判所は「矯正の可能性は否定できないが、犯行の執拗さや残虐性から保護処分は選択できない」としていました。
こうして野村美輝の裁判は広島地裁で開かれ、2014年10月24日には懲役13年(求刑15年)という異例の重さの判決が言い渡されました。
黒瀬さんに致命傷を負わせたのは別の人物だったにもかかわらず、この量刑は非常に重いと考えられますが、犯行前に指紋を残さないように軍手を用意していたこと、協力を求めて周到に計画を立てたこと、逃亡を図ったことなどが判決に影響したとされます。
②成田奶哉は懲役10年
成田奶哉も野村美輝と同じ流れで強盗殺人罪および監禁罪、死体遺棄罪で起訴され、2014年12月3日に懲役10年が言い渡されています。
野村美輝に頼まれて犯行に加担したものの、最終的に黒瀬さんの首の骨を折って殺害し、遺体を崖の上から投げ捨てるなど、犯行の中心にいたことからこの量刑になりました。
⓷瀬戸大平は懲役14年
犯人の中で唯一成人していた瀬戸大平には、2014年10月24日に懲役14年が言い渡されています。
瀬戸は広島少女LINE殺人事件のほかにも2013年4月15日に鳥取県米子市内で16歳の少年を車で拉致し、殴る蹴るの暴行をくわえたうえで現金を奪い取るという障害致傷事件を起こしていました。
この件についても否認を続けて反省の態度が見えなかったうえ、広島少女LINE殺人事件でも最後まで「現場についていっただけ」と嘘の供述をしていたことから、主犯の野村美輝も重い判決になったと考えられます。
④福井彩乃への処分
福井彩乃については、2013年10月15日付けで中等少年院への送致が決定しています。
野村、成田の2人とは違い、刑事裁判にかけられなかった理由として、家庭裁判所は黒瀬さんの死を決定づけた灰ヶ峰での暴行にはくわわっていなかったことをあげていました。
また親から養育を放棄され、生活保護費を受給して生活していたことなどの複雑な生育環境も考慮され、中等少年院送致(相当長期3年程度)という処分になったとのことです。
⑤持田竜也への処分
持田竜也も2013年10月30日に、中等少年院への送致が決定しています。
積極的に暴行に加わる残虐性はあったものの、従属的な立場であったことから中等少年院送致(相当長期4年程度)という処分になったとのことです。
ただ持田は素行が悪く、上で触れた鳥取県米子市内での暴行致傷事件にも瀬戸太平とともに関与していたうえ、無免許でトラックの運転手をしていたなどの余罪もありました。
さらに黒瀬さんに致命傷を負わせたのは成田ではなく持田だという噂もあることから、刑事裁判を受けさせるべきだったのではないかとも指摘されています。
⑥荒当葉月と河野那奈への処分
荒当葉月と河野那奈の2人については、好奇心から野村美輝に協力をしたものの暴行にはいっさい関与していなかったことから、2013年10月15日付けで中等少年院送致扱いとなっています。
彼女らは殺害に至るほど激しい暴行をするとは思っていなかったようで、黒瀬さんの呼び出しを手伝った後で友人に対して「この人たちヤバいよ。どうしよう、帰りたい」と伊藤美輝らを怖がるようなメールを送っていたとのことです。
野村美輝の生い立ち・家族
裁判時での野村美輝の弁護士の話によると、野村の両親は彼女が4歳の頃に離婚しており、以降は母親に引き取られて成長したとのことです。
しかし、野村を引き取った母親も一緒に面倒見た祖母も躾と称して虐待をしてきたといいます。
さらに野村美輝が小学6年生の頃には母親の交際相手から性的暴行を受けており、この悩みを相談しても母親は娘に寄り添ってはくれませんでした。
こういった生育歴が原因となって野村美輝は歪んで育ってしまい、彼女を知る友人からは「感情の抑制が効かず、気に入らないことがあると手が出るタイプ」といった証言も出ています。
また、野村美輝には妹がいると報じられており、母親と妹の3人で生活保護を受給しながら暮らしていた時期もあったとのことです。
交際相手が我が子に性的暴行をくわえているのを見て見ぬふりをする、という点から娘に無関心なのかと思いきや、野村美輝が広島舟入商業高等専修学校を退学した理由は母親であり、母親が学校に「うちの教育方針に合わないから退学する」と申し出て勝手に退学手続きをしたといいます。
学校という行き場を無くした野村美輝は、福井彩乃が生活保護費で借りていたアパートに入りびたり、成田らと共同生活を始めたとされますが、この間に福井彩乃の真似をして生活保護を受給しようとして失敗した、生活費は援助交際で稼いでいたとの情報もあります。
また事件後に被害者の黒瀬恵利華さんの母親と瀬戸太平の父親は取材に応じて心境を明かしていましたが、主犯である野村美輝の母親はいっさい表に出てきていませんし、遺族への謝罪もしていません。
野村美輝らの現在
一審で懲役13年の判決が言い渡された後、野村美輝は広島高裁に控訴をしていました。しかし、2015年3月30日には公訴棄却となり刑が確定しています。
成田奶哉と瀬戸太平も同じく控訴してしていましたが、やはり野村美輝同様に2015年3月に公訴棄却となり、それぞれ懲役10年、14年の刑が確定しています。
この3人については仮釈放されたという話も出ていないため、それぞれ刑期満了まで服役するのではないかと見られていますが、福井彩乃や持田竜也ら中等少年院への送致となった4人はすでに社会に出ている可能性が高いです。
少年院には明確な刑期が存在せず、服役中の生活態度や罪の重さなどから「社会に出て問題ない」と判断されれば、出所可能とされています。
基本的に少年院にいられるのは12歳以上20歳未満の年少者であることから考えても、4人はすでに出所しているはずです。
また、持田竜也に関しては2020年にYouTubeで配信されたボクシングイベント「亀田史郎の3150ファイトクラブ15話」に一般枠で出演していたことが確認されており、運営側が謝罪のうえ動画を削除していました。
亀田史郎ファイトクラブの格闘技経験者に殺人経験者の持田竜也出てきてて怖かった。殺人鬼出したらダメでしょ。
— 。 (@KMR364364364) November 7, 2020
野村美輝と広島少女LINE殺人事件についてのまとめ
今回は2013年6月に発生した広島少女LINE殺人事件と主犯の野村美輝について、犯行の動機や犯人と被害者の関係、生い立ちや家族を中心に紹介しました。
広島少女LINE殺人事件はLINE上での諍いが原因となって、殺人事件にまで発展してしまった衝撃的な事件です。
主犯格の野村美輝は2026年に出所予定とされていますが、未成年犯罪者の再犯率は決して低くないとされます。亡くなった黒瀬恵利華さんのご冥福をお祈りするとともに、犯人らがきちんと更生して出所することを願うばかりです。