2023年9月に電動キックボードで高齢女性をひき逃げし、警察官を殴ったと話題になった伊藤明理那。この記事ではかわいいと噂になった伊藤明理那の事件時炎上した言動、韓国・中国籍、ハーフとの噂や家族、結婚、逮捕後の現在について紹介していきます。
この記事の目次
伊藤明理那が起こした電動キックボードひき逃げ事件の概要
池袋のP’PARCO前でおばあちゃんが倒れてるし、その横に電動キックボード投げ出したねーちゃんが警察に職質されてるし、周りの人に聞いたら事故とのことで……マジで免許持ってなさそうな輩がこういうこと起こしてばかりやな……。 pic.twitter.com/Vnc7i0VuBh
— 小鳥Me(真美P) (@kotorixp) September 6, 2023
2003年9月6日15時50分頃、東京豊島区の池袋駅近くで、P’PARCOから出てきた歩行者の60代女性に電動キックボードを運転していた女が衝突するという事故が発生しました。
ぶつかられた女性は肋骨を折る大怪我を負いましたが、キックボードの女は被害者に声をかけることなくそのまま立ち去ろうとし、駆け付けた警察官によって拘束されました。
キックボードに乗っていた女の名前は伊藤明理那(めいりな)、23歳の無職で、埼玉県吉川市保1丁目在住とのこと。
歩道を歩いていた女性を電動キックボードではねて怪我を負わせ、無視をして逃げるというだけでも大問題なのにもかかわらず、伊藤明理那は事情を聞こうとした警察官の腕をペットボトルで殴るなどの反抗的な態度を見せたとされます。
しかも、事故現場の付近には「自転車は降りてください」という看板も立っており、道路交通法上、自転車と同じ軽車両に分類される電動キックボードも当然ながら降りて押す必要がありました。
しかし、伊藤明理那は事件時に歩道を電動キックボードに乗ったまま走行していました。
逮捕後の供述によると、おそろしいことに交通ルールを理解しないまま電動キックボードをレンタルし、街中で乗り回していたといいます。
これらのことが重なって、本来ならばTVで顔と実名を報道されるような大事件ではなかったにもかかわらず、伊藤明理那はフルネームとともに大まかな居住地、連行される様子まで報じられてしまいました。
そして、警察にまで口答えをして公務の妨害をしたにもかかわらず、逮捕時には涙ぐんでいたことが「今さら泣いて何になるのか」「泣きたいのは高齢女性の方だよ」とネット上で話題になり、SNSまで特定されてしまったのです。
もともと免許も必要ない電動キックボードが時速20km以下なら公道の走行可能、6km以下ならば歩道の走行も可能という道路交通法の改正に対して、社会からは「すぐに事件が起きそう」という厳しい目が向けられていました。
そのこともあって、電動キックボードでのひき逃げ事件1号となった伊藤明理那には批判の声が多くあがってしまったのです。
伊藤明理那はかわいい?職業はモデル?
ひき逃げ事件が報じられた際、伊藤明理那の職業は「無職」とされていました。
しかし、事件報道後にSNSが特定されるとX(旧Twitter)やInstagramにアップされている写真が話題となり、「かわいい」「いろんな意味で木下優樹菜を彷彿とさせる」との声がネット上ではあがりました。
また、現在は伊藤明理那のXアカウントは削除されていますが、Instagramのアカウント(@meirina_g)にはまだ数枚の写真がアップされており、それを見る限り無職とは思えないような遊び方をしている様子が窺えます。
現在は消去されているようですが、事件直後には下着姿の写真もSNSにあがっていたことから「無職って言ってるけど、キャバとかパパ活とかで稼いでいたんじゃないの?」といった指摘もされていました。
ただ、少なくとも現在残されているSNSの投稿にはパパ活などの情報は見当たらないため、何をして遊ぶお金を稼いでいたのかは不明です。
ネット上では「モデルだったらしい」との噂もある様子ですが、この噂のもととなったのはおそらく伊藤明理那のInstagramアカウントに「StockForce」という事務所からスカウトがあったためだと思われます。
伊藤明理那もXに「事務所からスカウトされた」と喜ぶポストをしていたとの話もあります。
ただ、StockForceはモデルや芸能事務所ではなく、showroomやMildom(ミルダム)、17Liveなどでのライブ配信を行うライバーが所属する事務所とのこと。
伊藤明理那の容姿を見てスカウトしたのは確かだと思われますが、その後、ライバーとして配信した様子も見られないため、スカウトのあったStockForceで仕事をしていた可能性は低いと考えられます。
また、伊藤明理那のInstagramの相互フォロワーにギャル雑誌『nuts(ナッツ)』の元モデルがいたことや、彼女の誕生日パーティに出席している写真が投降されていたことから、「この子もモデルだったのでは?」との噂が流れたのかもしれません。
いずれにせよ、モデルの友人の華やかな暮らしについていくにはそれなりのお金が必要だったはずです。定職に就いていなかったのはたしかなので、どこからお金が出ていたのでしょうか。
伊藤明理那はハーフ?親は中国・韓国人?
明理那(めいりな)という珍しい名前、また日本人離れした顔立ちから伊藤明理那はハーフなのではないか?とも噂になりました。
また、警察が駆け付けても悪びれる様子もなく、不貞腐れた様子で対応したうえにペットボトルで警官の腕を叩くという反抗的な態度を見せたことから、悪い意味でも「親は日本人ではないのかも」とも囁かれていました。
池袋の電動キックスクーターの事故、犯人パパ活してるの?だから無職?伊藤明理那って読み方気になるしハーフっぽい?法整備しないと死亡事故起きちゃうよ。事故当時のツイート見ためど、倒れてるおばあさんマジで放置してる。。。ヤバhttps://t.co/wxfhPVg6JI
— nana (@nana6539733822) September 11, 2023
しかし、伊藤明理那のSNSには家族関係を窺わせるような投稿はなく、両親がどのような人物なのかは不明です。
伊藤明理那の家族は?結婚している?
遊ぶお金がどこから出ていたのか不明なこと、さらにInstagramに小さな男の子と一緒に写っている写真をあげていたことから、伊藤明理那は主婦だったのでは?とも指摘されていました。
ただ、この男の子は甥っ子とのことで、伊藤明理那には甥と姪がいたとの話も出ています。
飼い犬の写真を頻繁にSNSにあげていたことからも、主婦なのではないか?と言われた様子ですが、23歳で定職に就いていないことを考えると、実家にいた可能性も考えられます。
伊藤明理那の現在
伊藤明理那はひき逃げ事件を起こした9月6日の時点で、警察官の腕を殴ったことから公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されました。
この時は警察の聴取に対しても非協力的であったといい、事故を目撃したという現場近くの店舗の従業員からは以下のような証言も出ています。
現場で一部始終を目撃していた近隣店舗の従業員は「おばあさんが転倒しても悪びれる様子なく、謝りもせず、まるで『勝手に転んだだけでしょ?』って感じで逃げようとしたみたいです。すごく態度が悪くて警察に対して口答えしてるような口調でした」と話す。
引用:23歳・無職女性が電動キックボードでひき逃げ事故「おばあさんが転倒してるのに悪びれる様子もない」「警察官に口答え」の後は涙…現場付近には「じてんしゃはおりて」の看板が…
ほかの通行人からも「被害者が勝手に転んだと言わんばかりの態度で、不貞腐れた様子だった」との話があったことから、警察もこの時はひき逃げでの逮捕をいったん諦めて、手っ取り早く公務執行妨害で引っ張ることにしたのでしょう。
そして3日後の9月9日に警視庁から、伊藤明理那を「自動車運転死傷処罰法違反と道路交通法違反の疑いで再逮捕した」という発表がありました。
軽車両で歩行者にぶつかって逃げてしまった場合でも、相手が軽傷であり、初犯で反省が見られるなどの事情があれば略式の罰金刑で済んだり、2、3日で釈放されるケースもあるとされます。
しかし、伊藤明理那は反省どころか警官に暴力をふるったわけですから、起訴は免れないのではないかと見られています。
逮捕後の報道によると、伊藤明理那は事故を起こした際、時速10㎞の速度で「軽車両は走ってはいけない道」を走行していました。
また、被害者の女性も肋骨骨折という大怪我を負っており、ネット上でも「被害者が高齢となると、骨折が生活の質を著しく下げるのではないか?」と心配の声が上がっていました。
再逮捕された時にも「当たってはいないが、女性が転倒したのは私が原因だと思う」と、被害者が勝手に転倒したと言いたげな供述をしていたこともあり、厳罰や懲役刑を望む声も少なくありません。
被害者女性への賠償金は?
刑事罰とは別に、事故で怪我を負わせているわけですから、伊藤明理那は被害者の女性に治療費などを支払う義務があります。
さらに謝らずに、痛みにうずくまる被害者を放置して逃亡を図ったわけですから、被害者側の考えによっては慰謝料をされる可能性もあるでしょう。
電動キックボードは免許不要ではあるものの、運転時には自賠責保険への加入が必須となっており、保険に加入せずに運転した場合には1年以下の懲役または50万円以下の罰金という罰則も設けられています。
伊藤明理那は逮捕後に電動キックボードに関する交通ルールについてまったくの無知であったと報じられていることから、「もしかしたら保険にも入っていないのでは?」と指摘されています。
レンタルした電動キックボードに乗っていたとのことなので、シェアリングサービスを行っている事業者が加入している保険が適用される可能性もありますが、こちらも重過失が認められた場合には支払われないそう。
軽車両通行禁止の道を通常の歩道での制限速度をはるかに超えた速度で走っていたわけですから、保険で被害者への賠償金を支払うのも厳しいかもしれません。
伊藤明理那が起こしたひき逃げ事件に対する社会の反応
出典:https://swallow-scooter.com/
2023年7月の法改正で、電動キックボードは時速20㎞以下しか出ないリミッターのついたものであれば、免許不要、ヘルメットも努力義務で、16歳以上なら誰でも乗れる乗り物となりました。
このことに関しては「ここまで規制緩和する必要があるのか」「免許や講習は必須とすべき」と批判的な声があがっています。
シェアリングサービスの事業者は「海外では電動キックボードが当たり前」とアピールしていましたが、実際にはイギリスでも2020年1月から2022年6月末までの間で電動キックボード絡みの死傷者が1400人を超えたとして社会問題になっています。
道路が細く、車道と歩道の境界があいまいな道も多い日本の都市部では、イギリス以上の死傷者が出るのでは?と不安がる人も多く、電動キックボードそのものに対して否定的な声も少なくなかったことから、伊藤明理那に対する世間の声も厳しいものが目立ちました。
電動キックボードで危険運転をしている人に怖い思いをさせられた人も少なくない様子ですから、仕方のないことなのかもしれません。
電動キックボード、やべえ奴が乗って超絶危険運転してる印象しかない、、街にいたら近付きたくないな、何されるかわからんし、、
— α太 (@sytw_atsh) November 10, 2023
また、販売店やシェアリングサービスを行う会社もきちんとした講習を設けるなどして利用者へのルール徹底を促す必要があるという指摘も見られます。
伊藤明理那【電動キックボードひき逃げ事件の犯人】についてのまとめ
今回は2023年9月に東京の池袋で高齢女性を電動キックボードでひき、逃亡を図ったうえに公務執行妨害で逮捕された伊藤明理那について、現在わかっている情報を紹介しました。
わざわざTVで報道するような事件ではない、ネットで晒上げにされて可哀そうと伊藤明理那を庇う声もネット上では見られました。しかし、可哀そうなのは歩道を歩いていただけなのに大怪我を負わされた被害者の方です。
再逮捕時も、まだ容疑を否認していると報じられていた伊藤明理那ですが、現在は自分の無知と罪に気づいているのでしょうか。しっかり罪を償ってほしいものです。