徳升彩乃のナイアガラの滝転落事故の原因!家族や大学・最後の写真などもまとめ

2011年8月14日にカナダで発生した「ナイアガラの滝転落事故」で亡くなった日本人女性・徳升彩乃さんが話題です。

 

この記事では徳永彩乃さんのナイアガラの滝転落事故の経緯、生い立ちや家族、出身大学、ナイアガラの滝転落事故の原因やその後の展開などについてまとめました。

徳升彩乃はナイアガラの滝転落事故で死亡し話題になった女性

 

出典:https://bloximages.chicago2.vip.townnews.com/

 

徳升彩乃(とくます・あやの)さんは、2011年8月14日、ワーキングホリデー制度を利用して訪れていたカナダで、アメリカとの国境地帯にある観光名所「ナイアガラの滝」(性格にはホースシュー滝と呼ばれている場所)から誤って転落する事故で死亡した当時20歳の日本人女性です。

 

徳升彩乃さんは、2011年3月に大学を卒業後、4月からワーキングホリデーでカナダのトロントに語学留学し、現地の語学学校「ハンザ・ランゲージ・センター(Hansa Language Centre)」に通っていました。

 

徳升彩乃さんは2011年8月14日の20時半頃(現地時間)に友人と一緒にナイアガラの滝を観光に訪れました。カナダは緯度が高く日照時間が長いため、8月のこの時刻はまだ昼間のように明るい状態でした。

 

そして、この友人の証言によると、徳升彩乃さんはナイアガラの滝の転落防止柵に傘を差した状態でまたがり、それを友人に写真撮影してもらっていたという事です。

 

その後、柵を跨いで戻ろうとしたところでバランスを崩し、徳升彩乃さんはナイアガラの滝の滝つぼ側へと転落し、そのまま行方不明となりました。

 

徳升さんは、若者が働きながら語学などを学ぶ「ワーキングホリデー制度」を利用してトロントに滞在、英語を勉強するため語学学校に通っていた。14日に友人と一緒にナイアガラの滝のカナダ側で観光中、記念撮影のためにまたがっていた防護柵から誤って滑り、滝つぼに転落した。

 

引用:ナイアガラの悲劇、徳升彩乃さん愛知出身か

 

カナダとアメリカ双方の捜索隊が徳升彩乃さんを創作していましたが、転落から4日後の8月18日の現地時間午前10時(日本時間23時)、ナイアガラの滝から続くナイアガラ川の下流(アメリカ側)の水面に女性の遺体が浮いているのを現地住民が発見し、ナイアガラの滝の観光名所「風の洞窟」の職員が通報。

 

駆けつけたアメリカの警察が「風の洞窟」から30メートル下流で遺体を確認し、地元消防隊の協力を得て遺体を引き上げました。その後、遺体の歯形を照合したところ、行方不明になっていた徳升彩乃さんである事が判明しました。

 

なお、徳升彩乃さんの遺体が発見された際に、ナイアガラ川の対岸から遺体を回収する作業を撮影した動画がYouTubeに上がっていますが、遺体が映り込んでいる動画のためここで紹介するのは控えます。

 

興味がある方はYouTubeで「Raw Footage: Ayano Tokumasu’s Body Recovery (ORIGINAL VIDEO)」と検索すればヒットします。

 

 

 

徳升彩乃の生い立ち

 

出典:https://canadianhistor.c.blog.ss-blog.jp/

 

2011年8月14日のナイアガラの滝転落事故で死亡した徳升彩乃さんの生い立ちは明かされていません。

 

ただ、愛知県豊川市江島町の出身で、2011年3月に短期大学を卒業し、4月からワーキングホリデー制度を利用してカナダへと渡航した事がわかっています。

 

家族によると、徳升彩乃さんが英語が得意だったため、それを活かそうとカナダへの語学留学を決めたという事でした。

 

また、家族は徳升彩乃さんの性格については「明るい子だった」と話しています。

 

徳升彩乃さんの性格については、徳升さんがカナダで通っていた語学学校「ハンザ・ランゲージ・センター」のクラスメイトや教師も証言しています。

 

ロシアから来たクラスメイトのケイト・レベドバさんは「彼女はいつも笑っていて、幸せそうだった」と証言し、クラスを担当していた教師は、徳升彩乃さんがスウェーデン人男性に想いを寄せており、メールの返事をくれないのを落ち込んでいたのを見て「“Life goes on.(励ます時の英語の決まり文句)」と励ましていたと話していました。

 

 

 

徳升彩乃の家族

 

出典:https://toronto.citynews.ca/

 

ナイアガラの滝転落事故で亡くなった徳升彩乃さんの家族については、遺体発見時の報道で、両親と2人の姉、祖父(2011年当時82歳)の存在が明かされています。

 

徳升彩乃さんの家族のうち両親と姉2人は、2011年8月18日にナイアガラ川で徳升彩乃さんの遺体が発見された後に現地の日本領事館と外務省からの連絡を受けて現地に確認に向かっています。当時、日本領事館の大塚書記官は「家族のコメントを公にすることは、領事館を通してでも控えたい」と話しており、当たり前ですが、徳升彩乃さんの家族が相当に強いショックを受けている事も明かしていました。

 

ただその後や現在の徳升彩乃さんの家族については情報がなく不明です。家族が徳升彩乃さんの死に関連する何らかの行動を起こしたといった報道もありません。

 

 

 

徳升彩乃の出身大学は「愛知大学短期大学部」

 

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出典:https://livedoor.blogimg.jp/

 

徳升彩乃さんの出身大学については、2011年のナイアガラの滝転落事故のニュース報道の中で「愛知大学短期大学部」を2011年3月に卒業したばかりだった事が明かされています。

 

徳升彩乃さんの短期大学時代については情報がありませんが、英語が得意だったという事なので語学を中心に学ばれていたのではないかと推測されます。

 

また、徳升彩乃さんのFacebook(現在は削除されている)には、短期大学時代の友人と見られる画像も多く投稿されていたため、交友関係の広い女性だったと推測されます。また、海外渡航経験も豊富にあった事も窺えます。

 

 

 

徳升彩乃のナイアガラの滝転落事故の原因は傘を差し転落防止柵に跨った事

 

出典:https://pds.exblog.jp/

 

徳升彩乃さんが亡くなった「ナイアガラの滝転落事故」の原因ですが、報道によると、徳升彩乃さんが転落する直前に、転落防止のための防護柵に傘をさした状態でまたがりながら友人に写真を撮ってもらっている姿が確認されていることから、風に煽られてバランスを崩したのが転落の原因になったのではないかと見られています。

 

当然ながら傘を差していると風の影響を強く受けるため、それによって徳升彩乃さんがバランスを崩してナイアガラの滝に転落する事故につながった可能性は高いように思われます。

 

 

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徳升彩乃のナイアガラの滝転落事故のその後① 偶然撮影された最後の写真

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

徳升彩乃さんがナイアガラの滝に転落した事故は現地のカナダやアメリカでも大きく報じられました。

 

この現地の報道の中で、カナダ・オンタリオ州のウィンザーに住むアンドレア・スミスさんという女性が、ナイアガラの滝に転落する直前の徳升彩乃さんに話しかけていた可能性と、徳升彩乃さんと思われる女性が自分達が撮影した写真に写り込んでいる事を明かしています。

 

アンドレア・スミスさんはこの日、自身のパートナーと共にナイアガラの滝を訪れていたそうです。その際に、若い東洋人の女性が防護柵にまたがっているのを見つけ、一緒にいた友人に「危ないわよ」と声をかけていたそうです。

 

そして、アンドレアさんはナイアガラの滝からの帰宅後に、ナイアガラの滝から日本人女性が転落して行方不明になっているというニュースをテレビで見て、もしや自分が話しかけた女性が転落事故にあったのではと思い当たったのだそうです。

 

アンドレアさんはその日にナイアガラの滝で撮影していた写真を確認したところ、自分が「危ないわよ」と注意をした女性が背景に映り込んでいるのを見つけ、これをメディアに公開しています。

 

この見出し冒頭で紹介した写真がアンドレアさんが公開した写真で、写真右側に写り込んでいる赤系の服を着た女性が、生前の徳升彩乃さんではないかと言われています。

 

アンドレアさんは「この人が滝に落ちた女性だと100パーセントの断言はできませんが、私はそうに違いないと確信しています」と話されていました。

 

なお、このアンドレアさんが公開した徳升彩乃さんと見られる女性が写り込んだ写真ですが、ネット上では「ナイアガラの滝で自殺する直前の女性の写真」だとして、「意味がわかると怖い写真」などとして拡散されているようです。

 

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実際にはこれは、自殺する直前の女性の写真ではなく、ナイアガラの滝転落事故で亡くなった徳升彩乃さんと見られる女性が背景に写り込んでいる写真です。

 

 

 

徳升彩乃のナイアガラの滝転落事故のその後② 自業自得などの誹謗中傷も

 

出典:https://livedoor.sp.blogimg.jp/

 

徳升彩乃さんはナイアガラの滝に転落し事故死するという悲惨な最期を迎えましたが、防護柵を跨いだ状態で傘を差して記念写真を撮影していたという事故の経緯が報じられると、「自業自得」、「こうなる事が予測できないのが悪い」、「馬鹿な事をして現地の捜索隊に迷惑をかけた」などの誹謗中傷が国内外のネット上に書き込まれました。

 

確かに徳升彩乃さんが傘を差した状態でナイアガラの滝の防護柵にまたがっていたのが事実だとすれば、若干理解に苦しむほど危険な行為であるのは間違いありませんが、亡くなった人にさらに鞭を打つような誹謗中傷は控えましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、2011年8月14日にアメリカとカナダの国境にある世界的観光名所「ナイアガラの滝」カナダ側にあるホースシュー滝から誤って転落する事故で亡くなった当時20歳の日本人女性・徳升彩乃さんについてまとめてみました。

 

徳升彩乃さんは2011年3月に短期大学を卒業したばかりで、同年4月からワーキングホリデー制度を利用してカナダに渡航し、トロントの語学学校「ハンザ・ランゲージ・センター」に通っていました。

 

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報道によると8月14日の現地時間20時半頃(日照時間が長く昼間くらいの明るさ)、徳升彩乃さんはナイアガラの滝を友人と訪れ、防護柵を跨いで傘を差した状態で友人に記念撮影を頼んでいたそうです。

 

徳升彩乃さんは柵を乗り越えて戻ろうとした時、風にあおられてバランスを崩し、そのまま足を滑らせて滝壺へと転落しそのまま行方不明になりました。

 

それから4日後の8月18日の朝、アメリカ側のナイアガラ川の下流で女性の遺体が発見され、歯型の照合の結果、徳升彩乃さんである事が特定されました。

 

徳升彩乃さんの生い立ちについては、愛知県豊川市江島町の出身で、英語が得意で明るい性格だったという程度の情報しか明かされていません。

 

徳升彩乃さんの家族については、両親と姉が2人、転落事故当時82歳の祖父がいる事がわかっています。祖父をのぞく徳升彩乃さんの家族は、徳升さんの遺体が発見された後、現地領事館と外務省の連絡を受けて、現地へと確認へと向かっています。領事館の書記官によれば、徳升彩乃さんの家族は強くショックを受けている様子だったそうです。

 

徳升彩乃さんが亡くなったナイアガラの滝転落事故のはっきりした原因は不明ですが、防護柵に傘を差した状態でまたがるという行為はあまりにも危険すぎ、傘のせいで風に強く煽られてバランスを崩し転落したのが原因と見てほぼ間違いないと言われています。

 

徳升彩乃さんのナイアガラの滝転落事故のその後、その日にちょうどナイアガラの滝を訪れていたというカナダの女性が、転落事故発生前に防護柵にまたがる東洋人の若い女性を見つけ「危ないわよ」と注意していた事を証言し、この女性が現地で撮影した写真の背景に偶然、徳升彩乃さんと思われる女性が写り込んでいるものが公開されています。

 

また、徳升彩乃さんのナイアガラの滝転落事故のその後には、徳升彩乃さんの傘を差して防護柵にまたがって写真を撮影するというあまりにも危険な行為が注目され「自業自得」などと誹謗中傷するような声もネット上に見られました。

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