ツチノコは実在?正体と目撃場所・懸賞金の現在・見つからない理由まとめ

ツチノコは古くからその実在が示唆されるUMAです。画像は少ないですが本物と思しき目撃や場所等の情報が上がる正体不明の伝説的なヘビです。

 

ツチノコが見つからない理由はなぜなのか?そして計2億円にも上る懸賞金と現在の捜索状況についてお話しします。

ツチノコというUMAは一体どんな生物なのか?

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

上記画像は井出道貞『信濃奇勝録』(1834年脱稿1886年出版)の挿絵として使われた「野槌(のづち)」と呼ばれる生き物です。日本国内では最古のツチノコの模写と言われています。

 

1834年に草稿が出来ていた本書、この年はかの有名な新撰組『土方歳三』の誕生した年・江戸時代と言えばツチノコの長い歴史が理解できると思います。

 

また、ほぼ同時期に畔田翠山『野山草木通志』に描かれた「野槌」の水墨画も存在し、この時期は日本におけるツチノコ伝説の始まりとも言えるでしょう。

 

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

この2つの生物を見比べてみると色の有無はあれど、非常に体型が似通っており、ほぼ同一の生き物と見做しても間違いはありません。

 

元々ツチノコは漢字表記で『槌の子』と書き、昭和中期の未確認生物発見時に多くのマスメディアにより『野槌』の“槌”の部分から派生され、産み出された造語とされています。

 

それでは元々『野槌』という生物は当時の日本でどのような扱いだったのでしょうか?

 

 

ツチノコの元祖“野槌”とは?

 

出典:https://www.youtube.com/

 

ご覧の様に元々『野槌』とは「妖怪」「物の怪」の類として伝承されていました。ちなみに『野槌』には「槌の子・土の子」という呼称が使われていたという説もあり、ツチノコという呼び名はこちらが元祖という説もあります。

 

ただ江戸時代以前の正体不明の生物群は「狐に化かされる」などの民話がある様に、人知の及ばない…いわゆる「化け物」「妖怪」として扱われていたという経緯もあります。

また行方不明者や自然災害を“野槌”に置き換えた例も、多々存在するでしょう。

 

その証拠に江戸時代末期の幕末には“人型の野槌”なるものさえ、江戸っ子の間でまことしやかに囁かれていた記録があります。

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

民俗学的に見ても明らかに“のっぺらぼう”であり、その正体はある種の障がいを抱えていた方を妖怪化してしまったのではないか?という…当時の無知が作り上げた副産物という見方が一般的です。

 

以上の事から戦後、未確認生物として騒がれたツチノコ≠野槌という見解の方がしっくりくるでしょう。

 

 

ツチノコは野槌として有名漫画にも登場している

 

これは30~40代以降の方ならご存知の方も多いと思うのですが、漫画家にして近代日本の妖怪研究家として誰もが知っている『水木しげる先生』作の「ゲゲゲの鬼太郎」の作品上のものです。

 

NHKの朝ドラにもなった水木しげる先生は、ラバウル戦線で片腕を失った後に貸本屋を経て、妖怪を主題にした漫画で一躍有名になります。そのアニメ上でも野槌は敵役として登場していますね。

 

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ただこちらの野槌も妖怪伝承よりであり、実際のツチノコ像とはかけ離れているようです。

 

 

ツチノコの特徴や習性について

 

ここまで古くからその存在が伝えられるツチノコは、一般的に爬虫類であるヘビの仲間と考えられがちです。

 

ただ数多くの目撃談をまとめると、おおよそヘビとは全く異なる特徴が浮き彫りになるのです。

 

画像は伝承からつくられた木彫りのツチノコ像です。

 

出典:https://www.asahi.com/

 

まず明らかに既存の国内種と異なるのはその腹部です。ヘビの様な見た目はしていますが体長は極めて短くずんぐりむっくり。頭部も大きいのですが、それにも増して肥大化した腹部が最もツチノコに特化した特徴でしょう。

 

2~5mほどと地を這うヘビとは全く異なる跳躍力を持ち、短い尾を自ら加え回転しながら斜面を下るという移動方法も取ります。また海外での報告がない事から実在すれば“日本固有種”であるとも言われます。

 

分布域も北海道及び沖縄・南西諸島を除いた全国各地で発見されていることもあり、極端な暑さや寒さが苦手な変温動物である爬虫類の一種と考えれば、かなりの辻褄が合うのです。

 

 

 

ツチノコの実在を証明する画像はあるのか

 

出典:https://muplus.jp/

 

この写真は、かつてツチノコ発見に莫大な懸賞金をかけた『兵庫県宍粟市千種町』で2001年2月に捕獲された“生きた状態のツチノコ”とされています。

 

2018年6月に地元「神戸新聞社」が兵庫県内の「ツチノコ捜索の歴史」を振り返る特集記事を組み、この写真を1枚実際に掲載しています。全長は約30cmほどであり、やや太い胴体に手足は一切なく、三角形の頭部と短小の尾を持つヘビのような姿はツチノコの様に見えなくもありません。

 

ただ一つ疑問点があり、所有者の方は騒ぎになるのを嫌いDNA鑑定などは行う気はないそうです。現在はミイラ化したツチノコが厳重に保管されているそうです。

 

出典:https://smile-clean2019.com/

 

このツチノコを鑑定した「ツチノコ研究家の山口直樹さん」によると、ミイラを加工した痕跡は一切なく、トカゲの様な爬虫類の手足を切断した様子も一切見られなかった…とレポートしています。

 

発見者がこのツチノコを捕えたのは2月半ばの厳冬期で、おそらく冬眠中の個体であったのではないかと推測されています。捕獲後しばらくは生存しており写真の様に窓に向かい飛びつく様相も見られました。

 

出典:https://smile-clean2019.com/

 

正直、表舞台に出さない時点でかなり眉唾物だと思われそうですが、実物を見てみない限りは何とも言えませんね。

 

 

 

ツチノコの本物の目撃例

 

前述の様にツチノコの目撃例は数多く報告されています。

 

日本最古のツチノコの模写は冒頭に述べた、江戸時代に出版された『信濃奇勝録』という書物ですが、実は記述上の最古は皆さん社会の授業で習ったであろう『古事記』にまで遡ります。

 

712年に編慕された日本最古の教科書とも言われる“古事記”、そして8年後の720年に改訂された“日本書紀”には『カヤノヒメ神』の別名が『野槌』と記載されており、これがツチノコに関する日本史上最古の公式記載となります。

 

ただこの時点では神に近しい存在として記されており、具体的な目撃例があった訳ではありません。

 

出典:https://trc-adeac.trc.co.jp/

 

そして時を経て「第2次ツチノコブーム」と後世で呼ばれることになる“江戸時代”に戻ります。実は井出道貞の『信濃奇勝録』はかなり本格的にツチノコ探索を行った記録書という一面も持ち合わせるのです。

 

このツチノコ像は著者である井出道貞が、実際に当時の長野県各地を自分の足で調査し、目撃情報を精査した上で描かれた「ツチノコ画」なのです。その点でかなり「野槌」などの物の怪の類とは違い信憑性の高いものと言えるのではないでしょうか。

 

それから約100年以上たった1960~70年代に再びツチノコの目撃談が、全国各地で多発するのです。

 

第3次ツチノコブームの火付け役となったのは随筆家の『山本素石』が発端です。1959年8月22日…アマゴ釣りのため、京都府の鴨川奥地に分け入った山本素石は奇妙な生き物に出くわします。

 

出典:https://diamond.jp/

 

それが後日当人が著書『逃げろツチノコ』で記述した上記の奇妙なヘビ型生物です。これを起点とし、再び昭和のツチノコブームが再燃するのです。

 

山本氏の目撃談では鴨川上流の山奥の僻地に足を踏み入れたところ、突如全長40cmほどのビール瓶の様なヘビ型の生き物が飛び掛かってきました。間一髪でその生物を躱しましたが、長年自然に親しみ自然にも詳しい山本氏でさえ、正体不明のその生物に恐怖を覚えすぐさま下山します。

 

後日、著作のため周辺住民に聞き込みを行った山本氏が耳にしたのは、鴨川上流の山岳地帯に住む一部地域の老人の間では、この『ツチノコ』の存在は周知の事実だったそうです。

 

出典:https://www.travel.co.jp/

 

これ以降ツチノコ目撃の報告が相次ぎます。

 

その中でも最も目撃例が多いのが『岐阜県東白川村』です。この地は目撃者・目撃証言が極めて多く、全国でも有数の目撃多発地帯と言われ、ツチノコ研究家にとり注目すべき地域となりました。

 

実際に地方自治体であるはずの村の公式サイトにも、ツチノコに関する目撃例が全て記載されています。

 

出典:https://www.vill.higashishirakawa.gifu.jp/

 

また僅か1年前の2021年にこの地ではツチノコの死骸が発見されています。

 

報道したのは列記とした地元新聞社「岐阜新聞」であり、情報提供者は9月末に「つちのこ館」を退任した前館長です。

 

岐阜県西部の大野町の老夫婦が『ジョギング中に奇妙な生物の死骸を見た』とつちのこ館を訪れ1枚のメモを残していきました。前館長は岐阜新聞社に連絡し紙上に掲載されます。ただ何故か?老夫婦は連絡先も残さずに去ってしまったそうです。

 

そのメモがこちらです。

 

出典:https://www.gifu-np.co.jp/

 

この目撃談は死骸を埋葬しカメラにも収める事もなく、かなり信憑性に欠ける部分があります。せめて写真の1枚でもあれば、現実味が増すのですが…

 

また長野県では実際にツチノコを食べた…?という証言もあります。

 

長野県在住の『徳竹則重』という人物は、ヘビ取りが非常に上手い方だったそうで計3回、ツチノコを目撃しているそうです。その内の2匹を撲殺し食したという証言が、1967年に発行された「斐太猪太郎」氏の“山がたり”という著書に記載されています。

 

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

1973年、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の矢口高雄が、ツチノコをテーマとした漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表。ツチノコブームをさらに促進させます。本作者は有名漫画『釣りキチ三平』の作者でもあり、この2作品で「1974年度第4回講談社出版文化賞」を受賞しています。

 

2008年3月には奈良県吉野郡下北山村で、体長約40cm弱のツチノコが目撃例の報告もあります。奈良県の竜王山で発見された生物が、同年3月7日発行の東京スポーツの一面にツチノコではないかとして掲載されました。

 

なお、一部の学者はツチノコではなくヒルとの見方を示しているそうです。

 

出典:https://www.tokyo-sports.co.jp/

 

ただこちらの情報は、かの有名な東京スポーツの記事ということで、かなり信頼性に乏しいものではないでしょうか?

 

そして世紀が変わった歴史的な年である2000年5月に『平成を揺るがすUMA事件』通称『岡山県吉井町(現赤城市)ツチノコ事件』が起こります。やや著名度が低い事件なので熱心なUMAマニアの方しか記憶に新しくはないでしょう。

 

事のあらましは2000年5月21日、当時の岡山県吉井町でツチノコが目撃され、数日後に同様の生物の死骸が発見されました。下の画像が発見現場です。

 

出典:https://dailyportalz.jp/

 

この生物はツチノコではないかと話題になりましたが、川崎医療福祉大学の鑑定によりヤマカガシと判明し、ツチノコになれなかったヘビとの意味で「ツチナロ」と命名されたといういきさつとなります。

 

同町ではこの一件でツチノコ生息スポットとしての脚光を浴び、ツチノコ特別捜索隊が結成され、ツチノコの生け捕りに2000万円の賞金がかけられました。

 

1年に1万円ずつ上乗せされ、2011年の時点で2011万円に達しています。平成の大合併で赤城市に同町が吸収合併された後、2022年現在では正確な懸賞金は2011万円で高止まりしています。

 

その他、東北・関東・中国・四国・九州地方各地から“目撃談”は多数寄せられてはいるのですが、口話のみで決定的な証拠には欠けてしまいます。その点も踏まえ本項では写真の様な1次ソースが強い目撃例のみを取り上げてみました。

 

補足ですがTwitter上にあった“ヤマカガシの骨格”の疑いが強い、ツチノコの遺物がこちらとなります。

 

 

 

 

ツチノコが目撃される場所

 

既にお話ししましたが、ツチノコが目撃される場所は亜寒帯気候の北海道・亜熱帯の沖縄県と南西諸島を除く全国各地となります。

 

特に有数のツチノコ発見地域が岐阜県…特に前述の『岐阜県東白川村』、そして『岡山県赤城市』…意外にも東京の多摩地区・長野県全域などもこれに続きます。

 

出典:https://www.okayama-kanko.jp/

 

岡山県赤城市では約2000万円もの懸賞金が掛けられているそうです。

 

また平地で見つかる事は少なく、人里離れた山間部や人の立ち入らない山奥などが主生息地となります。

 

見つかる際の形態は2パターンあり「ぶら下がり形態」及び「移動形態」とされており、急斜面をウロボロスの輪の様に転がる形…そしてその短い尾で木の枝にぶら下がる状態で発見されることがほとんどです。

 

ツチノコの生態上、その様な姿勢を取る事が多々あるようです。

 

出典:https://books.google.co.jp/

 

西武デパートが過去発行したツチノコの手配書には、最大で野ウサギ大の哺乳類を捕食するともされており、30~80cmの全長を誇り扁平状の体型をしています。

 

この事から餌となる動物が多い山奥や、沢・渓谷付近など人が滅多に立ち入らない場所に生息することが予想されるのです。

 

 

 

ツチノコの正体とその伝説

 

ツチノコの正体については、1000年以上の伝承を持つ『野槌』と近年の『ツチノコ』に関して分けて考える必要があるでしょう。

 

日本史上の野槌はある意味形而上的な存在…つまり妖怪や物の怪、書物によっては神格化され完全に空想上の生物を示唆する記述もあるからです。

 

『野槌』についてはその伝説から考察する必要があります。

 

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冒頭で野槌については少し触れましたが、本来は日本に古くから伝わる伝説上の妖怪という扱いです。

 

蛇の様な形をしていますが、その胴は太く寸胴で頭部に巨大な口がある以外は、目や鼻などの器官は皆無です。現在では余り面識がありませんが、農業用の槌の様な体型をしています。

 

深い山奥に潜んでおり、仔ウサギやリスを常食とし時には人間をも喰らうとされています。近畿・中部・北陸・四国地方といった日本全土を中心とし伝承されている妖怪であり、裾野を転がる野槌に当たると死に至る…野槌に出会うだけでも病気を患い高熱を発して死ぬ…という根深い伝説があります。

 

出典:http://www.komainu.org/

 

高知県香南市野市町下井には『野槌神社』も存在し、御祭神は草野姫と推測されますが、沿革等については案内がなく不明瞭です。

 

野槌は妖怪を意味する言葉以外に「野の神々」「野に住む生き物」の意も持ち、必ずしも妖怪を祭っているというのではないのでしょう。

 

次に「ツチノコの正体」についてですが、こちらについてはかなり諸説あり、肯定派・否定派でその意見がクッキリと分かれています。肯定派については一先ず置いておき、まずは否定派…というよりかは誤認や現在分かっているツチノコの正体について紹介していこうと思います。

 

第一にツチノコ発見の報告例で誤認と判断された事例として、1970年代からの爬虫類ブームに乗って盛んに輸入された外来種『アオジタトカゲ』が挙げられます。

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

このトカゲは本来インドネシア・オーストラリア・パプアニューギニアに生息していますが、性格も大人しく飼育しやすい爬虫類ということで、高度経済成長期から現在にかけて爬虫類マニアの中で人気が高まりました。

 

アオジタトカゲだけ見ると手足があり誤認しにくいと思うのですが、実際草むらなどにいると手足が細いため、なかなか視認できません。

 

飼育されたアオジタトカゲが脱走し、その個体がツチノコと誤認されたというのが有力な説となります。実際にツチノコの名所、岐阜県東白川村の隣町ではツチノコと報告された生き物の正体がアオジタトカゲであった事例の報告があり、この村では林業が盛んなため海外から輸入された材木にアオジタトカゲが混入していたとの推測例もあるのです。

第二の説は、これもまた外来種のトカゲの『マツカサトカゲ』の誤認です。

 

 

こちらも前述のアオジタトカゲと同様に誤認例があります。

 

  • 1992年、岐阜県中津川市付知町の農家でツチノコらしき生物の死体が発見され、一躍話題になりました。しかし鑑定の結果、マツカサトカゲと断定された事例が実際に存在します。

 

確かにこれらの外来種は本来日本国内に生息するトカゲではなく、見慣れない方が先入観で誤認するのは仕方のない事です。

 

第三の例として、国内在来種であり国の特別天然記念物である『オオサンショウウオ』の見間違い説があります。

 

出典:https://iimono.town/

 

これは大雨の直後、陸地に打ち上げられたオオサンショウウオですが、特別天然記念物であり山深くの清流の岩陰などに常に潜んでいるので、地元の方も滅多に目にはしません。

 

しかもその外観はツチノコのみならず、元になった妖怪である野槌にもよく似ており、胴体とほぼ同じ径の口を備えている点でも先入観を与えやすい生き物です。

 

更に最も誤解を与えやすい生き物は実は最も身近にいます。それは単純にヤマカガシ・マムシなどの国産爬虫類のヘビ達です。

 

これらのヘビは様々な生き物を食べます。その食事形態は『丸呑み』であり、鳥や他の爬虫類・ネズミなどの哺乳類…そして肝心なのはカエルなどの両生類も餌にしてしまう事です。実はヤマカガシは毒蛇であり、しかもヒキガエルなど巨大な両生類を餌にすることで、体内に毒を蓄積させるのです。

 

出典:https://www.youtube.com/

 

写真の様に想像以上の大きさの獲物を餌としてしまいます。このヤマカガシの食後の様子はどうなるでしょうか?

 

出典:https://www.youtube.com/

 

これはまだ喉元まで飲み込んだ状態ですが、ここまでヤマカガシのシルエットは変わります。更に大型のヒキガエルを複数匹飲み込んだヤマカガシはどうなるでしょう。極端に腹部が肥大化した形になると思います。

 

この食後のヤマカガシを始め、国産ヘビ類が頻繁にツチノコと誤認されています。

 

そして最後はかなりそそっかしい誤認例なのですが、以下の幼虫をツチノコと見てしまった例も実際にあるのです。

 

 

この幼虫は『スズメガ』という蛾の仲間の幼虫なのですが、この終齢幼虫をツチノコとして報告してしまった例が実際に存在します。

 

以上が誤認例の主たるものですが、肯定派の意見としては未だ発見されていない未確認生物という主張があります。トカゲの仲間でもヨーロッパに生息する手足のない『アシナシトカゲ』という種類のトカゲが存在します。

 

 

この種に準ずる種が日本国内にも生息するという説です。

 

また在来種の突然変異…つまり手足が欠乏した個体という説もあります。

 

どちらにせよツチノコの正体はその存在が証明も否定もされていないので、これ以上追及できず現状は水掛け論になってしまうでしょう。

 

 

 

ツチノコが見つからない理由

 

ツチノコが見つからない理由として、大きく3つの説が唱えられます。

 

1つは既に絶滅してしまった説、そしてそもそも存在しないという説です。この2つは悪魔の証明と同じで、そもそもツチノコブームの発生直後から提唱されており、立証のしようがありません。

 

3つ目の説はその生息地にあります。

 

そもそも岐阜県の東白川で頻繁に目撃されている事から、かなり手付かずの自然がないと生きて行けないのではないでしょうか?

 

出典:https://www.itmedia.co.jp/

 

実際に岐阜県の白川郷に行った事がありますが、開発の気配も一切ない昔ながらの自然地帯でした。日本在来の野生動物は現在、次々と国内で行き場を無くしている現状があります。そのため限られた環境でしか生きて行けない「日本固有種」は行き場を無くしつつあります。

 

特にツチノコが実在するとなれば、その生息域は『限られた環境下』の中でも、更に厳選されたものとなるでしょう。

 

また30~80cmという大きさから考えると、生物ピラミッド上の“頂点捕食者”に近しい生き物と推測されます。この手の生物は農薬などによる『生物濃縮』を受けやすく、ピラミッドの上に行くにつれ多くの毒素が体内に入る事となります。

 

特にヘビなどの爬虫類が好む両生類…特にカエルなどは汚染されていることが多く、ツチノコがこれらを主食とするならば、農薬などを散布しない人里離れた僻地に自ずとその分布域が制限されるでしょう。

 

この様な理由で山間や水田地帯に住む野生動物は急速にその数を減らしています。例を挙げれば、近年完全にその売買が禁止された水棲昆虫『タガメ』そして『ホンゲンゴロウ』などが良い例でしょう。

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

今なお恵まれた環境下でツチノコは生き続けているのか?それとも環境汚染により死に絶えてしまったのか?そもそも存在すらしなかったのではないか?この三つ巴の論争は今なお決着がついていません。

 

 

 

ツチノコに掛けられた懸賞金は現在いくら?

 

ツチノコに掛けられた懸賞金は驚くことに、かつて兵庫県千種町にて“2億円”もの賞金・懸賞金が掛けられていました。残念ですが平成の大合併により兵庫県宍粟市に吸収合併された際「存在の定かではない生き物に公費を使った大金はかけることができない」との判断で、懸賞金自体が無くなっています。

 

その他の自治体や有名なオカルト紙『学研ムー』、『山と渓谷社』『西武百貨店』などの民間企業3社もツチノコに対し懸賞金をかけていますが、基本的には“生け捕り”が大前提です。

 

まずツチノコ生息地でも著名な兵庫県美方町では『別荘100坪』、ヤマカガシの誤認から始まった岡山県芳井町では2022年現在『2011万円』もの大金が発生します。この2つの地方自治体が現状、高額懸賞金のトップ2ですね。

 

ここから先は桁が下がりますが、それでもなお高額懸賞金と言えるでしょう。

 

広島県上下町では『300万円』和歌山県すさみ町では『100万円+イノブタ1頭』、そして岐阜県東白川村・奈良県下北山村、更にこの分野で最も著名な雑誌である学研『ムー』は『100万円』を捕獲懸賞金として設定しています。

 

ここまでは全て「ツチノコの生け捕り」に掛けられている懸賞金ですが、以下はややグレードが下がります。

 

まず西武百貨店は『生け捕り30万円・遺体10万円・写真が6万円』と独自路線を取っています。

 

更に出版社である山と渓谷社は『写真で10万円』と設定しています。

 

個人的にはツチノコ発見で莫大な金銭が入るのは喜ばしい限りですが、それよりも一刻も早く『生きているツチノコ』そのものを生きている間に見てみたいものですね。

 

 

まとめ

 

今回は日本の歴史に深く刻まれ続けている“野槌”こと『ツチノコ』に関してレポートしてみました。

 

本記事に取り掛かる前にはある種の眉唾的なもの…という印象がぬぐえなかったのは否定できません。ただし、ここまで目撃例が多く、到底嘘などついても何の特にもならない社会的立場のある大人がここまで口を揃えて証言するものでしょうか?

 

長年野生動物やペットなどに携わってきた私でも、脊椎動物の中にはかなりのイレギュラー種が豊富におり、その外観も野生で暮らして行くのに実に利に叶っています。

 

ツチノコ存在の証明はただ一つ、生きている個体の捕獲以外ありません。

 

今後の国内の自然並びに野生環境がどのように移り行くかは想像だに負えませんが、末筆に当たり、生きている内にツチノコを一目見てみたいという思いが一層増した様な気がします。

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