モノスはUMAではなく実在!正体や死亡写真・目撃場所もまとめ

しばしばUMAと混同されがちですが、確かに実在した正体不明の生物がモノスです。

 

南米ベネズエラで目撃され射殺された場所もハッキリとしており、死亡したモノスを撮影した有名な写真が今なお現存しています。時代背景もあり動画などの存在は不明です。

モノスはUMAではなく正体不明の生物

 

出典:https://www.sankei.com/

 

ベネズエラ・ボリバル共和国、国際上はベネズエラと略されるその国内の“エル・モノ・グランデ峡谷”に体長約1.5~1.6mの猿の様な哺乳類…いわゆる「獣人」と呼ばれる獣人『モノス』が生息すると言われています。

モノスの形態的特徴は、その全身が体毛に覆われており非常に細長い腕が印象的です。性格や習性は極めて凶暴性を持ち非常に攻撃深いという生き物です。かなり器用であり木の切れ端や岩・土くずなどを巧みに扱い武器にして、人に襲いかかるという器用さも兼ね備えています。

 

初出から102年が経過した今なお、多くの未確認生物・UMAとは異なり、数々の学者や研究者たちから「現存する類人猿」「未確認の新種生物」と唱える有識者が非常に多く存在するのも、これまでに紹介したUMAとは一線を画します。

 

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モノスは実在した

 

前述のとおりに多くの人が勘違いされていますが、実は『モノス』は未確認生物でもUMAでもなく、列記とした実在する生物となります。

 

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モノスは『獣人モノス』『モノ・グランデ』『ド・ロワの類人猿』『ロイスの猿』といった数多くの別称を持ちます。この中の“ド・ロワの類人猿”という呼び名は、発見者であるスイス人地質学者『フランソワ・ド・ロワ (François de Loys)』…その人の名が由来となります。

 

1920年、今から約100年前の出来事です。

 

このフランソワ・ド・ロワがベネズエラの熱帯雨林内の油脈調査に赴いたところから、モノスに関するエピソードが始まります。

 

調査隊はジャングル奥地で突如として謎の奇妙な2頭の大型の猿と遭遇します。大きな威嚇音をあげる上に…医師や木片を投げつけ調査隊に激しく攻撃を仕掛けました。身の危険を感じた調査隊一行は1頭を射殺しますが、もう1頭は仲間の死を見ると即座にジャングル奥地へと逃走したそうです。

 

当然ですがこの未知の猿人?の死骸保存を、調査隊隊長フランソワ・ド・ロワは仲間に提案しますが、湿度の多い熱帯雨林下であり腐りやすいということ…そして本来の目的である油脈調査が長期間に渡る事もありチームの猛反対を受け泣く泣く断念したそうです。

 

驚くことに調査団は仕留めた“モノス”を解体し食料にします。モノスが腰かけている有名な白黒写真は解体前にモノスの死骸を石油缶に座らせ、アゴの部分に木の棒を立て支柱としたものです。

 

出典:https://muplus.jp/

 

この大猿の保存をあきらめたフランソワ・ド・ロワですが、解体後の証拠として頭蓋骨を持ち帰ろうと試みますが、ジャングル内のアクシデントで破損・破棄してしまいました。

 

ベネズエラの大猿・類人猿発見は当時一笑に伏されましたが、それから9年後の1929年にようやく日の目を浴びます。フランソワ・ド・ロワ邸で件の写真を目にした知人・人類学者『ジョージ・モンタンドン』は「新種のアメリカ類人猿」と考え“Ameranthropoides loysi”という学名をつけ学会報告にまでこぎつけるのです。

 

ただ余りにも証拠が少なく、写真が一枚現存するのみです。ただ現地の住民には度々目撃され襲撃例すらあり、2011年には日本のテレビ局が報道特別番組でその姿をテレビカメラに収めています。

 

 

 

モノスの目撃場所

 

モノスが初めて人の目に触れた場所は、すでにお話したように1920年のベネズエラにまで遡ります。タラ川という川辺の近辺・エル・モノ・グランデ渓谷という説があります。

 

●タラ川

 

出典:https://www.expedia.co.jp/

 

●エル・モノ・グランデ渓谷

 

 

熱帯雨林気候のジャングルであり、この2点の写真から100年も前に「モノス」の死骸を運搬できなかったことが容易に想像できますよね?

 

 

現在のタラ川周辺はかなり開発が進み土肌があらわになっている部分もありますが、西部には『ナトゥラル・カタトゥンボ・バリ国立公園』北東部には『シエナガス・ デ・ファン・ マヌエル国立公園』という広大な国立保護区がベネズエラ政府により厳重に管轄されています。

 

更に北東を見ると、南アメリカ大陸最大の湖である“マラカイボ湖”という湖が存在しており、タラ川の曲がりくねった特徴的な流れの様子から…まだまだ未開の地でもあります。

 

出典:https://tabi-biyori.jp/

 

マラカイボ湖の湖上にはこのように現地住民が約200人ほど水上生活をしており「オロガ村の住人」とも呼ばれています。この湖で長い間漁師生活を営んでいた住民たちの証言にも「モノス」らしきものの報告もあり、現地の人々の間ではかなり昔からの知己であった動物のようです。

 

出典:https://tabi-biyori.jp/

 

少し話はそれますが、このマラカイボ湖は世界一落雷が多い場所として有名であり、別の意味で世界的に有名な地でもあるのです。

 

そういった事もあいまり『モノス』についてはオカルト的な話が先行してしまったのではないでしょうか?

 

 

 

モノスの写真や動画は現存するのか?

 

モノスに関しては1920年に撮影された一枚の写真が最も有名です。

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

なお、1954年にも“エル・モノ・グランデ峡谷”に足を運んだイギリス人ハンター「エメリノ・マルチネス」が2頭のモノスに遭遇し襲撃されています。咄嗟に近くにあった岩を振り回してモノスがひるんだ隙に命からがら逃走しているので、体験談と口述のみなので証拠と呼ぶべき写真の類は存在しません。

 

出典:newlife888

 

上記の写真は以前に国内のバラエティ番組で「モノスではないか?」と疑われた猿の仲間です。テロップでは「新種の可能性が高い」とつづられていますが、最終的に後述する『クモザル』の仲間だという事が判明しています。

 

他にも日本のテレビ局が2011年に本格的な現地調査を行い報道をした番組があるのですが、残念ながら著作権上、Youtubeなどの動画サイトには投稿されてはおらずお見せする事もできません…。

 

出典:http://www.never-world.com/

 

上記の写真は一時期「モノスなのではないか?」と噂されたものなのですが、専門の動物学者により「確実に現地の生息種」と断定されています。

 

この様にモノスは有名な一枚写真以外に、その姿を捕えた媒体が未だに存在していません。

 

 

 

モノスはなぜ死亡したのか

 

 

モノスの死亡について大きく2つに分けて考えてみると、直接狩猟などに成功した『物理的な死亡』そして生息地などの乱開発や環境破壊による『種としての死亡』…つまり絶滅が考えられます。

 

まず最初にモノスを直接、人間が攻撃し死亡させた…即ち射殺など狩りに近い形は、今も昔も報告に挙がっているのは一例のみです。冒頭にお話ししたスイス人地質学者『フランソワ・ド・ロワ』率いる油田探索隊がオス・メスらしきモノスに襲撃され、その内のオス個体1頭を射殺したのが最初で最後の死亡例となります。

 

 

次に疑いがかかるのが「モノスはもういない」つまり絶滅により全ての個体が死亡に追い込まれてしまったのではないか?という説です。

 

1920年の初めての発見時の探索隊の目的は「油田」そのものでした。実はベネズエラの埋蔵原油量は2位の“サウジアラビア”を抜き世界一位です。そのため南米大陸国家としては珍しく、90年代中盤は産油国として、南米で群を抜き富に溢れた国でした。

 

出典:https://www.nytimes.com/

 

その後、国内政治のかじ取りに失敗し発展途上国に没落したという歴史があるのですが…こちらはまた別の話になりますね。ベネズエラが石油事業で潤っていた時代、数々の熱帯雨林が伐採され続け、多くの動植物類が絶滅・もしくは絶滅の危機に瀕しています。

 

ベネズエラ国内でしか“モノス”存在の決定的証拠となる写真は取られておらず、近年の目撃例もほぼ報告されていない事から…これらの開発事業により『モノスという動物種の死亡』に繋がったのではないかとも言われています。

 

 

 

モノスの正体

 

モノスについては「実在性の極めて高い未確認生物」という位置づけで、今日でも国内外の動物学者から実在性の高い動物として、その正体に迫る努力がなされています。

 

その反面『モノスの写真』に疑問を持つ研究者も少なくないのが現状です。

 

モノスの正体に関しては『実在説』『誤認説』『インチキ説』など様々な仮説があり、決定的な証拠がない以上どの説も辻褄が合うので、真偽のほどは未だに判明していません。ただ最も有力な説がモノス目撃地に分布・生息している原始的猿の『誤認説』を推す声が大きくなります。

 

それぞれの説について順番に紹介していきましょう…

 

 

 

モノスの正体『誤認説』

 

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モノスの正体を考察する上で最も有力な説がこちらの『誤認説』です。特に南米大陸はクモザル科の仲間が多く生息しており、この「クモザル」がモノスの正体ではないのかという主張です。

 

モノスの体高は150cmとありますが、クモザルの仲間は巨大になってもせいぜいが50cmほどです。この点が書籍やWebサイトなどで突っ込まれがちですが…実は初期のモノスの写真には比較対象となる木々が多く映りこんでいるのです。

 

オカルト雑誌などでは意図的に植物を消した画像が使われる事が多く、実際のモノスの大きさはそこまで巨大ではなかったと多くの学者が指摘しています。動物学者はモノスの写真を見たとたん「クモザルの写真じゃないか」と断定する事も多かったと耳にしました。

 

出典:https://twitter.com/

 

出典:https://twitter.com/

 

出典:https://twitter.com/

 

上記に取り上げたクモザルはほんの一例ですが、直立した姿勢を見ると見事にモノスと腕の比率が一致することが分かります。そして写真一番下の『チャアタマクモザル』の顔の模様はモノスとも一致します。

 

 

 

モノスの正体『実在説』

 

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発見時のモノスはこの様にかなり古い読売新聞(年月日不明)で「人に一番近い獣」と呼ばれています。一見飛ばし記事のようにも見えますが、実はこれはモノスの発見当初から言われており、太古から生き延び続けた『類人猿』!…それがモノスの正体という説です。

 

どの類人猿に分類されるのか?それが肝心なのですが…残念ながら「モノス」の遺留物は全て失われており、DNA鑑定など科学的裏付けが取れません。

 

 

 

モノスの正体『インチキ説』

 

既にお話したように“モノス”を唯一仕留めたのが、油田探索隊“フランソワ・ド・ロワ”が率いる一行です。

 

まず問題のモノスの写真を撮影した後、探検隊はその遺体を全て食べてしまいます。得体の知れない怪物・新種の類人猿ならばその様なことはしないのでは?とフランソワ・ド・ロワ隊の行動に疑問を抱く人々は後を絶ちません。

 

またモノスの写真には「バナナの若木」らしきものが映りこんでいます。

 

出典:https://www.sankei.com/

 

※赤丸で囲った部分がバナナの若木と言われています。

 

当時、油田捜索隊はタラ川そしてエル・モノ・グランデ渓谷という非常に奥まった、人が住まないような地域を油田探索のターゲットにしていました。ところがこのバナナの木は人里近くのプランテーションでしか栽培できず、その様な人の手が入らない未開の土地に自生しているのは考えにくいのです。

 

このバナナの木が人の手によって置かれた、あるいはバナナを栽培をしているような何かしらの場所で撮影された…という話なら辻褄は会いますよね?ただこのバナナの木と言われているものについても、かなり不鮮明に映りこんでいるので完全に断定できないことが「インチキ・捏造説」に一応の「待った!」をかけています。

 

そして何と言っても当時の学者・現在の学者がこぞって提唱するのは「地質学者であったフランソワ・ド・ロワがモノスの細かいパーツ(体毛や歯など)を持ち帰らなかったという点です。確かにフランソワ・ド・ロワはモノスの頭部を探索中のアクシデントで失う前は、手がかりとして持ち帰る予定でした。そんなフランソワ・ド・ロワがポケットに忍ばせれる「歯や体毛」を持ち帰らなかったのは、当時の学者の共通認識でもかなり不可解だったようです。

 

まとめるとモノスの写真は“バナナ農家の空き地を借り、クモザルの様な生物をあたかも新発見の様に誇張した”という捏造写真ではないのか?という疑問点です。ただこちらの説もある意味「フランソワ・ド・ロワの探索隊が油田に重きを置いていた」「過酷な未開拓地の調査でそれどころではなかった」という反論も可能です。

 

 

 

まとめ

 

この様に『モノス』は実在性が強く唱えられる反面、世間に大きなインパクトを与えた写真に対し『捏造』でも改ざんできる…といった混迷を増す状態にあります。

 

特に南アフリカ大陸において『モノス』が発見・目撃され始めた1920年~90年代中頃は、目撃地ベネズエラのジャングルは未開拓であり、突然変異などで大型になったクモザルなのではないか?という主張が大多数です。

 

ただ明らかに異なるのは「武器(道具)」を使い人間を襲撃したという事実です。

 

フランソワ・ド・ロワ一向の写真がフェイクでないならば、今もなおベネズエラを囲む熱帯雨林に新種の類人猿『モノス』が生き残り、その暮らしを続けているとも考えられます。

 

いつかこの謎の類人猿『モノス』が出現することはあるのでしょうか?

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