クラーケン(UMA)は実在?正体はダイオウイカ?目撃場所や情報・写真と動画もまとめ

クラ―ケンは北ヨーロッパを中心に実在の可能性・目撃例が上がるUMAです。

 

運航場所に度々出現し、襲い掛かり沈没させるという伝承があり船乗りの間では恐れられていました。類似した生物の写真や動画も残っており、その正体はダイオウイカではないかとも囁かれています。

クラ―ケンとはどの様なUMAか

 

出典:https://br.pinterest.com/

 

クラ―ケンは北欧三国の一つであるノルウェーに近世から伝わる巨大多足類…一般的には巨大なタコであると認識されています。近代学者の通説では史上最大の多足類こと『ダイオウイカ』という可能性が示唆されています。

 

古くから船乗りの間でその姿が確認されており、約1500年前以上から目撃情報やその存在が信じられてきました。

 

その姿や大きさはまるで島の様で口腔内から吐き出したものを撒き餌にし、近海の魚たちを養ったり…時には集まった魚群を積極的に捕食するという摂食行動を取ります。しばしば北欧の漁師たちはこの習性を利用し、クラ―ケンの周囲に集まる魚を捕獲するのに役立てたとも言われています。

 

クラ―ケンが歴史上初めて確認されたのは、北欧を探訪したイタリア人「ネグリ」(1700年)ダノノルウェー人のエーイェゼ(1729年)、ポントピダン司教(1753年)らの報告によるものです。この報告・記録を元にフランスの軟体動物学者ドニ=モンフォール(1801年)が「クラーケン・タコ起因説」を提唱し、以降クラ―ケン=タコというイメージが定着しました。

 

近年は先に述べた通り、クラ―ケン=ダイオウイカ説が定説となっています。

 

出典:https://news.tv-asahi.co.jp/

 

その後、ヨーロッパ諸国の文筆家・美術家などにより小説・書籍・絵画などでタコ型クラ―ケンが一般的になり、タコ型のイメージが先行し、かすかに残ったダイオウイカ説が混在するようになり現在に至ります。

 

諸説は定かではありませんが、時には北海を航行する船を襲う怪物…そしてマストに巨大な脚部などを巻き付け沈没などの多大な被害を与えたとも言われていますが、これは当時メディア網などが未発達で口頭伝聞に尾ヒレがつき、若干脚色された感も否めません。

 

ただ否定する材料もないので、クラ―ケン伝承の真実は今となっては定かではないでしょう。

 

 

 

クラ―ケンは実在するのか?

 

クラーケンが本格的にその名を知らしめたのは、1755年にデンマークの聖職者エリック・ポントピダンが発表した「ノルウェー博物誌」に取り上げられたことから北欧三国・ヨーロッパはおろか、世界中で認知されるようになります。船舶をその巨体で襲い沈めてしまうといわれるクラーケンは漁師や船乗りたちからは「恐怖の象徴」「畏怖の対象」として恐れられることになります。

 

その存在は現代に近づくにつれ、長らく疑問視されてきました。

 

 

ネバダ州のクラ―ケン化石

 

出典:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/

 

写真はアメリカ・ラスベガスの北西約560km、ネバダ州にある『バーリン・イクチオサウルス州立公園』で見つかった約2億年前の化石です。この骨が堆積した当時、この州立公園は海底に沈んでいました。州立公園の名の由来である海竜『イクチオサウルス』の骨格化石に並行するように発見されたそうです。

 

当化石はマサチューセッツにあるマウント・ホリヨーク大学所属の古生物学者マーク・マクメナミン博士により発見されました。この理路整然と並んだ奇妙な痕跡は博士にある仮説を持たせます。

その仮説とは遥か昔に存在した巨大なイカやタコのような頭足類生物が、海洋恐竜であるイクチオサウルスを捕食した後、その骨を頭脚に並ぶ吸盤で捕えた痕跡を持つ骨が、そのまま化石化したというものです。捕食時にはその凄まじい力でイクチオサウルスの骨をへし折り、残骸を処理する際についた吸盤の痕跡と言われています。

 

真偽のほどは定かではありませんが、2010年代に公表されました。クラ―ケン実在の要因とも呼ばれていますが、未だなお議論の対象となっています。

 

 

 

126年前のクラ―ケンと思しき写真

 

また溯ること100年以上前の1896年11月に、またもクラ―ケンが打ち上げられた報告例と実際の写真が確かに記録に残っています。

 

出典:https://unmyst3.blogspot.com/

 

この奇妙な死骸は巨大海洋生物の体の一部とされていますが、水揚げされた多足類と同じくブヨブヨとした質感を持っていたそうです。

 

伝承上では多数の“クラ―ケン報告例”がありますが、実際にフィルムに収められ実在の可能性が示唆されたものは少なく、貴重な現存写真となっております。

 

 

 

ヨットレースを襲撃したクラ―ケン

 

出典:https://marineindustrynews.co.uk/

 

こちらのケースは明確な実在を示すものではありませんが、今世紀に入り実際にクラ―ケンに襲撃されたという体験談です。

 

驚くことについ最近の2003年、世界一周ヨットレースに参加していたジェロニモ号という船体が、得体の知れない巨大な軟体動物らしきものに襲撃されました。クルーは大海を航行中に突如として大きな衝撃を感じます。

 

慌てて様子を確認すると、太い触手のようなものが船体にビッシリと巻き付いていたのです。

 

狼狽したクルーがヨット船体を急旋回させる振り払おうとすると、その海洋生物は触手を離して泳ぎ去りました。目撃者によるとその姿は体長10mをゆうに超える巨大なイカだったと証言されています。

 

この証言は既に『ダイオウイカ』が世間一般に広く知れ渡っており、かなり信憑性の高い証言となっています。

 

出典:https://www.sankei.com/

 

写真は体長4mの実際のダイオウイカの展示写真ですが、ギネスブックでは1966年大西洋バハマ沖で捕獲されたクジラの後部から触腕(イカの仲間が持つ最も長い2対の触手部位をこう呼びます)の先端までの長さが14.3mの個体が確かに記録として掲載されています。一説ではヨーロッパ沖で発見されたダイオウイカには全長18mを超えるものがあったといわれているので、ヨットクルーが目撃した10m超のダイオウイカは確実に真実の出来事でしょう。

 

 

 

グーグルアースで捉えられたクラ―ケン?

 

出典:https://www.gibe-on.info/

 

グーグルアースに映りこんだクラ―ケンということで、かなりの近年…2016年の出来事となります。

 

今や身近なツールとなった「Google Earth」衛星写真を用い世界中くまなく観測できるシステムで、稀に予想外の現象や生物群が映りこむことでも有名です。

 

その「Google Earth」にクラーケンとみられる生物が写っていると一躍話題になりました。場所はアルゼンチン南方の北極海で、海面から飛び跳ねるイカのような生物が確認できます。特筆すべきはその大きさでした。衛星写真に写り込むほど大きいこのイカは軽く120mを超えていたとされており、ややその実在性が疑われています。

 

ただ海洋域は非常に広大なので、その存在に対し100%見間違えとも言い難い面があります。

 

クラ―ケンの『実在』に重点を置いたので、口頭での伝聞や証拠写真等がない『クラ―ケン』の目撃例などは省きましたが、この様に世界各地でクラ―ケンらしき巨大海洋生物が次々と目撃され、その実在性が確立されているのは確かな事のようです。

 

 

 

クラ―ケンの目撃例や目撃場所

 

 

クラ―ケンはイカ型・タコ型の2種類に分けられますが、その大きさを比較するものが乏しい大海上では海洋生物たちは感覚的に巨大生物と見間違う傾向があります。

 

上記の動画はおそらく、タコの仲間の最大種「ミズダコ」と思われます。

 

ミズダコは最大記録が体長9.1m体重272キログラムという記録があり、平均値は約5m体重は50kgという巨大なタコです。あくまで例として出しましたが、比較対象がない大海原や陸地を離れた非日常を長期間船上で過ごしている「漁師」や「船乗り」などは巨大生物として誤認する可能性もあります。

 

もちろん果てしない広さを誇る“海”には、ミズダコ以上の巨大タコが存在する確率も大いにあります。

 

話を『クラ―ケン』に戻すと、その初出の目撃例・目撃場所は冒頭で述べたネグリ(1700年)エーイェゼ(1729年)ポントピダン司教(1753年)のデンマーク沖での報告にまで遡ります。

 

その後にはクラ―ケン=タコ説が流布され、当時多くの人間がタコ型巨大生物のイメージに捕らわれることになります。

 

クラ―ケン伝承の事の始まりはこの1700年に初めて報告に上げたネグリですが、クラ―ケンを世に知らしめたのは1753年のポントピダン司教によるものです。

 

 

この“北海”と“ノルウェー海”に囲まれた半島国家こと『ノルウェー』がクラ―ケン伝承発祥の地そのものです。

 

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クラ―ケンの逸話はこのノルウェーが発端なので、その目撃例の始まりは欧州各国から広がっていきます。特に西側の『ノルウェー海』で頻繁な目撃例があり、次第にヨーロッパ全土…そして世界中にその存在が知られるようになりました。

 

目撃例・目撃場所が正式に記録されているのは、1801年ノルウェー近海やアイスランド沖などでクラーケンとみられる巨大なUMAの目撃例に始まります。その生物は大きな軟体動物のような姿をしていたと記録されており、目撃した船乗りたちによると非常に獰猛・攻撃的な生物であったようです。

 

出典:https://commons.wikimedia.org/

 

当時の絵画ですが、この様なタコ型をしており船の船体・マストなどをその触手で掴みかかり沈没させようとしたので、かなり忌み嫌われ恐れられていました。

 

 

そして1810年、当時ヨーロッパ人たちにより植民地化されていたアフリカ大陸のオンゴラ沖で、フランス国籍の船のクルー・乗組員たちが得体の知れない巨大生物を目撃しています。記録が曖昧であり定かではありませんが、この奇妙な生物は非常に巨大でクラーケンを彷彿させる姿をしていたとの記述が残ります。

 

それから51年後の1861年、今度は打って変わりイカ型…つまり現在クラ―ケンの正体とされている生き物の捕獲に成功します。

 

出典:https://vaience.com/

 

フランスの戦艦アレクタン号は海面を漂う巨大な謎の生物を発見します。伝承で耳にしたクラーケンだと考えた乗組クルーたちは、戦艦という事もありこの生物を攻撃し何と!その捕獲にまで成功するのです。

 

持ち帰られた大きな生物は一目で巨大なイカということが判明し『ダイオウイカ』というネーミングが付けられました。クルーが捕獲したこの生物は紛れもないダイオウイカであり、これが世界初のダイオウイカを確認した事例となったのです。

 

死後はかなりアンモニア臭が強くなるダイオウイカですが、遺棄することなく捕獲・持ち込みを成功させたフランス人のおかげで、クラ―ケンの正体がタコであるという通説がくつがえされたのです。

 

これまでの目撃例から分かるように、当初はノルウェーに端をなしたクラ―ケンですが…次第にEU付近の海域、そして大西洋を越えたアメリカ大陸近海にまで広がっていきます。

 

 

 

クラ―ケンの写真や動画

 

出典:https://karapaia.com/

 

上記画像は1933年、船舶を係留する網にかかった巨大な生物です。当時は伝説のクラ―ケン捕獲か?と話題に上りましたが、最大の特徴である脚部がなく一目で“エイ”の仲間と見て取れます。

 

コラ画像か?とも噂されましたが、こちらは正真正銘の実写真です。このエイは横幅が6mをゆうに超え、重さは約300kgにも達していました。その正体は「マンタ」の通称で広く知られている「オニイトマキエイ」であり残念ながらクラ―ケンではありません。

 

この様な誤認例は数あるので、正体不明のクラ―ケン動画・画像、そして誤認写真などを紹介していきたいと思います。

 

出典:https://www.jiji.com/

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こちらの写真もたまたま「Google Earth」に映りこんだ、謎の海洋生物の影です。写真は影のみでクラ―ケンを象徴する触手や脚部は映りこんでいませんが、その大きさから「Google Earthにクラ―ケンが映りこんだ!」と一躍話題になりました。

 

真偽のほどは不明ですが個人が撮影したものではなく、衛星写真からの自動アルゴリズムにより生成されたもので人の手は一切介在しておらず、尚且つ世界的に有名な企業「Google」がこの様な写真を捏造しても何の得にもなる事はありません。

 

出典:https://www.huffingtonpost.jp/

 

こちらは前項で紹介したGoogle Earthでたまたま撮影された写真です。

 

詳細な説明をすると海上に突出した姿はごく一部で、海中内にその身体の大部分が沈んでいることが分かります。衛星写真でも気が付くほど極めて大きな生物で、青白く輝くその姿はクラ―ケンを彷彿とさせます。

 

驚くべきはその大きさで、Google Earth付属の距離測定機能で測定してみると、海上部分に突き出した長さだけ見ても34m以上にも上ります。全長は120mと推測されており余りにも大きすぎるその姿から、信憑性が疑問視されている面があります。

 

出典:http://blogs.makusta.com/

 

こちらの写真は2014年ごろ「カリフォルニアの海岸に50mの巨大イカが打ち上げられた!」という名目でFacebookやtwitter等で急速に拡散されたものです。

 

一時期ネット上は騒然となりましたが、投稿文の内容が「福島近海に住む種類のイカ。放射能で巨大化!」という極めて不適切な内容であり、当初から不謹慎な投稿・捏造が疑われていました。

 

疑惑の通りこの画像は完全なコラージュであり、クラ―ケン発見を喜ぶ人たちを大いに落胆させてしまいました。

 

 

この動画は深海に棲む巨大なイカを撮影したものです。おそらくは「ダイオウイカ」と思われるのですが、詳細は不明であり断定はできません。

 

ただ動画の様なサイズのイカだとマッコウクジラなどの天敵に捕食される可能性もあり、とてもではありませんが船舶などを襲うことはできません。またダイオウイカとも確定はできず、もしかしたら今後サイズアップしていく姿なのかもしれませんね。

 

出典:https://twicolle-plus.com/

 

また画像は僅か5年前、2017年5月11日にインドネシアのマルク島に漂着した何かしらの巨大多足類です。

 

https://platform.twitter.com/widgets.js

 

Twitterでは巨大なイカと言われていますが、他の情報では「打ち上げられたクジラの死骸」もしくは「タコなどに近しい多足類」という声もあり、その正体は今のところ明らかになってはいません。

 

実際のクラ―ケンの写真や動画は極めて数が少なく、報告例も乏しいものです。もちろん生きたまま実際に捕獲されたり、クラ―ケンそのものとハッキリ認識できるようなものは今のところ皆無です。

 

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クラ―ケンの正体…ダイオウイカなのか?

 

出典:https://dot.asahi.com/

 

クラ―ケンはそもそも当初、タコの形をした未確認生物とされていました。しかし時代が進むにつれて巨大化できるタコの仲間は非常に少なく、むしろ遥か深海に棲む『ダイオウイカ』もしくは『ダイオウホオズキイカ』というイカ類の誤認なのではないか?という説の方が先行します。

 

ダイオウイカ…そしてダイオウホオズキイカはかなりの深海に生息するため、未だ研究が進まない発展途上の生物であり、その生態や特徴などあらゆる面で不明瞭な点が多くなります。

 

出典:https://sinkaigyogyogyo.com/

 

写真のイカがダイオウイカと肩を並べるほど巨大化する『ダイオウホオズキイカ』そのものです。

 

“世界最大の無脊椎動物”と言われており、動物ギネスブックでは1966年、大西洋バハマ沖で捕獲された個体が最大記録とされており14.3mの大きさを誇っていました。ただ未確認情報で公式的な記録ではないのですが、過去ヨーロッパで発見されたダイオウイカは全長18mを超えるものもあったと言われています。

 

クラ―ケンの正体はこのダイオウイカなのか?そしてダイオウイカ自身が未だ謎のベールに包まれた生物なので、両者の結びつきは未だ定かではありません。

 

出典:https://dailyportalz.jp/

 

また若干サイズは劣りますが、タコの仲間で世界最大種の『マダコ』通称ミズダコとも言われますが、このタコは何と9~10mほどまでに成長する事もあります。もちろんその体長に比例し、獲物とするエサも当然巨大化します。

 

多足類であるイカ・タコは完全肉食性であり、一般的には小型甲殻類や魚類など様々な生き物を捕食します。巨大なマダコはサメまで捕食してしまうほどで、仮にクラ―ケンが人を襲うという伝承が真実とすれば、2mにも満たない人間が襲われる可能性も否定できません。

 

 

 

2つ目の動画ではダイバーよりはるかに小さなタコが実際に人に襲い掛かっています。この様に多足類は実際に人間を襲う例が頻繁に報告に上がっています。

 

では更に巨大化した『マダコ』の画像を見て行きましょう。

 

出典:https://www.youtube.com/

 

出典:https://www.huffingtonpost.jp/

 

クラ―ケンの出自は当初“タコ型の未確認生物”とされていました。こちらも詳細に調べると、私たちがイメージできない様な巨大タコ(※写真上)の画像も無数に確認できます。

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先ほどのダイバーがミズダコに襲われる動画。動画内ではダイバーの頭に張り付くのみでしたが、写真以上の巨大タコに襲われたらひとたまりもないでしょう。

 

下の写真はアザラシと巨大タコの格闘をカメラに収めたものです。この争いの発端は不明ですが、争いは数時間もの間続き最終的にタコはアザラシの餌食になります。ただ途中はアザラシが劣勢になる事もあり、ほぼ何でも口にするマダコが逆にアザラシを返り討ちにし、実際にその餌にしてしまう可能性も十分にありました。

 

地球の2/3以上を占める海洋域にはまだまだ未知の謎が多く残されています。流石に船舶を沈める、島と見まがうという事は…推測の域ですが噂話しが伝わるにつれ、尾ヒレが付いたものなのでしょう。

 

ただ実際に人を襲う可能性のあるタコやイカなどは、十分考えられることです。

 

また「ダイオウイカ=クラ―ケン説」は遥か昔、国家間の移動に船が主流であったことから現在より遭遇するケースが多かったことでしょう。伝聞・伝承から現在、クラ―ケンはダイオウイカの誤認という説が主流です。

 

しかし繰り返しますが広大な海の中、そして地上の山脈より遥かに深い海溝を持つ『海』という舞台は、広大な宇宙よりも数々の謎が散在すると言われています。ダイオウイカやマダコなどの突然変異種、そして最大の無脊椎動物であると言われているダイオウイカよりも遥かに巨大化する新種…そういた生物が潜んでいることも否めません。

 

もしかしたら近世に現れた、かの“クラ―ケン”は今まで私たちが知らない、本当の意味での未確認生物なのかもしれません。

 

 

 

まとめ

 

その昔、通りがかる船舶を襲ったり“島”ほどの巨大さを有した『クラ―ケン』は、時代の流れが現代に近づくにつれ、その姿形は忽然と姿を消しており、航空写真や化石などの間接的証拠しか確証がない状態です。

 

これだけで『クラ―ケン』の存在を否定するには、海という地域は余りに広大過ぎるのです。

 

地上に生活を置く我々から見たら想像だにできませんが、本来の地球の主流・生命の源は全て海から始まっているのです。

 

ロマンや捏造の類ではなく、重力など外的の力が浮力により作用しづらい海中では、例えば地球が誕生し47億年間で最大の生物である『シロナガスクジラ』でさえ存在します。

 

確かに未確認であり、その存在があやふやと見做されがちな『クラ―ケン』ですが実在の可能性は、まだまだ潰えないのではないのでしょうか?

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