パチンコ業界大手の「ガイア」が倒産し民事再生法の適用を申請しました。
この記事ではパチンコ大手・ガイアの現在の社長や創業者一族について、渡辺直行元社長の覚醒剤取締法違反容疑での逮捕や脱税などの不祥事、以前から話題の閉店ラッシュや現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
ガイア（パチンコ業界大手）がついに倒産で民事再生法の適用を申請
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「ダイナム」、「マルハン」と並んで平成のパチンコ3強とも言われたパチンコ業界大手の一角「ガイアグループ」が2023年10月30日、ついに倒産して民事再生法の適用を申請した事が発表されました。
パチンコホール大手のガイア（東京・中央）は30日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。同日付で同社の再建支援について基本合意したノンバンクのJトラストが明らかにした。帝国データバンクによると、負債総額はグループ会社を含む7社合計で1133億円。
パチンコ業界大手・ガイアの歴史
長年にわたってパチンコ業界大手の一角として君臨した「ガイアグループ」は、1984年9月に前身となる千葉県千葉市花見川区作新台に「永豊企業有限会社」を設立し創業しています。
なお、創業者の良原一行氏が「昭和50年に検見川へ1号店を出した」と発言しているとして、ガイアの創業は1975年との説も確認できますが、過去にガイアグループが公式サイトで公開していた企業の沿革では1984年9月創業（アーカイブで確認）となっているため、ここではこちらを採用します。
1984年12月、千葉県千葉市花見川区作新台地区に第1号店をオープンさせ、以降順調に店舗数を拡大し千葉県で最大の店舗数を展開。1997年9月に資本金を6000万円に増資して株式会社に改組。「株式会社ガイア」に社名を改めています。
2000年5月に渋谷店を開店させて東京進出を果たすと、2000年代前半にかけてガイアは全国展開を加速させて大手へと躍進。2006年5月期には年間売上高約5853億500万円を計上しています。
しかしこの時期をピークとして、急激な店舗拡大の反動により不採算店の閉店が加速し、4年後の2010年5月期の売上高は4000億円を割り込み経営状態は悪化。
さらに、当時の社長の逮捕や所得隠し、粉飾決算を告発する怪文書の出現など不祥事を連発して信用を失墜させ、2015年以降のパチスロの規制強化の流れや、コロナ禍にトドメを刺される形で2020年についに資金ショートを起こします。
ガイアはその後、自転車操業のようにして延命を図ったものの、2023年に倒産が決定的になり、10月30日の民事再生法の適用申請に至りました。
ガイア（パチンコ業界大手）の現在の社長（代表取締役）は大山努
「株式会社ガイア」の2023年11月現在の社長は大山努という人物です。
ただ、この大山努氏は、それまでガイアグループの実権を握っていた創業者一族の良原3兄弟が退陣した事に伴って社長に就任したばかりで、少し前までは代表取締役管理本部長という役職に就いていました。
2023年11月2日に債権者向けに開かれた「ガイアグループ企業説明会」では大山努社長が「誠に申し訳ございませんでしたぁっ！」と声を張り上げて謝罪していました。
ガイア（パチンコ業界大手）の前社長（創業者一族）は強制退陣
「株式会社ガイア」の創業者は良原一行という人物です。
ガイアの社長というかオーナーだったのはこの創業者の良原一行さんと2人の弟の「良原三兄弟」だったようです。
この創業者の良原一行さんは既に経営からは退いて悠々自適の暮らしをしているという事です。現在の社長の大山努氏が代表となる以前は、この良原一行さんの弟で次男の良原哲夫さんと良原武夫さんが代表についており、次男の哲夫さんが副会長、三男の武夫さんが会長に就いていました。
しかし、債権者である銀行が抵当権を実行して担保として差し入れられていたガイア株を差し押さえ、その株を備忘価額（実質的に0円だが会計上つけられた値）で良原家以外の幹部に譲渡したため、良原家はガイアグループの経営権を失い強制的に退陣となりました。
民事再生法適用申請前まで、ガイアグループを率いていた次男の哲夫さんと三男の武夫さんは、民事再生法適用申請翌日の10月31日に「株式会社ガイアの民事再生の申立てについて」との文書を発表。
民事再生法適用申請は、良原家の意向ではなく困惑しており、自分達は私財を投げ打って再生に尽力していた。10月末の支払いも間に合うはずだったとする内容でした。
パチスロ系のウェブメディア「PiDEA X」が、この創業者一族である「良原3兄弟」と付き合いがあったという元メーカー役員のA氏の証言を掲載しています。
A氏「創業者は長男の一行氏。次男の哲夫氏と三男の武夫氏が継いで、武夫氏は会長、哲夫氏は副会長。大山努氏も代表取締役だったが、彼は良くも悪くもサラリーマンですね」
このA氏はガイア元社長である良原3兄弟について、パチンコにそもそも興味がなく、ガイアの店長も「良原一族を見たことがない」と話していた事なども明かしていました。
ガイア（パチンコ業界大手）の元社長の渡辺直行は覚醒剤使用で逮捕
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続けて、これまでのガイアグループの不祥事についてもみていきます。
2011年6月1日、当時のガイア社長だった渡辺直行（当時38歳）が、覚醒剤取締法違反（使用）の容疑で逮捕される事件が起きました。
報道によれば、渡辺直行ガイア元社長が5月上旬頃に、都内かその周辺で覚醒剤を使用したとの情報が神奈川県警察に寄せられ、その情報をもとに神奈川県警は5月23日に渡辺直行元社長の自宅マンションを家宅捜索しました。
覚醒剤は見つかりませんでしたが、尿検査で反応があり、渡辺直行元社長は逮捕されました。
神奈川県警相模原南署は１日、覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで、パチンコ店を全国展開する東京都中央区の「ガイア」社長渡辺直行容疑者（３８）＝東京都江東区塩浜＝を逮捕した。 逮捕容疑は、５月上旬ごろ、東京都内かその周辺で覚せい剤を使用した疑い。相模原南署によると、容疑を認めている。 同署は、渡辺容疑者が覚せい剤を使用しているとの情報を入手し、５月２３日に自宅を家宅捜索。覚せい剤は見つからなかったが、尿検査で反応があった。入手経路などを調べている。
この逮捕を受けて、渡辺直行元社長は社長を解任されています。
この逮捕の7年前、渡辺直行元社長は、営業推進部統括部長として、テレビ番組でガイアの新店オープンに密着した番組に出演していました。
出典：https://livedoor.blogimg.jp/
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この放送では、渡辺直行元社長は現在ならパワハラで炎上しそうな言動をしていましたが、仕事ぶりは評価されていたようで30代にして社長に抜擢されています。しかしその後の覚醒剤逮捕で人生を棒に振る事になりました。
ガイア元社長の渡辺直行は有名な同性愛者だったとの情報も
覚醒剤使用で逮捕された渡辺直行ガイア元社長ですが、確度の高い情報を発信する「探偵ファイル」などが、実は渡辺直行元社長が同性愛者で業界では有名な人物だった事を証拠写真とともに報じています。
「澤木靖弘」という偽名でゲイ専用のSNSで活動していた容疑者だが、その正体を完全に隠しきることはできなかったようだ。
それによると、渡辺直行元社長は「澤木靖弘」という偽名を使ってゲイ専用のSNSで活動していたそうです。渡辺直行元社長は高級ホテルのスウィートルームに宿泊したのを自慢したりしてパートナーを探していたようです。
「探偵ファイル」は証拠として、「澤木靖弘」がSNSに掲載した「WATANABE」名義のクレジットカードの画像を掲載しています。
出典：https://www.tanteifile.com/
「探偵ファイル」以外にも、渡辺直行元社長が有名な同性愛者だったとの情報を複数のネット系メディアが報じています。渡辺直行元社長はSNSなどを通じて親密になった相手には「パチンコ屋の社長だよ。ガイアって知ってる？」などと自身の素性を明かし、「なおさん」と呼ばせていたのだとか。
ガイア（パチンコ業界大手）の社長が神田うのの旦那というのは誤情報
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一部、モデルでデザイナーの神田うのさんの旦那さんがガイアの元社長だとする情報がネット上で拡散されていますが、これは完全な誤情報です。
神田うのさんの旦那さんは、不動産を中心に一部パチスロ店なども展開する「日拓グループ」の代表取締役社長の西村拓郎さんで、株式会社ガイアとは何の関係もありません。
ガイア倒産に乗っかって「神田うのざまぁ」などと書くのは事実誤認なので控えましょう。
ガイア（パチンコ業界大手）は過去に40億円の所得隠しの不祥事
2012年7月、株式会社ガイアが東京国税局の税務調査を受けて数年間で約40億円の所得隠しを指摘され、追徴課税は約10億円との報道が出ました。
パチンコチェーン大手「ガイア」（東京・中央）とグループ企業計約20社が東京国税局の税務調査を受け、経費を過大計上したとして数年間で計約40億円の所得隠しを指摘されたことが9日、分かった。重加算税を含めた追徴税額は約10億円に上るとみられる。
その後の詳しい報道によると、ガイアは従業員の給料を実際より多く申告したり、役員の個人的支払いを会社の経費として計上したりして意図的に経費を水増して、所得を実際よりも少なく偽装していたようです。
ガイア（パチンコ業界大手）の粉飾決算を告発する文書も
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2018年7月には、株式会社ガイアの粉飾決算を告発する文書が取引金融機関などに送付される事態が発生しました。
この告発文書は、ガイアは関係先に遊戯台（パチンコ・パチスロ台）を相場より高額で売却して不適切な利益を得ているとし、これを「循環取引」だとして糾弾していました。
この文書を受けて、ガイア側は会計監査人に文書の精査を要請し、会計監査人（監査法人）は、「利益の水増しによる粉飾決算の事実はないと判断。過年度決算について訂正を行う必要はなく、監査の結論にも変更はない」との回答を示しました。
これによってガイアの粉飾決算疑惑は一旦落ち着きますが、この告発文書について関係者からは「これほど資料の揃った怪文書は過去に見た事がない」、「（告発文書の）内容に間違いはないだろう」など、ガイアに対する不信感を強める発言も出ていました。
会計監査人（監査法人）は、「利益の水増しによる粉飾決算の事実はないと判断。過年度決算について訂正を行う必要はなく、監査の結論にも変更はない」と回答した。
この回答で表面上、騒動は落ち着きをみせた。ただ、文書を手にした関係者の一部は「これほど資料の揃った怪文書は過去に見たことがない」と漏らすなど、取引金融機関や取引先はガイアへの疑心暗鬼を強めた。
それを裏付けるデータとして、2018年、ガイア本体が売り上げ3119億、経常利益67億、純利益28億という問題のない黒字決算だったのに対して、ガイアのグループ会社11社は債務超過に陥っており、合わせて純損失は56億円超（3月期）、期末の債務超過額は97億円にも達していました。
つまり、告発文書で糾弾されていた通り、ガイア本体は子会社に中古の遊戯台を高値で買い取らせる事で、見かけ上の決算をよく見せようとしていたと推測されます。
ガイア（パチンコ業界大手）の閉店ラッシュも以前から話題になっていた
2023年10月についに倒産が決定的となり、民事再生法適用の申請がされた株式会社ガイアですが、実は以前から店舗の閉店ラッシュがやばいと話題にされていました。
ガイアはかなり早い段階から経営が傾いていたようで、2015年のパチスロ台の規制強化の流れが出た頃から全国の店舗の閉店が加速しています。
以下は、2016年度から2023年の現在までに閉店したガイアの店舗のリストです。（時系列順）
2016年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 東京都 | ガイア新橋銀座口店 | 閉店 | 2016年1月 |
| 神奈川県 | ガイア大和中央店 | 閉店 | 2016年6月 |
| 神奈川県 | ガイア湘南台西口店 | 閉店 | 2016年6月 |
| 東京都 | ガイア西国分寺店 | 閉店 | 2016年6月 |
| 埼玉県 | サイバーパチンコ＆スロット南浦和店 | 閉店 | 2016年7月 |
| 埼玉県 | ガイア坂戸店 | 閉店 | 2016年7月 |
| 埼玉県 | ガイアみずほ台東口店 | 閉店 | 2016年7月 |
| 山形県 | ガイア南陽店 | 閉店 | 2016年7月 |
| 大阪府 | ガイア八尾店 | 閉店 | 2016年7月 |
| 山口県 | ガイア南岩国 | 閉店 | 2016年8月 |
| 愛知県 | BEAM KARIYA | 閉店 | 2016年10月 |
| 神奈川県 | サイバーパチンコ＆スロット綱島店 | 閉店 | 2016年12月 |
2017年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 大阪府 | ガイア梅田店 | 閉店 | 2017年1月 |
| 大阪府 | ガイア和泉府中店 | 閉店 | 2017年1月 |
| 東京都 | ガイア久米川店 | 閉店 | 2017年1月 |
| 埼玉県 | サイバーパチンコ＆スロット北浦和店 | 閉店 | 2017年5月 |
| 東京都 | ガイア池尻大橋店 | 閉店 | 2017年5月 |
| 神奈川県 | ガイアネクスト保土ヶ谷らくらく館 | 閉店 | 2017年6月 |
| 埼玉県 | AION北越谷店 | 閉店 | 2017年7月 |
| 千葉県 | AION西千葉店 | 閉店 | 2017年7月 |
| 大阪府 | ガイア杉本町店 | 閉店 | 2017年8月 |
| 神奈川県 | サイバーパチンコ白楽店 | 閉店 | 2017年9月 |
| 埼玉県 | ガイア志木店 | 閉店 | 2017年9月 |
| 神奈川県 | ガイアネクスト三ツ境Ⅱ | 閉店 | 2017年10月 |
| 東京都 | サイバーパチンコ下赤塚店 | 閉店 | 2017年12月 |
2018年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 千葉県 | サイバースロット美浜店 | 閉店 | 2018年2月 |
| 東京都 | ガイア目黒店 | 閉店 | 2018年3月 |
| 神奈川県 | ガイア真鶴店 | 閉店 | 2018年3月 |
| 埼玉県 | ガイアネクスト幸手店 | 閉店 | 2018年3月 |
| 新潟県 | ギガSLOT新発田 | 閉店 | 2018年4月 |
| 東京都 | ガイア亀有店 | 閉店 | 2018年5月 |
| 東京都 | ガイア武蔵新田店 | 閉店 | 2018年5月 |
| 福島県 | ガイア郡山駅前店 | 閉店 | 2018年5月 |
| 北海道 | メガガイア狸小路 | 閉店 | 2018年5月 |
| 東京都 | ガイア池袋西口店 | 閉店 | 2018年6月 |
| 神奈川県 | ガイア綱島店 | 閉店 | 2018年7月 |
| 神奈川県 | ガイア大倉山店 | 閉店 | 2018年7月 |
| 愛知県 | ガイア太閤通店 | 閉店 | 2018年9月 |
| 東京都 | ガイア調布店 | 閉店 | 2018年9月 |
| 静岡県 | ガイア沼津店 | 閉店 | 2018年9月 |
| 兵庫県 | イリス西明石店 | 閉店 | 2018年9月 |
| 東京都 | ガイア立石店 | 閉店 | 2018年10月 |
| 神奈川県 | サイバーパチンコ小田急相模原店 | 閉店 | 2018年11月 |
| 千葉県 | ガイア千葉駅前店 | 閉店 | 2018年11月 |
| 北海道 | ガイア東札幌店 | 閉店 | 2018年11月 |
2019年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 北海道 | サイバーパチンコ南９条店 | 閉店 | 2019年1月 |
| 東京都 | アイオン秋葉原店 | 閉店 | 2019年1月 |
| 東京都 | ガイアらくらく館富士見台南口店 | 閉店 | 2019年2月 |
| 北海道 | ガイア苫小牧東店 | 閉店 | 2019年3月 |
| 大阪府 | アイオン難波店 | 閉店 | 2019年3月 |
| 千葉県 | アイオンさつきが丘店 | 閉店 | 2019年3月 |
| 愛知県 | ガイア御器所店 | 閉店 | 2019年8月 |
| 東京都 | サイバーパチンコ亀戸店 | 閉店 | 2019年10月 |
| 東京都 | ガイア東長崎店 | 閉店 | 2019年10月 |
| 東京都 | ガイア矢口渡店 | 閉店 | 2019年10月 |
| 千葉県 | イリス船橋店 | 閉店 | 2019年11月 |
| 大阪府 | アイオン天下茶屋店 | 閉店 | 2019年11月 |
| 新潟県 | メガガイア上越 | 売却 | 2019年11月 |
| 東京都 | ガイア新宿西口店 | 閉店 | 2019年12月 |
| 東京都 | ガイア渋谷店 | 売却 | 2019年12月 |
2020年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 大阪府 | ガイア今福鶴見店 | 閉店 | 2020年1月 |
| 福島県 | ガイア大町店 | 売却 | 2020年1月 |
| 東京都 | オリエンタルパサージュ瑞江Ⅰ | 閉店 | 2020年1月 |
| 千葉県 | ガイア増尾店 | 閉店 | 2020年2月 |
| 千葉県 | ガイアネクストこてはし | 閉店 | 2020年2月 |
| 熊本県 | メガガイア本山店 | 売却 | 2020年2月 |
| 宮崎県 | メガガイア日南店 | 売却 | 2020年2月 |
| 岩手県 | メガガイア前沢店 | 閉店 | 2020年2月 |
| 千葉県 | メガガイア美浜 | 閉店 | 2020年2月 |
| 東京都 | メガアイオン立川店 | 売却 | 2020年3月 |
| 宮崎県 | メガガイア宮崎駅前店 | 売却 | 2020年3月 |
| 東京都 | メガガイア東村山 | 売却 | 2020年3月 |
| 神奈川県 | メガアラジン湘南台東口店 | 売却 | 2020年10月 |
| 宮城県 | ガイア宮千代店 | 売却 | 2020年12月 |
2021年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 東京都 | ガイア高野台店 | 閉店 | 2021年1月 |
| 東京都 | サイバースロット中野 | 閉店・売却 | 2021年1月 |
| 東京都 | ガイア分倍河原店 | 閉店 | 2021年1月 |
| 神奈川県 | ガイア小田原店 | 閉店 | 2021年1月 |
| 兵庫県 | ガイア深江店 | 閉店 | 2021年1月 |
| 千葉県 | パーラーガイア蘇我駅前店 | 閉店 | 2021年1月 |
| 広島県 | メガガイア広島駅前 | 閉店 | 2021年1月 |
| 神奈川県 | ガイア平塚店 | 閉店 | 2021年3月 |
| 茨城県 | メガガイア那珂店 | 閉店 | 2021年3月 |
| 東京都 | サイバーパチンコ金町店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 埼玉県 | ガイア川越店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 大阪府 | ガイア吹田店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 神奈川県 | ガイアらくらく館辻堂駅前店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 青森県 | ガイア根城店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 三重県 | ガイア津店 | 閉店 | 2021年4月 |
| 山口県 | サイバーパチンコ防府店 | 閉店 | 2021年5月 |
| 東京都 | ガイア神田店 | 閉店 | 2021年5月 |
| 奈良県 | PAO大和小泉店 | 閉店 | 2021年5月 |
| 愛知県 | サイバーパチンコ乙川店 | 閉店 | 2021年5月 |
| 広島県 | ガイア紙屋町店 | 閉店 | 2021年5月 |
| 神奈川県 | メガガイア座間店 | 売却・閉店 | 2021年7月11日 |
| 北海道 | メガガイア函館港店 | 売却 | 2021年7月27日 |
| 愛知県 | メガガイア刈谷店 | 売却 | 2021年10月2日 |
| 大阪府 | ガイア庄内店 | 閉店 | 2021年11月14日 |
2022年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 和歌山県 | ガイア岩出店 | 閉店 | 2022年1月10日 |
| 埼玉県 | メガガイア和光店 | 閉店 | 2022年1月10日 |
| 東京都 | ガイア五反田スロット館 | 閉店 | 2022年2月13日 |
| 岩手県 | メガガイア盛岡みたけ | 売却 | 2022年4月 |
| 東京都 | メガガイア調布パチンコタワー | 閉店 | 2022年8月15日 |
| 岐阜県 | ガイア岐阜駅前店 | 閉店 | 2022年9月19日 |
| 群馬県 | メガガイア高崎店 | 閉店 | 2022年9月29日 |
| 静岡県 | メガガイア清水町伏見 | 売却 | 2022年11月 |
| 岩手県 | メガガイア盛岡みたけ | 売却 | 2022年12月 |
2023年に閉店したガイアの店舗
| 所在地 | 店舗名 | 状態 | 閉店日 |
| 大阪府 | PAO岸和田ギャスロ | 閉店 | 2023年1月22日 |
| 奈良県 | PAO王寺本店 | 売却 | 2023年2月 |
| 大阪府 | PAO千里店 | 売却 | 2023年2月 |
| 大阪府 | PAO泉大津店 | 売却 | 2023年2月 |
| 大阪府 | ガイアネクスト深井店 | 閉店 | 2023年2月19日 |
| 山口県 | ガイア長府Ⅰ・Ⅱ店 | 閉店 | 2023年3月19日 |
| 静岡県 | メガガイア清水町伏見 | 売却 | 2023年3月22日 |
| 神奈川県 | ガイア東戸塚スロット館 | 統合閉店 | 2023年4月3日 |
| 東京都 | ガイア一之江店 | 閉店 | 2023年5月21日 |
| 青森県 | ガイア藤崎店 | 閉店 | 2023年5月28日 |
| 富山県 | メガガイア氷見店 | 閉店 | 2023年6月4日 |
| 栃木県 | ガイアらくらく館黒磯店 | 閉店 | 2023年6月4日 |
| 東京都 | メガガイア調布スロットタワー | 閉店 | 2023年7月2日 |
| 山口県 | ガイア新南陽店 | 閉店 | 2023年8月13日 |
| 広島県 | メガサイバーパチンコ光南店 | 閉店 | 2023年8月16日 |
| 兵庫県 | ガイアシティ西明石店 | 閉店 | 2023年8月16日 |
| 岡山県 | ガイア笠岡シーサイドモール店 | 閉店 | 2023年8月20日 |
| 千葉県 | アイオン稲毛東口店 | 閉店 | 2023年9月18日 |
| 埼玉県 | ガイア熊谷店 | 閉店 | 2023年11月12日 |
ガイア（パチンコ業界大手）の現在
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株式会社ガイアは、2023年10月30日に民事再生法の適用を申請しました。
現在も約80店舗が全国で営業を続けていますが、遊戯台の代金が支払われておらず、新台購入ができない状態だという事です。
パチンコホール大手のガイアが１０月３０日に民事再生法の適用を申請したことが、パチンコ業界に波紋を広げている。ガイアは現在も全国約８０のホールで営業を続けているが、遊技台の支払いの滞りから、新台購入ができない状況だ。
ガイアの系列店舗は現在も約80店舗が営業を続けていますが、ノンバンク大手のJトラストがガイアの再建支援で合意しており、現在も雇用されている従業員に対して1年間はこれまでと同じ条件で雇用を続ける事が発表されています。
Jトラストはガイアに対し、最大50億円のDIPファイナンス（経営破綻企業向けつなぎ融資）枠を設定する。ガイアグループの従業員については、1年間は同一条件で雇用するとしている。
まとめ
今回は、2023年10月30日に倒産が確定的になり、民事再生法の適用を申請したパチンコ業界大手「ガイア」についてまとめてみました。
株式会社ガイアの現在の社長（代表者）は、大山努氏ですが、これは、倒産前まで実権を握っていた創業者一族の「良原三兄弟」が強制退陣に追い込まれたためです。
株式会社ガイアは以前から不祥事を繰り返しており、2011年には当時の社長の渡辺直行氏が、覚醒剤取締法違反（使用）容疑で逮捕されて社長を解任。2012年には国税局に約40億円の所得隠しを指摘されています。さらに、2018年にはガイアの粉飾決算を告発する怪文書が出回るなどし信用を失墜させていました。
ガイアは、2016年頃から倒産ラッシュが話題にされており、ついに今回倒産という流れでした。現在、ガイアの支援にノンバンク大手のJトラストが名乗りを上げ、経営再建に向けて舵を切っています。
