福島県郡山監禁強姦事件と現在!犯人(中島順司/服部英之/国分榮太郎)の判決・被害者の地獄や犯行内容・その後まとめ

少年による鬼畜な性犯罪・残虐な性犯罪というと、女子高生コンクリート詰め殺人事件を思い浮かべる人が多いと思います。でも、この女子高生コンクリート詰め殺人事件に引けを取らないくらい残虐な事件が福島県郡山監禁強姦事件です。

 

福島県郡山監禁強姦事件の概要や犯人の鬼畜な犯行内容、被害者の「地獄」、犯人の中島順司・服部英之・国分榮太郎の判決や現在をまとめました。

福島県郡山監禁強姦事件は凶悪な少年犯罪事件

 

福島県郡山監禁強姦事件は2002年9月に福島県郡山市で起こった監禁強姦事件です。

 

この事件は少年2人を含む3人の犯人が20歳の女性の自宅に押し入り、女性を22時間にわたり監禁して強姦し続けました

 

1997年に起こった神戸連続殺傷事件など凶悪な事件が続いていたために、23001年に改正少年法が施行され、刑事罰を問える年齢が「14歳以上」に引き下げられました。

 

福島県郡山監禁強姦事件は、この改正少年法施行以降初めて15歳以下の少年が検察に逆送致された事件としても注目を集めました。

 

しかし、現在はその事件の残虐さとは反比例するように、世間からは忘れ去られています。

 

 

福島県郡山監禁強姦事件の概要

福島県郡山監禁強姦事件の概要は次の通りです。

 

・発生場所:福島県郡山市のアパート
・発生日時:2002年9月2日午後6時~翌日午後4時30分
・被害者:20歳の女子大生
・犯人:中島順司(当時34歳)国分榮太郎(当時16歳)服部英之(当時15歳)
・犯行:強盗・強姦・監禁

 

この事件では、15歳と16歳の少年2人+34歳男性1人が20歳の女子大生を監禁して、22時間にわたり強姦し続けました。

 

 

被害者に犯人2人が目をつける

 

福島県いわき市で読売新聞の新聞拡張員として働いていた3人は、職場で「かわいい子が一人暮らしをしている」という話を聞き、国分榮太郎(当時16歳)はわざわざ郡山市まで新聞の勧誘名目でその女性の部屋を訪ねました。

 

帰ってきた国分榮太郎は「アレは可愛い。強姦してでも性交したい」と思うようになりました。

 

 

中島順司が強盗を提案

 

2002年9月2日、犯人3人の中で唯一の成人である中島順司(当時34歳)は職場での成績が悪く、給料が少なかったこともあり、服部英之と国分榮太郎に「バイクを盗んで金にしよう」と持ち掛けます。

 

2人もその話に乗り、郡山市に3人で向かいますが、途中で国分榮太郎は「この前のあの子を襲いたい」と目的を変更し、3人で被害者女性の自宅を訪れました。

 

 

22時間にわたり強姦

 

午後6時ごろ、犯人3人は宅配業者を装い、部屋のドアを開けさせて、被害者女性の部屋に押し入りました。金目当てだった中島順司は被害者のカードを奪い、キャッシングできるかどうかを確認するために外出します。

 

部屋に残った少年2人は被害者女性を拘束し、必死に抵抗する被害者を押さえつけて、包丁で脅しながら代わる代わる強姦しました。途中からお金を入手した中島順司も強姦に加わりました。

 

そして、22時間にわたり、強姦し続けたのです。

 

 

母親が被害者を発見+3人が逮捕

 

9月3日午後4時ごろ、凌辱の限りを尽くした犯人3人は、ロフトで被害者女性を縛り猿ぐつわをかませ、ロフトの梯子を外して、「警察に言ったら殺す」と言い残して部屋を後にしました

 

この犯行の間、犯人3人は被害者に母親に電話をさせて口座にお金を振り込ませ、約16万円を引き出し、さらにクレジットカードを使って新幹線の指定席26万6,400円分を購入して監禁しています。

 

被害者女性を発見したのは母親です。被害者の母親が血まみれの娘を発見し、警察に通報して事件が発覚しました。その後の捜査で9月27日に犯人の中島順司、服部英之、国分榮太郎が逮捕されました。

 

 

福島県郡山監禁強姦事件の犯行内容が鬼畜

 

福島県郡山監禁強姦事件は犯行内容が鬼畜なものでした。

 

以下、報じられている犯行内容を記載しますが、あまりにも鬼畜ですので、苦手な方は閲覧しないほうが良いでしょう。

 

・被害者は男性経験がない中、包丁で脅しながら無理やり騎乗位をさせる
・「腰を振れ」と命令し、嗚咽しながら動く被害者を見て「和姦成立」とあざ笑う
・軍手をつけた手で性器をかき回す
・繰り返し膣内射精、口内射精する。「飲み込め」と命令する
・同意があったように見せるため、強姦中に被害者に無理やり笑顔でピースさせて撮影
・その写真を被害者のパソコンの壁紙にする
・被害者はうまく笑えず、「間抜けな顔」と嘲笑する
・混浴を強要して、ソープ嬢の真似をさせる
・浴室で陰毛をカミソリで剃る
・その後、全身をカミソリで剃毛する
・ベッドで浣腸をして排泄させる
・排泄物を食べさせる
・膣や肛門をを異物でかき回す
・証拠隠滅のために指紋をふき取り、膣内の精液を掻き出す
・膣内に異物を詰め込む

 

これらの犯行を見ただけで、吐き気がすると思います。男性経験がない女子大生に、10代の少年たち(+30代の男性)がこんな鬼畜なことができるなんて、信じられません。

 

この事件が報じられた当時、犯行内容があまりにも残虐だったために、「これが子どものすることなのか」という声が挙がったそうです。

 

 

福島県郡山監禁強姦事件の被害者は「地獄を見た」

被害者は女子大生

この福島県郡山監禁強姦事件の被害者は、郡山市内で一人暮らしをしている20歳の女子大生でした。

 

奨学金をもらいながら大学に通っていて、犯行当日も試験勉強をしていたという報道があります。

 

事件があったのは9月2日。大学はまだ夏休みだったはずです。夏休み中も自宅でしっかり勉強していたということは、真面目な学生だったのでしょう。

 

また、この被害者は相当かわいかったと思われます。郡山市在住なのに、いわき市の新聞勧誘の職場で「あのマンションに一人暮らしのかわいい子がいる」と噂になったくらいですから。

 

しかも、実際に国分榮太郎が自宅を訪ねた時に「強姦してでも性交したい」と考えたのですから、本当に美しい女性だったのでしょう。

 

 

被害者が見た地獄

真面目な女子大生だった被害者は、この福島県郡山監禁強姦事件で被害に遭い、警察医の診察を受けました。

 

たくさんの強姦被害者を見てきたはずの警察医が、被害者の状況を見て「被害者は地獄を見た」と証言したのです。この警察医の「地獄を見た」という証言は非常に重いものです。

 

被害者女性はどのような被害を負ったのかを見ていきましょう。

 

・膣挫傷
・膣に異物混入
・肛門裂傷
・乳房裂傷
・乳首断裂
・全身剃毛(陰部や頭髪)
・眼球裂傷
・口腔裂傷
・妊娠
・複数の性病に感染

 

被害者の女性は、歩行困難になるほどの被害を負いました。膣や肛門に全治3ヶ月の傷を負い、縫合が必要なほどでした。また、乳首は犯人に噛みちぎられ、乳房には無数の歯形がついていて、傷が治っても傷跡は一生残るほどのものだったと報じられています。

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また、22時間にも及ぶ強姦によって、被害者女性は妊娠してしまったとのこと。もちろん、中絶手術が行われましたが、一般的には下半身麻酔で行われる手術ですが、被害者女性の精神状態を考えて、全身麻酔で行われました。

 

さらに、被害者女性は性感染症もうつされています。しかも複数。犯人はお金がない34歳男性と16歳少年、15歳少年の3人です。誰が性病を持っていたのか?3人とも持っていたのか・・・。

 

 

事件後の被害者は地獄が続く

この事件の後、被害者の女性は肉体的にも身体的にも計り知れないほどのダメージを受けました。裁判では、事件後の生活を次のように証言しています。

 

「事件の後、男の人が怖くなりました。夜は睡眠薬を飲まないと寝ることもできません。家から出ることが怖いし、一人で歩くのも怖い。道で男性とすれ違うだけで、震えてしまうんです……」

 

おそらくですが、肉体的な傷が治り、医学的には「完治」の状態になっても、嚙みちぎられた乳首や乳房の歯形を見るたびに、つまり自分の身体を見るたびに、事件を思い出してしまうのだと思います。

 

この事件の犯人3人は、何の罪もない女子大生とその家族の人生・生活を破壊したのです。

 

 

福島県郡山監禁強盗事件の犯人は中島順司・服部英之・国分榮太郎

出典:pbs.twimg.com

 

福島郡山監禁強姦事件の犯人は、中島順司(事件当時34歳)、服部英之(当時15歳)、国分榮太郎(当時16歳)の3人です。

 

この犯人3人は福島県いわき市にある読売新聞の新聞勧誘の会社で働いている同僚でした。

 

 

中島順司

 

 

中島順司は犯人3人の中で唯一の成人です。大人であれば、少年2人の暴走を止めるべき存在ですが、そもそもこの事件の発端になったのは、この中島順司が服部英之と国分榮太郎を「オートバイを盗んで金に換えよう」と誘ったことです。

 

中島順司は前述の通り、新聞勧誘の会社で働いていて、その会社の寮に住んでいましたが、給料は定額ではなく歩合制でした。

 

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仕事の成績が悪く、給料が少なかったため、お金に困った中島順司は少年2人に窃盗・強盗を持ちかけたのです。

 

被害者の部屋に押し入った際、少年2人(服部英之・国分榮太郎)はまずは強姦をするために部屋に残りましたが、中島順司は性欲よりも金欲が買っていたため、強姦するよりも先に被害者のカードを持ってキャッシングができるかどうかを確認するために外出しています。

 

中島順司は当時34歳という年齢にも関わらず、15歳と16歳の少年2人を犯行に誘っています。18~19歳年下の10代少年2人を犯行に誘ったという点から、中島順司は同年代とはうまく付き合えないタイプだったのかもしれません。

 

 

国分榮太郎

 

犯人の国分榮太郎は事件当時16歳でした。

 

中学生の時はサッカー部に入っていて、もう1人の犯人である服部英之の先輩に当たります。

 

中学卒業後は高校に進学しますが、非行に走るようになり、不登校になって夜遊びをするようになったために高校を中退し、仲が良かった服部英之と共に家出をし、新聞勧誘の会社で寮に入り働いていました。

 

この経歴を見ると、国分榮太郎は家庭環境が悪かったのかと思うかもしれませんが、そんなことはないようです。国分榮太郎の父親は会社を経営していて、経済的には裕福でした。

 

親からは甘やかされて育ったようで、国分榮太郎の友達が遊びに来た時には「アイスを買ってきな」と1万円を渡していたとのこと!

 

「親に甘やかされていましたよ。国分榮太郎の家は会社の社長さんなんで、遊びに行ったとき、『アイス買ってきな』と、1万円を国分榮太郎に渡していたのを覚えています。高校に入ったころから、学外の悪いやつらと付き合うようになって。あんまり姿を見なくなりました」

 

甘やかされてきたからこそ、自分の欲望に忠実で残酷な子供になってしまったのでしょうか。でも、甘やかされて育っても、きちんとした子供に育つケースがほとんどですし、甘やかされたからというだけで、あんな鬼畜な行為ができるはずがないですよね。

 

 

服部英之

 

服部英之は福島県郡山監禁強姦事件を起こした当時15歳。3人の犯人の中で最年少でした。前述の通り、もう1人の犯人の国分榮太郎とは中学のサッカー部の先輩・後輩の関係でした。

 

報道によると、服部英之も高校に進学した後に非行に走り中退して、国分榮太郎と一緒に家出をして、いわき市の新聞勧誘会社の寮に入って働いていました。

 

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福島県郡山監禁強姦事件の判決

 

福島県郡山監禁強姦事件の犯人3人の判決は以下の通りです。

 

<罪状:住居侵入、監禁、強盗、強姦>
・中島順司(当時34歳):懲役11年
・服部英之(当時15歳)3年6月~6年不定期刑
・国分榮太郎(当時16歳)4~7年不定期刑

 

成人の中島順司は懲役11年、服部英之は3年半~6年の不定期刑、国分榮太郎は4年~7年の不定期刑の判決でした。

 

裁判では少年2人が被害者女性に直接的に犯行を行ったと結論付けられています。

 

十五歳少年の関与についても「中核的な役割を果たしているのは成人共犯者であるものの、被害者方に侵入後、被害者に直接犯行を加えたのは、むしろ少年の方であって、少年の行為により被害者が心身ともに大きな傷を負うに至っていることを考えれば、責任は重大」とした。

 

引用:郡山の強盗・女子大生22時間強姦事件は本当にあったのでしょうか?犯人… – Yahoo!知恵袋

 

確かに、殺人を犯したわけではありません。それでも、1人の女性に心身ともに不可逆的な傷を負わせ、尊厳を踏みにじった犯行を行った3人が、最高でも懲役11年、早ければ3年半で出所できる判決というのは、被害者側としては到底納得できるものではないと思います。

 

ちなみに、FRIDAYの報道によると、裁判中に国分榮太郎の父親は記者の直撃に対して、「何も騒ぐことではないでしょう。“未成年”なのに……」と答えたそうです。

 

 

15歳が逆送致されて最初の裁判・判決

2002年9月27日に逮捕された犯人3人(中島順司・服部英之・国分榮太郎)のうち、34歳だった中島順司は同年10月に住居侵入、監禁、強盗、強姦で起訴されました。

 

服部英之と国分榮太郎はそれぞれ15歳と16歳の未成年だったために、少年法の規定に従って家庭裁判所に送致されました。

 

この時点では犯人の2人が未成年だったこともあり、大きく報道されることはありませんでした。この事件が大きく報じられることになったのは、2002年12月のことです。

 

事件が報じられるきっかけになったのは、犯人の少年2人の逆送致です。

 

2001年4月に少年法が改正され、刑事罰の対象が16歳から14歳に引き下げられました。

 

少年法改正が2001年4月に行われて以降、14~15歳の少年による凶悪犯罪はありましたが、刑事罰の対象にはならず、「保護処分」になっていました。

 

しかし、この福島県郡山監禁強姦事件の犯人である当時15歳の服部英之に関しては、「刑事処分が相当」として逆送致され刑事罰を受けることになったのです。

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鈴木桂子裁判官は「刑事処分が相当」などとし、2人を福島地検郡山支部に送致した。2001年4月施行の少年法改正で検察への逆送致対象の下限年齢が16歳から14歳に引き下げられたが、16歳未満の適用は全国で初めて。

 

引用:少年審判、強盗監禁事件で15歳を初逆送|日本一ネット

 

もし、この少年法改正がなかったら、もしくは適用されなかったら、服部英之はこれだけの鬼畜行為をしていながら、刑事罰を受けることはなかったと思うとぞっとしますよね。

 

 

福島県郡山監禁強姦事件の犯人3人の現在

 

福島県郡山監禁強姦事件の犯人3人は、すでに全員出所しています

 

裁判の判決は最高でも懲役11年ですから、2013年ごろには全員が出所していることになります。

 

中島順司は45歳前後で出所、国分榮太郎と服部英之は20代半ばでの出所です。犯人3人とも、まだまだ人生を楽しめる年齢です。特に、当時少年だった国分榮太郎と服部英之には、「人生これから。やり直しできる」という年齢ですよね。

 

ネット上の噂では、国分榮太郎は結婚して大和田榮太郎という名前になっているようですが、証拠はないので真偽は不明です。

 

 

福島県郡山監禁強姦事件のまとめ

福島県郡山監禁強姦事件の概要や被害者、犯人3人(中島順司・服部英之・国分榮太郎)の犯行内容や被害者の地獄、判決や現在をまとめました。

 

もう二度とこのような犯罪が起こらないことと、被害者の方が少しでも平穏な毎日を送られていることを願います。

 

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