猟奇殺人とは、常軌を逸した殺人を意味します。殺害方法が残酷だったり、動機が不可解だったりする殺人は猟奇殺人に分類されます。具体的には バラバラ殺人やカニバリズム(食人)などです。
猟奇殺人事件・犯人の凶悪度ランキングを日本国内編と海外編に分けてまとめました。
この記事の目次
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):30位~26位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第25位~第21位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第20位~第16位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第15位~第11位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第10位~第6位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第5位~第1位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第20位~第16位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第15位~第11位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第10位~第6位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第5位~第1位
- 猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキングのまとめ
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):30位~26位
第30位:横浜港バラバラ殺人事件
出典:twitter.com
横浜港バラバラ殺人事件
犯人:池田容之と近藤剛郎
発生日時:2009年6月18日~19日
犠牲者数:2人
横浜港バラバラ殺人事件は、麻雀店の経営権を巡るトラブルで犯人の池田容之と近藤剛郎が被害者の男性2人を殺害した事件です。
この事件は池田容之が電動ノコギリを使って被害者を生きたまま殺害して首を切断しました。裁判では被害者が命乞いをしている中、笑いながら首を切断して殺害したことが明らかになっています。その後、遺体をバラバラにして遺棄しています。
第29位:お台場フィリピン女性殺人事件
出典:twitter.com
お台場フィリピン女性殺人事件
犯人:野崎浩
発生日時:1999年、2008年
犠牲者数:2人
お台場フィリピン人バラバラ殺人事件は、野崎浩が起こした猟奇殺人事件です。
野崎浩は1999年に、横浜市内のマンションでフィリピン人女性を殺害してバラバラにした後、数か所に分けて捨てました。その後、逮捕されましたが、殺害については否認したことから、死体損壊・遺棄罪で懲役3年6ヶ月の実刑判決を受けました。
出所後の2008年、同棲していたフィリピン人女性を殺害して、遺体をバラバラにしています。
遺体を処理している最中を人に見られたため、野崎浩は逃亡して路上で自殺を図りますが、警察に身柄を確保され逮捕されました。
第28位:ススキノ頭部切断事件
ススキノ頭部切断事件
犯人:田村瑠奈
発生日時:2003年7月1日~2日
犠牲者数:1人
北海道札幌市すすきののラブホテル内で、29歳の田村瑠奈が62歳の会社員・浦仁志さんを殺害し、頭部を切断して、その頭部に持ち帰るという事件が発生しました。
この被害者はLGBTだったり、犯人の田村瑠奈の父親は精神科医で犯行に加担していたりと、いろいろ入り組んでいる猟奇殺人事件ですが、まだ明確な動機は判明しておらず、犯人に責任能力があるかどうかも鑑定中でわかっていません。
第27位:17歳若妻バラバラ殺人・陰部/乳房食事件
17歳若妻バラバラ殺人・陰部/乳房食事件
犯人:加藤信嘉
発生日時:1959年9月
犠牲者数:1人(4人?)
犯人の加藤信嘉は愛知県岡崎市の食堂を営んでいましたが、1959年9月のある日、以前働いていた17歳の女性が訪れます。
加藤信嘉はその女性をレイプしようとしましたが、抵抗されたために殺害しました。殺害後、全裸の女性の遺体を美しいと感じた犯人は遺体を保管するためにドライアイス詰めして保管しました。
そして、毎晩のように遺体を愛撫し、乳房や陰部を切り取って食べています。この女性の前にも、犯人の周りでは3人の女性が死亡したり行方不明になっていますが、この3人の女性の死亡・行方不明に犯人の加藤信嘉が関わっているかどうかはわかっていません。
第26位:江東マンション神隠し殺人事件
出典:twitter.com
江東マンション神隠し殺人事件
犯人:星島貴徳
発生日時:2008年4月18日
犠牲者数:1人
2008年4月18日、江東区のマンションに住んでいた会社員の女性が忽然と消えました。マンションの監視カメラにはその女性が外出した形跡はなく、玄関に少量の血痕があったことから、「神隠し事件」として報じられています。
この神隠し事件の犯人は被害者女性の2部屋隣に住む星島貴徳でした。
星島貴徳は性奴隷獲得目的で被害者女性の自宅に侵入し、2部屋隣の自分の部屋に拉致します。最初は縛って寝かせていましたが、すぐに被害者女性の失踪の捜索が始まったため、事件の発覚を恐れて殺害しました。
星島貴徳の犯行は、ここからさらに猟奇的になります。包丁で殺害した後遺体を切断し、さらにノコギリで細かく切って、トイレに流したのです。
その後、警察の目をかいくぐり、遺体のすべてを処理しました。星島貴徳はマスコミの前に出て、事件を心配するそぶりを見せたり、被害者の父親に「大変なことになりましたね」と声をかけるなど、常軌を逸した行動を取っています。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第25位~第21位
第25位:千葉母親バラバラ殺人・死体損壊事件
出典:bunshun.jp
千葉母親バラバラ殺人・死体損壊事件
犯人:新かほり
発生日時:2023年6月
犠牲者数:1人
千葉県市川市南行徳のマンションの一室で、新かほり(事件当時48歳)が同居している母親を殺害し、遺体をバラバラに切断しました。犯人の女性は自首し、「遺体の一部を食べた」と供述しています。
犯人は動機について、『霊媒師になるために修行へ行く必要があった。母がいると修行に行けないので殺害した』と供述していますが、なぜ遺体を食べる必要があったのかはわかっていません。
第24位:佐世保女子高生殺害事件
出典:asahi.com
佐世保女子高生殺害事件
犯人:高校1年生女子(当時)
発生日時:2014年7月26日
犠牲者数:1人
2014年7月に長崎県佐世保市で、女子高校生が猟奇殺人事件を起こしました。
高校1年生の女子生徒は、同級生を殺害し、首や遺体を切断したのです。逮捕後に犯人の女子高生は「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」と供述しています。
この犯人は事件の4ヶ月前に、父親の頭を金属バットで殴る事件も起こしていました。
第23位:茨城一家殺傷事件
茨城一家殺傷事件
犯人:岡庭由征
発生日時:2019年9月23日
犠牲者数:2人死亡・2人負傷
2019年9月23日未明、茨城県の民家に岡庭由征が侵入し、被害者一家の父親と母親を殺害し、子供2人にけがを負わせました。
この岡庭由征は16歳の時に殺人未遂罪など13の罪で起訴されていて、その罪は動物の虐待など猟奇的なものでした。
動物虐待からエスカレートして殺人を行ったことから、猟奇殺人の代表例である神戸連続児童殺傷事件との類似性を指摘されています。
第22位:大阪姉妹殺害事件
大阪姉妹殺害事件
犯人:山地悠紀夫
発生日時:2005年11月17日
犠牲者数:2人
山地悠紀夫は中学卒業後に母親を金属バッドで殴り殺しています。その後少年院送致の処分を受けていますが、2003年10月に仮退院しています。
そして、2005年11月、「人の血を見たくなった」という動機で、帰宅した女性を背後から襲いナイフで胸を刺して強姦します。その10分後、被害女性の妹が帰宅すると、同じようにナイフで胸を刺して、姉のすぐ横で強姦しました。
その後、ベランダでタバコを吸い、姉妹の胸を再び刺して殺害し、逃走しています。
「血を見たくなった」という動機で2人の女性を殺害・強姦するという猟奇殺人を行った山地悠紀夫は、死刑判決となり、2009年に25歳で死刑が執行されました。
第21位:隅田川コマ切れ殺人事件
隅田川コマ切れ殺人事件
犯人:小林利平
発生日時:1934年6月
犠牲者数:2人
事件の約1ヶ月前、刑務所を出所したばかりの小林利平は、被害者の「ホラ吹き爺さん」の屋台で景気のいい与太話を聞き、有り金を盗む計画を立て、ホラ吹き爺さん夫婦に近づきます。
そして、6月10日に被害者夫婦にたらふく御馳走し、熟睡したところを手斧を使って惨殺し、さらに2人の遺体を細かくミンチ状にに切断して捨てたのです。
しかし、両手首と左足首だけ切断するのを忘れ、隅田川に捨てたところ、その遺体が見つかり、そこから小林利平が逮捕されました。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第20位~第16位
第20位:阿部定事件
阿部定事件
犯人:阿部定
発生日時:1936年5月19日
犠牲者数:1人
芸者や娼婦をしていた阿部定は、ウナギ料理店「吉田屋」の主人の石田吉蔵と愛人関係になり、2人は駆け落ちをします。
待合旅館で性行為をしている時に、阿部定は石田吉蔵の首を絞めるプレイをするようになりました。そして、その延長で、石田吉蔵が眠っている時に首を絞めて殺害します。
阿部定は殺害後に包丁で石田の性器を切り取り、さらにシーツに「定吉二人キリ」、遺体の太ももに「定吉二人」、左腕に包丁で「定」と刻み、陰茎と睾丸を紙に包んで旅館を去り、逮捕されるまで陰茎と睾丸を大切に持ち歩きました。
この猟奇殺人事件は逮捕後に号外が出されるほどセンセーショナルなニュースとして注目を集め、現在でも日本の猟奇殺人の代表例の1つに挙げられています。
第19位:和歌山毒物カレー事件
出典:mbs.jp
和歌山毒物カレー事件
犯人:林眞須美
発生日時:1998年7月25日
犠牲者数:4人死亡、63人負傷
和歌山毒物カレー事件は無差別の猟奇殺人事件です。1998年7月25日に夏祭りで出されたカレーにヒ素が混入されていて、4人が死亡、63人が嘔吐の症状を訴えました。
近所の人を無差別に殺害するという猟奇性に加えて、住民同士の密告合戦などがあるなど世間の注目を集めた事件ですが、この事件で逮捕された林眞須美は死刑が確定しています。
しかし、林眞須美は実は冤罪なのではないか?という噂もあり、事件の真相はいまいちよく分からないままとなっています。
第18位:同性愛男性・男性器フライパン炒め事件
同性愛男性・男性器フライパン炒め事件
犯人:金山幸彦
発生日時:1976年2月
犠牲者数:1人
金山幸彦は居酒屋で意気投合した男性を誘い、性的関係を迫りますが拒否されたため、男性を殺害しました。
犯人は遺体を見ているうちに、男性の性器が欲しくなり、性器を切断し、遺体をバラバラにし、さらに「人間の肉は美味しい」という噂を思い出し、性器をフライパンで炒めてみたものの、臭いがきつかったために、食べるのを断念しています。
想像を絶する猟奇的な殺人事件と言えるでしょう。
第17位:大口病院連続点滴中毒死事件
出典:bunshun.jp
大口病院連続点滴中毒死事件
犯人:久保木愛弓
発生日時:2016年7月~9月
犠牲者数:20人以上
横浜市にある大口病院で、点滴の中にヂアミトールが入っていることがわかり、同時期に死亡した患者の体内からもヂアミトールが検出される事件が発覚しました。
何者かが点滴の中にヂアミトールを混入させ、患者を殺害したと見られていましたが、なかなか犯人を特定することはできませんでした。
事件発覚から約2年後、大口病院で働いていた久保木愛弓が逮捕されました。久保木愛弓は、「入院患者20人くらいにやった。自分の勤務時間外に死亡させるためにやった」と供述しています。
たったそれだけの理由で、たくさんの患者を殺害するというのは、常軌を逸している猟奇殺人事件と言えるでしょう。
第16位:附属池田小学校事件
出典:sankei.com
附属池田小学校事件
犯人:宅間守
発生日時:2001年6月8日
犠牲者数:8人死亡、15人負傷
2001年6月8日、包丁を持った宅間守が大阪教育大学附属池田小学校に侵入し、1~2年生の児童8人を殺害するという猟奇殺人事件が起こりました。
逮捕後に「エリートでインテリの子をたくさん殺せば、確実に死刑になると思った」と供述していて、早期の死刑を望んでいましたが、死刑確定後は支援者の女性と獄中結婚したり、ほかの女性と文通したりしています。
2004年、本人の希望通り、死刑確定後から約1年という異例の速さで死刑が執行されています。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第15位~第11位
第15位:ルーシー・ブラックマン事件
出典:twitter.com
ルーシー・ブラックマン事件
犯人:織原城二
発生日時:2000年7月
犠牲者数:1人
イギリス人女性のルーシー・ブラックマンさんが行方不明になった事件がありました。
行方不明になった直後に犯人の織原城二が被害者のマンションを訪れてトラブルになっているところやスコップを持って海岸を歩いているのを目撃されていました。
捜査の結果、別件の準強姦の容疑で織原城二が逮捕され、ルーシー・ブラックマンさんの遺体は洞窟に埋められた浴槽の中からバラバラになった状態で発見されています。
この織原城二はルーシー・ブラックマンさんを含めた10人の女性の準強姦容疑、ルーシー・ブラックマンさんとオーストラリア人女性を死亡させた容疑で起訴されましたが、裁判ではブラックマンさんへの殺害などは認められず、無期懲役の判決となっています。
第14位:市川一家四人殺人事件
出典:gendai.media
市川一家四人殺人事件
犯人:関光彦
発生日時:1992年3月5日~6日
犠牲者数:4人
1992年3月5日~6日にかけて当時19歳の未成年だった関光彦が、4人を殺害する猟奇殺人事件を起こしました。
関光彦は強盗目的でマンションに侵入し、家族5人のうち4人を殺害し、15歳の長女のみ負傷させました。その後、15歳の長女を連れだして、ラブホテルで何度も強姦するという残虐な行為をしています。
犯人の関光彦は事件当時19歳の未成年でしたが、残忍な犯行だったことから、死刑判決となり、2017年12月に死刑が執行されました。
第13位:相模原障害者施設殺傷事件
相模原障害者施設殺傷事件
犯人:植松聖
発生日時:2016年7月26日
犠牲者数:19人
2016年7月26日、神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設の「津久井やまゆり園」に刃物を持った元職員の植松聖が侵入し、入所者を次々と殺害する猟奇殺人事件が起こりました。
植松聖は「障害者なんていなくなってしまえ」という不可解な動機から犯行に及んでいます。
逮捕後、2020年3月に死刑が確定しました。
第12位:埼玉愛犬家連続殺人事件
出典:asagei.com
埼玉愛犬家連続殺人事件
犯人:関根元・風間博子
発生日時:1993年
犠牲者数:4人
ペットショップ「アフリカケンネル」を経営していた犯人の関根元・風間博子夫婦は、1993年5月から8月にかけて、トラブルが発生した顧客を獣医師からもらった硝酸ストリキニーネを用いて殺害しました。
遺体はバラバラに解体され、骨はドラム缶で焼却された後、群馬県内の山や川に遺棄されています。
この事件では遺体が発見されなかったことから、「遺体なき殺人」と呼ばれています。犯人の関根元・風間博子夫婦には死刑判決が言い渡されていますが、関根元は執行前に獄死、風間博子はまだ死刑が執行されていません。
第11位:座間9人殺害事件
座間9人殺害事件
犯人:白石隆浩
発生日時:2017年8月~10月
犠牲者数:9人
座間9人殺害事件は、犯人の白石隆浩が起こした連続猟奇殺人事件です。SNSを通じて自殺願望を持つ人たちを座間市の自宅アパートに誘い出し、性的暴行を加えてから殺害しました。
被害者の遺体はバラバラに切断されて、アパートの室内に置かれたクーラーボックスや大型の収納箱などに入れて保管されていました。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第10位~第6位
第10位:女子高生コンクリート詰め殺人事件
出典:president.jp
女子高生コンクリート詰め殺人事件
犯人:少年4人
発生日時:1988年11月25日~1989年1月5日
犠牲者数:1人
女子高生コンクリート詰め殺人事件は日本犯罪史に残る残虐で猟奇的な殺人事件の1つです。
女子高生が強姦目的で不良グループに拉致され、約40日間にわたり犯人の自宅に監禁され、暴行・強姦を受け続けて死亡しました。その後、遺体はコンクリート詰めにされて、埋め立て地に遺棄されています。
犯人は少年4人でしたが、その犯罪の凶悪さは社会に大きな衝撃を与えています。
第9位:北九州監禁連続殺人事件
北九州監禁連続殺人事件
犯人:松永太と緒方純子
発生日時:1996年~2002年
犠牲者数:7人
北九州監禁殺人事件は日本の犯罪史上まれに見る凶悪犯罪であり、猟奇殺人事件です。
犯人の2人(松永太と緒方純子)が一家を乗っ取り、マインドコントロールしていき、家族同士で殺させ、遺体の解体まで手伝わせるという犯行でした。
あまりに残酷で猟奇的な犯罪だったため、マスコミも報道を控えるようになったと言われるほど凶悪な事件です。
犯人の松永太は死刑、緒方純子は無期懲役の判決になっています。
第8位:パリ人肉食事件
出典:bunshun.jp
パリ人肉食事件
犯人:佐川一政
発生日時:1981年6月11日
犠牲者数:1人
1981年6月11日、フランスのパリに留学していた佐川一政は、友人のオランダ人女性を殺害し、屍姦したあと、遺体を解体して食べたという猟奇殺人事件が起こりました。佐川一政は日本にいた時もドイツ人女性を、食肉目的で襲ったことがありました。
佐川一政はフランス警察に逮捕されましたが、心神喪失であるとして不起訴になり、フランスの精神病院に入院。さらに日本に帰国後にも日本の精神病院に入院し、社会復帰しています。
フランスでは無罪になったものの、日本の精神病院での鑑定では精神病ではなく人格障害であり、刑事責任を問われるべきとしています。
第7位:藤沢悪魔払いバラバラ殺人事件
出典:ameblo.jp
藤沢悪魔払いバラバラ殺人事件
犯人:鈴木正人・茂木美幸
発生日時:1987年
犠牲者数:1人
1987年に神奈川県藤沢市のアパートで不可解な猟奇殺人事件が起こりました。
鈴木正人と被害者はいとこ同士で、大山祇命神示教会に一緒に入信していましたが、被害者が茂木美幸と結婚したのを機に脱会しています。
その後、突然鈴木正人が被害者夫婦のところに現れ、「自分に神が降りた。この世は悪魔だらけ。悪魔を追い払う救世の曲を作れるのはおまえしかいない」と言い出し、被害者夫婦(被害者と茂木美幸)は鈴木正人のアパートに泊まり込んで曲を製作します。
そのような中、被害者が「魔に取りつかれてしまった」と言い出し、自己流で何とか悪魔祓いをしようとしますが、効果は得られずに、鈴木正人は被害者を殺害します。
そして、鈴木正人と被害者の妻の茂木美幸は「悪魔祓いをしている」と一心不乱に遺体を解体しはじめます。警察が踏み込んでも、遺体の解体をやめようとせずに「悪魔祓いをしている」とうわごとのように繰り返していました。
第6位:世田谷一家殺害事件
世田谷一家殺害事件
犯人:不明
発生日時:2000年12月30日
犠牲者数:4人
世田谷一家殺害事件は2000年12月30日に起こった猟奇殺人事件です。
年の瀬が迫る12月30日、世田谷区の一軒家に何者かが侵入し、一家4人を殺害しました。しかも、犯人は殺害後も長時間現場に居座り、冷凍庫の中のアイスクリームを食べたり、パソコンを使用したりしているという猟奇的な犯行でした。
事件から20年以上経った現在も、犯人は特定できておらず、逮捕に至っていません。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(日本編):第5位~第1位
第5位:東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件
出典:bunshun.jp
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件
犯人:宮崎勤
発生日時:1988年~1989年
犠牲者数:4人
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件は宮崎勤が起こした猟奇殺人事件です。
この事件では宮崎勤が4人の幼女を次々に誘拐し、殺害した後にビデオで撮影したり、遺骨と犯行声明文を被害者家族に送りつけたり、マスコミに犯行声明文を送り付けるなど猟奇的な犯行を行いました。
この事件はあまりにも不可解で猟奇的なものであり、犯人の宮崎勤も要領を得ない供述を繰り返していることから、動機は完全に解明されていません。
第4位:津山事件
出典:bunshun.jp
津山事件
犯人:都井睦雄
発生日時:1938年5月21日
犠牲者数:30人
津山事件は津山三十人殺しとも言われる猟奇殺人事件です。犯人の都井睦雄は徴兵検査で丙種合格となったことで村の女性から拒絶されるようになり、恨みを募らせていきました。
そして、猟銃や匕首、日本刀などを準備し、5月21日の未明に村人を次々に襲い、殺害していきました。最終的には30人が死亡しています。犯行後、都井睦雄は、峠の山頂で猟銃で心臓を撃ちぬいて自殺しています。
第3位:首なし娘事件
首なし娘事件
犯人:増淵倉吉
発生日時:1932年2月8日
犠牲者数:1人
1932年2月8日、愛知県名古屋市の鶏糞小屋で頭部が切断され、乳房や下腹部がえぐり取られている女性の無残な死体が発見されました。被害者は19歳の女性で、犯人は被害者と恋愛関係にあった和菓子職人の増淵倉吉であることが判明し、指名手配されました。
事件から3日後、木曽川の河原で頭皮がはぎとられ、眼球がえぐられた状態の被害者の頭部が発見されました。そして、約1ヶ月後の3月4日、遺体発見現場の近くの物置で腐乱した男性の首吊り遺体が発見されています。この男性こそが増淵倉吉でしたが、その光景は異様なものでした。
・被害者女性の党費をカツラのように被っている
・女性用の毛糸の下着を着ていた
・お守り袋の中に女性の眼球
・小屋の中の冷蔵庫には女性の乳房と下腹部が安置されていた
犯人が自殺しているので詳細は不明なものの、恋愛関係のもつれから、この猟奇的な事件が起こったと見られています。
第2位:名古屋妊婦切り裂き殺人事件
出典:twitter.com
名古屋妊婦切り裂き殺人事件
犯人:不明
発生日時:1988年3月18日
犠牲者数:1名
1988年3月18日、愛知県名古屋市中川区のアパートの一室で、臨月の妊婦が殺害されました。
夫が帰宅すると、赤ん坊のような声が聞こえ、部屋の照明をつけると、妻の遺体が目に入り、その足元では生まれたばかりの赤ちゃんが泣いていたんです。
この被害者の女性は首を絞められて殺害された後、お腹を切られ胎児を取り出した状態で、胎児の代わりに電話機とミッキーマウスのキーホルダーをお腹に入れられていました。
臨月の妊婦を殺害し、お腹を切って胎児を取り出し、代わりに電話機を入れるという猟奇殺人事件は、当時大きく報道されましたが、犯人につながる証拠はなく、未解決のまま時効となっています。
第1位:神戸連続児童殺傷事件
出典:president.jp
神戸連続児童殺傷事件
犯人:少年A
発生日時:1997年2月~5月
犠牲者数:2人
神戸連続児童殺傷事件は当時中学3年生の少年が起こした連続猟奇殺人事件です。この事件では2人の小学生が死亡しましたが、そのうちの1人は頭部を切断されて、口に犯行声明文を咥えさせられて、中学校の校門に置かれたという衝撃的な事件でした。
犯人は犯行声明文では「酒鬼薔薇聖斗」と名乗り、地元新聞社にも犯行声明文を送り付けています。
中学生が恐ろしい猟奇的な殺人事件を起こしたことで、この神戸連続児童殺傷事件はマスコミに大きく取り上げられ、世間の注目を集めました。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第20位~第16位
第20位:「デートゲーム・キラー」ロドニー・アルカラ
出典:bbc.com
デートゲーム・キラー
犯人:ロドニー・アルカラ
発生日時:1971年~1979年
犠牲者数:8~130人
アメリカの連続強姦殺人犯のロドニー・アルカラは、少なくとも8人の女性を殺害しています。
ロドニー・アルカラは拉致した女性を強姦し、首を絞めて意識を失わせ、意識が回復するとまた首を絞めるという行為を何度も繰り返すという残虐な方法で犯行を繰り返しました。
犯行を繰り返していた期間である1978年にテレビ番組「デートキラー」に出演していたため、ロドニー・アルカラは逮捕後も「デートゲーム・キラー」と呼ばれるようになっています。
ロドニー・アルカラはIQ150という天才だったため、裁判では自分で自分を弁護しましたが、死刑判決となりました。しかし、2021年に死刑執行前に亡くなっています。
第19位:ハローキティ殺人事件
ハローキティ殺人事件
犯人:3人の男性
発生日時:1999年
犠牲者数:1人
1999年にナイトクラブで働いていた女性が借金問題から3人の男に監禁され、暴行・拷問の末に殺害されました。
犯人の3人の男は死体をバラバラにしてビニール袋に入れてゴミとして捨てたほか、頭部はストーブで煮た後にハローキティーの人形に詰めるという残忍な遺体処理を行っています。
第18位:ボストン絞殺魔事件(アルバート・デザルボ)
ボストン絞殺魔事件
犯人:アルバート・デザルボ
発生日時:1962年~1964年
犠牲者数:13人
アメリカのボストンで1962年~1964年にかけて、13人の女性が性的暴行後に殺害された事件がありました。被害者の女性は50代~70代が多く、遺体発見時は全裸で強姦はされていないものの、性的な暴行を受けたことがわかっています。
最後の被害者は最年少の19歳の女性で、陰部に箒が挿入されている姿でした。
この猟奇殺人事件は犯人がなかなか特定されませんでしたが、思わぬルートでアルバート・デザルボが犯人であることが判明します。
マサチューセッツ州やその周辺で約300件の連続婦女暴行事件が起こり、その犯人がアルバート・デザルボで、精神病院に収監されていました。そこで同室になった殺人犯が、アルバート・デザルボから犯行の詳細を聞き、アルバート・デザルボが犯人であることが判明したのです。
アルバート・デザルボは終身刑が宣告されましたが、1973年に刑務所の中で独房で刺殺体となって発見されました。
第17位:テッド・バンディ
出典:natalie.mu
テッド・バンディ
犯人:テッド・バンディ
発生日時:1974年~1978年
犠牲者数:30人以上
IQ124という高IQのテッド・バンディは、少女や若い女性を言葉巧みに誘い、相手の警戒を解いてから殴りつけてレイプをしました。その後殺害して、遺体を切断し、屍姦をし、さらに数日後に女性の口に雄中に射精をするという猟奇殺人を行っています。
テッド・バンディに殺害された犠牲者は30人以上と見られています。
シリアルキラーという表現は、テッド・バンディを表すために考え出された言葉です。テッド・バンディは逮捕後に死刑判決となり1989年に電気椅子で処刑されました。
第16位:ロバート・ピックトン
出典:buzzfeed.com
ロバート・ピックトン
犯人:ロバート・ピックトン
発生日時:1983年~2002年
犠牲者数:6人~49人
カナダ史上最悪と言われる連続猟奇殺人事件の犯人であるロバート・ピックトンは、裁判では6人の殺害だけが認められましたが、本人の自白では49人を殺害しています。
養豚場を営んでいたロバート・ピックトンは、農場で薬物乱交パーティーを開き、セックスワーカーの女性を手錠をかけて殺害しました。しかも、その遺体を豚に食べさせたり、遺体を切断して、豚のひき肉に混ぜて販売した可能性があることがわかっています。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第15位~第11位
第15位:「ミルウォーキーの食人鬼」ジェフリー・ダーマー
出典:military.com
ミルウォーキーの食人鬼
犯人:ジェフリー・ダーマー
発生日時:1978年~1991年
犠牲者数:17人
ミルウォーキーの食人鬼という異名を持つジェフリー・ダーマーはアメリカのオハイオ州・ウィスコンシン州で17人の青少年を絞殺し、その後に屍姦、死体切断、人肉食を行うという猟奇殺人事件を犯しました。
殺害後は遺体を切断し、それをポラロイド写真におさめたり、遺体に雄一部をビニール袋に入れて冷蔵庫に保管していたことが明らかになっています。
ジェフリー・ダーマーは高校入学時のIQ145と判定されている高IQの持ち主でした。
第14位:「ナイト・ストーカー」リチャード・ラミレス
ナイト・ストーカー
犯人:リチャード・ラミレス
発生日時:1984年~1985年
犠牲者数:13人
「ナイト・ストーカー」という異名を持つリチャード・ラミレスは、カリフォルニア州で無差別に民家を襲撃して、殺人・暴行・レイプなどを行った猟奇殺人犯です。
79歳女性をレイプして殺害したのを皮切りに、次々に犯行を重ねていき、13人を殺害しました。生きたまま両目をえぐったり、8歳の少年をレイプしたりと、その犯行は残忍で一貫性がありませんでした。
しかし、自らを悪魔崇拝者と自称して、犯行現場には悪魔のシンボルである逆五芒星が残されていることが多く、不気味で残虐な犯行はカリフォルニア州をパニックに陥れました。
第13位:エドモンド・ケンパー
エドモンド・ケンパー
犯人:エドモンド・ケンパー
発生日時:1964年~1973年
犠牲者数:10人
エドモンド・ケンパーは常軌を逸した猟奇殺人事件の犯人です。
10代で祖父母を殺害して逮捕されました。逮捕後は精神疾患が認められたため、精神病院に入院しましたが、模範囚としてふるまっていたため、仮釈放されています。
その後、24歳の頃から猟奇殺人に走ります。次々に女性を殺害し、その後に屍姦をして遺体をバラバラにして遺棄したのです。
そして、「いつか逮捕される」と考えたエドモンド・ケンパーは母親を撲殺して、頭部を切断し、その頭部とオーラルセックスをしました・・・。その後、逮捕されますが、死刑が停止されているために終身刑となり、現在も刑務所で模範囚として収監されています。
第12位:「チェスボード・キラー」アレクサンドル・ピチュシキン
出典:afpbb.com
チェスボード・キラー
犯人:アレクサンドル・ピチュシキン
発生日時:1992年~2001年
犠牲者数:61人~63人
チェスボード・キラーの異名を持つロシア人のアレクサンドル・ピチュシキンは、学生時代に友人を殺害したのを皮切りに、2001年まで少なくとも48人、推定で61~63人を殺害しました。
犯人のアレクサンドル・ピチュシキンはチェスボードのマスの数である64人を目指して殺人を犯し、殺害後にはマスに硬貨を置いて埋めていったとのことです。供述では動機について「私にとって殺人のない人生というものは、食べ物のない人生と同じだ」と語っています。
ロシアには死刑がないので、無期懲役の判決となっています。
第11位:「コレッジョの石鹸職人」レオナルダ・チャンチュリ
出典:buzzfeed.com
コレッジョの石鹸職人
犯人:レオナルダ・チャンチュリ
発生日時:1939年~1940年
犠牲者数:3人
レオナルダ・チャンチュリはイタリアの猟奇殺人事件の犯人です。レオナルダ・チャンチュリは17回妊娠しましたが、3回流産し、さらに出産した14人のうち10人の子供を若くして亡くしました。
以前に、占い師から「子供たちは全員早死にする」と言われたこともあり、残った4人の子供をなんとか守らないといけないといけないと思っていた矢先、最愛の長男が第二次世界大戦に備えてイタリア陸軍に入隊する予定になりました。
息子を守りたいレオナルダ・チャンチュリは、息子を守るためには人間の犠牲と魔術が必要であるという結論に達し、3人の女性を殺害し、その遺体を使って石鹸や茶菓子を作り、友人たちに提供していました。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第10位~第6位
第10位:「黄金州の殺人鬼」ジョセフ・ジェームズ・ディアンジェロ
黄金州の殺人鬼
犯人:ジョセフ・ジェームズ・ディアンジェロ
発生日時:1974年~1986年
犠牲者数:13人以上殺害、50人以上強姦
黄金州の殺人鬼はアメリカのカリフォルニア州で1974年~1986年に少なくとも13人にの強姦殺人事件を犯した猟奇殺人犯です。
13人の殺人以外に、50人以上の強姦、100件以上の窃盗を犯したことがわかっていましたが、犯人は長年逮捕されていませんでした。
しかし、2018年になってDNA鑑定の結果、元アメリカ海軍・元警察官のジョセフ・ジェームズ・ディアンジェロが逮捕され、2020年に仮釈放のない終身刑が言い渡されています。
第9位:「殺人ピエロ」ジョン・ゲイシー
出典:bunshun.jp
殺人ピエロ
犯人:ジョン・ゲイシー
発生日時:1972年~1978年
犠牲者数:33人
資産家でチャリティー活動にも熱心だった「模範的市民」のジョン・ゲイシーは、ゲイのロリコンでした。
結婚はしていて子供もいましたが、2人目の子供が生まれたころから、自分の性的嗜好を押さえることができなくなり、少年を誘い出して、レイプをするようになります。そして、レイプを隠すために、被害者少年たちを殺害し、遺体を床下に埋めたり、川に流したりしていました。
ジョン・ゲイシーはピエロの扮装をして、小児病棟や孤児院を慰問していたことから、「殺人ピエロ」と呼ばれるようになっています。
第8位:「おもちゃ箱の殺人鬼 」デビッド・パーカー・レイ
おもちゃ箱の殺人鬼
犯人:デビッド・パーカー・レイ
発生日時:1957年~1999年
犠牲者数:60人以上
「おもちゃ箱の殺人鬼 」という異名を持つデビッド・パーカー・レイは60人以上を殺害した猟奇殺人事件の犯人です。
デビッド・パーカー・レイはトレーラーを改造して、拷問部屋を作り上げ、「おもちゃ箱」と呼んでいました。
この拷問部屋には鞭、鎖、滑車、ストラップ、クランプ、レッグスプレッダーバー、外科用刃、電気ショック機械、のこぎりなどが置かれていました。
デビッド・パーカー・レイは被害者女性を拉致して拷問部屋に3~4か月間拉致して、性的な拷問を加えた末に殺害しています。
1999年に逮捕され、懲役224年の判決を受けましたが、2002年に心疾患で死亡しました。
第7位:華城連続殺人事件(イ・チュンジェ)
華城連続殺人事件
犯人:イ・チュンジェ
発生日時:1986年~1991年
犠牲者数:10人
韓国の華城市の農村地帯で1986年~1991年にかけて10名の女性が強姦され殺害された事件が起こりました。
被害者の女性の中には、ショーツが顔にかぶせてあったり、陰部にボールペンやスプーンが挿入されているなど、ただの強姦殺人事件ではなく、猟奇的な犯行の一面もありました。
この事件では無実の男性が犯人として逮捕され20年間獄中生活を送るという冤罪も発生しましたが、2019年になって、DNA鑑定により無期懲役の判決を受けて刑務所に服役している男が真犯人であることが判明しています。
しかし、すでに華城連続殺人事件は事項を迎えていたため、真犯人がわかってもそれを司法で裁くことはできませんでした。
第6位:「恐怖の館」殺人事件(フレデリック・ウェスト)
出典:twitter.com
「恐怖の館」殺人事件
犯人:フレデリック・ウェスト
発生日時:1964年~1992年
犠牲者数:12人
イギリスの連続殺人犯であるフレデリック・ウェストは、女性を誘拐して強姦して殺害し、遺体を徹底的に解体しました。
・手足の指を切り落とす
・手首を切り落とす
・膝を叩き切る
・膝の骨を取り除く
・肋骨や胸骨を取り除く
・首と胴体を切り離す
フレデリック・ウェストは上記のような猟奇殺人を繰り返すだけでなく、性的異常行動も行っていました。
・実の母親と母子相姦をする
・妻に売春をさせる
・妻に妻の実父と近親相姦させてそれを覗いて興奮する
・娘と近親相姦して妊娠させる
逮捕後の1995年に独房で首吊り自殺して53歳で亡くなりました。フレデリック・ウェストの犯行が行われた自宅は「恐怖の館」と呼ばれるようになっています。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキング(海外編):第5位~第1位
第5位:「ブッチャーベイカー」ロバート・ハンセン
「ブッチャーベイカー」ロバート・ハンセン
犯人:ロバート・ハンセン
発生日時:1971年~1983年
犠牲者数:17人~21人以上?
ブッチャーベイカー(屠殺パン屋)の異名を持つロバート・ハンセンは、若い女性を拉致した後にアラスカの荒野に放ち、自動小銃やナイフを使って狩りをするかのように被害者を追い詰めて殺害するという猟奇殺人事件を犯しました。
ロバート・ハンセンは30人以上の女性をレイプして襲撃したことがわかっていますが、殺人として立証されたのは17人です。
ロバート・ハンセンは461年の終身刑を宣告され、2014年に75歳で亡くなりました。
第4位:「満月の狂人」 アルバート・フィッシュ
「満月の狂人」 アルバート・フィッシュ
犯人:アルバート・フィッシュ
発生日時:1910年~1934年
犠牲者数:400人?
アルバート・フィッシュは史上最悪の連続殺人犯です。正確な数は不明ですが、本人の自供では1910年~1934年の間に400人を殺害しました。
アルバート・フィッシュはサディズムとマゾヒズムの両方を持っていて、痛みを快楽に変えるという異常者でした。
自分の快楽のために、多数の子供を暴行の末に殺害し、さらに遺体の肉を食べています。1936年に電気椅子で死刑が執行されましたが、死刑執行の前には、「一生に一度しか味わえない最高のスリル」と語っていたそうです。
第3位:切り裂きジャック
切り裂きジャック
犯人:切り裂きジャック
発生日時:1888年~1891年(?)
犠牲者数:5人(?)
切り裂きジャックは1888年にイギリス・ロンドンのホワイトチャペル周辺で起こった連続殺人の犯人です。
切り裂きジャックは娼婦を狙い、喉を切り裂いた後に、腹部を切って内臓を取り出す、膣にナイフを刺すなど猟奇的な殺害を行い、ロンドンを恐怖に陥れました。
この切り裂きジャックは正体が判明せず逮捕二至らなかったこともあり、「猟奇殺人犯=切り裂きジャック」と言われるほど、有名で都市伝説のようになっていきました。
現在でも様々な小説やドラマ、ゲームの題材になるほど、有名な猟奇殺人事件の犯人です。
第2位:「プレイン・フィールドの屠殺解体職人」エド・ゲイン
出典:eiga.com
「プレイン・フィールドの屠殺解体職人」エド・ゲイン
犯人:エド・ゲイン
発生日時:1954年~1957年
犠牲者数:2人
エド・ゲインはプレイン・フィールドの屠殺解体職人という異名を持つ猟奇殺人犯です。母親による禁欲的な性教育の影響で、カニバリズムや解剖に執着するようになりました。
墓を荒らして遺体を盗み出し、遺体の皮膚や骨を使って「記念品」を作ったり、皮を被ったり、墓で踊ったり、人間の死体を食べたりしています。
このエド・ゲインは遺体の皮膚や骨を使って「記念品」を作るという猟奇的な行動が注目を集め、「大量殺人犯」というイメージがありますが、彼自身が実際に殺人を犯したのは2人だけでした。
裁判では精神異常(性的サイコパス)で無罪になりましたが、その後は亡くなるまで精神病院に収容され、1984年に77歳で亡くなりました。
第1位:「ロストフの切り裂き魔」アンドレイ・チカチーロ
出典:twitter.com
「ロストフの切り裂き魔」アンドレイ・チカチーロ
犯人:アンドレイ・チカチーロ
発生日時:43人(本人主張は57人)
犠牲者数:1978年~1990年
「ロストフの切り裂き魔」という異名を持つアンドリイ・チカティーロは、本人自供によると57人(裁判で認められたのは43人)を殺害しました。
アンドリイ・チカティーロは57人もの人数を殺害しただけでなく、殺害方法が残酷でした。
・ナイフで何度も刺す
・腸を摘出する
・両目をくりぬく
・切断する
・切り刻む
・遺体の一部を食べる
アンドリイ・チカティーロは重度の勃起不全でしたが、残酷な殺人をすることで勃起・射精するという異常な性癖に気づき、それから猟奇殺人を繰り返すようになったとのことです。
1990年に逮捕され、1994年に銃殺刑になりました。
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキングのまとめ
猟奇殺人事件の犯人の凶悪度ランキングをまとめました。日本でも海外でもたくさんの猟奇殺人事件が起こっていますが、もう二度とこのような恐ろしい事件は起こらないように願うばかりですね。