スニーカー配りおじさんことまぁくんのガン闘病の嘘での炎上が話題です。
この記事ではまぁくんの正体は何者なのか、年齢や身長、過去の経歴や投資家というのは本当なのか、病気や病名のガンは嘘だという炎上や死因の噂、現在も生きてる事などについてまとめました。
この記事の目次
まぁくんは高価なスニーカーをプレゼントする企画で有名になった配信者

「まぁくん」とは、街中の若者に高価なスニーカーを気前よくプレゼントする動画で「靴配りおじさん」などとして一躍有名になった配信者で、TikTokやYouTubeなどで活動し、多くの若者にとって夢を与えるカリスマ的存在ともされています。
しかしその裏では、自称・投資家としての不透明な活動と高額なオンラインサロンへの勧誘、さらには、自身の病気として「末期ガン」を公表するも、その後の言動から「嘘」ではないかと指摘された事で世間を大きく騒がせるなどし、度々炎上を引き起こしている人物でもあります。
ここでは、そんな正体不明のインフルエンサーことまぁくんとは一体何者なのか、その正体や経歴についてや、スニーカーを配る行動は果たして善意なのか、あるいは巧妙に計算されたマーケティング戦略なのか。その派手な暮らしを支える資金源はどこにあるのか。そして、大きな騒動となった「余命3ヶ月」のガン告白は本当なのか嘘かなどについてを詳しくまとめていきます。
まぁくんとは何者か年齢や身長などのプロフィール
まぁくんは何者かプロフィール
本名 :木村将史
推定生年:1987年〜1988年(本人の発言より)
誕生日 :3月15日(本人の発言より)
出身地 :茨城県牛久市
推定身長:190cm~192cm
体重 :100kg超
多くの謎に包まれた「まぁくん」が何者なのかやその正体についてのプロフィールですが、いくつかの情報は彼の過去の発言や、思わぬ形での暴露によって明らかになっています。
まぁくんの年齢については、2023年頃に36歳のリスナーとの会話で「同じくらいの年齢」だと発言しているため、2023年の時点で36歳前後として、2025年現在の年齢は「38歳前後」と推定できます。
配信の動画の映像などから、まぁくんはかなりの巨漢である事がわかりますが、身長は「190cm〜192cm」くらいと推定されています。
また、体重は100kg超とみられており、過去には柔道で関東大会に出場した経歴があるとの情報もあるようです。この体格と柔道経験から、まぁくんの師匠だというKAZMAXのボディガードを務めていた経歴があるとの情報も明かされています。
また、本名が木村将史である事や出身地が茨城県牛久市であるという情報は、後述するエイベックスの松浦勝人会長とのSNS上のトラブルの際に、松浦氏によって暴露される形で公になりました。
本名 木村将史
3月15日生まれ
茨城県牛久市出身
※1年ほど前に東京に上京 pic.twitter.com/JXB90h8a5K— 松浦勝人 (@maxmatsuuratwit) June 19, 2022
まぁくんの経歴

何者なのか正体がはっきりしていないスニーカー配りおじさんのまぁくんですが、過去の経歴についても情報は限定的です。
続けて、現在までに明らかになっているまぁくんの経歴を見ていきます。
まぁくんの経歴① 過去の「ビットビットくん」時代とKAZMAXとの関係
スニーカー配りおじさん「まぁくん」として有名になる前、彼は「ビットビットくん」という名前で、2018年頃から投資系インフルエンサーとして活動していた経歴がある事がわかっています。当時は仮想通貨(暗号資産)を中心に情報を発信していたようです。
そして、まぁくんの経歴を語る上で欠かせないのが、一世を風靡した自称・仮想通貨トレーダー「KAZMAX」こと吉澤和真さんとの関係です。まぁくんはKAZMAXの弟子であり、一時期はボディガードも務めていたとされています。投資手法や、後に物議を醸すことになるオンラインサロンの運営ノウハウなどは、KAZMAXから学んだものだと言われています。
しかし、師匠であるKAZMAXもまた、オンラインサロンでのトラブルや、薬物使用による逮捕など、数々の問題を起こした人物です。この師弟関係が、後のまぁくんの活動スタイルに影響を与えた可能性は否定できないでしょう。
まぁくんの経歴② 「靴配り」インフルエンサーとして有名に
「ビットビットくん」としての活動を経て、彼は「まぁくん」と名前を変え、TikTokやYouTubeを主戦場に活動を始めます。そこで彼の知名度を爆発的に高めたのが、「スニーカーチャレンジ」と呼ばれる企画でした。
街中で若者に声をかけ、数十万円もするような高級ブランドのスニーカーをその場でプレゼントするというこの企画は、SNS上で瞬く間に拡散。「靴配りおじさん」として、特に若者から絶大な支持を集めることに成功しました。
まぁくんは投資家と自称もその正体には謎が多く本当か嘘かは不明

まぁくんは、高級車を乗り回し、キャバクラで豪遊、そして高価なスニーカーを惜しげもなく配るといった派手なライフスタイルを盛んに公開していますが、それを支える資金が一体どこから来ているのかにも関心が集まっています。
まぁくんは自らを「FX投資家」と称していますが、その正体については謎に満ちています。
FX投資家としてトレードを公開した事はほとんどなく「嘘」と疑う声も
まぁくんはSNS上でFXに関するマインドや考え方を発信していますが、自身のトレード履歴や実績を具体的に公開したことはほとんどありません。実際にまぁくんがトレーダーとして継続的に利益を上げていることを示す客観的な証拠はなく、「本当に投資で稼いでいるのか怪しい」、「フォロワーを集めるために嘘をついているのでは?」といった声は絶えません。
まぁくんの資金源のカラクリ
FX投資家というのは仮に嘘だとするなら、まぁくんの莫大な収入はどこから生まれているのでしょうか。その核心は、まぁくんが運営する2つのビジネスモデルにあると見られています。
高額オンラインサロン
まぁくんは、自身の投資ノウハウを教えるとするオンラインサロンを運営しています。このサロンの参加費用は時期によって変動しているようですが、35万円、45万円、そして最高で55万円にもなるとの情報があります。
オンラインサロンの具体的な内容については、参加者に秘密保持契約(NDA)を結ばせているため、外部に情報が漏れにくい仕組みになっています。
しかし、過去に運営していたオンラインサロンでは、その内容が「投資サロンとは呼べない代物」であったとの暴露が相次ぎました。サロン生からの苦言に対して謝罪するどころか、そのメンバーをサロンからブロックし、返金にも応じないといったトラブルが多発し、大きく炎上した過去があります。
現在のオンラインサロンについても、高額な料金に見合う価値があるのか、その実態を疑問視する声が多く上がっているようです。
海外FXのアフィリエイト報酬(IB報酬)
まぁくんのもう1つの大きな収入源と見られているのが、海外FX業者の口座開設を促すことによって得られるアフィリエイト報酬(IB報酬)です。
これは、まぁくんの紹介リンク経由で視聴者がFX口座を開設し、取引を行うたびに、まぁくんに手数料が支払われるという仕組みです。
まぁくんのインスタグラムのプロフィールには、海外FX業者「XMTrading」の口座開設リンクが掲載されており、SNSを通じて積極的に勧誘を行っています。
スニーカー配りなどで集めたフォロワーを、最終的にこのアフィリエイトに誘導することが、彼のビジネスモデルの根幹にあると指摘されています。
まぁくんの推定年収3億円の噂の真相
これらのビジネスモデルから、まぁくんの年収は3億円以上あるのではないかと噂されています。例えば、55万円のサロンに600人が参加しただけで、売上は3億3千万円に達するというのがその根拠とされています。
本当にまぁくんが投資で稼いでいるかは不透明なものの、炎上なども利用してインフルエンサーとしての知名度を維持し、オンラインサロン運営とアフィリエイト報酬を得る事で3億円は無理にしても一定の収入を確保する事は可能だと考えられ、これが派手なライフスタイルを維持する資金源になっていると考えられます。
まぁくんの「スニーカー配り」は事実上の「お金配り」

まぁくんの代名詞となっているのが「スニーカー配り」です。
若者に高額なスニーカーを配る「スニーカーチャレンジ」は、一見、夢のある慈善活動のように見えますが、その裏にはしたたかなマーケティング戦略が隠されていると見られています。
まぁくんのスニーカーチャレンジ
「スニーカーチャレンジ」では、ナイキと人気ラッパー、トラヴィス・スコットのコラボモデルなど、市場価格が数十万円にもなるような、非常に高価で希少なスニーカーが配られます。
まぁくんは原宿の有名スニーカーショップ「CARRYME」や「SNKR DUNK」などでこれらのスニーカーを購入し、その様子も動画で公開しています。
その場で選ばれた幸運な若者は、憧れの限定スニーカーを手にし、喜びを爆発させる。この一連の流れが、視聴者に強烈なインパクトと羨望の念を抱かせるのです。
「善意」の裏のマーケティング戦略
しかし、こうしたビジネスに詳しい多くの専門家やウォッチャーは、このスニーカー配りを「単なる善意ではない」と分析しています。これは、自身の知名度を上げ、ファンを獲得するための極めて効果的なマーケティング手法であるためです。
「高価なスニーカーをくれる、気前の良いお金持ち」というイメージを確立することで、人々、特に社会経験の乏しい若者の警戒心を解き、「この人のようになりたい」という憧れを抱かせます。
そして、その憧れを利用して、自身のインスタグラムやオンラインサロンへ誘導する。これが、スニーカー配りの真の目的であると見られています。
つまり、数十万円のスニーカーは、将来数百万、数千万円の利益を生むための「広告宣伝費」というわけです。
まぁくんの「スニーカー配り」は「お金配り」の別バージョン
実質的にまぁくんの「スニーカー配り」は、SNS上でよく見られる「お金配り」(現金配り)と同様の手法だと言えます。
ネット上ではXやインスタグラム、TikTokなどで「現金プレゼント」と称した企画が頻繁に実施されていました。応募条件は「アカウントのフォロー」や「投稿のいいね、リツイート」といった簡単なものがほとんどで、誰でも気軽に参加できる形式となっています。これは、爆発的にフォロワー数を増やすための典型的な手法です。
ただ、「お金配り」に対しては「怪しい」、「胡散臭い」という声がどうしてもつきまとうため、まぁくんは自らスニーカーを購入して若者に配る事で怪しさを緩和させる手法をとっていると考えられます。
若者を惹きつける魅力と危うさ
まぁくんのパフォーマンスは、閉塞感を抱える現代の若者にとって、一攫千金の夢を見せてくれる魅力的なものに映るのかもしれません。
しかし、その裏側には、射幸心を煽り、冷静な判断力を失わせる危うさが潜んでいます。
「まぁくんのようになれるかもしれない」という淡い期待から、高額なオンラインサロンに参加したり、リスクの高い海外FXに手を出したりしてしまう若者が後を絶たないという実状もあるため、こうした裏の仕組みを理解した上でまぁくんの情報に触れる事をおすすめします。
まぁくんは病気で病名は「ガン」と公表するも本当か嘘かわからず炎上へ

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「スニーカー配り」という手法をメインとし、インフルエンサーとして順調にフォロワーを増やしていたまぁくんですが、2025年4月、そのキャリアと社会的な信用を根底から揺るがす炎上騒動を引き起こしました。
まぁくんが突然ガンを公表
2025年4月12日、まぁくんはTikTokのライブ配信で、自らが「ステージ5の末期がんで、余命3ヶ月と宣告された」と涙ながらに告白しました。さらに、「もう歩けないため、車椅子で生活している」とも語り、視聴者に大きな衝撃と動揺を与えました。
この衝撃的な告白に、SNS上では「信じられない」、「頑張ってほしい」といった同情や応援のコメントが殺到。まぁくんの健康を心配する声が瞬く間に広がりました。
疑惑の「ステージ5」と激ヤセの理由
しかし、この告白には当初から多くの疑問が呈されていました。最大の理由は、彼が自身の病気状況を「ステージ5」と表現した点です。医学的に、ガンの進行度を示すステージ分類は0から4までの5段階であり、「ステージ5」という分類は存在しません。
この医学的な事実との矛盾から、「話を盛っているのではないか」、「そもそも病気自体が嘘なのでは?」という“詐病疑惑”が急速に広まっていきました。
一方で、もともと100kg以上あった彼の体重が、この時期に急激に減少していたことも事実です。この「激ヤセ」が、彼の闘病告白に一定の信憑性を与えていた側面もあります。しかし、この体重減少についても、糖尿病治療薬として知られる「マンジャロ」を美容目的で使用した結果ではないか、という疑惑も浮上しています。
「みそきんで治った」炎上劇の顛末

ガン公表から約1ヶ月半後の2025年5月25日、事態は誰もが予想しなかった方向へと展開します。まぁくんは「みそきんが力を貸してくれました」と題した動画を投稿。
そこには、人気YouTuberヒカキンがプロデュースしたカップ麺「みそきん」をおいしそうに食べ、「治った!みそきんの効果で治りました」と叫び、札束を手に元気な姿を見せるまぁくんの姿がありました。
余命3ヶ月の末期がん患者が、カップ麺を食べて完治するという、荒唐無稽な動画の内容に、まぁくんの病気告白を信じ、心から心配していた人々への裏切り行為と受け取られ、ネット上で大炎上を巻き起こしました。
「人の善意を踏みにじる行為だ」、「本当に病気で苦しんでいる人に失礼だ」といった厳しい批判が殺到し、まぁくんの社会的信用は完全に失墜する事になりました。
フォロワーを集めるための「嘘」だったとの見方が強まっている

一連の炎上騒動は、病気や人の同情心すらも利用する、彼のあからさまな「再生数稼ぎ」、「話題作り」であったとの見方が強まっています。闘病を応援させることで新たなファンを獲得し、その注目を自身のビジネスに繋げようという魂胆があったことは想像に難くありません。
この一件は、インフルエンサーが持つ影響力の恐ろしさと、その倫理観の欠如を社会に強く印象付けました。
まぁくんは「ガン闘病」の嘘騒動以前にも何度も炎上している
「ガン闘病」騒動以前から、まぁくんは数々のトラブルを起こし、たびたび炎上しています。
avex松浦勝人会長との法廷闘争
2021年12月、エイベックスの松浦勝人会長が大阪のキャバクラで入店トラブルを起こした際、まぁくんがYouTubeで「店のルールにケチをつけるのは子供のダダ」などと批判したことが全ての始まりでした。
これに松浦勝人会長が激怒し、自身のSNSでまぁくんを「SB(白豚)」と揶揄するなど、激しい応酬が繰り広げられました。
この過程で、松浦勝人会長がまぁくんの本名や住所といった個人情報を暴露する事態にまで発展。この一件は法廷闘争へと進み、まぁくんが松浦勝人会長を名誉毀損で訴え勝訴したとの情報や、逆に松浦勝人会長がまぁくんを逆提訴したなどの情報が錯綜しています。
過去のオンラインサロン炎上事件
前述の通り、まぁくんは2018年頃にもオンラインサロンの運営を巡って大きなトラブルを起こしています。高額な会費に見合わない内容や、批判的な意見を述べた会員を強制的に退会させ返金にも応じないといった不誠実な対応が暴露され、炎上しました。このように、まぁくんのビジネス手法には以前から多くの問題点が指摘されていました。
まぁくんの死因や病名はデマで現在も生きてる
ガン公表とそれに伴う一連の騒動により、ネット上でまぁくんの「死因」や「病名」が多く検索されているようです。
しかしこれまで見てきたように、まぁくんが病気(ガン)で余命宣告を受けているというのは「嘘」との見方が強くなっています。
そして、「まぁくんが亡くなったらしい」という「死亡説」がXなどで拡散されましたが、2025年11月現在の時点で本人が亡くなったという公式な発表はなく、YouTubeもSNSも更新され続けているため、これは完全なデマ情報であり、「まぁくんは現在も生きてる」というのが本当の情報です。
まとめ
今回は、スニーカー配りなどで若者の心を掴み、「靴配りおじさん」として人気を得たインフルエンサーのまぁくんについてまとめてみました。
まぁくんは金に物を言わせて高級なアイテムを購入したり、豪遊したりという動画やSNS発信を繰り返しており、その正体が何者かと話題になっています。
本人は「FX投資家」を自称していますが、KAZMAXとの関係などの過去の経歴から、巧みなマーケティング戦略を駆使してフォロワーを集め、高額なオンラインサロンやアフィリエイトで大きな利益を得ているのだろうと指摘されています。
まぁくんの行うスニーカー配りは、夢を与える慈善活動ではなく、自身の利益に繋げるための計算されたパフォーマンスである可能性が高いとみられています。
そして、2025年には自身のガン闘病を突如公表し「死因」や「病名」などが話題になりますが、突如として、カップ麺「みそきん」を食べたら治ったなどという、心配した人の心を弄び、本当に病気で苦しんでいる人を馬鹿にするかのような発表をした事で信用を失い炎上騒動に発展しました。
現在もまぁくんはYouTubeやSNSで活動を続けていますが、ガン闘病が本当だったのか嘘だったのかの説明や炎上騒動に対する釈明などは未だされていません。


















