2025年12月15日に東京・赤坂にあるサウナ店で火災が発生し、利用客2人が亡くなる事故がありました。その火災事故を起こしたのが「サウナタイガー」です。
赤坂のサウナタイガーの料金や経営者の栗原修について、利用していた芸能人、ジローラモとの関係、火事の概要や原因、被害者の松田政也・陽子夫妻の死因や現在をまとめました。
この記事の目次
サウナタイガーは赤坂の高級サウナ

サウナタイガーは東京・赤坂にある高級サウナ店です。
・住所:東京都港区赤坂6丁目9-13
・電話番号:03-5545-3715
・営業時間:午前10時~翌午前3時
・定休日:なし
・2021年オープン
東京メトロ赤坂駅から徒歩5分の好立地にある高級サウナ店で、「大人の隠れ家」をコンセプトにしています。
全室完全個室で、各個室にサウナの他にヒノキの水風呂や外気浴のためのベッドが備え付けられて、高級ブランドのアメニティを使うことができます。
また、このサウナタイガーはオールインクルーシブが特徴です。1階にはラウンジがあり、ラウンジでの飲食も料金に含まれています。サウナタイガーは恋人や夫婦、友人同士で、周囲の人の目を気にすることなくサウナと食事をゆっくりと楽しむことができる高級サウナ店でした。
サウナタイガーの料金

オールインクルーシブの高級サウナ店であるサウナタイガーの料金は以下の通りです。
・ビジター料金:19,000円~(120分)
・ダイヤモンド会員:390,000円/月(150分×15回、同伴者も定員まで利用可)
・プラチナ会員:290,000円/月(120分×10回、同伴者も定員まで利用可)
・ゴールド会員:190,000円/月(120分×8回、同伴者2名まで利用可)
・ブロンズ会員:99,000円/月(120分×8回、同伴者1名まで利用可、ラウンジ利用不可)
このような料金体系になります。
オールインクルーシブと言えども、ビジター料金は最低でも19,000円。最上級のダイヤモンド会員だと、月額390,000円というのは、かなりの高級サウナ店と言えるでしょう。
サウナタイガーの経営者は栗原修(昔)と中村拓歩(現在)
SAUNA&Coは栗原修氏が開業

サウナタイガーはSAUNA&Coという会社が経営しています。
SAUNA&Coは2021年7月にサウナ好きの実業家である栗原修氏が創業しました。
栗原修氏はKUROFUNE&Coという宝石、貴金属、時計、ブランドバッグなどの訪問買取会社を経営している実業家です。
『SAUNATIGER』を運営するSAUNA&Co(株)栗原修代表は、「サウナ歴が25年ということもあり、長い間プライベートサウナを作りたいという思いがありました。
引用:大手ネットニュースで話題!ジローラモ氏監修のプライベートサウナ【SAUNATIGER】 を取材。弊社WEBサイト内で特集コラムページの連載がスタート! | 株式会社パーソナルナビのプレスリリース
この栗原氏は現在40代後半で、2022年でサウナ歴が25年とのことなので、20歳前後からサウナ愛好家だったのでしょう。
栗原氏は三浦哲郎氏率いるトリアイナの創業メンバーで、2017年1月に独立してKUROFUNE&Coを設立しています。
そして、自身の会社であるKUROFUNE&Coが軌道に乗ったことから、長年の夢だった自分の理想のサウナを開業したのだと思います。
現在の経営者は中村拓歩

サウナタイガーを創業したのは実業家の栗原修氏で間違いありませんが、Webサイトを見ると、「代表者」は中村拓歩となっています。そのため、火事を起こした時の経営者は栗原修氏ではなく、中村拓歩氏です。
どうやら、2024年12月にサウナタイガーの経営者は栗原氏から中村氏に代わったようです。この中村氏は栗原氏の側近であり、サウナタイガーはKUROFUNE&Coの関連会社・グループ会社という扱いになります。つまり、 サウナタイガーの表向きの経営者は中村拓歩氏ですが、実質的な経営者は栗原修氏ということでしょう。
サウナタイガーの栗原修の会社は業務停止命令を受けたことも

出典:zakzak.co.jp
サウナタイガーの創業者であり、前経営者である栗原修氏は訪問買取会社であるKUROFUNE&Coを経営していますが、このKUROFUNE&Coは2025年11月に行政処分を受けています。
消費者庁は、宝石、貴金属、時計、ブランドバッグ等の中古品を購入する訪問購入業者であるKUROFUNE&Co株式会社(本店所在地:千葉市美浜区)(以下「KUROFUNE&Co」といいます。)(注)に対し、令和7年11月26日、特定商取引法第58条の13第1項の規定に基づき、令和7年11月27日から令和8年8月26日までの9か月間、訪問購入に関する業務の一部(勧誘、申込受付及び契約締結)を停止するよう命じました。
このKUROFUNE&Coは少なくとも2023年11月から2024年2月にかけて、電話等で不用品の買い取り訪問の約束を取り付け、訪問した時に客が断っても、「使わないものは整理したほうが良い」などと貴金属類の売却をしつこく求めていたことがわかっています。
また、契約を結んだ際に、クーリングオフについて必要な説明がなかったという違反もありました。
強引な買取手法やクーリングオフの説明不足などの悪徳商法が問題になり、消費者センターに合計393件の相談がありました。この相談者の半数以上が70代以上の高齢者で、高齢者を狙った悪徳商法だった可能性が指摘されています。
このような行政処分はかなりの無謀&強引な訪問買取をした場合にのみ出るとのこと。
赤坂のサウナの件で代表栗原修(くりはら おさむ)の名前で検索したら「訪問購入業者KUROFUNE&Co株式会社 】に対する行政処分」っていう消費者庁の警告出てたんだが。これって無謀かつ強引な訪問買取した場合にしか出ないかなり重い処分だぞ。色々闇深すぎるhttps://t.co/IcMcJ8TTAT pic.twitter.com/2lgXLtdSDk
— ねこ (@q4E9Eb76eL58366) December 17, 2025
となると、サウナタイガーの元経営者(現在の事実上の経営者)の会社であるKUROFUNE&Coはかなりヤバい会社だったのかもしれません。
サウナタイガーの栗原修はパワハラ経営者だった?

出典:nikkei.com
サウナタイガーの栗原修氏は、パワハラ経営者だったという報道があります。
週刊文春の報道によると、栗原氏は恫喝するような言動を繰り返していたとのこと。
社内コミュニケーションツールを確認すると、A氏は8月、訪問買取のアポを取るコールセンターの社員らをこう恫喝している。
〈お前ら仕事してんの? マジでアポ振れって 舐めてんのか仕事〉
引用:(2ページ目)「お前ら仕事してんの?」「舐めてんのか」赤坂・夫婦死亡『サウナタイガー』40代創業者が社員に送った“恫喝メッセージ”の中身《内部告発》 | 文春オンライン
サウナタイガーの名目上の経営者である中村拓歩氏もほかの社員も、栗原氏の顔色を伺いながら仕事をしていたそうです。そのような経営者だったかから、強引な買取を行うような悪徳商法を行うようになったのかもしれません。
サウナタイガーに関係した芸能人と有名人
指原莉乃と田中美久が利用

出典:imgur.com
サウナタイガーは完全個室でプライバシーに配慮された高級サウナ店。しかも、場所は港区赤坂です。このようなサウナは芸能人・有名人も利用することが多いです。
サウナタイガーを利用したことがある芸能人は、指原莉乃さんや田中美久さんです。指原莉乃さんはAKBグループの総選挙1位にも輝いた実績があり、近年はタレントや=LOVEなどのアイドルのプロデュース業としても成功しています。田中美久さんはHKT48の元メンバーで、グラビアタレントなどで活躍しています。
田中美久さんがSNSで、サウナタイガーに2025年10月29日に指原莉乃さんと2人で来店していたことを報告しています。
火事があった約1ヶ月半前のことですから、1歩間違えたら、サウナに閉じ込められていたのはこの2人だった可能性はゼロではありません。
サウナタイガーの経営者は大竹ひとみ推しだった

サウナタイガーの経営者である栗原修氏は、元AKB48の大竹ひとみさんを推していた可能性があります。大竹ひとみさんは2018年にデビューして、2024年にAKB48を卒業して同年に株式会社insiemeを設立している女性です。
大竹ひとみさんは2023年1月30日にSHOWROOM配信をしていた時に、「お気に入りのサウナであるサウナタイガーのスタッフの方からいただいた」と特大の花束を見せていました。
花束の差出人は「サウナタイガースタッフ一同」でしたが、ごく普通のスタッフが「サウナタイガー」の名前を使って芸能人に花は出さないと思うので、経営者である栗原修さんが大竹ひとみさん推しだった可能性があります。
また、違う日には大竹ひとみさんの生配信中に「サウナタイガー」が投げ銭1位になっていたこともありました。
大竹ひとみさんはサウナタイガーの会員だったようですが、ただの会員に企業名を使ってお花を出したり、投げ銭したりしないと思うので、サウナタイガーの経営者が大竹ひとみさん推しだったのではないでしょうか。
新藤加菜議員も常連

ネットアイドルや動画配信者から港区議会議員になった新藤加菜さんも、サウナタイガーを利用していました。
開業直後にインフルエンサーとして招かれ、プライベートでも度々訪れたこともあるという港区の新藤加菜区議会議員に話を聞いた。
引用:赤坂サウナ火災事件、利用者の港区区議が明かす「ドアノブ」の握りづらさ…高級サウナの利用者急増のワケとは? | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
最初はPRしてもらうために仕事の一環で招待してもらって、その後は客として利用していたんですね。新藤加菜さんは、「サウナ室のドアノブはかなり高温になって握りづらかった」と話していました。
その他スポーツ選手も御用達?
サウナタイガー系列のお店である「サ飯食堂」には有名スポーツ選手がお花を出していました。


出典:imgur.com
・糸井嘉男
・坂本勇人
・中田翔
・秋山成勲
・DJ社長
・梅宮アンナ
・吉田秀彦
・ラモス瑠偉
・照ノ富士
・パンツェッタ・ジローラモ
これらの人がサウナタイガー系列の店にお花を出していました。全員がサウナタイガーを利用していたかどうかは不明ですが、何らかの関係があったことは間違いないでしょう。
サウナタイガーのゼネラルマネージャーはジローラモ
サウナタイガーのウェブサイトやWeb記事に、タレントのパンツェッタ・ジローラモさんがゼネラルマネージャーとして関わっているとありましたが、2025年12月の火事にもジローラモさんは何らかのかかわりがあるのでしょうか?
パンツェッタ・ジローラモ

出典:prtimes.jp
パンツェッタ・ジローラモ
生年月日:1962年9月6日
出身:イタリアのカンパニア州
職業:タレント
パンツェッタ・ジローラモさんは、イタリア人のタレントです。
大学を中退して、1988年に日本に移住し、料理研究家の谷澤貴久子さんと結婚しいます。結婚後に日本語をbン今日して、明海大学にも入学。その後、スカウトされて『NHK外国語会話 イタリア語会話』に出演して、イタリア人の典型例として人気になりました。
その後、LEONの表紙を飾って「チョイ不良オヤジ」として人気になり、幅広い活動をしています。
ジローラモは経営と無関係

火事が起こった直後にサウナタイガーのウェブサイトを見ると、パンツェッタ・ジローラモさんがゼネラルマネージャーとして紹介されていました。ゼネラルマネージャーとは直訳すると、「総責任者」「統括部長」などの意味になります。
ということは、ジローラモさんはサウナタイガーの総責任者である。総責任者なら火事の責任もあるのでは?と思いますよね。
しかし、実際はジローラモさんはあくまでも「監修」であり、PRを支援してもらっていただけで、現在は関係ないし、ジローラモさんは経営管理には関与していないと経営会社のSAUNA&Coは説明しています。
「今回の火災事故は、あくまで当社の店舗運営・管理下において発生した事案であり、ジローラモ氏とは一切の関係がございません」と重ねて否定し「本件に関しまして、パンツェッタ・ジローラモ氏や所属事務所様への直接のお問い合わせ、ならびにSNS等での事実と異なる憶測による発信はお控えいただけますよう、切にお願い申し上げます」と呼びかけた。
引用:赤坂の死亡火災事故、サウナ側がジローラモの“監修”表記説明 SNSでの憶測発信を控えるようHPで呼び掛け:中日スポーツ・東京中日スポーツ
ジローラモさんはあくまでもPRに携わっていて、過去に広告塔として関与していただけで、経営には関与していないし、火事の事故にも関与していないということですね。
サウナタイガーの火事の概要

出典:jiji.com
2025年12月15日午後0時25分ごろ、東京・赤坂にあるサウナタイガーで火事があり、119番通報がありました。
消防が駆けつけると、5階建ての建物の3階にあった個室サウナで発火があり、火事があった個室サウナはドアが閉まっていて、消防がドアを開けると、2畳半のサウナの入口付近で男女が倒れて死亡していました。
女性が下になり、男性が覆いかぶさるようにして重なっていたとのこと。
この被害者2人は夫婦で、サウナの中に閉じ込められて死亡したと見られています。
サウナの入口のドアは、ドアノブが外側から外れていて、ドアのガラス部分には叩いたような形跡があり、サウナの室内に設置された非常用ボタンはカバーが外されていて、推された形跡がありました。
火事が起こった時、店には2人の従業員がいましたが、火災報知機の警報が鳴ったから火事に気付いたとのことです。
サウナタイガーの火事の被害者:松田政也・陽子夫妻の死因

出典:jiji.com
サウナタイガーの火事で亡くなった被害者は、松田政也さん(36歳)と松田陽子さん(37歳)です。政也さんは白髪のカラーリング技術の第一人者とされる人気美容師で、陽子さんはネイリスト。2人には2歳のお子さんがいます。
被害者2人の死因は明らかになっていませんが、次のような可能性があります。
・熱中症
・一酸化炭素中毒
・気道熱傷
2人の身体には熱傷がありましたが、命にかかわるものではありませんでした。
サウナタイガーの火事で被害者が死亡した原因は閉じ込められたこと
サウナタイガーの火事は全焼というわけでなく、ボヤに近い程度だったようです。
それなのに、なぜ松田政也・陽子夫妻は死亡したのでしょうか?
松田政也・陽子夫妻が死亡した原因は、サウナに閉じ込められたことです。
100℃近いサウナに閉じ込められる。想像しただけで恐怖ですよね。なぜ、閉じ込められたのか?それは、サウナタイガーの安全管理に問題があったからです。
ドアノブが外れた

サウナタイガーで被害者が利用していたサウナ個室の入口のドアのノブは、内側・外側共に外れていました。ドアノブが落下した状態だったんです。ドアノブが外れていたら、ドアを開けることはできません。
被害者夫妻は必死に助けを呼ぼうとして、ドアのガラス部分を叩いた形跡がありましたが、プライバシーを重視しているサウナタイガーでは、ドアを叩く音は従業員には届かなかったようです。
一般的にサウナのドアは、内側からは押したらドアが開くタイプのことが多いです。万が一の時に開けやすいからです。
ある業界関係者は「サウナ室のドアは、体調が悪くなっても押せば開けられるようにするのが常識だ」と指摘している。
このサウナタイガーも設計段階では押して開けるタイプでしたが、その後ドアノブタイプに変更されていました。なぜ変更したのかは不明ですが、ドアノブタイプの方が安価なのかもしれません。
非常ボタンも作動せず

サウナタイガーの事故で被害者夫妻が死亡した理由の2つ目は、非常ボタンが作動しなかったことです。
サウナの室内には非常用ボタンがあり、現場の非常用ボタンのカバーは外されていて、押した形跡がありました。しかし、この非常用ボタンは電源が入っていませんでした。
サウナタイガーのオーナー
「いままで、警報盤の電源を入れたことはない。触ったことがない」
2022年にオープンしてから2025年12月に事故が起こるまで、非常用ボタンの電源を入れたことはない。衝撃の事実ですよね。サウナタイガーは安全性を軽視どころか無視していたと言われてもおかしくはありません。
ボタンを押して助けを求めた被害者夫妻。全く作動しなかった時の絶望は想像を絶するものがあります。
サウナタイガーの火事の原因

出典:daily.co.jp
サウナタイガーでは被害者夫婦がサウナに閉じ込められて死亡しました。
このサウナ閉じ込め事件が発覚したのは、そのサウナで火事が起こったからです。では、なぜ火事が起こったのでしょうか?
火事の原因は、タオルが焼けたことであるとわかっています。
サウナ内にあったタオルが、サウナストーンに触れて発火したようで、サウナのベンチの背もたれや椅子部分が焼けて、その煙で火災報知器が鳴り、火事と被害者夫婦の閉じ込めが発覚しました。
室内の温度を下げようとした?
サウナストーンの火事は、被害者夫婦が室内の温度を下げようとしたのかもしれません。濡れたタオルをサウナの熱源であるサウナストーンに触れさせれば、温度が下がる可能性があります。
わざと火事を起こして知らせようとした?
サウナタイガーの火事は、被害者夫婦がわざと起こした可能性もあります。
ドアノブが外れ、ドアが開かなかった。ドアを叩いても気づいてもらえず、ガラスも割れない。非常用ボタンを押しても作動しない。ひしゃくを使うなど様々な方法を使って脱出うしようと試みた形跡もありました。
それでも気づいてもらえなかった2人は、わざと火事を起こして、火災探知機を発動させたのかもしれません。
実際にそれで気づいてもらうことができましたが、すでに手遅れでした。
サウナタイガーの現在

出典:jisin.jp
サウナタイガーは現在、営業を停止しています。
警察は、この事故で「業務上過失致死」の疑いで捜査していますので、今後はサウナタイガーの経営者が逮捕される可能性はあります。非常用ボタンの電源を入れていなかったことや、ドアノブを点検・修理していなかったことから、業務上過失致死が成立する可能性は十分にあるでしょう。
また、民事でもこのサウナタイガーは損害賠償責任を求められる可能性が高く、多額の慰謝料を支払う責任が出てくるはずです。
サウナタイガーのまとめ
東京・赤坂のサウナタイガーの概要や料金と経営者の栗原修・中村拓歩と、行政処分やパワハラ報道について、利用していた芸能人、ジローラモはゼネラルマネージャーなのか、被害者の松田政也・陽子夫妻の死因や閉じ込められた原因、死因と現在をまとめました。
このサウナタイガーの事故後にドアノブ式のドアから押して開けるドアに変えたり、非常用ボタンの点検をしたサウナ店はたくさんあります。サウナ店を利用するなら、安全性に配慮しているところを選びたいですね。
被害者夫妻のご冥福をお祈りいたします。

















