ズンドコベロンチョとは1991年に「世にも奇妙な物語」のなかで放送された話で、30年以上に渡ってストーリーテラーを務めるタモリさんが一番好きな話でもあります。
この記事ではズンドコベロンチョの意味やあらすじ、正体、ネタバレについてまとめます。
この記事の目次
ズンドコベロンチョとは?「世にも奇妙な物語」の神回
ズンドコベロンチョとは、1991年4月18日にフジテレビ系のオムニバステレビドラマ「世にも奇妙な物語」のなかで放送されたストーリーです。
「恋愛の神様」と称される人気脚本家・北川悦吏子さんの出世作でもあり、この作品の翌年から「素顔のままで」「あすなろ白書」といったヒット作を連発するようになりました。
また本作品は1990年の放送開始当時からストーリーテラーを務めているタモリさんが「一番少な話」だと語っており、番組のファンのなかからも「屈指の神回」「忘れられない名作」とも評されています。
番組放送当時は、ズンドコベロンチョに関する問い合わせがフジテレビに殺到したともいわれており、その反響と人気の高さから2015年11月12日にはリメイク版が放送されました。
ズンドコベロンチョのあらすじ・ネタバレ【オリジナル版】
1991年に放送されたズンドコベロンチョのオリジナル版では、草刈正雄さんが主演を務めました。
主役の名前は三上修二。大手広告代理店に勤めるエリートです。今で言う「意識高い系」に近い性格をしており、横文字の言葉や業界用語など、一般には伝わりづらい言葉をあえて使い、悦に入るタイプの人物です。
プライドも高く、自分の話に水を差す年配社員や経験不足の若い社員を見下す様子もしばしば見られます。
ズンドコベロンチョは周りを見下していた三上の周辺で、ある日突然耳慣れない言葉「ズンドコベロンチョ」が当然のように使われはじめ、気がつくと社会的現象にまでなっている「ズンドコベロンチョ」を知らないのは自分だけ、という状況に追いやられるという話です。
オリジナル版の詳しいあらすじは以下のとおりです。
ある高級クラブで、連れの若い女性にエルメスのミニケリーをプレゼントする三上修二。
喜ぶ女性に対し、三上は「今どき、ティファニーのオープンハートとかカルティエの三連リングじゃないでしょ」と自分は流行り物を贈るような普通の男とは違う、という点をアピールする。
女性から「三上さんて、なんでも知ってるんですね!」と言われて、満更でもない様子だ。「俺が知らないことなんて、なにもないのさ」と独りごちる。
会社で会議をしている際、三上のプレゼンの途中で「アトリウムって、何?」と年配社員が耳慣れない横文字について質問をするが、三上はこれに答えず「そんなことも知らないなんて、勉強不足だ」と切り捨てる。そして引き続き、横文字を多用しながらプレゼンを続けた。
会議終了後、部長が三上のもとに「さっきの、よかったよ〜」とゴマを擦りにやって来る。その様子を見た三上は「俺の周りは無能な奴らばかりだ」と内心で部長をも馬鹿にしていた。
翌日、三上が出社すると同僚たちが「昨日のアレ、見た?ズンドコベロンチョ」「見た見た、ズンベロ」「今どき業界人ならズンドコベロンチョ」と、意味のわからない話で盛り上がっている。
呆気にとられていると、同僚が「三上さんもズンドコベロンチョ見ました?」と聞いてくる。
思わず「もちろんだよ」と答えてしまうが、自分に知らない流行があるなんて、と焦った三上は本屋に駆け込み片っ端からTV情報誌を読んで、ズンドコベロンチョの情報を得ようとする。しかし、何もわからない。
それからも三上の周りでは盛んにズンドコベロンチョのことが話題になる。若い女性たちと食事をしていると、彼女たちは「ズンドコベロンチョって可愛いよね」とはしゃいだ後、「三上さんってズンドコベロンチョに似てる」と三上に言ってきた。
自分に似ている…?と三上はまずますズンドコベロンチョに関心を寄せる。そんなある日。専務が三上らの部署を訪れ、三上に「君はズンドコベロンチョについてどう思う?」と質問してくる。
同僚たちが口々に「いいですよね、ズンドコベロンチョ」「斬新なのに、日本人の忘れた心を取りモディしてくれると言うか…」と、ズンドコベロンチョを褒め称えるのを聞いた三上は、「ズンドコベロンチョの正体は、『たま』のようなバンドなのではないか?」と思い至る。
(「たま」は当時はやっていた3ピースバンド。下の画像のような風貌で、インパクトの強さから社会現象にもなった)。
そこで「あの歌は一度聞くと忘れられませんよ」などと返すが、専務はこれを聞いて「ズンドコベロンチョに失礼じゃないか!」と激怒。周囲も凍りつき、三上の評価は下がってしまう。
それから三上は毎日ズンドコベロンチョについて調べるが、手がかりになるようなものは見つからない。
気がつくとズンドコベロンチョは街中を支配しており、「みなさまのズンドコベロンチョがやって来ました」と宣伝カーが通り過ぎたかと思うと、チンピラが「ズンベロキック」なる技を使ってカツアゲをしている。
ますますズンドコベロンチョの正体がわからなくなった三上が自宅で風呂に入っていると、リビングから「ズンドコベロンチョが出てるわよ」という妻の声と、大喜びする娘の声が聞こえてきた。
慌ててタオル一枚で風呂から出てきた三上だが、すでに番組は終わっており、服を着ていないことを娘にからかわれてしまう。
娘に八つ当たりをする三上。父親に怒鳴られて泣き出す娘。すると妻が間に入り、「こんど、ズンドコベロンチョ買ってあげるからね」と娘を慰める。
それを聞いた三上は「ズンドコベロンチョとは子供向けのキャラクターに違いない」と思い、想像図を描く。
翌日、おもちゃ屋に向かった三上は店員に「ズンドコベロンチョを1つくれたまえ」と注文するが、店員は店の奥に消えてしまい、代わりに出てきた店長から「あんた、ふざけるんじゃないよ」「警察を呼ぶぞ!」と怒鳴られてしまう。
ズンドコベロンチョの正体にたどり着けず、半ばノイローゼ状態の三上。すると専務が心配して三上を呼び出し「三上くん、今度の大プロジェクトのチーフになってもらいたいんだけど、大丈夫かね?」と聞いてくる。
なんでもこのプロジェクトを成功させれば、昇進間違いなしだという。「何のプロジェクトですか?」と食いつく三上に、専務は衝撃的な言葉を放つのだった。
「ズンドコベロンチョ・プロジェクトだよ」
それを聞いて茫然自失となった三上は、「ズンドコベロンチョの資料がある」という専務の話も聞かずに、フラフラと廊下に出ていってしまう。
自分の部署に帰ると、同僚らから「やったな、三上」「お前しかズンベロはできない!」と囃し立てられる。その場にはなぜか部外者の町の人々までいる。
追い打ちをかけるように、社内放送で「ズンベロ・プロジェクトのチーフは三上修二さんに決まりました」「ズンベロのことなら三上まで」と言われ、ついに心が折れる三上。
「教えて、ズンドコベロンチョって、何…?」と、絶叫。
するとそれまで沸き立っていた同僚たちが凍りつき、「えぇー!?」と驚きと失望に満ちた声が社内に響く。そしてそれに「教えて…」という半泣きの三上の声が被さり、消えていく。
ズンドコベロンチョのあらすじ・ネタバレ【リメイク版】
2015年に放送されたリメイク版のズンドコベロンチョは、藤木直人さんが主役の三上修二を演じています。
三上の職業は会社員ではなく、ITベンチャー企業の社長に変更されていますが、基本的な性格はオリジナル版と変わりません。
ズンドコベロンチョは、視聴者が選ぶ人気エピソード投票で第7位に選ばれたことから、2015年に世にも「奇妙な物語・25周年記念 傑作復活編」でリメイク版が放送されました。
なお、この時にリメイクされたほかのエピソードには、1992年放送の「ハイヌーン」、2006年放送の「イマキヨさん」などがあります。
リメイク版の詳しいあらすじは以下のとおりです。なお、脚本はオリジナル版と同じく北川悦吏子さんが担当しています。
三上修二は、「時代を席捲するIT界の寵児」「インターネットより世界を知る男」と持て囃されるITベンチャー企業の社長だ。
「ものを知らないのは恥だ」「無知は重罪だ」という考えの持ち主の三上は、会議でコア・コンピタンスについて質問し、意味がわからずに隠れてスマホで検索しようとする部下を「なんでもググればいいってもんじゃないんだよ」と叱責する。
その後も三上は部下たちの理解度を無視して、横文字のビジネス用語を多用して会議を進めていった。
ある日、三上が出社すると部下たちが「昨日見ちゃった、ズンドコベロンチョ」「バズってるもんね」と興奮気味に話していた。そして三上に対しても「社長は見ましたか?」と話を振ってくる。
もちろん三上はズンドコベロンチョなるものに心当たりがなく「ああ、あれな…いいよな」と曖昧に返す。
その後、美容室で蘊蓄を披露している最中にも、店のオーナーから「三上ちゃんってさ、こう見えてちょっとズンドコベロンチョなとこあるよね〜」と言われる三上。
すると自分のセットを担当していた美容師が「ズンドコベロンチョってなんですか?」とオーナーに質問する。
知らない人もいる言葉なのだと内心安心しつつ、自分もズンドコベロンチョについて知れると淡い期待を抱くが、直後に店員が「なーんて、嘘ですよ、嘘。聞くだけ野暮ですよね」と言い、結局、言葉の意味はわからずじまいだ。
ネットで調べようとするが「なんでもググるな!」と部下を叱った手前、人前で検索はしづらい。三上がこっそり調べようとしていると、秘書が8000万ドルの融資の話が出ている取引先のジョンソン氏が空港に到着したと報告してくる。
ジョンソン氏との会食で「東京オリンピック、何か任されたそうだね」と言われ、鼻高々の三上。しかし、次のジョンソン氏の言葉で凍りつく。
「それもこれも、ズンドコベロンチョのおかげだ」
それをきっかけにジョンソン氏と三上の部下の間でズンドコベロンチョの話が盛り上がり、それを聞いていた三上は「ズンドコベロンチョは寿司のことではないか」と予想する。
そして「ズンドコベロンチョは赤酢で握ったシャリが最高ですよね」と話にくわわるが、ジョンソン氏はこれに激怒。「ズンドコベロンチョに失礼じゃないか!」と機嫌を損ねて、融資の話もなくなってしまう。
帰宅した三上はウィキペディアでズンドコベロンチョについて調べる。すると、ズンドコベロンチョの説明文には以下のようなことが書かれていた。
・シナジーによる熱伝導が作用したオポチュニティー
・全てのフレームワークに適応可能なディストリビューションとナレッジマネジメントを最適なソリューションとしてデリバティブしている
・デリバティブしたエビデンスをβ崩壊させエスティメートと認識
・ズンドコベロンチョ以外のズンドコベロンチョについては後述する節ズンドコベロンチョを参照
意味不明である。いくつかの単語はわかるものの、何が言いたいのかさっぱりわからない三上は、自分のことを棚に上げて「わけのわからないカタカナ並べやがって」と毒づく。
続いて2015年時に当時人気だったまとめサイト「Neverまとめ」や2ちゃんねるのパロディと思われる「TWOちゃんねるまとめ」を見たりもしてみるが、ズンドコベロンチョとして紹介されている画像には一貫性がなく、やはり意味がわからない。
その後、三上はネットだけではなく街中の至るところでもズンドコベロンチョという言葉を見聞きするようになる。
日々ズンドコベロンチョについて調べても何もわからず、憔悴しきった三上が歩いていると、風で飛ばされてきた「ズンドコベロチョで年金は戻ってきません」というオレオレ詐欺撲滅のビラが顔に張りついてきた。
このビラを見て、田舎で暮らす祖母ならなにか知っているかもしれないと思った三上は、実家に帰り、祖母にズンドコベロンチョについて聞いてみる。
すると祖母は急にパニックになり、「もう、生きていられねえ…」と言い出し、結局ズンドコベロンチョについてはそれ以上追求できなかった。なお、三上の祖母はズンドコベロンチョのことを「ドコチョ」と呼んでいた。
自宅に戻ってTVをつけると「いやあ、可愛かったですね、ズンドコベロンチョ」という声がしたため慌てて振り返るが、その時には魚の尾びれのようなものが一瞬映っただけ。
しかし、これを見た三上は「ズンドコベロンチョとはゆるキャラに違いない」と思い、想像図を描く。
出来上がった想像図を手にフジテレビに押しかけ、「ズンドコベロンチョに会わせろ」と訴える三上。警備員らに止められながらも強行突破をはかろうとするが…というところで、三上はソファから落ちて目が覚める。
どうやら一連の出来事は夢だったようだ。三上が安堵していると秘書から「2020年の東京オリンピックで重要なポストを任せたいと、官房長官から連絡がありました」という電話が入る。
しかし、ポスト発表の場に意気揚々と駆けつけた三上に総理大臣から言い渡された役職は、「2020年東京オリンピック・ズンドコベロンチョアンバサダー」というものだった。
TVや新聞などのマスコミ各社のカメラが向けられるなか、役職に向けての意気込みを求められる三上。
総理大臣に呼ばれて壇上にあがるが何も言葉が出てこず、叫んでしまう。
「教えて、ズンドコベロンチョって、何…?」
出典:https://watchtvprogram.blog.fc2.com/
三上がズンドコベロンチョを知らなかったことはニュース速報にもなり、ネットではたちまち彼の無知ぶりを揶揄するコラ画像が拡散されていくのだった。
ズンドコベロンチョの意味とは
ズンドコベロンチョという言葉は、脚本を担当した北川悦吏子さんの友人が考えた造語だといいます。
20代の頃、北川悦吏子さんが食事をしていた際、この友人が「最近、周りが結婚の話ばっかりするんだよね。私が結婚って言葉の意味をしらかなったら、どう思ったんだろう」とジョークを言い、そこから2人で「自分が意味を知らない言葉が、当たり前のように使われていたら怖いね」という話で盛り上がったのだそうです。
そして2人で意味のわからない言葉を考えようという話になり、友人の口から出てきたのが「ズンドコベロンチョ」という単語でした。
北川悦吏子さんによると、この食事中の話がきっかけとなってズンドコベロンチョの脚本ができたとのことです。
ズンドコベロンチョの正体
ズンドコベロンチョの正体は作中では明かされていません。2015年にリメイク版が放送された時には「藤木直人が描いた絵がズンドコベロンチョの正体なの?」と話題になりましたが、この絵もズンドコベロンチョではなく、もともとある別のキャラクターです。
【祝・ズンドコベロンチョ】「世にも奇妙な物語 25周年記念 秋の2週連続SP~傑作復活編~」にて、中川いさみ氏のキューポラが出演。キューポラのゆるキャラ化が始まる・・・のか? #世にも奇妙な物語 #ズンドコベロンチョ #中川いさみ pic.twitter.com/aUB5RhNZAP
— キノコ紳士 (@nobuchikinoko) November 29, 2015
作中で三上が描いたズンドコベロンチョは中川いさみさんの漫画「クマのプー太郎」に出てくる「キューポラ」というキャラクターです。
なお、世にも奇妙な物語が放送される前、中川いさみさんは下のようなツイートをしていました。この「お手伝い」というのはキューポラの登場を指していたのだと思われます。
「ズンドコベロンチョ」でちょっとだけお手伝いさせてもらいました。楽しみです。 https://t.co/4yegDPtoHw
— 中川いさみ (@isaminakagawa) November 21, 2015
ズンドコベロンチョについての考察
ズンドコベロンチョは、物語のなかで提示した謎を解決せずに、読者の想像に任せて終わる型をとっています。このタイプの物語はリドル・ストーリーと呼ばれ、19世紀には作られていた形式です。
そのためズンドコベロンチョの正体そのものについては北川悦吏子さんが「これがズンドコベロンチョです」というものを提示しない限り、不明のままです。
しかしそれでも、ズンドコベロンチョとは何なのか考察をやめられない人もいるようで、2015年版が放送された後には、ジョンソン氏の「ズンドコベロンチョのおかげ」という発言や三上の祖母の「もう生きていられない」という発言から、神様などの超越的な存在なのでは?とも指摘されました。
話の流れから考える限り、ズンドコベロンチョは「なんでも知っていると驕る人間に与えられた天罰のようなもの」です。そのため正体は神様、という考察もあながち間違いではないのかもしれません。
ズンドコベロンチョSCP説
三上のいる世界の人間は全員、ズンドコベロンチョについて具体的な特定ができないようなあやふやな特徴ばかりを口にしていました。
このことから、「あの世界の人達は、わざとズンドコベロンチョの核心には触れないような話し方をしているのではないか」「ズンベロの正体を三上には教えないという強い意思を感じる」と指摘され、ズンドコベロンチョはSCPのようなものではないか?との考察もされています。
SCPとは異常存在(SCPオブジェクト)と、それを保護、収容するSCP財団という架空の団体に関する創作群のことです。
SCPだとすると、森羅万象を「ズンドコベロンチョ」と意識してしまう精神汚染を起こす病原菌か、すべての物質や概念が「ズンドコベロンチョ」に改変されていく現象が、ズンドコベロンチョの正体ということになるのでは?と考えられています。
そして三上は、SCP「ズンドコベロンチョ」に耐性を持っていた唯一の人間のため、精神汚染されずに孤立してしまったのではないか、というのです。
このようなSF的な解釈でズンドコベロンチョを考察していくもの、まったく違う話が出来上がりそうで非常に面白いですよね。
siriにズンドコベロンチョについて聞いてみると…
Siriにズンドコベロンチョを聞いてみた pic.twitter.com/Wvc8U1373o
— コウタロスω(二日目東キ17a) (@hagukoutaross) June 25, 2021
リメイク版の放送直後は、siriに「ズンドコベロンチョって何?」と質問すると、上のような回答が返ってきていました。
ほかにも「その言葉の意味を調べて、凍りついてしまいました」「お願いですから、その言葉を口にしないで」といった答えが返ってくることもありますが、調べた結果、何がわかったのかは教えてくれません。
ズンドコベロンチョの類似作品
- 小松左京さんの短編小説「牛の首」
- 藤子F不二雄さんの読切漫画「ヒョンヒョロ」
- ネット怪談「鮫島事件」
- 三谷幸喜さんの作品に登場する「赤い洗面器の男」
- 落語「酢豆腐」
- 徒然草に登場する「しろうるり」
- 「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」に収録されている「くしゃがら」
ズンドコベロンチョに似ていると指摘される作品には、上のようなものがあります。とくに「牛の首」と「くしゃがら」はズンドコベロンチョと比較されることも多く、似ていると感じる人も多いようです。
ズンドコベロンチョについてのまとめ
この記事では世にも奇妙な物語のエピソードのなかでも高い人気を誇る、ズンドコベロンチョについて紹介しました。
リメイク作品が放送される前には「ズンドコベロンチョはインターネットが普及する前の時代だったから、成立した話」とも指摘されていましたが、リメイク版ではネットで検索しても何もわからないどころか、いっそう悲惨な結果になるといういう予想外の展開を見せました。
初期の世にも奇妙な物語にはズンドコベロンチョのほかにも「恐竜はどこへ行ったのか」「懲役30日」など、今でも傑作とよばれるエピソードが多くあります。これらの作品も、いつかリメイク版を見てみたいものです。