珍しい苗字を見かけると、なんて読むんだろう?由来はなんだろう?と興味をそそられますよね。しかし、日本には由来を調べてはいけない苗字もあるといいます。この記事では調べてはいけない苗字とその理由をランキング形式で20紹介していきます。
この記事の目次
- 苗字についての予備知識① 苗字が生まれた理由と歴史
- 苗字の予備知識② 日本で一番多い苗字ベスト3とその理由
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第20位・星
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第19位・亜のつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第18位・鉄のつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第17位・切鼻
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第16位・方がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第15位・荒がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第14位・不死川
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第13位・目倉
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第12位・赤がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第11位・牛糞
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第10位・真のつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第9位・取がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第8位・了がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第7位・残がつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第6位・忌部
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第5位・霊
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第4位・殊のつく苗字
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第3位・末吉
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第2位・おとど
- 苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第1位・大赤見
- 苗字【調べてはいけないランキング】についてのまとめ
苗字についての予備知識① 苗字が生まれた理由と歴史
苗字のルーツとなるものは既に平安時代以前に存在していたとされます。2世紀末〜3世紀に存在したとされるヤマト王権では、有力豪族内で重職に就いている一族に「氏(うじ)」を与えて管理していました。
氏の種類には物部氏(軍事)、中臣氏(神事)、土師氏(葬送儀礼)など、職業や職能にちなむもの、蘇我氏などの統治している地名にちなむものがありました。
ほか、ヤマト王権下では豪族の地位を示す称号のような意味合いで「姓(かばね)」が与えられており、臣(おみ)、連(むらじ)などがこれにあたります。
氏も姓も現在は苗字の別の呼び名として使われていますが、古代時代には個人を選別するものではなく、身分を示すもの、中央政権が豪族を管理するためのものといった意味合いが強かったとされ、現在とは異なる役目を持ちました。
平安時代後期から家名として苗字が使われた
現代のように苗字が家単位の「家名」として使われるようになったのは、平安時代後期に入ってからとされています。
公家である藤原家がたいそう繁栄したことから、平安時代後期になると都に「藤原」の氏を名乗る人が溢れかえってしまったのです。
その結果、藤原氏全員は官職に就けなくなり、要職についていない藤原氏は地方に移住して職に就くことに。
そして伊勢に定着した藤原氏は「伊藤」、加賀に定着した藤原氏は「加藤」と、移住先の土地にちなんだ苗字を名乗るようになっていきました。
これが他の公家、貴族にも伝わっていき、貴族内では苗字を名乗ることが一般化していったとされます。
また、同時期には武士も自分たちの支配する土地から苗字を作り、名乗るようになっていきました。
庶民の苗字の歴史
貴族や武士などの特権階級は平安後期から一貫して苗字を名乗り続けていましたが、それに比べて庶民の苗字の歴史は複雑です。
室町時代になると農民も権力を持つようになったために好きな苗字を名乗ることを許されますが、戦国時代には苗字は特権階級のものとなってしまい、再び庶民は苗字を公表できなくなります。
さらに江戸時代になると苗字帯刀の禁令が敷かれ、庶民は限られた職能を持つ一族以外は苗字を名乗れない状態が続きました。
その後、明治3年になって平民苗字許可令が定められ、ようやく日本国籍を持つすべての人が苗字を名乗れるようになり、人々は自分の職業や住所地などから家ごとに苗字を作り、使うようになっていったのです。
なお、平民苗字許可令が施行された日付である9月19日は、現在でも「苗字の日」とされています。
苗字の予備知識② 日本で一番多い苗字ベスト3とその理由
日本でもっとも多いとされる苗字は「佐藤」で、「鈴木」「高橋」をあわせて三大苗字と呼ばれるほど人口が多いとされています。
佐藤という苗字は藤原秀郷の子・千常を先祖とする一族で、佐藤継信、忠信らが源義経の家臣であったものの、義経亡き後に処罰を免れたことから全国に散らばるようになったという背景を持ちます。
そのためもとは貴族でありながら領土を持たず、大きな争いに巻き込まれなかったことが理由となって佐藤家は繁栄し、現在に至ると考えられているそうです。
日本で二番目に多い鈴木という苗字はもとは熊野神社の神官や、熊野を信仰する武家に与えられた苗字だといい、熊野神社の分社が全国に広まっていくとともに、鈴木姓を名乗る者が増えていったとされています。
日本で三番目に多い高橋という苗字が繁栄した理由は少し変わっており、天皇家に仕えて食膳を担当していた高橋氏、奈良の高椅神社の地に定住した物部氏の一派がそのように名乗りだした高橋氏の2つをルーツに持つと言われています。
そして2つの高橋氏が広がっていった土地にくわえて、平民苗字許可令で橋の近くに住んでいた人が高橋姓を名乗ったことから、三大苗字に数えられるほどメジャーになったとのことです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第20位・星
星という文字は見た目も響きも美しく、かっこいい苗字、憧れる苗字とされることも多いでしょう。
しかしながら実は「星」という文字は姓名判断では「事件や事故に巻き込まれやすい厄災の象徴」という説もあり、事件が起きた際に刑事が犯人のことを「ホシ」と呼ぶのはここからきているとも言われています。(諸説あり。めぼしという言葉からホシと呼ばれるようになったという説のほうが有名)。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第19位・亜のつく苗字
「亜」という文字には、もともと中国の貴族の墓を表しているという説や、「悪」から心が抜けた文字であり、「正常な判断ができない」という意味があるという説などがあり、姓名判断ではあまり縁起の良くない字とされているそうです。
そのため亜比留(あびる)、亜雁(あかり)など、「亜」がつく苗字はあまり良くない、ともされています。
一方で「亜」には「地下に潜る」という意味があるといい、芸術家肌肌の人にとっては姓名ともに縁起が良い、ついていると運気が上がる文字ともされているようです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第18位・鉄のつく苗字
鉄本、鉄原などの「鉄」が使われている苗字は、姓名判断では財産を築きにくい、金運に恵まれないとされることもあるそうです。
これは「鉄」という字が「金を失う」と書くことからきており、製鉄会社などが「鉄」ではなく旧字の「鐵」を使用するのは縁起を担ぐためとも言われています。
ただ2019年に商号を変えた日本製鉄は「鉄」の字を使用しているため、時代とともに社名で験担ぎという風潮もなくなりつつあるのかもしれません。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第17位・切鼻
切鼻(きりはな)は福岡県、兵庫県、広島県江田島市で見られる苗字です。
詳しい由来はわかっていないのですが、豊臣秀吉が慶長の役の際に朝鮮・明国兵の鼻(正しくは鼻から口にかけて)を削いだものを部下に持ち帰らせ、戦功を競わせたことを想起させることから不吉とも言われています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第16位・方がつく苗字
古代中国では国と国との領土の境目に魔除けとして人の死体を竿に吊るして置いていたという伝承があり、竿に掛けられて力なく四肢を垂れた死体の様子から「方」という漢字ができたとの説があります。
この死体は東西南北を示す目印にもなるように領土の四方に設置されたとも言われており、その残酷さと不吉さから方波見(かたばみ)、方山などの「方」をふくむ苗字は怖い、呪われているとも言われているようです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第15位・荒がつく苗字
「荒」という文字は凶作を意味する不吉の文字とされており、地名に使うのを避けられてきた字とされています。
また、この文字はもともと打ち捨てられた状態の遺体に髪の毛がまばらに残っている状態を象って作られたとも言われており、いずれにしても荒井、荒牧など「荒」がつく苗字は縁起が良くないとも言われています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第14位・不死川
漫画『鬼滅の刃』の不死川兄弟で有名になった「不死川(しなずがわ)」という苗字。作者の創作でつけたフィクションの苗字かと思いきや、非常に少数ではあるものの、大阪府羽曳野市に不死川さん一族が実在しています。
「死」という文字から不吉な印象を受けますが、不死川という苗字は羽曳野市近郊を流れる東除川(ひがしよけがわ)の通称である「しなずがわ」から来ており、近くに住んでいた僧侶が縁起の良い当て字を考えてつけたとのこと。
似た苗字として兵庫県には不死原(ふしはら、またはふじわら)という苗字がありますが、こちらは藤原氏にルーツを持ち、やはり「不死」という漢字は縁起が良いからとこのような表記になったとのことです。
どちらも文字だけ見ると不穏ですが、長寿の願いを込めた縁起の良い苗字と言えるでしょう。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第13位・目倉
目倉(めくら、めぐら)は、北海道 白老郡白老町にごく少数存在する苗字です。ルーツはアイヌ民族にあるのではないかとされていますが、定かではありません。
苗字に使われている文字もいわくのあるものではないのですが、盲目の方に対する差別用語、蔑称と同じ読みであるため、もし目倉姓の方と知り合う機会があったら、「め↑く↓ら↓」というイントネーションで呼ぶように気をつけると良いと言われています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第12位・赤がつく苗字
赤松、赤羽、赤井など苗字に使われることが多い「赤」という文字ですが、その成り立ちが怖すぎることから名前にあると不吉とも囁かれているそうです。
「赤」という文字は古代中国で火あぶりの刑にあった罪人を象って作られたとされており、上部の「土」のような部分は両手両足が伸ばされて磔にされ、下から炎で焼かれているさまを元にしたとされています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第11位・牛糞
牛糞はうしくそ、うぐそ、うぐつ、こごえ、ごこえなどの読み方をされ、あんまりな字面ではありますが由緒正しい苗字です。
もともとは平信基が保元の乱での功績を讃えられて薩摩国にある牛屎院(うしくそいん)を賜ったことから牛糞氏という一族が生まれ、『太平記』には牛糞越前守、牛糞刑部権守なる官職名も登場します。
現在では 戸籍法第107条1項 によって「やむを得ない事情がある場合には、家庭裁判所に申し出て姓を改めることができる」と定められているため、牛久など当たり障りのない苗字に改めた家が多いのか、牛糞という苗字は非常に珍しいとされています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第10位・真のつく苗字
真下、真田など多くの苗字に使われている「真」の字。旧字体の「眞」は「匕」の部分を除いた部分には「生首がぶら下がっている」という意味があり、そこから「真」にも行き倒れになった旅人や生首という意味があるといいます。
真面目、真実など良いイメージが強い字ですが、一文字での意味は闇が深く、ギャップからショックを受ける方もいるのではないでしょうか。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第9位・取がつく苗字
名取、香取など多くの苗字で使われる「取」という漢字。この文字は「耳」という偏と手を表す「又」というつくりから成り立っています。
このような成り立ちであるのは「取」という字が戦場で兵士が倒した敵の耳をそぎ取り、証拠として将軍に差し出したことから作られた漢字だとされています。
なぜ耳を削いだのかというと、首を刈って持っていくよりも軽く、耳には穴があるために紐に通して持ち運びやすかったからなのだとか。
ちなみに似た文字である「最」は、戦場で功績を上げた人物=耳を削いできた人物を表す漢字だったのだそうです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第8位・了がつく苗字
木了(きりょう)など限られた苗字にしか使われていない「了」という文字ですが、これも残酷な由来を持つ漢字とされています。
「了」は「子」という文字が上が頭、下が胴、真ん中の一で両手両足を指すことから派生した漢字であり、真ん中の一がないことから「了は両手両足を切り落とされた子どもの姿」を象ってできた文字という悲惨な説があるのです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第7位・残がつく苗字
人の死体を示す「歹」という偏と、刃物で削り取るという意味を持つ「戔」というつくりをあわせた漢字「残」。
- 残間(ざんま)、残田(のこた)など比較的珍しい苗字に使われる文字ですが、白骨になるまで肉を削いでいくという残酷な処刑をした後の遺体を象って「残」という漢字ができたとされています。
- 「残」という字を使った二字熟語も四字熟語もポジティブな意味合いのものが少なく、由来を知らなくともあまり良いイメージのない漢字とも言えるでしょう。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第6位・忌部
忌部(いんべ)は祭祀をつかさどる職業に就いていた忌部氏の末裔に多い苗字で、日本列島の西側に見られます。
穢れを忌むという由緒のある苗字なのですが、「忌」という縁起の悪い字が使われていること、忌部氏の家紋が六芒星に似ていることから「忌部氏は古代ユダヤ人だった」という陰謀論めいた噂もあるため、良くないイメージを持っている人もいるようです。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第5位・霊
「霊」のつく苗字は意外と多く、霊(みたま)、霊園(れいえん)、霊崎(たまざき)、霊界堂(霊界堂)など20以上が確認されているといいます。
たとえば霊(みたま)という苗字は奈良県生駒郡安堵町を中心に10世帯ほど存在するといい、融通念仏宗の常徳寺の僧が自分の職業にちなんで名乗ったことがルーツとされています。
怖い由来ではないのですが、インパクトの強い文字だけに怖がる人も多い模様。
なお、「鬼」「魔」などを使う苗字についても、由来はさておき怖い、会ったら呪われそうと感じる人もいる様子です。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第4位・殊のつく苗字
前述したように「歹」は死体を示し、「朱」は断ち切るという意味を持ちます。そして、それを組み合わせた「殊」という文字は古代中国で行われていたとされる、人間を脳天から真っ二つに引き裂くという残酷な刑罰が由来となって生まれた文字とされています。
この処刑方法は残虐なものが処刑が多く行われていたとされる古代中国でもひときわ酷いもので、ここから「特殊」「殊更」といった熟語に使われるように、「殊」という文字には特別、目立つという意味が与えられるようになったそうです。
殊井(ことい)、宝殊山(ほうじゅやま)といった苗字に使われていることが確認されています。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第3位・末吉
末吉(すえよし)は、2014年に2ちゃんねるの有名怪談スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」に書き込まれた『名字の由来』という話に出てきた苗字です。
『名字の由来』の内容は以下のようなものでした。
俺は自分の家以外、同じ苗字の家ばかりが固まった集落で誕生した。ちなみに自分の苗字は末吉(すえよし)。
中学生の頃、たまたまTV番組で苗字の由来を特集しているのを観て何気なく同居していた祖父に「うちの苗字の由来って何?」と聞いてみた。
すると祖父は困った顔をした後、この集落の呪われた過去とうちの苗字の関係について話してくれた。
まだ平民に苗字を名乗ることが許されていなかった頃、この集落を飢饉が襲ったという。
餓死者も増え、困った村人たちが祈祷師を頼ったところ、「この村の特定の一家の長子を代々生贄に出せば解決する」と言われ、選ばれた家系がうちだったそうだ。
それから俺の家系の長男は代々、生まれたらすぐに首を切られて殺され、胴体部分は集落で一番の巨木に吊るされ、頭は巨木の根本に埋められたんだという。
代替わりをしていくうちに異論を唱える者が現れて生贄の儀式は廃れた。
しかし、悲惨な過去を忘れないように、俺の先祖は苗字を名乗れるようになった際に、木の上に吊るされた赤子の胴になぞらえて「末」、土の下に頭が埋まっている様子を示す「吉」という文字を選んで、末吉と名乗るようになったという。
洒落怖に投稿されたフィクションではありますが、口減らしや人柱などは実際にあったことですし、末吉という苗字の方が読むとなかなか怖い話なのではないでしょうか。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第2位・おとど
という文字は、おとど、たいとと読まれ、日本でももっとも画数の多い漢字(総画数84)とされています。
『難読姓氏辞典』にも掲載されており、文献上は苗字として使われているとされる文字ですが、実際にはこの苗字を名乗る人は存在するのかは定かではなく、文献にだけ苗字として登録されているものの実在しない「幽霊苗字」なのではないかとも指摘されています。
また、この苗字については以下のような都市伝説も残されているそうです。
1960年代にとある証券会社に身なりの良い男性客が訪れた。男性は一流株を片っ端から指名して買い付け、合計金額は非常に高額になったという。
これは上客だと思った証券会社の社員が男性を別室に通して接客をしたところ、男性は鞄から自分の名刺を取り出した。その名刺にはという見たこともない文字が印刷されていたという。
上の話を根拠にこの苗字の人物は実在すると言われているのですが、戸籍上に登録があるのか調べるのは不可能に近いため、幻の苗字とされています。
しかし、なぜこのような書きづらく、覚えづらく、苗字に適さない文字が苗字に使われているらしい文字として文献に残されているのかなど謎が多く、不気味な印象を与えます。
苗字が不吉?由来を調べてはいけない苗字ランキング第1位・大赤見
若手芸人のナナフシギの大赤見(おおあかみ)展彦さんが、自身の苗字にまつわる怪奇体験を話したことがきっかけとなって、大赤見は日本で一番やばい苗字、調べてはいけない呪われた苗字と呼ばれるようになりました。
大赤見さんは、中学生の時に撮影した集合写真で自分の姿の上に黒いモヤのようなものが写ったことがきっかけで、父親から「お前は大赤見という苗字について調べるなよ」と意味深なことを言われたといいます。
しかし駆け出しのお笑い芸人としては大赤見という苗字は話のフックにもなるだろうし、由来くらい調べても、と興味を持ってしまうのです。そこから次から次へと大赤見さんを怪奇現象が襲い、なんと父親も過去に急死に一生を得るような恐ろしい体験をしていたことがわかります。
大赤見さんを呪っていると思われた恐ろしい霊の意外な正体など、聴き応えのある怪談ですから、気になる方は上の動画をチェックしてみてください。
苗字【調べてはいけないランキング】についてのまとめ
今回は調べてはいけない、不吉な由来があるとされる苗字を20個ランキング形式で紹介しました。
いわくのある文字が使われているという苗字も、あくまでもかつては不吉と言われた文字を使っているというだけで、その苗字自体が悪いわけではなく、ましてやその苗字を名乗っている人が不運なわけでもありません。
さまざまな苗字を紹介してきましたが、もしご自身の苗字がランキング内にあっても「こんな説もあるのか」「怖い話をする機会があったら披露するか」程度に軽く考えていただければと思います。