誰もいないのに音が鳴ったり、電気系統に不具合が生じるポルターガイスト現象は古くから世界中で報告されています。
ポルターガイストの概要や事例、原因や実話・経験談、呪いの映画や本物動画と対策などをまとめました。
この記事の目次
ポルターガイスト現象とは
ポルターガイスト現象とは、特定の場所で物が勝手に動いたり音がするなどの特異な現象のことです。
ポルターガイストとは,ある特定の人物の周りで生じる特異現象であり,通常,短い時間の間に顕著な現象が起きる。例えば,物品が宙を舞ったり,激しい物音がしたり,電灯の点滅や電話の着信などの機械的・電気的変化が起きたりする。
通常では説明がつかない現象がポルターガイスト現象ということになります。
ポルターガイスト(Poltergeist)は、ドイツ語の「poltern(騒々しい音を立てる)」と「Geist(霊)」の2つの言葉を組み合わせた「騒がしい霊」という意味の合成語です。このポルターガイスト(騒がしい霊)という言葉は、ポルターガイスト現象を絶妙に言い表していたので、世界各国で使われるようになっています。
このことからわかるように、ポルターガイスト現象はドイツ・日本はもちろん、それ以外の世界各国でも報告されていいる現象なのです。
ポルターガイスト現象の事例:電気やラップ音
ポルターガイスト現象は、具体的にどのような現象が起こるのでしょうか?世界各国で報告されているポルターガイスト現象の一例を挙げていきます。
・壁や床などを引っかく音がする
・家具や雑貨、食器などが勝手に動く
・家具や雑貨、食器が宙を舞う
・家の中のものが消える
・寝ている間に勝手に家具の配置が変わっていた
・人間の体が浮遊する
・奇妙なにおいが出現する
・誰もいないのに音が鳴り響く
・電灯が点滅する
・電化製品の不具合が起こる
・突然電化製品のスイッチがオンになる
・電気系統がおかしくなる
・止まっていた時計が動き出す
・足音のような音が聞こえる
・体に危害を加えられる
・電話はかかってきていないのに、着信音が鳴る
ポルターガイスト現象では、突然物音が聞こえたり、物が動いたり、電気系統に何らかの不具合が生じることが多いです。原因不明の物音はラップ音と称されることも多いです。
電気系統の不具合もポルターガイスト現象の定番と言えます。突然、スイッチが入ったり、電気やテレビ画面などがピカピカ点滅したりすること多いです。
ポルターガイスト現象の原因:呪いや超心理学?
ポルターガイスト現象の原因は何でしょうか?呪いや心霊現象と言われることもあります。ここでは、ポルターガイスト現象の原因とされる説をいくつかご紹介していきます。
思春期の超能力
ポルターガイスト現象が起こる場所の中心には、思春期の少年・少女がいることが多いです。思春期の少年少女による超能力によって、ポルターガイスト現象が起こるという説があります。
思春期の少年少女は精神的に不安定であり、無意識に念力(RSPK=反復性偶発性念力)を使っていることが原因で、ポルターガイストが起こるという説です。
思春期の子供が注意を引くための行為
ポルターガイスト現象の原因の2つ目も、思春期の少年少女によるものです。しかし、超能力ではなく、周囲の注意を引くために「わざと」起こすものです。
ポルターガイスト現象が起こった場所にいる思春期の少年少女は6~7割が女子です。また両親が離婚していたり、養子に出されているなど家庭環境に問題があったり、親からネグレクトのようなことをされていて、親との仲は良くないことが多いとされています。
つまり、孤独感を抱えていたり、親からの愛情に飢えていることが多いんです。そのような思春期の少年少女が注目を集めようとして、わざとポルターガイスト現象を作為的に起こすとも考えられています。
その人物にとってポルターガイストは,注目を引く手段であり,怒りと敵意の現われであるようだ。だから,発揮したあとは,一時的にしろ気分がよくなるらしい。現象の発揮は,多くの場合無意識のうちに行われるが,それが起きることに罪の意識もあり,起きたことの責任を回避しようとする傾向が見られる。また3割ほどの例では,てんかんの傾向も見られており,発作の一環としてポルターガイストが発揮されると見ることもできる。
思春期の少年少女が無意識の中で、ポルターガイストを起こすこともあるんですね。
その他のいたずら
ポルターガイスト現象の原因には、ストレスを抱えた思春期の少年少女ではなく、大人が作為的に起こしたケースもあります。
注目を集めたり、それをもとに金儲けを企んで、ポルターガイスト現象を起こすというケースですね。
呪いや心霊現象
ポルターガイスト現象は呪いや心霊現象が原因という説もあります。この呪いや心霊説は、通常の常識内では説明がつかない現象の原因を考える時には必ず挙げられるものです。
1974年の「悪魔の棲む家」のでは、殺人事件が起こった現場でポルターガイスト現象が起こったために、被害者の呪いではないかと言われるようになったのです。
ただの勘違い・気のせい
ポルターガイスト現象の原因は、ただの勘違いではないか?とも言われています。例えば、普通に隣人が物音を立てただけなのに、「これはポルターガイスト現象だ!」と思いこんでしまうというケースです。
また、ポルターガイストの噂を聞いたり、それに関する映画を見たり、本を読んだりしていたら、ほんの少しのことでも「ポルターガイスト現象」と思ってしまうのです。
例えば、マンション全体が振動したというポルターガイスト現象がありました。これは、視聴率が高い人気番組があり、その番組がCMに入った時にマンションの住民が一斉にトイレに行って水を流したため、そのマンションの排水管を一気に水が流れてマンションが振動しただけということがありました。
きちんと調べれば、「な~んだ」という原因なのに、ポルターガイスト現象と思いこんでしまうことはあるんですね。
建築不良
ポルターガイスト現象は建物の不備によるものというケースもあります。建築に問題があって、それが原因でポルターガイスト現象が起こるというものです。
日本テレビの「特命リサーチ200X」の中で、ポルターガイスト現象を取り上げた時には、霊能者が除霊をしても解決しなかったのに、水道管を交換したら、ポルターガイスト現象は解決したというケースもありました。
ポルターガイスト現象の実話・経験談:19世紀以前の海外2件
ポルターガイスト現象の実話や経験談などを見ていきましょう。昔からポルタ―ガイスト現象は起こっていて、いろいろな実話・経験談などが報告されているのです。
イギリスのテッドワースのポルターガイスト
イギリスの南部のテッドワースで、1661年3月に地方判事のジョン・モンペッソンは、ウィリアム・ドゥルリーという無免許の浮浪者ドラマーを逮捕しました。
この浮浪者は太鼓を鳴らしながら歩き、物乞いをする生活を無許可・無免許で行っていて、近隣住民はこの太鼓の音を迷惑に思っていたため、ジョン・モンペッソンは逮捕し、太鼓を取り上げて、浮浪者を監獄に入れ、太鼓は自分の自宅に持って帰りました。
その後、モンペッソンの自宅にポルターガイスト現象が起こるようになったのです。
・太鼓の音がどんどん大きくなる
・ベッドを叩く音
・椅子が勝手に動く
・子供たちの頭上を靴が飛び交う
・部屋のものが動き回る
・誰かのあえぐ声が聞こえる
・ベッドを引っかく音が聞こえる
・灰や排せつ物が部屋の中にまき散らされる
・悪臭が部屋の中に充満する
これらのことが2年間にわたり起こりました。また、モンペッソンの家には7歳と11歳の娘がいましたが、これらのポルターガイスト現象は主にこの2人の娘の部屋を中心に起こっていました。
このポルターガイスト現象はすぐにイギリス中に広がり、王室の調査員が派遣されてきました。しかし、調査員が調査している時には何も起こらず、帰ったらまたポルターガイスト現象が起こるようになったのです。
モンペッソン家のポルターガイスト現象は発生から約2年後の1663年にパッタリと止まったとのことです。
フォックス姉妹事件
1847年12月11日、フォックス家の両親と娘のマーガレット(15歳)、ケイト(11歳)の4人がニューヨーク州のハイズヒルという村に引っ越してきました。近くにはすでに嫁いでいる姉のリアや兄のデイヴィットも住んでいました。
1948年3月、マーガレットとケイトが寝た後に木を叩くような音が聞こえるようになりました。この音はしつこく続き、3月31日にケイトが指をパチンと鳴らすとそれに応えるように音が「ドン」となり、それをきっかけにフォックス家族とポルターガイストの「音」は交信できるようになりました。
『「Yes」なら音が1回、「No」なら音が2回。』という形でポルターガイストの音と交信をしたところ、次のことが判明したのです。
・チャールズは5年前にこの家の住人の男に殺害された
・深夜に肉切り包丁でのどを切られて殺害された
・チャールズは妻と2人の息子、3人の娘がいた
・500ドルを奪われて地下室に埋められた
このポルターガイスト現象の音と交信できるという噂はすぐに広がり、数百人単位で見物人がフォックス家に訪れるようになりました。両親はマーガレットとケイトを近くに住む姉や兄の家に逃がしましたが、そこでも「音」はついて回り、交信できたため、マーガレットとケイトは冷媒能力があるとして、全米にその名を知られるようになります。
姉のリアは2人の妹を連れて全米でイベントを開くようになり、一時は150万人をこえる信者・支持者がいて、フォスター家の3姉妹は巨万の富を得ました。
しかし、1888年にマーガレットが「全部インチキで、膝の関節を自由自在に鳴らして、交信しているように見せかけた」と暴露したんです。
最初はリンゴに紐を括り付けて、床に落として音を鳴らし、母親を信じ込ませて、それから膝の関節を自由自在に鳴らして、ポルターガイスト現象に見せかけたということのようです。
ただ、この暴露から1年半後、マーガレットはこの暴露を撤回しています。姉のリアへの反発や精神的な不安定になっていたこと、貧困の中で反スピリチュアル団体からの金銭を貰ったことなどがこの暴露に関係していたようです。
ポルターガイスト現象の実話・経験談:20世紀の海外7件
ローゼンハイムのポルタ―ガイスト
1967年に西ドイツのバイエルン州のローゼンハイムにある法律事務所で、ポルターガイスト現象が起こるようになりました。
・電気が勝手についたり消えたりする
・オフィスの機器が勝手に動き出す
・物の場所が移動する
・中身がこぼれている
・机の引き出しが勝手に開いたりしまったりする
・壁をバンバン叩く音がする
・事務所の電球が全部一気に破裂する
・回線がつながっていないのに、一斉に電話が鳴りだす
このようなポルターガイスト現象が起こる時は、ある女性事務員が事務所にいる時のみ起こることが判明しました。
そして、その女性事務員が1968年にその事務所を退職すると、ポルターガイスト現象はぴたりとなくなったのです。ただ、なぜポルターガイスト現象が起こっていたのかはわからないままとなっています。
エンフィールドのポルターガイスト
エンフィールドのポルターガイストは1977年8月にイギリスのエンフィールドで起こったポルターガイスト現象です。
イギリスのエンフィールドにある町営住宅に母親と4人の子供が住んでいました。そして、1977年8月から、ポルターガイスト現象が起こり始めたのです。
・ビー玉やレゴが飛び回る
・ベッドからシーツがはがされる
・枕が部屋の中を飛び回る
・少女が空中を浮遊する
・白髪の老女や子供などの幽霊がいる
・ドアや引き出しが勝手に開いたり閉まったりする
・トイレの水が勝手に流れる
・チャイムが揺れる
・本棚から本が飛ぶ
・少女が階段を引きずり降ろされた
・自然発火が起こった
・壁の上に文字が浮かび上がった
このようなポルターガイスト現象を受けて、英国心霊調査協会(SPR)が本格的な調査に乗り出しました。すると、調査中もポルターガイスト現象が起こったのです。
・調査機器に異変が生じる
このポルターガイスト現象は、1977年8月から2年2か月続きましたが、パタッとなくなりました。
また、家族内だけでなく、調査員や警察官、報道関係者などにも目撃されていて、写真や音声、動画にもその様子は残っていることが特徴です。
そのため、このエンフィールドのポルターガイスト現象はかなり信ぴょう性が高いものと言われています。2016年には「死霊館 エンフィールド事件」として映画化されています。
イギリス・バーミンガムの投石ポルターガイスト事件
1981年にイギリスのバーミンガムにある住宅地に石が降り注ぐという事件が起こりました。窓や屋根に多大な損害が出る被害となりましたが、石がどこから投げられたのか?誰が投げたのかが全く説明できない状況だったのです。
この投石ポルターガイスト現象は約3年間続き、警察は張り込みをしたり、ビデオカメラで撮影をするなど犯人を捜しましたが、犯人を見つけるどころか、どこから石が投げられたのかさえも分かりませんでした。
悪魔の棲む家(アミティヴィル事件)
悪魔の棲む家とは、アメリカニューヨーク州のアミティヴィルにあるオーシャン・アベニュー112で起こったポルターガイスト現象です。
このオーシャン・アベニュー112では1974年11月13日に、23歳の息子が両親と4人の兄弟姉妹を射殺した事件がありました。
そして、その約1年後の1975年12月にラッツ一家がこのオーシャン・アベニュー112に引っ越してきます。しかし、わずか28日でこの家を手放すことになりました。
家を手放した理由として「この家に住んでいる間じゅう、ずっと得体の知れない怪奇現象に脅かされていた」と話しています。つまり、ポルターガイスト現象が起こっていたようなんです。
この実話をベースに「アミティヴィルの恐怖」というホラー小説が出版され、それを原作に「悪魔の棲む家」という映画が公開されています。
チェスターのポルターガイスト
1984年にイギリスのチェスターにあるコテージで、ポルターガイスト現象が起こりました。
騒音や物体が飛ぶなどのポルターガイスト現象のほかに「トーマス・ハーデン」を名乗る霊やそのほかの霊からコンピューター通信が送られるということもあったそうです。
このコンピューター通信はパソコンを変えても、ソフトをチェックしても続いたとのことです。
マッケンジー・ポルターガイスト
イギリスのエジンバラ城から徒歩10分のところにある墓地に、ジョージ・マッケンジー卿の遺体が置かれている霊廟があります。1990年代にホームレスが好奇心でこの霊廟に入り、棺桶を荒らしたところ、ポルターガイスト現象が起こるようになったと言われています。
この霊廟の近くで、次のようなポルターガイスト現象が起こり、歩行者が襲われるようになりました。
・引っかかれる
・押される
・蹴られる
・火傷を負う
・気分が悪くなる
・殴られる
・首を絞められる
現在もポルターガイスト現象が起こる可能性があるため、シティツアーでしかその霊廟には行けないようになっています。
カンネート・ディカロニーア連続発火事件
2003年にイタリアのシチリア島にある人口150人の小さな村で、2003年12月23日に民家のテレビが爆発し、さらにヒューズボックスや空調機器、キッチン機器、コンピューター、車の伝導ドアロックなどでも不調が起こりました。
さらに、2004年1月から3月まで村全体でポルターガイスト現象が起こり、自然発火が92件も起こったのです。
政府は学術的な調査団を結成し調査しましたが、調査中に異常な「電磁気的活動」や説明のつかない光、回転翼に異常な損傷を負ったヘリコプターが存在したと報告しています。
しかし、この発火の原因はわからないままとなっています。
ポルターガイスト現象の実話・経験談:日本国内4件
池尻村の娘のポルターガイスト
江戸時代の1741年ごろ、評定所書役の大竹栄蔵が子供の頃、父親が池尻村(現在の渋谷区池尻)の娘を下働きに雇いました。すると、次のようなポルターガイスト現象が起こるようになったのです。
・行灯が舞い上がる
・茶碗や皿などの食器が飛んだり移動したりする
・石臼が垣根を飛び越えて移動する
ある老人がポルターガイスト現象のうわさを聞きつけて、池尻村の娘を村に返すように大竹家の家主に助言しました。そして、家主は娘を村に返すと、ポルターガイスト現象はなくなったとのことです。
池袋村の娘のポルターガイスト現象
1800年代初期に書かれた「遊歴雑記」によると、ある与力が池袋村(豊島区池袋)の娘を下働きとして雇ったところ、ポルターガイスト現象が起こるようになりました。
・戸棚の皿や椀が外に飛び出して粉々に壊れる
・火鉢がひっくり返る
・灰まみれの釜の蓋が宙に浮きあがる
ただ、この後はどうなったかという記述はないようです。
夕張の幽霊問答トントン事件
1920年9月、北海道の夕張村の小学校で毎晩明け方の決まった時間になると、宿直室のドアをトントン叩く音が聞こえるようになりました。
3人の宿直員はその音が気になりだし、問いかけをするようになったのです。
・恨みなら3つ、弔いなら5つ叩け→5回叩く音
・お前は1人なのか。それとも他にいるのか。1人につき5回叩け→15回叩く音
・法事をしてやるからここには来るな。わかったら7回叩け→7回叩く音
このようなポルターガイスト現象が起こっていましたが、学校が法要を行うと、このようなぽオルターガイスト現象は起こらなくなったとのことです。
岐阜県富加町のポルターガイスト
岐阜県富加町にある4階建ての公営住宅で、1999年から2000年にかけてポルターガイスト現象が起こりました。
・コンセントを差していないのにドライヤーのスイッチが入る
・食器が棚から水平に数メートル飛び出す
・蛇口から勝手に水が流れ出す
このような現象が公営住宅24世帯中15世帯に見られたのです。このポルターガイスト現象は2000年に中日新聞が報じてから日本全国に知られるようになり、テレビ朝日のニュースステーションはこの現場から生放送をするなど、注目を集めるようになっています。
マスコミがいる時には、ポルターガイスト現象は起こりませんでしたが、2000年末に霊能者が除霊を行ってからはポルターガイストは下火になり、2002年には完全になくなったとのことです。
ただ、マスコミによって注目されていたころには、除霊をすると申し出て高額な費用を請求するなど詐欺まがいの人たちが群がってきたなどの問題も起こっています。
現在はこの公営住宅の住民の多くは引っ越してしまって、ほとんど住民は残っていないとのことです。
ポルターガイスト現象の本物動画
ポルターガイスト現象の本物の動画をご紹介していきます。
まずはこちら。
この動画は「最初は誰かがいたずらでドアの開け閉めしたのでは?」と思うかもしれませんが、最後まで見るとポルターガイスト現象は本当にあると思わずにはいられなくなるはずです。
次の動画は1分50秒ごろから一気にポルターガイスト現象が起こりだします。
この動画は最後まで見ると、結構衝撃的ですよ。
ポルターガイストは呪いの映画・・・
出典:amazon.co.jp
ポルターガイストという映画をご存じですか?1982年にアメリカで公開された映画で、ハリウッドの巨匠であるスティーブン・スピルバーグの製作第一作目になります。このポルターガイストは、引っ越してきた一家を襲うポルターガイスト現象を描いたものですが、呪いの映画と言われています。
なぜなら、この出演者が次々に怪死しているからです。
・ケイン牧師役のジュリアン・ベックが60歳でガンで死亡
・祈祷師役のウィル・サンプソンが心臓病で死亡
・ヘザー・オルークが12歳で腸閉塞と感染性ショックで死亡
映画「ポルターガイスト」は呪いの映画と言えるのです。
ポルターガイスト現象の対策
身の回りでポルターガイスト現象が起こった時の対策はどうすれば良いのでしょう?明治大学情報コミュニケーション学部教授の石川幹人氏は次のように述べています。
ポルターガイスト事例の原因究明は,実質的に心理セラピーとなってしまう。そのため,超心理学の知識を持った臨床家が関わることが望ましい(6-2)。ポルターガイストは,中心人物の精神的問題が解決される(親元に帰るなど)と,突然収束することがほとんどである。
ポルターガイスト現象の多くは、思春期の人やその中心人物が精神的に不安定な状況から来るとされていますので、心のケアが大切というわけですね。また、お祓いや霊媒師に依頼するのも、精神的な安寧を得られるという意味では良いでしょう。
ポルターガイスト現象のまとめ
ポルターガイスト現象の事例や原因、実話や経験談、本物動画や対策などをまとめました。ポルターガイストの多くは思春期の少年少女によるものとされていますが、実話を見ると、それでは説明つかないものがたくさんありますね。