大阪市にあるドヤ街「西成あいりん地区」は日本でも有数の闇が深くやばい場所だと言われています。
この記事では西成あいりん地区の場所や地図、闇が深くやばい話や怖い話、子供達の生活、女性売買の噂や事件、出身の芸能人や有名人、現在の様子などについてまとめました。
この記事の目次
- 西成あいりん地区は大阪西成区釜ヶ崎にあるドヤ街
- 西成あいりん地区の場所や地図
- 西成あいりん地区の闇が深くやばい話① 覚醒剤が日常的なワード
- 西成あいりん地区の闇が深くやばい話② 女性売買が行われているとの噂も
- 西成あいりん地区の闇が深くやばい話③ 現場で死亡してそのまま行方不明になった労働者の噂も
- 西成あいりん地区の闇が深くやばい話④ 指名手配犯の温床になっている
- 西成あいりん地区周辺には心霊的な意味での怖い話も
- 西成あいりん地区の子供達
- 西成あいりん地区で発生した事件① 大阪西成女医不審死事件
- 西成あいりん地区で発生した事件② 大阪民泊バラバラ殺人事件
- 西成あいりん地区出身の芸能人や有名人
- 西成あいりん地区の現在
- まとめ
西成あいりん地区は大阪西成区釜ヶ崎にあるドヤ街
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
「西成あいりん地区」とは、大阪府大阪市西成区の北部に位置し、かつては「釜ヶ崎」の地名で呼ばれていた場所にある「寄せ場」、「ドヤ街」を指します。
「西成あいりん地区のドヤ街」は、「山谷のドヤ街(東京都台東区)」、「寿町のドヤ街(神奈川県横浜市中区)」とあわせて「日本三大ドヤ街」と呼ばれています。
かつて、釜ヶ崎と呼ばれた頃には暴動(西成暴動)が何度も起こり、2000年代に入ってからも違法行為や犯罪が多発しする治安の極めて悪いやばい場所、闇が深い場所だと言われてきました。
この記事では、インターネット上でも関心が高い「西成あいりん地区」についてまとめていきます。
西成あいりん地区の場所や地図
西成あいりん地区の場所や地図などについてみていきます。
西成あいりん地区は、JR「天王寺駅」の大阪環状線の外回りに乗車し、1駅目のJR「新今宮駅」で降車し駅から南へ出てすぐの場所にあたります。
下の地図では、「西成労働福祉センター」や「萩之茶屋中公園(通称:四角公園)」がある一帯の場所です。
また、南海電鉄「萩ノ茶屋駅」から見て東へ行った地点から若干北にかけてが西成あいりん地区の場所にあたります。(下地図参照)
位置関係としては、北にJR「新今宮駅」、西に南海「萩ノ茶屋駅」、東に地下鉄「動物園前駅」に囲まれた場所と考えるとイメージしやすいかもです。
西成あいりん地区の闇が深くやばい話① 覚醒剤が日常的なワード
西成あいりん地区は、ネット上でも闇が深くやばい場所というイメージが定着しています。
ここからは、西成あいりん地区の闇が深くやばい場所いわれる理由となっているエピソードを紹介していきます。
西成あいりん地区では、いたるところに「居酒屋で覚醒剤を売るな」という看板が設置されています。これほど日常的に「覚醒剤」というワードが目に飛び込んでくる場所は、西成あいりん地区以外にはあまり見られません。
西成あいりん地区では、以前から覚醒剤の密売が問題になっており、看板にある居酒屋だけでなくあちこちで取引が行われていたようです。
一時期話題になったのが、焼き芋の屋台を装って覚醒剤を売る密売人で、覚醒剤と注射器を入れた焼き芋の袋を販売していたそうです。
――一体何の屋台で売っていたんですか?
「焼き芋ですわ。四角公園の前でしたわ。そこに普段は並んでないのに行列ができとるやないかい、と思って並んだんですわ。そしたら順番が来て渡されたのはシャブとキー(注射器)が入っている焼き芋の袋ですわ。
また、現在はそのような事は無くなっているそうですが、子供が小学校に通う通学路に、覚醒剤を打つのに使用したとみられる注射器が捨てられているのが問題なった事があったそうです。
近所の小学校の通学路には、覚醒剤を打った後とみられる注射器が平然と捨てられていた。
さらに、西成あいりん地区にあるコンビニのトイレに便器の中に注射器を捨てるなという注意の張り紙が貼られているのがよく見られます。
西成のローソンの張り紙
“便器に注射器を捨てる方がおられ、トイレの詰まりの原因になっております。” pic.twitter.com/TtO0cyuzOd
— 村田らむ (@rumrumrumrum) July 27, 2022
こうした独特の雰囲気から、西成あいりん地区は闇が深くやばいという噂が今でも拡散されています。
西成あいりん地区の闇が深くやばい話② 女性売買が行われているとの噂も
西成あいりん地区では「女性売買」が行われているという噂もまことしやかに囁かれています。
この女性売買については都市伝説と見る向きもありますが、2013年に「東京ブレイキングニュース(旧日刊実話ナックルズ)」の記事で、本当に女性売買が行われていたという証言が紹介されていました。
今も昔も西成特有のシノギといえば「人身売買」だ。ヤクザや手配師がホームレスを騙して隔離されたタコ部屋に売り飛ばすといったことはよくある話で、それ以降は消息不明という人間は腐るほどいる。
そして最近、不況を背景にこの「人身売買」がさらに凶悪化しているようなのだ。
なんと、そのターゲットは10代の少女。女子高生も多く含まれている。
この記事では、実際に女性売買の犯罪行為を行っているグループの1人に接触し取材を行っています。この人物によると、この女性売買は、3人ひと組でレンタカーを借りて、ナンバープレートを付け替えた上で、LINEで援助交際を持ちかけて乗ってきた少女や、深夜に路上に1人で座り込んでいるような訳ありな少女を狙って車に押し込んで拉致し、風俗店などを手掛けている暴力団の事務所へ売るという手口のようです。
この人物は、これまでに20人以上の10代の少女を拉致し、1人あたり20万円〜40万円ほどで売ったとする内容も証言しています。
ただ、実際に西成あいりん地区で女性売買が明るみに出て逮捕者が出たという事件は起こっていないので、あくまでも都市伝説として見ておいた方が良さそうです。
ただ、西成あいりん地区についた闇が深くやばいというイメージがあまりに強かった事や、すぐ近くの場所にかつては日本最大の風俗街ともいわれた「飛田新地」があるために、本当に女性売買が行われていてもおかしくは無いという印象を持たれる方も、この記事が発表された当時は多かったようです。
いくら週刊誌のゴシップでも西成なら信憑性が出てきてしまう謎
西成あいりん地区の闇が深くやばい話③ 現場で死亡してそのまま行方不明になった労働者の噂も
西成あいりん地区の闇が深くやばい話として、現場に送られた日雇い労働者が、事故などで死亡するとそのままダムなどに埋められており、行方不明のままになっているといった噂が都市伝説的に囁かれています。
これについては、実際に西成あいりん地区で手配師の仕事をされている上村さん(労働者のことを第一に考える手配師として尊敬を集めている人物)という方が、実際に現場で埋められた労働者を1人知っているという衝撃の証言をされています。
――都市伝説ですけど、ダムに工事で死んだ人間が埋められるとかいうじゃないですか。あれって実話ですか?
「実話かどうかは分からないけど、1人は実際に知っているよ。山奥の飯場で使い物にならんようになったら埋めてしまうという。まあそこはその事件が発覚してパクられたけどね。それ以外でもあるんちゃうかな。
西成あいりん地区の闇が深くやばい話④ 指名手配犯の温床になっている
上でも触れた手配師の上村さんは、西成あいりん地区が指名手配犯の隠れる温床となっている事も証言されています。
「ええまあ。指名手配の隠れ場所ですからね、未だにあいつはここに隠れているのかと思われる人間仰山いますよ」
リンゼイ・アン・ホーカーさん殺人事件で逃亡し指名手配されていた市橋達也も西成あいりん地区に逃げ込み、「あいりん労働福祉センター」で仕事を見つけて建設会社の寮に潜伏していた事が報じられて西成あいりん地区の闇として話題になりました。
西成あいりん地区周辺には心霊的な意味での怖い話も
西成あいりん地区は覚醒剤の密売や女性売買の噂などから、闇が深くやばい場所いわれていますが、西成あいりん地区周辺の場所ではそういった人間的な怖さではなく、心霊的な意味での怖い話も多く存在します。いくつか紹介します。
西成あいりん地区の怖い話① 岸里の幽霊アパート
西成あいりん地区からは少し南に行った場所にある岸里の阪堺線と松虫通りの交差する場所付近にあるアパートに幽霊が出るという噂があります。
このアパート近くの踏切で事故があり、死亡したものの幽霊が出ると噂されていましたが、このアパートは現在はすでに取り壊されているようです。
この幽霊アパートは地元ではかなり有名で、2000年代には地元の劇団が演劇のテーマにしていた事もありました。
西成あいりん地区の怖い話② 北津守の高架下に半分牛の化け物が出る
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西成あいりん地区から少し西に位置する北津守の国道43号線の高架下に、半分牛、半分人間の姿をした化け物が出没するという噂があります。
この高架下を車で走行中にこの化け物が目の前を横切ってそれに驚いて事故を起こしたという話がネットで語られています。
半分牛の化け物というと、地震などを予言する「件(くだん)」という妖怪が知られていますが、この牛の化け物を見て交通事故を起こしたのが1996年の阪神・淡路大震災が起きる直前だったという怖い話として語られる事もあるようです。
西成あいりん地区の怖い話③ 新今宮小・中学校や花園北交差点で幽霊目撃談
西成あいりん地区の小中一貫校「大阪市立新今宮小学校・今宮中学校」付近や近くにある花園北交差点では幽霊の目撃談が多くあるようです。
学校裏手にあるマンションは元は刑場で、マンションではなぜか飛び降り自殺が頻発しているそうです。また、小・中学校内では古くから幽霊目撃談が多くあり、地域一帯に祠や地蔵が異常なほど多く建立されているそうです。
また花園北交差点の歩道橋では、後ろからついてきていた人が振り返ると突然消えていたという体験談もあるようです。過去にこの歩道橋で殺人事件があったといわれています。
西成あいりん地区の子供達
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闇が深くやばい場所として知られている西成あいりん地区ですが、当たり前ですがその周辺一帯にも子供が住んでおり生活しています。
西成あいりん地区の子供達は主に、萩之茶屋二丁目の「わかくさ保育園」、花園北1丁目にある「大阪市立新今宮小学校・今宮中学校」に通っています。
ネット上では、西成あいりん地区の子供達がどのように生活しているのかにも関心を抱いている人が多いようです。西成あいりん地区はかつては路上生活者がかなり多く、公園に滞在している人も多かったため、子供達が普段どこで遊んでいるのかが気になる方もいたようです。
地元の方によると、西成あいりん地区では、公園に路上生活者がいるのは当たり前の事なので、気にせずに普通に遊んでいたという事です。
ただ、2000年代頃までは、治安の悪さから子供達に害が及ぶケースもあったようで、登下校中の子供に覚醒剤を売りつけようとする者が現れたり、小学校にレンガが投げ込まれて、中にいた女子生徒が頬骨骨折と裂傷の大怪我を負う事件もあったようです。
現在は当時よりも治安が安定しており、子供達に直接的な害が及ぶケースは無くなっているという事です。
また、西成あいりん地区では、地域の子供達を支援するNPO団体「認定NPO法人こどもの里」も活動しており、学校から帰っても自宅に居場所のない子供達に遊び場を提供したり、仕事で家を何日も空けなくてはならない片親の家庭など、何らかの事情がある家の子供達を預かったり保護したりといった活動を展開されています。
西成あいりん地区で発生した事件① 大阪西成女医不審死事件
闇が深くやばい場所と言われる西成あいりん地区ですが、実際に深い闇を感じさせる事件が幾度か発生しています。
2009年11月には西成区鶴見橋の診療所で勤務し、西成の労働者支援も行っていた内科医の矢島祥子さんが、西成区内の木津川・千本松渡船場にて遺体となって発見される事件が起こっています。
遺体となって発見された矢島祥子さんは、2009年11月14日、知人宛にメールを送信した後、その知人宛に「出会えたことを心から感謝しています。釜のおっちゃん達のために元気で長生きして下さい」と書いた絵葉書を投函しています。
その2日後の11月16日の午前1時20分、釣り人が、着衣、死語硬直して立位(身体が直立した状態)で浮いている矢島祥子さんの遺体を勤務していた診療所から約2.5km離れた木津川・千本松渡船場で発見しました。
警察は、矢島祥子さんが亡くなる直前に知人に送っていた手紙の内容などから自殺と判断しています。
2010年9月、矢島祥子さんの遺族(両親は共に医師だった)が、矢島祥子さんの死には不審な点が数多くあるとして、大阪府公安委員会に再捜査要求及び苦情申し立てを行なっています。
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一部報道によると、矢島祥子さんは生前、支援団体に所属して西成あいりん地区の路上生活者の支援活動を行なっていましたが、その活動の中で「貧困ビジネス」(路上生活者に生活保護を受給させてそれを搾取するなどの違法ビジネス)であいりん地区の路上生活者を食い物にする組織と対立していたという事です。
矢島祥子さんは西成あいりん地区における貧困ビジネスの実態を外部に告発しようと動いており、マスコミ関係者と接触もしていたようです。
そのため、そうした動きに反発や危機感を抱いた何らかの組織によって殺害されたのではないかという説も囁かれています。
それを裏付けるように、矢島祥子さんが亡くなる少し前に周囲に「殺されるかもしれない」と相談をしており、何者かにつけられている気配を感じた事なども訴えていたという証言が出ています。
この他にもこの事件には不審な点があまりにも数多くあり、「大阪西成女医不審死事件」とも呼ばれています。
この事件は、西成あいりん地区の闇を感じさせる事件として現在もネット上で話題になっています。
西成あいりん地区で発生した事件② 大阪民泊バラバラ殺人事件
2018年2月24日、西成あいりん地区にある日雇い労働者向けの簡易宿泊所で、兵庫県三田市に住む当時27歳の会社員女性・近藤早紀さんの頭部遺体が発見される事件が発生しました。
被害者の近藤早紀さんは2月16日に行方不明になっており、家族が行方不明届を提出し、22日に近藤早紀さんが行方不明になる直前まで一緒にいたアメリカ国籍のバイラクタル・エフゲニー・バシリエビチ(事件当時26歳)という男が逮捕されました。
犯人のバシリエビチは、2018年1月に観光目的で来日し、マッチングアプリ「Tinder」を通じて、被害者の近藤早紀さんと知り合い、2月16日の午前0時頃に大阪市の森ノ宮駅付近で待ち合わせています。2人はその日初対面だったという事です。
それから2人は、バシリエビチが滞在していた東成区の民泊マンションへと移動しています。駅前やマンションの防犯カメラには、一緒に歩く2人の姿が記録されていました。
しかし、これを最後に近藤早紀さんは消息を断ち、心配した家族が行方不明届を提出した流れでした。
その後、西成あいりん地区の宿泊施設で近藤早紀さんの頭部が発見され、その後、大阪や京都の山中からバラバラにされた残りの遺体部分も発見されました。
バシリエビチは東成区の民泊マンションに近藤早紀さんを監禁して首を絞めて殺害し遺体をバラバラにして各地へと運んだようです。
犯人には、2019年1月に懲役8年の判決が言い渡されています。
この事件に関しては、西成あいりん地区では遺体の頭部が発見されたというだけですが、人が出入りする宿泊施設の室内に遺体が放置されていたにも関わらず、警察が捜査に入るまで発見されなかったという点で、他人の行動に徹底的に干渉しないようにする、西成あいりん地区の闇ややばい部分が垣間見えるとネット上では話題にされていました。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人
西成あいりん地区出身、もしくはあいりん地区近隣の出身である芸能人や有名人を紹介します。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人① やしきたかじん
やしきたかじんのプロフィール
本名 :家鋪隆仁(やしき・たかじ)
生年月日:1949年10月5日
没年月日:2014年1月3日(享年64歳)
出身地 :大阪市西成区
歌手としてデビューし、司会者やラジオパーソナリティとして関西圏を中心に絶大な人気を誇った故・やしきたかじんさんも西成あいりん地区近隣の出身です。
やしきたかじんさんは父親が韓国人で、大阪西成区の韓国人コミュニティで育ったと言われています。ただ、やしきたかじんさんは自身のそうしたルーツにコンプレックスを抱いており、あまり口を開きたがらなかったそうです。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人② 桂ざこば
桂ざこばのプロフィール
本名 :関口弘(せきぐち・ひろむ)
生年月日:1947年9月21日
出身 :大阪市西成区今池
落語界の大御所、2代目・桂ざこば師匠は西成区今池の出身です。西成区今池は西成あいりん地区の東の端に位置しています。
西成あいりん地区近隣で生まれ育った桂ざこばさんですが、小学校2年生の時に両親が離婚して父親に引き取られ、その父親が間も無く亡くなったため、改めて母親に引き取られて大阪市浪速区へと引っ越しています。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人③ 立花理佐
立花理佐のプロフィール
生年月日:1971年10月19日
出身 :大阪市西成区
血液型 :A型
1980年代にアイドル歌手としてデビューし、女優やタレントとしても人気のあった立花理佐さんは、大阪市西成区の出身です。
立花理佐さんは中学はあいりん地区にある「大阪市立今宮中学校」を卒業されているため、西成あいりん地区で育ったと思われます。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人④ SHINGO★西成
SHINGO★西成のプロフィール
本名 :池上真悟(いけがみ・しんご)
生年月日:1972年5月9日
出身 :大阪市西成区
ヒップホップMCとして活躍するSHINGO★西成(しんご・にしなり)さんは、大阪府西成区の出身で、公式のライナーノーツにも「大阪府釜ヶ崎の三角公園近くの長屋で生まれ育つ」と書かれ、西成あいりん地区の中心地で生まれ育っています。
SHINGO★西成さんはあいりん地区出身である事に誇りを持ち、地元の魅力をアートや音楽を通じて発信されています。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑤ 亀田史郎と亀田3兄弟
亀田史郎のプロフィール
生年月日:1965年5月22日
出身地 :大阪市西成区天下茶屋
身長 :170cm
血液型 :B型
「亀田三兄弟」を育て上げたボクシングトレーナーで、現在はYouTuberとしても活躍されている亀田史郎さんは、西成あいりん地区と隣接する西成区天下茶屋の出身です。
亀田史郎さんも地元を愛されていて、あいりん地区での食べ歩きなどのYouTube企画にも積極的に参加されています。
亀田三兄弟として知られるボクサーの亀田興毅さん、亀田大毅さん、亀田和毅さんも同じく西成区天下茶屋の出身です。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑥ 赤井英和
赤井英和のプロフィール
生年月日:1959年8月17日
出身地 :大阪市西成区
身長 :177cm
血液型 :A型
「浪速のロッキー」の異名を取った元プロボクサーで、引退後は俳優として活躍されている赤井英和さんも西成あいりん地区出身を公言されています。
生まれ育ったのは大阪の西成区。中でも私の家は、あまり”ガラ”の良くない地域として知られている、あいりん地区のど真ん中にありました
赤井英和さんが中学生の頃の西成あいりん地区は筋金入りの不良がいる地域として大阪中から知られた場所でしたが、その不良達の中でも赤井英和さんは喧嘩負けなしで最強と言われており、その名が関西中で知られていたそうです。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑦ 松村匠
松村匠のプロフィール
生年月日:1962年11月9日
出身地 :大阪市西成区天下茶屋
NGT48暴行事件の会見で有名になった元AKS運営責任者の松村匠さんは西成区天下茶屋出身です。天下茶屋は西成あいりん地区の南側に隣接する場所にあり、ドヤ街ではなく大阪の下町といった地域です。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑧ 日高晤郎
日高晤郎のプロフィール
生年月日:1944年2月28日
没年月日:2018年4月3日(享年74歳)
出身地 :大阪市西成区山王
血液型 :A型
北海道を中心に活躍した人気ラジオパーソナリティで、俳優や歌手としても活躍した日高晤郎さんは、西成あいりん地区の東側に隣接する西成区山王の出身です。
同じく西成区出身であるやしきたかじんさんになぞらえて、「北海道のやしきたかじん」とも呼ばれましたが、ご本人はそれを好ましく思っていなかったようで「私をたかじんと一緒にしないでください」と発言されています。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑨ はるき悦巳
はるき悦巳のプロフィール
生年月日:1947年5月28日
出身 :大阪市西成区西萩町(現在の花園北2丁目)
名作漫画「じゃりン子ちえ」で知られる漫画家のはるき悦巳さんは、西成あいりん地区にあたる、大阪市西成区西萩町(現在の花園北2丁目)の出身です。
小学生時代までを西成あいりん地区で過ごし、中学1年生の時に大阪市住吉区に転居されています。
西成あいりん地区出身の芸能人や有名人⑩ 豊川悦司(噂)
豊川悦司のプロフィール
生年月日:1962年3月18日
出身地 :大阪府八尾市
身長 :186cm
血液型 :O型
大人気俳優の豊川悦司さんは、西成あいりん地区にルーツがあると噂されています。
というのは、豊川悦司さんの父親が在日韓国人2世で、大阪府西成区で靴職人をしていたという噂があるためです。
豊川悦司さんは自身が在日韓国人3世だと雑誌インタビューで公言した事があるとの情報もあるようですが、真偽不明の情報となっています。
西成あいりん地区の現在
闇が深くやばい場所というイメージが根強い西成あいりん地区ですが、2012年に当時の大阪市長であった橋下徹さんが、あいりん地区を特区として改革を行ったのを契機にして、一気に治安や不衛生な状態などが改善され、現在は当時と比べてかなり健全な地域へと変貌しています。
ただ、表面上違法な露店や路上生活者数が減少した事で改善したように見られるものの、現在も依然として犯罪者の温床という側面もあり、やり方を変えて覚醒剤の密売なども行われているようです。
治安や衛生面が改善したとはいえ、現在もやばい場所には変わりはないという事で、女性や子供などは不用意に近づかない方が良いと警鐘を鳴らす声も少なからず見られるようです。
まとめ
今回は、闇が深くやばい場所として知られるドヤ街「西成あいりん地区」についてまとめてみました。
西成あいりん地区の場所は、北にJR「新今宮駅」、西に南海「萩ノ茶屋駅」が接する地域で、すぐ近くには通天閣や天王寺動物園もあります。
闇が深くやばい場所として知られ、町中に「覚醒剤密売防止」のための看板や、覚醒剤の使用済み注射器などが見られ、人身売買や女性売買の噂まで存在します。また怪談話などの怖い話も地域周辺にとても多く、曰く付きの怖い場所というイメージがかなり定着しているようです。
そんな西成あいりん地区出身の芸能人や有名人としては、赤井英和さんや亀田史郎さん、やしきたかじんさんなどがよく知られています。
やばい場所のイメージがあった西成あいりん地区ですが、橋下徹元大阪市長が市長時代に行った特区政策によって、治安や衛生面が劇的に改善しており、現在は当時ほど危険でやばい場所ではなくなっています。